JP2006523408A - Tddcdma通信システムにおいてp2p通信をサポートする方法及び装置 - Google Patents

Tddcdma通信システムにおいてp2p通信をサポートする方法及び装置 Download PDF

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Abstract

TDD CDMAシステムにおいて2つのユーザ装置の間のP2P通信をサポートする方法である。該方法は、ユーザ装置により実行されるものであって、ネットワークシステムからダウンリンク制御チャンネルを介して伝送される信号を受信するステップと、前記受信された信号に基づいてタイムスロット割当情報及び前記ユーザ装置により使用されるダイレクトリンクに関連付けられた特定のダウンリンクタイムスロットに割り当てられた他の活動ユーザ装置の拡散コード割当情報を獲得するステップと、前記獲得されたタイムスロット割当情報及び拡散コード割当情報に基づいて前記ユーザ装置により受信されるP2P通信信号とネットワークシステムからの信号を同期させ、これによりP2P通信過程の間においてネットワークシステムから他のユーザ装置に送信されるダウンリンク信号により発生される干渉を低減するステップとを有する。

Description

本発明は、TDD CDMA(時分割デュープレックス符号分割多重アクセス)通信システムにおいてP2P通信をサポートする方法及び装置に係り、更に詳細にはTDD
CDMA通信システムにおけるP2P通信過程の間においてUE(ユーザ装置)に対し通常の通信信号により発生される干渉を減少させる方法及び装置に関する。
通常のセルラ移動体通信システムにおいては、UE(ユーザ装置)は他のUEと、これら2つのUEが互いに非常に近い場合でも、基地局の中継を介してのみ通信しなければならない。図1は、従来の通信モードを図示している。しかしながら、同一のセルに位置する2つのUEの間の距離が非常に近いような幾つかの場合においては、基地局の中継を経るよりも、直接通信する方が、斯かるUEにとり一層合理的な方法であり得る。この方法は、所謂ピアツーピア通信であり、P2Pと略称される。
図2は、2つのUE間のP2P通信を図示している。図2を参照して、2つのUEは同一のセル内に位置し、これらUE間の距離はP2P接続を確立するための要件を満足し、点線はP2P通信の間におけるUTRANとUEとの間の通知(signaling)リンクを表し、実線は2つのUEの間のデータリンクを表し、矢印は情報の流れの方向を表していると仮定する。該図からは、UTRANとUEとの間には通知リンクのみが存在する一方、2つの通信中のUEの間にはデータリンクのみが存在することが明らかに分かる。管理のための追加の信号オーバーヘッドが無視されるならば、P2P通信はダイレクトリンク処理の間において約50%の無線資源を節約することができる。更に、UTRANとUEとの間には制御チャンネルが確保されるので、無線ネットワーク運用者はUEがどの様に無線資源を利用するかに対して基地局を介して依然として制御を保持する。
時分割デュープレックス(TDD)無線インターフェースは、異なるアップリンク及びダウンリンクトラフィック要件に対する一層柔軟性のある適応化を提供する通信規格であるとして一般に受け入れられている。TDD通信モードに基づく既存の3Gシステムの間で、TD−SCDMA(時分割同期コード分割多重アクセス)システムは、P2P通信と通常の通信モードとの組合せにとり最も適したシステムである。何故なら、同一の搬送周波数がアップリンク通信及びダウンリンク通信の両者に適用され、これが移動体端末のRF(無線周波数)モジュールを簡素化させることができるからである。
P2P通信モードを利用することが可能なTD−SCDMAシステムにおいては、2つの他の動作モード(従来のTD−SCDMAシステムにおいて規定されたIDLEモード及びCONNECTモード)とは別に、2つのUE間のダイレクト通信を記述するためにDIRECT(ダイレクト)モードが導入される。ダイレクトモードにおける通信リンクは、一方のUEが他方のUEに信号を送信する又は他方のUEから信号を受信するための情報の流れの方向に従って識別されるようなFOWARD(順方向)リンク(例えば、UE1からUE2へのリンク)及びBACKWARD(逆方向)リンク(例えば、UE2からUE1へのリンク)として定義することができる。P2P通信モードは既存のTD−SCDMAシステムとの組合せで構成されるので、UTRAN、P2PのUE及び同じタイムスロットに割り当てられた他の通常のUEは、順方向リンク又は逆方向リンク上で伝送される情報を傍聴することができる。即ち、UTRANから見ると、UEがUTRANと接続を有していなくても、順方向リンク及び逆方向リンクは或るアップリンクタイムスロット又はダウンリンクスロットに関連付けられていることになる(順方向リンク及び逆方向リンクは、異なる資源割り当て方法に依存して異なるアップリンクタイムスロット又はダウンリンクタイムスロットに対応し得る)。従って、P2P通信は通常の通信に対して信号干渉(妨害)を生じる。同様に、2つのP2PのUEも、P2P通信の間において自身の順方向リンク又は逆方向リンクと関連するアップリンクタイムスロット又はダウンリンクタイムスロットにおいて伝送される情報を傍聴することができる。従って、通常のリンクがP2Pリンクと同じタイムスロットを共有する場合、通常のアップリンク又はダウンリンク通信はP2Pの順方向リンク又は逆方向リンクの通信と干渉し、これはP2P可能型TDD
CDMA通信システムの性能を重大に悪化させる。
P2P可能型TDD CDMA通信システムの性能を改善するためには、P2P通信モードによりTD−SCDMA通信システムに対して発生される上記信号干渉を効果的に低減することが必要である。
先ず、P2P通信モードを導入することによりもたらされる干渉信号を以下に解析し、次いで干渉信号を如何に低減するかを説明する。以下においては簡略化のために、一方のUEが他方のUEに上記順方向リンク又は逆方向リンクを介して信号を送信するタイムスロットを送信タイムスロット(Txタイムスロット)と呼ぶ一方、当該UEが上記他方のUEから上記順方向リンク又は逆方向リンクを介して信号を受信するタイムスロットを受信タイムスロット(Rxタイムスロット)と呼ぶ。この場合、Txタイムスロット又はRxタイムスロットは、通常の通信のサブフレームにおけるアップリンクタイムスロット又はダウンリンクタイムスロットに各々関連付けられる。
