JP2007007769A - 研磨機 - Google Patents

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Tatsuyuki Suzuki
龍之 鈴木
Tetsuichiro Wada
哲一郎 和田
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Abstract

【課題】 研磨ムラ、吸引跡を形成せずに研磨、搬送することができ、かつ、作業性にも優れた研磨機の提供を目的とする。
【解決手段】 表面に設けられた研磨パット(10)上に平版状の被研磨部材(w)が載置される研磨定盤(1)と、この研磨定盤に対向して配置される加圧定盤(2)とを備えた研磨機とした。また、この加圧定盤を、被研磨部材の外周部に直接当接して、研磨パット上に支持する軟質材(4)が設けられた本体と、この本体に備えられ、加圧流体によって被研磨部材を研磨パット側に押圧する加圧手段と、本体又は軟質材に固定され、被研磨部材の側部から当該被研磨部材と本体との相対変位を制限するテンプレート(7)とにより構成し、加圧手段による加圧流体を直接被研磨部材に噴出させるとともに、研磨定盤と加圧定盤とを相対的に面内移動させることにより、被研磨部材を研磨する研磨機とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フラットパネルディスプレイ用のガラスパネル等の平坦な薄板を研磨する研磨機に関する。
上記薄板を研磨する従来の研磨機としては、図2に示すように、表面に設けられた研磨パット10上に被研磨部材wが載置される研磨定盤1と、この研磨定盤1に対向して配置される加圧定盤9とからなる装置が知られている。
この加圧定盤9は、ガラス基板等の被研磨部材wに対して圧縮空気を噴出させる加圧手段及びこの圧縮空気を吸引する吸引手段を備えた本体と、この本体の研磨定盤1との対向面に設けられた弾性体91と、この弾性体91の下面に設けられ、上記被研磨部材wの周縁部に当接するように配設されたテンプレート92と、このテンプレート92の内側に一体的に設けられ、弾性体91と被研磨部材wとの直接接触を防止するバッキング材93とが備えられている。
ここで、この本体は、内部に空洞S1を備えた円盤体99と、その中心部に設けられて円盤体99を回転可能に支持する回転軸94と、上記加圧手段及び吸引手段として、空洞S1に圧縮空気を噴出する空気管95と、弾性体91上に圧縮空気を噴出・吸引する空気管96とが設けられている。
また、上記バッキング材93は、発泡ポリウレタンからなり、上記弾性体91及びバッキング材93は、圧縮空気が流通するようになっている。
この研磨機によれば、加圧手段としての空気管96が圧縮空気を供給して、弾性体91及びバッキング材93により被研磨部材wを研磨定盤1に間接的に押圧するとともに、研磨定盤1と加圧定盤9とを相対的に面内移動させることにより被研磨部材wを研磨することができる。また、研磨終了後に吸引手段としての空気管96が、弾性体91及びバッキング材93を介して圧縮空気を吸引して、本体に被研磨部材wを吸着させることにより、被研磨部材wを本体と一体的に搬送することができる。
しかしながら、この研磨機は、弾性体91やバッキング材93を介して被研磨部材wに加圧流体を噴出させるため、被研磨部材wに研磨によるムラが生じるという問題があった。また、研磨定盤1と加圧定盤9とを相対移動させる際に、弾性体91のテンションによる反作用を受けて研磨状態が被研磨部材wの面内において変化するため、研磨ムラを生じる恐れがある。
さらに、この弾性体91は、本体の研磨定盤1の対向面に設置する際に均等にテンションを掛けるように取り付ける必要があるため、作業に多大な手間と熟練とを要するとともに、経時変化により劣化するため、研磨状態が被研磨部材wの面内において変化して、研磨ムラを生じるおそれがある。
その上、被研磨部材wのサイズが大きくなるとその分大サイズのものが必要となり、入手が困難になるだけでなく、より均等のテンションにして取り付けることが困難になる。
また、研磨終了後、この本体によって被研磨部材wを吸引して、搬送する場合には、吸引跡が残るという問題がある。
なお、本出願人は、先に本発明に関連する研磨機を出願している(例えば、特許文献1)。
特開2005−66712号公報
