JP2007010110A - 免震装置及び回転慣性付加装置 - Google Patents
免震装置及び回転慣性付加装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007010110A JP2007010110A JP2005195042A JP2005195042A JP2007010110A JP 2007010110 A JP2007010110 A JP 2007010110A JP 2005195042 A JP2005195042 A JP 2005195042A JP 2005195042 A JP2005195042 A JP 2005195042A JP 2007010110 A JP2007010110 A JP 2007010110A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating
- seismic isolation
- support
- specific direction
- isolation object
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】回転慣性免震装置1は、免震対象物A1及び支持構造物A2を水平方向へ移動可能に支持する第2リニアスライダ3と、第2リニアスライダ3の運動を回転慣性の回転運動に変換する回転装置4とを備え、回転装置4は、第2リニアスライダ3の張り出し部材8に当接して、張り出し部材8に対して転がるようにして回転する入力回転体11と、入力回転体11の回転を増速して伝達する歯車列12と、歯車列12により入力回転体11の回転が伝達されて回転する回転質量体13とを備える。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の第1の実施形態の回転慣性免震装置1を示す図であり、図1(a)は一部を省略して示す上面図、図1(b)は正面図、図1(c)は側面図である。回転慣性免震装置1は、免震対象物A1を支持構造物A2に対して水平方向へ移動可能に支持する支承機構と、免震対象物A1と支持構造物A2との特定方向への相対的な直線運動を回転慣性の回転運動に変換する装置とを兼ねるものである。
同様に、第2ギヤ22、第3ギヤ23の回転に関する運動方程式を示せば以下のようになる。
図5は、本発明の第2の実施形態の回転慣性免震装置101を示す図である。なお、第2の実施形態において、第1の実施形態と同様の構成については第1の実施形態と同一符号を付す。
図6は第3の実施形態の回転慣性免震装置201を示す図である。なお、第3の実施形態において、第1の実施形態と同様の構成については第1の実施形態と同一符号を付す。
図7は第4の実施形態の回転慣性免震装置301を示す図である。なお、第4の実施形態において、第1の実施形態と同様の構成については第1の実施形態と同一符号を付す。
図8は第5の実施形態の回転慣性免震装置401を示す図である。なお、第5の実施形態において、第1の実施形態又は第2の実施形態と同様の構成については第1の実施形態又は第2の実施形態と同一符号を付す。
図9は第6の実施形態の回転慣性免震装置501を示す図である。なお、第6の実施形態において、第1の実施形態又は第2の実施形態と同様の構成については第1の実施形態又は第2の実施形態と同一符号を付す。
(各実施形態の性能評価)
Claims (13)
- 免震対象物を支持体上で水平方向へ移動可能に支持する免震装置であって、
前記免震対象物及び前記支持体の間に設けられ、前記免震対象物を水平方向のうち特定方向へ移動可能に支持するスライド装置と、
前記スライド装置の特定方向への運動を回転慣性の回転運動に変換する回転装置と、
を備え、
前記スライド装置は、
鉛直方向に積層され、前記特定方向に相対移動可能な第1のスライド部材及び第2のスライド部材を備え、
前記回転装置は、
前記第1のスライド部材及び前記第2のスライド部材のうち一方のスライド部材に対して軸支される回転体であって、外周部が他方のスライド部材に当接し、当該他方のスライド部材に対して前記特定方向へ転がるようにして回転する入力回転体と、
前記入力回転体の回転を増速して伝達する歯車列と、
前記歯車列により前記入力回転体の回転が伝達されて回転する回転質量体と、
を備えた免震装置。 - 免震対象物を支持体に対して移動可能に支持する支承機構と、
前記免震対象物と前記支持体との特定方向への相対運動を回転慣性の回転運動に変換する回転慣性付加装置と、
を備え、
前記回転慣性付加装置は、
前記免震対象物及び前記支持体のうち一方に連結される振動部と、
前記免震対象物及び前記支持体のうち他方に連結され、前記振動部に対して前記特定方向へ相対移動可能な回転装置と、
を備え、
前記回転装置は、
前記振動部に当接し、当該振動部の前記回転装置に対する前記特定方向への相対移動により回転する入力回転体と、
前記入力回転体の回転が増速されて伝達されることにより回転する回転質量体と、
を備えた免震装置。 - 免震対象物と支持体との特定方向への相対運動を回転慣性の回転運動に変換する回転慣性付加装置であって、
前記免震対象物及び前記支持体のうち一方に連結される振動部と、
前記免震対象物及び前記支持体のうち他方に連結され、前記振動部に対して前記特定方向へ相対移動可能な回転装置と、
を備え、
前記回転装置は、
前記振動部に当接し、当該振動部の前記回転装置に対する前記特定方向への相対移動により回転する入力回転体と、
前記入力回転体の回転が増速されて伝達されることにより回転する回転質量体と、
を備えた回転慣性付加装置。 - 前記回転装置は、前記入力回転体の回転を増速して前記回転質量体に伝達する増速歯車列を備えた請求項3に記載の回転慣性付加装置。
- 前記特定方向は、前記免震対象物及び前記支持体の積層方向に直交する方向であり、
前記入力回転体、増速歯車列の歯車及び前記回転質量体は、前記免震対象物及び前記支持体の間において、前記積層方向に平行な軸回りに回転するように設けられている
請求項4に記載の回転慣性付加装置。 - 前記振動部は、前記特定方向へ延びる当接部を有し、
前記入力回転体は、前記当接部に対して前記特定方向へ転がるようにして回転する
請求項3〜5のいずれか1項に記載の回転慣性付加装置。 - 前記免震対象物及び前記支持体のうちの前記一方と前記振動部とを、前記特定方向の相対移動を規制しつつ、前記特定方向に直交する方向へ相対移動可能に連結するスライド装置と、
前記振動部と前記回転装置との前記特定方向に直交する方向及び前記入力回転体の回転方向への相対移動を規制する規制部と、
を更に備えた請求項6に記載の回転慣性付加装置。 - 前記免震対象物及び前記支持体のうちの前記他方と前記回転装置とを、前記特定方向の相対移動を規制しつつ、前記特定方向に直交する方向へ相対移動可能に連結するスライド装置と、