1.P2Pリンクと通常のリンクとの間におけるアップリンクタイムスロットに関連する干渉
図3は、P2P可能型TD−SCDMAシステムにおけるP2Pリンクがアップリンクタイムスロットに関連付けられた場合のP2Pリンクと通常のリンクとの間の干渉を示している。図3に示されるように、UE1及びUE2はP2Pモードで動作する一方、UE3は通常のモードで動作し、UE1のTxタイムスロットはUE3のアップリンクタイムスロットに関連付けられている(即ち、UE1及びUE3が、UE2及びUTRANに対して各々信号を送信するために、同一のアップリンクタイムスロットに割り当てられている)と仮定する。S1はUE1からUE2へのダイレクトリンク(順方向リンクとされる)を介しての情報であり、S2はUE3からUTRANへのアップリンクを介してのアップリンク情報である。更に、S1及びS2は、同一のアップリンクタイムスロットではあるが、異なる拡散コードに関連付けられている。
TD−SCDMA通信システムにおいて、最も重要なフィーチャの1つはアップリンクの同期を維持することであり、これは、異なるUEの主経路からの信号の拡散コードの直交性を保証するために、異なるUEからの信号がUTRANに同時に到達しなければならないことを意味する。
通常の通信システムの場合、UTRANはCONNECTモードにおける固有のトラフィックバースト構造を介してUEのアップリンク送信タイミングを監視及び制御し、各UEに対するアップリンク同期を維持する。しかしながら、P2P通信モードに関しては、UTRANはP2Pリンクの確立手順にしか関わらず、P2Pリンクの確立の後のP2P通信手順には関わらない。従って、P2P通信の間においては、UTRANと当該2つのUEとの間には専用のチャンネルは存在しない。かくして、UTRANは、2つのP2PのUEのアップリンク同期ズレを傍聴及び推定することができるとしても、斯かる2つのP2PのUEが信号を送信するためのアップリンク同期の進みを固有のトラフィックバーストを用いることにより調整してアップリンク同期を維持することはできない。
図3を参照して、UE1及びUE3が同じアップリンクタイムスロットで信号を送信した場合、UTRANはUE1からUE2へ伝送される情報S1を傍聴することができる(UTRANにとり、S1は干渉信号I1と考えられる)。しかしながら、前述したように、UTRANとUE1との間には専用のチャンネルは存在しないので、UTRANが情報S1を傍聴しUE1の同期ズレ情報を推定することができるとしても、UTRANは通常の通信モードにおけるトラフィックバーストを使用することによりUE1の送信タイミングを調整することはできない。これは、P2Pモードで動作しているUE1がUTRANとのアップリンク同期を喪失し得ることを意味する(通常のモードで動作しているUE3は通常のモードでUTRANとのアップリンク同期を維持することができる)。即ち、I1及びS2はUTRANに非同期的に到達しそうであり、これはアップリンク同期を潜在的に悪化させ、かくしてシステム性能を劣化させるであろう。
同様に、UE1及びUE3が同一の割り当てタイムスロットにおいて信号を送信する場合、UE2はUE3からUTRANに伝送される信号S2を傍聴することができ(UE2にとり、信号S2は干渉I2と見なされる)、該干渉信号I2はUE2の信号S1の受信に対して影響を生じるので、当該P2P通信の品質を潜在的に悪化させ得る。
2.P2Pリンクと通常のリンクとの間のダウンリンクタイムスロットに関連する干渉
図4は、P2P可能型TD−SCDMAシステムにおけるP2Pリンクと通常のリンクとの間の、該P2Pリンクがダウンリンクタイムスロットに関連する場合の干渉を図示している。ここで、UE1及びUE2はP2Pモードで動作し、UE3は通常のモードで動作し、UE1のRxタイムスロットがUE3のダウンリンクタイムスロットに関連付けられている(即ち、UE1及びUE3が、UE2及びUTRANから各々信号を受信するために同一のダウンリンクタイムスロットに割り当てられている)と仮定する。S3はUE2からUE1へのダイレクトリンク(逆方向リンクとする)を介してのP2Pリンク情報であり、S4はUTRANからUE3へのダウンリンクを介してのダウンリンク情報であり、更に、S3及びS4は同一のダウンリンクタイムスロットにではあるが、異なる拡散コードで関連付けられる。
図4において、UTRANからUE3へ送信されるダウンリンク情報S4は、信号を受信するために異なる拡散コードを使用するがUE3と同一のダウンリンクタイムスロットを共用する他のUEに対して干渉を生じ得る。このような干渉は多重アクセス干渉(MAI)と呼ばれる。
図4を参照すると、UE1及びUE3が同一の割り当てダウンリンクタイムスロットにおいて信号を受信する場合、UE1はUTRANからUE3へダウンリンクを介して伝送される情報S4を傍聴することができる(UE1にとり、S4は干渉信号I4と見なされる)。そして、一般的にUTRANからの信号の送信パワーは相対的に強いので、干渉信号I4はダイレクト通信品質を重大に悪化させそうである。
同様に、UE1及びUE3が同一の割り当てダウンリンクタイムスロットにおいて信号を受信する場合、UE3もUE2からUE1へ伝送される情報S3を傍聴することができる(UE3にとって、S3は干渉信号I3と考えることができ、UE2はダウンリンクタイムスロットにおける送信情報の擬似UTRANととることができる)。そして、該干渉信号I3は、UE2の近くのUE3及び信号を受信するためにUE3と同一のタイムスロットにおける他のUEの通信品質を悪化させるであろう。
3.P2Pダイレクトリンク対間の干渉
図5は、P2P可能型TD−SCDMAシステムにおける2つのP2Pダイレクトリンク対の間の干渉を図示し、ここで、上記2つのP2Pリンク対の一方におけるUEが他方のP2Pリンク対のUEに対して信号を送信する。尚、UE1及びUE2は一方のP2Pリンク対で動作し、UE3及びUE4は他方のP2Pリンク対で動作すると仮定する。
P2Pリンク対は対称であるので、関連するタイムスロットでは、UE1からUE2への信号S5又はS6はUE3から信号を受信するUE4に対し干渉I5又はI6となる。明らかに、これら干渉もダイレクト通信品質を大きく悪化させ得る。
上述したように、P2Pリンクが従来のTD−SCDMAシステムに導入された後には、6つの可能性のある干渉信号I1、I2、I3、I4、I5及びI6が存在する。UTRANが関わるかに依存して、上記6つの干渉信号は2つのタイプに分けることができる。第1のタイプはI2、I3、I5及びI6のようなUE間の干渉を含み、第2のタイプはI1及びI4のようなUTRANが関わる干渉を含む。
