JP2007011187A - 開口封止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】開口が形成されたパネル状部材の開口の封止処理において、パネル状部材の表面に封止材を付着させずにその開口を封止する。
【解決手段】開口封止装置10は、パネル状部材95を開口96が上方を向くように保持する部材保持手段52,53と、パネル状部材95の開口96に対して光硬化型の未硬化液状の封止材99を滴下供給する封止材供給手段77と、部材保持手段52,53により保持されたパネル状部材95の上辺部を厚さ方向に両側から挟むように設けられ、封止材99がパネル状部材95の表面に流下するのを阻止する封止材流下阻止部材70,71と、封止材99を硬化させる光を発する封止材硬化光源93と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、開口封止装置に関するもので、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)製造工程における液晶表示パネルの液晶注入孔の封止処理に用いられるものに関する。
一般に、液晶ディスプレイ(LCD)に用いられる液晶表示パネルは、TFT基板とカラーフィルタ基板とを互いにわずかな間隙をあけて、一部が欠損した枠形のシール材を介して貼り合わせることにより製造される。このような液晶表示パネルは、その枠形のシール材の欠損した部分により、液晶注入孔が構成される。そして、この液晶注入孔からTFT基板とカラーフィルタ基板との間隙に液晶を注入した後に液晶注入孔の封止処理が行われる。
このような封止処理に用いられる開口封止装置として、例えば、特許文献1には、真空注入法により液晶が充填された液晶表示パネルを液晶注入孔のある側面を下方に向けて加圧治具にセットして液晶表示パネル全体を均一に加圧し、加圧した状態の液晶表示パネルを傾斜させて、残留付着している余分な液晶を布を用いて拭き取り、液晶注入孔に紫外線硬化型樹脂を充填して紫外光を照射して紫外線硬化型樹脂を硬化させ、液晶注入孔を封止するものが開示されている。そして、これによれば、液晶注入孔のある側面に残留付着した液晶を布などを用いて拭き取る際に、布に付着した汚染物質が液晶注入孔へ付着して液晶表示パネル内部に混入するのを防ぐことができる、と記載されている。
また、特許文献2には、内部に封止材を収容する収容空間を有する封止材容器と、この封止材容器の先端寄りに取り付けられた連結部材と、連結部材によって固定された合成ゴムなどの弾性材からなる弾性部材とを備え、弾性部材の先端部はほぼ平坦な先端面となっており、この先端面の略中央部に、略円弧状の曲面である内面を有する凹部を設けるものが開示されている。そして、これによれば、封止材塗布工程における一つの液晶注入孔当たりの作業時間を短縮するとともに、個々の封止材塗布作業を確実に行うことができるようにすることによって、封止材塗布作業の迅速化と作業効率の向上を図ることができる、と記載されている。
特開2003-207791号公報 特開2001-125118号公報
しかしながら、一般に、パネル状部材の開口に封止処理を施す際、その開口を確実に封止する必要性及び封止材供給手段の位置決めの困難性等から、必要量以上に封止材をパネル状部材の側面へ供給する場合がある。このとき、上記特許文献1及び2に示されるような開口封止装置でそのような封止処理を行えば、封止材の一部がパネル状部材の表面に流下してしまう恐れがある。そしてこのように流下してパネル状部材の表面に付着した封止材は、このパネル状部材により構成される装置の品質に悪影響を及ぼすことがある。このため、封止処理とは別に工程を設けてパネル状部材の表面に付着した封止材を除去しなければならず、その分コストがかかるという問題がある。また、一般に、このようにパネル状部材の表面に付着した封止材を完全に除去することは困難であるため、別途封止材の除去工程を設けたとしても、このパネル状部材により構成される装置の品質への悪影響を完全には回避できないという問題もある。
本発明は、斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、開口が形成されたパネル状部材の開口の封止処理において、パネル状部材の表面に封止材を付着させずにその開口を封止することである。
