JP2007006052A - 立体画像表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 立体画像を任意の方向から見ることができる「立体画像表示システム」を提供すること。
【解決手段】 複数の液晶パネル310、320のそれぞれに重ねて表示される二次元画像の輝度を調整することにより立体画像を表示する立体画像表示システムであって、立体画像の視認方向を設定する視認方向設定部40と、視認方向設定部40によって設定された視認方向に合わせて、複数の液晶パネル310、320のそれぞれに表示する二次元画像データを、表示位置にオフセットを持たせて生成する立体画像データ生成部20と、立体画像データ生成部20によって生成されたそれぞれの二次元画像データに対応する画像を複数の液晶パネル310、320に表示する液晶ドライバ30、34とが備わっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車室内等に設置された表示装置に立体画像を表示する立体画像表示システムに関する。
従来から、複数の表示パネルを所定間隔で重ねて配置し、それぞれの表示パネルに表示する画像の輝度を調整することにより、立体画像を表示させる三次元表示方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この三次元表示方法によって立体画像を表示することにより、立体めがねが不要になったり、装置構成を簡単にすることができる。
特許第3472552号公報(第5−12頁、図1−14)
ところで、上述した特許文献1に開示された三次元表示方法では、所定間隔離して配置された複数の表示パネルのそれぞれに輝度が異なる画像を重ねて表示することにより立体表示が行われているため、画像の観察者の視認方向と画像が重なる向きを正確に一致させる必要があり、あらかじめ用意された立体画像に応じて視認方向が決まってしまい(例えば表示面に対して垂直方向)、立体画像を任意方向から見ることができないという問題があった。例えば、車室内の運転席と助手席のほぼ中央前方に表示装置を設定する場合を考えると、表示装置の正面を視認方向として設定された立体画像を表示した場合には、運転席や助手席に座っている利用者からこの立体画像を見ると輝度が異なる同じ画像が明らかにずれた状態で重なった映像が見えることになる。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、立体画像を任意の方向から見ることができる立体画像表示システムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の立体画像表示システムは、複数の表示部のそれぞれに重ねて表示される二次元画像の輝度を調整することにより立体画像を表示するものであり、立体画像の視認方向を設定する視認方向設定手段と、視認方向設定手段によって設定された視認方向に合わせて、複数の表示部のそれぞれに表示する二次元画像データを、表示位置にオフセットを持たせて生成する立体画像データ生成手段と、立体画像データ生成手段によって生成されたそれぞれの二次元画像データに対応する画像を複数の表示部に表示する表示処理手段とを備えている。これにより、視認方向を表示面に対して垂直な向き以外に設定することができ、任意の視認方向から見ることができる立体画像を表示することが可能となる。
また、上述した視認方向設定手段によって設定される視認方向は変更可能であることが望ましい。これにより、立体画像を見るユーザに合わせて立体画像を表示する向きを任意に変更することが可能になる。
また、上述した視認方向設定手段によって設定される視認方向は、あらかじめ用意された複数の候補値の中から選択されることが望ましい。これにより、視認方向を設定する処理を簡略化することができる。
また、上述した立体画像データ生成手段によって二次元画像データを生成する際に用いられるオフセットの値は、あらかじめ用意された複数の候補値の中から選択されることが望ましい。これにより、視認方向に応じて可変に設定される表示位置のオフセット値の処理を簡略化することができる。
また、上述した複数の表示部は車両のセンターコンソールに搭載されており、複数の候補値は、運転席に着座したユーザの頭部位置あるいは視点位置に対応する第1の値と、助手席に着座したユーザの頭部位置あるいは視点位置に対応する第2の値があらかじめ用意されていることが望ましい。これにより、車載装置において立体画像を表示する場合に、運転者あるいは助手席の搭乗者から、ずれのない正しい立体画像を見ることが可能となる。
