JP6531334B2 - 振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体に関し、より詳細には、地震によって建物の内壁や外壁で発生する水平振動及び垂直振動を同時に吸収することができるようにする振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体に関する。
この部分に記述された内容は、単に本実施例に対する背景情報を提供するだけで、従来技術を構成するものではない。
一般に、金属材フレームを下地枠として使用する乾式壁体の工事順序は、1)設計されたパターンを考慮して、金属材フレームを壁体に横及び縦に配置して溶接又はボルト組み立て方法で設置し(このとき、金属材ファスナー(fastener)を用いて構造体に固定)、2)フレームの間に断熱材を格子状に介装する方法で挿入及び設置した後、3)工場で作製された仕上げパネルをそれぞれの目地位置にスクリュー又は専用ブラケットで固定及び取り付け、4)目地部位をシリコンシーラントでコーキング(closed−joint system)するか、または目地をコーキングせずに露出(open−joint system)させる場合には、仕上げパネルを取り付ける前にフレームと仕上げ材との間に金属材の薄板や防水専用布を用いて防水処理を施した後、内外装パネル設置工事が行われる。
コンクリート構造の壁体がある場合には、壁体に断熱材をまず取り付け、金属材フレームを、前記の1)のような方法で設置した後、前記の3)〜4)のように施工する。このとき、金属材フレームを壁体に固定及び設置するために、ファスナー部位は、断熱材を剥がしてファスナーを設置した後、ウレタンフォームを充填して断熱性能を確保する。
金属材フレームの間に断熱材を格子状に介装する方式で挿入及び設置する方法は、熱伝導率が一般の断熱材に比べて約1000倍高い金属材フレームによって断熱線が断絶されるため、完全な断熱を達成することができず、この金属材フレームを介して熱エネルギーが伝導されてしまい、かなりのエネルギー損失が発生する。壁体に断熱材をまず取り付け、金属材フレームを設置する場合にも、熱伝導率の高い金属材ファスナー部位に熱エネルギーが伝導され、ファスナーの周囲に断熱材を剥がしてウレタンフォームで充填した部位もまた、元の断熱材と同様の断熱性能の発揮が難しいため、熱橋(thermal bridge)の通路となり、ここでエネルギー損失が多く発生するという問題がある。このような建築物では、パネルの仕上げ寸法(目地割り寸法)による各パイプの構造枠の間隔の大小に比例して著しい熱損失及び内部での結露現象が発生するようになる。また、工程のほとんどが現場で行われ、このときに作業者が各パイプを直接切断及び加工する工程及び溶接する工程で、切断機による身体の一部の損傷、感電事故及び火災の危険性が非常に高いため、事故が頻繁に発生している。
クローズドジョイントシステム(closed−joint system)は、雨水の流入を防止するためのシーリング防水工法であって、それぞれの仕上げパネル間の目地を有機化学製品のシーラントでコーキングする方法を採用したものである。このとき、目地間の隙間に付いた埃や汚染物質が完全に除去されていない場合、シーラントが仕上げ材から剥離されて漏水が発生したり、外気に露出される特性により時間の経過に伴って汚染、変色、劣化、変性して内外装材を汚染又は変色させて美観を阻害し、ひどく劣化した部位で漏水が発生したりする問題が発生している。また、内外装材が日光で蓄熱された後、迅速に熱を発散せず、加熱された空気や熱を対流や伝導を通じて室内に伝達してしまい、断熱性能を低下させる。
このようなクローズドジョイントシステムの問題点を克服するためにオープンジョイントシステム(open−joint system)を採用することもある。このオープンジョイントシステムは、単に目地を露出させる方式ではなく、等圧理論をベースとする非常に科学的な工法であり、目地が開放されることによって、内外装材が蓄熱されても空気中に熱を拡散する構造の方式であるため、内壁に熱を伝達せず、したがって、断熱性能の確保に有利である。
したがって、このステムは、内部に雨水が流入しないように断熱材と仕上げ材との間に防水層の設置、及び熱い又は冷たい空気の流入を防止できるように気密性能の確保が必須である。また、流入した雨水も自然排水し得る構造を有しなければならない。しかし、このような工法もまた、防水処理に相当の問題を有しているため、完全に解決するためには、設計段階から綿密な計画と繊細な施工管理が必要である。
このようなオープンジョイントシステムによる壁体仕上げ構造の一例が、大韓民国特許登録番号第10−0374995号(登録日:2003年02月21日、以下、「特許文献1」という)などに開示されている。
それにもかかわらず、漏水問題を解決することが難しいのが現状であり、オープンジョイントシステムの多くの利点にもかかわらず、結局、シーラントでコーキングするクローズドジョイントシステムが主に適用されている。その結果、汚染された壁体の掃除、漏水問題の解決のための補修、劣化によって機能が喪失されたシーラントの交換などのために、相当なコストの建物維持及び管理費用が発生している。
一方、大韓民国は地震から比較的安全な地域として認識されているが、最近になって地震の発生頻度が増加する状況であるため、既存の一般の建築物をはじめとするコンクリート施設物では、耐震補修補強工法への関心が増加している趨勢である。
しかし、既存の建築物や施設物などでは地震に対する考慮が不十分であるだけでなく、劣化損傷や強度低下などにより耐震性能が脆弱であるため、予期せぬ地震が発生する場合、破損や崩壊による直接的な被害だけでなく、再建築などによって社会経済的にも莫大な損失をもたらすことになるという問題がある。
大韓民国特許登録番号第10−0374995号(登録日:2003年02月21日)
本発明の目的は、地震によって建物で発生する水平振動及び垂直振動を同時に吸収できるようにすると共に、既存の工法で発生するフレームでの熱橋、ファスナーでの熱橋現象、及び断熱材の断絶や脆弱部位の問題点を解消することができる振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体を提供することである。
また、仕上げパネルのねじれまたは歪みを防止できるようにすると共に、建物の内外断熱工法の利点を十分に確保し、作製及び設置が単純かつ容易になるように改善して、原価低減、工期短縮、建物のエネルギー効率の向上、維持管理コストの低減に非常に有利な環境に優しい工法で設けることができる振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体を提供することである。
