JP2007005471A - 回路基板装置 - Google Patents

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芳宜 石崎
Satoru Nakagawa
哲 中川
Akinori Kin
亨則 金
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Abstract

【課題】 端子板をニッケル板片にスポット溶接したときに半田ボールがニッケル板片の縁に形成されないようにすること目的とする。
【解決手段】 ランド104は、2つのランド部104a、104bがその間にスペース106を空かして並んでいる構成である。スペース106はスポット溶接機の溶接端子70が当る場所に対応する部分に形成してある。ニッケル板片110は、半田メッキがなされていないものであり、下面110bは、半田メッキ膜を有していず、ニッケルの地肌である。このため、ニッケル板片110をランド104上に半田付けした状態で、スペース対向下面部分110b1には半田ボールの原因である半田の回り込みが起きない。
【選択図】 図1

Description

本発明は回路基板装置に係り、特に、電池パックに適用され、端子板がスポット溶接される保護回路基板装置に関する。
近年、携帯電話をはじめとする携帯端末装置は、その駆動源として電池パックを搭載している。図4は電池パックの分解斜視図を示す。電池パック1は、リチウムイオン蓄電池である電池本体11、保護回路基板装置12、ケース13、14から構成されている。保護回路基板装置12は、電池本体11に接続されており、充電電圧及び電池本体11の出力電圧を監視して、電池本体11の充放電を制御し、電池本体11の保護を行なうための回路が搭載され、電池本体11とは端子板21、22により接続されている。端子板21、22は、保護回路基板装置12にスポット溶接されている。
図5(A)は従来の保護回路基板装置12を示す。この保護回路基板装置12は、回路基板30の両端に形成してあるランド31、32にニッケル板片50、51が半田付けしてある構成である。ランド31は、図5(B)に示すように、2つのランド部31a、31bがその間にスペース33を空かして並んでいる構成である。
ニッケル板片50は、図5(C)、(D)、(E)に示すように、上面50a、下面50bに半田メッキ膜55を有する構成である。
図6(A)に拡大して示すように、ランド部31a、31bの表面にクリーム半田60a、60bが印刷されている。図6(B)に示すように、ニッケル板片50が半田メッキ膜55を有する下面50bをランド30上に搭載し、リフロー炉を通すことによって、図6(C)に示すように、クリーム半田60a、60bが半田部60Aa、60Abとなって、ニッケル板片50がランド部31a、31bと半田付けされている。
図7(A)に拡大して示すように、端子板21は、スポット溶接機の溶接端子70によって押し付けられて、図7(B)に示すように、保護回路基板装置12のニッケル板片50上のうち、上記のスペース33に対向する部位にスポット溶接されている。80はスポット溶接部である。
別のランド32は上記ランド31と同じであり、ニッケル板片51は上記のニッケル板片50と同じであり、半田メッキ膜を有する下面をランド32上に搭載しリフロー炉を通すことによって半田付けされている。端子板22は、上記と同様にスポット溶接されている。
特開2004−304019号公報
スペース33に対向する部位をスポット溶接するようにしているけれども、図7(B)に示すように、小さいボール状の半田(以下、半田ボールという)90がニッケル板片50の縁から外側にはみ出る現象が起きることがあることが分かった。
この半田ボールは剥離しやすいものであり、剥離すると、電池パック1に悪い影響を及ぼす虞れがある。そこで、電池パック1の組み立てにおいては、端子板21、22のスポット溶接工程の次に半田ボール90を剥離させてニッケル板片50、51の周囲を清掃する清掃工程を行なう必要があり、面倒であった
本発明は上記の点に鑑みてなされた回路基板装置を提供することを目的とする。
本発明は、回路基板に形成されたランドに、スポット溶接のための金属板片が半田付けしてある構成である回路基板装置において、
前記ランドは、スポット溶接される部分に対応する部分にスペース(106)を有する構成であり、
前記金属板片は、その前記ランドと半田付けされる面(110b)は、地肌が露出している面である構成としたことを特徴とする。
金属板片のうちランドと半田付けされる下面は、地肌が露出している面であるため、溶融したクリーム半田が下面のうち上記スペースに対向する部分に回り込むことが起きにくくなり、よって、スポット溶接時に金属板片の周縁にはみ出て半田ボールが形成されることが起きないにようになる。
次に本発明の実施の形態について説明する。
本発明者は上記の半田ボール90が形成される原因を調査した。その結果、図6(C)に示すように、リフロー炉を通してニッケル板片50をランド部31a、31bと半田付けされる際に、ランド部31a、31bの表面のクリーム半田60a、60bが、ニッケル板片50の下面50bうちスペース33に対向する部位であるスペース対向下面部分50b1にまで回り込んで拡がってしまっており、このスペース対向下面部分50b1に拡がっている半田の膜60A1がスポット溶接の際の熱でもって溶けてニッケル板片50の周縁からはみ出すことが原因であることが分かった。
