JP2007001617A - 合成樹脂製容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
容器に要求される減圧吸収性能や、減圧強度、さらには、横荷重に対する剛性とバランスさせつつ、これらの低下を招くことなく、縦荷重に対する座屈強度を向上させた、容器胴部に環状の横溝を有する合成樹脂製容器を提供する。
【解決手段】
横溝5が形成される部位の高さ方向上側における胴部3の肉厚が、他の部位の肉厚に対して相対的に薄くなっている部位では、その横溝5の溝深さを胴部3の肉厚に応じて相対的に浅くし、横溝5が形成される部位の高さ方向上側における胴部3の肉厚が、他の部位の肉厚に対して相対的に厚くなっている部位では、その横溝5の溝深さを胴部3の肉厚に応じて相対的に深くすることにより、胴部3の肉厚と相関させて横溝5の溝深さを変化させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、容器胴部に環状の横溝を有するボトル型の合成樹脂製容器であって、減圧吸収性能や、横荷重に対する剛性を低下させることなく、縦荷重に対する座屈強度を向上させた合成樹脂製容器に関する。
例えば、コーラ,サイダーなどの炭酸飲料、果汁飲料、ミネラルウォーター、コーヒー飲料、各種お茶類などの飲料用容器として、ポリエチレンテレフタレートなどの合成樹脂を、ブロー成形などによってボトル形状に成形してなる合成樹脂製容器が、一般に広く使用されている(例えば、特許文献1、及び特許文献2参照)。
そして、このようなボトル型の合成樹脂製容器は、近年、急速に普及、浸透するようになってきており、その広範な普及に伴って、ボトル型の合成樹脂製容器を利用した商品も多様化し、容量2000mlを超える大容量のものから、容量200ml程度の小容量のものまで、内容物に応じて種々の容量の容器が求められるようになってきている。また、ボトル型の合成樹脂製容器を利用した商品の販売形態も多様化してきており、特に、容量200〜500ml程度の比較的小容量の飲料用ボトル容器にあっては、店頭販売のほかに、自動販売機による販売に供されることが多くなってきている。
特開2004−262500号公報 特開2003−285814号公報
ところで、この種のボトル容器は、通常、内容物を充填、密封した後の容器内が減圧状態になるため、内圧減少にともなう容器の不定形な形状変化を防止するための減圧吸収構造を備えており、特許文献1は、このような減圧吸収構造を備えたボトル容器の一例として、筒形状をなす胴部の表面に沿って複数の環状溝を設けた合成樹脂製ボトル型容器を開示している。特許文献1のボトル容器に形成された環状溝は、容器内の圧力減少に応じて変形して容器を縦方向に収縮させることにより容積を減じ、これによって容器内の減圧度を緩和するというものであり、特許文献1では、環状溝の溝底に対する溝側壁の傾斜角度を所定の範囲内とすることで、環状溝を複雑な形状とすることなく、環状溝を利用したスムーズなボトル縦方向の収縮を達成できるとしている。
また、容器胴部の周方向に沿って形成される環状溝は、容器内の減圧度を緩和するとともに、容器の剛性を確保するという機能を併せて発揮し、特許文献2では、隣接する環状溝の間隔を所定の範囲内とすることで、減圧により発生する横方向の押圧に対向する面剛性を増強できるとしている。
このように、簡易な構成によって、容器に減圧吸収性能を付与しつつ、容器の剛性を確保することができる環状溝は、一般に、丸形ボトルと称される容器胴部が円筒形状(又は、円筒形状に近似する形状)のボトル容器に、特に有効とされており、市場に流通している丸形ボトルにあっては、このような環状溝が容器胴部に複数形成されているものが少なくない。
しかしながら、上記したような環状溝は、容器を縦方向に変形させて減圧吸収性能を発揮するものであり、縦方向に変形可能とされているがために、搬送時などにおいて容器に縦方向の荷重(縦荷重)が加わったときに、容器が座屈し易い傾向にあり、例えば、充填後の菌の繁殖を抑えるために内容物を高温で充填する場合など、高い減圧吸収性能が要求される場合に、溝深さを深くすることによって環状溝の変形量を大きくして減圧吸収性能を高めようとすると、縦荷重に対する十分な座屈強度を確保できなくなってしまうという問題があった。
