JP2007003175A - 燃焼装置 - Google Patents

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芳彦 高須
Kumiko Ankei
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Abstract

【課題】上方排気式の排気フードを用いるにも拘わらず、燃焼排気の通過抵抗を左程増加せずに共鳴による騒音を低減することができると共に、装置内部へのドレンの侵入を防止することができる燃焼装置を提供する。
【解決手段】バーナを内蔵する燃焼筐と、燃焼筐内に燃焼用空気を供給する燃焼ファンと、燃焼筐の上方に配置される熱交換器と、排気フード5とを備える燃焼装置であって、排気フード5内に、排気口51の下方に位置させて、排気口51の断面積より大きな邪魔板55を設ける。邪魔板55と排気フード5の上壁部の内面との間に、燃焼排気を排気口51に導く通気間隙56を形成する。通気間隙56が音響的な抵抗になり、共鳴周波数が燃焼振動周波数より小さくなって、共鳴による騒音が低減される。更に、邪魔板55により排気口51からのドレンを受けて蒸発させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、本発明は、バーナを内蔵する燃焼筐と、燃焼筐内に燃焼用空気を供給する燃焼ファンと、燃焼筐の上方に配置されバーナの燃焼排気で加熱される熱交換器とを備える給湯器等の燃焼装置に関する。
従来、この種の燃焼装置では、熱交換器の上方に排気フードを配置し、熱交換器を通過したバーナの燃焼排気が排気フードに流入し、排気フードに設けた排気口を介して外部に排出されるようにしている。排気フードには、その前面に開設した排気口から燃焼排気を排出する前方排気式のものと、排気フードの上壁部に立設した円筒状の排気口から燃焼排気を排出する上方排気式のものとがある。
ところで、上記の如き燃焼筐、熱交換器及び排気フードを備える燃焼装置では、ヘルムホルツ型の共鳴を生ずる。その共鳴周波数fは、燃焼筐から排気フードまでの内容積をV、排気通路の断面積をS、排気通路の通路長をL、音速をCとして、
f=(C/2π){S/(V・L)}1/2…(1)
になる。そして、共鳴周波数がバーナの燃焼振動の周波数に近いと、共鳴による騒音を生ずる。従って、騒音を低減するには、共鳴周波数を燃焼振動周波数からずらすことが必要になる。そのため、従来、前方排気式の排気フードを用いる燃焼装置において、排気フード内に、燃焼排気を一旦排気フード内の後部に導いてから前方にUターンさせて前面の排気口に導く排気ガイド部材を配置したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、排気通路の通路長が長くなり、共鳴周波数が燃焼振動周波数より小さくなって、共鳴による騒音が低減される。
一方、上方排気式の排気フードを用いる燃焼装置では、燃焼排気を排気フード内でUターンさせる上記の構造を採用できない。この場合、排気フードの上壁部に立設する円筒状の排気口の長さを長くして共鳴周波数を低下させることも考えられるが、燃焼装置の高さ寸法の制約から排気口の長さは左程長くできない。そこで、従来は、上記(1)式の排気通路断面積Sを小さくするために、排気口の断面積をかなり狭くし、共鳴周波数を燃焼振動周波数より小さくしている。しかし、これでは、燃焼排気の通過抵抗が大きくなり、燃焼筐内に燃焼用空気を供給する燃焼ファンの能力を高くすることが必要になって、コストが高くなる不都合がある。
