JP2007010539A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】文字板の見栄えを向上することができる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】透光性基板111の裏面側からの光を透光性基板111の表面側に設けられる所望の意匠に応じた発光表示部110からのみ前記表面側に透過する文字板11と、文字板11の裏面側に設けられる光源14と、文字板11と光源14との間に介在して発光表示部110を透過する透過光が均一となるように光源14からの光の光量を調整する調光部16と、を有し、調光部16によって調光された光を発光表示部110から透過させて、その透過光によって発光表示部110から透光性基板111を利用者に視認させて発光表示部110の表示色を認識させる車両用表示装置1において、調光部16が前記表示色と同系色若しくは同色の網点によって形成されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用表示装置に関し、より詳細には、文字板の裏面側からの光を透過させて文字板の意匠パターンを利用者に視認させる車両用表示装置に関するものである。
一般に車両には、車両速度及びエンジン回転数等の計測値を表示する車両用表示装置が搭載されている。この車両用表示装置は、表面に目盛及び数字、文字または記号等の指標が設けられた文字板と、この文字板の前面に配置される指針と、計測量に応じて指針を駆動する内機と、回路パターンが設けられ内機が固定される配線板と、をメータケースに収容して構成している。
上述した文字板の指標は、例えば、前記指標に対応する意匠パターンを印刷抜きとして光透過性に形成し、それ以外の部分を黒色系印刷として光不透過性に形成している。そして、その文字板は、透過基板を有し、この透過基板の表面に、意匠パターンの表示色に相当する、明度の高い透光性表示色層が設けられ、さらに、この透光性表示色層の表面に、意匠パターンの形状を除く全面に遮光層が形成されている。そして、このような構成の文字板にあっては、透光性表示色層や遮光層をスクリーン印刷等によって印刷色毎に印刷を重ねて施している。そして、メータケース内(文字板の裏側)に設けているバルブ、LED等の光源からの光を意匠パターンに透過させることで、指標を明るく照明して運転者に視認させている。
また、透過率の低いスモークパネル等を介して表示を視認させる、少ない数の光源で全ての表示を視認させる等の十分な表示輝度を必要とする車両用表示装置においては、文字板を透過させる光の光量を調整する調整部を文字板の裏面側に設けて、意匠パターンから透過する光の光量を調整するようにしてきた。
このような車両用表示装置としては、特許文献1に記載のものがある。この車両用表示装置は、表示の輝度が均一となるように文字板を透過する光の光量を調整する調整部材を文字板の裏面側に設けて、高輝度の光源を用いても光源近傍の輝度が高くなってしまうことを防止してきた。
また、車両用表示装置を構成する部品点数の削減等により調整部材を用いずに、文字板を透過する光の光量を調整する方法としては、例えば、光源に対向した文字板の裏面側に黒色等の暗色の網点部を網点印刷により施して、文字板に対する光源からの直射光を防止してきた。
特開2002−137654号公報
しかしながら、上述した文字板の裏面に網点部を施す場合、この網点部が透過性の意匠パターンに重なっていると、その網点が意匠パターンを介して利用者から視認されてしまうという問題が生じる。そのため、高輝度の光源を用いる場合、その問題を回避するために、意匠パターンから離した位置に光源を設けるというように光源の配置に制約を設けたり、意匠パターンのデザインを制限するしかなかった。ところが、近年では車両の商品価値を高めるために、運転者の好み等を文字板の意匠デザインに反映したり、意匠の多様化が望まれていた。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、文字板の見栄えを向上することができる車両用表示装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載の車両用表示装置は、透光性基板の裏面側からの光を前記透光性基板の表面側に設けられる所望の意匠に応じた発光表示部からのみ前記表面側に透過する文字板と、前記文字板の裏面側に設けられる光源と、前記文字板と前記光源との間に介在して前記発光表示部を透過する透過光が均一となるように前記光源からの光の光量を調整する調光部と、を有し、前記調光部によって調光された光を前記発光表示部から透過させて、その透過光によって前記発光表示部から前記透光性基板を利用者に視認させて前記発光表示部の表示色を認識させる車両用表示装置において、前記調光部が、前記表示色と同系色若しくは同色の網点によって形成されていることを特徴とする。