なお、側面フレームと仕上げパネルとの間が離隔するようにパッキングを使用することによって、地震による振動を吸収し、水密性を向上させることができる振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体を提供することである。
本発明の他の目的は、壁体を仕上げる内外装材が様々な模様と質感を表現するように設けられることによって、内外装材による審美的効果が極大化され、曲げ強度などを改善して構造的にも強化され、埃などによって汚染されることを防止することができる振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体は:壁体に設置時に前記壁体から遠位に配置される上部フレーム、壁体に設置時に前記壁体から近位に配置される下部フレーム、前記上部フレームと前記下部フレームとの間でジグザグ状に折り曲げられて長く延びる一対のラチス鉄筋、及び前記上部フレームと前記下部フレームとの間に充填されたフレーム断熱材からなり、壁体に垂直に設置され、互いに離隔配置されて設置された複数の断熱フレームと;前記断熱フレームの間に格子状に充填された断熱材と;前記断熱フレームの前記壁体から遠位で前記複数の断熱フレームを横切るように目地間隔で水平に設置された複数の水平材と;前記水平材の鉛直方向上下部で前記水平材と結合され、前記水平材を前記断熱フレームに結合及び固定する水平材固定板と;前記断熱フレーム及び前記水平材の前記壁体から遠位前記壁体と水平の上下左右方向に設置されて壁体を仕上げ、地震によって建物に振動が発生すると、一定範囲内で傾斜して、建物で発生する振動を緩和または吸収するように備えられた振動吸収用耐震パネルと;を含み、 前記一対のラチス鉄筋(130)が前記断熱フレーム(100)内で、前記壁体から遠位側を上辺とする台形状に配置される、ことを特徴とする。
ここで、前記振動吸収用耐震パネルは、四角形状をなすように前記断熱フレーム及び前記水平材に設置される側面フレームと、前記側面フレームの長手方向にスライド可能なように前記側面フレームに挿入され、前記断熱フレーム及び前記水平材に締結固定され、前記側面フレームが前記断熱フレーム及び前記水平材に固定されるように支持する移動部材と、前記側面フレーム及びこれと直交して位置する他の一つの側面フレームのコーナー部分が互いに連結されるようにするコーナーフレームと、前記側面フレーム及び前記コーナーフレームに形成されたパッキング溝に嵌合固定され、建物で発生する振動を吸収するパッキングと、前記パッキングの外側面に密着し、前記側面フレームに締結固定され、壁体を仕上げる仕上げパネルとを含むことが好ましい。
前記移動部材は、前記側面フレームに形成された挿入溝にスライド可能なように挿入される係合部と、前記係合部に連結され、前記側面フレームに形成された切開部に挿入され、前記係合部を支持する支持台と、前記支持台に連結され、前記断熱フレーム及び前記水平材にボルト又はねじで締結固定される締結固定部とを含むことが好ましい。
そして、本発明に係る振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体は、前記振動吸収用耐震パネルの鉛直方向上部に設置され、前記振動吸収用耐震パネルを前記水平材に固定するための上部ブラケットと、前記振動吸収用耐震パネルの鉛直方向下部に設置され、前記振動吸収用耐震パネルを前記水平材に固定するための下部ブラケットと、前記上部ブラケット又は前記下部ブラケットと前記水平材を結合する2つの調整板とをさらに含むことが好ましい。
本発明によれば、地震によって建物で発生する水平振動及び垂直振動を同時に吸収できるようにすると共に、既存の工法で発生するフレームでの熱橋、ファスナーでの熱橋現象、及び断熱材の断絶や脆弱部位の問題点を解消できる振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体を提供することができる。
また、仕上げパネルのねじれまたは歪みを防止できるようにすると共に、建物の内外断熱工法の利点を十分に確保し、作製及び設置が単純かつ容易になるように改善して、原価低減、工期短縮、建物のエネルギー効率の向上、維持管理コストの低減に非常に有利な環境に優しい工法で設けられるようにすることができる振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体を提供することができる。
なお、側面フレームと仕上げパネルとの間が離隔するようにパッキングを使用することによって、地震による振動を吸収し、水密性を向上させることができるようにする振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体を提供することができる。
また、壁体を仕上げる内外装材が様々な模様及び質感を表現するように設けられることによって、内外装材による審美的効果が極大化され、同じサイズの他のパネルに比べて表面積が拡張されるようにして曲げ強度などを改善することによって、構造的にも強化され、埃などによって汚染されることを防止できる振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体を提供することができる。
本発明に係る振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体が設置される過程を示した分解斜視図である。 図1の振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体の構成を側面から示した側面構成図である。 図2の水平材固定板の正面図及び側面図である。 図2の上部ブラケットの底面図、正面図、及び側面図である。 図2の下部ブラケットの正面図及び側面図である。 図2の調整板の正面図及び側面図である。 図2の水平材の側面図である。 図2の断熱フレームの組立断面図及び組立側面図である。 本発明に係る断熱フレーム及び水平材の前方に振動吸収用耐震パネルが設置される過程を示した拡大分解斜視図である。 本発明に係る振動吸収用耐震パネルの分解斜視図である。 本発明に係る振動吸収用耐震パネルのコーナーフレームと側面フレームが分離された状態の一部分を拡大して示す分解斜視図である。 本発明に係る振動吸収用耐震パネルのコーナーフレームの前後面斜視図である。 本発明に係る振動吸収用耐震パネルの側断面図である。 図13の振動吸収用耐震パネルの一部分を拡大して示した断面図である。 本発明に係る振動吸収用耐震パネルの側面フレームに移動部材が設置される過程を示した一部分解斜視図である。 本発明に係る振動吸収用耐震パネルにおいて移動部材が傾斜することによって、建物で発生する振動を吸収又は緩和する過程を示した図である。 本発明の他の実施例に係る振動吸収用耐震パネルの背面を示した背面図である。 本発明の更に他の実施例に係る振動吸収用耐震パネルの構成を示した側面構成図である。 本発明に係る振動吸収用耐震パネルの仕上げパネルの他の実施例を示した振動吸収用耐震パネルの分解斜視図である。 本発明に係る振動吸収用耐震パネルの仕上げパネルの他の実施例を示した振動吸収用耐震パネルの側断面図である。