本発明に係る開口封止装置は、パネル状部材を開口が上方を向くように保持する部材保持手段と、部材保持手段により保持されたパネル状部材の上方に設けられ、そのパネル状部材の開口に対して光硬化型の未硬化液状の封止材を滴下供給する封止材供給手段と、部材保持手段により保持されたパネル状部材の上辺部を厚さ方向に両側から挟むように設けられて、封止材供給手段により供給された封止材がパネル状部材の表面に流下するのを阻止する封止材流下阻止部材と、封止材供給手段によりパネル状部材の開口に供給された封止材を硬化させる光を発する封止材硬化光源と、を備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、開口が形成されたパネル状部材が部材保持手段により、その開口が上方を向くように保持される。そして、パネル状部材の開口に対して封止材が滴下供給される。ここで、供給された封止材はパネル状部材の開口を覆う。このとき、封止材の一部が保持されたパネル状部材上を流れ、そのままパネル状部材の表面へ流下しようとする場合があるが、封止材流下阻止部材が封止材のパネル状部材の表面への流下を阻止する。そして、この流下を阻止した封止材を封止材硬化光源により硬化させることにより、パネル状部材の開口を封止する。このため、パネル状部材の表面に封止材が流下して付着することなく、開口の封止処理を行うことができる。従って、封止材の除去工程を別に設ける必要がなく、その分コストが高くなるのを抑えることができる。さらに、パネル状部材により構成される装置に対して、パネル状部材の表面への封止材の付着によってその品質に悪影響を与えることを防ぐことができる。
また、本発明に係る開口封止装置は、封止材供給手段が紫外線硬化型樹脂を封止材として滴下供給するように構成されていると共に、封止材硬化光源が紫外線ランプで構成され、且つ、封止材流下阻止部材が紫外線透過性を有する材料で形成されていてもよい。
このような構成によれば、封止材流下阻止部材が紫外線透過性を有する材料で形成されているため、封止材流下阻止部材の形状が、供給される封止材を覆うように形成されていても封止材硬化光源からの紫外光を封止材流下阻止部材を通り抜けて封止材に照射させることができる。
さらに、本発明に係る開口封止装置は、封止材流下阻止部材がフッ素樹脂で形成されていてもよい。
このような構成によれば、封止材流下阻止部材がフッ素樹脂で形成されているため、封止材流下阻止部材の表面が平滑で摩擦の極めて小さいものになる。従って、封止材流下阻止部材が封止材に接触していても封止材が付着して硬化することがないため、封止材の硬化の後簡単に封止材流下阻止部材をパネル状部材から取り外すことができる。さらに、封止材の流下を阻止する際に、封止材流下阻止部材とパネル状部材との接触により、その表面に傷が付くことを防ぐことができる。
また、本発明に係る開口封止装置は、封止材流下阻止部材がパネル状部材の開口が形成された側面上に、封止材により断面が外側に膨出したような形状の突条を側面に沿って形成する型が構成されていてもよい。
このような構成によれば、パネル状部材の開口が形成された側面上に、硬化した封止材がその断面が外側に膨出したような形状の突条に形成される。従って、硬化した封止材の外形に角部が形成されることがない。ここで、パネル状部材の側面上にある封止材の角部は衝突などにより欠けやすく、それにより生じた封止材の欠片がパネル状部材の表面に接触して傷を付けることがある。しかし、上記の通り角部が形成されない構成であれば、このような封止材の欠片が生じることを防ぐことができる。
さらに、本発明に係る開口封止装置は、パネル状部材が液晶表示パネルであってもよい。
このような構成によれば、液晶表示パネルの液晶注入孔を封止する際に液晶表示パネルの表面に封止材が流下するのを阻止することができるため、液晶表示パネルの表示品位に悪影響を与えることを防ぐことができる。
以上説明したように、本発明によれば、開口が形成されたパネル状部材の開口の封止処理において、パネル状部材の表面に封止材を付着させずにその開口を封止することができる。
以下、本発明の実施形態に係る開口封止装置として、LCD製造工程において、液晶表示パネルに液晶を注入した後に、液晶注入孔を封止する処理を行う開口封止装置10を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
(開口封止装置10の構成)
図1は、本発明の実施形態に係る開口封止装置10を上方から見た様子を示す。この開口封止装置10は、カセット搬送ロボット20、カセット搬送ロボット20のカセット搬送アーム21に取り付けられたパネルカセット22及びカセット搬送ロボット20の側方中央に設けられたXY軸ロボット23、並びに、XY軸ロボット23の下部に取り付けられた封止処理ユニット30で構成されている。また、開口封止装置10は、図1の左側から右側へ順に、それぞれ1辺1〜2mの正方形状であるロードステーション40、処理ステーション41及びアンロードステーション42からなる領域で構成されている。
