JP2006523853A - Midiファイルの再生の最適化 - Google Patents

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Abstract

移動体端末において再生するために、MIDIファイルに格納されている楽譜を、電子音響の再生回路の伝達機能に適合させる方法を提供する。その結果、移動体端末において楽譜を再生することに先立って、サンプリングデータを取得するために楽譜をテストレンダリングすることが実行される。これらのサンプリングデータから、移動体端末における所望の電子音響の再生に重要である1つ以上の値とそれらの値の組み合わせとのうち少なくともいずれかが確認される。そして、これらの確認された値に基づいて、移動体端末において所望の又は最適化された再生に関して楽譜を適合させるために適切な1つ以上のパラメータが、決定される。

Description

本発明は、サウンドファイル又は音楽ファイルそれぞれを再生するようになされた移動体端末に関し、特に、MIDI(楽器デジタルインタフェース)データファイルを再生する移動体端末に関する。
MIDIは、例えば”.wav”ファイルには含まれているようなサンプリングオーディオデータを含まないが、サウンド(音響)がどのようにレンダリングされるかに関する仕様を含むデータ形式である。MIDIファイルは、電子的に読み取り可能な形式による楽譜であると見なすことができる。サウンドトラック及び使用される装置に関する情報と、それぞれのMIDIファイルに格納されているデータによって表現される楽譜を再生する際に考慮されなければならない音響パラメータを、MIDIは含む。総称としての音響パラメータは、例えば、音程、音符又は休符それぞれは、音量のレベル、テンポ、音色又はビブラートや反響のような特殊効果を規定する命令文を示す。
MIDIファイルをサウンドに変化させるために、MIDIファイル中に存在する情報が、解釈され、サンプリングされたデジタルサウンドを表現するデータに形成されなければならない。この点において、いわゆる「MIDIシンセサイザ」が使用され、MIDIシンセサイザは、MIDIファイルの楽譜を、例えばモノラル又はステレオの”.wav”ファイル中で使用されるようなサンプリングデータにレンダリングする。MIDIシンセサイザは、デジタル信号プロセッサ中でソフトウェアで実現されてもよいし、分離した専用のハードウェアとして実現されてもよい。楽譜をレンダリングすることは、通常、いわゆる波形テーブルに基づいて行われ、波形テーブルは、例えばピアノのような楽器のサウンドサンプルをデジタル的にサンプリングされたデータの形式で含む。例えば移動体電話やPDA(携帯情報端末)等のような移動体端末において、音楽の各部分は、MIDIファイルの形式で格納されることが好ましい。なぜなら、サンプリングオーディオデータを含むファイルと比べて、MIDIファイルのサイズは極めて小さいからである。例えば”.wav”ファイルのようなPCM(パルス符号変調)形式のオーディオファイルは、音楽1分あたり最大10メガバイト使用するが、同一の音楽は、10キロバイト未満のMIDIファイルとして格納される。このことは、既に上述したように、MIDIファイルはそれぞれのサウンドを再構築するためにMIDIシンセサイザによって必要とされる命令のみを含み、サウンドデータ自体を含まないから、可能である。
移動体端末において、MIDIファイルは、娯楽のために再生されたり、着呼やメッセージの受信又はその他のイベントを示す、リンガー又はアラーム信号として使用されたりすることができる。MIDIファイルは、SMS(ショートメッセージサービス)又はMMS(マルチメディアメッセージングサービス)のタイプによるメッセージの形式で、移動体端末によって送受信できる。
移動体端末内にある電子音響の再生回路によって、MIDIシンセサイザによって楽譜からレンダリングされたモノラル又はステレオのサンプリングデータに基づいて、MIDIファイル内の楽譜を再生することが可能となる。電子音響の再生回路の特徴、特に、使用されているスピーカに依存して、いくつかの制約が存在する。いくつかの制約とは、例えば、MIDIファイルから楽譜を再生する際に考慮される周波数応答、ダイナミックレンジ、及びサウンド信号の最大許容振幅などである。再生されるサウンド信号の質を下げなくても、大抵の場合、それぞれの制約によって与えられる閾値が超えられることはないが、リンガーやアラーム信号のような多くの特定のアプリケーションは、可能な限り最大の出力レベルを得るために閾値に近い楽譜を再生する必要がある。
