JP2006523075A - 逆方向リンク通信の流動電力制御のためのシステムおよび方法 - Google Patents

逆方向リンク通信の流動電力制御のためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

アクセス端末の逆方向リンク通信のデータレートを判断する方法および装置は、通信システム内のアクセスネットワークから逆方向アクティビティビット(RAB)を受信することと、RABを多数のディジタルフィルタに通して、フィルタにかけられたRABを生成することとを含む。逆方向リンクデータレートは、RABのこれらのフィルタにかけられた値に基づいて判断される。フィルタにかけられたRABの値から、各レートの更新ごとに、連続流動電力レベルが判断される。アクセス端末は、物理層によって許されるディスクリートな電力レベル間でディザーすることによって、連続流動電力レベルを実際の物理的な伝送にマップする。

Description

米国特許法第119条のもとでの優先権の主張
本出願は、2003年4月11日に出願された仮出願第60/461,756号(“System and Method for Fluid Power Control of a Reverse Link Communication”)に対して優先権を主張する仮ではない出願である。
本発明は、概ね、遠隔通信の分野、とくに、無線遠隔通信システムにおけるデータ伝送の性能を向上するためのシステムおよび方法に関する。
一般の無線音声/データ通信システムでは、基地局は、受信可能領域と関係付けられている。この領域は、セクタと呼ばれる。セクタ内の移動局は、基地局へデータを送信し、基地局からデータを受信することができる。とくに、データ通信に関連して、基地局はアクセスネットワーク(またはアクセスポイント)と呼ばれ、移動局はアクセス端末と呼ばれることがある。アクセス端末は、2つ以上のアクセスネットワークと同時に通信することができ、アクセス端末が移動すると、それが通信しているアクセスネットワークの組が変わることがある。
特定のアクセスネットワークと特定のアクセス端末との通信のためのパラメータは、それらの相対的な位置と、それらによってそれぞれ送受信される信号の品質および強度に、部分的に基づく。例えば、アクセス端末がアクセスネットワークから遠くへ離れると、アクセスネットワークからアクセス端末によって受信される信号の強度は低減することになる。したがって、受信データの誤り率が増加することになる。このために、アクセスネットワークは、一般に、アクセス端末にデータを伝送するレートを低減することによって、増加した距離を補償することがある。これは、アクセス端末がアクセスネットワークの信号をより少ない誤りで受信し、復号することを可能にする。アクセス端末がアクセスネットワークにより近付くと、信号強度が増加し、より高いデータレートを使用して、アクセス端末へデータを伝送することができる。
同様に、アクセス端末がアクセスネットワークから遠くへ離れると、アクセス端末からアクセスネットワークによって受信される信号の強度は低減し、それによって潜在的に誤り率がより高くなることがある。アクセスネットワークと同様に、アクセス端末は、一般に、そのデータレートを低減して、アクセスネットワークが信号をより少ない誤りで受信できるようにすることによって、増加した距離を補償することがある。アクセス端末は、アクセスネットワークによって要求されるときに、その電力出力を増加して、誤り率を低減することもある。ここでも、アクセス端末がアクセスネットワークにより近付くと、より強い信号が、より高いデータレートを支援することができる。
1つのシステムでは、アクセス端末は、データがアクセス端末からアクセスネットワークへ伝送されるレートを判断する役割を果たす。このレートは、多数の要素に基づいて判断される。主な要素は、アクセス端末とアクセスネットワークとが通信することができる絶対最大レート、アクセス端末の許容電力出力に基づく最大レート、アクセス端末が待ち行列内にもつデータ量によって正当化される最大レート、および上昇(ramp-up)の制約に基づく許容可能な最大レートである。このシステムにおいて、これらのレートの各々は、選択されるデータレートが越えることができない困難な制限を示す。言い換えると、選択されるデータレートは、これらの4つのレートの最小値以下である。
これらのレートの最初の2つ(絶対最大レートおよび電力制限される最大レート)は、システムの物理的制約からもたらされ、アクセス端末の制御外である。第3および第4のレート(データで正当化されるレート(data-justified rate)および上昇制限されるレート(ramp-up-limited rate))は、可変であり、アクセス端末における特定の支配的条件に基づいて動的に判断される。
データで正当化されるレートは、本質的に、アクセス端末による伝送のために待ち行列に入れられるデータ量によって正当化できる最大レートである。例えば、アクセス端末が、伝送待ち行列に1000ビットをもつとき、38.4キロビット/秒(1024ビット/フレーム)のデータレートは正当化されるが、76.8キロビット/秒(2048ビット/フレーム)のより高いレートは正当化されないことがある。時間フレームを単位時間で定めてもよく、例えば、IS−856標準によって定められるcdma2000 1xEV−DOシステムでは、1時間フレームは26.666ミリ秒である。アクセス端末の伝送待ち行列内にデータがないときは、伝送レートは全く正当化されない。