前記振動部と前記回転装置との前記特定方向に直交する方向及び前記入力回転体の回転方向への相対移動を規制する規制部と、
を更に備えた請求項6に記載の回転慣性付加装置。 - 前記入力回転体は、前記特定方向に沿って複数設けられるとともに前記振動部を挟んで複数設けられている
請求項6に記載の回転慣性付加装置。 - 前記回転質量体に作用して前記回転質量体の回転を減衰させる回転減衰要素と、
互いに並列に接続された弾性要素及び減衰要素であって、前記回転質量体と、前記免震対象物及び前記支持体のいずれかとの間に直列に接続された弾性要素及び減衰要素と、
を備えた請求項3〜9のいずれか1項に記載の回転慣性付加装置。 - 前記回転質量体を収納する箱体を更に備え、
前記箱体内には流体が充填されている
請求項3〜10のいずれか1項に記載の回転慣性付加装置。 - 前記回転質量体は、外周部に凹部及び凸部の少なくともいずれかを有している
請求項11に記載の回転慣性付加装置。 - 免震対象物と支持体との特定方向への相対的な運動を回転慣性の回転運動に変換する回転慣性付加装置であって、
前記免震対象物及び前記支持体のうち一方に連結され、他方に対して前記特定方向へ相対移動可能な回転装置を備え、
前記回転装置は、
前記免震対象物及び前記支持体のうち前記他方に当接して回転し、前記免震対象物及び前記支持体のうち前記他方の前記回転装置に対する前記特定方向への運動を回転運動に変換する入力回転体と、
前記入力回転体の回転が増速されて伝達されることにより回転する回転質量体と、
を備えた回転慣性付加装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005195042A JP2007010110A (ja) | 2005-07-04 | 2005-07-04 | 免震装置及び回転慣性付加装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005195042A JP2007010110A (ja) | 2005-07-04 | 2005-07-04 | 免震装置及び回転慣性付加装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007010110A true JP2007010110A (ja) | 2007-01-18 |
Family
ID=37748882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005195042A Pending JP2007010110A (ja) | 2005-07-04 | 2005-07-04 | 免震装置及び回転慣性付加装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007010110A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009180346A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Shimizu Corp | 免震機構 |
JP2010203192A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Shimizu Corp | 連結制震構造 |
JP2010281407A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Shimizu Corp | 制振機構およびその設置方法 |
JP2011043227A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Thk Co Ltd | 減衰機構付き免震テーブル及びこれを利用した免震テーブルユニット |
EP2808578A1 (en) | 2013-04-17 | 2014-12-03 | Kayaba System Machinery Co., Ltd. | Vibration reduction apparatus |
JP2015169291A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 国立大学法人埼玉大学 | 変位抑制装置及び免震装置 |
JP2019510947A (ja) * | 2016-04-08 | 2019-04-18 | オハイオ ユニバーシティ | 受動可変負剛性デバイスおよびその使用の方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5917041A (ja) * | 1982-07-20 | 1984-01-28 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 増速フライホイ−ル |
JPS639739A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-16 | Sanwa Tekki Corp | 粘性ダンパ |
JPH04321841A (ja) * | 1991-04-19 | 1992-11-11 | Toyota Motor Corp | トルク変動吸収装置 |
JPH06235440A (ja) * | 1993-02-09 | 1994-08-23 | Taisei Corp | 減衰装置 |
JPH1026179A (ja) * | 1996-07-05 | 1998-01-27 | Dynamic Art Kenkyusho:Kk | 免振装置 |
JP2000297840A (ja) * | 1999-04-14 | 2000-10-24 | Oiles Ind Co Ltd | 免震支承装置用の振動減衰装置 |
JP2004044748A (ja) * | 2002-07-15 | 2004-02-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 上下免震装置 |
-
2005
- 2005-07-04 JP JP2005195042A patent/JP2007010110A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5917041A (ja) * | 1982-07-20 | 1984-01-28 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 増速フライホイ−ル |
JPS639739A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-16 | Sanwa Tekki Corp | 粘性ダンパ |