MIDIファイルから再生されるサウンド信号は使用されるMIDIシンセサイザのアルゴリズム及びウェーブテーブルに依存するため、例えば最大振幅や最大ダイナミックレンジのような、楽譜を再生する際に取得されるサンプリングデータの臨界値は、MIDIファイルディレクトリ内に格納されているデータからは予測することができない。MIDIファイルから再生されるオーディオ信号のボリュームとダイナミックレンジとのうち少なくともいずれかは、一般に、ダイナミックコンプレッサ又はリミッタによって調整される。これらは、例えば将来の再生時に発生するピーク振幅などの臨界値を無視して、現在及び過去の値に基づいて、再生の過程でオーディオ信号を修正するソフトウェア又はハードウェアによって実現される信号プロセッサである。その結果、人工的に作られた雑音までもが聴こえるために、サウンド再生の忠実さが低下する。
それゆえ、本発明の目的は、得られるサウンド信号が可聴かつ耳障りで不自然な結果から開放されるように、移動体端末において再生されるためのMIDIファイルに格納されている楽譜を適合させる方法を提供することである。
上述の目的は、独立項によって規定されるような発明によって達成される。本発明のさらに有利な特徴は、それぞれの従属項において主張されている。
上述の目的は、具体的には、移動体端末において再生するために、MIDIファイルに格納されている楽譜を、電子音響の再生回路の伝達機能に適合させる方法であって、前記移動体端末において前記楽譜を再生することに先立って、サンプリングデータを取得するために、前記楽譜をテストレンダリングするステップと、前記移動体端末における所望の電子音響の再生にとって重要である、1つ以上の値と1つ以上の値の組み合わせとのうち少なくともいずれかを、前記サンプリングデータから確認するステップと、前記確認された値に基づいて、前記移動体端末における前記所望の(又は最適化された)再生に前記楽譜を適合させるために適切な1つ以上のパラメータを決定するステップと、を備えることを特徴とする方法によって達成される。所望の再生とは、典型的には、それぞれの用途に依存して最適化された又は望まれるサウンド品質を伴う、所定の又は最適化された再生である。用途の具体例に依存して、例えば、サウンド品質を度外視した最大音量や、耳障りな歪み無しに利用可能なダイナミックレンジを最適に使用することが、望まれる。第1の具体例においては、レンダリングされた信号の最大増幅や二乗平均平方根の値が重要な値であり、第2の具体例においては、レンダリングされた信号のダイナミックレンジが重要な値である。
本発明の目的は、さらに、移動体端末のデータ処理手段によって処理されるように適合される一連の状態要素を含み、本発明に従う方法をそのデータ処理手段で実行することを特徴とするコンピュータソフトウェアによっても達成される。
本発明の目的は、さらに、MIDIファイルの形式で存在する楽譜を格納及び再生するように適合された移動体端末であって、前記MIDIファイルを格納する格納手段と、前記MIDIファイルからサンプリングデータをレンダリングするための処理手段と、前記MIDIファイルから取得された前記サンプリングデータをそれぞれのサウンド再生に変換する再生手段と、本発明の方法に従って前記楽譜を適合させる制御手段と、を備えることを特徴とする移動体端末によっても達成される。
本発明は、移動体端末において楽譜を電子音響の再生回路の特性に適合させることを、楽譜自体を実際に再生することから、有効に分離する。それゆえ、不自然な結果を伴わずに楽譜を再生することを保証するために不可欠な条件である、楽譜全体に基づくレベル制御が可能になる。
好適な実施形態において、サンプリングデータ中で確認された最大絶対値を移動体端末における電子音響の再生回路によって規定される限界値と比較することによって、楽譜のテストレンダリングにおいて、利得係数が決定される。前記楽譜は、前記決定された利得係数を、前記それぞれの楽譜を保持する前記MIDIファイル内に格納することにより、有効に適合されてもよい。移動体端末において利用可能なダイナミックレンジに相対的に最大増幅を楽譜から予測されるものであるように設定する利得係数を提供することにより、楽譜を電子音響の再生回路の特性に全体的に適合させることが達成される。
