JP2007002742A - エンジンのエアクリーナ - Google Patents

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Abstract

【課題】 汎用エンジンのエアクリーナであって、クリーナカバー体の外面を流れ落ちる雨滴が、吸込口を通してエアクリーナ内へ吸い込まれるのを防止する。
【解決手段】 クリーナカバー体10の上カバー体11に、外気に連通する吸込口50とエンジンEの吸気ポートに連通する排出口16を設けると共にその内部に、吸込口50より吸い込んだ外気を清浄化するクリーナエレメントユニットUeを収容したエンジンのエアクリーナであり、上カバー体11の、吸込口50近くのスカート壁11aは吸込口50よりも下方に延長される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、エンジン、特に汎用エンジンに設けられたクリーナカバー体の外面を流れ落ちる雨滴の吸込みを防止するようにしたエアクリーナに関する。
一般に、エンジン駆動式作業機では、屋外で使用されることが多く、しかもエンジンの吸気系に接続されるエアクリーナは、大気中に露出した状態にあるため、クリーナカバー体の外壁を伝わって流れる落ちる雨滴が、エンジンの吸気負圧をうけてエアクリーナ内に吸い込まれる不都合を招くことが考えられる。
そこで、従来、エアクリーナに雨天キャップを設け、これにより雨水のエアクリーナ内への侵入を防止するようにしたものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
実公昭63−11322号公報
ところが、上記特許文献1に開示されるものでは、エアクリーナに設けた雨天キャップに円錐斜面部を設け、そこに特殊形状の多数の吸込口を穿設するとともにそれらの吸込口に周壁を設けるなど複雑な構造に形成されるので、コスト高になるばかりでなく、吸気の流量の多い場合には、雨水の吸込防止策として不充分である。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、在来のエアクリーナに僅かな改良を加えるだけで、エアクリーナ内への雨滴などの水滴の侵入を的確に阻止することができるようにした、新規なエンジンのエアクリーナを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、クリーナカバー体に、外気に連通する吸込口とエンジンの吸気ポートに連通する排出口を設けると共にその内部に、吸込口より吸い込んだ外気を清浄化するクリーナエレメントユニットを収容してしてなる、エンジンのエアクリーナにおいて、前記吸込口の近傍にあって該吸込口を取り囲む、クリーナカバー体のスカート壁は、吸込口よりも下方に延長されていることを特徴としている。
また、前記目的を達成するために、請求項2の発明は、前記請求項1のものにおいて、前記吸込口とスカート壁との間には、遮蔽壁が設けられ、前記スカート壁と遮蔽壁とで、吸込口よりも下方に延長されていて、空隙を存して対面する二重壁が形成されていることを特徴としている。
さらに、前記目的を達成するために、請求項3の発明は、前記請求項1または2のものにおいて、前記遮蔽壁は、前記スカート壁と並列するように、前記吸込口の外側開口縁に沿って設けられ、さらに前記吸込口から離間する方向に延長されて、吸込口を両側から覆うように湾曲形成されていることを特徴としている。
さらに、前記目的達成のため、請求項4の発明は、請求項1,2または3のものにおいて、前記吸込口は、その中心に対してクリーナカバー体の中心側に向けて広がる広がり部を有して、クリーナカバー体内に向けて上方に延長される吸気筒が一体に連接されており、該吸気筒は吸込口側の入口からその上端の出口に向かって徐々に絞られていることを特徴としている。
請求項各項の発明によれば、従来のエアクリーナに僅かな改良を加えるだけで、クリーナカバー体の外面を流れ落ちる雨滴などの水滴が、吸込口を通してエアクリーナ内へ侵入するのを防止することができる。