また、上方排気式の排気フードを用いる燃焼装置においては、排気フードの上壁部に立設する円筒状の排気口の内部でドレンが発生する。特に、共鳴周波数を低下させるために前述したように排気口の長さを長くしたり、或いは、排気口の断面積を狭くした場合にはドレンの発生が著しく増加するおそれがある。そして、このドレンは、燃焼排気が排気口を通過する際に冷却される水蒸気が凝縮されたものであり酸性が強いために、従来は、排気口内面を流下するドレンを受ける環状のドレン溜部を排気口の中間部に設けることが行われている(例えば、特許文献2参照)。しかし、排気口の中間部に環状のドレン溜部を設けると部品点数及び組立工数が増加してコストが増加する不都合がある。
特開2000−227213号公報(図1) 特開2002−317922公報(図4)
以上の点に鑑み、本発明は、上方排気式の排気フードを用いるにも拘わらず、燃焼排気の通過抵抗を左程増加せずに共鳴による騒音を低減できるようにした燃焼装置を提供することをその課題としている。また、本発明は、共鳴による騒音を低減したうえで、装置内部へのドレンの侵入を防止できる燃焼装置を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、バーナを内蔵する燃焼筐と、燃焼筐内に燃焼用空気を供給する燃焼ファンと、燃焼筐の上方に配置されバーナの燃焼排気で加熱される熱交換器と、熱交換器の上方に配置され熱交換器を通過したバーナの燃焼排気が流入する排気フードとを備える燃焼装置であって、排気フードの上壁部に円筒状の排気口が立設されているものにおいて、排気フード内に、排気口の下方に位置させて、排気口の断面積より広面積の邪魔板が設けられ、邪魔板と排気フードの上壁部の内面との間に、燃焼排気を排気口に導く通気間隙が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、熱交換器を通過した燃焼排気の排気口への直接的な流れが邪魔板によって阻止され、燃焼排気は邪魔板と排気フードの上壁部との間の通気間隙を経由して排気口に流れることになる。そして、通気間隙により上記(1)式の排気通路長Lを長くしたのと同等の効果が得られ、排気口の断面積を左程狭くしなくても、共鳴周波数を燃焼振動周波数より小さくして、共鳴による騒音を低減することができる。結局、燃焼排気の通過抵抗を増加せずに騒音を低減できるようになり、そのため、燃焼ファンの能力を高くする必要がなく、コストダウンを図ることができる。
ここで、邪魔板と排気フードの上壁部との間の通気間隙の上下方向幅が大きすぎると、通気間隙が音響的な抵抗にならず、上記(1)式の排気通路長Lを長くするという効果が得にくくなる。この効果を得るには、通気間隙の上下方向幅を排気口の直径の1/2以下にする必要があることが実験的に確認された。また、燃焼排気の通過抵抗が増加しないように排気口の断面積を決定しても、通気間隙の上下方向幅が小さすぎると、燃焼排気の通過抵抗は排気口の断面積で決まる値より増加してしまう。ここで、通気間隙において燃焼排気の通過抵抗が最も大きくなるのは、排気口を下方に投影した仮想円筒の周面に面する部分である。そのため、燃焼排気の通過抵抗が増加しないようにするには、仮想円筒の周面に面する通気間隙の部分の面積(=πd・h、但しdは排気口の直径、hは通気間隙の上下方向幅)を排気口の断面積(=πd/4)以上にすること、即ち、通気間隙の上下方向幅hを排気口の直径dの1/4以上にすることが必要になる。以上のことから、通気間隙の上下方向幅は排気口の直径の1/4から1/2までの範囲の値に設定することが望ましい。
尚、邪魔板を方形に形成することも可能であるが、方形の邪魔板では、上記(1)式の排気通路長Lを長くする効果に関して、これに内接する円形の板と同程度の効果しか得られない。そして、内接円の外方に張り出す部分は無駄になり、むしろ燃焼排気の通過抵抗を増加する要因になる。これに対し、邪魔板を排気口と同心で排気口より大径の円形の板で形成すれば、上記(1)式の排気通路長Lを長くする効果を最も効率良く得られるようになり、有利である。
また、本発明においては、前記邪魔板によって、排気口の内面を伝って流下するドレンを受けることができる。邪魔板に落下したドレンは、邪魔板が排気熱により加熱されていることにより蒸発し、装置内部に流下することが防止される。