代わりに、前記楽譜は、該楽譜の少なくとも1つの音量設定を前記決定された利得係数によってノーマライズすることにより、適合されてもよい。ノーマライズされた音量設定は、その結果、1つ以上のデバイスの音量を規定する適切な第1の音量値と所定の期間に亘る第1の音量値の修正を規定する第2の音量値とのうち、少なくともいずれかでよい。楽譜の音量設定をノーマライズすることにより、それぞれの楽譜自体が、移動体端末における電子音響の再生回路によって不自然な結果から開放された再生を行うように整えられる。音量設定は、楽譜又は楽譜の一部だけにおいてそれぞれ定義されるすべてのデバイス及びチャネルに影響を与えるマスター音量として定義される。そのため、それぞれの第1の音量値を適合させることにより、全体を電子音響の回路における伝達機能に適合させることと特定のデバイスを個々に電子音響の回路における伝達機能に適合させることとのうち少なくともいずれかが可能となる。1つ以上の第1の音量値をある期間に亘って修正するために楽譜によって提供される第2の音量値を修正することにより、電子音響の再生回路の仕様に従ってクレッシェンド又はデクレッシェンドを修正することが可能となる。
決定された利得係数は、さらに、楽譜を保持するMIDIファイルから分離して格納されてもよい。そうすることにより、楽譜を変更されないままにして、移動体端末上で実際に再生される過程で楽譜を適切に適合させるというオプションも可能になる。
本発明の他の好適な実施形態において、楽譜を適合させることは、その楽譜の1つ以上の部分に対して、及び、その楽譜の1つ以上の部分それぞれにおける音量レベル変化の判定に基づいて、楽譜からレンダリングされたサンプリングデータのダイナミックレンジを減少させるステップを含む。ダイナミックレンジを減少させることは、極端に低サウンドレベルから極端に高サウンドレベルのレベルが入れ替わる、1曲のクラッシク音楽や楽節を再生するときに、極めて有用である。移動体電話における音響の音量は、典型的には、高い忠実性を持つサウンドシステムに比べると低い忠実性しかないため、サウンドレベルにおけるステップは、サウンド再生の忠実性を改善するために減少されなければならない。
もし楽譜が、平均よりも極めて高い値の増幅を1又は少数しか含んでいなければ、その楽譜は、極めて低サウンドレベルによって再生される。それゆえ、サンプリングデータを取得するために楽譜をレンダリングすることは、レンダリングされたサンプリングデータのピーク振幅に関連する波高因子を減少させる制限ステップを含むと都合が良い。
楽譜を適合させることは、それぞれのMIDIファイルを移動体端末に格納することに先立って効果的に実行され、すべての格納されているMIDIファイルは移動体端末の電子音響の回路によって直ちに再生される状態にあることを保証する。
楽譜を適合させることは、移動体端末自体において又は移動体端末から独立して楽譜を作成する過程においても適切に実行される。これにより、移動体端末にある電子音響の再生回路によって設定される仕様に従って楽譜を適合させることが可能となる。
本発明に従う移動体端末は、再生する時に、適合された楽譜からレンダリングされたサンプリングデータの波高因子を減少させる制限手段を備えてもよい。これにより、サウンドレベルをある平均値に保って丁寧に楽譜をレンダリングする際に、1曲の音楽の孤立したピーク振幅を無視することが可能となる。少数だけで孤立したピーク振幅は考慮されなければならないので、制限手段を実現するために、従来の又はダイナミックコンプレッサが使用されてもよい。
以下の記述において、特有の実施形態及び添付の図面に関して、本発明をより詳細に説明する。
MIDIファイルは、1曲の音楽又はサウンドを再生するために必要な命令を含む。ファイルに格納されている情報は、直接オーディオデータを表現するものではないが、プログラミング命令を表現する。プログラミング命令によって、MIDIシンセサイザは、それぞれのサウンドを生成することが可能となる。MIDIファイルのデータフォーマットは、MIDI製造協会(MMA)によって規格化されている。MMAには、デジタル音楽機器の極めて重要な製造業者の多くが所属している。標準規格は、いわゆるMIDIプロトコルの形式を規定する。MIDIプロトコルにおいて、それぞれの命令はいわゆるMIDIワードによって形成される。正式には、MIDIワードは3バイトによって形成され、第1のバイトは、どの種類のメッセージをMIDIワードが表現しているかに関する情報を伝えるステータスバイトである。ステータスバイトに続いて、メッセージの内容情報を伝える2つのデータバイトが来る。実際は、ステータスバイトは2種類の情報を伝える。最初の4ビットはメッセージの種類を表現し、次の4ビットはデバイス又はMIDIチャネルの数を表現し、2種類の情報はそれぞれの4ビットに属する。
パラメータ化された制御信号を用いたMIDI機能の制御は、いわゆるMIDIコントローラを使用して達成される。MIDIワード中の第1のデータバイトによって、約128の異なる入力デバイス又は他のMIDI機能に対応する、最大128の異なるコントローラアドレスが指定される。