上記請求項1に記載した本発明の車両用表示装置によれば、文字板と該文字板の裏面側に設けられる光源との間には、発光表示部の表示色と同系色若しくは同色の網点によって形成される調光部が設けられる。例えば、発光表示部を白色で利用者に視認させる場合は、白色系若しくは白色の網点によって調光部が形成される。そして、光源が発した光は、発光表示部を透過する透過光が均一となるようにその光量が調光部によって調整されて発光表示部を透過する。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の発明は、請求項1に記載の車両用表示装置において、前記調光部を形成する前記網点が、遮光性の低い前記表示色と同系色であることを特徴とする。
上記請求項2に記載した本発明の車両用表示装置によれば、文字板と該文字板の裏面側に設けられる光源との間には、遮光性の低い発光表示部の表示色と同系色の網点によって調光部が設けられる。そして、光源が発した光は、発光表示部を透過する一部の透過光が均一となるようにその光量が調光部によって調整されて発光表示部を透過する。
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の車両用表示装置において、前記文字板の裏面側に設けられて前記光源が発した光を導光して前記発光表示部に向かって出射する導光部材をさらに設けて、前記調光部が、前記文字板と前記導光部材との間に設けられるようにしたことを特徴とする。
上記請求項3に記載した本発明の車両用表示装置によれば、調光部が文字板の裏面側、若しくは導光部材の文字板との対向面に、発光表示部の表示色と同系色若しくは同色の網点によって形成される調光部が設けられる。そして、光源が発した光は導光部材内を導光され、この導光部材から出射された光の光量が、調光部によって調整されて、発光表示部を透過する。
上記課題を解決するためになされた請求項4記載の発明は、請求項3に記載の車両用表示装置において、前記導光部材から前記調光部に向かって出射する光を減光する減光部をさらに設け、そして、前記減光部によって減光した光の光量を前記調光部が調整するようにしたことを特徴とする。
上記請求項4に記載した本発明の車両用表示装置によれば、導光部材から調光部に向かって出射する光を減光する減光部が、例えば、調光部と対向する導光部材、調光部と導光部材との間などに設けられる。そして、導光部材内を導光された光は、減光部によって減光されて調光部に向かい、その減光された光の光量は、調光部によってさらに調整されて発光表示部を透過する。
以上説明したように請求項1に記載した本発明の車両用表示装置によれば、文字板の裏面側に設ける調光部を、文字板の発光表示部の表示色と同系色若しくは同色の網点で形成するようにしたことから、利用者が透過光によって発光表示部から透光性基板を視認しても、該透光性基板を介して調光部を視認し難くなるため、文字板の見栄えを向上することができる。従って、調光部を利用者から文字板の発光表示部と重なった位置に設けることが可能となり、光源の配置と文字板の意匠デザインに自由度を持たせることができるため、車両用表示装置の商品価値の向上に貢献することができる。また、高輝度の光源を用いることが可能となり、複数の光源を用いる必要が無くなるため、コストダウンにも貢献することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、遮光性の低い網点によって調光部を形成するようにしたことから、表示色と同系色の網点で調光部を形成するよりも微妙な調光が可能となり、かつ、スクリーン印刷等では再現できない細かな網点を用いる必要がなくなるため、様々な印刷方法で網点を印刷することができる。従って、光源と対向する文字板の発光表示部における微妙な光ムラを確実に調整する調光部を網点で容易に形成することができるため、車両用表示装置の商品価値のさらなる向上に貢献することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、調光部を文字板と導光部材との間に、発光表示部の表示色と同系色若しくは同色の網点で形成するようにしたことから、利用者が透過光によって発光表示部から透光性基板を視認しても、該透光性基板を介して調光部を視認し難くなるため、文字板の見栄えを向上することができる。従って、導光部材を用いることで光源からの光を広範囲に導くことができるため、光源の配置と文字板の意匠デザインにさらなる自由度を持たせることができるため、車両用表示装置の商品価値の向上に貢献することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の効果に加え、導光部材から調光部に向かって出射する光を減光する減光部を設けて、その減光した光の光量を調光部で調光するようにしたことから、従来の暗色の網点よりも薄い色の網点で調光部を形成しても、発光表示部に到達する光の光量が増加することを防止することができるため、光源付近の発光表示部を明るい表示色としても、網点が視認されることを確実に防止することができる。従って、文字板上の発光表示部の表示色にも自由度を持たせることができるため、車両用表示装置の商品価値のさらなる向上に貢献することができる。
以下、本発明に係る車両用表示装置を自動車、貨物自動車、二輪車等の車両に搭載する場合の一実施の形態を、図1〜図4の図面を参照して説明する。
