JP2007001329A - 熱交換器の取付構造 - Google Patents

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Yutaka Teruya
裕 照屋
Hirotaka Kojo
浩隆 古城
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桂一 北
Katsuyuki Ikeda
勝之 池田
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Abstract

【課題】 左右側面にフィンが表れるような片タンク型のヒータコアにおいて、ウレタン(パッキング)を使用しなくとも、空気のシールが確実に行わせると共に、その位置決めも同時に可能とする熱交換器の取付構造を提供する。
【解決手段】 エバポレータ、ヒータコアなどが収納される空調ケースにおいて、前記ヒータコアを収納するため、ヒータコア収納部30が形成される。このヒータコア収納部30は、空調ケース2の対向する壁面31,31に突出する一対のシート用のリブ32a,32bと、そのシート用のリブ32a,32b間に形成のシール用リブ33a,33b,33cとより構成される。これにより、ヒータコア収納部30に収納されるヒータコア5は、シート用のリブ32a,32bにより挟まれ、位置決めされ、また、シール用のリブ33a,33b,33cによりフィン25がつぶされ、空気シールがなされる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、空調ケース内に熱交換器を取付けるための熱交換器の取付構造に関する。
車両用の熱交換器例えばヒータコアは、空調ケース内の加熱器収納部に固定時、該ヒータコアを迂回して空調ケースとの間から空気が下流に流れるのを防ぐため、ヒータケースの左右側面と背面にウレタン(パッキン)を貼着し、このウレタンを空調ケースに押し付け、迂回する空気の流れを阻止していた。
また、前述のようにウレタンの装着の手間を解消するため、両タンクを持つヒータコアにあっては、特許文献1に示すように、ユニットケース1に形成のタンク保持部32に、押付用リブ33とシールリブ34とを形成する。この押付用リブ33はタンク部71の長手方向に沿った少なくとも2点でタンク部71をシールリブ34に対して押し付ける作用をする。シールリブ34は、タンク部71の長手方向に沿って形成され、かつ、押付用リブ33によってタンク部71がシールリブ34に押し付けられた状態のとき、ユニットケース1内を流れる空気がコア部75を迂回し、タンク部71の外周面に回り込んで下流側に流れるのを防止する作用をしている。
特開2004−230948
しかし、前述のようなシールは、平坦な面を持つタンク部71が存在するために可能であるが、片タンクのヒータコアにあっては、左右側面(積層方向両端面)は、コルゲート状のフィンとなり、また上下面もコルゲートフィンとチューブとからなる複雑な凹凸構造から、前述の両シールをもって両側から挟んでも、その当接部位にあっては、隙間ができて押圧ばかりでなく、シールもできず、空気の迂回を阻止することができなかった。
そこで、この発明は、左右側面にフィンが表れるような熱交換器において、ウレタン(パッキング)を使用せずに空気のシールを確実に行わせると共に、その位置決めが出来る熱交換器の取付構造を提供する。
この発明に係る熱交換器の取付構造は、冷却用熱交換器、加熱用熱交換器などが収納される空調ケースにおいて、前記熱交換器を収納するため、前記空調ケースに形成の開口と、それに連なる熱交換器収納部とが備えられ、前記熱交換器収納部の対向する2つの壁面のそれぞれに一対のシート用のリブと、その間にシール用のリブとを形成したことにある(請求項1)。これにより、熱交換器はシート用のリブでガイドされ、熱交換器収納部に挿入されると共に、シール用のリブが熱交換器の両側面に当接され、空気の迂回を阻止することができる。
前記のシート用のリブは、前記熱交換器の熱交換器収納部へのガイドのみならず位置決めとなり(請求項2)、また前記シール用のリブは、前記熱交換器の積層方向両端である側面のフィンに接触し、該フィンを押しつぶしてシールすることから(請求項3)、確実に空調ケースとの間の空気シールが行われる。
