JP2007010037A - 自動変速機付内燃機関の制御装置 - Google Patents

自動変速機付内燃機関の制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 触媒臭の発生を抑制する。
【解決手段】 機関1は自動変速機10を備え、ECU30及びECT−ECU50により自動変速機の変速操作が行われる。ECU30は、空燃比センサ31により排気通路に配置した排気浄化触媒7がリッチ空燃比雰囲気になっていることが検出された場合には、ECT−ECUのシフトダウン実行条件を変更し、シフトダウンが生じにくくなるようにする。これにより、シフトダウン実行により触媒雰囲気が大幅なリッチ空燃比になることが防止され、触媒臭の発生が抑制される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動変速機付内燃機関の制御装置に関し、詳細には排気通路に排気中の有害成分を浄化する排気浄化触媒を備えた自動変速機付内燃機関の制御装置に関する。
車両用の自動変速機付内燃機関では、通常、機関負荷(スロットル弁開度またはアクセル開度)と車両走行速度とに応じて予め定められた変速パターンに基づいて自動的にギヤシフトが行われる。
例えば、自動変速機では運転者がアクセルペダルを踏み込んだ場合、アクセルペダルの踏み込み量(アクセル開度)やスロットル弁開度が車速に応じて定まる上限値を越えた場合には自動的にシフトダウンが行われる。
このため、本来シフトダウンが必要のないような車両走行状態であっても、運転者のアクセルペダルの操作によってはシフトダウンが行われてしまう場合がある。
通常、シフトダウンは機関負荷が増大する場合に行われるので、機関が排気温度の高い高負荷状態で運転されているときに、シフトダウンが行われると更に排気温度が上昇し、排気系各部や排気浄化触媒などの温度が過度に上昇するおそれがある。このため、シフトダウン時には排気系の過熱を防止するために空燃比を低下させて排気温度の上昇を防止する目的で機関への燃料噴射量を増大する、いわゆるOT増量が行われる場合がある。
また、通常、自動変速機のシフトダウンが行われると、シフトダウンによる急激なトルク増大を防止するためにシフトダウン直後には機関点火時期の遅角が行われるが、点火時期が遅角されると排気通路に排出される排気の温度が上昇する。このため、点火時期の遅角による排気温度の過度の上昇を防止する目的でOT増量と同様に燃料噴射の増量(いわゆる遅角増量)が行われる場合がある。
すなわち、自動変速機のシフトダウン時には機関燃料噴射量の増量が行われ、機関の排気空燃比はシフトダウン前よりもリッチ側に移行する場合がある。
一方、機関排気通路に三元触媒などの排気浄化触媒を備え、排気中のHC、CO、NOXの三成分を同時に浄化するような場合には、排気空燃比が理論空燃比から離れるとこれら3つの成分を同時に浄化することができなくなり排気エミッションが悪化してしまう問題がある。
このため、例えば特許文献1は、機関排気通路に配置した排気浄化触媒の酸素吸蔵能力が低下した場合には自動変速機のシフトアップポイントとシフトダウンポイントとを決めるヒステリシス幅を大きくすることにより、エミッションの悪化を抑制することを提案している。
通常、排気浄化触媒には、流入する排気の空燃比がリーンのときに排気中の酸素を吸蔵し、排気空燃比がリッチになったときに吸蔵した酸素を放出する酸素吸蔵能力を付与する成分が添加されており、流入する排気の空燃比が一時的に理論空燃比から多少ずれたような場合にも触媒雰囲気を理論空燃比近傍に維持することが可能となっている。このため、触媒の酸素吸蔵能力が大きい場合にはギヤシフトにより短時間排気空燃比が変動したような場合でも触媒の雰囲気は理論空燃比近傍に維持され、排気エミッションが悪化することが防止される。
ところが、触媒が劣化するとそれに応じて触媒の酸素吸蔵能力も低下する。このため、劣化が進んだ触媒では、排気空燃比が変動すると触媒雰囲気空燃比が理論空燃比から大きくずれてしまい、有効な排気浄化ができなくなる問題がある。
一般に自動変速機のシフトアップポイントとシフトダウンポイントとを決めるヒステリシス幅を増大させると、自動変速機のギヤシフト(シフトダウンとシフトアップ)が生じにくくなる。
特許文献1の装置では、排気浄化触媒の酸素吸蔵能力が低下した場合に上記ヒステリシス幅を増大設定することにより、自動変速機のギヤシフトが行われる頻度を低下させ、ギヤシフトによる排気空燃比の変動を抑制している。これにより、排気浄化触媒の酸素吸蔵能力が低下した場合には排気空燃比の変動が抑制されるようになり、排気エミッションが悪化することが防止される。