カセット搬送ロボット20は、カセット搬送ガイド50、カセット搬送アーム21及びパネルカセット挟持片52,53で構成されている。
カセット搬送ガイド50は、開口封止装置10の側方に延びるように設けられている。カセット搬送ガイド50は、鉄や鋼、又は、オーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系、析出硬化系等のステンレス等で形成されている。カセット搬送ガイド50は、その長さが例えば3〜6mの長物状に形成されている。カセット搬送ガイド50は、開口封止装置10の底面からの高さが例えば0.5〜1mの位置に設けられている。カセット搬送ガイド50は、その開口封止装置10の内側に、長さ方向に沿って不図示の溝が形成されている。
カセット搬送アーム21は、その一端がカセット搬送ガイド50の溝に摺動可能に取り付けられている。カセット搬送アーム21は、鉄や鋼、又は、オーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系、析出硬化系等のステンレス等で形成されている。カセット搬送アーム21は、その長さが例えば0.5〜1.5mの長物状に形成されている。カセット搬送アーム21は、カセット搬送ガイド50から水平に且つカセット搬送ガイド50と垂直な方向に延びるように設けられている。カセット搬送アーム21は、不図示のモーターで構成されるカセット搬送ロボット制御部に接続されている。カセット搬送アーム21は、その開口封止装置10の内側に突出するように2本のパネルカセット挟持片(部材保持手段)52,53が形成されている。
パネルカセット挟持片52は、カセット搬送アーム21の開口封止装置10の内側の他端部(カセット搬送ガイド50と反対側の先端部)に固定されている。
パネルカセット挟持片53は、カセット搬送アーム21の開口封止装置10の内側に、カセット搬送アーム21の長さ方向に沿って摺動可能に形成されている。パネルカセット挟持片53は、不図示のモーターで構成されるカセット搬送ロボット制御部に接続されている。
パネルカセット挟持片52,53は、それぞれ鉄や鋼、又は、オーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系、析出硬化系等のステンレス等で形成されている。パネルカセット挟持片52,53は、それぞれ長さが例えば20〜50cmの長物状に形成されている。パネルカセット挟持片52,53は、それぞれ表面に例えばNBR、ウレタンゴム等のゴム素材による加工が施されている。
パネルカセット22は、開口封止装置10のロードステーション40、処理ステーション41、又は、アンロードステーション42のそれぞれ中央にカセット搬送ロボット20のカセット搬送アーム21によりセットされる。パネルカセット22は、例えば一辺が20〜100cmの立方体形状に形成されている。パネルカセット22は、例えばプラスチック、セラミック、又は、ステンレス等で形成されている。パネルカセット22は、上面が取り除かれた箱型形状に形成されており、内部に複数の内壁60が設けられている。パネルカセット22の複数の内壁60は、それぞれカセット搬送アーム21が延びる方向に沿って、且つ、互いに数mm〜数cmの間隔を空けて設けられている。パネルカセット22は、その複数の内壁60で囲まれた空間が液晶表示パネルを収納するパネル収納スペース61を構成している。
XY軸ロボット23は、開口封止装置10の処理ステーション41に設けられている。XY軸ロボット23は、開口封止装置10の最上方に設けられており、カセット搬送ガイド50が延びる方向と垂直な方向に2本のY軸ガイド63,64が、また、2本のY軸ガイド63,64に架かるように1本のX軸ガイド65が設けられている。
Y軸ガイド63,64は、図1において、それぞれ処理ステーション41の左端部及び右端部に、互いに例えば50〜150cmの間隔を空けて設けられている。Y軸ガイド63,64は、それぞれ長さが例えば30〜80cmの長物状に形成されている。Y軸ガイド63,64は、それぞれ開口封止装置10の内側に、長さ方向に沿って不図示の溝が形成されている。
X軸ガイド65は、長さが例えば50〜150cmの長物状に形成されている。X軸ガイド65は、その先端及び末端が、それぞれY軸ガイド63,64の溝に摺動可能に嵌め込まれている。X軸ガイド65は、不図示のモーターで構成されるX軸ガイド制御部に接続されている。X軸ガイド65は、その下面に長さ方向に沿って、以下に示す封止処理ユニット30を取り付けるための不図示の溝が形成されている。