以下では、添付の図面を参照して、本発明について詳細に説明する。
本発明に係る振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体は、図1及び図2に示したように、オープンジョイントシステムを用いたものであって、複数の断熱フレーム100、断熱材200、複数の水平材300、水平材固定板400、及び振動吸収用耐震パネル500を含む。
断熱フレーム100は、図2及び図8に示したように、長く延びた部材として備えられ、コンクリート壁体をはじめとする壁体10に設置時に前方に配置される上部フレーム110と、長く延びた部材として備えられ、壁体10に設置時に後方に配置される下部フレーム120と、上部フレーム110と下部フレーム120との間でジグザグ状に折り曲げられ、長く延びるラチス鉄筋130と、上部フレーム110と下部フレーム120との間に充填されたフレーム断熱材140とからなり、図1に示したように、壁体10にファスナー20を通じて垂直に設置され、互いに離隔して配置されるように複数個備えられて設置される。
本発明に係る断熱フレーム100は、現場で溶接による施工が不必要であり、既存のスチール材の各パイプによる熱橋現象を遮断して冷暖房のエネルギー効率を高め、上部フレーム110がボルト溝111を備えるので、断熱フレーム100に水平材300などを連結して、改良されたオープンジョイントシステムを用いた壁体断熱システム組立体を構成することができる。
図8の(a)に示したように、上部フレーム110の断面は、内側水平部112の両端が垂直に折り曲げられて延長されて内側垂直部114が形成され、内側垂直部114の端部からそれぞれの内側垂直部114が互いに対向する方向に垂直に折り曲げられて延長されて中間水平部115を形成する。中間水平部115の端部は、‘コ’字状に垂直に折り曲げられて‘コ’字状の折曲部116を有し、‘コ’字状の折曲部116は外側水平部118に延長される。
外側水平部118は、端部から内側水平部112の方向に垂直に折り曲げられて延長されて外側垂直部119を形成し、外側垂直部119は、中間水平部115と内側水平部112との間の位置まで延びる。
内側水平部112、内側垂直部114、中間水平部115及び‘コ’字状の折曲部116は、T型ボルト30(図2参照)を挿入して組み立てるためのボルト溝111を形成し、ボルト溝111は、T型ボルト30の頭部を収容できるように、挿入されるT型ボルト30の大きさを考慮して決定する。
また、内側垂直部114及び外側水平部118は、断熱フレーム100の結合時にラチス鉄筋130の位置を確保し、相互溶接し易い構造を有する機能を果たす。
一方、図8に示したように、下部フレーム120の断面は、第1上部水平部121の両端が垂直に折り曲げられて繋ぎ部123を形成し、繋ぎ部123は、長く延長されず、再び第1上部水平部121から遠ざかる方向に垂直に折り曲げられて延長されて第2上部水平部125を形成する。第2上部水平部125は、端部から第1上部水平部121と遠ざかる方向に垂直に折り曲げられて延長されて下部垂直部127を形成する。
下部垂直部127の端部から第1上部水平部121に近づく方向に垂直に折り曲げられて延長されて下部水平部129を形成し、下部水平部129は、第2上部水平部125と同じ長さだけ延びる。
図8の(b)に示したように、下部フレーム120の下部垂直部127は、ボルト(図示せず)を用いてファスナー20と結合できるようにスロットホール127aを含み、スロットホール127aは、下部フレーム120の長手方向に沿って一定の間隔で形成される。
上部フレーム110の外側垂直部119の間の長さは、下部フレーム120の下部垂直部127の間の長さと同一である。上部フレーム110の内側水平部112の長さは、下部フレーム120の第1上部水平部121の長さよりも短いため、ラチス鉄筋130が断熱フレーム100内で台形状に配置される。
これによって、ラチス鉄筋130が互いに平行に配置されることに比べて、横方向に作用する外力にさらに効果的であるため、フレームの座屈に対する対応力が向上した構造を有する。
ラチス鉄筋130は、図2及び図8に示したように、ジグザグ状に連続して折り曲げられる鉄筋である。上部フレーム110と下部フレーム120は、一対のラチス鉄筋130の折曲部分のうち一部が、上部フレーム110の内側垂直部114と中間水平部115との間の角部及び内側垂直部114の前方に位置する外側水平部118に溶接及び接合され、ラチス鉄筋130の折曲部分のうち残りは、下部フレーム120の第1上部水平部121の両端及び第2上部水平部125に溶接及び接合される。
上部フレーム110と下部フレーム120との間のラチス鉄筋130を除いた残りの部分は、フレーム断熱材140で充填される。
一方、本発明の一実施例として、図1に示したように、ファスナー20は、フレーム結合板21及び壁体結合板23で構成されており、フレーム結合板21と壁体結合板23は、‘L’字状に垂直に連結されることが好ましい。
フレーム結合板21は2つのファスナースロットホール21aを含み、フレーム結合板21のファスナースロットホール21aは下部フレーム120のスロットホール127aと結合されるため、フレーム結合板21の2つのファスナースロットホール21a間の間隔は下部フレーム120のスロットホール127aの間隔と同一に形成される。
壁体結合板23はセットアンカー溝23aを含み、セットアンカー溝23aを介して壁体10にセットアンカーを取り付けることで、ファスナー20を壁体10に結合する。
断熱フレーム100は、図1に示したように、ファスナー20によって壁体10に結合される。断熱フレーム100が壁体10に垂直に結合されると、断熱フレーム100の間に断熱材200を格子状に介装して断熱壁体を完成する。
断熱壁体の内部に水や湿気が浸透しないようにするために、断熱壁体上に透湿防水紙40を両面接着テープなどの接着手段を用いて断熱壁体に設置する。
断熱材200は、断熱フレーム100の間に格子状に充填される。
本発明に係る振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体は、図2に示したように、断熱フレーム100と振動吸収用耐震パネル500との間に完全な防水層及び気密を形成し、自重と外力に対抗して構造的に安全であり、耐震性能及び層間変位追従性が確保される性能を有するために、水平材300、水平材固定板400、そして、後述する上部ブラケット600、下部ブラケット700及び調整板800を含む。