また、上述した複数の候補値は、センターコンソール内における複数の表示部の設置位置を考慮して設定されていることが望ましい。視認方向は表示部とユーザの視点位置との相対的な位置関係によって決まるため、表示部の設置位置を考慮に入れることで、正確な視認方向の設定が可能となる。
また、上述した表示部に表示される立体画像がナビゲーション装置に対応するものである場合に、第1の値が自動的に選択されることが望ましい。これにより、ナビゲーション装置を使用する可能性の高い運転者に対してずれのない正しい立体画像を表示することが可能になる。
また、上述した視認方向設定手段によって設定される視認方向を手動設定するために用いられる操作手段をさらに備えることが望ましい。これにより、立体画像を見るユーザ自身が任意の視認方向を設定することが可能になり、手動操作によって正確な視認方向を設定して常にずれのない立体画像を見ることが可能になる。
また、上述した立体画像を見るユーザの視認方向を検出するユーザ検出手段をさらに備え、視認方向設定手段は、ユーザ検出手段による検出結果に基づいて視認方向の設定を行うことが望ましい。これにより、任意の位置にいるユーザに合わせて確実に視認方向を設定することが可能になる。
また、上述したユーザ検出手段は、カメラによって撮影した画像に含まれるユーザの頭部位置あるいは目の位置を画像認識処理によって検出することにより視認方向の検出を行うことが望ましい。これにより、立体画像を見るユーザに対応する視認方向を確実に検出することが可能となる。
また、リモートコントロールユニットから出射される光あるいは電波の入射方向を検出可能な受信部をさらに備えており、ユーザ検出手段は、受信部によって検出した光あるいは電波の入射方向によって視認方向の検出を行うことが望ましい。これにより、ユーザがリモートコントロールユニットを操作するだけで簡単かつ確実に視認方向を設定することが可能になる。
また、上述した視認方向設定手段は、表示部の表示位置に応じて視認方向が変化するときに、表示位置に応じて視認方向を設定することが望ましい。これにより、表示面が大きくて表示位置に応じて視認方向が変化する場合であっても表示位置に応じて正しい視認方向を設定することが可能になり、大きな画面に立体画像を表示する場合であってもずれのない正しい立体画像を表示することができる。
また、上述した立体画像データ生成手段は、視認方向設定手段によって設定される表示位置に応じて変化する視認方向に合わせて二次元画像データの拡大あるいは縮小を行うことが望ましい。これにより、同一画面内で視認方向が大きく変化する場合であっても、視認方向の変化に合わせて正しい大きさに調整された立体画像を生成することができる。
また、上述した表示部の表示面は複数領域に分割されており、視認方向設定手段は、複数領域のそれぞれについて異なる視認方向を設定することが望ましい。これにより、一つの画面内の異なる領域に表示された立体画像を、視認方向が異なる複数ユーザが見た場合であっても、それぞれのユーザ毎にずれのない正しい立体画像を表示することが可能となる。
また、上述した立体画像を見るユーザ人数が複数のときにこの人数に合わせた複数領域の分割が行われ、ユーザ人数が一人のときに複数領域の分割が解除されることが望ましい。これにより、ユーザ人数に合わせて、ずれのない正しい立体表示の向きを変えることができる。
以下、本発明の立体画像表示システムを適用した一実施形態の車載システムについて、図面を参照しながら説明する。図1は、一実施形態の車載システムの構成を示す図である。図1に示す車載システムは、ナビゲーション装置100、オーディオ装置110、エアコン120、センターユニット200、表示装置300を含んで構成されている。センターユニット200は、ナビゲーション装置100、オーディオ装置110、エアコン120のそれぞれから出力される画像データが入力されており、いずれかの画像データに基づいて立体画像データを生成し、この立体画像データに対応する立体画像を表示装置300に表示する。例えば、ナビゲーション装置100からは、周辺地図や各種の操作画面に対応する画像データが入力される。オーディオ装置110からは、再生中のオーディオデータの内容や各種の操作画面に対応する画像データが入力される。エアコン120からは、設定温度や現在の温度等の運転状況や各種の操作画面に対応する画像データが入力される。また、表示装置300は、車両のセンターコンソールに搭載されている。
