JP2007002642A - 景観に配慮し、安全性の高いガードレールの保護カバー材 - Google Patents

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道明 浦杉
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Abstract

【課題】ガードレールを取り付ける際に、道路に平行な横板の重なり合った部分や、取り付け保持するためのボルトや金具の突起物により、発生する小規模な衝突及び、ガードレール表面に対して、擦り接触による自動車等車体の損傷を軽減し、事故により車体から剥離した金属が残留する事をなくする。又、施工後のガードレールにも容易に脱着出来、景観、美観を高める効果を得る。
【解決手段】ガードレール1を支柱等に取り付けるために必要なボルトナットや金具等をガードレールの表面に出さないために、肉厚を持たせた素材を用い、座堀や欠込みをする事により、金属の露出を防ぎ、両端を平滑面より低くする事により、継ぎ目の段差が平滑面の上に出ない構造を提供する。更に、素材を選ばないために、間伐材や着色された合成樹脂を用いる事により、景観や美観を重視したガードレールの保護カバー材4を提供する。
【選択図】図3

Description

発明の詳細な説明
本発明は、小さな衝突や、ガードレールに擦り等の接触事故等により、施工されたガードレールの継ぎ目部分の重なりによる段差や、取り付けるためのボルト及び、金具類等の凸部分に接触し、自動車の車体の一部が剥ぎ取られ、ガードレールに付着する事を防ぐために、肉厚の保護カバー材を取り付け、これを回避する方法及び、保護カバー材の製造方法を提供する。
本発明は、自動車などが道路外に飛び出すことを防止する衝撃等に対する、ガードレール本来の強度を必要とせず、景観、美観及び、安全を重点においた素材を自由に選択できる保護カバー材の製造を提供する。
道路上に設置された現行の鋼製のガードレールにおいては、道路に平行な横板等を支柱に取り付ける時に、保持金具やボルトナット等を用いている。これがガードレールの平面より道路側に凸部として出ている。
又、横板の重なり部分の繋ぎ目に段差が出来、平滑な面が得られていない。
(図面 1.2.を参照)
自動車等が道路外に飛び出す事を考慮して、ガードレールは施工されているが、道路外に飛び出すことなく、ガードレール面に接触をしながらすり抜ける等の小事故が多々発生している。
この小事故の際、〔0003〕で述べた凸部により、車体に損傷が発生し、車体の一部が剥がれ落ちる現象が見られる。(平成17年6月22日付福井新聞参照)
この剥ぎ取られた車体の一部が鋭利な刃物の如く鋭角なものが多く、ガードレールすれすれに通過した人が負傷したり、すれすれに通過した自動車等に損傷が発生している。
木材を用いたガードレール等に於いては、自動車等の衝突強度の対して大きく望めなく、大型車輌や通行量の多い地域での使用は困難である。
又、木材は、防虫防腐を施した素材を用いているが、経年変化により腐蝕が発生したり、割れが生じたり、衝突強度に対しては、時間と共に信頼が薄れていくのが現状である。
以上に述べた従来の鋼製ガードレールの凸部を、本発明の保護カバー材を用いてなくする。
車体等が軽微な接触を行った場合、鋼材より柔軟性のある素材を用いた保護カバー材を取り付ける事により、ガードレールにクッション性を持たせ、衝撃を和らげる。
従来の木製ガードレールの割れ腐れ等の強度に対する不安を解消し、必要とする全路線に容易に取り付けを可能とする。
素材を限定する事がなく、景観、美観に合わせた素材を選択する事が出来る。
本発明は、従来の技術的欠点を除き、現在施工完了後のガードレールにも容易に取り付けを可能とし、小衝突に対して衝撃を和らげ、車体の損傷を防ぎ、必要する景観、美観性を高めたガードレール保護カバー材の製造方法として発明された。
本発明は、ガードレールの表面部分の形状同様に、木材の裏面を削り出し、密着を容易にし、ガードレールに取り付けに必要なボルト等の大きさに合わせ座堀を行い、ボルトやナットのヘッドの部分が、表面に出ない様に加工し、両端部分を表面より低く削り落とし、継ぎ目の段差を平滑面より無くしたガードレール保護カバー材の構造(図 3.4.を参照)を提供する。
本発明に於ける木材によるガードレール保護カバー材は、減圧、加圧により薬剤及び、合成樹脂を含浸させ強度を高め、耐候性及び、耐腐食性を高めた加工木材を用い〔0014〕で述べた構造を要した保護カバー材の製造方法を発明した。
