JP2006528267A - 水性塗料組成物 - Google Patents
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Abstract
(a)直鎖構造、分岐構造または星型構造を有するポリメタクリル結合剤、ポリアクリル結合剤、ポリエステル結合剤、ポリウレタン結合剤、混成ポリアクリル/ポリエステル結合剤またはポリアクリル/ポリウレタン結合剤、エポキシ変性結合剤およびそれらのいずれかの混合物からなる群から選択された1つまたは複数の水希釈性結合剤と、前記成分a)の全重量を基準にして少なくとも15重量%を構成する量の水とを含む水性分散液の10〜60重量%、(b)保護または非保護の、1つまたは複数の水分散性ポリイソシアネート、または水分散性ポリイソシアネートと水乳化性ポリイソシアネートの混合物の5〜40重量%、(c)充填剤材料の5〜70重量%、(d)粉砕ポリマー材料の1〜40重量%、(e)有機共溶媒0〜15重量%、(f)添加剤、顔料および充填剤の0.01〜15重量%および(g)水の3〜30重量%を含むことを特徴とする水性塗料組成物。本発明は基材に水性塗料を被着させて装飾表面を形成する方法および得られる被覆された基材に関する。
Description
本発明は、基材上に1層の被膜または多層の被膜として被着される水性塗料組成物であって、石様効果、大理石様効果または花崗岩様効果および独特の美観を有する表面を提供する水性塗料組成物および基材上に前記組成物を被覆する方法に関する。
工業分野および例えば、キッチン、浴槽および貯蔵庫の表面に関するハウスキーピング分野または家庭セクターおよびビジネスセクターの壁パネル、家具および他の物品に関するハウスキーピング分野において用いられる基材のための塗料は、無地色外観あるいは石様外観、花崗岩様外観または大理石様外観またはその他の独特の外観を有することが可能である。
こうした塗料は、周囲温度で硬化されるかまたは高温で強制乾燥させることができる充填剤入りポリマー組成物を含む。被覆された物品は、重くて脆い特性のゆえに製造するのが高価で、輸送し設置するのが難しい可能性がある。例えば、被覆された物品は壊れやすく、容易に切断されるか、破壊されるか、または損なわれる。要求された厚さでの破損率は、これらの物品を高価にする。
既知の塗料および被覆された基材に関する例は、ポリエステル、アクリル樹脂などの熱可塑性樹脂および強化繊維に基づく被膜層に関する(特許文献1)、(特許文献2)、(特許文献3)に記載されている。
米国特許公報(特許文献4)は、石様効果塗料、大理石様効果塗料または花崗岩様効果塗料の製造のために有用なポリエステル樹脂および充填剤を含む硬化性組成物に関する。組成物を均一にし、表面上に一様な被膜を形成するために、振動作用が必要である。
本発明は、内面および外面、特に水平および垂直のワーキングトップ、パネル;家庭、オフィスまたは工業用建物の家具;カウンターおよびダイニングテーブル、カウンタートップ、床;建物の建築面およびすべてのタイプの種々の物品(ランプ、花瓶、額縁など)のための装飾性で丈夫な塗料に関する要求を満足させる。
本発明は、
(a)直鎖構造、分岐構造または星型構造を有するポリメタクリル結合剤、ポリアクリル結合剤、ポリエステル結合剤、ポリウレタン結合剤、混成ポリアクリル/ポリエステル結合剤またはポリアクリル/ポリウレタン結合剤、エポキシ変性結合剤およびそれらのいずれかの混合物からなる群から選択された1つまたは複数の水希釈性結合剤と、前記成分a)の全重量を基準にして少なくとも15重量%を構成する量の水とを含む水性分散液の10〜60重量%、
(b)保護または非保護の、1つまたは複数の水分散性ポリイソシアネート、または水分散性ポリイソシアネートと水乳化性ポリイソシアネートの混合物の5〜40重量%、
(c)充填剤材料の5〜70重量%、
(d)粉砕ポリマー材料の1〜40重量%、
(e)有機共溶媒0〜15重量%、
(f)添加剤、顔料および充填剤の0.01〜15重量%および
(g)水の3〜30重量%
を含むことを特徴とする水性塗料組成物に関する。