図2は、センターユニット200と表示装置300の詳細構成を示す図である。図2に示すように、センターユニット200は、入力選択部10、立体画像データ生成部20、液晶ドライバ30、34、バックライト駆動部38、視認方向設定部40、受信部50、入力処理部52、ユーザ検出部60を備えている。
入力選択部10は、ナビゲーション装置100、オーディオ装置110、エアコン120のそれぞれから出力される画像データが入力されており、ユーザ(本実施形態では表示装置300に映し出される立体画像を見る人がユーザとなる)の選択指示に従っていずれかの画像データを選択して出力する。これらの画像データには、例えば各画素毎にRGBデータとともに各画素に対応する表示対象物までの奥行きデータ(Zデータ)が含まれている。
立体画像データ生成部20は、入力選択部10から出力される画像データ(RGBデータとZデータ)に基づいて、立体表示に必要な立体画像データを生成する。本実施形態の表示装置300は、所定間隔(例えば1cm間隔)で重ねて配置された2枚の液晶パネル310、320と、後側の液晶パネル320の裏側に配置されたバックライト330とを含んで構成されている。特許第3472552号公報に開示されているように、このように配置された2枚の液晶パネル310、320に同じ画像を表示させ、それぞれの輝度を調整することにより、この画像の遠近感を変化させることができる。本実施形態では、立体画像データ生成部20によって、同じ内容を有し、Zデータに応じて輝度値が調整された2種類の立体画像データ(二次元画像データ)が生成され、液晶ドライバ30、34内のVRAM32、36に格納される。一方の液晶ドライバ30は、VRAM32に格納された一方の立体画像データに対応する画像を前側に配置された液晶パネル310に表示する処理を行う。なお、本実施形態では、液晶ドライバ30、34内にVRAM32、36を備えているが、立体画像データ生成部20内に備えるようにしてもよいし、液晶ドライバ30、34と立体画像データ生成部20の間に備えるようにしてもよい。バックライト駆動部38は、表示装置300内のバックライト330を点灯させる。
視認方向設定部40は、表示装置300を用いて表示される立体画像の視認方向を設定する。視認方向とは、2枚の液晶パネル310、320を用いて表示した立体画像をずれのない正しい立体画像として見ることができる方向である。ずれのない立体画像を見るためには、視認方向に沿ってユーザの視点位置がある必要がある。
受信部50は、ユーザによって操作されるリモコン(リモートコントロール)ユニット210から出射された光あるいは電波を受信する。また、受信部50は、特定の操作がされたときに、リモコン210から出射された光あるいは電波の入射方向を検出する機能を有する。入力処理部52は、受信部50で受信した光あるいは電波の内容に基づいて、ユーザによる操作内容を検出する。検出された操作内容がナビゲーション装置100の各種の操作画面等に対応するものである場合には、対応する車載装置に向けて検出された操作内容が送られる。
ユーザ検出部60は、表示装置300に表示される立体画像を見るユーザの視認方向を検出する。例えば、ユーザ検出部60には、カメラと画像認識処理部とが含まれており、カメラによって撮影した画像に含まれるユーザの頭部位置あるいは目の位置を画像認識処理によって検出することにより視認方向の検出を行っている。あるいは、受信部50によって検出されたリモコン210からの光あるいは電波の入射方向を視認方向として検出してもよい。
上述した視認方向設定部40が視認方向設定手段に、立体画像データ生成部20が立体画像データ生成手段に、液晶ドライバ30、34が表示処理手段にそれぞれ対応する。また、リモコン210、受信部50、入力処理部52が操作手段に、ユーザ検出部60がユーザ検出手段にそれぞれ対応する。
本実施形態の車載システムおよびセンターユニット200はこのような構成を有しており、次にその動作を説明する。図3は、センターユニット200によって視認方向の設定を行った後に立体画像表示を行う動作手順を示す流れ図である。
入力選択部10を介してナビゲーション装置100等から画像データ(RGBデータ、Zデータ)が入力されると(ステップ100)、視認方向設定部40は視認方向の設定を行う(ステップ101)。次に、立体画像データ生成部20は、2枚の液晶ドライバ30、34内のVRAM32、36のそれぞれに書き込む立体画像データのオフセット設定を行う(ステップ102)。