このため本発明は、研磨ムラ、吸引跡を形成せずに研磨、搬送することができ、かつ、作業性にも優れた研磨機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、表面に設けられた研磨パット上に平版状の被研磨部材が載置される研磨定盤と、この研磨定盤に対向して配置される加圧定盤とを備えてなり、かつ、上記加圧定盤が、上記被研磨部材の外周部に直接当接して上記被研磨部材を上記研磨パット上に支持する軟質材が設けられた本体と、この本体に備えられ、加圧流体によって上記被研磨部材を上記研磨パット側に押圧する加圧手段と、上記本体または軟質材に固定され、上記被研磨部材の側部から当該被研磨部材と上記本体との相対変位を制限するテンプレートとを有してなり、上記加圧手段による加圧流体を直接被研磨部材に噴出させるとともに、上記研磨定盤と加圧定盤とを相対的に面内移動させることにより、上記研磨パットによって上記被研磨部材を研磨することを特徴とする研磨機である。
上述の請求項1に記載の発明によれば、加圧定盤は、本体に備えられた軟質材が被研磨部材に直接当接して、被研磨部材を研磨パットに支持するとともに、加圧手段により加圧流体を直接被研磨部材に噴出させて、被研磨部材を研磨パット側に押圧するため、弾性体及びバッキング材を介して間接的に押圧する場合と異なり、被研磨部材に研磨ムラが発生するのを防止でき、かつ、研磨定盤と加圧定盤とを相対移動させる際に弾性体のテンションによって研磨状態が被研磨部材wの面内において変化して、研磨ムラが発生するのを防止できる。
また、経時変化により劣化し、さらには均等なテンションを必要とする弾性体を取り付ける必要がないため、特に大サイズの被研磨部材を研磨する際の作業性の向上や研磨ムラの削減が図られるとともに、あらゆるサイズの被研磨部材を研磨することができる。
さらには、研磨工程終了後、被研磨部材を吸引して搬送する場合にも、弾性体やバッキング材によって被研磨部材に吸引跡が形成されることを防止することができる。
以下、本発明に研磨機の一実施形態を、図1を用いて説明する。
本実施形態における研磨機は、表面に設けられた研磨パット10上に被研磨部材wが載置される研磨定盤1と、この研磨定盤1に対向して配置される加圧定盤2とから概略構成されている。ここで、被研磨部材wとして、例えば矩形状のガラス基板等、平版状のものが研磨機により研磨される。
この研磨定盤1は、表面が高い平面度に加工された肉厚の円盤状部材であり、その中心部下面には当該研磨定盤1を回転可能に支持する回転軸(図示を略す)が設けられるとともに、上面には研磨パット10が略全面的に設けられている。
この研磨パット10としては、硬質発泡ウレタン、軟質発泡ウレタン、合成樹脂繊維や不織布等が用いられている。
上記加圧定盤2は、内部に空洞S1を備えた円盤体5(本体)と、その中心上部に立設されて円盤体5を上記研磨定盤1と同方向に回転可能に支持する回転軸6と、上記円盤体5に備えられ、圧縮空気(加圧流体)を供給することにより被研磨部材wを研磨パット10側に押圧する加圧手段及びこの圧縮空気を吸引する吸引手段とから概略構成されている。
この円盤体5は、上記回転軸6に支持された軸円板51aと、その周端部から垂下して軸円板51aと一体的に設けられている軸壁部51bとを有する軸受体51とが備えられている。また、この軸円板51aよりも大きい外法を具備して、対向する研磨パット10に平行に配設された対向円板52aと、その周端部に立設されて対向円板52aと一体的に設けられ、上記軸壁部51bの外周側に対向して配設される対向壁部52bとを有する加圧体52とが備えられている。そして、上記軸受体51と上記加圧体52とが、軸壁部51bとその外周側に対向配設される対向壁部52bとに両端部が埋設される連結部材53によって一体化されて、設けられている。
さらに、上記対向円板52aの下面には、矩形状の被研磨部材wの外周部に対応する位置に沿って軟質材4が設けられている。
この軟質材4は、樹脂素材や硬質ゴム素材からなり、被研磨部材wの外周端の内側から外方まで延在して設けられ、被研磨部材wの外周辺を覆うようにして額縁状に配設されている。また、被研磨部材wに望む位置に環状の凹部40が設けられており、この凹部40に被研磨部材wに密着するシール材44が設けられている。
さらに、上記軟質材4の下面には、被研磨部材wの周縁部に隙間(1mm〜5mm)を介して配設されたテンプレート7が備えられている。