このとき、邪魔板の周縁に沿って起立する起立壁部が形成されていることによって、邪魔板上に落下したドレンは起立壁部に規制されて確実に邪魔板上に留まって排気熱により蒸発し、邪魔板の外方からのドレンの流下を確実に防止することができる。
更に、邪魔板の少なくとも一部に下方に向かって凹入された凹部を形成しておくことにより、邪魔板上に落下したドレンは凹部に溜まって蒸発し、邪魔板の外方からのドレンの流下を確実に防止することができる。
図1は屋内に設置する給湯器から成る燃焼装置を示している。この燃焼装置は、外装ケース1を備えており、外装ケース1内に、濃淡燃焼式のバーナ2を複数本内蔵する燃焼筐3と、燃焼筐3の上方の給湯用熱交換器4と、熱交換器4の上方の排気フード5とが配置されている。また、外装ケース1の上面には、屋外にのびる給気筒6を接続する給気用接続筒6aが立設されている。そして、外装ケース1内に、燃焼筐3の下方に位置する燃焼ファン7を設け、給気筒6からの空気を燃焼ファン7により外装ケース1内の空間を介して吸引し、この空気を燃焼筐3内に燃焼用空気として供給するようにしている。バーナ2の燃焼排気は燃焼筐3から熱交換器4に流れてこれを加熱する。そして、熱交換器4を通過した燃焼排気は排気フード5に流入して、排気フード5から排気筒8を介して屋外に排出される。
排気フード5の上壁部には、図2に示す如く、円筒状の排気口51が立設されている。尚、排気フード5に排気口51を一体成形することも可能であるが、本実施形態では、排気口51を排気フード5とは別体の筒体で構成している。そして、排気フード5の上壁部に、排気口51の下端に形成したフランジ部51aを受け入れる下方への窪み部52を形成し、窪み部52の底面に排気口51に対応する開口を開設して、窪み部52の底面の開口周縁部に排気口51の下端のフランジ部51aを着座させ、排気フード5内の燃焼排気が排気口51に流れるようにしている。
また、排気口51は、ヘルムホルツ型の共鳴周波数を表す上記(1)式の排気通路断面積Sを小さくするため、径が比較的大きな所定値に規定される排気筒8より小径に形成されている。従って、排気口51に排気筒8を直接接続することはできない。そこで、排気フード5の上壁部の上面に、排気口51を囲う排気用接続筒8aを取付け、この接続筒8aに排気筒8を接続している。尚、排気口51は、その外周の複数箇所において、連結片51bを介して排気用接続筒8aに固定されている。また、排気フード5の内面には、騒音吸収及び結露吸収のため吸音材53が積層されている。そして、排気フード5内に、図3に示す如く、吸音材53を押える格子状の押え枠54を装着している。
排気フード5内には、図2、図3に示す如く、排気口51の下方に位置させて、排気口51の断面積より広面積の邪魔板55が設けられている。そして、邪魔板55と排気フード5の上壁部の内面(正確には吸音材53の下面)との間に、燃焼排気を排気口51に導く通気間隙56が形成されるようにしている。尚、本実施形態では、邪魔板55を排気口51と同心で排気口51より大径の円形の板で形成している。また、邪魔板55は、その周縁の複数箇所に曲成した脚片55aを介して押え枠54に固定されている。
以上の構成によれば、熱交換器4を通過した燃焼排気の排気口51への直接的な流れが邪魔板55によって阻止され、燃焼排気は、図2に矢印で示すように、邪魔板55と排気フード5の上壁部との間の通気間隙56を経由して排気口51に流れる。そして、通気間隙56が音響的な抵抗になって、上記(1)式の排気通路長Lを長くしたのと同等の効果(以下、排気通路長の延長効果と称する。)が得られる。従って、排気口51の断面積を左程狭くしなくても、共鳴周波数を燃焼振動周波数より小さくして、共鳴による騒音を低減することができる。結局、燃焼排気の通過抵抗を増加せずに騒音を低減できるようになり、そのため、燃焼ファン7の能力を高くする必要がなく、コストダウンを図ることができる。