特開2004−360605号公報 特開昭63−103738号公報 特開平6−193722号公報
特許文献1の排気浄化装置では、触媒が劣化(酸素吸蔵能力が低下)したと判断されたときに、ギヤシフトの頻度を低下させることによりエミッションの悪化を抑制している。
しかし、触媒が劣化していない状態であっても自動変速機のシフトダウンにより排気空燃比がリッチ側に移行すると問題が生じる場合がある。
例えば、機関が高負荷で運転されているような場合にはシフトダウンが行われる前から機関はリッチ空燃比で運転されている場合が多い。
このようにシフトダウン前から排気空燃比がリッチになっているような状態で自動変速機のシフトダウンが行われ、前述した遅角増量やOT増量などにより機関燃料噴射量が増量されると、排気空燃比は一時的に大幅なリッチ空燃比になる場合がある。
ところが、三元触媒などの排気浄化触媒では雰囲気空燃比がある程度以上リッチ空燃比になると、硫化水素(H2S)が生成されることが知られている。このため、排気浄化触媒が劣化していない状態でも、自動変速機のシフトダウンにより大幅に排気空燃比がリッチになると三元触媒で硫化水素が生成される問題がある。
良く知られているように硫化水素は特有の臭気を有する。このため、シフトダウン以前から触媒雰囲気がリッチ空燃比になっているような場合には、シフトダウンにより触媒雰囲気が更にリッチ空燃比側に移行すると、触媒で発生する硫化水素により排気に特有の臭気(触媒臭)が生じてしまう。しかも、硫化水素は微量でも臭気を発するため、シフトダウン時に短時間排気空燃比が大きくリッチになったような場合で、実際には排気エミッションの悪化は無視できるような場合でも、触媒臭が発生する問題がある。
本発明は、上記問題に鑑み自動変速機のシフトダウンによる触媒臭の発生を効果的に抑制することが可能な自動変速機付内燃機関の制御装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明によれば、排気通路に排気浄化触媒を備えた自動変速機付内燃機関の制御装置であって、前記自動変速機のギアシフト時にギアシフト前後の機関運転条件に応じて、機関への燃料供給量を補正する燃料補正手段と、前記触媒の雰囲気空燃比がリッチ空燃比か否かを判定する空燃比判定手段と、を備え、前記空燃比判定手段により前記触媒雰囲気空燃比がリッチ空燃比であると判断されたときに、前記自動変速機のシフトダウン方向への自動変速が生じにくくなる方向に前記自動変速機のシフトダウン実行条件を変更する、自動変速機付内燃機関の制御装置が提供される。
すなわち、請求項1の発明では空燃比判定手段により排気浄化触媒がリッチ空燃比雰囲気になっていると判断された場合には、自動変速機のシフトダウン実行条件がシフトダウンが生じにくくなる方向に変更される。
前述したように、シフトダウンが行われると運転状態によっては遅角増量やOT増量が行われ、排気空燃比はリッチ側に移行する。このため既に触媒がリッチ空燃比雰囲気になっている状態でシフトダウンが行われると触媒雰囲気が一時的に大幅にリッチ空燃比の雰囲気になってしまい触媒臭が発生する可能性がある。
本発明では、触媒がリッチ空燃比雰囲気にあるときにはシフトダウンが生じにくくなるようにシフトダウン実行条件が変更されるため、シフトダウンによる燃料増量の頻度が低下するため、触媒臭発生が抑制されるようになる。
なお、本発明の空燃比判定手段は、例えば排気浄化触媒下流側の排気通路に配置した空燃比センサなどにより触媒を通過した排気空燃比を検出することにより触媒空燃比を判定(例えば、触媒下流側の排気空燃比がリッチ空燃比になっている場合には触媒がリッチ空燃比雰囲気になっていると判定)するものを使用することができる。また、空燃比判定手段としては、予め機関負荷と回転数などの機関負荷状態と触媒における空燃比雰囲気との関係を実験などにより求めておき、実際の運転中の機関負荷状態に基づいて触媒がリッチ空燃比雰囲気になっているか否かを判定するものであってもよい。
請求項2に記載の発明によれば、前記触媒雰囲気空燃比がリッチ空燃比であり、更にシフトダウン実行後に前記燃料補正手段による機関への燃料供給量の増量が予測されるときに、前記自動変速機のシフトダウン方向への自動変速が生じにくくなる方向に前記シフトダウン実行条件を変更する、請求項1に記載の自動変速機付内燃機関の制御装置が提供される。