第2のデータバイトは、コントローラに設定される値のためのものである。MIDIコントローラのメッセージは、MIDIインタフェースで楽器を演奏している間に、音楽家による多様な効果を実現するために使用される。一例を挙げると、コントローラ番号68は機能「レガートペダル」のためのものであり、音符間にレガート効果を発生させる。レガート効果は通常、VCAエンベロープの立ち上がり部分を省略することによって達成される。このコントローラによって、キーボード演奏者は、しばしば1度のタンギングでいくつかの音符を演奏する金管楽器の演奏者の表現法をより良く真似ることが可能となったり、ギターのプリングオフとハンマリングオンを真似たりすることが可能となったりする。
本発明で使用される、定義済みのコントローラは、「音量」と名づけられたコントローラ番号7と、「表現」と名づけられたコントローラ番号11である。コントローラ「音量」は、デバイスの主音量レベルに影響を与える。2以上の異なるサウンドを同時に演奏する能力のある楽器である多音色のシンセサイザの場合、音量は、デバイスのそれぞれの部分に対して独立して設定される。換言すると、コントローラ「音量」は、MIDIデバイスの16チャネルそれぞれに対して、異なって設定されうる。コントローラ「表現」は、「音量」設定のパーセンテージを規定する。「音量」コントローラが一曲の音楽全体の全体的な音量を調整(adapt)するために使用されるのに対し、「表現」はデクレッシェンド中にクレッシェンドを実現するために使用される。「表現」が100パーセントの場合、音量は、「音量」コントローラの実際の設定を表現する。「表現」が0パーセントの場合、「音量」はオフである。再生における全体的な音量を制御するために、いわゆる「マスター音量」が規定される。マスター音量によって、すべての個別の音量設定を同時に制御することが可能となる。
楽譜の形式であるMIDIファイルに格納されている情報から一曲の音楽を再生するために、サンプリングされたデータを生成するMIDIシンセサイザが使用され、電子音響の再生回路において、続くサウンド生成の基礎が形成される。MIDIファイルに格納されている楽譜をそれぞれのサンプリングデータに変換する処理を、レンダリング(rendering)と呼ぶ。MIDIファイルを再生して取得されたサンプリングデータは、さらに、レンダリングデータ(rendered data)とも呼ばれる。図1には、MIDIファイルに格納されている楽譜から再生されたサンプリングデータが、短時間に渡って示されている。レンダリングデータの値は、そのデータからそれぞれのサウンドを生成するために使用される電子音響変換器の、意図される伸長に関連して変化する。楽譜を高い忠実度で再生することを保証するために、レンダリングデータの値は、限界値を超えてはならない。限界値は、使用される電子音響変換器の最大限に可能な伸長と電子音響の再生回路のプロポーショナルレンジとのうち、少なくともいずれかに対応する。電子音響再生回路のプロポーショナルレンジは、対応する音圧を生成する電子音響回路に供給されるレンダリングデータによって規定される。サンプリングデータの値は、ウェーブテーブルを用いて楽譜のデータを解釈した結果であるため、MIDIファイルからレンダリングされたサンプリングデータの最大値を確認するために、MIDIファイル自体が閲覧される。最大音量が限界値を超える場合、各楽曲は、耳に聴こえる不自然な結果を伴って生成される。
楽譜の対応する低質な再生を防止するために、本発明は、移動体端末にある電子音響の再生回路によって楽譜を再生することに先立って、楽譜にテストレンダリングを適用する。楽譜の再生は、典型的には、MIDIファイルをMIDIシンセサイザによってレンダリングし、得られたサンプリングデータをD/A(デジタル−アナログ)変換器によって変換し、増幅オーディオ信号をスピーカのような電子音響変換器に供給するプリアンプによって、得られたアナログオーディオ信号を増幅することにより行われる。スピーカは、電気信号を、それぞれのサウンドウェーブに変換する。電子回路は、D/A変換器と、増幅器と、変換器を含み、これらが電子音響の再生回路を形成する。電子音響の再生回路と組み合わさったMIDIシンセサイザは、通常、再生チェーンと呼ばれる。
好ましくは、サンプリングデータをテストレンダリングすることは、電子音響の再生回路が停止状態である期間に実行される。これにより、取得されるデータは、MIDIファイルに格納されている楽譜の再生から独立して、バックグラウンドで論理回路によって分析されることが可能となる。