P2P可能型TD−SCDMA通信システムの通信品質を保証するためには、上記6つの干渉を打ち消す効果的な方法を研究する必要がある(これは、既存の通信システムの物理レイヤ構造を変更することなく達成するのが良い)。上記6つの干渉信号のうち、第1のタイプはP2Pによりサポートされる無線範囲を効率的に制限し、知的無線資源制御方法を採用することにより低減又は打ち消すことができる一方、干渉信号I1は、2003年3月7日にコーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィにより出願された“無線通信ネットワークにおけるP2P通信のアップリンク同期維持のための方法及び装置(A Method and Apparatus for Uplink Synchronization Maintenance with P2P Communication in Wireless Communication Networks)”なる名称の特許出願第03119894.5号(出願人整理番号:CN030004)に記載されたように打ち消すことができ、該出願の開示内容は参照により本明細書に組み込まれるものとする。第2のタイプの干渉信号I4に関しては、未だ有効な解決策はない。
前述した干渉解析から、干渉信号I4は、UTRANが信号をUE3に、UE1へのダウンリンクを介してUE3と同一のダウンリンクタイムスロットにおいて送信することにより生じることが分かる。通常、UTRANの信号送信パワーは同一セル内の同一のダウンリンクタイムスロットを共用する全てのUEが、送信された信号を傍受することができるほど相対的に強く、更に、該信号は多くの他のUEの冗長情報を含む混合されたものであり、従って、I4は無視することができない。UE1において、UE1はダイレクト通信品質を保証すべく、当該干渉信号を打ち消すためにMUD(マルチユーザ検出)又はJD(ジョイント検出:joint detection)を採用しなければならない。
本発明の目的は、TDD CDMA通信システムにおいてP2P通信を、ダイレクト通信の間においてUEに対し該UEと同一のダウンリンクタイムスロットにおいて送信される通常の通信からのダウンリンク信号により発生される干渉を低減するようにサポートする方法及び装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明によるTDD CDMA通信システムにおいてP2P通信を実行するようにUEをサポートする方法は、ネットワークシステムによりダウンリンク制御チャンネルを介して伝送される信号を受信するステップと、該受信された信号に基づいてタイムスロット割当情報を獲得するステップと、ダウンリンク制御チャンネルを介して伝送される信号に基づいて、当該UEにより使用されるダウンリンクと関連付けられた特定のダウンリンクタイムスロットに割り当てられた他の活動UEの拡散コード割当情報を獲得するステップと、前記獲得されたタイムスロット割当情報及び拡散コード割当情報に基づいて、P2P通信の間において通常の通信におけるダウンリンク信号により発生される当該UEに対する干渉を低減するステップとを有する。
また、本発明によるTDD CDMA通信システムにおいてネットワークシステムにより実行される2つのUEの間のP2P通信をサポートする方法は、前記2つのUEにダウンリンク制御チャンネルを介してタイムスロット割当情報を送信するステップと、前記タイムスロット割当情報における各ダウンリンクタイムスロットに対応する拡散コード割当情報を発生するステップと、これら2つのUEに前記拡散コード割当情報を各々送信して、前記2つのUEの各々のP2P通信信号をネットワークシステムからの信号と同期させるステップとを有する。
前述したP2P可能型TD−SCDMA通信システムにおける干渉信号の解析に従い、本発明は、P2P通信におけるRxUEに対する通常のダウンリンクからの干渉信号の問題の対処に主に焦点を合わせる。
事実、TD−SCDMA通信システムのUTRANには、進んだ受信機、即ちIEEE Commun. Mag.,Oct.1996, 頁124-136にS. Moshaviにより書かれた“Multi-user Detection for DS-CDMA Communication,”なる題名の記事及びIEEE Trans. Vehicular Tech.,Vol.45, No.2, May 1996, 頁276-287にA. Kelein, G. K. Kalehにより書かれた“Zero forcing and minimum mean-square-error equalization for multiuser detection in code division multiple access channels”なる題名の記事に詳細に開示されているように、MAI干渉を打ち消すためにMUD又はJD方法を使用する受信機が広く使用されている。これら文献の開示内容は、参照により本明細書に組み込まれるものとする。しかしながら、UEの受信機においてMUD又はJDのような干渉打ち消し方法を適用するには、事前に2つの条件が満足される必要がある:
1.当該UEと同一のタイムスロットに割り当てられた全ての活動UEの拡散コード情報を獲得する;
2.ダイレクトリンクから信号を受信する場合、ダイレクトモードのUEはUTRANからの関連するダウンリンク信号との同期を維持しなければならない(当該受信機を実施化する複雑さは、信号同期によってのみ効果的に単純化することができる)。
上記2つの条件を以下に各々説明する。
1.拡散コード割当情報を如何にして得るか
例としてTD−SCDMA通信システムにおいては、全ての活動UEにより使用される拡散コードは基地局サブシステム、UTRANにより制御される。通信の間において、RF信号はフレームの形で情報を伝達する。各RFフレームは2つのサブフレームに分割され、各サブフレームは7つのタイムスロットを有している。同じタイムスロットに割り当てられた各UEは、基地局サブシステムにより割り当てられた異なる拡散コードを使用して信号を送信し又は受信する。BCCH(ブロードキャスト制御チャンネル)のようなダウンリンク制御チャンネルは、各無線フレーム又はサブフレーム内で固定の位置を有し、UEは通常モード又はP2Pモードのどちらで動作していてもダウンリンク制御チャンネルから情報を受信することができる。従って、当該UEは同一のタイムスロットを共用している全てのUEの拡散コード割当情報を、UTRANからダウンリンク制御チャンネルを介して伝送される制御情報により得ることができる。