水平材300は、図1に示したように、長く延びた部材として備えられ、断熱フレーム100の前方で複数の断熱フレーム100を横切るように目地間隔で水平に設置されるように複数個備えられ、図2に示したように、水平材300を断熱フレーム100に固定するために2つの水平材固定板400を使用し、水平材固定板400は、T型ボルト30を用いて断熱フレーム100に固定される。このとき、T型ボルト30の頭部は、断熱フレーム100の上部フレーム110のボルト溝111に挿入される。
水平材固定板400は、図2及び図3に示したように、水平材300の上下部で水平材300と結合され、水平材300を断熱フレーム100に結合及び固定するものであって、水平材固定板400は、断熱フレーム100との結合のために固定板スロットホール411を含む壁体結合部410、及び水平材300との結合のための水平材結合部420を含む。
壁体結合部410は、長方形の板であって、中央に固定板スロットホール411を含み、水平材結合部420は、壁体結合部410の端部から垂直に折り曲げられ、再び壁体結合部410から遠ざかる方向に垂直に折り曲げられた後、壁体結合部410に近づく方向に垂直な突部を有する。すなわち、水平材結合部420は、‘コ’字状に曲がった形状を有するため、水平材300と結合されると、容易に分離されない。
振動吸収用耐震パネル500は、図1及び図9に示したように、断熱フレーム100及び水平材300の前方に上下左右方向に設置されて壁体10を仕上げ、地震によって建物に振動が発生すると、一定の範囲内で傾斜することで、建物で発生する振動を緩和または吸収するように備えられる。
これによって、地震によって建物で発生する水平振動及び垂直振動を同時に吸収できるようにすると同時に、既存の工法で発生するフレームでの熱橋、ファスナーでの熱橋現象、及び断熱材の断絶や脆弱部位の問題点を解消できる振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体を提供することができる。
選択的に、前記振動吸収用耐震パネル500は、図19−A及び図19−Bに示したように、外部表面に凸凹形状が表現されるようにしたエンボシングパネル500aで形成されてもよい。
断熱壁体を仕上げる前記エンボシングパネル500aは、様々な模様及び質感を表現するように設けられることによって、内外装材としての審美的効果が極大化され、同じサイズの他のパネルに比べて表面積が拡張されるようにして曲げ強度などを改善することによって、構造的にも強化され、埃などによって汚染されることを防止できるという利点がある。
本発明に係る振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体は、図2に示したように、振動吸収用耐震パネル500の上部に設置され、振動吸収用耐震パネル500を水平材300に固定するための上部ブラケット600と、振動吸収用耐震パネル500の下部に設置され、振動吸収用耐震パネル500を水平材300に固定するための下部ブラケット700と、上部ブラケット600又は下部ブラケット700と前記水平材300を結合する2つの調整板800とをさらに含むことが好ましい。
これによって、調整板800、上部ブラケット600及び下部ブラケット700によって、水平材300に振動吸収用耐震パネル500を固定させることができる。
一方、図9に示したように、本発明に係る断熱フレーム100の一側には、断熱材200が収容される部分に延設されて、振動吸収用耐震パネル500によって仕上げられる断熱材200の位置が固定されるように支持する断熱材固定部900が備えられ、断熱材固定部900は、スプリングのような弾性部材を含み、断熱材200に向かって突出して備えられた弾性加圧部材910を含む。
これによって、断熱材200が断熱フレーム100の間に格子状に充填されて振動吸収用耐震パネル500によって仕上げられるとき、弾性加圧部材910を有する断熱材固定部900によって断熱材200が振動吸収用耐震パネル500に密着することによって、断熱及び振動吸収の効果を極大化することができる。
上部ブラケット600は、図2及び図4に示したように、振動吸収用耐震パネル500の上部に連結されるブラケットであって、水平材300の下部領域で水平材300の下部領域に結合された調整板800と結合する。
より具体的に、上部ブラケット600は第1パネル結合板610及び第1調整板結合部620を含み、第1パネル結合板610は一面で振動吸収用耐震パネル500と結合され、アンカーボルト50を用いて結合されるため、第1パネル結合板610は第1ブラケットスロットホール611を含む。
第1パネル結合板610の他面では第1調整板結合部620が突出し、第1調整板結合部620は、第1パネル結合板610の第1ブラケットスロットホール611から遠く離れた一側端部から所定距離離隔して突出し、第1パネル結合板610に対して垂直に突出し、第1ブラケットスロットホール611の方向に折り曲げられる‘┐’形状を有し、第1調整板結合部620は、調整板800との結合のために2つのブラケットボルトホール621を含み、六角ボルト60を用いて結合される。
第1パネル結合板610の他面には、第1調整板結合部620と隣接する部分で調整板装着部630が形成され、調整板装着部630は、調整板800が当接する部分が安定して装着されるように、第1パネル結合板610の他面の他の部分よりも低く形成されて溝を形成する。
下部ブラケット700は、図2及び図5に示したように、振動吸収用耐震パネル500の下部に連結されるブラケットであって、水平材300の上部領域で水平材300の上部領域に結合された調整板800と結合する。
より具体的に、下部ブラケット700は第2パネル結合板710及び第2調整板結合部720を含み、第2パネル結合板710は一面で振動吸収用耐震パネル500と結合され、アンカーボルト50を用いて結合されるため、第2パネル結合板710は第2ブラケットスロットホール711を含む。
下部ブラケット700の他面には、第2ブラケットスロットホール711と所定距離離隔して第2調整板結合部720が突出し、第2調整板結合部720は、調整板800の第3突出部831の厚さだけ突出し、第2ブラケットスロットホール711の反対方向に折り曲げられて‘┐’形状を有する。
下部ブラケット700は、振動吸収用耐震パネル500の下部に位置して調整板800に嵌合される形態であって、上部ブラケット600とは異なり、ボルトホールを含まない。
調整板800は、図2及び図6に示したように、振動吸収用耐震パネル500の設置高さ及び突出深さを微調整するための部材であって、水平材300と振動吸収用耐震パネル500を互いに連結し、振動吸収用耐震パネル500の荷重を水平材300に伝達する役割を果たし、水平材結合板810、上部ブラケット結合部820及び下部ブラケット結合部830を含む。