また、環状溝の溝深さを浅くすれば、縦荷重に対する座屈強度を確保できるものの、必要な減圧吸収性能や、減圧に抗して容器形状(円筒形の形状)を保つための剛性(減圧強度)が得られなくなってしまうだけでなく、容器に横方向の荷重(横荷重)が加わったときの剛性も低下してしまい、このようなものは、自動販売機による販売に適さなくなってしまうという問題もあった。
すなわち、自動販売機による販売に供される場合には、内容物が充填されたボトル容器は、自動販売機内を横向きに転がりながら連続的に落下供給され、後続の内容物が充填された容器の重さによる荷重を受けながら、容器側面がストッパーに当接して取り出し口に排出されるのを待ち、次いで、落下により取り出し口に排出される。このように、自動販売機による販売に供されるボトル容器には、転がりながら落下供給される際に加わる横荷重や、後続の内容物が充填された容器による荷重をストッパーとの当接で支えるための横荷重に抗し得る剛性が要求され、このような横荷重に対する剛性が低いものは変形して自動販売機内でつまったり、ストッパーをくぐり抜けて取り出し口に落下してしまったりするため、自動販売機での販売に供することができない。
以上のように、容器胴部に複数の環状溝が形成された従来のボトル容器にあっては、その減圧吸収性能や、減圧強度、さらには、横荷重に対する剛性を確保しつつ、縦荷重に対する座屈強度を向上させるには限界があった。
そこで、上記の事情に鑑みて本発明者らが鋭意検討を重ねたところ、通常、プリフォームをブロー成形することにより成形されるこの種のボトル容器にあっては、容器胴部の肉厚は一定ではなく、ある程度の肉厚分布を有していることに着目し、従来は同一とされていた環状溝の溝深さを、環状溝が形成される部位ごとに、容器胴部の肉厚の違いに応じて設定することにより、減圧吸収性能や、減圧強度、さらには、横荷重に対する剛性とバランスさせながら、縦荷重に対する座屈強度を向上させることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、減圧吸収性能や、減圧強度、さらには、横荷重に対する剛性とバランスさせつつ、これらの低下を招くことなく、縦荷重に対する座屈強度を向上させた、容器胴部に環状の横溝を有するボトル型の合成樹脂製容器の提供を目的とする。
上記課題を解決する本発明に係る合成樹脂製容器は、口部、胴部、及び底部を備えた合成樹脂製容器であって、前記胴部が、周方向に沿って環状に形成された複数の横溝を有しており、前記横溝が形成される部位ごとに、前記胴部の肉厚に応じて、前記横溝の溝深さを変化させた構成としてある。
このような構成とした本発明に係る合成樹脂製容器によれば、胴部の肉厚と相関させて横溝の溝深さを変化させることにより、容器に要求される減圧吸収性能や、減圧強度、さらには、横荷重に対する剛性とバランスさせつつ、縦荷重に対する座屈強度を向上させることができる。
また、本発明に係る合成樹脂製容器は、前記横溝の高さ方向上側における前記胴部の肉厚が相対的に薄い部位では、当該横溝の溝深さを前記胴部の肉厚に応じて相対的に浅くし、前記横溝の高さ方向上側における前記胴部の肉厚が相対的に厚い部位では、当該横溝の溝深さを前記胴部の肉厚に応じて相対的に深くした構成とすることができ、特に、前記横溝の高さ方向上側における前記胴部の肉厚tと、当該横溝の溝深さdとの間に、下記式(1)の関係が成り立つようにするのが好ましい。
α×t−3.1≦d≦α×t−2.3[但し、α=16.7] ・・・ (1)
このような構成とすれば、横溝の溝深さを胴部の肉厚に応じて相対的に浅くすることにより、座屈し易い傾向にある薄肉部位の変形を抑制し、容器の縦荷重に対する座屈強度を向上させることができる。また、横溝の溝深さを胴部の肉厚に応じて相対的に深くすることにより、横溝の溝深さを深くしながらも、縦荷重に対する座屈強度を従来品と同等以上とすることができ、座屈強度を低下させることなく、減圧吸収性能や、減圧強度を向上させるとともに、横荷重に対する剛性を高めることができる。