また、これらのY軸ガイド63,64及びX軸ガイド65は、それぞれ鉄や鋼、又は、オーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系、析出硬化系等のステンレス等で形成されている。
封止処理ユニット30は、直方体のケーシングを構成しており、内部に封止樹脂ガード(封止材流下阻止部材)70,71、封止樹脂供給ノズル(封止材供給手段)77及び紫外線ランプ(封止材硬化光源)78が設けられている。封止処理ユニット30は、上面に不図示の突起部が形成されている。封止処理ユニット30の突起部は、X軸ガイド65の下面の溝に摺動可能に嵌め込まれている。封止処理ユニット30は、不図示のモーターで構成される封止処理ユニット制御部に接続されている。封止処理ユニット30は、鉄や鋼、又は、オーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系、析出硬化系等のステンレス等で形成されている。
封止樹脂ガード70,71は、図2に示すように、封止処理ユニット30から下方に延びた二本のガードアーム80の先端にそれぞれ1つずつ取り付けられている。封止樹脂ガード70,71は、図3に示すように、例えば縦30mm、横2mm、高さ5mmの直方体に形成されており、さらにその直方体に欠損部72,73が形成されている。
封止樹脂ガード70,71の欠損部72,73は、直方体の縦方向に沿って底面の端部から上方へ幅を狭めるように形成されている。この欠損部72,73は、直方体の縦方向に沿ってできる側面の一方のみに形成されている。すなわち、封止樹脂ガード70,71は、それぞれがその欠損部72,73を互いに対向するように側面同士で重ね合わせると、図4に示すように、それらの欠損部72,73で断面が半円状の突条90を構成するような型が形成されている。
封止樹脂ガード70,71は、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、FEP(テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体)、又は、PCTFE(ポリクロロトリフルオロエチレン)等のフッ素樹脂で形成されている。
ガードアーム80は、図2に示すように、封止処理ユニット30から下方に直線状に延びる直線部が形成された後、それぞれ互いに向き合うように内側に折り曲げて形成されている。ガードアーム80は、鉄や鋼、又は、オーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系、析出硬化系等のステンレス等で形成されている。ガードアーム80は、下方に延びるように形成された直線部が、それぞれ上下方向及び互いの対向方向に移動可能に構成されている。ガードアーム80は、その上端が封止処理ユニット30のケーシング内で不図示のモーターで構成され封止処理ユニット制御部に接続されている。
封止樹脂供給ノズル77は、図2に示すように、封止処理ユニット30から下方に延びるように設けられている。封止樹脂供給ノズル77は、内径が例えば1〜10mmの細長円筒状に形成されている。封止樹脂供給ノズル77は、その先端が尖って形成されている。封止樹脂供給ノズル77は、鉄や鋼、又は、オーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系、析出硬化系等のステンレス等で形成されている。封止樹脂供給ノズル77は、封止処理ユニット30のケーシング内で、封止樹脂を蓄えておくステンレス又はポリエチレン製の不図示のカートリッジタンク及び注入量を一定に保つための供給圧力補正コントローラに接続されている。さらに、供給圧力補正コントローラは、封止処理ユニット制御部に接続されている。
封止樹脂供給ノズル77から滴下供給される封止樹脂は、紫外線硬化型樹脂が用いられている。紫外線硬化型樹脂は、ラジカル重合を利用したアクリレートを主成分とした樹脂とカチオン重合を利用したエポキシを主成分とした樹脂が好適である。アクリレートを主成分とした樹脂としては、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリウレタン(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート又はエポキシ(メタ)アクリレート等が利用できる。エポキシを主成分とした樹脂としては、ビスフェノール型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂等が利用できる。