急速な上昇は、他のアクセス端末によって知覚される干渉を急に増加して、その性能を劣化することがあるという事実を考慮すると、上昇制限されるレートは、許可される最大レートである。各アクセス端末の上昇が制限されると、それが引き起こす干渉のレベルは、より緩慢に変化することができ、他のアクセス端末は、動作するデータレートおよび伝送電力を容易により調節して、増加した干渉に適応することができる。データレートの低下(ramp-down)を制御するためにも、上昇制限されるレートが計算されることに注意すべきである。全体的な効果は、データレートにおける幅広いまたは急速な、あるいはこの両者の変動を最小化して、それによって、システム内のアクセスネットワークおよびアクセス端末の全体的な動作を安定化することである。
(データレートの増加および低減の両者に関して)上昇制限されるレートの変化が制御される一方で、データで正当化されるレートは制御されない。アクセス端末が、非常に高いレートを正当化するのに十分なデータを急にもつと、データで正当化されるレートが、急に増加することがある。アクセス端末がデータを切らすと、データで正当化されるレートは、急にゼロに下降することがある。上昇制限されるレートは制御されているので、データで正当化されるレートが急に増加しても、通常は問題にはならない。上述の4つのレートの最小値は、選択されるデータレートの最大値を設定するので、上昇制限されるレートは、この状況において制御してもよい。しかしながら、データで正当化されるレートは、他のデータレートよりも低いので、データで正当化されるレートが急に低減すると、実際のデータレートが下降し、このために、制御することがある(次のフレームにおけるデータ伝送のために選択されるデータレートは、4つのレートの最小値であることに注意すべきである)。
従来技術のシステムでは、アクセス端末が、伝送するデータをもっていときは、データは伝送されない。これは、もちろん直感的に分かることであり、無用なデータを伝送することによって、有用なバンド幅を無駄にすべきではないのは、常識で分かる。データレートが(例えば、ゼロに)急激に下降するのを許すことにより生じる問題の1つは、データレートが再び上昇するのに、ある程度の時間がかかることである。データレートの下降およびその後の上昇により、いくらかのデータの伝送が遅延することがある。この遅延は、データがバースト状態であるか、またはデータにディスクリートな到達処理を行なう場合に、とくに起こり易い。1つのこのようなタイプのデータは、60ないし70ミリ秒のディスクリートな間隔で伝送待ち行列に到達する500ないし1000バイトのパケットを含むことができる実時間ビデオである。また、実時間ビデオは、伝送遅延がとくに著しく、したがって受け入れられないタイプのデータの注目すべき例である。ネットワークゲーミングは、別のクラスの応用であり、ここでは、データの到達は散発的であり、データの待ち時間は重要な性能の尺度である。したがって、通信システムにおける望ましくない影響を最小化する一方で、データレートの急速な上昇に対してデータレートを適応して判断するための方法および装置が必要とされている。
流動電力レベルと呼ばれる状態変数は、各アクセス端末ごとに定められる。流動電力レベルは、セクタの負荷を考慮に入れた目的の電力レベルである連続電力レベルである。実際の伝送は、物理層によって許されるディスクリートな電力レベルで行われるが、これらのディスクリートなレベル間でディザリングすることによって、流動電力レベルに等しい平均電力レベルを実現することができる。このやり方では、各アクセス端末の現在の伝送状態は、ディスクリートなレートではなく、一般的には、連続変数によって表現される。アクセス端末が、その電力を増加して、十分に使用されていないシステム容量を利用するとき、これは、滑らかに変化する平均伝送電力を可能にする。その結果、アクセス端末は、確率的なディスクリートなジャンプではなく、簡単な決定性の電力上昇値を使用して、電力を増加して、性能の変化を低減し、システムの制御性を高める。
1つの態様では、アクセス端末の逆方向リンク通信のデータレートを判断する方法は、逆方向アクティビティビットを受信することと、逆方向アクティビティビットをディジタルフィルタに通して、フィルタにかけられた逆方向アクティビティビットを生成することと、フィルタにかけられた逆方向アクティビティビットに基づいて、連続流動電力レベルを判断することと、連続流動電力レベルに基づいて、データレートを判断することとを含む。
本発明の他の目的および長所は、次の詳細な説明を読み、添付の図面を参照するとき、明らかになるであろう。
本発明は、種々の変更および代わりの形態を受ける一方で、その特定の実施形態が、図面および次の詳細な記述に例示的に示されている。しかしながら、図面および詳細な記述は、記載されている特定の実施形態に本発明を制限することを意図していないことが分かるであろう。その代りに、この開示は、特許請求項によって定められている本発明の範囲内に含まれる全ての変更、対応、および代わりをカバーすることを意図されている。
大要、本発明は、逆方向リンクのデータ伝送レートを増加または低減することによって無線遠隔通信システムにおけるデータ伝送の性能を向上するシステムおよび方法を含む。