すなわち、請求項2の発明では請求項1において更にシフトダウン実行後に実際に機関への燃料供給量の増量が行われると予測される場合にのみ自動変速機のシフトダウン実行条件が変更される。このため、シフトダウン実行条件の変更はシフトダウンにより実際に触媒の雰囲気空燃比が大幅にリッチになることが予測される場合、すなわちシフトダウンにより実際に触媒臭が発生する可能性がある場合に限られるようになる。このため、シフトダウン実行条件の変更により車両運転性に影響が生じることを最小限に抑制することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、前記触媒雰囲気空燃比がリッチ空燃比であり、更にシフトダウン実行後に前記排気浄化触媒における硫化水素発生量が予め定めた値を越えると予測されるときに、前記自動変速機のシフトダウン方向への自動変速が生じにくくなる方向に前記シフトダウン実行条件を変更する、請求項1に記載の自動変速機付内燃機関の制御装置が提供される。
すなわち、請求項3の発明では、シフトダウン実行後に触媒における硫化水素発生量が予め定めた値を越えると予測される場合にのみシフトダウン実行条件が変更される。
触媒における硫化水素発生量は触媒の雰囲気空燃比が低くなるほど(リッチ空燃比になるほど)大きくなる。一方、触媒で硫化水素が発生した場合でも発生量が少ない場合には触媒臭の発生には至らない場合がある。このため、本発明ではシフトダウン後に触媒で発生する硫化水素の量が触媒臭が発生する量を越えるような場合のみにシフトダウン条件を変更するようにする。
これにより、本発明ではシフトダウンを行っても触媒臭が発生しないような状況ではシフトダウン実行条件が変更されることがなくなり、シフトダウン実行条件の変更により車両運転性に影響が生じることを最小限に抑制することが可能となる。
なお、シフトダウン実行後における触媒の硫化水素発生量は、現在の触媒雰囲気空燃比、シフトダウン後の燃料増量値、シフトダウン後の負荷状態などにより(すなわち、シフトダウン実行後の排気空燃比により)定まる。従って、現在の機関負荷状態からシフトダウン後の燃料増量値と負荷状態とを予測し、これらが、予め実験などにより求めておいた、触媒臭の発生する空燃比条件に相当するか否かを判定することにより、シフトダウン後に触媒臭が発生する程度の量の硫化水素が発生するか否かを判定することができる。
請求項4に記載の発明によれば、前記自動変速機は、機関の吸気スロットル弁開度が車両走行速度に応じて定まる上限値より大きくなったときにシフトダウンを実行し、前記シフトダウン実行条件の変更は、実際のスロットル弁開度に変えて、実際のスロットル弁開度より所定量だけ小さい補正スロットル弁開度を用いて前記シフトダウン実行可否を判断するようにすることにより行われる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の自動変速機付内燃機関の制御装置が提供される。
請求項5に記載の発明によれば、前記自動変速機は、機関のアクセルペダル踏み込み量が車両走行速度に応じて定まる上限値より大きくなったときにシフトダウンを実行し、前記シフトダウン実行条件の変更は、実際のアクセルペダル踏み込み量に変えて、実際のアクセルペダル踏み込み量より所定量だけ小さい補正アクセルペダル踏み込み量を用いて前記シフトダウン実行可否を判断するようにすることにより行われる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の自動変速機付内燃機関の制御装置が提供される。
すなわち、請求項4及び5の発明では機関負荷が車速に応じて定まる上限値を越えて増大した場合にシフトダウンが実行され、機関負荷を表すパラメータとしてスロットル弁開度またはアクセルペダル踏み込み量(アクセル開度)が使用される。
そして、シフトダウン実行条件を変更する際には、実際のスロットル弁開度またはアクセルペダル踏み込み量の値を所定量だけ小さく補正した値が上限値を越えたか否かに基づいてシフトダウン実行可否を判断するようにしている。
このため、シフトダウン実行条件を変更すると変更前のシフトダウン実行条件より機関負荷が大きく増大しないとシフトダウンが実行されないようになり、シフトダウンが生じにくくなる。
なお、機械式リンクによりアクセルペダルから駆動される通常形式のスロットル弁ではスロットル弁開度とアクセル開度とは1対1に対応しているため、機関負荷を表すパラメータとしてはスロットル弁とアクセル開度との何れを使用しても良いが、例えば、電子制御式スロットル弁などのように必ずしもスロットル弁開度とアクセル開度とが1対1に対応しない形式のスロットル弁では、スロットル弁開度とアクセル開度とのうち、より運転者の負荷要求をより正確に表しているものを使用してシフトダウン実行条件を規定することが好ましい。