紫外線ランプ78は、図2に示すように、封止処理ユニット30から下方に延びるように形成されている。紫外線ランプ78は、内径が例えば10〜15mmの細長円筒形状の外筒93と、その内部の不図示の光源とで構成されている。紫外線ランプ78は、X軸ガイド65の長さ方向に沿って封止樹脂供給ノズル77と並設されている。紫外線ランプ78は、封止樹脂供給ノズル77と例えば5〜15mmの間隔を空けて設けられている。紫外線ランプ78は、不図示のモーターに接続されており、封止樹脂供給ノズル77とX軸ガイド65の長さ方向に連動するように構成されている。
紫外線ランプ78は、その内部に設けられた光源として、低圧水銀灯又はエキシマランプが用いられている。紫外線ランプ78の光源の波長は、好ましくは308nm以下、より好ましくは254nm以下の波長を主成分とするものが用いられる。紫外線ランプ78の光源の波長が前記範囲を超えると、封止樹脂の硬化性を向上させる効果が十分に得られないからである。また、照度は中心波長で1mW/cm以上が好ましい。照度がこの値以下であると封止樹脂の硬化性を向上させる効果が十分に得られないからである。また、紫外線ランプ78の光源と液晶注入孔との距離は5〜50mmであるのが好ましい。距離が短すぎると紫外線ランプ78の熱により液晶表示パネルの品質に悪影響を及ぼす可能性があり、距離が遠すぎると封止樹脂の硬化性を向上させる効果が十分に得られないからである。
紫外線ランプ78は、封止処理ユニット30のケーシング内で不図示の封止処理ユニット制御部に接続されている。
ロードステーション40、処理ステーション41及びアンロードステーション42には、それぞれ中央部に高さ25〜75cmの不図示のカセット載置台が設けられている。
尚、上記実施形態では、封止樹脂ガード70,71に、その直方体の縦方向に沿って底面の端部から上方へ幅を狭めるように欠損部72,73が形成されているが、この欠損部72,73はなくてもよい。すなわち、封止樹脂ガード70,71は直方体形状で形成されており、そのうちの一側面を構成する平面が互いに対向するように設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、封止樹脂ガード70,71は、欠損部72,73の形成された面が互いに対向するような直方体形状に形成されているが、その対向する面以外の側面等は、平面でなくてもよい。
(封止処理方法)
次に、開口封止装置10を用いた封止処理方法について説明する。尚、以下では、図1において、左側から右側へ向かう方向をX方向とし、紙面上側から紙面下側へ向かう方向(実際の開口封止装置10では、一方の側部から他方の側部へ向かう方向)をY方向とする。
また、処理対象の液晶表示パネル95として、TFT基板とカラーフィルタ基板とを枠状のシール部材で貼り合わせたものを用いる。ここで、このシール部材には液晶注入孔(開口)96が形成されており、ここから既に液晶が注入されている。
まず、パネルカセット22の複数のパネル収納スペース61に、それぞれ液晶注入孔96が上向きになるように液晶表示パネル95を収納する。
次に、ロードステーション40のカセット載置台に、液晶表示パネル95を収納したパネルカセット22を載置する。このとき、パネルカセット22は、収納された液晶表示パネル95がX方向へ沿うように載置する。
続いて、ロードステーション40のX方向最後端に用意されたカセット搬送アーム21を、カセット搬送ガイド50の溝に沿ってX方向へ移動させる。X方向へ移動させたカセット搬送アーム21がカセット載置台上のパネルカセット22に当接するとその移動を止める。
次に、パネル搬送アームのパネルカセット挟持片52,53で、カセット搬送アーム21に当接したパネルカセット22を挟む。このとき、パネルカセット挟持片53をカセット搬送アーム21の溝に沿ってY方向に移動させることにより、パネルカセット22に当接させ、そのままパネルカセット22を押圧する。また、パネルカセット挟持片52,53の表面にはゴム素材による加工が施されているため、これが滑り止めとなってパネルカセット22を強固に保持している。
次いで、パネルカセット22を強固に保持したまま、カセット搬送アーム21をカセット搬送ガイド50の溝に沿ってX方向へ移動させて処理ステーション41へ運び、処理ステーション41中央のカセット載置台に載置する。
続いて、処理ステーション41の載置台の上方に設けたXY軸ロボット23のY軸ガイド63,64の溝に沿ってX軸ガイド65を移動させる。このとき、X軸ガイド65がパネルカセット22のY方向側端のパネル収納スペース61に収納されたパネルカセット22上に位置するように移動させる。
次に、封止処理ユニット30を、X軸ガイド65の溝に沿ってX方向に移動させ、パネルカセット22の液晶注入孔96の上方へ位置させる。