本発明の第1の実施形態において、論理回路は、データ中に存在する最大値を確認するためにレンダリングされたデータを閲覧する。ゼロ線付近にある正から負の値のサンプリングデータのように、最大値の確認は、サンプリングデータの絶対値に基づいており、本来の値には基づいていない。確認された最大値を、使用されるそれぞれの電子音響の再生回路に従って規定される限界値と比較することにより、論理回路は利得係数を規定する。利得係数は、限界値を確認された最大値で除算した商によって与えられる。楽譜から得られたすべてのサンプリングデータを利得係数によって乗算しても、限界値よりも高い値は存在しない。
取得された利得係数は、調査された特定のMIDIファイルに対してのみ有効であるため、利得係数は、楽譜との関係が維持される方法で格納されなければならない。好ましくは、利得係数は、対応する楽譜を保持するMIDIファイル中に格納される。これは、多くの異なる方法によっても達成されうる。最も簡単な方法は、使用されるMIDIシンセサイザに知られているコントローラの形態で利得係数を格納することである。MIDI標準規格は、この事柄に使用可能な、定義されていない汎用タイプのコントローラをいくつか知っている。使用されるMIDIシンセサイザは、新たに定義されたコントローラを意図されたように解釈し、適用される利得係数としてコントローラ番号と共に格納される値を解釈するように適合されていなければならない。楽譜をレンダリングする際に、MIDIシンセサイザは、それぞれのコントローラから読み出された利得係数によって、レンダリングされたすべての値を重み付けする。
修正されていないMIDIシンセサイザを使用する際に、テストレンダリングにより計算された利得係数は、好ましくは、レンダリングされるときのサンプリングデータの音量に影響を与えるコントローラの設定を修正するために使用される。楽譜の全体的な音量を調整(adapt)する前に、好ましくは、「マスター音量」設定の値が、事前に計算された利得係数によって乗算される。しかしもちろん、「音量」又は「表現」コントローラに対応する音量コントローラメッセージの値を調整(adapt)することも可能である。
図1に示される最大発生振幅Smaxに基づいて計算された利得係数に従って「マスター音量」設定を修正することは、大体一定の音響レベルである楽譜にとっては、好ましい方法である。しかし、特にクラシックのような多くの楽譜には、節から節に亘って、移動体端末で聴かれている時には聴こえない低レベルの楽節へと続く、音響レベルの大きな変動が表れる。それゆえ、それぞれの楽譜において、低レベルの楽節と高レベルの楽節との間のダイナミックレンジを減少させ、レベル変化の割合がある値を超えないようにすることが望ましい。
この点について、サンプリングデータに関連する出力密度は、長さΔtのタイムウインドウ中で監視される。タイムウインドウは、レンダリングされた楽譜から取得されるサンプリングデータの間を移動する。楽譜のある楽節から次の楽節において平均音響レベルに変化があると、移動しているウインドウから計算される出力密度は、その値が変化する。その変化が、移動体端末にある電子音響の再生回路に対して規定されたある値を超える場合、見いだされる音響レベルの変化を減少させるために、楽譜は適合させられなければならない。このことは、「表現」コントローラの値を修正することにより、効果的になされる。換言すれば、クレッシェンドが低音量の楽節に適用されることと、デクレッシェンドが高レベルの楽節に適用されることとの内、少なくともいずれかのことがなされても良い。こうして、楽譜は、電子音響の回路の全ダイナミックレンジを使用するようになされ、それゆえ、騒々しい環境にあっても、低音量の楽節の可聴性を保証できる。
好ましくは、「マスター音量」コントローラは、サンプリングデータの最大値を電子音響の再生回路の最大値に適合させる最初の設定のために使用され、「表現」コントローラは、楽譜の低音量楽節のレベルを上昇させるために使用される。各楽曲を聴く時に、異なる楽器又はMIDIチャネルはそれぞれ、伝えられる体験に様々な方法で寄与する。例えば、打楽器は通常、リズム感のあるバックグラウンドに使用される。他方、ピアノやバイオリンのような他の楽器は、そのアレンジの主旋律に寄与し、それゆえ、優先して扱われなければならない。MIDIファイルのテストレンダリングは、それゆえ、別々に異なるMIDIチャネル上で適切に実行される。そして、総合的なサウンドレベルが、低優先度のMIDIチャネルと比較して高優先度のMIDIチャネルが強調されるようにして電子音響の再生回路によって設定される限界値を超えないように、音量設定の調整(adaptation)が行われる。MIDIチャネルのそれぞれの音量制御部に対する値に利得係数を乗じ、さらに、それぞれのMIDIチャネルの優先度に対応する重み係数を乗じることにより、音量設定の調整が達成される。