他方、上記対向円板52aと被研磨部材wとの間は、軟質材4によって囲まれた空洞S2となっている。
上記加圧手段及び吸引手段は、上記軸円板51aを貫通して、供給口が空洞S1内に開口する空気管54と、上流側が上記軸円板51a、空洞S1、対向円板52aを貫通して、供給口が空洞S2内に開口する空気管55とにより構成されている。
この空気管54は、上記空洞S1に圧縮空気を噴出するようになっており、この空洞S1内に噴出した圧縮空気は、軟質材4を介して被研磨部材wの外周部を研磨パット10に押圧しつつ、被研磨部材wを円盤体5とともに回転させるようになっている。
他方、空気管55は、圧縮空気を空洞S2に噴出させて、この空洞S2に噴出した圧縮空気は、被研磨部材wの面内を均等に研磨パット10に接触させるようになっている。
さらに、空気管55は、空洞S2内の空気を吸引することができるようになっている。
以下、上述の研磨機の作用について説明する。
本実施形態における研磨機においては、研磨定盤1上の研磨パット10上に被研磨部材wを載置して、空気管54から圧縮空気を供給し、空洞S1を介して軟質材4により被研磨部材wの外周部を研磨パット10上に支持しつつ、空気管55から圧縮空気を噴出させて、均等に被研磨部材wを研磨パット10側に押圧するとともに、研磨定盤1と加圧定盤2とを同方向に回転させる。すると、被研磨部材wは、加圧定盤2とともに回転して、被研磨面が均一に研磨パット10に接触して、研磨される。
この際、被研磨部材wは、軟質材4により外周部が研磨パット10上に支持されるとともに、空洞S2内に供給される圧縮空気により直接研磨パット10側に押圧されて、円盤体5とともに回転するため、弾性体及びバッキング材等を介して間接的に加圧流体により押圧される場合のように研磨ムラが発生するのを防止することができる。また、弾性体のテンションによって研磨状態が被研磨部材wの面内において変化して、研磨ムラが発生するのを防止できる。
さらに、研磨機としては、経時変化により劣化し、さらには均等なテンションを必要とする弾性体を架設する必要がないため、特に大サイズの被研磨部材wを研磨する際のメンテナンス性が向上するだけでなく、あらゆるサイズの被研磨部材wを研磨することができる。
次いで、空気管55により、空気を吸引して、被研磨部材wを円盤体5側に吸着させて、次工程に搬送する。この際、被研磨部材wは、軟質材4により外周部が支持されて、吸引手段により円盤体5側に吸着されるため、弾性体やバッキング材により吸引口が形成されることを防止できる。
なお、本発明の研磨機は、上述の実施の形態に限られない。例えば、吸引手段が設けられていなくてもよい。
本発明の研磨機の一実施形態を示した従断面模式図である。 従来の研磨機を示した縦断面模式図である。
符号の説明
w・・・被研磨部材
1・・・研磨定盤
2・・・加圧定盤
4・・・軟質材
7・・・テンプレート
10・・・研磨パット

Claims (1)

  1. 表面に設けられた研磨パット上に平版状の被研磨部材が載置される研磨定盤と、この研磨定盤に対向して配置される加圧定盤とを備えてなり、かつ
    上記加圧定盤は、上記被研磨部材の外周部に直接当接して上記被研磨部材を上記研磨パット上に支持する軟質材が設けられた本体と、この本体に備えられ、加圧流体によって上記被研磨部材を上記研磨パット側に押圧する加圧手段と、上記本体または軟質材に固定され、上記被研磨部材の側部から当該被研磨部材と上記本体との相対変位を制限するテンプレートとを有してなり、
    上記加圧手段による加圧流体を直接被研磨部材に噴出させるとともに、上記研磨定盤と加圧定盤とを相対的に面内移動させることにより、上記研磨パットによって上記被研磨部材を研磨することを特徴とする研磨機。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08339979A (ja) * 1995-04-10 1996-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 被研磨基板の保持装置及び基板の研磨方法
JPH1094958A (ja) * 1996-09-20 1998-04-14 Sony Corp 基板研磨方法及びこの実施に用いる研磨装置

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