請求項6に記載の発明によれば、前記自動変速機は、機関のスロットル弁開度毎に定められた車速の下限値より実際の車速が小さくなったときに、または、機関の車速毎に定められたスロットル弁開度の上限値より実際のスロットル弁開度が大きくなったときにシフトダウンを実行し、前記シフトダウン実行条件の変更は、前記車速の下限値を所定量だけ低減、または前記スロットル弁開度の上限値を所定量だけ増大することにより行われる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の自動変速機付内燃機関の制御装置が提供される。
すなわち、請求項6の発明ではシフトダウン実行条件は機関のスロットル弁開度と車速との所定の関係(いわゆる変速線)として与えられ、実際のスロットル弁開度と車速とで定まる運転点がこの変速線を所定の方向に横切ったときにシフトダウンが実行される。
本発明では、シフトダウン実行条件の変更時には、この変速線を車速が低い方向またはスロットル弁開度が大の方向に所定量だけ移動(車速下限値を低減またはスロットル弁開度上限値を増大)させる。これにより、運転点が変速線を横切る頻度が少なくなるためシフトダウンが生じにくくなる。
各請求項に記載の発明によれば、自動変速機のシフトダウンにより触媒臭が発生することが抑制される。
以下、添付図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態の概略構成を示す図である。
図1において、1で示すのは自動車用内燃機関(本実施形態では4気筒4サイクルガソリンエンジンが使用されている)、10で示すのは機関1の出力軸に接続された自動変速機である。本実施形態では、自動変速機10は4段の変速段を備えており、後述するECT−ECU50からの指令信号に応じて変速操作を行う。
図1に3で示すのは機関1の吸気通路、5は吸気通路3に配置されたスロットル弁である。本実施形態ではスロットル弁5は独立したアクチュエータ(図示せず)を備え、運転者のアクセルペダル操作とは無関係に動作可能な、いわゆる電子制御スロットル弁とされている。
図1に2で示すのは機関1の排気通路、7は排気通路2に配置された排気浄化触媒である。排気浄化触媒7は、本実施形態では例えば、流入する排気空燃比が理論空燃比近傍にあるときに排気中のHC、CO、NOXの三成分を同時に浄化可能な三元触媒とされる。
本実施形態では、三元触媒7の下流側の排気通路2には排気空燃比を検出する空燃比センサ31が配置されている。
図1に30で示すのは、機関1の電子制御ユニット(ECU)、50で示すのは自動変速機の電子制御装置(ECT−ECU)である。ECU30とECT−ECU50とは、それぞれROM、RAM、CPUを備えた公知の構成のマイクロコンピュータとされており、ECU30は機関1の燃料噴射量制御、点火時期制御などの基本制御を行う他、本実施形態では後述する三元触媒7の触媒臭発生を抑制する制御を行っている。
また、ECT−ECU50は機関負荷と車速とに基づいて自動変速機10のシフトアップ、シフトダウンなどの自動変速操作を行う。
これらの制御のため、ECU30の入力ポートには、機関1のクランク軸近傍に配置された回転数センサ37から機関1の回転数に対応する信号が、また、機関1のスロットル弁下流側に配置された吸気圧センサ35から機関1の吸気圧力に対応する信号が入力されている他、アクセルペダル近傍に配置されたアクセル開度センサ33から運転者のアクセルペダル踏み込み量(アクセル開度)に対応する信号と空燃比センサ31から排気空燃比に対応する信号と、がそれぞれ入力されている。
また、ECT−ECU50の入力ポートには、スロットル弁5近傍に配置されたスロットル弁開度センサ51からスロットル弁開度に対応する信号と、車速センサ53から車両走行速度に対応する信号とが、それぞれ入力されている。
本実施形態では、ECT−ECU50は、機関負荷と車両走行速度(車速)とに基づいて自動変速機10の変速操作を行う。
図2は、本実施形態の自動変速機10の変速特性を示す図である。図2において縦軸は機関負荷を代表するパラメータとしてのスロットル弁開度TA、横軸は車両走行速度SPDを表しており、図2にIからIVで示した領域はそれぞれ1速から4速の変速ギヤが選択される運転領域を示している。
また、図2のカーブ43、32、21は、それぞれ各変速ギヤにおけるシフトダウン変速線を示している。例えば、カーブ43は、4速から3速へのシフトダウン変速線、カーブ32は3速から2速へのシフトダウン変速線である。