(a)直鎖構造、分岐構造または星型構造を有するポリメタクリル結合剤、ポリアクリル結合剤、ポリエステル結合剤、ポリウレタン結合剤、混成ポリアクリル/ポリエステル結合剤またはポリアクリル/ポリウレタン結合剤、エポキシ変性結合剤およびそれらのいずれかの混合物からなる群から選択された1つまたは複数の水希釈性結合剤と、前記成分a)の全重量を基準にして少なくとも15重量%を構成する量の水とを含む水性分散液の10〜60重量%、
(b)保護または非保護の、1つまたは複数の水分散性ポリイソシアネート、または水分散性ポリイソシアネートと水乳化性ポリイソシアネートの混合物の5〜40重量%、
(c)充填剤材料の5〜70重量%、
(d)粉砕ポリマー材料の1〜40重量%、
(e)有機共溶媒0〜15重量%、
(f)添加剤、顔料および充填剤の0.01〜15重量%および
(g)水の3〜30重量%
を含むことを特徴とする水性塗料組成物に関する。
本組成物は流動可能な液体として形成され、基材上に塗布後に硬化される。硬化した塗料はサンダー掛けおよび研磨することが可能である。最終物品は必要ならば所望の形状に切断することが可能である。
本発明による塗料組成物から調製された最終被膜の外観は、無地および/または石様外観、花崗岩様外観または大理石様外観あるいはその他の特殊な美的外観によって特徴付けられる。本発明による塗料組成物により製造された物品は、家具、床およびすべてのタイプの種々の物品のための装飾表面、例えばカウンタートップ、壁パネルとして用いることが可能である。被膜および被覆された製品は丈夫で安定であり、加工可能で修理可能である。被膜は工場内でまたは現地で被着させることが可能である。被膜は材料「コーリアン」(Corian)」(登録商標)などの石、埋込み大理石または花崗岩の外観を有する。
本発明は、基材を被覆する方法であって、一回塗布によって層の乾燥厚さが15〜25ミル(0.381〜0.635mm)の範囲内で基材上に本発明による塗料組成物を被着させ、前記被膜を硬化させることを含む方法にも関する。
本組成物は、低VOC(揮発性有機分)組成物として特徴付けることが可能である。
水性分散液である成分a)の含有率は塗料組成物を基準にして10〜60重量%、好ましくは20〜50重量%である。
水性分散液である成分a)は水希釈性結合剤に基づく。
成分a)の結合剤は、ヒドロキシ基および/またはカルボキシ基および/またはアミノ基によって官能化される。OH価およびCOOH価は、例えば10〜300の範囲内であることが可能である。10〜300の範囲内のOH価および10〜50のカルボキシ価を有するヒドロキシ官能化ポリマーおよび/またはカルボキシ官能化ポリマーは特に好ましい。アミノ基が存在する場合、ヒンダード第二アミノ基は好ましい。
官能化ポリマーは、当業者によって知られている乳化重合反応、ラジカル重合によって製造することが可能であるが、例えば、光化学反応または電磁放射線によって引き起こされる重合反応、あるいは水中乳化後の重縮合反応によっても製造することが可能である。基移動重合も用いることが可能である。乳化重合は好ましい。
本ポリマーは、直鎖構造化、分岐構造化または星型構造化されることが可能である。
成分a)のアクリル結合剤およびメタクリル結合剤の製造のために適するモノマーまたはコモノマーは、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、クロトン酸および/またはアミドなどのモノマーを含む、例えば、アクリレート、メタクリレート、メチルメタクリレート、スチレン、アクリロニトリル、酢酸ビニル、ブタジエンであってもよい。官能化ポリメタクリレートおよびポリアクリレートを得るために、マレイン酸、アクリル酸およびメタクリル酸などの例えばカルボキシ官能化モノマー、ならびにヒドロキシアクリレート、ヒドロキシメチルアクリレート、プロピレングリコールメタクリレートおよびブタンジオールモノアクリレートなどの例えばヒドロキシ官能化モノマーなどの適するモノマーをポリマーに導入することが可能である。
官能化ポリエステルまたはポリウレタンの製造のために適するモノマーまたはコモノマーは、例えば、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタノール、1,6−ヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、無水フタル酸、イソフタル酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、アジピン酸、アゼライン酸およびダイマー脂肪酸であることが可能である。