JPH04321841A (ja) * | 1991-04-19 | 1992-11-11 | Toyota Motor Corp | トルク変動吸収装置 |
JPH06235440A (ja) * | 1993-02-09 | 1994-08-23 | Taisei Corp | 減衰装置 |
JPH1026179A (ja) * | 1996-07-05 | 1998-01-27 | Dynamic Art Kenkyusho:Kk | 免振装置 |
JP2000297840A (ja) * | 1999-04-14 | 2000-10-24 | Oiles Ind Co Ltd | 免震支承装置用の振動減衰装置 |
JP2004044748A (ja) * | 2002-07-15 | 2004-02-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 上下免震装置 |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009180346A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Shimizu Corp | 免震機構 |
JP2010203192A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Shimizu Corp | 連結制震構造 |
JP2010281407A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Shimizu Corp | 制振機構およびその設置方法 |
JP2011043227A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Thk Co Ltd | 減衰機構付き免震テーブル及びこれを利用した免震テーブルユニット |
WO2011024642A1 (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Thk株式会社 | 減衰機構付き免震テーブル及びこれを利用した免震テーブルユニット |
CN102483123A (zh) * | 2009-08-24 | 2012-05-30 | Thk株式会社 | 附带阻尼机构的免震台及利用该免震台的免震台装置 |
KR101193353B1 (ko) | 2009-08-24 | 2012-10-19 | 티에치케이 가부시끼가이샤 | 감쇠 기구가 구비된 면진 테이블 및 이것을 이용한 면진 테이블 유닛 |
US8348217B2 (en) | 2009-08-24 | 2013-01-08 | Thk Co., Ltd. | Base isolation table with damping mechanism and base isolation table unit using the same |
EP2808578A1 (en) | 2013-04-17 | 2014-12-03 | Kayaba System Machinery Co., Ltd. | Vibration reduction apparatus |
JP2015169291A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 国立大学法人埼玉大学 | 変位抑制装置及び免震装置 |
JP2019510947A (ja) * | 2016-04-08 | 2019-04-18 | オハイオ ユニバーシティ | 受動可変負剛性デバイスおよびその使用の方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007010110A (ja) | 免震装置及び回転慣性付加装置 | |
Makris et al. | Displacements and forces in structures with inerters when subjected to earthquakes | |
JP4593552B2 (ja) | 上下免震装置 | |
JP7199119B2 (ja) | 免震装置 | |
JP5413681B2 (ja) | 3次元免震システム | |
JP4697772B2 (ja) | 水平免震装置 | |
JPH1061250A (ja) | 耐震装置及びその集合体 | |
JP2017203297A (ja) | 免震構造及び免震構造を設計する方法 | |
CN203238801U (zh) | 加速度相关型阻尼器 | |
JP2011236632A (ja) | 制震構造 | |
JP2634093B2 (ja) | 構造物の制振装置 | |
JP2010180669A (ja) | 制震ユニット、及び、制震ユニット設置構造 | |
JP2014084970A (ja) | 免震部材 | |
TWI691660B (zh) | 具飛輪之電磁式阻尼裝置 | |
JP2005249210A (ja) | 減衰装置 | |
CN103015556B (zh) | 加速度相关型阻尼器 | |
JP5363964B2 (ja) | 免震装置 | |
JPH10292669A (ja) | 建物の免震装置及びそれを用いた建物の免震構造 | |
JP6405733B2 (ja) | 制振構造 | |
Kesti et al. | Earthquake risk reduction of structures by a low-cost base isolation device: experimental study on BNC bearings | |
JP6538325B2 (ja) | 構造物の振動抑制装置 | |
JP2012202510A (ja) | 免震構造物 | |
JP3696724B2 (ja) | 転動型制振装置を用いた制振構造 | |
JP6325844B2 (ja) | 変位抑制装置及び免震装置 | |
JP5062566B2 (ja) | 振動低減機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080704 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080716 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100310 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100316 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100727 |