また、特に、請求項2,3の発明によれば、雨滴などの水滴を遮蔽壁に衝突、落下させることにより、その水滴のエアクリーナ内への侵入を一層確実に防止することできる。
さらに、特に、請求項4の発明によれば、吸込口付近での吸気の流速を遅くして雨滴などの水滴を吸込口側へ引き寄せ難くして、水滴のエアクリーナ内への侵入防止作用を助成することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
この実施例は、本発明にかかるエアクリーナ構造を、汎用エンジンユニットに実施した場合でり、図1は、本発明エアクリーナ構造を備えた汎用エンジンユニットの正面図、図2は、図1の2矢視図、図3は、図2の3−3線に沿う拡大断面図、図4は、図3の4−4線に沿う断面図、図5は、図3の5−5線に沿う断面図、図6は、図3の6−6線に沿う断面図、図7は、図5の7−7線に沿う断面図、図8は、エアクリーナの分解斜視図、図9は、図8の9−9線に沿うシールパッキンの拡大平面図、図10は、図9の10−10線に沿う断面図、図11は、図3の仮想線囲い部分の拡大図である。
図1,2において、汎用エンジンユニットの、各種作業機の動力源となる汎用エンジンEは、4サイクルエンジンであって、水平方向に配置されるクランク軸1を支持するクランクケース2と、このクランクケース2から斜め上方に突出したシリンダ部3とを備えており、クランクケース2の真上には、それに支持される燃料タンクTが配置され、また、シリンダ部3の一側には、気化器4が取り付けられ、この気化器4に接続されるエアクリーナACと、シリンダ部3の他側に接続される排気マフラーMとが、燃料タンクTの側方に並ぶようにしてシリンダ部3の真上に配置される。
つぎに、図1〜11を参照して本発明にかかるエアクリーナACの構造を詳細に説明する。
図3に最も明瞭に示すように、エアクリーナACの外殻であるクリーナカバー体10は、合成樹脂製であって、上カバー体11と下カバー体12とを一体に結合して構成されている。上カバー11は、下面が開放された帽状に形成されている。また、下カバー体12は、上下方向に長いエルボ状に形成される吸気ダクト13と、その開口上面を閉じる隔壁14とを備えて密閉状に形成され、上カバー体11の開口下面に、下カバー体12の上面が着脱可能に気密に嵌合接続される。
図3、4および図8に示すように、隔壁14の中間部には、角筒状の通気通路17が、上カバー体11内に向けて一体に突設されており、この吸気通路17を通して上カバー体11内と下カバー体12内とが相互に連通される。下カバー体12の吸気ダクト13の上部には、鉛直方向に延びる支持ボルト18が固定されている。この支持ボルト18は、前記吸気通路17を通って上カバー体11内を縦通し、その上端のねじ部が、該上カバー体の上壁に設けた取付孔19を貫通してその外方に突出しており、そこにナット20を螺締することにより、上カバー体11は、下カバー体12の隔壁14上に着脱可能に固定される。
下カバー体12の下端、すなわち吸気ダクト13の下端には、エアクリーナACの排出口16が開口され、この排出口16は、気化器4の上流端に接続されている(図6参照)。後に述べるように、前記エアクリーナACは、その下カバー体12が、前記エンジンEのシリンダ部3に、高剛性をもって固定支持される。
つぎに、図2〜7を参照してこの支持構造について説明する。
エアクリーナACは、その下カバー体12が、エンジンEのシリンダ部3に3点にて支持される。具体的には、図3,6に示すように、下カバー体12の下端部分が2本の連結ボルト22,23によりエンジンEのシリンダ部3に気化器4を介して2点にて支持され、また、図3,5,7に示すように、下カバー体12の上端部分、すなわ前記隔壁14に近い部分が1本の連結ボルト24によりエンジンEのシリンダ部3に直接一点にて支持されている。図6に示すように、エンジンEのシリンダ部3のシリンダヘッド部分3Hには、気化器4の下流側がガスケット25を介して接続され、さらに、この気化器4の上流側には、パッキン26を挟んで前記下カバー体12の下端部分が一体に接続されている。