尚、邪魔板55の形状は、排気口51の断面積より広面積である限り方形であっても良い。然し、方形の邪魔板では、排気通路長の延長効果に関して、これに内接する円形の板と同程度の効果しか得られず、内接円の外方に張り出す部分は無駄になり、むしろ燃焼排気の通過抵抗を増加する要因になる。従って、材料の無駄や燃焼排気の通過抵抗の増加を生ずることなく、排気通路長の延長効果を最も効率良く得るには、本実施形態のように邪魔板55を排気口51と同心で排気口51より大径の円形の板で形成することが望ましい。この場合、邪魔板55の直径Dと排気口51の直径dとの差に応じた排気通路長の延長効果が得られる。但し、共鳴による騒音を確実に低減するには、邪魔板55の直径Dを排気口51の直径dの1.5倍以上にすることが望まれる。邪魔板55の直径Dの上限は、排気フード5の内面に邪魔板55が干渉しないように、排気フード5の内寸によって決まる。
また、通気間隙56の上下方向幅hが小さすぎると、燃焼排気の通過抵抗が排気口51の断面積で決定される値より増加してしまう。ここで、通気間隙には燃焼排気が径方向外方から内方に向けて放射方向に流れるため、通気間隙56において燃焼排気の通過抵抗が最も大きくなるのは、概ね排気口51を下方に投影した仮想円筒の周面に面する部分である。従って、仮想円筒の周面に面する通気間隙56の部分の面積を排気口51の断面積(=πd/4)以上にすれば、燃焼排気の通過抵抗が排気口51の断面積で決定される値以上に増加することはない。仮想円筒の周面に面する通気間隙56の部分の面積は最小でもπd・hになり(本実施形態では、排気口51の下端にアールが付けられているためπd・hより大きくなる。)、πd・h≧πd/4であれば、即ち、通気間隙56の上下方向幅hが排気口51の直径dの1/4以上であれば、燃焼排気の通過抵抗が排気口51の断面積で決定される値以上に増加することを防止できる。
また、通気間隙56の上下方向幅hが大きすぎると、通気間隙56が音響的な抵抗にならず、排気通路長の延長効果が得にくくなる。実験的に確かめた結果、排気通路長の延長効果を得やすくするには、通気間隙56の上下方向幅hを排気口51の直径dの1/2以下にする必要があることが判明した。従って、通気間隙56の上下方向幅hは排気口51の直径dの1/4から1/2までの範囲の値に設定することが望まれる。
次に、排気口51の直径dが66mm、排気口51の長さlが100mm、邪魔板55の直径Dが125mm、通気間隙56の上下方向幅hが20mmの上記実施形態の排気フード5を備え、バーナ2上面から排気口51までの燃焼空間の容積が約18000cmで、1mの排気筒8を接続した燃焼装置(発明品)と、この排気フード5から邪魔板55を取外し他は発明品と同一の燃焼装置(比較品)とを用いて行った試験について説明する。試験は、燃焼ファン7による空気供給量を燃焼量に対応する理論空気量の1.5〜1.6倍にし、60000kcal/hの燃焼量でバーナ2を燃焼させ、マイクとFFTアナライザとを用いて騒音スペクトルを測定することにより行った。
発明品の騒音スペクトルは図4(a)に示すようになり、比較品の騒音スペクトルは図4(b)に示すようになった。尚、図4の横軸は、周波数であってその1目盛りの幅は50Hzであり、縦軸は、音圧であってその1目盛りの幅は10dBVrである。比較品では、177.5Hzに音圧ピークがある。ここで、バーナ3の燃焼振動周波数は器具の暖まり具合、燃焼量、空気過剰率等によって若干変化するが160〜180Hz程度である。比較品では、共鳴周波数が燃焼振動周波数に近くなり、177.5Hzにピークを持つ騒音、即ち、共鳴による騒音を生じたものと考えられる。一方、発明品では、このような共鳴による騒音が発生していない。これは、邪魔板55による排気通路長の延長効果で共鳴周波数が燃焼振動周波数よりも小さくなったためと考えられる。
