JP2006525411A - ラジカル重合のための開環アズラクトン連鎖移動剤 - Google Patents
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- C08F2/38—Polymerisation using regulators, e.g. chain terminating agents, e.g. telomerisation
Abstract
Description
R3およびR4はそれぞれ独立してアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アレニル基から選択されるか、またはR3およびR4は、R3およびR4が結合されている炭素と合一して環状炭素を形成し、
Y−Sは、式R5−O−C(S)−S−のキサンテート基、式R5−S−C(S)−S−のチオキサンテート基(トリチオカルボナート)または式R5−C(S)−S−のジチオエステル基であり、ここで、
R5はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アレニル基またはヘテロ環式基から選択され、R5は、ホスフェート、ホスホネート、スルホネート、エステル、ハロゲン、ニトリル、アミドおよびヒドロキシ基で任意に置換されており、R5は、酸素、窒素または硫黄などの1個以上のカテナリーヘテロ原子で任意に置換されていてもよく、
Qは共有結合、アレニル基、アリール基、(−CH2−)o、−CO−O−(CH2)o−、−CO−O−(CH2CH2O)o−、−CO−NR8−(CH2)o−、−CO−S−(CH2)o−から選択された連結基であり、ここで、oは1〜12であり、R8はH、アルキル基、シクロアルキル基、アレニル基、ヘテロ環式基またはアリール基であり、
nは0または1である)
の化合物を含む制御されたラジカル重合法のための連鎖移動剤(RAFT剤)を提供する。
R3およびR4はそれぞれ独立してアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アレニル基から選択されるか、またはR3およびR4は、R3およびR4が結合されている炭素と合一して環状炭素を形成し、
Y−Sは、式R5−O−C(S)−S−のキサンテート基、式R5−S−C(S)−S−のチオキサンテート基または式R5−C(S)−S−のジチオエステル基であり、ここで、R5はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アレニル基またはヘテロ環式基から選択され、R5は、ホスフェート、ホスホネート、スルホネート、エステル、ハロゲン、ニトリル、アミドおよびヒドロキシ基で任意に置換されており、R5は、酸素、窒素または硫黄などの1個以上のカテナリーヘテロ原子で任意に置換されていてもよく、
nは0または1であり、
ZはO、SまたはNR8であり、ここで、R8はH、アルキル基、シクロアルキル基、アレニル基、ヘテロ環式基またはアリール基であり、
R7は有機部分または無機部分であり、mの原子価を有し、R7は式R7(ZH)mの一官能性化合物またはポリ官能性化合物の残基であり、
Qは共有結合、アリール基、アレニル基、(−CH2−)o、−CO−O−(CH2)o−、−CO−O−(CH2CH2O)o−、−CO−NR8−(CH2)o−、−CO−S−(CH2)o−から選択された連結基であり、ここで、oは1〜12であり、R8はH、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アレニル基、ヘテロ環式基またはアリール基であり、
mは少なくとも1、好ましくは少なくとも2の整数である)
を有する。
本発明は、制御されたラジカル重合プロセスのための式I
R3およびR4はそれぞれ独立して炭素原子数1〜18のアルキル基、炭素原子数3〜14のシクロアルキル基、環原子数6〜14個のアリール基、6〜26個の炭素原子および0〜3個のS、Nおよび非ペルオキシOヘテロ原子を有するアレニル基から選択されるか、またはR3およびR4は、R3およびR4が結合されている炭素と合一して4〜12個の環原子を含む環状炭素を形成し、
Y−Sは、式R5−O−C(S)−S−のキサンテート基、式R5−S−C(S)−S−のチオキサンテート基または式R5−C(S)−S−のジチオエステル基であり、ここで、R5はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アレニル基またはヘテロ環式基から選択され、R5は、ホスフェート、ホスホネート、スルホネート、エステル、ハロゲン、ニトリル、アミドおよびヒドロキシ基で任意に置換されており、R5は、酸素、窒素または硫黄などの1個以上のカテナリーヘテロ原子で任意に置換されていてもよく(Y−Sは「S−Y」または「SY」と略してもよいことに注意すること)、