下カバー12の下端部分は、下カバー体12および気化器4に設けたボルト孔27,28を貫通してシリンダ部3のシリンダヘッド部分3Hに螺着した2本の通し連結ボルト22,23により固着される。下カバー12のボルト孔27には、金属製スリーブ29が嵌合されていて連結ボルト22,23の締付によっても下カバー体12が変形しないようにされている。エアクリーナACの下カバー体12に形成される吸気ダクト13は、気化器4の吸気道30を通ってエンジンEの吸気ポートEpに連通され、通常のようにエアクリーナAC内の吸気は、気化器4にて燃料と混合されたのち吸気ポートEpに導かれる。
なお、図6中、符号32および33は、気化器4の吸気道30に開閉可能に設けられるチョーク弁およびスロットル弁である。
図3,5に示すように、エアクリーナACの下カバー体12の、前記隔壁14に近い上端部分の、高い剛性を保有する縦壁部分37には、筒状のボス部38が一体に形成されている。このボス部18には、下カバー体12の内方、すなわちエンジンEのシリンダ部3に向かって延びる長い有底の中空円筒孔39が一体に形成されており、この中空円筒孔39の奥壁には、ボルト孔40が貫通して設けられている。そして、このボルト孔40に対向する、シリンダ部3のシリンダヘッド部分3Hの壁面には、ボルトねじ孔41が設けられ、図5に示すように、ボルト孔40とボルトねじ孔41は同一軸線上にある。前記ボルトねじ孔41には、連結ボルトとしてのスタッドボルト24が螺締される。このスタッドボルト24は、下カバー体12のねじ孔40を貫通したのち、そのねじ部が中空円筒孔39内に突出し、そのねじ部にナット42を螺締することにより、下カバー体12の上部は、この一本の連結ボルト24をもってシリンダ部3のシリンダヘッド部分3Hに固定することができる。したがって、下カバー体12の上部は、その剛性の高い縦壁部分37(隔壁14の近くにあり、かつボス部38により補強されている)が、連結ボルト24によりエンジンEのシリンダ部3に堅固に固定される。
図5に示すように、前記2本の連結ボルト22,23の軸線22l,23lと、スタッドボルト24の軸線24lは、相互に略平行であって、締結方向が同じであり、しかも、それら3本の連結ボルト22,23,24は、いずれもエアクリーナACの外側から締付・弛緩操作が可能であることから、エアクリーナACのエンジンEのシリンダ部3への操作が容易である。
以上のように、エアクリーナACは、その下カバー体12が3本の連結ボルト22,23,24により、エンジンEのシリンダ部3に3点にて支持固定されるので、その支持剛性を大幅に高めることができる。また、前記ボス部38は、シリンダ部3に向かって深い中空円筒孔39を備えており、連結ボルト24による締付距離を短くしているので、エアクリーナACを、エンジン側の取付部であるシリンダ部3に近づけて、そこに固定支持するができ、その支持剛性を一層高めることができる。
図3,8に示すように、エアクリーナACの上カバー体11内には、後述するクリーナエレメントユニットUeが着脱可能に収容される。
下カバー体12の隔壁14、すなわち、下カバー体12の上壁の一側(図3,4右側)には、外気を取り込むための吸込口50が開口されている。この吸込口50は、図4に示すように、その中心50cと下カバー体12の中心12cとを通る中心線c−cに対して直交する方向に長い長孔に形成され、かつその中心50cに対して下カバー体12の中心12c側に向けて広がる広がり部50aを有していて、全体として広い面積に形成されている。図3に示すように、前記吸込口50には、上カバー体11内に向かって延びる角筒形状の吸気筒51が一体に連接されている。この吸気筒51は、吸気口50側の入口からその上端の出口に向かって徐々に絞られる煙突形状に形成されている。