この場合、拡散コード割当情報は2つの部分、即ち(i)各フレーム又はサブフレームにおける、各タイムスロットがアップリンク又はダウンリンクで使用されるべきかに関してのタイムスロット割当情報、及び(ii)割り当てられた各ダウンリンクタイムスロットに関連付けられた拡散コード割当情報、を含む。
本発明の実施例においては、上記タイムスロット割当情報及び拡散コード割当情報は、関連する情報を、特にはマッピングを介して対応するタイムスロット割当マップ及び拡散コード割当マップに各々記憶する。
(1)タイムスロット割当情報について
例として挙げられるTD−SCDMA通信システムにおいては、各サブフレームはTS0〜TS6と呼ぶ7個のタイムスロットを有するので、サブフレームにおける7個のタイムスロットをタイムスロット割当マップにマッピングするために、8ビットを持つオクテット(octet)を使用することができる。
この場合、1つのタイムスロットは当該オクテットにおける1つのビットに対応する。図6が示すように、TS0〜TS6は当該オクテットにおけるビット6〜ビット0に各々対応する一方、ビット7は予備となっている。ビット6〜ビット0における各ビットに対しては、当該ビットが1である場合、対応するタイムスロットはダウンリンクタイムスロットとして使用されるべきであり、0である場合はアップリンクとして使用されるべきであると仮定する。TD−SCDMAシステムにおいては、TS0は常にダウンリンクとして割り当てられ、TS1はアップリンクとして割り当てられるので、ビット6=1及びビット5=0である。
(2)割り当てられた各ダウンリンクタイムスロットに関連付けられる拡散コード割当情報について
RFフレーム又はサブフレームにおけるタイムスロットが割り当てられた後、UTRANは、それに応じて、関連する各ダウンリンクタイムスロットに関連付けされる拡散コード割当情報をサブフレームに含まれるダウンリンクタイムスロットに従って発生することができる。下記においても、TD−SCDMAが例とされる。
この通信システムにおいては、ダウンリンクタイムスロットは、異なるUEが又は1つのUEにおける異なるコードが使用するために、合計で16までの拡散コードを有することができる。従って、ダウンリンクタイムスロットにおける各拡散コードがどの様に使用されるかを表すために16ビットが必要となる。即ち、拡散コード割当情報を表すためには2つのオクテットが必要となる。上述した説明から、各サブフレームに含まれる7つのタイムスロットにおいてTS1は常にアップリンクとして使用されるので、各サブフレームにおいては最大で6個のタイムスロットがダウンリンクとして使用することができ、従って斯かる6つのタイムスロットの拡散コードがどの様に使用されるかを表すために合計で12個のオクテットが必要となる。
以下の実施例は、ダウンリンクタイムスロットに含まれる拡散コード割当情報を説明するものである。図6に示すタイムスロット割当マップにおいてビット4=0及びビット1=0、即ちTS2及びTS5がダウンリンクタイムスロットとして使用され、図7に対応する拡散コード割当マップに4つのオクテットを含める必要があると仮定する。この場合、最初の2つのオクテットはTS2における各拡散コードの割当情報に対応し、2番目の2つのオクテットはTS5におけるものに対応する。明るい背景色の部分が最初の2つのオクテットを示し、これらにおいて、ビット15〜ビット0は最大で16のUE又はコードにより使用されるべきTS2における拡散コードCode15〜Code0に関する情報に各々対応し、より深い背景色の部分は2番目の2つのオクテットを示し、これらにおいて、ビット15〜ビット0は最大で16のUE又はコードにより使用されるべきTS5における拡散コードCode15〜Code0に関する情報に各々対応する。各拡散コードに対応する上記2つのグループにおける4つのオクテットの各ビットに対して、当該拡散コードに対応するビットが1である場合、該ビットは当該拡散コードが対応するタイムスロットにおける或るUEにより使用されることを表し、当該拡散コードに対応するビットが0である場合、該ビットは当該拡散コードが対応するタイムスロットにおける如何なるUEによっても未だ割り当てられていないことを表すと、定義することができる。例えば、最初のグループの2つのオクテットのビット8及びビット0が1である一方、他のビットが全て0である場合、これは、ビット8及びビット0に対応する拡散コードのみが該最初のグループに対応するTS2において占有され、他の拡散コードは如何なるUEにも未だ割り当てられていないことを表す。
上述したように、サブフレームにおける各タイムスロットの割当情報及びサブフレームにおける各ダウンリンクタイムスロットに含まれる各拡散コードの割当情報を、タイムスロット割当マップ及び拡散コード割当マップにマッピングすることにより、UTRANは斯かるタイムスロット割当マップ及び拡散コード割当マップに含まれる情報をダウンリンク制御チャンネルを介して各UEに送信することができるので、斯かるUEはダウンリンクタイムスロットに関連付けられたタイムスロット割当情報及び拡散コード割当情報を得ることができる。
勿論、必要なら、UEは同様の方法でアップリンクタイムスロットに関連付けられたタイムスロット割当情報及び拡散コード割当情報を得ることもできる。
2.ダイレクトモードのUEがダイレクトリンクから信号を受信している場合におけるUTRANからの関連するダウンリンク信号との同期の維持
従来のTD−SCDMAシステムにおいては、UTRANにより送信されるダウンリンク混合信号は、マルチパス遅延効果が無視される場合は、UEに同期して到達しなければならない。しかしながら、P2P可能型TD−SCDMAシステムでは、P2PのUEからの有用な信号S3の伝送経路と、UTRANからの干渉信号I4の伝送経路との間には大きな差が存在するので(図4参照)、これら信号の到達時間は相当に相違し得る(即ち、ダイレクトモードのUE1がダイレクトリンクを介して信号S3を受信している場合、UTRANからのダウンリンク信号I4との同期を維持することは保証され得ない)。この場合、S3とI4とはUE1に同時には到達し得ないので、UE1がUTRANによりダウンリンク制御チャンネルを介して送信されるタイムスロット割当情報及び拡散コード割当情報を得ることができたとしても、斯かる時間非同期のために、チャンネル推定又はJD(ジョイント検出)を実施化する複雑さは大幅に増加されるであろう(もっとも、UE1において干渉信号I4を打ち消すために従来のJD方法は依然として採用することはできる)。