前記シール用のリブは、複数本あることがのぞましく(請求項4)、その数としては例えば3本であり(請求項5)、中央のものが長く、その両側のものが太く形成されている(請求項6)。
前記シール用のリブは、入口側より奥側に向かってテーパ加工が施され、これにより対向する壁面に形成のシール用のリブ間の寸法を前記熱交換器のチューブ積層方向寸法より徐々に狭くしている(請求項7)。したがって奥側に入るにつれて、シール用のリブのフィンへの喰い込みが大きくなって、シールの確実性が向上する。
前記シート用のリブは、入口側より奥側に向かってテーパ加工が施され、これにより各壁面に形成の一対のシート面のリブ間の寸法を前記熱交換器の厚み寸法より徐々に狭くしている(請求項8)。したがって、奥側に入るにつれて、シート用のリブのフィンへの喰い込みが大きくなり、確実に熱交換器を保持することができる。
また、前記シート用のリブは、その最も奥に三角形の位置決め用の部材を形成したことにあり(請求項9)、挿入される熱交換器を確実に空調ケース内の熱交換器収納部に配置することができる。
以上のように、この発明においては、熱交換器の両側面のフィンを厚み方向に挟むシート用のリブと、同両側面のフィンに当接させるシール用のリブとから、位置決めのみならず該熱交換器を迂回して流れる空気を阻止でき、ウレタン(パッキン)の使用を削除することができる。そして、シート用のリブも、またシール用のリブも共に、フィンを押しつぶすことで結合の確実化のみならず、シールの確実化を図ることができる。
以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
図1において、この発明が実施されている自動車用空調装置1の側面図が示されている。この自動車用空調装置1は、導入される空気を所望する温度に調温して車室内に吹出すもので、空調ケース2に、冷房サイクルを構成するエバポレータ(冷却器)4と、エンジンの冷却水が供給されるヒータコア(加熱器)5と、これらから得られる冷風と温風との混合比を決定するエアミックスドア(図示せず)と、温調空気を所望する吹出モードに応じて車室内へ吹出す吹出モードドア(図示せず)等が収納されている。
この空調ケース2は、図示されていない側に配される送風機ユニット(図示せず)から送風空気が供給され、接続口(図示せず)から吹き込まれる。そして、この空気が前記したエバポレータ4にて冷却されて冷風化され、それから前記したヒータコア5にてエアミックスドア開度に比して所定量が加熱されて温風化され、その後流側にて冷風と混合され、所望する温度に調温される。それから、選択された吹出モードに応じて、ベント吹出口8、デフロスト吹出口9、足元吹出口10より車室内に吹出され、該車室内の空調が行われる。
また、空調ケース2の外側面に、吹出モード切換用のリンク機構12が設けられ、該リンク機構12は、大きな主リンク板13と、これに従動するレバー14,15,16が配され、それぞれ図示しないが、空調ケース2の取付ボスに回動自在に取付られている。
なお、11は主リンク板13の回動軸、17は足元吹出口10の開閉制御用の軸、18はベント吹出口8の開閉制御用の軸、19はデフロスト吹出口9の開閉制御用の軸で、それぞれの軸には図示しないが制御用のドアが固着されている。
次に、この発明に係る構成を説明すると、前記空調ケース2に入口側となる開口20が形成され、この開口20の端の上下に一対の抜け止め片21,21が設けられている。この抜け止め片21,21により、開口20から下記するヒータコア収納部30内に挿入されるヒータコア5が固定保持される。
このヒータコア5は、図2,図3に示すように、チューブ24とコルゲートフィン25とが交互に積層され、且つ前記チューブ24の一方にタンク22を取付けて成るもので、エンジンの冷却水が入口パイプ26aから流入され、タンク22を経てチューブ24に流され、Uターンをして再びタンク22に戻され、出口パイプ26bより流出される。このヒータコア5の積層方向両端の側面5a,5bに、コルゲートフィン25が表れ、また、ヒータコアの上下面5c,5dに、チューブ24とコルゲートフィン25が表れている。