本発明は、合成樹脂の中に木粉を混合し、金型等を用い〔0014〕の構造又は、(図6)の構造如く、裏面内部を刳り抜き軽量化したガードレール保護カバー材を提供する。
本発明は、合成樹脂の中にガラス繊維を混合し、金型等を用い〔0014〕の構造又は、(図6)の構造如く、裏面内部を刳り抜き軽量化したガードレール保護カバー材を提供する。
本発明は、不織布等をベースに合成樹脂を接着剤として、不織布を重ね合わせて成形した〔0014〕の構造を有するガードレール保護カバー材を提供する。
本発明は、合成樹脂の中に発泡性薬剤を混入させ、金型で成形する時に、熱等により発泡させ、クッション性の高い〔0014〕の構造を要したガードレールの保護カバー材を提供する。
前記した如く、車道面に関しては突起物のない平滑なガードレールが得られる。
本発明により、自動車等がガードレール面を擦り軽微な衝突をした場合、突起物に触れる事がなく、車体の損傷が軽減される。
ガードレールの止め金具類やボルトナット等の突起物により、車体がえぐり取られる事がなくなり、剥がされた車体の一部がガードレール上に付着して鋭利な金属片として残る事もなくなる。
これにより、ガードレール面すれすれに通過する人や車の危険が回避された。
本発明に於いて、強度に関係なく保護カバー材の素材を選べる利点がある。
木材に於いては、裏面の構造を取り付けるガードレールの面と同等構造に削り出すのみで、丸太状、板状を選ばないために小径木の間伐材の有効利用が出来る。
合成樹脂を用いた金型による成型品として製造されるため、カラフルな色彩が容易に得られ、取り付ける場所により、美観効果を高める事が出来る。
危険な場所や注意を喚起する必要がある場所では、本発明保護カバー材の表面に凹を持たせ、反射材や着光材、発光材を埋め込む事により、新たにポールを立て、反射材を取り付ける事がなく、より安全性の高いガードレール保護カバー材を提供出来る。
発明の実施するための最良の形態
本発明の実施の形態を図1、2、3に基づき説明する。
あらかじめ合成樹脂を減圧加圧法を用いて、木材中に注入し、木材内部で合成樹脂を硬化させた樹脂含浸強化木を用い、防虫防腐性に富め、経年変化に対応出来るものを用いる。
樹脂含浸強化木の成形事例として、直径120mm、長さ2000mmの間伐材を、含水率20%まで乾燥を行い、減圧加圧タンク内で脱気、減圧0.0046MPa中で2時間放置し、不飽和ポリエステル樹脂をスチレンモノマーで希釈したものを注入し、空気圧1.5MPaの状態で3時間放置した後、100℃の反応器中で2時間温度を掛けることにより、合成樹脂を硬化させ樹脂含浸強化木を得た。この樹脂含浸強化木を木材成形多面加工機(モルダー)を用いて、ガードレールの表面に添う様に加工した(図 5.参照)。又、両端に削り加工を施し、繋ぎ面を平滑面より低くする。
更に、座堀入りのボルト穴加工を施し、ガードレール保護カバー材を作成した。
ポリエステル樹脂液内に、長径5mm以下の木粉を、重量比換算で30%混入させ撹拌し、成型用原材料樹脂を得た。ホットプレスにセットした金型内に、前述した原材料樹脂をを流入させた。ホットプレスの板面温度80℃、プレス圧をcm当たり1kgに設定し、10分熱圧を行った後、樹脂のゲル化が始まるのを待って板面温度を120℃に上げ、プレス圧をcm当たり5kgに設定し直し、20分間の熱加工を行い、成形されたガードレール保護カバー材を得た(図 6.参照)。
既設ガ−ドレ−ル断面図 既設ガ−ドレ−ル平面図 本発明の保護カバ−取付断面図 本発明の保護カバ−取付平面図 間伐材を用いた保護カバ−取付図 金型成型加工を保護カバ−の断面図した
1.現行のガ−ドレ−ル
2.道路面に露出した金物やボルトの凸部
3.保護カバ−
4.ボルトや金具等を埋め込むための座堀
5.平滑面より削り落とした両端面

Claims (1)

  1. 事故の衝撃を緩め、車体等の破片が、ガードレールに残る事を防止するために取り付けるガードレールの保護カバー材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103806384A (zh) * 2013-10-21 2014-05-21 芜湖长启炉业有限公司 高速安全防护栏
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