ポリエステルまたはポリウレタンは、直鎖構造化、分岐構造化または星型構造化されるとともに、シリコーン、スチレン、アクリル、エポキシドによって化学変性されることが可能であり、OH価の範囲は10〜300であることが可能である。
星型樹脂を成分a)の結合剤として用いてもよく、星型樹脂は3〜6個のアームを有する星型構造のオリゴマーである。オリゴマーは、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールまたは他の多官能性化合物と、例えば、グリシジル基を含む化合物との反応によって調製される。オリゴマーは、ポリエステル結合および第一ヒドロキシル基と第二ヒドロキシル基の両方を含む。
成分a)の結合剤として、1つまたは複数のポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリエステル、ポリウレタンおよび/または星型ポリマーは好ましい。
成分a)のポリマーは、成分a)を基準にして約85〜20重量%、好ましくは約70〜25重量%の範囲内で含まれる。
本結合剤は、結合剤モノマーまたはコモノマーの乳化重合から成分a)として直接製造される水性分散液として用いることも可能である。この使用は好ましい。
成分a)である水性分散液は少なくとも15重量%の水を含有する。分散液を基準にして30〜75重量%の範囲内の前記水の量は好ましい。
成分b)として用いてもよいポリイソシアネートの例は架橋剤として遊離形態または遮断形態を取り、それらの例には、1,6−ヘキサンジイソシアネート、トリメチルヘキサンジイソシアネート、1,12−ドデカンジイソシアネート、シクロヘキサンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、シクロヘキシルメタンジイソシアネートまたはそれらの混合物などのトリイソシアネート、ジイソシアネートおよび脂環式ジイソシアネート、およびこうしたジイソシアネートから誘導されたポリイソシアネート、例えば、イソシアネート基をラジカル連結する際にヘテロ原子を含むポリイソシアネートを挙げることが可能である。それらの例には、カルボジイミド基、イソシアヌレート基、ウレトジオール基、ウレタン基および/またはビウレット基を含むポリイソシアネートが挙げられる。
成分b)として用いてもよいポリイソシアネートは、親水変性された水分散性製品、または水分散性製品と水乳化性製品の両方の混合物を意味する親水性ポリイソシアネートと疎水性ポリイソシアネートの両方の混合物である。
上述したポリイソシアネート架橋剤のために適する遮断剤には、従来の例えばCH−酸性遮断剤、NH−、SH−またはOH官能性遮断剤を挙げることが可能である。例には、アセチル、アセトン、アセト酢酸アシルエステル、バロニック酸ジアシルエステル、脂肪族アルコールまたは脂環式アルコール、オキシム、ラクタム、イミダコール、ピラコールが挙げられる。
1,6−ヘキサンジイソシアネートのイソシアヌレート、ビウレット、ウレトジオンまたはアロファネートは成分b)の好ましい化合物である。
遊離(非遮断)ポリイソシアネートを成分b)として用いる時、本発明による塗料組成物は、ポリイソシアネート成分b)を成分a)から離しておくことにより調製され、その後、塗布の直前に成分b)は成分a)および塗料組成物中の他の成分と完全に混合される。
成分b)であるポリイソシアネートは、塗料組成物を基準にして約5〜40重量%、好ましくは約5〜20重量%の範囲内で含まれる。
本発明による塗料組成物は成分c)として充填剤材料を含有する。この充填剤の含有率は、塗料組成物を基準にして5〜70重量%、好ましくは10〜60重量%である。充填剤材料の例は、アルミナ三水和物、Al2O3・3H2Oとしても知られている水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム(CaCO3)、シリカ(SiO2)、水酸化マグネシウム(Mg(OH)2)、硫酸バリウム(BaSO4)、クレー、タルク、アルミナ一水和物(Al2O3・H2O)または高分子充填剤である。
好ましくは、水酸化アルミニウムAl2O3・3H2Oは成分c)として用いられる。