また、邪魔板55は、前述したように共鳴による騒音を低減するだけでなく、排気口51内で生じたドレンが給湯用熱交換器4や燃焼筐3の内部に流下することを防止することができる。即ち、燃焼排気が排気口51内で冷却されてドレンが生じ、そのドレンが排気口51の内面を伝って流下することがある。この場合にも、邪魔板55の形状は、図2に示す如く排気口51の断面積より広面積であることにより、排気口51の内面から流下するドレンを邪魔板55の上面で受けることができる。そして、邪魔板55は排気熱により加熱されているので、邪魔板55の上面に流下したドレンは蒸発し、給湯用熱交換器4や燃焼筐3の内部へのドレンの流入が防止される。
更に好ましくは、図5に示す如く、邪魔板55にその周縁部全周に起立する起立壁部551を設けておき、更に、邪魔板55の中央部に略擂り鉢状の凹部552を設けておくことができる。これによれば、邪魔板55の上面に流下したドレンは起立壁部551に規制されてその外方への流出を確実に防止することができる。しかも、凹部552を設けておけば、邪魔板55の上面に流下したドレンを凹部552内に溜めることができ、ドレンを排気熱により蒸発するまで確実に邪魔板55の上面にとどめておくことができる。尚、起立壁部551を設けた場合であっても、前述したように通気間隙56の上下方向幅hが排気口51の直径dの1/4以上(図2参照)となるように邪魔板55を取り付ける。また、邪魔板55には、起立壁部551のみを設けてもよく、或いは凹部552のみを設けてもよい。更に、凹部552は、図5において仮想線示するように邪魔板55の周縁部全周から中央部に向かって次第に深くなるように形成してもよい。
以上、給湯用の熱交換器4を有する給湯器から成る燃焼装置に本発明を適用した実施形態について説明したが、給湯以外の用途、例えば、暖房用の熱交換器を有する燃焼装置にも同様に本発明を適用できる。
本発明燃焼装置の実施形態を示す正面図。 実施形態の排気フードの拡大切断正面図。 実施形態の排気フードの斜め下方から見た斜視図。 (a)発明品の騒音スペクトラムを示すグラフ、(b)比較品の騒音スペクトラムを示すグラフ。 邪魔板の他の例を示す説明的断面図。
符号の説明
2…バーナ、3…燃焼筐、4…熱交換器、5…排気フード、51…排気口、55…邪魔板、56…通気間隙、7…燃焼ファン、551…起立壁部、552…凹部。

Claims (5)

  1. バーナを内蔵する燃焼筐と、燃焼筐内に燃焼用空気を供給する燃焼ファンと、燃焼筐の上方に配置されバーナの燃焼排気で加熱される熱交換器と、熱交換器の上方に配置され熱交換器を通過したバーナの燃焼排気が流入する排気フードとを備える燃焼装置であって、排気フードの上壁部に円筒状の排気口が立設されているものにおいて、
    排気フード内に、排気口の下方に位置させて、排気口の断面積より広面積の邪魔板が設けられ、邪魔板と排気フードの上壁部の内面との間に、燃焼排気を排気口に導く通気間隙が形成されていることを特徴とする燃焼装置。
  2. 前記通気間隙の上下方向幅は前記排気口の直径の1/4から1/2までの範囲の値であることを特徴とする請求項1記載の燃焼装置。
  3. 前記邪魔板は、前記排気口と同心で排気口より大径の円形の板で形成されることを特徴とする請求項1または2記載の燃焼装置。
  4. 前記邪魔板は、その周縁に沿って起立する起立壁部を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の燃焼装置。
  5. 前記邪魔板は、その少なくとも一部に下方に向かって凹入された凹部を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の燃焼装置。
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