図1を参照すると、実施形態にしたがう無線通信システムの一部を示す図が示されている。この実施形態では、システムは、複数のアクセスネットワーク12および複数のアクセス端末14を含む。各アクセスネットワーク12は、周囲領域内のアクセス端末14と通信する。アクセス端末は、セクタ内を移動するか、または1つのアクセスネットワークと関係付けられたセクタから、別のアクセスネットワークと関係付けられた異なるセクタへ移動することができる。受信可能領域はセクタ16である。セクタは、実際には若干不規則であり、他のセクタとオーバーラップすることもあるが、図には、点線またはダッシュ線によって概ね表わされているように描かれている。明らかにするために、各アクセスネットワーク、アクセス端末、およびセクタの各1つのみが、参照番号によって識別されていることに注意すべきである。
図2を参照すると、1つの実施形態にしたがう無線通信システムの2つの隣接するセクタ内のアクセスネットワークとアクセス端末とを示すより詳細な図が示されている。このシステムでは、セクタ20は、アクセスネットワーク22といくつかのアクセス端末24とを含む。セクタ30は、アクセスネットワーク32と1つのアクセス端末34とを含む。アクセスネットワーク22および32は、データを、本明細書で順方向リンク(forward link, FL)と呼ばれるものによって、アクセス端末24および34へ伝送する。アクセス端末24および34は、データを、逆方向リンク(reverse link, RL)と呼ばれるものによって、アクセスネットワーク22および32へ逆に伝送する。
“TIA/EIA/IS-95 Mobile Station-Base Station Compatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System”(IS-95)に準拠する符号分割多元接続(code division multiple access, CDMA)システムでは、データパケットをFL上で再伝送することができる。FL伝送の技術は、1997年11月3日に出願された米国特許出願第08/963,386号(“Method and Apparatus for High Rate Packet Data Transmission”)に記載されている。例えば、データパケットは、所定数のデータ単位を含むことができ、各データ単位は連続番号によって識別される。移動局は、1つ以上のデータ単位を不正確に受信すると、否定応答(negative acknowledgement, NACK)をRL ACKチャネル上で送り、基地局からの再伝送のために、失われたデータ単位の連続番号を示すことができる。基地局は、NACKメッセージを受信して、誤って受信したデータ単位を再伝送することができる。
自動反復要求(automatic repeat request, ARQ)は、受信機が、送信機にデータを再送するように命令するプロトコルを示す。フレームの前半を復号することに成功すると、ANは、肯定応答(acknowledge, ACK)メッセージをATへ送り、ANが、フレームの前半で受信したデータを復号するのに成功したことを示すことができる。ANは、フレームの前半を復号するのに失敗すると、否定応答(negative acknowledge, NCK)メッセージをATへ送り、ANが、フレームの前半で受信したデータを復号するのに失敗したことを示すことができる。RL ARQの技術は、2002年10月24日に出願された米国特許出願第10/280,740号(“Reverse Link Automatic Repeat Request”)に記載されており、本発明の譲受人に譲渡されている。
ACKは、あるデータが正しく受信されたことを示すために伝送されるメッセージである。通常、送信者が所定の時間が経過してもACKメッセージを受信しないか、またはNAKを受信するとき、元のデータが再び送られることになる。
NAKは、例えば、データがチェックサムエラーをもつといった、あるデータが不正確に受信されたことを示すために伝送されるメッセージである。NAKを送る代わりに、ACKメッセージのみを使用し、この場合は、一定の時間が経過しても、ACKが受信されないときは、NAKとしてみなされる。本明細書で使用されているように、NAKは、NAKメッセージを受信することか、またはACKメッセージを受信しないことを指す。
1x−EVDOの物理層の伝送単位は、物理層パケットである。データは、物理層パケット内に含まれる。実施形態では、物理層パケットは、逆方向リンク上のフレームに含まれる。実施形態では、フレームは26.66ミリ秒(millisecond, ms)の継続期間をもつことができる。実施形態では、1フレームは16スロットを含むことができ、各スロットは1.66ミリ秒の継続期間をもつ。実施形態では、フレームは12スロットを含むことができる。当業者には、フレームが種々の継続期間をもってもよいことが分かるであろう。当業者には、フレームが任意の数のスロットを含むことができることが分かるであろう。
実施形態では、物理層パケットは、サブフレーム内に含まれる。実施形態では、4スロットが、1サブフレームを構成する。実施形態では、物理層は、インターレースされたデータパケットを許す。したがって、例えば、ACKが、第1のデータパケットの第1の伝送において受信されなかったときは、第1のデータパケットは第1のサブフレームにおいて、第2のデータパケットは第2のサブフレームにおいて、第3のデータパケットは第3のサブフレームにおいて、第4のデータパケットは第4のサブフレームにおいて伝送されることがある。当業者には、フレームが、任意の数のサブフレームを含むことができることが分かるであろう。フレームは、インターレースとも呼ばれることがある。
