JP2007002433A - 外装材の取付け方法及びコンクリート躯体の外壁の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コンクリート躯体の外壁面への外装材の取付けを容易にし、工期を短縮し、工費を削減する。
【解決手段】 コンクリート躯体10の外壁面11に外装材1を取り付けるための外装材の取付け方法であって、外壁面11又は外装材1の裏面3の少なくとも何れか一方に弾性変形可能な不陸調整材6を設け、外装材1を外壁面11にねじ6により固定することにより、外装材1と外壁面11との間で不陸調整材6を圧縮して弾性変形させ、外壁面の凹凸を吸収し、外装材1の表面が平坦になるように、外装材1を外壁面に取り付ける。外装材をねじ6により外壁面11に固定するだけで足りるので、外装材1の外壁面11への取り付けに要する時間を手間を大幅に削減でき、工期を短縮でき、工費を大幅に削減することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外装材の取付け方法及びコンクリート躯体の外壁の構造に関し、特に、既設又は新設のRC造、SRC造等のコンクリート躯体に適用可能であって、改修、外断熱等の目的を達成するのに有効な外装材の取付け方法及びコンクリート躯体の外壁の構造に関する。
従来、既設又は新設のRC造、SRC造等のコンクリート躯体の外壁面に断熱性を得るために外装材を取り付けることが行われており、その一例として、コンクリート躯体の外壁面に金属製の胴縁をアンカーボルトにより固定し、その上部にグラスウール等の断熱材を介して外装材を配置し、外装材を胴縁にねじにより固定するようにした方法が知られている。
ところで、上記のような外装材の取付け方法にあっては、コンクリート躯体の外壁面に胴縁をアンカーボルトにより取り付ける作業、胴縁の上部にグラスウール等の断熱材を取り付ける作業、グラスウールの上部に外装材を配置してねじにより胴縁に固定する作業等の複数の作業が必要になるため、全体としての作業工数が多くなり、外装材の取付けに多大な労力と時間を要してしまう。また、胴縁を外壁面に取り付ける際に、外壁面の凹凸の形状、高さに応じて、使用する胴縁の量、各胴縁の設置高さの調整等を行う必要があるため、胴縁の取付けにも多大な労力と時間を要するとともに、資材費が嵩んでしまう。
さらに、胴縁及びアンカーボルトに結露が生じ、その結露がグラスウールに作用することによりグラスウールにへたりが生じ、外装材と外壁面との間に所定の空気層を維持することが困難になり、断熱性が時間の経過に伴って次第に低下してしまう。さらに、外装材と外壁面との間に所定の隙間を維持することが困難になるため、それらの間に虫や塵等の侵入を許してしまい、虫や塵等により断熱性、防露性能を低下させてしまう。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、全体としての工期を短縮化することができるとともに、工費を大幅に削減することができ、さらに、初期の断熱性を長期的に維持することができる外装材の取付け方法及びコンクリート躯体の外壁の構造を提供することを目的とする。
上記のような課題を解決するために、本発明は、以下のような手段を採用している。
すなわち、請求項1に係る発明は、コンクリート躯体の外壁面に外装材を取り付けるための外装材の取付け方法であって、前記外壁面と前記外装材の裏面との間に弾性変形可能な不陸調整材を介在させ、前記外装材を前記外壁面にねじにより固定することにより、前記外装材と前記外壁面との間で前記不陸調整材を圧縮することを特徴とする。
本発明による外装材の取付け方法によれば、コンクリート躯体の外壁面に外装材をねじにより固定することにより、外装材と外壁面との間で不陸調整材が圧縮されて弾性変形し、外壁面の凹凸が吸収されることになる。従って、外装材の外壁面への取付けが容易になるとともに、外装材を外壁面に平らに取り付けるための不陸調整が不要になり、全体としての工期を短縮化し、工費を削減することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の外装材の取付け方法であって、前記不陸調整材は、前記外壁面又は前記外装材の裏面の少なくとも何れか一方に設けられ、前記外装材を前記外壁面にねじにより固定することにより、前記外装材と前記外壁面との間で圧縮されることを特徴とする。
本発明による外装材の取付け方法によれば、コンクリート躯体の外壁面に外装材をねじにより固定することにより、外装材と外壁面との間で不陸調整材が圧縮されて弾性変形し、外壁面の凹凸が吸収されることになる。従って、外装材の外壁面への取付けが容易になるとともに、外装材を外壁面に平らに取り付けるための不陸調整が不要になり、全体としての工期を短縮化し、工費を削減することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の外装材の取付け方法であって、前記不陸調整材は、前記外壁面又は前記外装材の少なくとも何れか一方に、帯状、格子状、又は点状に設けられていることを特徴とする。