また、本発明に係る合成樹脂製容器は、前記胴部の高さ方向上側の部位に、前記口部に連続する肩部を有し、前記肩部に減圧吸収パネルを備えた構成とすることもできる。
このような構成とすれば、容器の減圧吸収性能をよりいっそう向上させることが可能となり、肩部に備えた減圧吸収パネルにより容器内に生じる減圧度を緩和して、容器胴部の円筒度(任意の高さ位置で容器胴部を水平に切断したときの真円度)を高めることができる。これにより、容器胴部の断面形状を、転がり性に優れた円形状(又は円形状に近似した形状)に保つことが容易になり、自動販売機による販売に供するのにより適した容器とすることができる。
以上のような本発明によれば、容器胴部に環状の横溝を有する容器において、横溝が形成される部位ごとに、胴部の肉厚に応じて、横溝の溝深さを変化させることにより、容器に要求される減圧吸収性能や、減圧強度、さらには、横荷重に対する剛性を低下させることなく、容器の縦荷重に対する座屈強度を向上させることができる。
以下、本発明に係る合成樹脂製容器の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
ここで、図1は、本発明に係る合成樹脂製容器の一実施形態の概略を示す正面図である。
図1に示す容器1は、一般に、丸形ボトルと称される容器形状を有しており、口部2、胴部3、及び底部4を備えている。そして、胴部3は、ほぼ同一径の円筒状に形成された筒状部32と、筒状部32の上端から絞り込まれて口部2に連続する肩部31とからなっている。
また、図示する例において、胴部3(筒状部31)には、周方向に沿って環状に形成された五つの横溝(環状溝)5を、高さ方向に等間隔に配列させてある。胴部3に形成される横溝5は、容器1の内圧が減少したときに、容器1を縦方向に変形(収縮)させて圧力の減少を吸収するようにし、また、径方向への変形を抑制する骨格としても機能するようにして、容器1が傾いてしまったり、横断面が楕円形状になってしまったりするなどの不均一な変形を抑制するとともに、横荷重に対する容器1の剛性を確保するためのものである。
ここで、高さ方向とは、口部2を上にして容器1を水平面に置いたときに、水平面に直交する方向に沿った方向をいうものとする。
隣接する横溝5の間隔(最深部に沿った中心線C1,C2間の距離)h3は、容器1の容量や、横溝5を形成する数にもよるが、通常は、10〜20mm程度である。
隣接する横溝5の間隔h3が、上記範囲を超えると、胴部3に形成することができる横溝5の数が、必要な数よりも少ない数に限られてしまい、また、横溝5によって補強されていない側面の占める割合が大きくなってしまうため、減圧吸収性能、減圧強度、横荷重に対する剛性が不十分になってしまう。一方、上記下限に満たないと、横溝5の配列が密になりすぎて側面が蛇腹状になってしまうため、縦荷重に対する座屈強度が低下してしまうおそれがある。
なお、図示する例にあっては、横溝5を等間隔に配列させているが、横溝5を配列させる間隔は等間隔とせずに、例えば、胴部3の上部、中央、下部などの部位ごとに、必要に応じて異ならせてもよい。
横溝5の溝幅wも、減圧吸収性能、減圧強度、横荷重に対する剛性、縦荷重に対する座屈強度などを考慮して設定され、通常は、3〜8mm程度とすることができる。また、図示する例では、横溝5の断面形状をU字状としているが、容器内の圧力変化に応じて変形し、容器1の不均一な変形を抑制することができれば、例えば、V字状、コ字状、台形形状、多角形状など、本実施形態の効果を損なわない範囲で任意の断面形状とすることができる。
このような合成樹脂製の容器1は、例えば、公知の射出成形や押出成形により製造された、有底筒状のプリフォームを二軸延伸ブロー成形するなどして製造することができるが、ブロー成形により成形された容器1は、一般には、胴部3の肉厚が一定とならず、このような肉厚分布は、比較的小容量のものにおいて顕著に現れる傾向にある。