なお、本実施形態では詳細には機関1はリーン空燃比からリッチ空燃比までの広い空燃比範囲で運転可能な機関とされており、例えばリーン空燃比運転時にはスロットル弁を全開にしてアクセル開度に応じて定まる燃料噴射量により機関負荷を制御する運転が行われる。このような運転領域では、アクセル開度ACCの方が機関負荷(特に運転者の要求する機関負荷)をより正確に表しているため、機関1のリーン空燃比運転領域では、実際にはスロットル弁開度TAの代わりにアクセル開度ACCを用いた変速線によりシフトダウン実行条件(変速線)が定義されることになるが、この場合もスロットル弁開度TAを用いて変速線を定義する場合と略同様である。
本実施形態では、ECT−ECU50は一定時間毎に実行する図示しない変速制御ルーチンにより、車両走行速度SPDとスロットル弁開度TAとに基づいて自動変速機10の変速ギヤを選択し、実際の使用ギヤと選択したギヤとが相違する場合には選択したギヤへの切換操作を行う。
すなわち、ECT−ECU50は、例えば車速SPDとスロットル開度TAとで定まる点が図2の領域IIIにある場合には自動変速機を3速で運転するが、この状態で例えばスロットル弁開度TAが増大し、スロットル弁開度TAと車速SPDとの組で表される運転点が変速線32を横切って図2の領域IIに入ると自動変速機に3速から2速へのシフトダウンを行わせ、2速での運転を行う。
また、逆に、例えば領域IIでの運転中に車速SPDが上昇して運転点が変速線32を横切って領域IIIに入るとECT−ECU50は自動変速機10に2速から3速へのシフトアップを行わせる。(実際には、各ギヤ間のシフトダウン変速線とシフトアップ変速線とは別個に間隔を開けて設定されており、シフトダウンを行う条件とシフトアップを行う条件との間にヒステリシスが設けてあるが、煩雑になるのを避けるため図2では便宜的にシフトダウンとシフトアップとの変速線を同一として示している。)
上述のように、本実施形態での自動変速機10のシフトダウン条件は図2に示した、スロットル弁開度TAと車速SPDとの関係として表される変速線として与えられるが、具体的には自動変速機10のシフトダウンは、
(1)実際のスロットル弁開度TAが、車速SPDに応じて図2のシフトダウン変速線により定まる上限値より大きくなったとき、または
(2)実際の車速SPDが、スロットル弁開度TAに応じて図2のシフトダウン変速線により定まる下限値より小さくなったとき、に生じる。
ところが、前述したように高負荷運転時などでは、シフトダウンが行われると遅角増量やOT増量が行われるため、機関空燃比は一時的にシフトダウン前よりかなりリッチ側になる場合がある。
一方、内燃機関では機関の運転空燃比がリッチ空燃比になると排気中に水素が生成されるようになり、生成される水素の量(濃度)は空燃比がリッチになるに連れて大きくなる。
機関の排気には微量の硫黄酸化物が含まれているが、この硫黄酸化物の一部は排気浄化触媒7に吸着されている。排気中の水素濃度が高くなると排気中の水素と触媒7に吸着された硫黄とが反応し、触媒で硫化水素が生成されるようになり、触媒通過後の排気に臭気(触媒臭)が発生するようになる。
このため、例えばシフトダウン実行前の状態で既に高負荷運転が行われており、排気空燃比がリッチ空燃比になっているような場合には、シフトダウン実行後には排気空燃比は大幅にリッチ空燃比になるため、比較的多量の硫化水素が触媒で生成され、かなりの触媒臭が発生する場合がある。
本実施形態では、シフトダウンにより触媒臭が発生する可能性がある場合には、シフトダウン実行条件を変更することによりシフトダウンが実行されにくくすることにより、触媒臭の発生を抑制する。シフトダウンが実行されにくくすることにより、実際にシフトダウンが実行される頻度が低下し、従来であれば触媒臭が発生するような運転状態でも触媒臭の発生を防止することが可能となる。
以下、どのような場合にシフトダウン実行条件を変更するか、及び、どのようにシフトダウン実行条件を変更するか、について分けて説明する。
1.どのような場合にシフトダウン実行条件を変更するか
本実施形態では、例えば以下のいずれか一つまたはそれ以上が成立した場合にシフトダウン実行条件をシフトダウンが発生し難くなる方向に変更する。
(1)触媒雰囲気がリッチ空燃比になっているとき。
(2)触媒雰囲気がリッチ空燃比であり、かつシフトダウン実行後に機関1の燃料噴射量が増量されると予測されるとき。
(3)シフトダウン実行後に、触媒における硫化水素発生量が予め定めた値を越えると予測されるとき。
以下、それぞれについて説明する。
(1)触媒雰囲気がリッチ空燃比になっているとき。
機関1は通常、排気浄化触媒7による排気浄化が効率的に行われるように理論空燃比近傍で運転されているが、高負荷運転時などには燃料噴射量が増量されるため機関運転空燃比はリッチ空燃比になり、触媒雰囲気はリッチ空燃比になる。この状態では、排気温度が既にある程度まで高くなっているため、シフトダウン後に遅角増量やOT増量が入る可能性が高く、シフトダウンにより触媒雰囲気が一時的に大幅にリッチ空燃比になり触媒臭が発生する可能性が高い。