図3を参照すると、実施形態にしたがってアクセス端末の構造を示す機能ブロック図が示されている。この実施形態では、アクセス端末はプロセッサ42を含み、プロセッサ42は、送信サブシステム44および受信サブシステム46に接続されている。送信サブシステム44および受信サブシステム46は、共用アンテナ48に接続されている。プロセッサ42は、受信サブシステム46からデータを受信し、データを処理し、処理されたデータを出力装置50を介して出力する。プロセッサ42は、データ源52からもデータを受信し、送信のためにデータを処理する。次に、処理されたデータは、送信サブシステム44へ送られ、逆方向リンク上で送信される。プロセッサ42は、受信サブシステム46およびデータ源52からのデータを処理することに加えて、アクセス端末の種々のサブシステムを制御するように構成されている。とくに、プロセッサ42は、送信サブシステム44を制御する。別途記載するアクセス端末を用いた機能は、プロセッサ42において実行される。メモリ54は、プロセッサ42に接続され、プロセッサによって使用されたデータを記憶する。
1つの実施形態では、システムは、cdma2000 1xEV−DOシステムである。このシステムの主な特徴は、一般に知られているIS−856データ通信標準によって定められている。“1xEV−DO”という名称は、CDMA2000ファミリー(“1x”)への関連と、データ最適化(data optimized, “DO”)の動作のための標準の進化(evolution, “EV”)とを意味する。1xEV−DOシステムは、主として、順方向リンク上での高データスループットが望ましい無線インターネットアクセスのために最適化されている。
1xEV−DOシステムは、(ナルレートに加えて)38.4キロビット秒ないし2.4メガビット秒にわたる12個の異なる所定のデータレートの1つにおいて、順方向リンク上でデータを通信するように設計されている。これらの所定のデータレートの各々のために、(パケット継続期間、変調形式、等のような支払いを特定する)対応するデータパケット構造が定められている。実施形態では、逆方向リンク上での通信は、(ナルレートに加えて)9.6キロビット秒ないし153.6キロビット秒にわたる範囲の5つの異なるデータレートの1つにおいて行われる。ここでも、これらのデータレートの各々のために、データパケット構造が定められている。当業者には、別の実施形態では、逆方向リンクは任意の数のデータレートを支援できることが分かるであろう。
本発明は、主として、逆方向リンクに関する。1つの実施形態における逆方向リンクのデータレートは、次の表1に示されている。
Figure 2006523075
別の実施形態では、当業者には明らかであるように、より多い、またはより少ないデータレートがあってもよい。例えば、後で示される表2には、表1に示されているよりも、多くのデータレートが示されている。表2は、別の実施形態の逆方向リンク上のデータレートを示している。
既に記載したように1xEV−DOを用いたシステムは、CDMA標準上で構築される。したがって、逆方向リンク上で伝送されるデータは、符号分割多重化される。すなわち、各アクセス端末に対応するデータは、対応する符号によって識別される。各符号は、通信チャネルを定めている。したがって、アクセス端末の何れか、または全てからのデータが同時に伝送されることができ、アクセスネットワークは、符号を使用して、異なるデータ源を区別することができる。
符号分割多元接続(code division multiple access, CDMA)伝送は、干渉が制限される。言い換えると、伝送できるデータ量は、環境内に存在する干渉の量によって制限される。背景または熱雑音によって生じる特定量の干渉がある一方で、アクセス端末の伝送について主要な干渉源は、領域内の他のアクセス端末である。いくつかの他のアクセス端末があり、かつそれらがデータをほとんど伝送していないときは、干渉はほとんどなく、したがって高データレートでデータを伝送することができる。他方で、大量の全データを伝送している多くの他のアクセス端末があるときは、干渉のレベルはより高くなり、非常に低いデータレートのみを逆方向リンク伝送に使用することができる。
したがって、各アクセス端末ごとに適切なデータレートを判断する機構が与えられなければならない。一般のCDMA無線通信システムは、全アクセス端末のために小さい組のデータレートを使用する。IS−95標準にしたがって動作するシステムでは、2つの可能なデータレートの組が一般的である。音声およびデータ通信を与える特定のCDMA通信システムは、ある形式の中央制御を使用し、そのために、レートを割り当てるのに必要な情報が1つの中央位置に集められ、次に、レート割り当てが各アクセス端末へ再び伝送される。中央制御に関する問題は、1)全アクセス端末の最適レートの計算が難しく、多くの計算が必要になる可能性があること、2)アクセス端末との制御信号の送受信ための通信コストが、過大になる可能性があること、および、3)ネットワークおよびその性能の将来の需要に関する遅れおよび不確かさが考えられるとき、“最適”レートの割り当ての妥当性が疑わしいことである。