成分d)は成分c)とは異なり粉砕ポリマー材料である小さい粒状固体材料である。この成分の含有率は、塗料組成物を基準にして1〜40重量%、好ましくは2〜30重量%である。
この材料は、ポリメチルメタクリレート(pMMA)、架橋不飽和ポリエステル、エポキシドまたは他の高分子材料(充填剤入りまたは充填剤なし)に基づくことが可能である。
この材料は、微粉砕機、グラインダーまたはカレンダーによって顆粒、クランチー、フレークおよび粉末粒子のような小粒子に粉砕またはカレンダ加工することが可能である。この材料は異なる色または同一色において色調を変えることが可能である。この材料中で用いられる添加剤の例は、例えば、着色剤、酸化防止剤、触媒、光安定剤であり、充填剤でもある。成分d)のための一例は、約40%のポリメチルメタクリレート、約60%の水酸化アルミニウム、着色剤および例えば本願特許出願人の製品である「コーリアン」(Corian)」(登録商標)という商品名で知られている低レベルの他の添加剤からなる充填剤入りポリマー材料である。
成分e)として本発明による塗料組成物中で用いてもよい有機共溶媒の例には、エチルグリコールアセテート、ブチルジグリコールアセテート、メトキシプロピルアセテートなどのグリコールエーテルエステル、プロピレンカーボネート(4−メチル−1,3−ジオキソラン−2−オン)、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸アミルなどのエステル、メチルエチルケトン、メチルプロピルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、メチルアミルケトン、シクロヘキサノン、イソホロンなどのケトン、トルエン、キシレン、「ソルベソ(Solvesso)」(登録商標)100(155〜185℃の沸騰範囲を有する芳香族炭化水素の混合物)、「ソルベソ(Solvesso)」(登録商標)150(182〜202℃の沸騰範囲を有する芳香族炭化水素の混合物)および脂肪族炭化水素が挙げられる。有機共溶媒は、塗料組成物を基準にして0〜15重量%の範囲内、好ましくは0〜5重量%の範囲内で含まれる。
本塗料組成物は、塗布のために用意が整った塗料組成物を基準にして15重量%までの全量で成分f)として従来の塗料添加剤、顔料および充填剤を含有してもよい。
添加剤は、例えば、均一化剤およびへこみ防止剤、消泡剤、分散添加剤および湿潤添加剤、熱分解法シリカ、変性クレーなどのレオロジー改質剤、アミンのポリアミドとウレア基含有反応生成物(サッギング制御剤)、触媒、着色剤、光安定剤、UV吸収剤および酸化防止剤などである。
塗料組成物の意図する用途および導入された成分に応じて、塗料組成物は、顔料なし(透明)、半透明であってもよいか、あるいは顔料を含有してもよい。従って、塗料組成物は成分c)とは異なる充填剤、および/または透明顔料、色付与性顔料および/または特殊効果付与性顔料を含有してもよい。無機または有機の色付与性顔料の例には、二酸化チタン、微粉化二酸化チタン、酸化鉄顔料、カーボンブラック、アゾ顔料、フラロシアニン顔料、キナクリドン顔料またはピロロピロール顔料が挙げられる。特殊効果付与性顔料の例には、金属顔料、緩衝顔料、例えば、金属酸化物被覆金属顔料、例えば、二酸化チタン被覆アルミニウムまたは混合酸化物被覆アルミニウム、被覆マイカ、例えば、二酸化チタン被覆マイカおよびグラファイト効果様特殊効果顔料が挙げられる。適する充填剤の例には、アルミニウム三水和物、シリカ、珪酸アルミニウム、硫酸バリウム、炭酸カルシウムおよびタルクが挙げられる。
任意に、装飾効果のためにいかなる材料を添加してもよい。砕石、宝石、金属フレークまたはフィリング、マイカ、貝殻、真珠、着色高分子粒子または透明高分子粒子または繊維、反射粒子および顔料などの装飾添加剤を好みまたは流行に応じた量で添加してもよい。しかし、これらの量は、通常は5重量%、好ましくは2重量%を超えない。装飾添加剤は他の成分と完全に混合してもよいか、または表面上に配置してもよい。
成分e)である水は、好ましくは脱イオン水(d.i.水)である。含有率は、塗料組成物を基準にして3〜30重量%、好ましくは5〜20重量%である。
本発明による塗料組成物は、均一色外観、石様外観および/または特殊な美的外観を有してもよい。