ヒータコア収納部30は、加えて図4にも示すように、空調ケース2の対向する2つの壁面31,31に一対のシート用のリブ32a,32bがそれぞれ突出形成され、また、一対のシート用のリブ32a,32b間に、シール用のリブ33a,33b,33cが形成されている。
前記シート用のリブ32a,32bは、一対をなし、その間の寸法は、入口側では、前記ヒータコア5の厚み寸法(上下面間寸法)と同等で、奥に至るほど徐々にその寸法が狭くなるようにテーパ(0.5〜1.5°)加工が施されている。したがって、ヒータコア5の挿入時に、該ヒータコア5はシート用のリブ32a,32bでガイドされつつ、上下面となっているフィン25の端はつぶされ且つ挟み込まれ強固に結合される。
また、シート用のリブ32a,32bは、その最も奥に、三角形の位置決め用の部材35,35を持っており、これによりヒータコア5の先端(反タンク側)を支えている。36はこの先端が挿入される空調ケース2に形成の凹部である。
前記シール用のリブ33a,33b,33cも、前記シート用のリブ32a,32bと同様に、対向する壁面31,31間では、入口側が前記ヒータコア5の積層方向の寸法と同等で、奥に至るほど徐々にその寸法が狭くなるようにテーパ(0.5〜1.5°)加工が施されている。したがって、ヒータコア5の両側面のフィン25にシール用のリブ33a,33b,33cが喰い込み、該フィン25をつぶし、エアシール作用が確実に行われている。
この発明が用いられている自動車用空調装置の側面図である。 この発明の実施例を示す一部切欠する斜視図である。 同上にあって、ヒータコア収納部に収納のヒータコアとシート用のリブ及びシール用のリブとの結合状態を表す断面図である。 同上にあって、ヒータコア収納部の横断面図である。
符号の説明
1 自動車空調装置
2 空調ケース
5 ヒータコア
20 開口
21 抜け止め片
22 タンク
24 チューブ
25 フィン
30 ヒータコア収納部
31 壁面
32a,32b シート用のリブ
33a,33b,33c シール用のリブ
35 位置決め用部材

Claims (9)

  1. 冷却用熱交換器、加熱用熱交換器などが収納される空調ケースにおいて、前記熱交換器を収納するため、前記空調ケースに形成の開口と、それに連なる熱交換器収納部とが備えられ、
    前記熱交換器収納部の対向する2つの壁面のそれぞれに一対のシート用のリブと、その間にシール用のリブとを形成したことを特徴とする熱交換器の取付構造。
  2. 前記シート用のリブは、前記熱交換器の熱交換器収納部へのガイド兼位置決めとなることを特徴とする請求項1記載の熱交換器の取付構造。
  3. 前記シール用のリブは、前記熱交換器の積層方向両端である側面のフィンに接触、該フィンを押しつぶしてシールとすることを特徴とする請求項1記載の熱交換器の取付構造。
  4. 前記シール用のリブは、複数本であることを特徴とする請求項1又は3記載の熱交換器の取付構造。
  5. 前記シール用のリブは、3本であることを特徴とする請求項1又は4記載の熱交換器の取付構造。
  6. 前記シール用のリブは、中央のものが長く、その両側のものが太く形成されたことを特徴とする請求項1又は5記載の熱交換器の取付構造。
  7. 前記シール用のリブは、入口側より奥側に向かってテーパ加工が施され、これにより対向する壁面に形成のシール用のリブ間の寸法を前記熱交換器のチューブの積層方向寸法より徐々に狭くしたことを特徴とする請求項3から6のいずれか1つの熱交換器の取付構造。
  8. 前記シート用のリブは、入口側より奥側に向かってテーパ加工が施され、各壁面に形成の一対のシート用のリブ間の寸法を前記熱交換器の厚み寸法より徐々に狭くしたことを特徴とする請求項2記載の熱交換器の取付構造。
  9. 前記シート用のリブは、その最も奥に三角形の位置決め用部材を形成したことを特徴とする請求項2又は8記載の熱交換器の取付構造。
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