それにもかかわらず、従来のこの種の環状溝が形成された容器にあっては、その溝深さをすべての溝について同一としていたが、本実施形態では、胴部3に形成される横溝5の溝深さを、横溝5が形成される部位ごとに、胴部3の肉厚に応じて変化させてある。
より具体的には、横溝5が形成される部位の高さ方向上側における胴部3の肉厚が、他の部位の肉厚に対して相対的に薄くなっている部位では、その横溝5の溝深さを胴部3の肉厚に応じて相対的に浅くしてある。これにより、座屈し易い傾向にある薄肉部位の変形を抑制し、容器1の縦荷重に対する座屈強度を向上させることができる。
また、横溝5が形成される部位の高さ方向上側における胴部3の肉厚が、他の部位の肉厚に対して相対的に厚くなっている部位では、その横溝5の溝深さを胴部3の肉厚に応じて相対的に深くしてある。これにより、横溝5の溝深さを深くしながらも、縦荷重に対する座屈強度を従来品と同等以上とすることができ、座屈強度を低下させることなく、横溝5の変形量を大きくして減圧吸収性能を向上させるとともに、減圧強度や、容器1の横荷重に対する剛性を高めることが可能となる。
このように、本実施形態にあっては、胴部3の肉厚と相関させて横溝5の溝深さを変化させることにより、容器1に要求される減圧吸収性能や、減圧強度、さらには、横荷重に対する剛性とバランスさせつつ、縦荷重に対する座屈強度を向上させることができるが、横溝5が形成される部位の高さ方向上側における胴部3の肉厚tと、横溝5の溝深さdとの間には、特に、下記式(1)の関係が成り立つようにするのが好ましい。
α×t−3.1≦d≦α×t−2.3[但し、α=16.7] ・・・ (1)
上記式(1)は、胴部3の肉厚に応じて横溝5の溝深さを変化させた多数のサンプルから、減圧強度と横荷重に対する剛性を低下させることなく、座屈強度を向上させることができたものを抽出し、横溝5が形成される部位の高さ方向上側における胴部3の肉厚tを横軸、横溝5の溝深さdを縦軸としたグラフを作成して両者の相関関係を回帰分析することによって得られたものであり、上記式(1)の関係を超えて溝深さdが深くなってしまうと、容器1の縦荷重に対する座屈強度の向上が得られ難くなる傾向にある。一方、上記式(1)の関係を満たさずに溝深さdが浅くなってしまうと、減圧吸収性能、減圧強度、横荷重に対する剛性が低下してしまう傾向にある。
ここで、胴部3の肉厚tは、着目する横溝5の最深部の高さ位置と、その高さ方向上側に隣接する横溝5の最深部の高さ位置との中間位置(最上位の横溝5にあっては、当該横溝5の最深部から高さ方向上側7mmの位置)となる位置における肉厚とする(後述する図2及び図3参照)。
また、本実施形態を適用するにあたり、横溝5の溝深さdを決定するに際しては、例えば、横溝5に対応する凸部が形成されていない金型を用いて、予め横溝5がない以外は同寸法とした容器をブロー成形するなどしておき、そのときの成形条件などに起因して生じる容器の肉厚分布に応じて、その部位ごとに横溝5の溝深さdを決定すればよいが、容器1の肉厚分布を成りゆきまかせとせずに、例えば、特開平6−99482号公報に記載されているような方法、すなわち、ブロー成形する際に、プリフォームの各部位を所望の温度に調整することによって、積極的に任意の肉厚分布とすることもできる。
また、本実施形態にあっては、図6に示すように、肩部31に減圧吸収パネル6を備えることによって、容器の減圧吸収性能をよりいっそう向上させるようにすることもできる。減圧吸収パネル6は、容器1の内圧が減少したときに、容器1の内方に緩やかに変形して容器内に生じる減圧度を緩和するものであり、このような減圧吸収パネル6を肩部31に備えるのは、内容物を充填した後の胴部3の円筒度(任意の高さ位置で容器胴部を水平に切断したときの真円度)を高める上で有効である。
これにより、胴部3の断面形状を、転がり性に優れた円形状(又は円形状に近似した形状)に保つことが容易になり、自動販売機による販売に供するのにより適した容器とすることができる。