ここで、図1は本発明に係る車両用表示装置の一部が破断した斜視図であり、図2は図1の光源部分の断面を拡大した拡大図であり、図3は文字板の裏面側に設けた調光部の一例を示す図である。
車両には、車両速度及びエンジン回転数等の計測値を表示する複数の車両用表示装置が集約されたコンビネーションメータを搭載している。そして、それらの車両用表示装置の各々は、周知であるように、メータケースに組み付けられており、その表面側は車両用表示装置の保護と、内部への埃などの侵入を防ぐ透明なパネル、透過率の低いスモークパネル等の保護カバーで覆われている。
車両用表示装置1は、図1及び図2に示すように、文字板11と、この文字板11の表面側に配置される指針12と、計測量に応じて指針12を駆動する内機(図示せず)と、回路パターンが設けられて前記内機が固定される配線板13と、この配線板13に設けられるLED、バルブ等の光源14と、この光源14が発した光を受光して導光する導光部材15と、光源14が発した光の光量を調整する調光部16と、を有して構成している。
文字板11は、裏面側からの光を所望の意匠による発光表示部110からのみ表面側に透過する。そして、この文字板11は、アクリル樹脂、ポリカーボネート等の透過性の合成樹脂によって形成されている透光性基板111と、発光表示部110の形状を除いて透光性基板111の表面側の全面にスクリーン印刷等によって形成されている例えば黒色等の遮光層112と、を有している。
なお、本最良の形態では、透光性基板111を例えば白色の透光性部材によって文字板11の外形に応じた略板状に形成することで、利用者に発光表示部110を白色で視認させるようにしているが、本発明はこれに限定するものではなく、透光性基板111の表面に透過性の着色層を印刷等によって形成して、その着色層を発光表示部110から視認させるなど種々異なる形態とすることができる。
発光表示部110は、目盛及び数字、文字または記号等の指標を型取った指標部110aと、指針12の回動中心を中心としたリング状に形成されているリング意匠部110bと、を有している。なお、本最良の形態では、リング意匠部110bをリング状に形成する場合について説明するが、円弧状、帯状など種々異なる形態とすることができる。
さらに、文字板11は、前記内機の出力軸が通ることのできる貫通孔を有しており、この貫通孔から前記出力軸の先端に指針12が固定される。そして、指針12は、周知であるように、前記出力軸に取り付けられる基部と、この基部から一方に延びる指示部と、を有している。また、前記内機は、車両に搭載される計測ユニットなどに接続されており、それらの計測ユニットの計測量に応じて前記出力軸が回動される。
そして、前記内機によって回動される指針12の指示部と発光表示部110とを協働させることで、前記計測ユニットが計測した計測量を利用者に認識させるようにしている。なお、指針12については、その指示部を導光部材で形成して発光させる構成としたり、文字板の表面側からの外光や照明光によって視認させるなど種々異なる形態とすることができる。
導光部材15は、文字板12の裏面と対向するように文字板12の裏面側に設けられ、アクリル樹脂、ポリカーボネート等の透過性の合成樹脂によって形成されている。そして、導光部材15は、文字板12に対応した形状の平板部151と、光源14と対向するように平板部151から突出する突出部152と、を有している。
この導光部材15は、車両用表示装置1を収容するメータケース20に設けている貫通孔21に、その突出部152に突出させて嵌合させることで、メータケース20に対して位置決めされて固定される。そして、突出部152にて光源14が発した光を受光し、該受光した光は導光部材15の内部を導光されて発光表示部110に向かって出射される。なお、本最良の形態では、上述したメータケース20に配線板13を固定するようにしている。
調光部16は、文字板11と導光部材15との間に設けられて、発光表示部110を透過する透過光が均一となるように導光部材15から出射される光の光量を調整する。そして、本最良の形態では、図3に示すように、調光部16は、透光性基板111の裏面側に、発光表示部110の表示色と同系色、かつ、遮光性の低い複数の網点が印刷によって施されており、これらの網点によって調光部16が形成されている。なお、網点の遮光性については、各網点の大きさや、網点間の間隔等によって調整することもできる。
さらに、この調光部16については、導光部材15における文字板11と対向する表面に施したり、他の透光性部材に施して文字板11の裏面側に配置するなど種々異なる形態とすることができる。
また、調光部16を構成する網点の分布(密度)は、光源14に近い程その隙間が小さくなり、光源14から離れる程その隙間が大きくなるように施されている。なお、網点の分布は、光源14からの直射光が文字板11の発光表示部110から透過しないように密度を均一にするなど種々異なる形態とすることができる。
また、本最良の形態では、調光部16の範囲を、図2に示すように、メータケース20の貫通孔21を光源14の中心部から出射される光線L1〜L2が導光部材15に到達する範囲に対応して設定されている。なお、調光部16の範囲については、発光表示部110に対応した箇所のみ、導光部材15の裏面(光源14との対向面)全体など種々異なる形態とすることができる。