期間が十分に短く、その密接した近辺における平均サウンドレベルを上昇させない、ピーク値を示す楽譜もある。これらのピーク振幅の波高因子を切除しても、可聴又は耳障りな不自然な結果は一切発生しない。なぜなら、これらの期間はあまりにも短く、聴いている人には気付かれないからである。それぞれのピーク振幅における波高因子を減少させるために、楽譜からレンダリングされたサンプリングデータは、ダイナミックコンプレッサ又はリミッタによって実現される制限ステップが施される。制限ステップは、デジタル−アナログ変換の直前にサンプリングデータを処理するソフトウェア又は増幅段に内蔵されるハードウェアによって、達成されても良い。
これまでに説明してきたことは、MIDIファイルが既に存在しており、移動体端末中にある電子音響の再生回路の特性に従って適合されるという、仮定に基づいている。多くの移動体端末は、移動体端末自体において直接作曲する機能を提供する。それゆえ、本発明の他の実施形態において、電子音響の再生回路の特性に楽譜を適合させることは、楽譜を作成する過程で実行される。作曲する処理は通常、楽譜をレンダリングする処理に比べて極めて低速である。そのため、作曲されたばかりの既に存在する楽譜の部分を電子音響の再生回路の特性に継続的に適合させるために必要なパラメータを得るために、移動体端末の論理回路によって分析されるために、楽譜はバックグラウンドで継続的にレンダリングされる。
多くの移動体端末は、インターネットに接続したり、外部のリソースからMIDIファイルをダウンロードすることを可能にする他のデバイスとデータを交換したりすることを可能にする、インタフェースを備える。本発明の好適な実施形態において、そのようなダウンロードされたMIDIファイルは、移動体端末にファイルを格納することに先立って適合させられる。代わりに、MIDIによる楽譜を適合させることに関連する識別データや技術仕様を、移動体端末が外部のリソースに送信し、外部のリソースが、ダウンロードに先立って楽譜を適合させることを可能にしてもよい。
異なる種類の移動体端末において、最適な再生を保証するために、同一の楽譜が異なる方法で適合させられることもある。異なる移動体端末のユーザが楽譜を交換しようとすると、受信端末における楽譜の適合は、送信端末において適合させられた楽譜に基づいて行われなければならない。繰り返し楽譜を適合させると、元の音楽を認識不能にレンダリングしてしまうかもしれない。それゆえ、MIDIファイルを修正されていない状態で保持し、移動体端末における別の場所に、再生用に楽譜を適合させるために必要なデータを格納することが望ましい。テストレンダリングによって得られた適合パラメータは、移動体端末において再生するために楽譜をレンダリングする際に、MIDIシンセサイザによって使用される。代わりに、MIDIファイルは上述したように修正されて格納されてもよく、加えて、テストレンダリングによって得られた適合パラメータは、移動体端末における異なる場所に、MIDIファイルとは分離して格納される。これらのパラメータは、MIDIファイルを外部リソースに送信する際に、MIDIファイルから元の楽譜を復元するために使用される。
上述した、楽譜を適合させる方法に関するすべての特定の実施形態は、移動体端末におけるソフトウェアとして、都合よく実現される。対応するソフトウェアは、コンピュータソフトウェア製品の形態で提供される。そのコンピュータソフトウェア製品は例えば、SMSやMMSによって移動体端末に送信されたり、インターネットリソースや例えば加入者識別モジュールのようなデータ担持体から移動体端末へダウンロードされたりするファイルの形態でも良い。
本発明に従う移動体端末の概略図を図3に示す。移動体端末10は、MIDIファイルを格納するのに適した格納手段11と、サンプリングデータを取得するためにMIDIファイルをレンダリングする処理手段12と、MIDIファイルから取得されたサンプリングデータをそれぞれのサウンド再生に変換する再生手段13と、上述した1つ以上の方法により楽譜を適合させる制御手段14を備える。制限手段は、制御手段中にソフトウェアの形態で実現されてもよいし、再生手段13中にハードウェアの形態で実現されてもよい。制限手段は、レンダリングされたサンプリングデータの波高因子を減少させるダイナミックコンプレッサによっても形成されても良い。
MIDIファイル中に存在する楽譜をレンダリングして得られたサンプリングデータの一例を示す図である。 平均振幅を計算するための2つのタイムウインドウを伴う、図1におけるサンプリングデータを示す図である。 本発明に従う移動体端末の概略図である。

Claims (14)

  1. 移動体端末において再生するために、MIDIファイルに格納されている楽譜を、電子音響の再生回路の伝達機能に適合させる方法であって、