図4は、2枚の液晶パネル310、320を用いて表示される立体画像の概略を示す図である。図5および図6は視認方向とオフセット値との関係を示す図である。図4に示すように、一方の液晶パネル310に画像a1、b1、c1を、他方の液晶パネル320に画像a2、b2、c2を、互いに重なるように表示し、それぞれの輝度を調整(可変)することにより、これらの画像に遠近感を持たせた立体画像を表示することが可能になる。したがって、ユーザに向けてずれのない正しい立体画像を表示するためには、画像を重ねる向きを視認方向に一致させる必要がある。図5に示すように、視認方向Xが液晶パネル310、320の表示面に対して垂直な場合には、液晶パネル310に表示する画像a1、b1、c1と、液晶パネル320に表示する画像a2、b2、c2とをずらす必要はないため、オフセット値が0に設定される。しかし、図6に示すように、視認方向Yが液晶パネル310、320の表示面に対して垂直な向きに一致しない場合には、液晶パネル310に表示する画像a1、b1、c1と、液晶パネル320に表示する画像a2、b2、c2とをずらす必要があり、視認方向Yに対応するオフセット値Wが設定される。なお、図6では、一方向に対応するオフセット値Wを示したが、実際には、表示面と平行にXY平面を考えたときにX方向およびY方向のそれぞれについてオフセット値Wx、Wyを設定する必要がある。
次に、立体画像データ生成部20は、設定されたオフセット値Wに対応するように前側の液晶パネル310用の立体画像データを生成し(ステップ103)、液晶ドライバ30内のVRAM32に格納する(ステップ104)。また、立体画像データ生成部20は、設定されたオフセット値Wに対応するように後側の液晶パネル320用の立体画像データを生成し(ステップ105)、液晶ドライバ34内のVRAM36に格納する(ステップ106)。なお、視認方向が変化したときに画面内の立体画像の表示位置の変化を小さくするためには、前側の液晶パネル310用の立体画像データの位置を上記のオフセット値Wに対してその半分のW/2だけ視認方向の上流側に変位させ、反対に、後側の液晶パネル320用の立体画像データの位置をW/2だけ視認方向の下流側に変位させることが望ましいが、ずれのない正しい立体表示が行えればよい場合には、一方の液晶パネル用の立体画像データをWだけ変位させ、他方の立体画像データを変位させないようにしてもよい。このようにして、一連の立体画像表示が行われる。
なお、図3に示した立体画像表示に関する一連の動作手順は、表示内容を更新する所定の時間間隔毎に行われるが、ステップ101の視認方向設定とステップ102の立体画像データのオフセット設定処理については必ずしも毎回行う必要はなく、必要に応じて行えばよい。
次に、視認方向設定の具体例について説明する。図7は、視認方向設定の動作手順を示す流れ図であり、例えば、視認方向が変更されたときなどにおいてオフセット設定指示がユーザ自身によって行われるものとする。
視認方向設定部40は、オフセット設定指示が行われたか否かを判定しており(ステップ200)、この指示が行われない場合には否定判断を行ってこの判定を繰り返す。また、例えばユーザ自身がリモコンユニット210を操作してオフセット設定指示を行った場合にはステップ200の判定において肯定判断が行われ、次に、視認方向設定部40は、ユーザの選択を行う(ステップ201)。このユーザ選択は、視認方向に一致するユーザを指定する処理である。例えば、ユーザの着座位置をリモコンユニット210を用いて指定することができ、視認方向設定部40は、ユーザ自身のリモコンユニット210の操作内容に基づいて、視認方向を一致させるユーザが運転席と助手席のどちらに着座しているユーザであるかを選択する。
次に、視認方向設定部40は、運転席側のユーザが選択されたか否かを判定し(ステップ202)、運転席側のユーザである場合には肯定判断を行った後に、運転席頭部位置に基づいて視認方向を決定する(ステップ203)。例えば、運転席の状態(シート高や前後位置および背もたれの傾斜角等)に基づいて運転席に着座しているユーザの視点位置や頭部位置が計算され、さらに表示装置300の搭載位置(センターコンソール内における表示装置300の設定位置)を考慮することによって正確な視認方向が決定される。また、運転席側のユーザでない場合、すなわち助手席に着座しているユーザの場合にはステップ202の判定において否定判断が行われ、次に、視認方向設定部40は、助手席頭部位置に基づいて視認方向を決定する(ステップ204)。例えば、運転席側ユーザの場合と同様に、助手席の状態(シート高や前後位置および背もたれの傾斜角等)に基づいて助手席に着座しているユーザの視点位置や頭部位置が計算され、さらに表示装置300の搭載位置を考慮することによって正確な視認方向が決定される。このようにして図3のステップ101における視認方向の設定処理が終了する。