ZはO、NH、SまたはNR8であり、ここで、R8はH、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アレニル基またはヘテロ環式基であり、
R7は有機部分または無機部分であり、mの原子価を有し、
mは少なくとも1、好ましくは1〜8、最も好ましくは少なくとも2の整数であり、
Qは共有結合、アリール基、アレニル基、(−CH2−)o、−CO−O−(CH2)o−、−CO−O−(CH2CH2O)o−、−CO−NR8−(CH2)o−、−CO−S−(CH2)o−から選択された連結基であり、ここで、oは1〜12であり、R8はH、アルキル基、シクロアルキル基、ヘテロ環式基またはアリール基であり、
nは0または1である)
の対応する開環連鎖移動剤を提供する。
Y−Sは、式R5−O−C(S)−S−のキサンテート基、式R5−S−C(S)−S−のチオキサンテートまたは式R5−C(S)−S−のジチオエステル基であり、ここで、R5はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アレニル基またはヘテロ環式基から選択され、R5は、ホスフェート、ホスホネート、スルホネート、エステル、ハロゲン、ニトリル、アミドおよびヒドロキシ基で任意に置換されており、R5は、酸素、窒素または硫黄などの1個以上のカテナリーヘテロ原子で任意に置換されていてもよい。
R1は、H、炭素原子数1〜18のアルキル基、炭素原子数3〜14のシクロアルキル基、環原子数6〜14個のアリール基、炭素原子数6〜26個のアレニル基、5〜12個の環原子およびS、Nおよび非ペルオキシOヘテロから選択された1〜3個のヘテロ原子を有する1個、2個または3個の縮合環を有するヘテロ環式基から選択される。
R3およびR4はそれぞれ独立して炭素原子数1〜18のアルキル基、炭素原子数3〜14のシクロアルキル基、環原子数6〜14個のアリール基、6〜26個の炭素原子および0〜3個のS、Nおよび非ペルオキシOヘテロ原子を有するアレニル基から選択されるか、またはR3およびR4は、R3およびR4が結合されている炭素と合一して4〜12個の環原子を含む環状炭素を形成する。
R9は、炭素原子数1〜18の二価アルキレン基、炭素原子数3〜14のシクロアルキレン基、環原子数6〜14のアリール基、ヘテロ環式基または炭素原子数6〜26のアレニル基である。
Qは共有結合、(−CH2−)o、−CO−O−(CH2)o−、−CO−O−(CH2CH2O)o−、−CO−NR8−(CH2)o−、−CO−S−(CH2)o−から選択された連結基であり、ここで、oは1〜12であり、R8はH、アルキル基、シクロアルキル基、アレニル基、ヘテロ環式基またはアリール基であり、
nは0または1である。
開始
I・+モノマー⇒Mn・
連鎖移動
Mn・+YS−Az⇔[YS−Mn−Az]・⇔YS−Mn+Az・
再開始
Az・+モノマー⇒Az−Mm・
連鎖平衡
Az−Mm・+YS−Mn⇔[Az−Mm−YS−Mn]・⇔Az−Mm−SY+Mn・
各xは独立であり、Azはアズラクトン基または式IIIの開環アズラクトン基である。更に、ポリマー製品は、更なる重合(官能化)を開始させるために必要なポリマーの1末端で官能基「YS」を保持する。ポリマー製品は、他端で連鎖移動剤のアズラクトン部分または開環アズラクトン部分のいずれかを更に含み、その部分は必要に応じて更に反応するか、または官能化することが可能である。2個の末端部分が異なる官能基および反応性を有するので、各末端は独立して官能化してもよい。
2−(2−クロロ−アセチルアミノ)−2−メチルプロピオン酸の調製
2−アミノイソ酪酸(165.8g、1.61モル)、水酸化ナトリウム(64.4g、1.61モル)および800mLの水の5℃に冷却された攪拌している混合物にクロロアセチルクロリド(200g、1.77モル)および後で143mLの水中の水酸化ナトリウム(70.8g、1.77モル)の溶液を添加した。添加中、温度を5〜10℃の間に維持した。その後、反応混合物を放置して室温に暖め、溶液を165mLの水性濃HClで酸性化した。沈殿した固形物を濾過し、真空下で乾燥させて、180.4g(62%)の製品をもたらした。
2−クロロメチル−4,4−ジメチル−4H−オキサゾール−5−オンの調製