前記吸込口50の、クリーナエレメントユニットUeから遠ざかる側の外側開口縁には、そこに沿って遮蔽壁53が一体に垂下されている。この遮蔽壁53は、図4に示すように、吸込口50を覆うように、その吸込口50から離間する方向に延長されたのち、吸込口50の長手方向両端を覆うように湾曲されて上カバー体11の内面下部に接続されている。したがって、前記遮蔽壁53は、吸込口50の、クリーナエレメントユニットUeから遠ざかる側の略半部を覆うようにされている。また、上カバー体11の、吸込口50近傍のスカート壁11aの下端は、吸込口50よりも下方に延長されており、その延長部は遮蔽壁53と対面して該遮蔽壁53と並列するように延びており、その下端は前記遮蔽壁53の下端と略同じレベルとされている。そして、図3に示すように、前記遮蔽壁53と、上カバー体11のスカート壁11aとは、吸込口50の外側開口縁の下方で相互に対面する二重壁を形成し、それらの間に下方に開放された空隙54を形成される。
ところで、汎用エンジン作業機は、一般に屋外で使用することが多く、雨天の使用時には当然に、エアクリーナACの上カバー11上に落ちた雨滴は、該上カバー体11の上面からそのスカート壁11aを伝わってその下端縁に達し、吸込口50を通ってエアクリーナAC内に吸い込まれることが考えられるが、この実施例によれば、雨滴のエアクリーナAC内への侵入を積極的に防止する構造を備えるものであって、すなわち、
(1) 吸込口50に近いスカート壁11aの下端は、吸込口50のレベルよりも下方に延長していることにより、
吸気負圧による雨滴の吸込口50への引き寄せを防止することができる。
また、(2) 吸込口50を覆いかつ該吸込口50よりも下方に延びる、遮蔽壁53および上カバー体11のスカート壁11aとで二重壁を形成したことにより、
前記(1) によっても、なお、吸込口50へ引き寄せられた雨滴は、スカート壁11aの下縁を迂回して空隙54へと流れ込むが、ここで、その雨滴を遮蔽壁53に衝突させて落下させることができ、これにより、吸込口50への雨滴の吸い込みを一層確実に防止することができる。
さらに、(3) 吸込口50は、その中心50cに対して上カバー体11の中心11c側に向かって広がる広がり部5aを備えており、かつ、吸込口50に連接される吸気筒51は、その入口から出口に徐々に絞られることにより、
吸気負圧は吸込口50の近傍で弱くなり、そこでの吸気の流速を遅くして、前記(1) ,(2) による雨滴のエアクリーナAC内への吸込み防止作用が助成される。
前記クリーナカバー体10の上カバー体11内には、クリーナエレメントユニットUeが収容支持されている。このクリーナエレメントユニットUeは、図3、8に示すように、全体が楕円筒状に形成されており、ペーパクリーナ62とウレタンクリーナ61とを積層して上下面を開放した楕円筒状に形成されるクリーナエレメント60と、該クリーナエレメント60の開放上下面にそこをを閉じるように取り付けられる、金属板製の上板63および下板64とより構成されている。上板63に中央部には、ゴムブッシュ65の嵌着された取付孔66が設けられ、また下板64の中央部には、前記隔壁14より突設される角筒状の通気通路17に着脱可能に嵌着される嵌合孔67が開口される。図3に示すように、下板64は、その嵌合孔67が通気通路17の外周面に嵌合されて、隔壁14上にシールパッキン68を挟んで着座される。そして、通気通路17を通り、クリーナエレメント内を縦通した支持ボルト18は、その上端のねじ部が取付孔66のゴムブッシュ65を貫通して外部に突出され、その突出端にナット69を螺締することにより、クリーナエレメントユニットUeは、下カバー体12の隔壁14上にシールパッキン68を介して着脱可能に固着される。
しかして、このクリーナエレメントユニットUeは、上カバー体11内を、その外側の未清浄室Cdと、その内側の清浄室Ccとに区画しており、エンジンEの運転によれば、外気は吸込口50より未清浄室Cdに入り、クリーナエレメント60を通過して濾過された後、清浄室Ccに入り、通気通路17から吸気ダクト13を経て気化器4へと導かれる。