なお、上述した説明では、ユーザ選択を行った後にその都度選択されたユーザに対応する視認方向を計算しているが、ユーザが運転席側か助手席側かによって大まかな視認方向が決まってしまう。したがって、運転席側ユーザの概略的な視点位置あるいは頭部位置に対応する視認方向(第1の値)と、助手席側ユーザの概略的な視点位置あるいは頭部位置に対応する視認方向(第2の値)とを計算しておいて、ステップ203、204では既に計算されているこれら第1および第2の値の中からいずれかを選択するようにしてもよい。これにより、視認方向を設定する処理を簡略化することができる。
また、この場合には第1および第2の値として視認方向を計算しておく代わりに、これらの視認方向に基づいて設定されるオフセット値Wの値を第1および第2の値として求めておくようにしてもよい。これにより、さらに処理を簡略化することができる。
ところで、上述した説明では、ユーザ選択動作によって運転席側のユーザと助手席側のユーザのいずれか一方を選択したが、運転席と助手席の両方に2人のユーザが着座している場合には、これら2人のユーザ用に2種類の視認方向を設定するようにしてもよい。
図8は、2人のユーザを考慮して視認方向設定を行う変形例の動作手順を示す流れ図である。図8に示した動作手順は、図7に示した動作手順に対して、ステップ201と202の間に、運転席と助手席の両方にユーザが着座しているか否かを判定するステップ210を追加するとともに、この判定で肯定判断された場合に、運転席と助手席の両方の頭部位置(あるいは視点位置)に基づいて2つの視認方向の決定を行うステップ211の処理を追加した点が異なっている。
図9は、2つの視認方向に対応するように2枚の液晶パネル310、320を用いて表示される立体画像の概略を示す図である。図10は、2つの視認方向とオフセット値との関係を示す図である。図9に示すように、液晶パネル310、320のそれぞれを左右2分割し、それぞれの分割領域に異なる視認方向が設定される。具体的には、図10に示すように、左側領域用に視認方向Lが設定され、この視認方向Lに対応するオフセット値WLが計算される。また、右側領域用に視認方向Rが設定され、この視認方向Rに対応するオフセット値WRが計算される。これにより、表示装置300に向かって右側にいる一方のユーザは、右側領域を用いることによってずれのない正しい立体画像を見ることができる。また、表示装置300に向かって左側にいる一方のユーザは、左側領域を用いることによってずれのない正しい立体画像を見ることができる。
このように、本実施形態の車載システムに含まれるセンターユニット200を用いることにより、表示装置300に立体画像を表示する際に視認方向を表示面に対して垂直な向き以外に設定することができ、任意の視認方向から見ることができる立体画像を表示することが可能となる。また、視認方向を変更可能とすることにより、立体画像を見るユーザに合わせて立体画像を表示する向きを任意に変更することが可能になる。
また、設定される視認方向を、あらかじめ用意された複数の候補値の中から選択することにより、視認方向を設定する処理を簡略化することができる。特に、車載システムであってセンターコンソールに表示装置300が搭載されている場合には立体画像を見るユーザが運転席あるいは助手席のいずれかに着座しているユーザに限定されることから、複数の候補値として運転席側ユーザに対応した第1の値と助手席側ユーザに対応した第2の値を用意しておくだけでよく、さらに処理を簡略化することができる。また、これらの候補値を、センターコンソール内における表示装置300の設置位置を考慮して設定することにより、正確な視認方向の設定が可能となる。
また、表示装置300(液晶パネル310、320)の表示面を複数領域に分割し、複数領域のそれぞれについて異なる視認方向を設定することにより、一つの画面内の異なる領域に表示された立体画像を、視認方向が異なる複数ユーザが見た場合であっても、それぞれのユーザ毎にずれのない正しい立体画像を表示することが可能となる。また、立体画像を見るユーザ人数が複数(上記の説明では2人)のときにこの人数に合わせた複数領域の分割が行われ、ユーザ人数が一人のときに複数領域の分割が解除されるため、ユーザ人数に合わせて、ずれのない正しい立体表示の向きを変えることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。上述した実施形態では、一人のユーザに対して一意の視認方向を設定するようにしたが、表示装置300が大画面を有する場合であって表示装置300からユーザまでの距離が近い場合には、一人のユーザに対応して表示画面の表示位置に応じて視認方向を設定するようにしてもよい。