本システムが一般のシステムと異なる1つの点は、アクセス端末のデータレートの計算が、各個々のアクセス端末の担当であることである。言い換えると、それは集中されるのではなく、分散される。個々のアクセス端末の適切なデータレートは、逆方向リンクMacアルゴリズムを使用して、そのアクセス端末自体によって判断される。(“Mac”は、多元接続通信の業界用語である。)逆方向Macアルゴリズムについては、別途記載する。
個々のアクセス端末は、その逆方向リンクのデータレートを計算しているとき、当然、可能な限り高いレートを選択したいであろう。しかしながら、セクタ内には、他のアクセス端末があることがある。これらの他のアクセス端末も、可能な限り速いレートでデータを伝送することを試みるであろう。データを伝送するのに必要な電力は、データレートにほぼ比例するので、各アクセス端末のデータレートが上昇すると、伝送電力も増加するであろう。したがって、各アクセス端末の伝送は、他のアクセス端末への干渉量の増加を示すであろう。いくつかの場所では、何れのアクセス端末も、許容可能な誤り率でデータを伝送できないほど、多くの干渉があるであろう。
したがって、アクセス端末が、システム内に存在する干渉レベルについての情報をもつことが有益である。干渉レベルが比較的に低いときは、アクセス端末は、システムの全体的な性能に相当な悪影響をもたらすことなく、データレートをある程度高めることができる。しかしながら、干渉レベルが高過ぎるときは、アクセス端末のデータレートの増加は、相当な悪影響を及ぼすことがある。
したがって、1つの実施形態では、全体的な干渉レベルがアクセスネットワークによって追跡される。アクセスネットワークは、単に、全体的な干渉レベルが閾値よりも高いか、または低いかを判断するように構成される。干渉レベルが閾値よりも低いときは、低レベルのアクティビティを示し、アクセスネットワークは、逆方向アクティビティビット(reverse activity bit, RAB)を−1に設定する。当業者には、低レベルのアクティビティを表わすのに、別の値を使用できることは明らかであろう。例えば、低レベルのアクティビティを示すのに、ゼロの値を使用することができる。RABは、“ビジービット”と呼ばれることもある。干渉レベルが閾値よりも高いときは、高レベルのアクティビティを示し、アクセスネットワークは、RAB=1に設定する。当業者には、アクティビティレベルが高いことを表わすのに、別の値を使用できることは明らかであろう。次に、RABを各アクセス端末に伝えて、それらにシステムにおけるアクティビティ/干渉のレベルについて知らせる。
1つの実施形態では、各アクセス端末の逆方向リンク伝送の電力を加算し、環境内の熱、または背景、雑音のレベルによって除算することによって、全体的な干渉レベルを計算する。次に、商を閾値と比較する。商が閾値よりも大きいときは、干渉レベルは高いと考えられ、RABは1に設定される。商が閾値よりも小さいときは、干渉レベルは低いと考えられ、RABは−1に設定される。
逆方向リンクデータ通信の性能は、システムにおけるデータレートおよび干渉レベルに依存するので、適切なデータレートを計算するときに、干渉レベルを考慮することが必要である。したがって、逆方向リンクMacアルゴリズムにおけるデータレートの計算は、本発明の種々の態様にしたがって、RABの形でアクセス端末に与えられる干渉レベルを考慮に入れる。逆方向リンクMacアルゴリズムは、アクセス端末の需要およびシステムの物理的制約のような要素も考慮に入れる。これらの要素に基づいて、各アクセス端末のデータレートは、各サブフレームごとに1回計算される。
アクセス端末の逆方向リンク通信のデータレートを判断するための方法および装置は、通信システム内のアクセスポイントからRABを受信することと、RABをディジタルフィルタに通して、フィルタにかけられたRABを生成することとを含む。
実施形態では、RABは、アクセスネットワークのセクタに対応し、アクセスネットワークにおいて各スロットにおいて設定される。アクセス端末は、各スロットごとに、RABを復号する。実施形態では、RABを、短い時定数tをもつディジタルフィルタに通し、高速逆方向アクティビティビット(Quick Reverse Activity Bit, QRAB)を生成する。実施形態では、RABを、長い時定数tをもつディジタルフィルタに通し、フィルタにかけられた逆方向アクティビティビット(Filtered Reverse Activity Bit, FRAB)を生成する。QRABおよびFRABは、RABおよび時定数に関して定められる。QRABおよびFRABは、システムの電力負荷の指標を与える。QRABは、システムの短期間の負荷の指標を与える。FRABは、システムの長期間の負荷の指標を与える。
QRABは、短い時定数tでRABフィルタにかけられる。実施形態では、tは4時間スロットである。1つの実施形態では、QRABは各スロットごとに判断されるが、アクセス端末は、QRABの値が4スロットごとにアクセス端末のサブフレームの境界上に現れるときに、それらを使用する。
FRABは、長い時定数tでRABフィルタにかけられる。実施形態では、tは256時間スロットである。実施形態では、FRABは、各256スロットごとに判断される。