    前記移動体端末において前記楽譜を再生することに先立って、サンプリングデータを取得するために、前記楽譜をテストレンダリングするステップと、
    前記移動体端末における所望の電子音響の再生にとって重要である、1つ以上の値と1つ以上の値の組み合わせとのうち少なくともいずれかを、前記サンプリングデータから確認するステップと、
    前記確認された値に基づいて、前記移動体端末における前記所望の再生に関し前記楽譜を適合させるために適切な1つ以上のパラメータを決定するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記楽譜をテストレンダリングするステップにおいて、前記サンプリングデータの確認された最大絶対値を、前記電子音響の再生回路に対して規定される限界値と比較することにより、利得係数が決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記楽譜は、前記決定された利得係数を、前記楽譜を保持する前記MIDIファイル内に格納することにより、適合されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記楽譜は、該楽譜の少なくとも1つの音量設定を前記決定された利得係数によってノーマライズすることにより、適合されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記楽譜の前記少なくとも1つの音量設定は、1つ以上のデバイスの音量を規定する第1の音量値と、所定の期間に亘る第1の音量値の修正を規定する第2の音量値とのうち、少なくともいずれかであることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記決定された利得係数は、前記楽譜を含むMIDIファイルから分離して格納されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 前記楽譜を適合させるステップは、前記楽譜の1つ以上の楽節に対して前記楽譜からレンダリングされた前記サンプリングデータのダイナミックレンジを、前記楽譜の前記1つ以上の楽節それぞれにおける音量レベル変化の判断に基づいて、減少させるステップを備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記楽譜をレンダリングするステップは、前記レンダリングされたサンプリングデータの波高因子を減少させる限定ステップを備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記楽譜を適合させるステップは、前記移動体端末において、前記楽譜を含むMIDIファイルを格納することに先立って実行されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記楽譜を適合させるステップは、前記移動体端末上で又は前記移動体端末とは別に前記楽譜を作成する過程で実行されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。
  11. 移動体端末のデータ処理手段によって処理されるように適合される一連の状態要素を含み、
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法が前記データ処理手段で実行されることを特徴とするコンピュータソフトウェア。
  12. MIDIファイルの形式で存在する楽譜を格納及び再生するように適合された移動体端末であって、
    前記MIDIファイルを格納する格納手段(11)と、
    前記MIDIファイルからサンプリングデータをレンダリングするための処理手段(12)と、
    前記MIDIファイルから取得された前記サンプリングデータをそれぞれの音響再生に変換する再生手段と、
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法に対応して前記楽譜を適合させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする移動体端末。
  13. さらに、再生される時に、適合された楽譜のサンプリングデータの波高因子を減少させる制限手段を備えることを特徴とする請求項12に記載の移動体端末。
  14. さらに、前記制限手段を構成するダイナミックコンプレッサを備えることを特徴とする請求項13に記載の移動体端末。
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