続いて、図2に示すように、封止処理ユニット30の下部に設けられた封止樹脂ガード70,71をガードアーム80を降下させることにより、液晶表示パネル95の上端から数mmの領域(上辺部)近傍に移動させる。
次に、図4に示すように、封止樹脂ガード70,71が液晶表示パネル95の上辺部を厚さ方向に両側から挟むようにガードアーム80をY方向に互いに近づける。このとき、封止樹脂ガード70,71は、それぞれ液晶表示パネル95の上辺部に密着している。また、液晶表示パネル95の液晶注入孔96が形成された側面と封止樹脂ガード70,71の欠損部72,73のある両側面とで構成された空間が液晶表示パネル95の液晶注入孔96が形成された側面に沿って突条90を形成している。さらに、このとき、封止樹脂ガード70,71の対向する側面の上部には数mmの幅の隙間が空いている。
続いて、図5及び6に示すように、封止処理ユニット30の下部に設けられた封止樹脂供給ノズル77及び紫外線ランプ78を液晶表示パネル95の液晶注入孔96の形成された側面から10mm上方且つ封止樹脂ガード70,71の隙間へ降下させて、封止樹脂供給ノズル77を液晶注入孔96の真上に移動させる。
次に、供給圧力補正コントローラによりカートリッジタンクから封止樹脂99を流出させる。流出させた封止樹脂99は、図5に示すように、液晶表示パネル95の液晶注入孔96を塞ぎ、さらにその側面上に堆積する。
ここで、堆積した封止樹脂99は、液晶表示パネル95の液晶注入孔96が形成された側面上を流れるが、その側面の端に当接する封止樹脂99ガード70,71によってそれ以上の流れが遮られるために、液晶表示パネル95の表面に流下しない。
また、滴下供給する封止樹脂99の液量は、特に限定されないが、厚さが1.4mmの液晶表示パネル95の液晶注入孔96を封止する場合は、1ml程度が好適である。
続いて、封止樹脂供給ノズル77を液晶注入孔96の真上から移動させ、それと連動して、図6に示すように、紫外線ランプ78を液晶注入孔96の真上に移動させる。ここで、紫外線ランプ78は、その光源が液晶表示パネル95の液晶注入孔96が形成された側面から上方へ10mm離れて位置させる。
次に、紫外線ランプ78の光源(低圧水銀灯)から、254nm以下の波長を主成分とし、且つ、照度が中心波長で1mW/cm以上の紫外光を、堆積させた封止樹脂99へ10〜20秒間照射することにより、封止樹脂99を完全に硬化させる。このとき、封止樹脂ガード70,71がFEP等の紫外線透過性を有する材料で形成されている。従って、封止樹脂ガード70,71の形状が、このように供給される封止樹脂99を覆うように形成されていても紫外線ランプ78からの紫外光を封止樹脂ガード70,71を通り抜けて封止樹脂99に照射させることができる。また、硬化した封止樹脂99は、下方にある液晶表示パネル95の側面と側方及び上方にある封止樹脂ガード70,71とで構成された空間により、断面が外側に膨出したような形状の条を、底面となる液晶表示パネル95の側面上に形成する。従って、硬化した封止樹脂99の外形に角部が生じない。このため、液晶表示パネル95の衝突等によって、硬化した封止樹脂99が欠ける可能性が低くなる。また、封止樹脂ガード70,71が側面に当接しているため、封止樹脂99が液晶表示パネル95の表面に流下してそのまま硬化することがなくなる。
続いて、封止樹脂供給ノズル77及び紫外線ランプ78を上昇させて液晶注入孔96から離す。
次に、図7に示すように、封止樹脂ガード70,71を液晶表示パネル95からY方向へそれぞれ離す。ここで、封止樹脂ガード70,71はフッ素樹脂で形成されているため、封止樹脂ガード70,71の表面が平滑で摩擦の極めて小さいものになっている。従って、封止樹脂ガード70,71が封止樹脂99に接触していても封止樹脂99が付着して硬化することがない。このため、封止樹脂99を硬化させても簡単に封止樹脂ガード70,71を液晶表示パネル95から離すことができる。さらに、封止樹脂99の流下を阻止する際に液晶表示パネル95との接触により、その表面に傷が付くことを防ぐことができる。
続いて、ガードアーム80を上昇させることにより、封止樹脂ガード70,71を上昇させる。
次いで、X軸ガイド65を隣のパネル収納スペース61の液晶表示パネル95の上方へ位置するようにY軸ガイド63,64の溝に沿ってY方向へ移動させる。
続いて、封止処理ユニット30を液晶表示パネル95の液晶注入孔96の上方に位置するように、X軸ガイド65の溝に沿ってX方向に移動させる。
以後、上記と同様に封止樹脂ガード70,71を降下させて液晶表示パネル95に当接させ、封止樹脂供給ノズル77及び紫外線ランプ78による処理を施して、液晶注入孔96を封止する。