また、従来ニッケル板片には半田ぬれ性を良くするために半田メッキ膜を形成しているけれども、本発明者は実験したところ、半田メッキ膜を形成しなくても、ニッケル板片はランド部31a、31bと良好に半田付けされることが分かった。
本発明は上記の結果に基づいてなされたものである。
図1(A)は本発明の実施例1になる保護回路基板装置100を示す。同図(B)は保護回路基板装置100の一端の部分を分解して示す。同図(C)はニッケル板片110の平面図、同図(D)はニッケル板片110の正面図、同図(D)はニッケル板片110の底面図である。
図1(A)に示すように、保護回路基板装置100は、回路基板101上にICチップなどの電子部品102が搭載してあり、これらが樹脂103で封止してあり、且つ、回路基板101の両端のランド104、105上にニッケル板片110、111が半田付けしてある構成である。
図1(B)に示すように、ランド104は、2つのランド部104a、104bがその間にスペース106を空かして並んでいる構成である。スペース106は後述するスポット溶接機の溶接端子70が当る場所に対応する部分に形成してある。
ニッケル板片110は、半田メッキがなされていないものであり、図1(C)、(D)、(E)に示すように、上面110aには勿論、下面110bにも半田メッキ膜を有していない。下面110bはニッケルの地肌である。
図2はニッケル板片110をランド104上に半田付けする工程を示す。図2(A)に示すように、ランド部104a、104bの表面にクリーム半田120a、120bが印刷されている。
図2(B)に示すように、ニッケル板片110をランド部104a、104b上に置き、クリーム半田120a、120の接着力によってニッケル板片110をランド部104a、104b上に仮固定する。110b1は下面110bのうちスペース106に対向するスペース対向下面部分である。ここで、ニッケル板片110は表裏に差異がないため、ニッケル板片110の表裏を揃える必要はなく、作業はし易い。
この状態で、回路基板101をリフロー炉を通す。クリーム半田120a、120bは一時的に溶融させて、半田部120Aa、120Abとなり、図2(C)に示すように、ニッケル板片110はランド部104a、104b上に半田付けされる。
ここで、ニッケル板片110の下面110bはニッケルの地肌であるため、半田のぬれ性は良くはなく、よって、溶融したクリーム半田120a、120bがスペース対向下面部分110b1に回り込むことは起きにくい。よって、ニッケル板片110はランド部104a、104b上に半田付けされた状態で、スペース対向下面部分110b1には半田の膜は形成されていない。
図3は端子板21をニッケル板片110にスポット溶接する工程を示す。
図3(A)に示すように、スポット溶接機の溶接端子70が端子板21をニッケル板片110のうちスペース対向下面部分110b1に対応する部分に押し付けられる。これによって、図3(B)に示すように、端子板21はニッケル板片110にスポット溶接される。80はスポット溶接部である。
ここで、スペース対向下面部分110b1には半田の膜は形成されていないため、スポット溶接時に半田ボールが形成されることは起きない。
反対側のニッケル板片111も上記のニッケル板片110と同じく半田メッキがなされていないものであり、リフロー時に半田の回り込みは起きにくく、よって、スポット溶接時に半田ボールが形成されることも起きない。
よって、電池パック1の組み立てにおいては、端子板21、22のスポット溶接工程の次にニッケル板片110、111の周囲を清掃する清掃工程が不要となって、従来に比較して、簡単となる。
また、ニッケル板片110、111についてみると、従来行なわれていた半田メッキ膜を形成する工程が不要となって、ニッケル板片110、111自体のコストも安価となる。
本発明の実施例1になる保護回路基板装置を示す図である。 ニッケル板片をランド上に半田付けする工程を示す図である。 端子板をニッケル板片にスポット溶接する工程を示す図である。 電池パックを分解して示す図である。 従来の保護回路基板装置を示す図である。 ニッケル板片をランド上に半田付けする工程を示す図である。 端子板をニッケル板片にスポット溶接する工程を示す図である。
符号の説明
1 電池パック
60A1 半田の膜
70 溶接端子
80 スポット溶接部
90 半田ボール
100 保護回路基板装置
101 回路基板
104、105 ランド
104a、104b ランド部
106 スペース
110、111 ニッケル板片
110b 下面
110b1 スペース対向下面部分
120a、120b クリーム半田
120Aa、120Ab 半田部

Claims (2)

  1. 回路基板に形成されたランドに、スポット溶接のための金属板片が半田付けしてある構成である回路基板装置において、
    前記ランドは、スポット溶接される部分に対応する部分にスペースを有する構成であり、
    前記金属板片は、その前記ランドと半田付けされる面は、地肌が露出している面である構成としたことを特徴とする回路基板装置。
  2. 請求項1に記載の回路基板装置において、
    前記金属板片は、ニッケル板片であり、
    該ニッケル板片のうち、前記ランドと半田付けされる面は、ニッケルの地肌が露出している面である構成としたことを特徴とする回路基板装置。
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