本発明による外装材の取付け方法によれば、コンクリート躯体の外壁面に外装材をねじにより固定することにより、外装材と外壁面との間で帯状、格子状、又は点状に設けられている不陸調整材が圧縮されて弾性変形し、外壁面の凹凸が吸収されることになる。従って、外壁面の凹凸形状、高さに応じて、不陸調整材を帯状、格子状、点状等に設けることにより、凹凸の形状、高さに関わらず、不陸調整材によって外壁面の凹凸を吸収することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1から3の何れかに記載の外装材の取付け方法であって、前記外装材の裏面には、少なくとも1箇所にコーキング材又は接着材が設けられていることを特徴とする。
本発明による外装材の取付け方法によれば、外装材を外壁面に取り付ける際に、コーキング材又は接着材を外壁面に圧接させることにより外装材が外壁面上に仮り止めされ、その状態で外装材をねじにより外壁面に固定することができる。従って、外装材を外壁面にねじにより固定する際に、外装材を支持する手段を別途用意する必要がないので、外装材の外壁面への取付け作業が容易になる。
請求項5に係る発明は、請求項1から4の何れかに記載の外装材の取り付け方法であって、前記外装材は、前記外壁面に縦横に整列された状態で複数取り付けられ、隣接する外装材間がそれらの間に介在させたサネにより固定されていることを特徴とする。
本発明による外装材の取り付け方法によれば、縦横に隣接する外装材間はサネを介して固定されることになるので、縦横に隣接する外装材間の接合部に段差が形成されるのを防止でき、複数の外装材の表面を段差のない一連の平坦面に形成することができる。
請求項6に係る発明は、請求項1から5の何れかに記載の外装材の取付け方法であって、前記外装材と前記外壁面との間に形成される隙間が1.5cm以下となるように、前記不陸調整材の材質、高さを設定したことを特徴とする。
本発明による外装材の取付け方法によれば、外装材と外壁面との間に断熱性を確保するための隙間を形成することができる。この場合、外装材と外壁面との間には、結露を生じさせる要因となるものが介装されていないので、結露によって不陸調整材の機能が次第に低下するようなことはなく、不陸調整材による機能を維持し続けることができる。従って、初期の断熱性を長期に渡って維持し続けることができる。
請求項7に係る発明は、請求項1から6の外装材の取付け方法を用い、外壁面に不陸調整材を介して外装材を固定することにより構築されることを特徴とする。
本発明によるコンクリート躯体の外壁の構造によれば、断熱材を裏打ちした外装材を不陸調整材を介して外壁面に固定することにより、外壁面の全体を複数の外装材で被覆することができ、コンクリート躯体の外壁に外装材と不陸調整材とによる簡便な外断熱構造を構築することができる。
以上、説明したように、本発明の請求項1、2に記載の外装材の取付け方法によれば、コンクリート躯体の外壁面に外装材をねじにより固定することにより、外装材と外壁面との間で不陸調整材が圧縮されて弾性変形し、外壁面の凹凸を吸収することができる。この場合、ねじの外壁面へのねじ込み量を調整することにより、不陸調整材の弾性変形量を調整できるので、外壁面の凹凸の形状、高さに関わらず、外壁面の凹凸を確実に吸収することができる。従って、外装材の外壁面への取付けが容易になるとともに、不陸調整のための作業が不要になるので、全体としての工期を短縮化することができ、工費を大幅に削減することができる。
また、本発明の請求項3に記載の外装材の取付け方法によれば、外装材と外壁面との間に、帯状、格子状、又は点状に不陸調整材を介装させることができるので、外壁面の凹凸の形状、大きさ、高さ等に応じて不陸調整材の形状を設定することにより、外壁面の凹凸の形状、大きさ、高さに関わらず、外壁面の凹凸を確実に吸収することができる。従って、既設、新設のコンクリート躯体の状態に関わらず、外壁面の凹凸を確実に吸収することができ、外壁面上に外装材を平坦に取り付けることができ、見栄えをよくすることができる。
さらに、本発明の請求項4に記載の外装材の取付け方法によれば、外装材を外壁面に取り付ける際に、コーキング材又は接着材を外壁面に圧接させることにより外装材を外壁面上に仮り止めすることができるので、外装材をねじにより外壁面に固定する際に、外装材を支持するための手段を別途用意する必要がなく、外装材の外壁面への取付け作業を容易にすることができる。
さらに、本発明の請求項5に記載の外装材の取付け方法によれば、縦横に隣接する外装材間はサネを介して固定されることになるので、縦横に隣接する外装材間の接合部に段差が形成されるのを防止できる。従って、複数の外装材の表面を段差のない一連の平坦面に形成することができ、外壁面を表面が平坦な複数の外装材によって被覆することができ、見栄えをよくすることができる。