次に、車両用表示装置1の組み付けの一例について説明する。まず、メータケース20と配線板13とを固定し、そのメータケース20の貫通孔21に導光部材15の突出部152を貫通させて、メータケース20に導光部材15を位置決めして固定する。そして、その導光部材15に文字板11をねじ等によって固定し、その文字板11の表面側から突出した前記内機の出力軸の先端に指針12を固定する。
次に、上述した構成による車両用表示装置1における発光表示部110の発光に関する動作(作用)の一例を説明する。
車両のイグニッションスイッチのON等による照明開始に応じて車両用表示装置1の光源14が点灯されると、該光源14に対向する突出部152にて受光されて導光部材15の内部を導光される。そして、調光部16に導光される光のうち、調光部16の網点が密になっている部分ほど導光される光の光量が大きく、そこから離れるほど導光される光の光量が小さくなる。そして、その網点の密度の違いによって調光部16を透過する光の光量は均一に調整されることになる。つまり、網点の密度が高い箇所では、反射する光の光量が大きくなり、その密度が小さい箇所では反射する光の光量が小さくなることで、透過する光量が均一となる。
調光部16によって調光された光は、文字板11の透光性基板111を透過して発光表示部110から利用者に向かって出射される。そして、その透過光によって発光表示部110から透光性基板111を利用者に視認させて発光表示部110の表示色を認識させる。その際、従来のように、従来調光部を暗色によって施していると、利用者から調光部160を構成する網点が視認されてしまうが、本発明のように調光部16を発光表示部110の表示色と同系色の網点で形成することによって、利用者から調光部を構成する網点がほとんど視認されないようになる。
以上説明したように本発明の車両用表示装置1によれば、文字板11の裏面側に設ける調光部16を、文字板11の発光表示部110の表示色と同系色若しくは同色の網点で形成するようにしたことから、利用者が透過光によって発光表示部110から透光性基板111を視認しても、該透光性基板111を介して調光部16を視認し難くなるため、文字板11の見栄えを向上することができる。従って、調光部16を利用者から文字板11の発光表示部110と重なった位置に設けることが可能となり、光源14の配置と文字板11の意匠デザインに自由度を持たせることができるため、車両用表示装置1の商品価値の向上に貢献することができる。また、高輝度の光源14を用いることが可能となり、複数の光源14を用いる必要が無くなるため、コストダウンにも貢献することができる。
また、遮光性の低い網点によって調光部16を形成するようにしたことから、従来の暗色の網点で調光部16を形成するよりも微妙な調光が可能となり、かつ、スクリーン印刷等では再現できない細かな網点を用いる必要がなくなるため、様々な印刷方法で網点を印刷することができる。従って、光源14と対向する文字板11の発光表示部110における微妙な光ムラを確実に調整する調光部16を網点で容易に形成することができるため、車両用表示装置1の商品価値のさらなる向上に貢献することができる。
さらに、調光部16を文字板11と導光部材15との間に、発光表示部110の表示色と同系色若しくは同色の網点で形成するようにしたことから、利用者が透過光によって発光表示部110から透光性基板111を視認しても、該透光性基板111を介して調光部16を視認し難くなるため、文字板11の見栄えを向上することができる。従って、導光部材15を用いることで光源14からの光を広範囲に導くことができるため、光源14の配置と文字板11の意匠デザインにさらなる自由度を持たせることができるため、車両用表示装置1の商品価値の向上に貢献することができる。
また、少なくとも利用者から発光表示部110を透して視認可能な位置に設けられる調光部16を、その発光表示部110の表示色と同系色若しくは同色の網点によって形成するようにしたことから、利用者が透過光によって発光表示部110から透光性基板111を視認しても、該透光性基板111を介して調光部16をより一層視認し難くなるため、文字板11の見栄えを向上することができる。また、それ以外の調光部16を暗色系で形成するようにすれば、調光部16によって光量を確実に調整することができるため、発光表示部110の輝度をより一層正確に同一とすることができる。
なお、上述した本最良の形態では、調光部16を光源14の近傍のみに施す場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば文字板11の裏面全体、発光表示部110に対応した裏面など種々異なる形態とすることができる。つまり、本発明の車両用表示装置において、少なくとも前記利用者から前記発光表示部110を透して視認可能な位置に設けられる前記調光部16が、前記表示色と同系色若しくは同色の網点によって形成される。