そこで、本実施形態では、このような場合にはシフトダウン実行条件を変更し、シフトダウンが実行されにくくすることにより触媒臭の発生を抑制する。
本実施形態では、触媒雰囲気がリッチ空燃比になっているか否かの判定は、排気浄化触媒7下流側に配置された空燃比センサ31で検出した排気空燃比が理論空燃比より低くなっているか(排気空燃比がリッチ空燃比になっているか)否かにより判断しているが、空燃比センサ31を用いることなく、機関の運転状態(スロットル弁開度TAと機関回転数)とに基づいて予め求めておいた関係を用いて排気空燃比がリッチになっているか否かを判断したり、或いは吸気圧センサ35で検出した吸気圧力と機関回転数とに基づいて、予め求めておいた関係から機関1の吸入空気量を算出するとともに、算出した吸入空気量と実際の燃料噴射とから機関運転空燃比(排気空燃比)を算出し、算出した排気空燃比がリッチになっているか否かにより判断しても良い。
(2)触媒雰囲気がリッチ空燃比であり、かつシフトダウン実行後に機関1の燃料噴射量が増量されると予測されるとき。
触媒雰囲気がリッチ空燃比であり、シフトダウン実行後に機関の燃料噴射量が増量されると、触媒雰囲気は大幅にリッチ空燃比となり、触媒臭が発生する可能性がある。また、現在触媒雰囲気がリッチ空燃比であってもシフトダウン実行後に燃料噴射量が増量されなければ触媒雰囲気が大幅にリッチ空燃比になることはなく、触媒臭が発生する可能性は低い。
そこで、本実施形態ではシフトダウン実行前に触媒雰囲気がリッチ空燃比になっており、かつシフトダウン実行後に機関の遅角増量やOT増量により機関の燃料噴射量が増量される場合にのみシフトダウン実行条件を変更してシフトダウンが生じにくくなるようにする。
これにより、触媒臭の発生を抑制しつつ、シフトダウン条件の変更による車両運転性の悪化が生じることを抑えることが可能となる。
具体的には、本実施形態では、ECU30は触媒雰囲気がリッチになっているときに現在の機関負荷条件(スロットル弁開度と車速)に基づいて機関の排気温度を算出する。そして、排気温度が高くシフトダウンを行うと遅角増量またはOT増量が行われる可能性があると判断される場合には、シフトダウン実行条件を変更してシフトダウンが生じにくくなるようにする。これにより、シフトダウン実行条件は、シフトダウン実行により実際に燃料増量が行われると判断された場合にのみ変更されるようになる。
(3)シフトダウン実行後に、触媒における硫化水素発生量が予め定めた値を越えると予測されるとき。
本実施形態では、シフトダウン実行後に触媒における硫化水素発生量が所定の値を超えると予測される場合にシフトダウン実行条件の変更を行う。
すなわち、本実施形態ではシフトダウン後に燃料増量が行われて触媒雰囲気がリッチ空燃比になる場合でも、触媒で生成される硫化水素の量が予め定めた値を越えない場合にはシフトダウン実行条件の変更を行わない。
前述したように、触媒での硫化水素の生成量は排気中の水素成分濃度が高くなる程増大する。また、排気中の水素成分濃度は排気空燃比が低く(リッチに)なるほど増大する。
そこで、本実施形態では予め触媒臭が発生する程度の濃度の硫化水素が触媒で生成されるようになる触媒の雰囲気空燃比の限界値を実験などにより求めておき、ECU30はシフトダウン実行後に燃料増量などにより触媒の雰囲気空燃比が上記触媒臭が発生する空燃比の限界値以下になると予測される場合にのみシフトダウン実行条件を変更する。
これにより、実際に触媒臭が問題になる場合にのみシフトダウン実行条件の変更が行われるようになるため、触媒臭の抑制を行う際に車両の運転性に与える影響を最小限に抑えることが可能となる。
2.どのようにシフトダウン実行条件を変更するか
本実施形態では、シフトダウン実行条件を、例えば図2に実線で示した通常時のシフトダウン変速線(21、32、43)を、それぞれ、図2に点線(21′、32′、43′)で示すようにシフトさせることにより、シフトダウンが実行されにくくなるように変更している。
すなわち、図2の点線で示すように変速線をシフトさせることにより、運転点が通常時に較べて、より高負荷、低速側に移動しないとシフトダウンは生じなくなるため、通常時に較べてシフトダウンが実行されにくくなる。
上記のようにシフトダウン変速線をシフトさせるため、具体的にはECU30は以下のいずれか1つまたはそれ以上の操作を行う。
(1)スロットル弁開度TAの補正