隔壁14の上面と、クリーナエレメントユニットUeの下板64の下面との間には、ゴムパッキンよりなるシールパッキン68が挟着される。このシールパッキン68は、未清浄室Cdと、清浄室Ccとの間を気密にシールして、未清浄の外気が直接清浄室Ccに吸い込まれるのを防止している。図9,10,11に示すように、前記シールパッキン68は、四角な無端状に形成されていて角筒状の吸気通路17の根元部分の外周面に嵌着される。前記シールパッキン68の上シール面71および下シール面73の幅方向の中間部には、断面三角状の上、下リップ片72,74が一体の突設されており、上リップ片72は、クリーナエレメントユニットUeの下板64の下面に密接され、また、下リップ片74は、隔壁14の上面に密接される。また、シールパッキン68の内周面には、その周方向に間隔をあけて複数の抜止突起板75が、内方に向けて一体に突設されており、これらの突起75は、吸気通路17の外周面の根元部分に緊密に係合しており、たとえばクリーナエレメントユニットUeの交換や清掃などのメンテナンスを行なうべく、このクリーナエレメントユニットUeを吸気通路17から抜き取ったとき、このシールパッキン68が、クリーナエレメントユニットUeと共に吸気通路17 から抜け出さないようにしている。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。
たとえば、前記実施例では、エアクリーナACのクリーナカバー体10を、上カバー体11と下カバー体12とより分離構成されるが、それらを一体に構成してもよい。また、クリーナカバー体10を上カバー体11だけで構成してもよく、その場合その開放下面は、底壁により閉じられる。
本発明エアクリーナ構造を備えた汎用エンジンユニットの正面図 図1の2矢視図 図2の3−3線に沿う拡大断面図 図3の4−4線に沿う断面図 図3の5−5線に沿う断面図 図3の6−6線に沿う断面図 図5の7−7線に沿う断面図 エアクリーナの分解斜視図 図8の9−9線に沿うシール1パッキンの拡大平面図 図9の10−10線に沿う断面図 図3の仮想線囲い部分の拡大図
符号の説明
10 クリーナカバー体
10c クリーナカバー体の中心
11a スカート壁
16 排出口
50 吸込口
50a 広がり部
50c 吸込口の中心
51 吸気筒
53 遮蔽壁
54 空隙
E エンジン
Ep 吸気ポート
Ue クリーナエレメントユニット

Claims (4)

  1. クリーナカバー体(10)に、外気に連通する吸込口(50)とエンジン(E)の吸気ポート(Ep)に連通する排出口(16)を設けると共にその内部に、吸込口(50)より吸い込んだ外気を清浄化するクリーナエレメントユニット(Ue)を収容してしてなる、エンジンのエアクリーナにおいて、
    前記吸込口(50)の近傍にあって該吸込口(50)を取り囲む、クリーナカバー体(10)のスカート壁(11a)は、吸込口(50)よりも下方に延長されていることを特徴とするエンジンのエアクリーナ。
  2. 前記吸込口(50)とスカート壁(11a)との間には、遮蔽壁(53)が設けられ、前記スカート壁(11a)と遮蔽壁(53)とで、吸込口(50)よりも下方に延長されていて、空隙(54)を存して対面する二重壁が形成されていることを特徴とする、前記請求項1記載のエンジンのエアクリーナ。
  3. 前記遮蔽壁(53)は、前記スカート壁(11a)と並列するように、前記吸込口(50)の外側開口縁に沿って設けられ、さらに前記吸込口(50)から離間する方向に延長されて、吸込口(50)を両側から覆うように湾曲形成されていることを特徴とする、前記請求項1または2記載のエンジンのエアクリーナ。
  4. 前記吸込口(50)は、その中心(50c)に対してクリーナカバー体(10)の中心(10c)側に向けて広がる広がり部(50a)を有して、クリーナカバー体(10)内に向けて上方に延長される吸気筒(51)が一体に連接されており、該吸気筒(51)は吸込口(50)側の入口からその上端の出口に向かって徐々に絞られていることを特徴とする、前記請求項1,2または3記載のエンジンのエアクリーナ。
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