2−(2−ブロモ−プロピオニルアミノ)−2−メチル−プロピオン酸の調製
2−アミノイソ酪酸(52.08g、0.51モル)、水酸化ナトリウム(20.20g、0.51モル)、200mLの水および50mLのクロロホルムの−12℃に冷却された攪拌している混合物に150mLのクロロホルム中の2−ブロモプロピオニルブロミド(100g、0.463モル)の溶液を添加した。添加中、温度を−15〜−12℃の間に維持した。その後、反応混合物を放置して室温に暖め、17時間にわたり攪拌した。沈殿した固形物を濾過し、700mLの高温トルエンと混合し、その後、室温に冷却した。固形物を濾過し、真空下で乾燥させて、77.6g(70%)の製品をもたらした。
2−(1−ブロモ−エチル)−4,4−ジメチル−4H−オキサゾール−5−オンの調製
N−[2−(ビス−{2−[2−(2−クロロ−アセチルアミノ)−2−メチル−プロピオニルアミノ]−エチル}−アミノ)−エチル]−2−(2−クロロ−アセチルアミノ)−2−メチル−プロピオンアミドの調製
ジチオ炭酸S−(4,4−ジメチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルメチル)エステルO−エチルエステル(AzTC)の調製
ジチオ炭酸S−[1−(4,4−ジメチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イル)−エチル]エステルO−エチルエステルの調製
ジチオ炭酸S−({1−[2−(2−ビス−{2−[2−(2−エトキシチオカルボニルスルファニル−アセチルアミノ)−2−メチル−プロピオニルアミノ]−エチル}−アミノ)−エチルカルバモイル]−1−メチル−エチルカルバモイル}−メチル)エステルO−エチルエステル(トリス(開環AzTC)アミン)の調製
AzTCによる2−エチルアクリレートの制御された重合を経由したAz−P(EHA)−TCの合成
実施例1の製品(AzTC)0.305g(1.23ミリモル)、8.59gの2−エチルヘキシルアクリレート、17mgの2,2’−アゾビスイソブチロニトリルおよび9.01gの酢酸エチルの溶液をスクリューキャップバイアルに入れた。溶液を窒素で20分にわたりパージし、バイアルを密封した。バイアルを油浴内で70℃で4.75時間にわたり加熱した。反応混合物の小さいアリコートを秤量し、その後、オーブン内で50℃で16時間にわたり加熱することにより乾燥まで濃縮した。各乾燥サンプルの質量対反応混合物のアリコートの質量の比を用いて、モノマーの%転化率を計算した。転化率は97%であった。テトラヒドロフラン中のゲル透過クルマトグラフィによるポリマーの分析によると、Mn=5720および多分散性=1.88が示された。
チオ炭酸S−[1−(4,4−ジメチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イル)−エチル]エステルO−エチルエステルによるスチレンの制御された重合を経由したAz−PSt−TCの合成
実施例2の製品(ジチオ炭酸S−[1−(4,4−ジメチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イル)−エチル]エステルO−エチルエステル)の溶液0.327g(1.25ミリモル)、5.00gのスチレンおよび酢酸エチル中の2,2’−アゾビスイソブチロニトリルの2重量%溶液0.40gをスクリューキャップバイアルに入れた。溶液を窒素で25分にわたりパージし、バイアルを密封した。バイアルを70℃のオーブン内に24時間にわたり入れた。その後、ポリマーを50mLの石油エーテルに沈殿させた。液体をデカントし、追加の60mLの石油エーテルを添加した。混合物を24時間にわたり振とうし、その後、溶媒をデカントした。回収したポリマーを真空下で乾燥させた(2.50g)。テトラヒドロフラン中のゲル透過クルマトグラフィによるポリマーの分析によると、Mn=2820および多分散性=1.84が示された。
ジチオ炭酸S−[1−(4,4−ジメチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イル)−エチル]エステルO−エチルエステルによる2−エチルヘキシルアクリレートの制御された重合を経由したAz−P(IBA)−TCの合成