図2のシフトダウン変速線は、車速SPDに応じて定めたスロットル弁開度TAの集合とも言うことができる。この場合、シフトダウンは、実際の車速SPDに応じて予め定めた関係(変速線)に基づいて定まるスロットル弁開度上限値と実際のスロットル弁開度とを比較し、上記上限値よりより実際のスロットル弁開度TAが大きくなった場合に実行される。
本実施形態では、ECU30は、シフトダウン実行条件を変更すべきときに実際のスロットル弁開度TAを所定量(例えば一定量α)だけ低減補正し、ECT−ECU50はこの低減補正したスロットル弁開度を用いて、図2の実線の変速線から求まるスロットル弁開度上限値との比較を行い、補正スロットル弁開度(TA−α)がスロットル弁開度上限値より大きくなった場合にのみシフトダウンを実行する。
これにより、実際には新たにシフトダウン条件変更時の変速線(図2の点線)を設けることなく、通常時の変速線(21、32、43)を使用しながら、変速線を図2の点線(21′、32′、43′)までシフトさせたのと同等の効果を得ることができる。
なお、図2で説明したように図1のように電子制御スロットル弁5を使用して、スロットル弁開度TAとアクセル開度ACCとは1対1に対応しない運転領域を有する機関では、機関運転領域によっては、シフトダウン実行条件をスロットル弁開度TAの代わりにアクセル開度ACCを用いて定義し、シフトダウン実行条件の変更時にはアクセル開度ACCを一定量αだけ低減補正するようにしても良い。
(2)車速SPDの補正
図2のシフトダウン変速線は、見方を変えるとスロットル弁開度TAに応じて定めた車速SPDの集合とも言うことができる。この場合、シフトダウンは、実際のスロットル弁開度TAに応じて予め定めた関係(変速線)に基づいて定まる車速下限値と実際の車速とを比較し、上記下限値よりより実際の車速SPDが小さくなった場合に実行されると言うことができる。
そこで、上記のようにスロットル弁開度TAを補正する代わりに、本実施形態ではECU30は、シフトダウン実行条件を変更すべきときに実際の車速SPDを所定量(例えば一定量β)だけ増大補正する。また、ECT−ECU50はこの増大補正した車速(SPD+β)を用いて、図2の実線の変速線から求まるスロットル弁開度上限値との比較を行い、補正車速(SPD+β)が変速線からは定まる車速下限値より小さくなった場合にのみシフトダウンを実行する。
これにより、スロットル弁開度を補正する場合と同様に、実際の変速線(図2実線)を変更することなく、変速線を点線にシフトさせたと同様な効果を得ることができる。
(3)変速線の変更
上述の2つの例では、図2の通常時の変速線(実線)を維持しながら、実際のスロットル弁開度または車速を補正した値を使用してシフトダウンの判断を行うことにより変速線を点線の位置までシフトさせたのと同じ効果を得ていたが、本実施形態ではシフトダウン実行条件を変更する場合には、実際に変速線(実線)を図2に点線で表した位置までシフトさせるようにする。
この変速線のシフトは、例えば実際のシフトダウン操作を、実際のスロットル弁開度が、車速に応じて定まるスロットル弁開度上限値より大きくなった場合に行うようにしている場合には、このスロットル弁開度上限値を所定量(例えば一定量α)だけ増大させることにより行われる。
また、同様に、実際のシフトダウン操作を、実際の車速が、スロットル弁開度に応じて定まる車速下限値より小さくなった場合に行うようにしている場合には、この車速下限値を所定量(例えば一定量β)だけ低減することにより行われる。
次に、図1の実施形態におけるシフトダウン操作について、説明する。
図3は、図1の実施形態におけるシフトダウン操作の概略を示すフローチャートである。
図3の操作は、ECU30及びECT−ECU50により一定時間毎に実行される。
図3の操作では、まずステップ301で現在のスロットル弁開度TAと車速SPDとが、それぞれ対応するセンサから読み込まれる。
そして、ステップ303では、ECU30により、現在の機関運転状態に基づいて、シフトダウン実行条件を変更する必要があるか否かが判定される。シフトダウン実行条件の変更が必要か否かは、前述の「1.どのような場合にシフトダウン実行条件を変更するか」で説明した3つの方法の何れか1つまたはそれ以上の方法を用いて判断する。
ステップ303でシフトダウン実行条件の変更が必要と判断された場合には、次にステップ307に進み、シフトダウン実行条件の変更が行われる。ステップ307におけるシフトダウン実行条件の変更は、前述の「2.どのようにシフトダウン実行条件を変更するか」で説明した方法の何れかにより行われる。
これにより、シフトダウン実行条件が変更されると通常運転時よりシフトダウンが実行されにくくなり、触媒臭の発生が抑制される。
ステップ303でシフトダウン実行条件の変更が必要ないと判断された場合には、ステップ305でシフトダウン実行条件として通常の条件(図2の実線の変速線)が採用される。