塗布のために用意が整った状態の本発明による塗料組成物は、ポリマー固形物および任意に含まれた不揮発性添加剤ならびに任意に含まれた顔料から形成された固形物分を40〜75重量%有する。本塗料組成物は水を含有し、揮発性成分として上述した有機共溶媒を含有してもよい。
本塗料組成物は、1成分塗料組成物または2成分組成物の形態を取ることが可能である。2成分塗料組成物の場合、1成分は成分a)である水性分散液を含有し、他の成分は成分b)である水希釈性ポリイソシアネートを含有する。充填剤材料、粉砕された材料、有機共溶媒、添加剤、顔料、充填剤および水を意味する本発明による塗料組成物の他の成分は、2成分のいずれか1方または両方の中に存在してもよい。好ましくは、他の成分は、成分a)である分散液を含有する成分中に存在してもよい。
本発明による塗料組成物は、例えば、金属、プラスチックのいずれかの基材または金属とプラスチックの混合構造よりなる基材、ならびに他のいずれかの材料、例えば、クレー、タイル、織ガラス繊維およびメーソナイトなどの基材上に1層の被膜を調製する際に用いてもよい。用いられる基材には、プライウッド、パーティクルボード、中密度繊維ボード(MDFボード)、タイルボードも挙げられる。これらの基材は、既存で適所にあるカウンタートップ、キャビネット、壁パネル、家具、スラブボード、セラミックタイル、高圧ラミネート(HPL)、低圧ラミネートおよび他のこうしたラミネート、ステンレススチール、石膏ボードおよびガラスなどの製品として用いることが可能である。本塗料組成物は、継目なし表面をタイル様外観で形成するような方法でセラミックタイル/群設置に対して直接被着させることも可能である。
本発明による塗料組成物は、基材、例えば多孔質基材の未処理表面上に直接被着させることが可能である。基材の多層被膜のために本発明による塗料組成物を用いることも可能であり、それによって多層被膜が本発明の塗料組成物の数層の被膜層からなってもよい。平滑表面またはガラス様表面は、例えば、本発明による塗料組成物の適切な粘着力を確保するために、例えば、2パックエポキシプライマまたは他の適切なプライマによって被覆されるべきである。好ましくは、本塗料組成物は多孔質基材の未処理表面の直接被膜として用いられる。
本塗料組成物を例えば建物の外部上で屋外目的のために用いる場合、組成物の耐候性は、組成物の重量を基準にして0.1〜5重量%の量で紫外線安定剤または紫外線安定剤の組み合わせの添加によって改善することが可能である。こうした安定剤には、紫外線吸収剤、スクリーナー、クエンチャー、および規定されたヒンダードアミン光安定剤が挙げられる。酸化防止剤も組成物の重量を基準にして0.1〜2重量%の量で添加することが可能である。
有用である典型的な紫外線安定剤には、ベンゾフェノン、トリアゾール、トリアジン、ベンゾエート、ヒンダードアミンおよびそれらの混合物が挙げられる。紫外線安定剤の特定の例は米国特許公報(特許文献5)で開示されている。使用できる典型的に有用なヒンダードアミン光安定剤は、例えば、ニューヨーク州タリータウンのチバ・スペッシャルティ・ケミカルズ(Ciba Specialty Chemicals(Tarrytown,NY))から市販されている「チヌビン(Tinuvin)」(登録商標)1130および「チヌビン(Tinuvin)」(登録商標)292またはそれらの混合物である。
本発明による塗料組成物は、例えば、商用スプレーガン装置を介した既知の方法によって、好ましくは加圧上方容器付きスプレーガンによって被着させることが可能である。特に、本塗料組成物は、1層塗布に関して10〜25ミル(0.250〜0.635mm)、好ましくは15〜25ミル(0.381〜0.635mm)の乾燥層厚さで噴霧することが可能である。多層被膜の最終被膜厚さは、例えば40〜80ミル(1.016〜2.032mm)以上、好ましくは50〜60ミル(1.270〜1.524mm)であるように設計することが可能であり、意図する用途に応じて一回噴霧塗布当たり15〜25ミル(0.381〜0.635mm)の増分で造り上げることが可能である。