UE1における受信機の動作を大幅に単純化すると共にダウンリンク干渉信号I4を効果的に打ち消すためには、RxUE1における干渉信号I4とダイレクトリンク信号S3との間の同期を如何にして果たすかが、P2P通信品質を保証するための重要なステップとして生じる。
図4に示すように、有用な信号S3と干渉信号I4とがUE1に同期して到達し得ない場合、これら信号がUE1に同期して到達するには2つの方法が存在する。第1のものは、UTRANが信号I4を、該UTRANにより送信された信号I4とUE2により送信された信号S3とがUE1に同期して到達し得るように信号I4を送信するようTAを調整することである。第2のものは、UE2が信号S3を、該UE2により送信された信号S3とUTRANにより送信された信号I4とがUE1に同期して到達し得るように送信するようTAを調整することである。この場合、I4及びS3がUE1に同期して到達するようにUTRANの送信TAを調整することによって上記第1の方法を実現することは不可能である。何故なら、通常は、通信過程の間に同一のダウンリンクタイムスロットを使用する幾つかのP2Pリンク対が存在し、これが、UTRANが信号を送信する共通の送信TAを調整することのみにより、ダウンリンク干渉信号I4がP2P通信中のUEにより受信される信号(例えばS3)と同期されるのを保証することができないからである。従って、異なるダイレクトリンクから信号を受信する場合、ダイレクトモードの各UEがUTRANからの関連されたダウンリンク信号との同期を維持することができることを保証するためには、TA調整は有用な信号S3を送信するためにUE2においてなされなければならない。
上記同期手順を図8に関連して説明する前に、先に2つの問題を明確にする必要がある。
(i)通常通信モードにおいてUTRANとの同期を確立及び維持する
セルサーチフェーズ(sell search phase)の間において、各UEは先ずUTRANとのダウンリンク同期を通常の方法で確立し、UTRANとのダウンリンク同期を、サブフレームにおけるパイロットチャンネルを追跡すると共に検出されたパイロットチャンネルを自身のサブフレームにおける時間基準としてとることにより維持する。
(ii)P2P通信モードにおいて関連するダウンリンクタイムスロットとの同期を維持する
UE1とUE2とがP2Pダイレクトモードにある場合、これら間には専用チャンネルが存在し、該専用チャンネルのトラフィックバースト構造は通常のTD−SCDMA通信システムにおけるものと同一である。このことは、該P2P専用チャンネルにおける順方向リンク及び逆方向リンクのトラフィックバーストにも、出力制御情報及び同期ズレ情報が含まれていることを意味する。通常のTD−SCDMA通信システムにおいては、トラフィックバーストに含まれる同期ズレ情報はUTRANにおいてアップリンク同期を維持するために使用することができ、同様にして、ダイレクトリンクのトラフィックバーストに含まれる同期ズレ情報も、P2P通信においてダイレクトリンク信号を受信する場合に当該P2PのUEにより関連する通常のダウンリンクとの同期を維持するために使用することができる。
上記明確化から、各UEはUTRANとのダウンリンク同期を通信確立処理(セルサーチフェーズ)の初期に通常の方法で各々確立し、従って2つのUEは、P2P通信を確立する際、ダイレクトリンク信号とダウンリンク信号との間の同期を決定するために共通の時間ベンチマークを有することができることが分かる。ところで、P2P専用チャンネルのトラフィックバーストは通常のモードにおけるのと同じ同期ズレ情報を含んでいるので、当該UEは、ダイレクトリンク信号とダウンリンク信号との間の同期を保証するために、P2P確立及び通信手順の間において該同期ズレ情報を用いることにより自身の信号送信TAを設定及び調整することができる。
以下では、RxUEにおけるダイレクトリンク信号とダウンリンク信号との間の同期手順を図8及び図4に関連して説明するが、この場合において、UE1に対し有用信号S3及び干渉信号I4は同じダウンリンクタイムスロットを共用する。
先ず、UTRANを共通ベンチマークとすると、各UEが信号を受信する受信時刻とUTRANにおける共通ベンチマークとの間の時間関係は図8に示される。T0はUTRANでの関連するダウンリンクタイムスロットにおけるダウンリンク送信時刻ベンチマークであり、T1及びT2は、各々、UE1及びUE2における関連する受信時点である。UE1及びUE2は、前述したようにUTRANからのパイロットチャンネルを見付けると共に追跡することによりT1及びT2を識別することができる。期間TUTRAN-UE2(T2−T0に等しい)及びTUTRAN-UE1(T1−T0に等しい)は、各々、UTRANからUE1及びUE2までの信号伝送時間である。TUE2-UE1(T21−T2に等しい)は、UE2がT2において信号をUE1に送信し、該信号がT21においてUE1に到達するとした場合の、UE2からUE1までの信号伝送時間であり、ここで、有用信号S3と干渉信号I4とがUE1に同時に到達することができることを保証するためにT21はT1と重なり合わなければならない。
この場合、UE1はUE2により送信される各ミッドアンブル(midamble)のチャンネルインパルス応答を推定することによりTAを推定し、該推定されたTAをUE1からUE2へのトラフィックバーストに同期ズレ情報として含める。トラフィックバーストはTAを推定するために使用されるべきミッドアンブルを含んでいるので、UE1及びUE2は、これら2つのUEが両方とも移動していても何時でも信号送信TAを推定及び調整することができる。
ダイレクトリンクに対処する上述した通常のダウンリンク同期手順は下記のように要約することができる:
(1)UE1及びUE2がUTRANとのダウンリンク同期を、各々、確立及び維持
UE1及びUE2は、セルサーチの間にダウンリンク同期を確立し、パイロットチャンネルを追跡することによりダウンリンク同期を維持する(ステップ1)。
(2)UE2が自身の送信時刻を決定
UE2は、ダイレクトリンク確立手順の間において、時刻T2を関連するダウンリンクタイムスロットにおいてUE1へ信号を送信するための自身の送信時刻として設定する(ステップ2)。