そして、このような処理を繰り返し、パネルカセット22のパネル収納スペース61にあるすべての液晶表示パネル95の液晶注入孔96を封止した後、封止樹脂供給ノズル77、紫外線ランプ78及びガードアーム80を上昇させて、液晶表示パネル95から離す。
次に、パネルカセット22を強固に保持したまま、カセット搬送アーム21をカセット搬送ガイド50の溝に沿ってX方向へ移動させてアンロードステーション42へ運び、アンロードステーション42の中央のカセット載置台に載置する。
続いて、パネルカセット挟持片53をカセット搬送アーム21の溝に沿ってY方向に移動させ、パネルカセット22から離してパネルカセット22をアンロードし、カセット搬送アーム21をロードステーション40まで戻す。
以上により、液晶表示パネル95の液晶注入孔96の封止処理が終了する。
ここで、上記のカセット搬送アーム21及びパネルカセット挟持片53の動作はカセット搬送ロボット制御部で、X軸ガイド65の動作はX軸ガイド制御部で、さらに、封止処理ユニット30の動作は封止処理ユニット制御部でそれぞれ制御している。
尚、以上に示した本実施形態に係る封止処理方法について、従来の開口封止装置10による封止処理方法との異なる点を明確にするべく、図8及び9にそれぞれの封止処理方法に係るフローチャートを示した。これらのフローチャートによっても明確な通り、本実施形態に係る封止処理方法は、従来と比べて、液晶表示パネル95を封止ポジション(液晶注入孔96の上方)へセットしてから封止樹脂99を滴下供給する前に、封止樹脂ガード70,71を液晶表示パネル95にセットしている点で大きな違いがある。
(作用効果)
次に作用効果について説明する。
本実施形態に係る開口封止装置10は、液晶表示パネル95を液晶注入孔96が上方を向くように保持するパネルカセット挟持片52,53と、パネルカセット挟持片52,53により保持された液晶表示パネル95の上方に設けられ、その液晶表示パネル95の液晶注入孔96に対して光硬化型の未硬化液状の封止樹脂99を滴下供給する封止樹脂供給ノズル77と、パネルカセット挟持片52,53により保持された液晶表示パネル95の上辺部を厚さ方向に両側から挟むように設けられて、封止樹脂供給ノズル77により供給された封止樹脂99が液晶表示パネル95の表面に流下するのを阻止する封止樹脂ガード70,71と、封止樹脂供給ノズル77により液晶表示パネル95の液晶注入孔96に供給された封止樹脂99を硬化させる光を発する紫外線ランプ78とを備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、液晶注入孔96が形成された液晶表示パネル95がパネルカセット挟持片52,53により、その液晶注入孔96が上方を向くように保持される。そして、液晶表示パネル95の液晶注入孔96に対して封止樹脂99が滴下供給される。ここで、供給された封止樹脂99は液晶表示パネル95の液晶注入孔96を覆うが、その一部が保持された液晶表示パネル95の上面を流れ、そのまま液晶表示パネル95の表面へ流下しようとする。この際、封止樹脂ガード70,71が、封止樹脂99の液晶表示パネル95の表面への流下を阻止する。そして、この流下を阻止した封止樹脂99を紫外線ランプ78により硬化させることにより、液晶表示パネル95の液晶注入孔96を封止する。このため、液晶表示パネル95の表面に封止樹脂99が流下することなく、液晶注入孔96の封止処理を行うことができる。従って、封止樹脂99の除去工程を別に設ける必要がなく、その分コストが高くなるのを抑えることができる。さらに、液晶表示パネル95により構成されるLCDに対して、液晶表示パネル95の表面への封止樹脂99の付着によってその表示品質が損なわれることを防ぐことができる。
また、開口封止装置10は、封止樹脂供給ノズル77が紫外線硬化型樹脂を封止樹脂99として滴下供給するように構成されていると共に、光源が紫外線ランプ78で構成され、且つ、封止樹脂ガード70,71が紫外線透過性を有する材料で形成されているため、封止樹脂ガード70,71の形状が、供給される封止樹脂99を覆うように形成されていても紫外線ランプ78からの紫外光を封止樹脂ガード70,71を通り抜けて封止樹脂99に照射させることができる。
さらに、開口封止装置10は、封止樹脂ガード70,71がフッ素樹脂で形成されているため、封止樹脂ガード70,71の表面が平滑で摩擦の極めて小さいものになる。従って、封止樹脂ガード70,71が封止樹脂99に接触していても封止樹脂99が付着して硬化することがないため、封止樹脂99の硬化の後簡単に封止樹脂ガード70,71を液晶表示パネル95から取り外すことができる。さらに、封止樹脂99の流下を阻止する際に液晶表示パネル95との接触により、その表面に傷が付くことを防ぐことができる。