図11は、大画面の表示装置300を用いた場合の視認方向設定の概略を示す図である。図11に示すように、表示装置300の表示画面と視点位置とが近い場合には、表示画面のどの部分を見るかによって視認方向が大きく異なるため、画面内の表示位置毎に視認方向を設定する必要がある。これにより、大きな画面に立体画像を表示する場合であってもずれのない正しい立体画像を表示することができる。
また、この場合には、図11からも明らかなように、液晶パネル310、320のそれぞれに重なった画像を表示する場合に、前側の液晶パネル310に表示する画像を、後側の液晶パネル320に表示する画像よりも相対的に小さくする必要がある。このような画像の縮小(あるいは拡大)を行うことにより、同一画面内で視認方向が大きく変化する場合であっても、視認方向の変化に合わせて正しい大きさに調整された立体画像を生成することができる。
また、図10に示したように表示装置300の表示画面を2分割してそれぞれについて異なる視認方向を設定する場合には、図12に示すように、前側の液晶パネル300の分割境界近傍に立体画像表示に使用できない領域f1が発生する。この領域f1に、表示画面が分割中であってこの領域f1を境に異なる視認方向が設定されている旨を示す色、文字その他の画像を表示するようにしてもよい。ユーザは、この領域f1よりも自分寄りの領域のみを見ることで、自分専用のずれのない正しい立体画像を見ることができる。
また、上述した実施形態では、ユーザが運転席側ユーザか助手席側ユーザかを指定することにより視認方向を決定したが、リモコンユニット210を操作することによって、表示装置300に対するユーザの相対的に座標を入力したり、角度を指定して視認方向を直接入力するようにしてもよい。
また、ユーザ検出部60を用いてユーザの有無やユーザの視点位置あるいは頭部位置を検出して視認方向を自動設定したり、ユーザがリモコンユニット210を用いて視認方向に合わせて視認方向設定用の光あるいは電波を受信部50に向けて出射し、これらの入射方向を受信部50で検出して視認方向を自動設定したりしてもよい。
また、表示装置300に表示される立体画像がナビゲーション装置100に対応するものである場合に、運転席ユーザに対応する視認方向やオフセット値(第1の値)が自動的に選択されるようにしてもよい。これにより、ナビゲーション装置100を使用する可能性の高い運転者に対してずれのない正しい立体画像を表示することが可能になる。
また、上述した実施形態では、車載システムに本発明を適用したが、家庭用等の車載以外の用途に使用される立体画像表示システムに本発明を適用するようにしてもよい。また、表示装置300の表示画面を分割する場合には、分割数を3以上に設定するようにしてもよい。また、3枚以上の液晶パネルを用いて表示装置を構成する場合についても本発明を適用することができる。
一実施形態の車載システムの構成を示す図である。 センターユニットと表示装置の詳細構成を示す図である。 センターユニットによって視認方向の設定を行った後に立体画像表示を行う動作手順を示す流れ図である。 2枚の液晶パネルを用いて表示される立体画像の概略を示す図である。 視認方向とオフセット値との関係を示す図である。 視認方向とオフセット値との関係を示す図である。 視認方向設定の動作手順を示す流れ図である。 2人のユーザを考慮して視認方向設定を行う変形例の動作手順を示す流れ図である。 2つの視認方向に対応するように2枚の液晶パネルを用いて表示される立体画像の概略を示す図である。 2つの視認方向とオフセット値との関係を示す図である。 大画面の表示装置を用いた場合の視認方向設定の概略を示す図である。 画面分割を行った場合の変形例を示す図である。
符号の説明
10 入力選択部
20 立体画像データ生成部
30、34 液晶ドライバ
32、36 VRAM
38 バックライト駆動部
40 視認方向設定部
50 受信部
52 入力処理部
60 ユーザ検出部
100 ナビゲーション装置
110 オーディオ装置
120 エアコン
200 センターユニット