当業者には、フィルタにかけられる時定数と、RABフィルタにかけられる値の使用間隔とが、同じである必要がないことは明らかであるであろう。したがって、他の実施形態では、RABフィルタにかけられる値のサンプリングレートは、フィルタにかけられる時定数と無関係であってもよい。
実施形態では、逆方向リンクデータレートは、RABのフィルタにかけられた値に基づいて判断される。さらに加えて、アクセス端末内のプロセッサは、アクセス端末が、アイドルモードであるかどうかを判断し、アクセス端末がアイドルモードであるときは、RABのビジーでない状態値をディジタルフィルタに通す。これは、最近アイドルのアクセス端末に与えられた短期間の優先度になり、低レートのバースト状態の源の遅延を低減することが望ましい。
実施形態では、逆方向リンクのデータレートは、RABのフィルタの列に基づいて判断される。
図4は、RABのための2つのフィルタをもつ実施形態にしたがって、逆方向リンクMacアルゴリズムを表わすフローチャートを示している。図3の受信サブシステム46は、RABを受信する。図3のプロセッサ42は、逆方向リンクMacアルゴリズムを実行する。
逆方向リンクMacアルゴリズムは、各サブフレームnごとに実行される。逆方向リンクMacアルゴリズムは、アクセス端末上で実行され、アクティブな組内の各セクタによって同報通信されるRABに基づいて、アクセス端末による自律的なレート変更を可能にする。
ステップ402では、QRABは、アクティブな組内の全セクタiの最大のQRAB、すなわち、(max(QRABn,i))に設定され、ここで、QRABn,iはディスクリートな量であり、QRABn,i∈{−1,1}である。FRABは、全セクタiの最大のFRAB、すなわち、(max(FRABn,i))に設定され、ここで、FRABn,iは連続的な量であり、FRABn,i∈[−1,1]である。Cは、最高優先度のデータクラスを表わす最高優先度の空でない待ち行列に設定される。制御のフローは、ステップ404へ進む。
ステップ404では、QRABがビジーであるかどうかを判断する検査が行われる。QRABがビジーであるときは、制御のフローはステップ406へ進む。ステップ406では、電力レベルデルタΔΦは、ランピング値であり、式ΔΦ=−fd,cn(Φ,FRAB)に基づいて判断される。fd,cnは、その独立変数として、現在のトラヒック対パイロット(traffic-to-pilot, T2P)の電力レベルΦと長期間のセクタの負荷FRABとをとるダウン関数であり、最高優先度のデータクラスcの関数である。Φは、現在のT2Pの電力レベルのアクセス端末の連続状態の変数である。Φは、アクセス端末の現在の電力資源の割り当てであり、本明細書では、流動電力とも呼ばれる。
ステップ404においてQRABがビジーではないとき、制御のフローはステップ408へ進む。ステップ408では、アクセス端末が、最後のサブフレームにおいてデータも電力も制限されていなかったかどうか、すなわち、DatPowLimn−1=偽かを判断する検査を行う。アクセス端末がデータも電力も制限されていなかったときは、制御のフローはステップ410へ進み、そうでなければ、制御のフローはステップ412へ進む。アクセス端末が、逆方向リンク上で逆方向リンクMacアルゴリズムによって割り当てられたレートを伝送するのに必要なデータをもたないときは、アクセス端末は、データ制限される。アクセス端末が、逆方向リンク上で逆方向リンクMacアルゴリズムによって割り当てられたレートを伝送するのに必要な電力をもたないときは、アクセス端末は、電力制限される。
QRABがビジーではないステップ410では、電力レベルデルタΔΦは、式ΔΦ=fu,cn(Φ,FRAB)に基づいて判断される。fu,cnは、その独立変数として、現在のトラヒック対パイロット(T2P)の電力レベルΦと長期間のセクタの負荷FRABとをとるアップ関数であり、最高優先度のデータクラスcの関数である。
ステップ412では、電力レベルデルタΔΦは、ゼロに設定される。制御のフローは、ステップ406、410、および412からステップ414へ進む。
ステップ414では、流動電力Φは、次の式に基づいて更新される。
Φ=max((1−1/τ)Φn−1+1/ταn−1+ΔΦ,Φmin)、ここで、τはT2Pレベルフィルタの時定数であり、αn−1は最後のサブフレームの伝送されたT2Pであり、Φminはアクセス端末の最小T2Pである。実施形態では、τは、12サブフレームである。より正確に言うと、αn−1は、最後のサブフレームの実際のディスクリートなT2Pである。項(1−1/τ)Φn−1+1/ταn−1+ΔΦは、ランピング関数ΔΦの伝送電力の無限インパルス応答(Infinite Impulse Response IIR)のフィルタを含む。αは、伝送されるT2Pの電力レベルとも呼ばれる。制御のフローは、ステップ414からステップ416へ進む。
逆方向リンクMacアルゴリズムは、伝送電力の平均を流動電力レベルΦへ整合させるトークンバケットを使用する。流動電力レベルΦは、連続的であり、一方で伝送電力はディスクリートである。伝送電力は、実際のディスクリートな物理的T2Pレベルに制限される。したがって、流動電力レベルとディスクリートな伝送電力レベルとの間でマップするために、トークンバケットを使用して、物理的電力レベル間でディザーして、伝送データレートを規制する。トークンバケットは、流動電力Φで入力され、割り当てられた伝送電力によって低減される。