本発明による被着させた塗料組成物は、周囲温度および高温で架橋することにより硬化させることが可能である。高温での硬化工程の開始前に短いフラッシュオフ段階を有することは望ましいが、必須ではない。硬化温度は、15から100℃まで、特に25から80℃まで変化することが可能である。硬化時間は、例えば、20分〜24時間のオーダーである。好ましくは、本発明による塗料組成物は、24時間の時間範囲内で15〜35℃、好ましくは20〜30℃の範囲内の周囲温度で架橋される。強制乾燥を硬化のために利用する場合、20〜60分の時間範囲内で60〜100℃、好ましくは60〜80℃の温度範囲が推奨される。硬い架橋表面は、良好な耐薬品性、格段の耐表面損傷性および非常に良好な光学特性を有する光沢ラッカー様外観で得られる。
硬化した被膜は、所望の厚さの平滑表面を達成するためにサンダー掛けおよび/または研磨することが可能である。被覆された基材または物品は所望の形状に切断することが可能である。
こうした表面は、耐引掻性、耐汚染性、耐熱性、耐衝撃性および優れた硬度を意味する高品質を有する。
高い安定性および強度、ならびに良好な耐熱性および耐汚染性と合わせて高い耐候性を有する本発明による塗料組成物で被覆された基材によって大理石スラブまたは花崗岩スラブ、壁およびパネルなどの固体材料および/または鋳込材料を置き換えることが可能である。
本塗料組成物は、売場装備品、すべてのタイプの基材上の垂直表面仕上げ、および水平表面仕上げのためにも用いることが可能である。壁紙を置き換えることができよう。配合物は、例えば適切なUV安定性を有する建築面として屋外で用いることが可能である。
以下の実施例は本発明を例示する。すべての部および百分率は特に注記がないかぎり重量基準である。分子量は標準としてポリメチルメタクリレートを用いるゲル透過クロマトグラフィによって決定される。
(実施例1)
(本発明の塗料組成物の調製)
(本発明の塗料組成物の調製)
高速分散機によって成分1〜13をプレミックスし、その後、ヘグマン尺度の粉砕6の細度にビードミル内で粉砕する。得られた組成物を成分14〜15と直ちに段階的に混合し、その後、レオロジー改質剤(16)を注意深く添加する。最終混合物を約20分にわたり均質化する。
塗布前に、パートAを重量比100:15.0でパートBと混合する。組成物は使用するために用意が整っている。必要ならば、組成物を水で薄めることが可能である。
高速分散機によって成分1〜11をプレミックスし、その後、ヘグマン尺度の粉砕6の細度にビードミル内で粉砕する。得られた組成物を成分12〜13と直ちに段階的に混合し、その後、レオロジー改質剤(14)を注意深く添加する。最終混合物を約20分にわたり均質化する。
塗布前に、パートAを重量比100:7.6でパートBと混合する。組成物は使用するために用意が整っている。必要ならば、組成物を水で薄めることが可能である。
高速分散機によってパートAのすべての成分をプレミックスし、その後、ヘグマン尺度の粉砕6の細度にビードミル内で粉砕する。
(パートBの調製)
「コーリアン」(Corian)」(登録商標)Crunchiesをプロピレンカーボネート中の活性剤の溶液に少量で添加し、混合物を高速分散機によって均質化する。
「コーリアン」(Corian)」(登録商標)Crunchiesをプロピレンカーボネート中の活性剤の溶液に少量で添加し、混合物を高速分散機によって均質化する。
塗布前に、パートAを重量比100:46でパートBと混合する。組成物は使用するために用意が整っている。必要ならば、組成物を水で薄めることが可能である。
(実施例2)
(プライウッド基材上の塗布)
加圧上方容器および直径2.3mmのジェットノズル付きのスプレーガンによって、実施例1からの組成物2のパートAとパートBの両方の混合物をプライウッド基材上に被着させる。スプレーガンジェットノズルに関する圧力は約0.2MPaであり、上方容器内の過圧は約7kPaである。第1の層の湿り厚さは、良好な粘着力および表面付近で閉じ込められた溶媒の低い含有率を確保するために最大で10ミル(0.250mm)であるのがよい。周囲温度での乾燥から1時間後、フィルムを60℃で1時間にわたりオーブン内で強制乾燥させる。基材を室温に冷却した後、第2の層および次の層を強制乾燥させたフィルム上に噴霧する。厚さは約15ミル(0.381mm)である。得られたフィルムを60℃で1時間にわたり強制乾燥させるか、または室温で少なくとも24時間にわたり乾燥させることが可能である。その後、次の層を被着させる。必要な厚さ約60ミル(1.524mm)に達した時、フィルムを60〜80℃で数時間にわたり後硬化させて、硬度発生を促進し、サンダー仕上げ性を改善する。