そして、ステップ309では、変更後のシフトダウン実行条件または通常のシフトダウン実行条件のいずれか選択された方を用いて、ECT−ECU50により現在シフトダウンが必要とされているか否かが判断され、シフトダウンが必要な場合にはステップ311でシフトダウンが実行され、シフトダウンが不要と判断された場合にはそのまま、直ちに今回の操作を終了する。
本発明を自動車用内燃機関に適用した場合の、実施形態の概略構成を説明する図である。 シフトダウン実行条件(変速線)の一例を説明する図である。 本発明のシフトダウン操作の具体例を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 機関本体
2 排気通路
3 吸気通路
5 スロットル弁
7 排気浄化触媒
10 自動変速機
30 ECU(電子制御ユニット)
50 ECT−ECU(自動変速機電子制御ユニット)

Claims (6)

  1. 排気通路に排気浄化触媒を備えた自動変速機付内燃機関の制御装置であって、
    前記自動変速機のギアシフト時にギアシフト前後の機関運転条件に応じて、機関への燃料供給量を補正する燃料補正手段と、
    前記触媒の雰囲気空燃比がリッチ空燃比か否かを判定する空燃比判定手段と、を備え、
    前記空燃比判定手段により前記触媒雰囲気空燃比がリッチ空燃比であると判断されたときに、前記自動変速機のシフトダウン方向への自動変速が生じにくくなる方向に前記自動変速機のシフトダウン実行条件を変更する、自動変速機付内燃機関の制御装置。
  2. 前記触媒雰囲気空燃比がリッチ空燃比であり、更にシフトダウン実行後に前記燃料補正手段による機関への燃料供給量の増量が予測されるときに、前記自動変速機のシフトダウン方向への自動変速が生じにくくなる方向に前記シフトダウン実行条件を変更する、請求項1に記載の自動変速機付内燃機関の制御装置。
  3. 前記触媒雰囲気空燃比がリッチ空燃比であり、更にシフトダウン実行後に前記排気浄化触媒における硫化水素発生量が予め定めた値を越えると予測されるときに、前記自動変速機のシフトダウン方向への自動変速が生じにくくなる方向に前記シフトダウン実行条件を変更する、請求項1に記載の自動変速機付内燃機関の制御装置。
  4. 前記自動変速機は、機関の吸気スロットル弁開度が車両走行速度に応じて定まる上限値より大きくなったときにシフトダウンを実行し、前記シフトダウン実行条件の変更は、実際のスロットル弁開度に変えて、実際のスロットル弁開度より所定量だけ小さい補正スロットル弁開度を用いて前記シフトダウン実行可否を判断するようにすることにより行われる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の自動変速機付内燃機関の制御装置。
  5. 前記自動変速機は、機関のアクセルペダル踏み込み量が車両走行速度に応じて定まる上限値より大きくなったときにシフトダウンを実行し、前記シフトダウン実行条件の変更は、実際のアクセルペダル踏み込み量に変えて、実際のアクセルペダル踏み込み量より所定量だけ小さい補正アクセルペダル踏み込み量を用いて前記シフトダウン実行可否を判断するようにすることにより行われる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の自動変速機付内燃機関の制御装置。
  6. 前記自動変速機は、機関のスロットル弁開度毎に定められた車速の下限値より実際の車速が小さくなったときに、または、機関の車速毎に定められたスロットル弁開度の上限値より実際のスロットル弁開度が大きくなったときにシフトダウンを実行し、前記シフトダウン実行条件の変更は、前記車速の下限値を所定量だけ低減、または前記スロットル弁開度の上限値を所定量だけ増大することにより行われる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の自動変速機付内燃機関の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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TWI580846B (zh) * 2013-03-13 2017-05-01 松下知識產權經營股份有限公司 水龍頭
JP2021080932A (ja) * 2019-11-14 2021-05-27 本田技研工業株式会社 変速制御装置

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