以上のような本実施形態に係る合成樹脂製容器は、前述したように、ブロー成形などによって製造することができるが、容器1を構成する熱可塑性樹脂は、ブロー成形が可能であれば、任意の樹脂を使用することができる。
具体的には、ポリエチレンテレフタレート,ポリブチレンテレフタレート,ポリエチレンナフタレート,ポリカーボネート,ポリアリレート,ポリ乳酸又はこれらの共重合体などの熱可塑性ポリエステル,これらの樹脂あるいは他の樹脂とブレンドされたものなどが好適であり、特に、ポリエチレンテレフタレートなどのエチレンテレフタレート系熱可塑性ポリエステルが好適に使用される。また、アクリロニトリル樹脂,ポリプロピレン,プロピレン−エチレン共重合体,ポリエチレンなども使用することができる。
これらの樹脂には、成形品の品質を損なわない範囲で種々の添加剤、例えば、着色剤、紫外線吸収剤、離型剤、滑剤、核剤、酸化防止剤、帯電防止剤などを配合することもできる。
エチレンテレフタレート系熱可塑性ポリエステルは、エステル反復単位の大部分(例えば、70モル%以上)をエチレンテレフタレート単位が占め、ガラス転移点(Tg)が50〜90℃、融点(Tm)が200〜275℃の範囲にあるものが好適である。
エチレンテレフタレート系熱可塑性ポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)が耐圧性、耐熱性、耐熱圧性などの点で特に優れているが、エチレンテレフタレート単位以外にイソフタル酸やナフタレンジカルボン酸などの二塩基酸と、プロピレングリコールなどのジオールからなるエステル単位の少量を含む共重合ポリエステルも使用することができる。
また、本実施形態に係る合成樹脂製容器は、単層(一層)の熱可塑性ポリエステル層で構成される場合の他、二層以上の熱可塑性ポリエステル層により構成することもできる。さらに、二層以上の熱可塑性ポリエステル層からなる内層及び外層の間に封入される中間層を備えることができ、中間層をバリヤー層や、酸素吸収層とすることができる。このように、バリヤー層や、酸素吸収層を備えることにより、容器内への外部からの酸素の透過を抑制し、容器内の内容物の外部からの酸素による変質を防止することができる。
ここで、酸素吸収層としては、酸素を吸収して酸素の透過を防ぐものであれば任意のものを使用することができるが、酸化可能有機成分及び遷移金属触媒の組合せ、あるいは実質的に酸化しないガスバリヤー性樹脂,酸化可能有機成分及び遷移金属触媒の組み合わせを使用することが好適である。
次に、具体的な実施例を挙げて、本発明をより詳細に説明する。
[実施例1]
ポリエチレンテレフタレート(PET)からなるプリフォームを、そのガラス転移点(Tg)以上の約90℃に加熱し、約150℃に加熱された左右一対の二分割タイプの金型内にセットした。
次いで、ストレッチロッドによりプリフォームを延伸しつつ、約3.0MPaの圧力でブローエアを供給して二軸延伸ブロー成形を行い、その後、約3.0MPaのエア供給圧でクーリングブローをして、断面U字状の五つの横溝5が等間隔で配設された、図1に示すような、容量約280mlの丸形ボトル容器を得た。
得られた容器1の寸法は、高さHが約132mm、肩部31の高さ方向の長さhが約13mm、筒状部32の高さ方向の長さhが約90mm、胴部3(筒状部32)の最大径φDが約66mmであった。
また、胴部3(筒状部32)の肉厚tは、口部2を上にして容器1を水平面に置いたときの接地面からの高さが約85mmの位置で約0.29mm(t1)、同約71mmの位置で約0.41mm(t2)、同約55mmの位置で約0.32mm(t3)、同約40mmの位置で約0.35mm(t4)、同約24mmの位置で約0.38mm(t5)であった。
また、各横溝5の最深部に沿った中心線C1,C2間の距離h3は約15mmであり、接地面から各横溝5が形成されている位置(各横溝5の最深部に沿った中心線)までの高さは、最上位の横溝5が約78mm、最上位から二番目の横溝5が約63mm、同三番目の横溝5が約48mm、同四番目の横溝5が約32mm、最下位の横溝5が約17mmであった。各横溝5の溝深さdは、最上位の横溝5から順に、それぞれ約2.0mm(d1)、約4.0mm(d2)、約2.6mm(d3)、約3.2mm(d4)、約3.6mm(d5)であり、各横溝5の溝幅wは、最上位の横溝5から順に、それぞれ約4.0mm、約4.6mm、約4.0mm、約4.1mm、約4.4mmであった。