このような車両用表示装置1によれば、少なくとも利用者から発光表示部110を透して視認可能な位置に設けられる調光部16を、その発光表示部110の表示色と同系色若しくは同色の網点によって形成するようにしたことから、利用者が透過光によって発光表示部110から透光性基板111を視認しても、該透光性基板111を介して調光部16をより一層視認し難くなるため、文字板11の見栄えを向上することができる。また、それ以外の調光部16を暗色系で形成するようにすれば、調光部16によって光量を確実に調整することができるため、発光表示部110の輝度をより一層正確に同一とすることができる。
次に、光源14に対向する発光表示部110に向かう光を弱める場合の他の最良の形態を以下に説明する。なお、車両用表示装置1と基本構成が同一であることから、異なる部分のみを説明する。そして、図4は図2の車両用表示装置に設けられた減光部の一例を説明するための図である。
図4に示す車両用表示装置1は、上述した文字板11、指針12、計測配線板13、光源14、導光部材15、調光部16等を有して構成している。そして、導光部材15から調光部16に向かって出射する光を減光する減光部17をさらに設け、そして、減光部17によって減光した光の光量を調光部16が調整するようにしている。
減光部17は、文字板11の裏面側に設けられた調光部16と対応するように導光部材15に、略円錐状の凹部として形成している。そして、導光部材15内を導光された光が減光部17の傾斜面171に到達すると、その一部の光は傾斜面171から調光部16に向かって出射され、他の光は傾斜面171で反射して導光部材15の内部を導光される。つまり、傾斜面171で反射された光の光量分だけ、調光部16に向かって出射される光の光量が減少することになる。
よって、上述した本最良の形態で説明した車両用表示装置1に、導光部材15から調光部16に向かって出射する光を減光する減光部17をさらに設けて、その減光した光の光量を調光部16で調光するようにしたことから、従来の暗色の網点よりも薄い色の網点で調光部16を形成しても、発光表示部110に到達する光の光量が増加することを防止することができるため、光源14付近の発光表示部110を明るい表示色としても、網点が視認されることを確実に防止することができる。従って、文字板11上の発光表示部110の表示色にも自由度を持たせることができるため、車両用表示装置1の商品価値のさらなる向上に貢献することができる。
なお、減光部17については、調光部16に向かう光の光量を減少することができれば、種々異なる形態とすることができる。例えば、図2に示す導光部材15の突出部152を略円錐状に形成して減光部17とすることもできる。このように減光部17を形成しても、発光表示部110に到達する光の光量を減少することができるため、光源14付近の発光表示部110を明るい表示色としても、網点が視認されることを確実に防止することができる。
さらには、減光部17の他の例としては、調光部16と対向する導光部材15の表面に網点によって形成する、その表面にフィルタによって形成する等の種々異なる形態とすることもできる。
本発明に係る車両用表示装置の一部が破断した斜視図である。 図1の光源部分の断面を拡大した拡大図である。 文字板の裏面側に設けた調光部の一例を示す図である。 図2の車両用表示装置に設けられた減光部の一例を説明するための図である。
符号の説明
1 車両用表示装置
11 文字板
12 指針
13 配線板
14 光源
15 導光部材
16 調光部
110 発光表示部
111 透光性基板

Claims (4)

  1. 透光性基板の裏面側からの光を前記透光性基板の表面側に設けられる所望の意匠に応じた発光表示部からのみ前記表面側に透過する文字板と、前記文字板の裏面側に設けられる光源と、前記文字板と前記光源との間に介在して前記発光表示部を透過する透過光が均一となるように前記光源からの光の光量を調整する調光部と、を有し、前記調光部によって調光された光を前記発光表示部から透過させて、その透過光によって前記発光表示部から前記透光性基板を利用者に視認させて前記発光表示部の表示色を認識させる車両用表示装置において、
    前記調光部が、前記表示色と同系色若しくは同色の網点によって形成されていることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記調光部を形成する前記網点が、遮光性の低い前記表示色と同系色であることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記文字板の裏面側に設けられて前記光源が発した光を導光して前記発光表示部に向かって出射する導光部材をさらに設けて、前記調光部が、前記文字板と前記導光部材との間に設けられるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記導光部材から前記調光部に向かって出射する光を減光する減光部をさらに設け、そして、前記減光部によって減光した光の光量を前記調光部が調整するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の車両用表示装置。
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