水平材結合板810は、一面で水平材300と当接する板であって、ボルトを介して水平材300と結合するため、ボルト70が通過する調整板スロットホール811を含む。
上部ブラケット結合部820と下部ブラケット結合部830は、水平材結合板810の端部から両方向に形成され、調整板800が水平材300と当接する水平材結合板810の一面方向には下部ブラケット結合部830が形成され、反対方向には上部ブラケット結合部820が形成される。
上部ブラケット結合部820は、水平材結合板810の端部から他面方向に垂直に突出した第1突出部821と、端部からボルトの頭部の直径だけ離隔した部分から他面方向に垂直に突出した第2突出部823とが、‘└┘’形状のボルト締結溝825を形成する。
‘└┘’形状のボルト締結溝825は、後で調整板800が上部ブラケット600と六角ボルト60を用いて結合される場合、ナットの役割を果たすことで、上部ブラケット600のブラケットボルトホール621に六角ボルトを締結し、ボルトを回して締め及び緩めを調節するので、振動吸収用耐震パネル500の高低を微調整して目地に正確に合わせる。
下部ブラケット結合部830は、水平材結合板810の端部から上部ブラケット結合部820と反対方向に延びる第3突出部831、及び端部から下部ブラケット700の第2調整板結合部720の厚さだけ離隔した部分から延びる第4突出部833を含む。
下部ブラケット結合部830は、下部ブラケット700を安定的に固定するために、第3突出部831よりも第4突出部833の長さがさらに長い。
水平材300は、図2及び図7に示したように、断熱壁体に目地間隔で水平に設置されるオープンジョイントシステム用部材のうち1つの構成であって、断面は、長く延びてつながるように設けられる。
水平材300の断面は、基準垂直部310、第1連結部320及び第2連結部330を含む。基準垂直部310の一面は、断熱壁体に固定される面であって、平らであり、反対面では、基準垂直部310の両端部から第1連結部320及び第2連結部330が基準垂直部310に対して垂直に突出する。
第1連結部320及び第2連結部330のそれぞれは、固定板結合部341、調整板結合部343及び固定部345を含む。固定板結合部341は、水平材固定板400の水平材結合部420と結合する部分であって、第1連結部320と第2連結部330のそれぞれが互いに対向する面の反対面に形成される。
基準垂直部310の端部の突出が始まる部分で水平材固定板400の水平材結合部420を収容することができるように、内側に‘┐’形状の溝が形成されている。‘┐’形状の溝は、水平材固定板400の水平材結合部420の大きさ及び形状に対応する。
したがって、予め断熱フレーム100に固定された2つの水平材固定板400の間に水平材300を水平に挿入するようになる。水平材300と水平材固定板400が結合されると、基準垂直部310及び水平材固定板400の壁体結合部410が断熱フレーム100上に当接して平らな面をなすようになる。
調整板結合部343は、調整板800の水平材結合板810と結合する部分であって、第1連結部320と第2連結部330のそれぞれが互いに対向する面に形成され、基準垂直部310から固定板結合部341よりも遠距離に位置する。水平材300と調整板800はボルト70及びナット75を用いて結合されるため、調整板結合部343は、内側に‘T’字状の溝が形成されてT型ボルトの頭部が収容される。
固定部345は、調整板800の第3突出部831と当接して調整板800が水平材300に結合された後、調整板800の第2突出部823又は第4突出部833を加圧して、調整板800が回転するなどの固定された位置を離脱することを防止する役割を果たし、固定部345が調整板結合部343から突出する位置は、第1連結部320と第2連結部330に応じて異ならせることができる。
水平材300と調整板800が噛み合う部位は、ねじ山のような形状の凹凸を形成することで、水平材300と調整板800が当接して結合されると、互いに滑らないようにする。また、上部ブラケット600及び下部ブラケット700にも、アンカーボルト50が締結される部分にねじ山のような凹凸を形成して、上部及び下部ブラケット600,700が振動吸収用耐震パネル500から滑って離脱することを防止する。
振動吸収用耐震パネル500は、図9乃至図16に示したように、四角形状をなすように断熱フレーム100及び水平材300に設置される側面フレーム510と、側面フレーム510の長手方向にスライド可能なように側面フレーム510に挿入され、断熱フレーム100及び水平材300に締結固定され、側面フレーム510が断熱フレーム100及び水平材300に固定されるように支持する移動部材520と、側面フレーム510及びこれと直交して位置する他の一つの側面フレーム510のコーナー部分が互いに連結されるようにするコーナーフレーム530と、側面フレーム510及びコーナーフレーム530に形成されたパッキング溝513に嵌合固定され、建物で発生する振動を吸収するパッキング540と、パッキング540の外側面に密着し、側面フレーム510に締結固定され、壁体10を仕上げる仕上げパネル550とを含む。
これによって、仕上げパネル550のねじれまたは歪みを防止できるようにすると共に、建物の内外断熱工法の利点を十分に確保し、作製及び設置が単純かつ容易になるように改善して、原価低減、工期短縮、建物のエネルギー効率の向上、維持管理コストの低減に非常に有利な環境に優しい工法で設けられるようにすることができる振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体を提供することができる。
側面フレーム510は、断熱壁体と仕上げパネル550との間に位置し、仕上げパネル550の上下及び左右にそれぞれボルト及びナットで設置固定されて四角形状をなし、仕上げパネル550を固定支持するために備えることができる。側面フレーム510は、ガイドレール511、パッキング溝513、延長部515及び嵌合溝517が一体型に形成され得る。
ガイドレール511は、移動部材520に形成された係合部521が挿入されてスライド可能なように長手方向に形成された挿入溝511aと、挿入溝511aの一側中間が切開されて形成された切開部511bと、側面フレーム510の外側に形成された第1支持部511cと、第1支持部511cと反対側である側面フレーム510の内側に形成された第2支持部511dとを含む。
挿入溝511aは、移動部材520に形成された係合部521が挿入され、係合部521が前後又は上下部方向に動けるようにし、また、上部又は下部方向に一定範囲内で傾斜するように、係合部521よりも大きく形成することができる。
上述したように、挿入溝511aの大きさを移動部材520に形成された係合部521よりも大きく形成して使用する場合、地震などによって建物で発生する振動を緩和するという利点がある。