ここで、上記各位置における胴部3(筒状部32)の肉厚t1〜t5、各横溝5の溝深さd1〜d5、各横溝5の溝幅wを表1に示す。また、図2(a)は、本実施例で得られた丸形ボトル容器の図1におけるA−A断面に相当する断面図であり、図2(b)は、胴部3(筒状部32)の肉厚t1〜t5と、各横溝5の溝深さd1〜d5との関係を示すグラフである。
Figure 2007001617
[実施例2]
得られる丸形ボトル容器の肉厚分布を成りゆきまかせとした実施例1に対し、表2に示すような肉厚分布をもってブロー成形されるように、プリフォームの各部位を温度調整して、実施例1と同様にして、断面U字状の五つの横溝5が等間隔で配設された、容量約280mlの丸形ボトル容器を得た。
ここで、上記各位置における胴部3(筒状部32)の肉厚t1〜t5、各横溝5の溝深さd1〜d5、各横溝5の溝幅wを表2に示すが、これら以外の寸法は、実施例1と同様である。また、図3(a)は、本実施例で得られた丸形ボトル容器の図1におけるA−A断面に相当する断面図であり、図3(b)は、胴部3(筒状部32)の肉厚t1〜t5と、各横溝5の溝深さd1〜d5との関係を示すグラフである。
Figure 2007001617
[比較例1]
各横溝5の溝深さd1〜d5をすべて3.0mmとした以外は、実施例1と同様にして、断面U字状の五つの横溝5が等間隔で配設された、容量約280mlの丸形ボトル容器を得た。
ここで、上記各位置における胴部3(筒状部32)の肉厚t1〜t5、各横溝5の溝深さd1〜d5を表3に示す。
Figure 2007001617
[比較例2]
各横溝5の溝深さd1〜d5をすべて4.0mmとした以外は、実施例1と同様にして、断面U字状の五つの横溝5が等間隔で配設された、容量約280mlの丸形ボトル容器を得た。
ここで、上記各位置における胴部3(筒状部32)の肉厚t1〜t5、各横溝5の溝深さd1〜d5を表4に示す。
Figure 2007001617
[評価1(座屈強度)]
実施例1,2、及び比較例1,2で得られたそれぞれの丸形ボトル容器に対し、図4に示すように、口部2を上向きにして受圧台13にセットし、容器1内の空気を逃がすためのノッチ12を設けた押圧部材11を口部2に押し当てて、一定速度で縦方向の荷重を加えた。時間の経過とともに押圧部材11の押し込み量が増え、これに伴って容器1に加わる荷重が増加して、ある一定の荷重を超えると容器1が著しく変形して座屈するが、このときの荷重の推移をロードセル10で記録し、容器1が座屈したときの荷重を座屈強度とした。その結果を表5に示す。
[評価2(減圧強度)]
実施例1,2、及び比較例1,2で得られたそれぞれの丸形ボトル容器に対し、口部2の上端まで容器内に水を満たした後に、容器が不均一に変形、又は潰れてしまうまで口部2から減圧吸引した。このときの減圧強度(容器1内に作用する負荷)と、減圧吸収量(水の吸引量に相当)を表5に示す。
[評価3(横剛性)]
実施例1,2、及び比較例1,2で得られたそれぞれの丸形ボトル容器に対し、280gの熱水(87℃)を充填した後にキャップ6で密封し、次いで、内溶液が約20℃になるように水冷した後に、冷蔵庫にて5℃に冷やしてから、自動販売機内の環境と同様の減圧度状態になるようにした。
その後、図5に示すように、水平面に横向きに置かれた容器の側面に、幅及び厚さ□Tが□10mmの押圧部材を押し当てて、59Nの荷重Fを鉛直方向から加えたときの胴部3(筒状部32)の径φD1を鉛直方向に沿って測定した。その結果を表5に示す。
なお、自動販売機による販売に供されるにあたり、自動販売機内で積み重ねられた状態で排出されるのを待っている最も下側に位置する容器は、容器側面がストッパーで支持されているが、通常、このストッパーは、自動販売機内において容器が供給される通路の容器底部側の側壁面から、20mm程度の間隔をもって取り付けられている。上記測定は、自動販売機内で容器に横方向の荷重が加わっている状態を再現すべく、容器の底面から押圧部材の端縁までの距離Xを20mmとした。