(3)UE1がダイレクトリンク信号とダウンリンク信号との間の時間差を測定
ダイレクトリンク確立手順の間において、UE2によりT2において送信されたトラフィックバーストを受信する場合、UE1は該トラフィックバーストに含まれるミッドアンブル情報に従ってTUTRAN-UE2+TUE2-UE1−TUTRAN-UE1(T21−T1)なる時間差を測定し、該測定された結果をUE2に帰還情報として送信する(ステップ3)。
(4)UE2が自身の送信TAを設定
UE2はUE1からの上記帰還情報に従って自身の送信TAを設定し、このTAに従って、信号を送信するための自身の時刻を調整する(ステップ4)。
(5)UE1が同期ズレ情報を推定し、UE2に送信
UE1は、UE2からの各ミッドアンブルのチャンネルインパルス応答を評価することにより同期ズレ情報を推定し、該同期ズレ情報をUE1からUE2に送信されるべきトラフィックバーストに設定する(ステップ5)。
(6)UE2が送信TAを調整
UE2は、UE1からのトラフィックバーストに含まれる同期ズレ情報に従って自身の送信TAを調整する。
(7)ステップ5及びステップ6を繰り返す
P2P通信が終了されたかを判断する(ステップ7)。ダイレクト通信が未だ終了されていないなら、当該ダイレクトリンクがダウンリンクタイムスロットと同じタイムスロットを共用している限り、ダイレクトリンク信号S3が、関連するダウンリンク信号I4と同期されたままとなるように上記ステップ5及びステップ6は連続的に反復される。
上述したステップを介して、UE2からの有用な信号S3及びUTRANからの干渉信号I4はUE1に同時に到達することができ、かくして、ダウンリンク同期及び獲得される拡散コード割当情報により、UE1がダウンリンク干渉信号I4を打ち消して、P2P可能型TDD
CDMAシステムの性能を保証するためにMUD又はJDアルゴリズムを使用することができることを保証する。
勿論、ダイレクト通信モードの2つのUEが互いに非常に接近している場合、即ち受信時点T1及びT2が略等しい場合、ダイレクトリンク信号S3及びダウンリンク信号I4がUE1に到達する間の時間差は略無視することができる。この場合は、上述した同期手順は省略することができ、拡散コード割当情報のみが必要となる。UE1は、干渉信号I4に起因する悪影響を、JDを介して打ち消すことができる。
更に、UE2による送信TAの設定及び調整は、有用な信号S3及び干渉信号I4がUE1に同時に到達することのみは保証することができるが、図4における有用な信号S4及び干渉信号I3がUE3に同時に到達することは保証することができず、かくして、UE3の受信機は獲得された拡散コード割当情報によってはUE3において干渉信号I3により発生される影響は効果的に打ち消す(又はI3の影響を、非同期的JD方法を使用することにより複雑さの増加に基づいて打ち消す)ことはできないことに注意すべきである。幸運にも、実際の通信においては、UE3が通常の同期的JD方法を使用することによりS4から所望の情報を抽出する場合、その殆どの干渉は受信された混合信号S4からであり、当該有用な信号S4に対する干渉信号I3の影響は、この場合は無視することができる。
本発明により提案されたTD−SCDMAシステムにおけるダウンリンクタイムスロットにおいてP2P通信をサポートする上記方法は、コンピュータソフトウェアで、又はハードウェアで、又はソフトウェアとハードウェアとの組合せで実施化することができる。
発明の有益な結果
上述したように、本発明において提供されるTD−SCDMAシステムにおいてP2P通信をサポートする方法及び装置によれば、ダイレクト通信モードのUEは、ダウンリンクを介して拡散コード割当情報を獲得することができ、かくして、該UEは通常の通信における同一のタイムスロットで伝送されるダウンリンク信号により発生される干渉を、同じダウンリンクタイムスロットに割り当てられた他のUEにより使用される拡散コード割当情報を利用することにより、MUD又はJD等の方法により効果的に打ち消すことができる。
更に、本発明において提供されるTD−SCDMAシステムにおいてP2P通信をサポートする方法及び装置によれば、関連するタイムスロットにおけるダイレクトリンク信号及びダウンリンク信号を同期されたままにするために幾つかのステップが採用され、これが、拡散コード割当情報によりダウンリンク信号干渉を打ち消すための当該UEの動作を大幅に簡素化すると共に、該UEの受信機のハードウェア設定を簡略化する。
また、本発明において提供されるTD−SCDMAシステムにおいてP2P通信をサポートする方法及び装置はTD−SCDMAの実施例に関連して図示及び説明したが、当業者であれば、当該通信方法及び装置は、これらに限定されるものではなく、他のTDD
CDMAシステムにも適していると理解されるべきである。
また、当業者であれば、本発明で開示されたTD−SCDMAシステムにおいてP2P通信をサポートする方法及び装置は、添付請求項に記載された方法の趣旨及び範囲から逸脱することなしに大幅に変更することができるとも理解されるべきである。
図1は、通常の通信モードにおいて基地局の中継を介して通信する2つのUEを示す概略図である。 図2は、2つのUEの間のP2P通信モードを示す概略図である。 図3は、P2P可能型TD−SCDMAシステムにおける、通信するためにアップリンクタイムスロットを利用しているダイレクトリンクと通常のリンクとの間における干渉信号の発生を示す概略図である。 図4は、P2P可能型TD−SCDMAシステムにおける、通信するためにダウンリンクタイムスロットを利用しているダイレクトリンクと通常のリンクとの間における干渉信号の発生を示す概略図である。 図5は、P2P可能型TD−SCDMAシステムにおける2つのダイレクトリンク対の間での干渉信号の発生を示す概略図である。 図6は、本発明によるタイムスロット割当情報を示す概略図である。 図7は、本発明による拡散コード割当情報を示す概略図である。 図8は、通信するためにダウンリンクタイムスロットが利用される場合の、UTRANからのダウンリンク信号及びUE2からのダウンリンク信号をUE2及びUE1において各々受信する間の時間関係を、UTRANを時間ベンチマークとして図示する概念図である。 図9は、本発明においてダイレクトモードでのRxUEのダウンリンク同期のために実行されるべき方法を示す概略図である。

Claims (22)

  1. ユーザ装置により実行される、TDD CDMAシステムにおいて2つのユーザ装置の間のピアツーピア(P2P)通信をサポートする方法において、