実施例2の製品(ジチオ炭酸S−[1−(4,4−ジメチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イル)−エチル]エステルO−エチルエステル)の溶液0.183g(0.70ミリモル)の溶液、5.00gのイソボルニルアクリレート、5.70gの酢酸エチルおよび酢酸エチル中の2,2’−アゾビスイソブチロニトリルの2重量%溶液0.46gをスクリューキャップバイアルに入れた。溶液を窒素で20分にわたりパージし、その後、バイアルを密封した。バイアルを70℃のオーブン内に7時間にわたり入れた。その後、ポリマーをメタノールに沈殿させ、濾過した。回収したポリマーを真空下で乾燥させた。テトラヒドロフラン中のゲル透過クロマトグラフィによるポリマーの分析によると、Mn=3630および多分散性=1.83が示された。
トリス(開環AzTC)アミンによるポリ(イソボルニルアクリレート)星型ポリマーの合成
実施例3の製品(トリス(開環AzTC)アミン)0.105g(0.12ミリモル)、1.20gのイソボルニルアクリレート、1.50gのテトラヒドロフランおよび酢酸エチル中の2,2’−アゾビスイソブチロニトリルの2重量%溶液0.369gの混合物をスクリューキャップバイアルに入れた。溶液を窒素で5分にわたりパージし、その後、バイアルを密封した。バイアルを65℃のオーブン内に7時間にわたり入れた。その後、溶液を60mLのメタノールに沈殿させた。得られた白色固形物を濾過し、真空下で乾燥させた。テトラヒドロフラン中のゲル透過クルマトグラフィによるポリマーの分析によると、Mn=2930および多分散性=4.86が示された。ポリマーの多分散性は、分子量の多峰分布のゆえに予想されたより高い。多峰分布が各アームからの異なる移動、または各アームからの連鎖の早期停止に起因し、多アーム長さをもたらすことが考えられる。
Az−P(EHA)−TCおよびトリメチロールプロパンによるポリ(2−エチルヘキシルアクリレート)星型ポリマーの合成
実施例1の製品(AzTC)0.154g(0.62ミリモル)の溶液、4.30gの2−エチルヘキシルアクリレートおよび酢酸エチル中の2,2’−アゾビスイソブチロニトリルの2重量%溶液0.43gをスクリューキャップバイアルに入れた。溶液を窒素で15分にわたりパージし、バイアルを密封した。バイアルを70℃のオーブン内に3時間にわたり入れた。その後、反応混合物の小さいアリコートを秤量し、その後、オーブン内で100℃で3時間にわたり加熱することにより乾燥まで濃縮させた。乾燥サンプルの質量対反応混合物のアリコートの質量の比を用いて、モノマーの%転化率を計算した。転化率は94%であった。テトラヒドロフラン中のゲル透過クルマトグラフィによるポリマーの分析によると、Mn=4825および多分散性=2.15が示された。
Az−P(IBA)−TCによるエチルアクリレートの制御された重合を経由したAz−ポリ(IBA−block−EHA)−TCの合成
実施例6の製品(Az−P(IBA)−TC、Mn=3630、多分散性=1.83)の溶液1.00g(0.2ミリモル)、2.00gの2−エチルヘキシルアクリレート、4.0gの酢酸エチルおよび酢酸エチル中の2,2’−アゾビスイソブチロニトリルの2重量%溶液0.15gをスクリューキャップバイアルに入れた。溶液を窒素で15分にわたりパージし、その後、バイアルを密封した。バイアルを70℃のオーブン内に4時間にわたり入れた。その後、溶液を150mLのメタノールに沈殿させた。液体をポリマーからデカントし、追加の150mLのメタノールを添加した。混合物を24時間にわたり振とうし、その後、溶媒をデカントした。回収したポリマーを真空下で乾燥させた。テトラヒドロフラン中のゲル透過クルマトグラフィによるポリマーの分析によると、Mn=9900および多分散性=2.88が示された。
UV照射を用いるAzTCによる2−エチルヘキシルアクリレートの制御された重合を経由したAz−P(EHA)−TCの合成
2−エチルヘキシルアクリレート、「ダロキュア(Darocur)」1173(登録商標)(ニューヨーク州タリータウンのチバ・スペシャルティ・ケミカル(Ciba Specialty Chemical Corp.(Tarrytown,NY)))およびAzTCの溶液を表10.1により混合し、スクリューキャップバイアルに入れた。溶液を窒素で15分にわたりパージし、密封し、UVランプ(「シルバニア(Sylvania)」F40/350BL)の下で16時間にわたり回転させた。モノマー転化率は重量分析により98%であった。テトラヒドロフラン中のゲル透過クルマトグラフィによるポリマーの分析を以下に示す。
Claims (29)
- 式
R3およびR4はそれぞれ独立してアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アレニル基、ヘテロ環式基から選択されるか、またはR3およびR4は、R3およびR4が結合されている炭素と合一して環状炭素を形成し、