すなわち、移動部材520をガイドレール511に動けないように締結固定する場合、建物で発生する振動が移動部材520を介して側面フレーム510に伝達され、再び側面フレーム510に締結固定された仕上げパネル550に振動が伝達されることで、仕上げパネル550が激しく揺れる現象が発生し得、このような仕上げパネル550の揺れを緩和するために、挿入溝511aの大きさを移動部材520に形成された係合部521よりも大きく形成することができる。
また、挿入溝511aの内部にはゴムパッキング511eを挿入固定することができ、例えば、移動部材520が断熱壁体に固定された状態で地震などによって建物に振動が発生する場合、移動部材520に形成された係合部521が動きながら移動部材520と側面フレーム510との摩擦を低減し、また、移動部材520と側面フレーム510との摩擦により発生する振動をゴムパッキング511eが吸収することができる。このようなゴムパッキング511eを使用する場合、移動部材520と側面フレーム510との摩擦によって発生する騒音を遮断できるという利点がある。
一方、切開部511bの両端の間の幅は、切開部511bの間に挿入された移動部材520の厚さの1.5〜2倍以内の範囲となるように形成することができる。本発明において、切開部511bの両端の間が前記の下限範囲未満で形成される場合には、振動によって移動部材520が動きにくく、前記の上限範囲を超えて形成される場合には、移動部材520が切開部511bを通じて離脱するという問題が発生し得る。
第1支持部511cは、側面フレーム510の外側面から断熱壁体、断熱フレーム100の方向に延びて形成され、建物の振動によって側面フレーム510の外側方向に傾斜した移動部材520を支持するために形成され得る。
すなわち、図16の(b)に示したように、建物の振動によって一定角度傾斜した移動部材520は、外力によって、移動部材520に形成された支持台523が圧力を受けて曲げられるか、または破損することがあるが、このような移動部材520の破損を防止するために、移動部材520に形成された締結固定部525の前面が第1支持部511cによって支持されるようにする。
第2支持部511dは、側面フレーム510の内側面から断熱フレーム100に向かって延びて形成され、建物の振動によって側面フレーム100の内側方向に傾斜した移動部材520を支持するために形成される。
すなわち、図16の(c)に示したように、建物の振動によって一定角度傾斜した移動部材520に形成された締結固定部525の他側面が支持されるようにして、外力によって、移動部材520に形成された支持台523が圧力を受けて曲がるか、または破損することを防止する。
パッキング溝513は、側面フレーム510の前面に長手方向に一定の深さで凹んだ形状に形成され、内部にパッキング540が嵌合固定され、内側面の中間には長手方向に互いに対向するように一対の突起513aが形成され、このような突起513aによって、パッキング溝513に挿入されたパッキング540が外部に離脱することを防止することができる。
延長部515は、パッキング溝513の外壁から側面フレーム510の内側方向に延びて形成され、仕上げパネル550をボルト及びナットで締結固定し得るように締結孔515aが形成され得る。
嵌合溝517は、ガイドレール511とパッキング溝513との間に‘┐’形状に形成され、コーナーフレーム530に形成された締結バー533の挿入のために形成され得る。
すなわち、上下及び左右にそれぞれ配置された側面フレーム510をコーナーフレーム530によって互いに連結するために形成され得る。
また、嵌合溝517に嵌合固定されたコーナーフレーム530が外部に離脱することを防止するために固定片517aを形成することができる。
移動部材520は、側面フレーム510のガイドレール511に形成された挿入溝511aにスライド可能なように挿入される係合部521と、係合部521に連結され、側面フレーム510に形成された切開部511bに挿入され、係合部521を支持する支持台523と、支持台523に連結され、断熱フレーム100及び水平材300にボルト又はねじで締結固定される締結固定部525とを含む。
これによって、移動部材520が、側面フレーム510に形成されたガイドレール511に挿入されて位置調節が可能になるようにガイドレール511に沿ってスライドされ、側面フレーム510が断熱壁体に固定されるようにすることができる。
また、本発明において、移動部材520は、建物の振動によって仕上げパネル550に伝達される振動を吸収または緩和することができる。
例えば、地震又は周辺の工事現場で発生する振動によって建物が揺れる現象が発生する場合、移動部材520が一定範囲内で動いたり、一定範囲内で傾斜したりすることができるようにして、建物で発生する振動が吸収又は緩和されるようにする。
一方、ガイドレール511に形成された挿入溝511aの中心を基準として、移動部材520は、上部又は下部方向に8°〜12°の角度で傾斜するように形成することができるが、本発明では、移動部材520が10°の角度で傾斜するように形成されることが好ましい。
すなわち、本発明において、移動部材520の傾きが前記の下限範囲未満で形成される場合には、建物で発生する振動を緩和または吸収する効果がわずかであり、前記の上限範囲を超えて形成される場合には、移動部材520が激しく揺れて破損するという問題が発生し得る。
コーナーフレーム530は、側面フレーム510と、これと直交して配置された他の一つの側面フレーム510との間に位置し、側面フレーム510に締結固定された仕上げパネル550及び上下左右に配置されたそれぞれの側面フレーム510がねじれたり歪んだりすることを防止するために備えられることができる。
以下、図11及び図12を参照して、コーナーフレーム530についてより詳細に説明する。
図11は、本発明に係る振動吸収用耐震パネルのコーナーフレームと側面フレームが分離された状態の一部分を拡大して示す分解斜視図であり、図12は、本発明に係る振動吸収用耐震パネルのコーナーフレームの斜視図である。
図11及び図12を参照すると、コーナーフレーム530は、ボディー531、前面板535、固定板532、締結バー533及びパッキング540を含むことができる。
ボディー531は、耐震パネルの枠をなす複数の側面フレーム510のコーナーにそれぞれ位置し、建物の外壁にボルト又はねじなどで締結固定されてもよい。換言すれば、ボディー531は、側面フレーム510と、これと直交して配置された他の一つの側面フレーム510との間を仕上げるように形成されたものである。コーナーフレーム530のボディー531を建物の外壁にボルト又はねじなどで締結固定することは択一的なものであって、側面フレーム510及びコーナーフレーム530のいずれか一方を建物の外壁に固定することができる。