    ネットワークシステムによりダウンリンク制御チャンネルを介して伝送される信号を受信するステップと、
    前記受信された信号に基づいてタイムスロット割当情報を獲得するステップと、
    前記受信された信号に基づいて、前記ユーザ装置により使用されるダイレクトリンクに関連付けられた特定のダウンリンクタイムスロットに割り当てられた他の活動ユーザ装置の拡散コード割当情報を獲得するステップと、
    前記獲得されたタイムスロット割当情報及び拡散コード割当情報に基づいて、P2P通信の間において前記他のユーザ装置に対しネットワークシステムからダウンリンクを介して伝送される信号により発生される干渉を低減するステップと、
    を有することを特徴とする通信方法。
  2. 請求項1に記載の通信方法において、前記拡散コード割当情報は、少なくとも前記ダウンリンクタイムスロットにおいて他のユーザ装置により使用されている拡散コード情報を含むことを特徴とする通信方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の通信方法において、前記干渉を低減するステップは、マルチユーザ検出(MUD)方法及びジョイント検出(JD)方法の少なくとも一方を実行するステップを含んでいることを特徴とする通信方法。
  4. 請求項3に記載の通信方法において、前記マルチユーザ検出(MUD)方法及びジョイント検出(JD)方法の少なくとも一方は、干渉を低減するために前記ダウンリンクタイムスロットにおいて他のユーザ装置により使用されている前記拡散コード情報を利用することを特徴とする通信方法。
  5. 請求項4に記載の通信方法において、
    セルサーチフェーズにおいてネットワークシステムとのダウンリンク同期を確立し、パイロットチャンネルを追跡することによりネットワークシステムとのダウンリンク同期を維持するステップ、
    を更に有し、前記ダウンリンクタイムスロットにおいて、前記ユーザ装置が前記ダイレクトリンクを介して信号を送信する場合、前記ユーザ装置によりとられるステップが、
    (i)前記ダイレクトリンクを確立する間において、前記ダウンリンクタイムスロットにおいて前記他のユーザ装置へ信号を送信する時点を、ネットワークシステムによる送信信号の受信時点に基づいて設定するステップと、
    (ii)前記ダウンリンクタイムスロットにおいて前記他のユーザ装置に対して前記設定された時点でテスト信号を送信するステップと、
    (iii)前記他のユーザ装置から帰還信号を受信するステップであって、該帰還信号は前記他のユーザ装置が前記テスト信号を受信した後に前記他のユーザ装置において前記他のユーザ装置が前記テスト信号を受信した時点と前記ネットワークシステムが信号を送信した際の受信時点とを比較することにより得られる時間差であるようなステップと、
    (iv)前記帰還信号に基づいて、前記他のユーザ装置に信号を送信するための時間進みを設定するステップと、
    (v)前記時間進みに基づいて前記ユーザ装置が前記他のユーザ装置に信号を送信する時点を調整し、これにより前記他のユーザ装置により受信されるネットワークシステムからのダウンリンクの信号が前記ユーザ装置からの前記ダイレクトリンクの信号と同期されるようにするステップと、
    を有することを特徴とする通信方法。
  6. 請求項5に記載の通信方法において、
    (iv)P2P通信信号を前記他のユーザ装置に前記調整された送信する時点で送信するステップと、
    (vii)前記他のユーザ装置から同期ズレ情報を受信するステップであって、該同期ズレ情報が前記他のユーザ装置において前記P2P通信を受信した後に該受信されたP2P通信信号に基づいて推定された同期偏差であるようなステップと、
    (viii)前記同期ズレ情報に基づいて、前記他のユーザ装置に信号を送信するための前記時間進みを調整するステップと、
    を更に含むことを特徴とする通信方法。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の通信方法において、
    P2P通信手順の間に前記ユーザ装置が前記他のユーザ装置に信号を送信する時点を前記他のユーザ装置からの同期ズレ情報に基づいて調整し、これにより前記ユーザ装置により送信されたP2P通信信号及びネットワークシステムにより送信されたダウンリンク信号が前記他のユーザ装置に同時に到達することができるようにするステップ、
    を更に含むことを特徴とする通信方法。
  8. 請求項5、6又は7に記載の通信方法において、前記ユーザ装置が前記ダウンリンクタイムスロットにおいて前記ダイレクトリンクを介して信号を受信する場合、とられるべきステップが、
    (a)前記ダイレクトリンクを確立する過程の間において前記他のユーザ装置により送信されたテスト信号を受信する場合に、前記他のユーザ装置から送信された前記テスト信号を受信する時点とネットワークシステムから送信された信号を受信する時点との間の時間差を計算し、該計算された時間差を帰還信号として前記他のユーザ装置に送信するステップ、
    を含むことを特徴とする通信方法。
  9. 請求項8に記載の通信方法において、前記ユーザ装置が前記ダウンリンクタイムスロットにおいて前記ダイレクトリンクを介して信号を受信する場合、とられるべきステップが、
    (b)前記ダイレクトリンクを確立する過程の間において、前記ユーザ装置が前記他のユーザ装置により送信されたP2P通信信号を受信した場合に該受信されたP2P通信信号に基づいて前記他のユーザ装置の同期ズレ情報を推定すると共に、該推定された同期ズレ情報を前記他のユーザ装置に送信するステップ、
    を更に含むことを特徴とする通信方法。
  10. 請求項8又は請求項9に記載の通信方法において、
    P2P通信の過程の間において、前記他のユーザ装置から受信されたP2P通信信号に基づいて該他のユーザ装置の同期ズレ情報を計算すると共に、該同期ズレ情報を前記他のユーザ装置に送信するステップ、
    を更に含むことを特徴とする通信方法。
  11. TDD CDMAシステムにおいて2つのユーザ装置の間のP2P通信をサポートする通信方法において、ネットワークシステムにより実行されるステップが、
    P2P通信を行う2つのユーザ装置にダウンリンク制御チャンネルを介してタイムスロット割当情報を送信するステップと、
    前記タイムスロット割当情報の各ダウンリンクタイムスロットに対応する拡散コード割当情報を発生するステップと、