また、開口封止装置10は、封止樹脂ガード70,71が液晶表示パネル95の液晶注入孔96が形成された側面上に、封止樹脂99により断面が外側に膨出したような形状の突条90を側面に沿って形成する型が構成されているため、液晶表示パネル95の液晶注入孔96が形成された側面上に、硬化した封止樹脂99がその断面が外側に膨出したような形状の突条90に形成される。従って、硬化した封止樹脂99の外形に角部が形成されることがない。ここで、液晶表示パネル95の側面上にある封止樹脂99の角部は衝突などにより欠けやすく、それにより生じた封止樹脂99の欠片が液晶表示パネル95の表面に接触して傷を付けることがある。しかし、上記の通り角部が形成されない構成であれば、このような封止樹脂99の欠片が生じることを防ぐことができる。
以上説明したように、本発明は、開口封止装置に関するもので、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)製造工程における液晶表示パネルの液晶注入孔の封止処理に用いられるものについて有用である。
本発明の実施形態に係る開口封止装置10の平面図である。 封止処理ユニット30を構成する封止樹脂ガード70,71、封止樹脂供給ノズル77及び紫外線ランプ78の斜視図である。 封止樹脂ガード70,71を示す斜視図である。 封止樹脂ガード70,71が液晶表示パネル95の上辺部を挟持している様子を示す液晶表示パネル95及び封止樹脂ガード70,71の断面図である。 封止樹脂99を液晶注入孔96に供給している様子を示す液晶表示パネル95及び封止樹脂ガード70,71の断面図である。 封止樹脂99に紫外光を照射している様子を示す液晶表示パネル95及び封止樹脂ガード70,71の断面図である。 液晶注入孔96を封止した後封止樹脂ガード70,71を液晶表示パネル95から離す様子を示す液晶表示パネル95及び封止樹脂ガード70,71の断面図である。 従来の開口封止装置10による封止処理方法の概略を示すフローチャートである。 開口封止装置10による封止処理方法の概略を示すフローチャートである。
符号の説明
10 開口封止装置
52,53 パネルカセット挟持片
70,71 封止樹脂ガード
77 封止樹脂供給ノズル
78 紫外線ランプ
90 突条
95 液晶表示パネル
96 液晶注入孔
99 封止樹脂

Claims (5)

  1. 側面に開口が形成されたパネル状部材の開口を封止するために用いられる開口封止装置であって、
    パネル状部材を開口が上方を向くように保持する部材保持手段と、
    上記部材保持手段により保持されたパネル状部材の上方に設けられ、そのパネル状部材の開口に対して光硬化型の未硬化液状の封止材を滴下供給する封止材供給手段と、
    上記部材保持手段により保持されたパネル状部材の上辺部を厚さ方向に両側から挟むように設けられて、上記封止材供給手段により供給された封止材がパネル状部材の表面に流下するのを阻止する封止材流下阻止部材と、
    上記封止材供給手段によりパネル状部材の開口に供給された封止材を硬化させる光を発する封止材硬化光源と、
    を備えたことを特徴とする開口封止装置。
  2. 請求項1に記載された開口封止装置において、
    上記封止材供給手段が紫外線硬化型樹脂を封止材として滴下供給するように構成されていると共に、上記封止材硬化光源が紫外線ランプで構成され、且つ、上記封止材流下阻止部材が紫外線透過性を有する材料で形成されていることを特徴とする開口封止装置。
  3. 請求項2に記載された開口封止装置において、
    上記封止材流下阻止部材は、フッ素樹脂で形成されていることを特徴とする開口封止装置。
  4. 請求項1に記載された開口封止装置において、
    上記封止材流下阻止部材は、パネル状部材の開口が形成された側面上に、封止材により、断面が外側に膨出したような形状の突条を側面に沿って形成する型が構成されていることを特徴とする開口封止装置。
  5. 請求項1に記載された開口封止装置において、
    上記パネル状部材は、液晶表示パネルであることを特徴とする開口封止装置。
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KR101334409B1 (ko) 2012-09-24 2013-11-29 주식회사 나래나노텍 기판 합착용 측면 갭 디스펜싱 장치 및 방법, 및 이를 구비한 기판 합착 장치 및 방법
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