ボディー531は、“┐”形状に形成された外側面536と、外側面536と離隔して形成された内側面537と、外側面536と内側面537との間に形成され、外部で発生する振動が仕上げパネル550に伝達されることを減少させる空間部538と、空間部538の内部に形成され、外側面536及び内側面537が外部衝撃によって変形することを遮断する補強リブ539と;で形成され得る。特に、ボディー531を外側面536及び内側面537で構成されるように作製して使用する場合、ボディー531の重量を低減することができ、アルミニウムダイカスト方式で作製されるとき、容易かつ簡単に作製可能であるため、生産量が増加し、材料コストを低減することができ、製造単価を低下させることができるという利点がある。
外側面536は、ボディー531に加わる外部衝撃から保護するために形成され、内側面537は、建物で発生する振動に耐えられるようにするために形成され、外側面536と内側面537との間の空間部538は、地震又は周辺の工事などによって建物で発生する振動を緩和させるために形成され得る。
補強リブ539は、外側面536と内側面537との間に形成された空間部538に沿って一定間隔離隔して少なくとも1つ以上形成されてもよい。
前面板535は、ボディー531の前面に外部に突出するように形成され、締結孔535aが形成され、締結孔535aを介してボルト及びナットなどを締結することによって仕上げパネル550が固定支持されるようにすることができる。
また、前面板535には、表面から弧状に内側方向に一定の深さで凹んだ形状に形成されたパッキング溝513を形成することができ、パッキング溝513の内部にはパッキング540が挿入されて嵌合固定されるため、コーナーフレーム530に形成されたパッキング溝513は、側面フレーム510に形成されたパッキング溝513と連結されるように形成されることが好ましい。
前面板535に形成されたパッキング溝513には、側面フレーム510の場合と同様に、挿入されたパッキング540が外部に離脱することを防止するための突起513aが形成されてもよい。突起513aは、パッキング溝513の互いに対向する両内側面に一対で形成され、パッキング溝513の長手方向に沿って外側に突出するように形成される。
突起513aは、パッキング540が挿入されるときに接する一側は、ラウンド状に形成して、パッキング540が滑らかに挿入されるようにし、他側は、パッキング540が挿入された状態で外部に離脱することを制限するために、一定角度傾斜した形状に形成することができ、これは、側面フレーム510のパッキング溝513の場合にも同一である。
一方、前面板535は、仕上げパネル550の内側角部が振動又は外部衝撃によってボディー531にぶつかって破損することを防止できるように段差部534が形成されてもよい。段差部534は、ボディー531の外側角部から内側方向に一定距離離隔して形成されてもよい。
固定板532は、ボディー531の後面、すなわち、建物の外壁と密着する部分に形成され、建物の外壁にボルトなどで締結されるように、ボディー531の外側面から直交する方向に延びて突出するように形成され得る。
締結バー533は、ボディー531の一側、及び一側と直交する方向の他側に形成され、側面フレーム510に形成された嵌合溝517に嵌め込まれて固定されることによって、隣接して配置された側面フレーム510の端部が互いに連結されて固定されるようにする。
パッキング540は、水密性及び難燃性を有する合成樹脂材質からなり、側面フレーム510及びコーナーフレーム530の前面板535に形成されたパッキング溝513に嵌合固定され、建物で発生する振動によって仕上げパネル550が側面フレーム510又は前面板535とぶつかり合って仕上げパネル550が破損することを防止するために備えられることができる。
すなわち、パッキング540は、パッキング溝513の深さよりも大きく形成して、側面フレーム510及び前面板535と仕上げパネル550との間が一定距離離隔するように側面フレーム510及び前面板535の外側面から突出して形成され得る。
前記のように、パッキング540によって側面フレーム510及び前面板535と仕上げパネル550との間を一定間隔離隔させて使用する場合、地震などによって発生する振動を吸収することによって、仕上げパネル550が変形することを防止できるという利点がある。
例えば、移動部材520によって固定された側面フレーム510が振動によって動くようになると、仕上げパネル550も同一に動いて変形が発生し得、このような仕上げパネル550の変形を防止するために、側面フレーム510と仕上げパネル550との間を一定間隔離隔させると、上下左右4つで構成された側面フレーム510のうち1つまたは2つの側面フレーム510がねじれて変形が発生しても、仕上げパネル550は、パッキング540によって、ねじれまたは歪みによる変形を防止することができる。
仕上げパネル550は、鋼板またはアルミニウムのような金属材質からなり、側面フレーム510にボルト及びナットなどで締結固定され、断熱壁体の外部を仕上げるために備えられる。
前記振動吸収用耐震パネル500が、図19−A及び図19−Bに示したようにエンボシングパネル500aで形成された場合、前記仕上げパネル550は、エンボシング加工設備などを通じて一定の模様のパターン及び質感が具現されるようにすることができる。これによって、様々な模様によって、単に冷たい質感を越え、重厚な雰囲気を表現するようにすることができ、模様の凹凸によって、仕上げパネル550によって反射される光が乱反射するようにし、パネルの平滑度を改善することができる。
一方、本発明に係る振動吸収用耐震パネル500の仕上げパネル550は、図18に示したように、前方外側表面にシリコンと窒素の合成有機化合物成分で塗布された超ナノ窒化ケイ素コーティング層551が形成されることが好ましい。
このとき、超ナノ窒化ケイ素コーティング層551が形成された塗膜の厚さは、約60μm〜70μmであることが好ましい。
これによって、超ナノ窒化ケイ素コーティング層551によって、本発明に係る振動吸収用耐震パネル500により仕上げられる断熱壁体が外部汚染物質によって汚染されることを効果的に防止できるようになり、それによって、清掃などをはじめとする維持補修コストを低減することができ、超ナノ密度を達成するようになって外気の温度から影響を少なく受け、断熱性をさらに向上させることができ、ニッケル、クロム、カドミウム、鉛などのような6大重金属を含まないため、環境に優しいという条件を満たすことができる。