さらに、本発明の請求項6に記載の外装材の取付け方法によれば、外装材と外壁面との間に断熱性を確保するための隙間を形成することができる。この場合、隙間内に結露が生じて不陸調整材の機能を低下させるようなことはなく、不陸調整材による機能を維持し続けることがで、初期の断熱性を長期に渡って維持し続けることができる。
さらに、本発明の請求項7に記載のコンクリート躯体の外壁の構造によれば、外装材を不陸調整材を介して外壁面に固定することにより、外壁面の全体を複数の外装材で被覆することができ、コンクリート躯体の外壁に外装材と不陸調整材とによる外断熱構造を構築することができる。従って、外断熱構造の構築に要する時間と手間を削減することができる。
以下、図面に示す本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図3には、本発明による外装材の取付け方法の一実施の形態が示されていて、この外装材の取付け方法は、RC造、SRC造等のコンクリート躯体の外壁面に外装材を取り付けるのに有効な方法であって、既設、新設に関わらず適用可能な方法である。
すなわち、この外装材の取付け方法は、外装材1の裏面3(コンクリート躯体10の外壁面11との対向面、以下、同じ。)に不陸調整材6を設け、この状態で外装材1をコンクリート躯体10の外壁面11にねじ7(皿ビス)により固定し、このようなことを外壁面11の全体に対して行うことにより、外壁面11の全体に縦横に整列させた状態で複数の外装材1を取り付けるように構成したものである。
外装材1は、長方形板状をなすものであって、側面4に全周に渡って所定の幅、深さのサネ用の溝5が設けられ、縦横に隣接する外装材1、1のサネ用の溝5、5間にサネ9を装着することにより、縦横に隣接する外装材1、1間の接合部に段差が形成されるのを防止できる。
外装材1は、表面材と裏打ち材とからなり、表面材としては、例えば、ケイ酸カルシウム板、酸化マグネシウム板、セメント板、アルミ等の金属板(又はサイディング)等が挙げられる。但し、これらに限定することなく他の周知の板材を使用してもよい。外装材1は、長方形板状に限らず、正方形板状、三角形板状等としてもよい。
不陸調整材6は、弾性変形可能な材料から形成されるものであって、不陸調整材6を構成する材料としては、例えば、各種の合成樹脂(スポンジ、発泡樹脂等)、ゴム等が挙げられる。但し、これらに限らず、弾性変形可能な材料であればよい。
不陸調整材6は、図2に示すように、外装材1の裏面3に各種の接着剤によって一体に接合され、この実施の形態においては、帯状に形成したものを外装材1の長手方向に所定の間隔ごとに全幅に行き渡るように一体に設けている。
不陸調整材6は、外装材1をコンクリート躯体10の外壁面11に取り付けた際に、外装材1と外壁面11との間で圧縮されて弾性変形し、外壁面11の凹凸を吸収する機能を有している。不陸調整材6は、弾性変形して外壁面11の凹凸を吸収した状態で、外装材1の裏面3と外壁面11との間に1.5cm以下の隙間が形成されるように高さが調整され、このような高さに不陸調整材6を調整することにより、外装材1と外壁面11との間に断熱性を維持するための空気層を形成することができる。
不陸調整材6は、帯状に限らず、格子状、点状等に設けてもよいし、その他の形状に設けてもよい。要は、コンクリート躯体10の外壁面11に取り付けた際に、外壁面11の凹凸を吸収するとともに、外壁面11と外装板1との間に所定の隙間を形成できる形状であればよい。
外装材1の裏面3側の複数箇所にはコーキング材又は接着材8が一体に設けられ、このコーキング材又は接着材8により外装材1をコンクリート躯体10の外壁面11に取り付ける際に、外装材1を外壁面11上に仮り止めすることができる。なお、コーリング材又は接着材8の代わりにパテを使用してもよい。
そして、上記のように構成した外装材1をコンクリート躯体10の外壁面11に取り付けるには、まず、コンクリート躯体10の外壁面11の所定の位置に外装材1を配置し、外装材1の裏面3側のコーキング材又は接着材8を外壁面11に圧接させ、外装材1を外壁面11上に仮り止めする。
次に、外装材1の複数箇所に、表面2側から裏面3側にねじ7(皿ビス)を貫通させ、そのねじ7を外壁面11にねじ込むことにより外装材1を外壁面11上に固定し、外装材1と外壁面11との間で不陸調整材6を圧縮して弾性変形させ、外壁面11の凹凸を吸収する。
この場合、図3に示すように、ねじ7のねじ込み量aを調整することにより、不陸調整材6の弾性変形量を調整することができるので、外壁面11の凹凸の形状、大きさ、高さに関わらず、外壁面11の凹凸を吸収することができ、外装材1を外壁面11上に傾きが生じることなく平らに取り付けることができる。
そして、上記のような外装材1の取付け作業を外壁面11の全体に亘って縦横に順次行い、外壁面11の全体に縦横に整列させた状態で複数の外装材1を取り付け、複数の外装材1によって外壁面11の全体を被覆する。