図5は、実施形態にしたがうトークンバケット502の概念を示す。トークンバケットレベル504は、βによって示されている。トークンバケットレベルの上限506は、βmax、すなわちトークンバケットレベルの最大値である。流動電力レベルΦ508が、トークンバケットに加えられる。伝送電力α510が、トークンバケット504から引かれる。α510は、サブフレームnのT2Pの電力割り当てであり、これは、対応するデータレートを可能にする。
トークンバケットのブロック512は、伝送パケットへのT2Pおよびデータの割り当てを表わす。すなわち、各新しいインターレース割り当てにおいて、アクセス端末は、パケット内に何ビットを入れるか、どのトラヒック対パイロット比T2Pでパケットを伝送するかを決定することができる。ボックスは、これらの2つの量が選択され、一緒にされることを示す。
ステップ416では、トークンバケットレベルβは、式β=min(βn−1+Φ,βfact(Φ)Φ,βmax)に基づいて判断される。βn−1は、最後のサブフレームのバケットレベルである。βmaxは、トークンバケットの最大サイズである。βfact(Φ)は、流動電力Φの倍数因子を示す。βfact(Φ)は、伝送電力の割り当て間で、流動電力Φをバケット内に蓄積できる量を規制する。例えば、βfact(Φ)=2は、伝送電力の割り当てが、多くとも、現在の流動電力の2倍であることを意味する。
実施形態では、Φがより大きくなると、データのバースト性はより規制されるので、βfact(Φ)はΦの減少関数である。制御のフローは、ステップ416から、ステップ418へ進む。
ステップ418では、現在のサブフレームnがパケットの連続であるかどうかを判断する検査が行われる。現在のサブフレームnが、パケットの連続であるときは、制御のフローはステップ420へ進み、さもなければ、制御のフローはステップ422へ進む。
ステップ420では、現在のサブフレームnは、パケットの連続であるので、伝送電力αは、前の値αn−3に設定される。
ステップ420では、現在のサブフレームnは、パケットの連続であるので、伝送電力αは、所与のインターレースの前の値に設定される。実施形態では、3つのインターレースで、α=αn−3である。
ステップ422では、アクセス端末は伝送電力αを、α<=βであり、かつαが、実際の物理的伝送レートおよび待ち時間の目標に対して、有効なT2Pの電力レベルであるように割り当てる。α<=βであるように、伝送電力αを割り当てることは、伝送電力αに割り当てられる電力量が、トークンバケットβに含まれる電力量よりも多くなることができないことを意味する。
多くの場合に、待ち時間の目標を満たすのに十分に高い伝送電力を割り当てることが望ましい。データは、遅延期限要件をもつこともある。このようなデータは、ある時間期間内で伝送されなければならない。このようなデータは、待ち時間の目標を満たさなければならない。待ち時間の目標を満たすために、伝送電力は、期限要件内でデータを伝送するように、十分に高くなければならない。対応するデータレートおよび終了の目標が、データが期限要件内で伝送されるのを可能にするように、電力は、伝送電力に割り当てられる。
次に示す表2は、実施形態にしたがう、効果的なスループット対ペイロードサイズ(ビット)および終了時間(スロット)のテーブルである。別の実施形態では、当業者には明らかであるように、データレートはより多くても、またはより少なくてもよい。
割り当てにおいて、アクセス端末は、4、8、12、または16スロットの終了目標に基づいて、T2Pを選択する。パケットによって予想される待ち時間は、伝送にどれくらいの時間がかかるかによって影響されるので、パケットのこの終了目標を、“待ち時間目標”とも呼ぶことができる。
Figure 2006523075
制御のフローは、ステップ420および422から、ステップ424へ進む。ステップ424では、データの使用可能性または使用可能な物理的伝送電力によって、αの選択が制限されるかどうかを判断する検査が行われる。送るデータがないときは、αは制限されるデータである。割り当てられた伝送電力αが、使用可能な物理的伝送電力よりも高いときは、アクセス端末は、使用可能な物理的伝送電力によって制限される。αの選択が、データの使用可能性または使用可能な物理的伝送電力によって制限されるときは、制御のフローはステップ426へ進み、DataPowLimnは真に設定され、そうでなければ、制御のフローは、ステップ428へ進み、DataPowLimnは偽に設定される。制御のフローは、ステップ426および428から、ステップ430へ進む。
ステップ430では、トークンバケットβは、外部への流れで更新される。割り当てられた伝送電力は、トークンバケットから引かれ、すなわち、β=β−αである。制御のフローは、ステップ430からステップ432へ進み、ここでは、逆方向リンクMacアルゴリズムが、次のサブフレームのために反復される。
処理されたデータは、送信サブシステム44へ送られ、逆方向リンク上で割り当てられた伝送電力αで送信される。
図4の逆方向リンクMacアルゴリズムは、RABのための2つのみのフィルタを使用するが、当業者には、別の実施形態では、RABのための任意の数のフィルタを使用して、連続流動電力レベルを判断できることが明らかであろう。
図6は、実施形態にしたがうQRABおよびFRABの生成のブロック図である。各セクタは、その負荷レベルを判断し、その負荷レベルを使用して、RABを設定する。RABは、更新され、各スロットごとに同報通信される。