また、超ナノ窒化ケイ素コーティング層551によって、仕上げコーティングの耐久性が向上し、質感が美麗に昇華されるようにすることができ、特に、超ナノ窒化ケイ素コーティング層551の塗膜の厚さが約60μm〜70μmになるようにすることによって、塗膜の耐久力がさらに向上するようにすることができる。
一方、本発明に係る振動吸収用耐震パネル500は、図17に示したように、前方は仕上げパネル550で閉鎖されるように備えられるが、後方は、開放された部分がパネル断熱ブロック560で充填され、側面フレーム510とパネル断熱ブロック560との間には振動吸収手段570が備えられることによって、パネル断熱ブロック560は振動吸収手段570によって振動吸収用耐震パネル500の内部で弾力的に支持されるように備えられる。
これによって、パネル断熱ブロック560及び振動吸収手段570によって、本発明に係る振動吸収用耐震パネル500の断熱性能をさらに向上させると共に、地震などによる振動の減衰及び吸収性能をさらに高めることができる。
そこで、本発明によれば、側面フレーム510と仕上げパネル550との間が離隔するようにパッキング540を使用することによって、地震による振動を吸収し、水密性を向上させることができるようにする振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体を提供することができる。
上記によって説明され、添付の図面でその技術的な面が記述されたが、本発明の技術的思想は、その説明のためのものであり、それに制限されるものではなく、本発明の技術分野における通常の技術的な知識を有する者は、本発明の技術的思想を後述する特許請求の範囲に記載された技術領域から逸脱しない範囲内で様々に修正及び変更させることができることを理解できるであろう。
100 断熱フレーム
110 上部フレーム
120 下部フレーム
130 ラチス鉄筋
140 フレーム断熱材
200 断熱材
300 水平材
400 水平材固定板
500 振動吸収用耐震パネル
510 側面フレーム
520 移動部材
521 係合部
523 支持台
525 締結固定部
530 コーナーフレーム
540 パッキング
550 仕上げパネル
600 上部ブラケット
700 下部ブラケット
800 調整板

Claims (5)

  1. 壁体に設置時に前記壁体から遠位に配置される上部フレーム(110)、壁体に設置時に前記壁体から近位に配置される下部フレーム(120)、前記上部フレーム(110)と前記下部フレーム(120)との間でジグザグ状に折り曲げられて長く延びる一対のラチス鉄筋(130)、及び前記上部フレーム(110)と前記下部フレーム(120)との間に充填されたフレーム断熱材(140)からなり、壁体に垂直に設置され、互いに離隔配置されて設置された複数の断熱フレーム(100)と、
    前記断熱フレーム(100)の間に格子状に充填された断熱材(200)と、
    前記断熱フレーム(100)の前記壁体から遠位で前記複数の断熱フレーム(100)を横切るように目地間隔で水平に設置された複数の水平材(300)と、
    前記水平材(300)の鉛直方向上下部で前記水平材(300)と結合され、前記水平材(300)を前記断熱フレーム(100)に結合及び固定する水平材固定板(400)と、
    前記断熱フレーム(100)及び前記水平材(300)の前記壁体から遠位前記壁体と水平の上下左右方向に設置されて壁体を仕上げ、地震によって建物に振動が発生すると、一定範囲内で傾斜して、建物で発生する振動を緩和または吸収するように備えられた振動吸収用耐震パネル(500)と、
    を含み、
    前記一対のラチス鉄筋(130)が前記断熱フレーム(100)内で、前記壁体から遠位側を上辺とする台形状に配置される
    ことを特徴とする、振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体。
  2. 前記振動吸収用耐震パネル(500)は、
    四角形状をなすように前記断熱フレーム(100)及び前記水平材(300)に設置される側面フレーム(510)と、
    前記側面フレーム(510)の長手方向にスライド可能なように前記側面フレーム(510)に挿入され、前記断熱フレーム(100)及び前記水平材(300)に締結固定され、前記側面フレーム(510)が前記断熱フレーム(100)及び前記水平材(300)に固定されるように支持する移動部材(520)と、
    前記側面フレーム(510)及びこれと直交して位置する他の一つの側面フレーム(510)のコーナー部分が互いに連結されるようにするコーナーフレーム(530)と、
    前記側面フレーム(510)及び前記コーナーフレーム(530)に形成されたパッキング溝(513)に嵌合固定され、建物で発生する振動を吸収するパッキング(540)と、
    前記パッキング(540)の外側面に密着し、前記側面フレーム(510)に締結固定され、壁体を仕上げる仕上げパネル(550)とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体。
  3. 前記移動部材(520)は、
    前記側面フレーム(510)に形成された挿入溝(511a)にスライド可能なように挿入される係合部(521)と、
    前記係合部(521)に連結され、前記側面フレーム(510)に形成された切開部(511b)に挿入され、前記係合部(521)を支持する支持台(523)と、
    前記支持台(523)に連結され、前記断熱フレーム(100)及び前記水平材(300)にボルト又はねじで締結固定される締結固定部(525)とを含むことを特徴とする、請求項2に記載の振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体。
  4. 前記振動吸収用耐震パネル(500)の鉛直方向上部に設置され、前記振動吸収用耐震パネル(500)を前記水平材(300)に固定するための上部ブラケット(600)と、
    前記振動吸収用耐震パネル(500)の鉛直方向下部に設置され、前記振動吸収用耐震パネル(500)を前記水平材(300)に固定するための下部ブラケット(700)と、
    前記上部ブラケット(600)又は前記下部ブラケット(700)と前記水平材(300)を結合する2つの調整板(800)とをさらに含むことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体。
  5. 前記振動吸収用耐震パネル(500)は、外部表面が凸凹状に表現されて形成されたエンボシングパネル(500a)であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の振動吸収用耐震パネルを備えた壁体断熱システム組立体。
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