JP2007009352A - パンティストッキング - Google Patents

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JP2007009352A
JP2007009352A JP2005189267A JP2005189267A JP2007009352A JP 2007009352 A JP2007009352 A JP 2007009352A JP 2005189267 A JP2005189267 A JP 2005189267A JP 2005189267 A JP2005189267 A JP 2005189267A JP 2007009352 A JP2007009352 A JP 2007009352A
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Tomoaki Takayama
智明 高山
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TAKAYAMA TATSUTERU
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TAKAYAMA TATSUTERU
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Abstract

【課題】長時間の立ち仕事をしても足裏が痛くなったり、足に疲れが生じるのを防ぐことができるパンティストッキングを提供する。
【解決手段】パンティストッキング1において、足先側2aの内部で、踵の下に該当する位置と指先側の足裏に該当する位置にクッション材5と6を熱溶着によって取付け、踵の下に該当する位置に取付けたクッション材5が円形に形成され、指先側の足裏に該当する位置に取付けたクッション材6が、前半が半円形で後半が方形の形状となり、その後端側の中央位置に切り込み9を設けて形成されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、長時間の立ち仕事でも疲れの発生を少なくすることができ、消臭や抗菌の機能が得られるパンティストッキングに関する。
一般にパンティストッキングは、両側足部とパンティ部を一体に編み上げたものであり、特に足部は薄い生地に仕上げられている。
このような、パンティストッキングを着用して履物を履いた場合、足先と履物の間には薄い生地が介在するだけの状態となるので、履物で支持された足裏に体重の全てがかかることになり、長時間の立ち仕事をしていると足裏が痛くなったり、足に疲れが生じることになる。
ところで、靴下の分野において、上記と同様に足裏が痛くなったり、足に生じる疲れを和らげるため、足先側の内部で、土踏まずの下に該当する位置と指先側の足裏に該当する位置にクッション材を取付けたものがすでに提案されている(特許文献1と2参照)。
特開平3−279401号公報 実用新案登録第3083820号公報
しかしながら、靴下の場合は、比較的生地が厚く縫製されており、生地自体に少しはクッション性があるので、別にクッション材を取付けてもその効果は薄く、特許文献1の靴下の場合は、靴下本体に対して重ねたクッション材に当て部材を重ね、この当て部材を靴下に縫着して取付けるようにしているため、クッション材の取付けに手間がかかることになる。
また、特許文献2の靴下の場合は、クッション材を靴下に接着して取付けているため、取付け強度に難があり、複数回の洗濯でクッション材が剥離することになる。
そこで、この発明の課題は、長時間の立ち仕事をしても足裏が痛くなったり、足に疲れが生じるのを防ぐことができ、しかも、クッション材の取付けが簡単で強固になり、洗濯によるクッション材の剥離がないパンティストッキングを提供することにある。
上記のような課題を解決するため、この発明は、パンティストッキングにおいて、足先側の内部で、踵の下に該当する位置と指先側の足裏に該当する位置にクッション材を熱溶着によって取付けたものである。
上記パンティストッキングの足先側の外部で、踵の下に該当するクッション材の下面側の位置に、滑り止め用の硬質粒を点在的な配置で設けたり、上記クッション材は、ポリウレタン製の弾性シートの両面にナイロン製の生地を積層した構造を有し、このクッション材の内、踵の下に該当する位置に取付けたクッション材が円形に形成され、指先側の足裏に該当する位置に取付けたクッション材が、前半が半円形で後半が方形の形状となり、その後端側の中央位置に切り込みを設けて形成されている構造とすることができる。
ここで、クッション材は、例えば、厚みが3mm程度のポリウレタン製の弾性シートを用い、その両面にナイロン製の生地を積層し、弾力性だけでなく吸湿性を有し、これに抗菌性や吸臭性の機能を付加することができる。
このクッション材をパンティストッキングに熱溶着するには、クッション材よりも少し小さい外形の環状に打ち抜いた熱溶着フイルムを用い、クッション材とパンティストッキングをその間に熱溶着フイルムを挟んで重ね、これを上下から加熱加圧することにより、熱溶着フイルムの溶融部分がパンティストッキングの繊維とクッション材の生地繊維に浸入することで、パンティストッキングにクッション材を固定することができ、多数回の洗濯にも耐える固定強度が得られる。
上記滑り止め用の硬質粒は、パンティストッキングにクッション材を取付けた後、パンティストッキングの生地外側からクッション材にシリコンを点状に突出するよう塗布し、その一部をパンティストッキングの生地とクッション材の生地に浸入させた状態で硬化させることにより、パンティストッキングの生地外側へ粒状に突出させて形成され、履物との間で滑り止めの機能を発揮することになる。