(プライウッド基材上の塗布)
加圧上方容器および直径2.3mmのジェットノズル付きのスプレーガンによって、実施例1からの組成物2のパートAとパートBの両方の混合物をプライウッド基材上に被着させる。スプレーガンジェットノズルに関する圧力は約0.2MPaであり、上方容器内の過圧は約7kPaである。第1の層の湿り厚さは、良好な粘着力および表面付近で閉じ込められた溶媒の低い含有率を確保するために最大で10ミル(0.250mm)であるのがよい。周囲温度での乾燥から1時間後、フィルムを60℃で1時間にわたりオーブン内で強制乾燥させる。基材を室温に冷却した後、第2の層および次の層を強制乾燥させたフィルム上に噴霧する。厚さは約15ミル(0.381mm)である。得られたフィルムを60℃で1時間にわたり強制乾燥させるか、または室温で少なくとも24時間にわたり乾燥させることが可能である。その後、次の層を被着させる。必要な厚さ約60ミル(1.524mm)に達した時、フィルムを60〜80℃で数時間にわたり後硬化させて、硬度発生を促進し、サンダー仕上げ性を改善する。
(実施例3)
(光沢セラミックタイル上の塗布)
市販されている2パックのエポキシプライマを硬化剤と混合し、塗布粘度(流動時間、ジェット直径4mmのフォードカップで18〜20秒)に薄めた。ジェットノズル直径18mmおよびジェットノズル圧力0.17〜0.2MPaのスプレーガンを用いて、フィルムの1層をタイル基材上に噴霧することにより被着させる。
(光沢セラミックタイル上の塗布)
市販されている2パックのエポキシプライマを硬化剤と混合し、塗布粘度(流動時間、ジェット直径4mmのフォードカップで18〜20秒)に薄めた。ジェットノズル直径18mmおよびジェットノズル圧力0.17〜0.2MPaのスプレーガンを用いて、フィルムの1層をタイル基材上に噴霧することにより被着させる。
プライマを湿り厚さ約0.100mmで平滑光沢セラミックタイル上に被着させた。このフィルムを放置して周囲温度で24時間にわたり乾燥させた。
加圧上方容器および直径2.3mmのジェットノズル付きのスプレーガンによって、実施例1からの組成物1のパートAとパートBの両方の混合物を被着させた。スプレーガンジェットノズルに関する圧力は約0.2MPaであり、上方容器内の過圧は約7kPaである。被着された各層は、約15ミル(0.381mm)の乾燥フィルム厚さを有する。
第1の層を周囲温度で1時間にわたり乾燥させ、その後、60℃で1時間にわたりオーブン内で強制乾燥させる。基材を室温に冷却した後、第2の層および次の層を強制乾燥させたフィルム上に噴霧する。次の層を被着させる前に、60℃で1時間にわたる強制乾燥または少なくとも24時間にわたる室温乾燥は必要である。必要な厚さ約60ミル(1.524mm)に達した時、被覆されたフィルムを周囲温度で数日にわたり硬化させて、良好なサンダー仕上げ性のために適切なフィルム硬度を達成する。
(実施例4)
(パーティクルボード基材上の塗布)
加圧上方容器および直径2.3mmのジェットノズル付きのスプレーガンによって、実施例1からの組成物3のパートAとパートBの両方の混合物を基材上に被着させる。スプレーガンジェットノズルに関する圧力は約0.2MPaであり、上方容器内の過圧は約7kPaである。
(パーティクルボード基材上の塗布)
加圧上方容器および直径2.3mmのジェットノズル付きのスプレーガンによって、実施例1からの組成物3のパートAとパートBの両方の混合物を基材上に被着させる。スプレーガンジェットノズルに関する圧力は約0.2MPaであり、上方容器内の過圧は約7kPaである。
第1の層の湿り厚さは、良好な粘着力および表面付近で閉じ込められた溶媒の低い含有率を確保するために最大で10ミル(0.250mm)であるのがよい。周囲温度での乾燥から1時間後、フィルムを60℃で1時間にわたりオーブン内で強制乾燥させる。基材を室温に冷却した後、第2の層および次の層を強制乾燥させたフィルム上に噴霧する。第2の層および次の層は、より厚い−約15ミル(0.381mm)であることが可能である。フィルム層を60℃で1時間にわたり強制乾燥させるか、または室温で少なくとも24時間にわたり乾燥させることが可能である。その後、次の層を被着させる。必要な厚さ約60ミル(1.524mm)に達した時、被覆されたフィルムを60〜80℃で数時間にわたり後硬化させて硬度発生を促進する。