Y−Sはキサンテート基、チオキサンテート基またはジチオエステル基であり、
Qは共有結合、アリール基、(−CH2−)o、−CO−O−(CH2)o−、−CO−O−(CH2CH2O)o−、−CO−NR8−(CH2)o−、−CO−S−(CH2)o−から選択された連結基であり、ここで、oは1〜12であり、R8はH、アルキル基、シクロアルキル基、およびアレニル基、ヘテロ環式基またはアリール基であり、
R7は有機部分または無機部分であり、mの原子価を有し、
nは0または1である)
の化合物を含む制御されたラジカル重合連鎖移動剤。 - Y−Sは式R5−O−C(S)−S−のキサンテート基、式R5−S−C(S)−Sのチオキサンテート基または式R5−C(S)−Sのジチオエステル基であり、ここで、R5はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基またはアレニル基から選択される、請求項1に記載の連鎖移動剤。
- R1およびR2の少なくとも一方はメチルである、請求項2に記載の連鎖移動剤。
- R3およびR4の少なくとも一方はC1〜C4アルキル基である、請求項1に記載の連鎖移動剤。
- R3およびR4はメチルである、請求項4に記載の連鎖移動剤。
- R7は固体支持体である、請求項1に記載の連鎖移動剤。
- R7は、高分子または非高分子の求核性基置換化合物、R7(ZH)m(式中、Zは−O−、−S−または−NR8であり、R8はH、アルキル、シクロアルキルまたはアリール、ヘテロ環式基、アレニルであることが可能であり、mは少なくとも1である)の残基である、請求項1に記載の連鎖移動剤。
- R7は、1〜30個の炭素原子を有する非高分子脂肪族、脂環式、芳香族またはアルキル置換芳香族部分を含む、請求項7に記載の連鎖移動剤。
- R7は、側鎖または末端の反応性−ZH基を有するポリオキシアルキレン、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリ(メタ)アクリレートまたはポリシロキサンポリマーを含む、請求項7に記載の連鎖移動剤。
- 請求項1に記載の連鎖移動剤および熱開始剤または光開始剤を含む開始剤組成物。
- 前記熱開始剤はアゾ開始剤、過酸化物開始剤、過硫酸塩開始剤およびレドックス開始剤から選択される、請求項10に記載の開始剤組成物。
- 前記光開始剤はベンゾインエーテル、置換ベンゾインエーテル、置換アセトフェノン、アリールホスフィンオキシドおよび置換アルファケトールから選択される、請求項10に記載の開始剤組成物。
- 開始剤対連鎖移動剤のモル比は0.001:1〜0.1:1である、請求項10に記載の開始剤組成物。
- 1種以上のオレフィン系不飽和モノマーの付加重合の方法であって、1種以上のオレフィン系不飽和モノマーと請求項1に記載の連鎖移動剤の混合物を放射エネルギーに曝露することを含む方法。
- 前記混合物は熱開始剤または光開始剤を更に含む、請求項14に記載の方法。
- 前記オレフィン系不飽和モノマーは、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリレート、フマル酸(およびエステル)、イタコン酸(およびエステル)、無水マレイン酸、スチレン、ハロゲン化ビニル、(メタ)アクリロニトリル、ハロゲン化ビニリデン、カルボン酸のビニルエステル、ビニルアミンのアミド、第二アミノ基、第三アミノ基または第四アミノ基を含むモノマー、ブタジエン、不飽和アルキルスルホン酸または不飽和アルキルスルホン酸誘導体、2−ビニル−4,4−ジメチルアズラクトンおよびN−ビニルピロリジノンから選択される、請求項14に記載の方法。
- 前記重合を原液でまたは溶媒中で行う、請求項14に記載の方法。
- 1種以上の追加のオレフィン系不飽和モノマーを用いる第2の重合工程を更に含む、請求項14に記載の方法。
- 前記連鎖移動剤は10-5M〜1Mの濃度で存在する、請求項14に記載の方法。
- 連鎖移動剤とモノマーのモル比が連鎖移動剤対モノマー10-5:1〜10-1:1である、請求項14に記載の方法。
- 1種以上のラジカル(共)重合性モノマーの重合済み単位、
第1の開環アズラクトン末端基および
キサンテート基、チオキサンテート基またはジチオエステル基から選択された第2の末端基
を含むテレケリック(コ)ポリマー。 - ラジカル(共)重合性モノマーから得られる単位の2個以上のブロックを含み、ブロックコポリマーが第1の開環アズラクトン末端基およびキサンテート基、チオキサンテート基またはジチオエステル基から選択された第2の末端基を有する、請求項21に記載のコポリマー。