この場合、縦方向及び横方向に隣接する外装材1、1のサネ用の溝5、5間に順次サネ9を装着することにより、縦方向及び横方向に隣接する外装材1、1間の接合部に段差が形成されるのを防止でき、隣接する外装材1、1の表面を一連の平坦面に形成することができ、複数の外装材1の表面全体を一連の平坦面に形成することができる。
なお、サネ9の代わりに、ホゾ、相じゃくり、接続金具等を用いて、隣接する外装材1、1間に段差が形成されるのを防止してもよい。
そして、上記のように複数の外装材1によって外壁面11の全体を被覆することにより、複数の外装材1と外壁面11との間に所定の隙間(1.5cm以下の隙間)を形成することができ、この隙間を断熱性を維持するための空気層として機能させることにより、本発明によるコンクリート躯体10の外壁の構造を構築することができる。
上記のように構成した本実施の形態による外装材の取付け方法にあっては、コンクリート躯体10の外壁面11に複数の外装材1を取り付ける場合に、外壁面11に外装材1を固定するための胴縁を取り付ける必要がなく、外装材1をねじ7(皿ビス)によって外壁面11に固定するだけで済むので、外装材1の外壁面11への取付けに要する時間と手間を大幅に削減することができ、工期を短縮化することができ、工費を大幅に削減することができる。
また、外装材1と外壁面11との間に結露を発生させる要因となる胴縁、アンカーボルト等の金属部品が介装されていないので、結露が不陸調整材6に作用して不陸調整材6の機能が損なわれるようなことはなく、不陸調整材6としての機能を長期に渡って維持することができる。なお、外装材1を外壁面11に固定するねじ7(皿ビス)は、断面積が小さく、熱伝導量が小さいので、結露を生じさせる要因とはならない。
さらに、外装材1と外壁面11との間に所定の隙間を維持し続けることができるので、隙間が変化して空気の対流を許容し、断熱性を低下させるようなことはなく、初期の断熱性を長期に渡って維持し続けることができる。
なお、前記の説明においては、外装材1の裏面3に不陸調整材6を設けたが、コンクリート躯体10の外壁面11に不陸調整材6を設けてもよいものであり、外装材1の裏面3とコンクリート躯体10の外壁面11の両方に設けてもよいものであり、外装材1と外壁面11との間に固定せずに介在させた状態としてもよいものであり、それらの場合にも、前述したものと同様の作用効果を奏するのは勿論のことである。
本発明による外装材の取付け方法及びコンクリート躯体の外壁の構造の一実施の形態を示した概略図である。 外装材の裏面側を示した説明図である。 ねじのねじこみ量と不陸調整材との関係を示した部分拡大断面図である。
符号の説明
1 外装材
2 表面
3 裏面
4 側面
5 サネ用の溝
6 不陸調整材
7 ねじ(皿ビス)
8 コーキング材又は接着材
9 サネ
10 コンクリート躯体
11 外壁面

Claims (7)

  1. コンクリート躯体の外壁面に外装材を取り付けるための外装材の取付け方法であって、
    前記外壁面と前記外装材の裏面との間に弾性変形可能な不陸調整材を介在させ、前記外装材を前記外壁面にねじにより固定することにより、前記外装材と前記外壁面との間で前記不陸調整材を圧縮することを特徴とする外装材の取付け方法。
  2. 前記不陸調整材は、前記外壁面又は前記外装材の裏面の少なくとも何れか一方に設けられ、前記外装材を前記外壁面にねじにより固定することにより、前記外装材と前記外壁面との間で圧縮されることを特徴とする請求項1に記載の外装材の取付け方法。
  3. 前記不陸調整材は、前記外壁面又は前記外装材の少なくとも何れか一方に、帯状、格子状、又は点状に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の外装材の取付け方法。
  4. 前記外装材の裏面には、少なくとも1箇所にコーキング材又は接着材が設けられていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の外装材の取付け方法。
  5. 前記外装材は、前記外壁面に縦横に整列された状態で複数取り付けられ、隣接する外装材間がそれらの間に介在させたサネにより固定されていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の外装材の取り付け方法。
  6. 前記外装材と前記外壁面との間に形成される隙間が1.5cm以下となるように、前記不陸調整材の材質、高さを設定したことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の外装材の取付け方法。
  7. 請求項1から6の外装材の取付け方法を用い、外壁面に不陸調整材を介して外装材を固定することにより構築されることを特徴とするコンクリート躯体の外壁の構造。

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