Claims (14)
- (a)直鎖構造、分岐構造または星型構造を有するポリメタクリル結合剤、ポリアクリル結合剤、ポリエステル結合剤、ポリウレタン結合剤、混成ポリアクリル/ポリエステル結合剤またはポリアクリル/ポリウレタン結合剤、エポキシ変性結合剤およびそれらの混合物からなる群から選択された少なくとも1種の水希釈性結合剤と、前記成分の全重量を基準にして少なくとも15重量%を構成する量の水とを含む水性分散液の10〜60重量%、
(b)保護または非保護の(blocked or unblocked)、少なくとも1種の水分散性ポリイソシアネート、または水分散性ポリイソシアネートと水乳化性ポリイソシアネートの混合物の5〜40重量%、
(c)充填剤材料の5〜70重量%、
(d)粉砕ポリマー材料の1〜40重量%、
(e)有機共溶媒0〜15重量%、
(f)添加剤、顔料および充填剤の0.01〜15重量%および
(g)水の3〜30重量%
を含むことを特徴とする水性塗料組成物。 - ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリエステル、ポリウレタンおよび星型構造を有するポリマーからなる群から選択された1つまたは複数の結合剤を成分(a)として用いることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
- 成分(b)が1,6−ヘキサンジイソシアネートのイソシアヌレート、ビウレット、ウレトジオン(uretdions)およびアロファネートからなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
- 成分(c)が前記塗料組成物の10〜60重量%を構成することを特徴とする請求項1に記載の組成物。
- 成分c)が水酸化アルミニウムであることを特徴とする請求項4に記載の組成物。
- 成分d)が充填剤を含有する2〜30重量%のポリメチルメタクリレートを含むことを特徴とする請求項1に記載の組成物。
- 成分d)が約40重量%のポリメチルメタクリレートおよび60重量%の水酸化アルミニウム、着色剤ならびに低レベルの他の添加剤からなることを特徴とする請求項6に記載の組成物。
- 成分(g)である水の量が5〜20重量%であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
- 成分(e)である有機共溶媒の量が0〜5重量%であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
- 成分a)が結合剤モノマーまたはコモノマーの乳化重合から直接製造されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
- 基材を被覆する方法であって、請求項1に記載の塗料組成物を用いて、層の乾燥厚さが15〜25ミル(0.381〜0.635mm)の範囲内で基材上に1層の塗装層を被着させ、前記被膜を硬化させることを含むことを特徴とする方法。
- 多層被膜を形成する方法であって、請求項1に記載の塗料組成物を用いて、層ごとに層の乾燥厚さが15〜25ミル(0.381〜0.635mm)の範囲内で基材に数層の被膜層を被着させ、前記被膜層を硬化させることを含むことを特徴とする方法。
- 多層被膜の1層の被膜層として被膜層を形成する方法であって、外部顔料入り上塗り層(externally pigmented top coat layer)および透明仕上げ塗装層(transparent clear coat layer)からなる群から選択された被膜層であって、15〜25ミル(0.381〜0.635mm)の乾燥厚さ層範囲内で請求項1に記載の塗料組成物から被着される被膜層を基材に被着させ、前記被膜層を硬化させることを含むことを特徴とする方法。
- 請求項1に記載の塗料組成物により被覆され、その後、硬化されたことを特徴とする基材。
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