- 2種以上のラジカル(共)重合性モノマーから得られる重合済み単位を含み、コポリマーがモノマーの相対反応性比および重合中のモノマーの瞬間濃度に基づいて開環アズラクトン末端基から反対末端基までポリマー鎖の長さに沿って異なる組成を有する、請求項21に記載の(コ)ポリマー。
- 前記(コ)ポリマーは、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリレート、フマル酸(およびエステル)、イタコン酸(およびエステル)、無水マレイン酸、スチレン、ハロゲン化ビニル、(メタ)アクリロニトリル、ハロゲン化ビニリデン、カルボン酸のビニルエステル、ビニルアミンのアミド、第二アミノ基、第三アミノ基または第四アミノ基を含むモノマー、ブタジエン、不飽和アルキルスルホン酸または不飽和アルキルスルホン酸誘導体、2−ビニル−4,4−ジメチルアズラクトンおよびN−ビニルピロリジノンおよびそれらの混合物からなる群から選択された重合済みモノマー単位を含み、前記(コ)ポリマーは第1のアズラクトン末端基およびキサンテート基、チオキサンテート基またはジチオエステル基から選択された第2の末端基を有する、請求項21に記載の(コ)ポリマー。
- 構造Az−(M1)x−S−Y
(式中、S−Yは、式R5−O−C(S)−S−のキサンテート基、式R5−S−C(S)−S−のチオキサンテート基または式R5−C(S)−S−のジチオエステル基であり、ここで、R5はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ヘテロ環式基またはアレニル基から選択され、
M1は平均重合度xを有するラジカル(共)重合性モノマー単位から誘導されたモノマー単位であり、
Azは、式
R3およびR4はそれぞれ独立してアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アレニル基から選択されるか、またはR3およびR4は、R3およびR4が結合されている炭素と合一して環状炭素を形成し、
R7は有機部分または無機部分であり、mの原子価を有し、
Qは共有結合、(−CH2−)o、−CO−O−(CH2)o−、−CO−O−(CH2CH2O)o−、−CO−NR6−(CH2)o−、−CO−S−(CH2)o−、から選択された連結基であり、ここで、oは1〜12であり、R6はH、アルキル基、シクロアルキル基、アレニル基、ヘテロ環式基またはアリール基であり、
nは0または1である)
の開環アズラクトン基である)
を有する、請求項21に記載の(コ)ポリマー。 - 構造Az−(M1)x(M2)x−(M3)x・・・(MΩ)x−SY
(式中、S−Yは、式R5−O−C(S)−S−のキサンテート基、式R5−S−C(S)−S−のチオキサンテート基または式R5−C(S)−S−のジチオエステル基であり、ここで、R5はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ヘテロ環式基またはアレニル基から選択され、
M1〜MΩはそれぞれ平均重合度xを有するラジカル(共)重合性モノマー単位から誘導されたモノマー単位のポリマーブロックであり、
各xは独立であり、
Azは、式
R3およびR4はそれぞれ独立してアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アレニル基から選択されるか、またはR3およびR4は、R3およびR4が結合されている炭素と合一して環状炭素を形成し、
R7は有機部分または無機部分であり、mの原子価を有し、
Qは共有結合、(−CH2−)o、−CO−O−(CH2)o−、−CO−O−(CH2CH2O)o−、−CO−NR8−(CH2)o−、−CO−S−(CH2)o−、から選択された連結基であり、ここで、oは1〜12であり、R8はH、アルキル基、シクロアルキル基、アレニル基、ヘテロ環式基またはアリール基であり、
nは0または1である)
の開環アズラクトン基である)
を有する、請求項21に記載の(コ)ポリマー。 - 星型構造、櫛型構造、ブロック構造または過剰分岐構造を有する、請求項21に記載の(コ)ポリマー。
- 側鎖の求核性官能基を有する、請求項27に記載の(コ)ポリマー。
- 側鎖の求核性官能基を有するインターポリマー化モノマー単位を含む、請求項28に記載の(コ)ポリマー。
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