Figure 2007001617
表5に示した結果からもわかるように、実施例1では、比較例1に対し、座屈強度、減圧強度、及び横剛性の全てにおいて向上している。また、減圧吸収性能と横剛性に優れるが、座屈強度に劣る比較例2に対しては、座屈強度を大幅に向上させているにもかかわらず、減圧強度と横剛性は、比較例2と遜色のない結果が得られ、減圧強度と横荷重を低下させることなく、座屈強度を向上できることが確認できた。
また、実施例2では、比較例1,2の両方に対して、座屈強度、減圧強度、及び横剛性の全てにおいて向上しており、特に、座屈強度が著しく向上している。
このように、本発明によれば、縦荷重に対する座屈強度を向上させるとともに、減圧吸収性能や、減圧強度、さらには、横荷重に対する剛性を向上させることも可能なことが確認できた。
以上、本発明について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、前述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、前述した実施形態では、ほぼ同一径の円筒状に形成された筒状部32を有する容器1を例に挙げたが、容器1の具体的な形状は、このようなものには限られない。横溝5が形成される筒状部32は、円筒形状に近似するものであれば、例えば、横断面が六角形、八角形などの多角形となる角筒状であってもよい。また、横断面が四角形となるものであっても、コーナー部を丸めたり、面取りしたりして、又は側面を外方に湾曲させるなどして円筒形状に近似させることにより、本発明を適用することができる。
また、本発明は、容積300〜500ml程度の比較的中容量の合成樹脂製容器についても適用できるが、肉厚分布における厚肉部と薄肉部との肉厚差が大きくなる傾向にある容積100〜300ml程度の比較的小容量の合成樹脂製容器に、特に好適である。
以上説明したように、本発明によれば、容器胴部に環状溝を有するボトル容器において、減圧吸収性能や、減圧強度、さらには、横荷重に対する剛性とバランスさせつつ、縦荷重に対する座屈強度を向上させることができ、ボトル容器としての利用範囲をよりいっそう拡げることができる。
本発明に係る合成樹脂製容器の一実施形態の概略を示す正面図である。 実施例1の説明図である。 実施例2の説明図である。 座屈強度の評価方法を示す説明図である。 横剛性の評価方法を示す説明図である。 本発明に係る合成樹脂製容器の一実施形態における変形例の概略を示す正面図である。
符号の説明
1 容器
2 口部
3 胴部
4 底部
5 横溝

Claims (4)

  1. 口部、胴部、及び底部を備えた合成樹脂製容器であって、
    前記胴部が、周方向に沿って環状に形成された複数の横溝を有しており、
    前記横溝が形成される部位ごとに、前記胴部の肉厚に応じて、前記横溝の溝深さを変化させたことを特徴とする合成樹脂製容器。
  2. 前記横溝の高さ方向上側における前記胴部の肉厚が相対的に薄い部位では、当該横溝の溝深さを前記胴部の肉厚に応じて相対的に浅くし、
    前記横溝の高さ方向上側における前記胴部の肉厚が相対的に厚い部位では、当該横溝の溝深さを前記胴部の肉厚に応じて相対的に深くした請求項1に記載の合成樹脂製容器。
  3. 前記横溝の高さ方向上側における前記胴部の肉厚tと、当該横溝の溝深さdとの間に、下記式(1)の関係が成り立つ請求項2に記載の合成樹脂製容器。
    α×t−3.1≦d≦α×t−2.3[但し、α=16.7] ・・・ (1)
  4. 前記胴部の高さ方向上側の部位に、前記口部に連続する肩部を有し、前記肩部に減圧吸収パネルを備えた請求項1〜3のいずれか1項に記載の合成樹脂製容器。
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