210 リモコン
300 表示装置
310、320 液晶パネル
330 バックライト

Claims (15)

  1. 複数の表示部のそれぞれに重ねて表示される二次元画像の輝度を調整することにより立体画像を表示する立体画像表示システムであって、
    前記立体画像の視認方向を設定する視認方向設定手段と、
    前記視認方向設定手段によって設定された視認方向に合わせて、前記複数の表示部のそれぞれに表示する二次元画像データを、表示位置にオフセットを持たせて生成する立体画像データ生成手段と、
    前記立体画像データ生成手段によって生成されたそれぞれの前記二次元画像データに対応する画像を前記複数の表示部に表示する表示処理手段と、
    を備えることを特徴とする立体画像表示システム。
  2. 請求項1において、
    前記視認方向設定手段によって設定される視認方向は変更可能であることを特徴とする立体画像表示システム。
  3. 請求項2において、
    前記視認方向設定手段によって設定される視認方向は、あらかじめ用意された複数の候補値の中から選択されることを特徴とする立体画像表示システム。
  4. 請求項2において、
    前記立体画像データ生成手段によって前記二次元画像データを生成する際に用いられる前記オフセットの値は、あらかじめ用意された複数の候補値の中から選択されることを特徴とする立体画像表示システム。
  5. 請求項3または4において、
    前記複数の表示部は車両のセンターコンソールに搭載されており、
    前記複数の候補値は、運転席に着座したユーザの頭部位置あるいは視点位置に対応する第1の値と、助手席に着座したユーザの頭部位置あるいは視点位置に対応する第2の値があらかじめ用意されていることを特徴とする立体画像表示システム。
  6. 請求項5において、
    前記複数の候補値は、前記センターコンソール内における前記複数の表示部の設置位置を考慮して設定されていることを特徴とする立体画像表示システム。
  7. 請求項5において、
    前記表示部に表示される立体画像がナビゲーション装置に対応するものである場合に、前記第1の値が自動的に選択されることを特徴とする立体画像表示システム。
  8. 請求項2において、
    前記視認方向設定手段によって設定される視認方向を手動設定するために用いられる操作手段をさらに備えることを特徴とする立体画像表示システム。
  9. 請求項2において、
    前記立体画像を見るユーザの視認方向を検出するユーザ検出手段をさらに備え、
    前記視認方向設定手段は、前記ユーザ検出手段による検出結果に基づいて前記視認方向の設定を行うことを特徴とする立体画像表示システム。
  10. 請求項9において、
    前記ユーザ検出手段は、カメラによって撮影した画像に含まれるユーザの頭部位置あるいは目の位置を画像認識処理によって検出することにより前記視認方向の検出を行うことを特徴とする立体画像表示システム。
  11. 請求項9において、
    リモートコントロールユニットから出射される光あるいは電波の入射方向を検出可能な受信部をさらに備えており、
    前記ユーザ検出手段は、前記受信部によって検出した前記光あるいは電波の入射方向によって前記視認方向の検出を行うことを特徴とする立体画像表示システム。
  12. 請求項1において、
    前記視認方向設定手段は、前記表示部の表示位置に応じて視認方向が変化するときに、前記表示位置に応じて視認方向を設定することを特徴とする立体画像表示システム。
  13. 請求項12において、
    前記立体画像データ生成手段は、前記視認方向設定手段によって設定される表示位置に応じて変化する視認方向に合わせて前記二次元画像データの拡大あるいは縮小を行うことを特徴とする立体画像表示システム。
  14. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記表示部の表示面は複数領域に分割されており、前記視認方向設定手段は、前記複数領域のそれぞれについて異なる視認方向を設定することを特徴とする立体画像表示システム。
  15. 請求項14において、
    前記立体画像を見るユーザ人数が複数のときにこの人数に合わせた前記複数領域の分割が行われ、ユーザ人数が一人のときに前記複数領域の分割が解除されることを特徴とする立体画像表示システム。
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