この発明によると、パンティストッキングにおいて、足先側の内部で、踵の下に該当する位置と指先側の足裏に該当する位置にクッション材を熱溶着によって取付けたので、パンティストッキングの薄い生地で編み上げられた足先側に対して、踵の下に該当する位置と指先側の足裏に該当する位置にクッション性を持たせることができ、履物を履いた場合に、足裏にかかる体重を弾力的に支持することができ、これによって、長時間の立ち仕事をしても足裏が痛くなったり、足に疲れが生じるのを防ぐことができる。
また、クッション材の取付けが熱溶着によって簡単に行えるだけでなく、パンティストッキングへの取付け強度が強固になり、洗濯によるクッション材の剥離がなく、長期の使用が可能になる。
更に、踵の下に該当する位置に取付けたクッション材を円形とし、指先側の足裏に該当する位置に取付けたクッション材を、前半が半円形で後半が方形の形状となり、その後端側の中央位置に切り込みを設けて形成したので、足裏に対する均一で充分な接触面積を確保できると共に、指先側のクッション材は切り込みを設けることにより、圧縮時に切り込み方向への逃げによる移動が生じ、足裏の条件に沿うことで異物感の発生を防ぐことができる。
更にまた、踵の下に該当するクッション材の下面側の位置に硬質粒を点在的な配置で設けると、履物との間で滑り止めの機能を発揮することになり、履物の中で周方向に回転して位置ずれしたり、滑りが発生しやすいパンティストッキングにおいて、足先側の回転による位置ずれや滑りを有効に防ぐことができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1のように、パンティストッキング1は、両側足部2、2とパンティ部3を一体に編み上げ、両側足部2、2の爪先4を縫合処理して形成され、両側足部2、2における足先側2a、2aの内部で、踵の下に該当する位置と指先側の足裏に該当する位置にクッション材5と6が熱溶着によって取付けられている。
上記クッション材5と6は、通気性と吸湿性に優れたものを用い、例えば、厚さが3mm程度のポリウレタン製の弾性シート7の両面にナイロン製の生地8を積層した構造を有し、図2のように、このクッション材5と6において、踵の下に該当する位置に取付けたクッション材5は、5〜6cm程度の円形に形成され、指先側の足裏に該当する位置に取付けたクッション材6は、最大幅が6.5cm、前後の長さが8cm程度の大きさで、前半が半円形で後半が方形の形状となり、その後端側の中央位置に切り込み9を設けて形成されている。
クッション材5と6にこのような形状と大きさを採用することにより、足裏に対する均一で充分な接触面積を確保できると共に、指先側のクッション材6は切り込み9を設けることにより、圧縮時に切り込み方向への逃げによる移動が生じ、足裏の条件に沿うことで異物感の発生を防ぐことができ、このクッション材5と6には、抗菌性や防臭性の機能を付加するようにしてもよい。
上記クッション材5と6の足先側2aの内部に対する取付けは、図3に示すように、クッション材5と6よりも少し小さい外形の環状に打ち抜いたナイロン等の薄い熱溶着フイルム10を用い、クッション材5と6とパンティストッキング1をその間に熱溶着フイルム10を介在させて重ね、これを仮止めした状態でプレスの熱板で挟み、これを上下から200°C、50秒間の条件で加熱加圧すればよく、熱溶着フイルム10の溶融部分がパンティストッキング1の繊維とクッション材5と6の生地繊維に浸入することで、パンティストッキング1にクッション材5と6を強固に固定することができ、多数回の洗濯にも耐える固定強度が得られる。
上記パンティストッキング1の足先側2aの外部で、踵の下に該当するクッション材5の下面側の位置に、滑り止め用の硬質粒11を点在的な配置で設けてある。
この滑り止め用の硬質粒11は、パンティストッキング1にクッション材5と6を取付けた後、パンティストッキング1の生地外側からクッション材5の位置にシリコンを点状に塗布し、その一部をパンティストッキング1の生地とクッション材5の生地8に浸入させた状態で硬化させることにより、パンティストッキング1の生地外側へ粒状に突出させて形成され、履物との間で滑り止めの機能を発揮することになる。
この発明のパンティストッキングは、上記のような構成であり、着用して履物を履いた状態で、パンティストッキング1の薄い生地で編み上げられた足先側2aにおいて、クッション材5と6で踵の下に該当する位置と指先側の足裏に該当する位置にクッション性を持たせることができ、これによって足裏にかかる体重を弾力的に支持することができ、長時間の立ち仕事をしても足裏が痛くなったり、足に疲れが生じるのを防ぐことができる。
また、クッション材5と6は、吸湿性と通気性に優れているので、足が蒸れるのを有効に防ぐことができ、抗菌性や防臭性の機能を付加しておけば、足を清潔に保つことができる。
更に、踵の下に該当するクッション材5の下面側の位置に米粒状の硬質粒11を点在的な配置で設けてあるので、この硬質粒11が履物との間で滑り止めの機能を発揮することになり、履物の中で足先側が周方向に回転して位置ずれしたり、滑りが発生するのを有効に防ぐことができる。
パンティストッキングの全体形状を示す正面図 (a)はパンティストッキングの足先側を拡大した平面図、(b)は(a)の要部切り欠き正面図 (a)はクッション材の拡大した縦断面図、(b)はクッション材と熱溶着フイルムの分解斜視図
符号の説明
1 パンティストッキング
2 足部
3 パンティ部
4 爪先
5 クッション材
6 クッション材
7 弾性シート
8 生地
9 切り込み
10 熱溶着フイルム
11 硬質粒