    ダウンリンク制御チャンネルを介して前記2つのユーザ装置に前記拡散コード割当情報を各々送信し、前記2つのユーザ装置の各々により受信されるP2P通信信号をネットワークシステムからの信号と同期させるステップと、
    を有することを特徴とする通信方法。
  12. 請求項11に記載の通信方法において、前記拡散コード割当情報が少なくとも前記ダウンリンクタイムスロットにおいて他のユーザ装置により使用されている拡散コード情報を含むことを特徴とする通信方法。
  13. TDD CDMAシステムにおいてピアツーピア(P2P)通信をサポートするユーザ装置であって、
    無線信号を送信及び受信する信号送受信器と、
    ダウンリンク制御チャンネルを介して伝送される情報に基づいて、タイムスロット割当情報を獲得するタイムスロット割当情報獲得手段と、
    前記ダウンリンク制御チャンネルを介して伝送される情報に基づいて、前記ユーザ装置が該ユーザ装置と他のユーザ装置との間のダイレクトリンクを介して信号を受信する際に使用される特定のダウンリンクタイムスロットにおける他の活動ユーザ装置の拡散コード割当情報を獲得する拡散コード割当情報獲得手段と、
    P2P通信の間に前記他のユーザ装置にネットワークシステムから送信されるダウンリンク信号により発生される干渉を、前記獲得されたタイムスロット割当情報及び拡散コード割当情報に基づいて低減する干渉低減手段と、
    を有することを特徴とするユーザ装置。
  14. 請求項13に記載のユーザ装置において、前記拡散コード割当情報は、少なくとも前記ダウンリンクタイムスロットにおいて他のユーザ装置により使用されている拡散コード情報を含むことを特徴とするユーザ装置。
  15. 請求項13又は請求項14に記載のユーザ装置において、前記干渉低減手段は、干渉を低減するためにマルチユーザ検出(MUD)方法及びジョイント検出(JD)方法の少なくとも一方を実行することを特徴とするユーザ装置。
  16. 請求項15に記載のユーザ装置において、前記マルチユーザ検出(MUD)方法及びジョイント検出(JD)方法の少なくとも一方は、前記ダウンリンクタイムスロットにおいて他のユーザ装置により使用されている前記拡散コード情報を使用することにより干渉を低減することを特徴とするユーザ装置。
  17. 請求項16に記載のユーザ装置において、
    セルサーチフェーズにおいてネットワークシステムとのダウンリンク同期を確立し、パイロットチャンネルを追跡することにより前記ネットワークシステムとのダウンリンク同期を維持する同期手段と、
    前記ダイレクトリンクを確立する過程において、前記ダウンリンクタイムスロットにおいて前記他のユーザ装置へ信号を送信する時点を、前記ネットワークシステムからの送信信号の受信時点に基づいて設定する送信時点設定手段と、
    前記ダウンリンクタイムスロットにおいて前記他のユーザ装置に対して前記設定された時点でテスト信号を送信するテスト信号送信手段と、
    前記他のユーザ装置から帰還信号を受信する帰還信号受信手段であって、該帰還信号は前記他のユーザ装置が前記テスト信号を受信した後に前記他のユーザ装置において前記テスト信号を受信した時点と前記ネットワークシステムからの送信信号を受信した時点とを比較することにより得られる時間差であるような帰還信号受信手段と、
    前記他のユーザ装置に信号を送信するための時間進みを設定する時間進み設定手段と、
    前記時間進みに基づいて前記ユーザ装置が前記他のユーザ装置に信号を送信する送信時点を調整し、これにより前記他のユーザ装置により受信されるネットワークシステムからダウンリンクを介して伝送される信号が前記ユーザ装置から前記ダイレクトリンクを介して伝送される信号と同期されるようにする送信時点調整手段と、
    を更に含むことを特徴とするユーザ装置。
  18. 請求項17に記載のユーザ装置において、
    前記他のユーザ装置から同期ズレ情報を受信する同期ズレ情報受信手段であって、該同期ズレ情報は前記他のユーザ装置によりP2P通信信号を受信した後に該受信されたP2P通信信号に基づいて推定された同期偏差であるような同期ズレ情報受信手段と、
    前記同期ズレ情報に基づいて、前記他のユーザ装置に信号を送信するための時間進みを調整する同期ズレ情報に基づく送信時点調整手段と、
    を更に含むことを特徴とするユーザ装置。
  19. 請求項17又は請求項18に記載のユーザ装置において、
    前記ダイレクトリンクを確立する過程の間において、前記他のユーザ装置により送信されたテスト信号を受信した際に、該テスト信号を受信した時点とネットワークシステムから送信された信号を受信した時点との間の差を計算すると共に、該計算された差を前記他のユーザ装置に帰還信号として送信する帰還信号発生手段、
    を更に含むことを特徴とするユーザ装置。
  20. 請求項19に記載のユーザ装置において、
    当該ユーザ装置が前記他のユーザ装置により送信されたP2P通信信号を受信した際に、前記他のユーザ装置の同期ズレ情報を該P2P通信信号に基づいて推定すると共に、該推定された同期ズレ情報を前記他のユーザ装置に送信する同期ズレ情報発生手段、
    を更に含むことを特徴とするユーザ装置。
  21. TDD CDMAシステムにおいて2つのユーザ装置の間のP2P通信をサポートするネットワークシステムであって、
    ダウンリンク制御チャンネルを介して前記2つのユーザ装置にタイムスロット割当情報を送信するタイムスロット割当情報送信手段と、
    前記タイムスロット割当情報における各ダウンリンクタイムスロットに対応する拡散コード割当情報を発生する拡散コード割当情報発生手段と、
    ダウンリンク制御チャンネルを介して前記2つのユーザ装置に前記拡散コード割当情報を各々送信し、これにより前記2つのユーザ装置の各々により受信されるP2P通信信号を前記ネットワークシステムからの信号と同期させるようにする拡散コード割当情報送信手段と、
    を有することを特徴とするネットワークシステム。
  22. 請求項21に記載のネットワークシステムにおいて、前記拡散コード割当情報は、少なくとも前記ダウンリンクタイムスロットにおいて他のユーザ装置により使用されている拡散コード情報を含むことを特徴とするネットワークシステム。
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