Claims (3)

  1. パンティストッキングにおいて、足先側の内部で、踵の下に該当する位置と指先側の足裏に該当する位置にクッション材を熱溶着によって取付けたことを特徴とするパンティストッキング。
  2. 上記パンティストッキングの足先側の外部で、踵の下に該当するクッション材の下面側の位置に、滑り止め用の硬質粒を点在的な配置で設けた請求項1に記載のパンティストッキング。
  3. 上記クッション材は、ポリウレタン製の弾性シートの両面にナイロン製の生地を積層した構造を有し、このクッション材の内、踵の下に該当する位置に取付けたクッション材が円形に形成され、指先側の足裏に該当する位置に取付けたクッション材が、前半が半円形で後半が方形の形状となり、その後端側の中央位置に切り込みを設けて形成されている請求項1又は2に記載のパンティストッキング。
JP2005189267A 2005-06-29 2005-06-29 パンティストッキング Pending JP2007009352A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2459256A (en) * 2008-04-14 2009-10-21 Julia Baigent Padded hosiery
JP5578636B1 (ja) * 2013-12-06 2014-08-27 三田村 喜久子 保護用パッド付き靴下の使用方法
KR102226960B1 (ko) * 2019-11-05 2021-03-11 주식회사 제이패션 무재봉 쿠션 덧신 및 이의 제조방법

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