セクタiは、無線通信チャネル604を介してRAB(RAB∈{±1})を送り、これは、アクセス端末600のRAB復調器606によって受信される。RAB復調器606は、RABを含む受信信号を復調し、対数尤度比(Log Likelihood Ratio, LLR)(−∞<LLR<∞)を出力する。実施形態では、フィルタにかける前に、LLRがマッパ608によってマップされ、フィルタの出力に1つの大きい値のバイアスをかけるのを避ける。実施形態では、双曲線正接関数がマッピングに使用される。実施形態では、双曲線正接関数は、全実数xにおいて、y=(ex/2−e−x/2)/(ex/2−e−x/2)、−1<y<yである。マッピングは、1スロットのRAB推定における、最小平均平方誤差の解である。マッパ608の出力は、各スロットごとに、IIRフィルタ610およびIIRフィルタ612へ供給される。実施形態では、IIRフィルタ610は、4スロットの短い時定数τをもつ。QRABは、614において、各サブフレームnごとにサンプリングされる。
各サブフレームにおいて、各アクセス端末は、アクティブな組内の各セクタのためのQRABの値、すなわち、各セクタのためのIIRフィルタのハードリミットされた出力を判断する。ATは、アクティブな組内の全セクタからのQRABを結合し、それにしたがって、そのデータレートを調節する。
FRABは、QRABに似たセクタの負荷の尺度であるが、セクタのRABを、より長いフィルタ時定数τをもつIIRフィルタに通すことによって得られる。実施形態では、τは256スロットである。QLABは比較的に瞬間的であるが、FRABは、より長い期間のセクタの負荷の情報を与える。
電力レベルデルタΔΦ、すなわち、上昇(ramp up)値を判断する関数は、データクラスcの優先度を考慮に入れる関数である。実施形態では、データクラスは、サービス品質(Quality of Service, QoS)のフレームワーク内のサービスクラスである。実施形態では、QoSのフレームワークは、差別サービス(Differentiated Service, DiffServ)である。実施形態は、3つのサービスクラス、すなわち(1)迅速な転送(expedited forwarding, EF)、(2)保証された転送(assured forwarding, AF)、および(3)ベストエフォート(best effort, BE)を含むが、これらに制限されない。実施形態では、これらの3つのクラスは、優先順位で処理され、ここで、EFは高い優先度をもち、AFは中間の優先度をもち、BEは低い優先度をもつ。RLMacは、3つの別々の待ち行列において、これらのサービスクラスを受信する。
電力レベルデルタΔΦ、fd,cn(Φ,FRAB)、およびfu,cn(Φ,FRAB)を判断する関数は、データクラスcによってパラメータ化される。cは、空でない待ち行列をもつアクセス端末における最高優先度のクラスである。データクラスによって関数をパラメータ化することは、アクセス端末を横切る異なるデータ流の相対優先度の特定化を可能にする。
d,cn(Φ,FRAB)、およびfu,cn(Φ,FRAB)は、cによってパラメータ化される二次元の区分的線形関数である。実施形態では、11個のT2Pの点と3個のFRABの点とが、fd,cnおよびfu,cnの各々を明らかに特定する33個の点を与える。ダウンおよびアップ関数の点は、それぞれ、D1,C、D2,C、D3,C、...、およびU1,C、U2,C、U3,C、...、として特定され、ここで、各UおよびDは、11×1のベクトルである。アクセス端末は、双一次補間を行う。最高の特定されるFRABの点は、1よりも小さくてもよく、その点において、値が飽和する。
実施形態では、fd,cn(Φ,FRAB)は、一定のΦで、FRABにおいて単調非減少する。
実施形態では、fu,cn(Φ,FRAB)は、一定のΦで、FRABにおいて単調非増加する。
実施形態では、fu,cn(Φ,FRAB)/fd,cn(Φ,FRAB)の比は、一定のFRABで、Φにおいて単調減少する。
当業者は、情報および信号が様々な異なる技術および技法の任意のものを使用して表現され得ることを理解するであろう。例えば、上記の説明の全体に渡って言及されるであろうデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの組合せによって表されてもよい。
当業者は、本明細書に開示されている実施形態に関連して説明されている様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムのステップは、電子ハードウエア、コンピュータソフトウエア、またはこの両者の組合せとして実現され得る点を理解するであろう。ハードウエアおよびソフトウエアのこの互換性を明確に説明するために、種々の例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、一般的にこれらの機能性に関して上述されている。このような機能性がハードウエアまたはソフトウエアのいずれで実行されるかは、システム全体に課される設計の制約および具体的な用途に依存する。熟練工は、特定の用途ごとに様々な方法で上記の機能性を実施し得るが、このような実現上の決定は、本発明の範囲からの逸脱を招くものとして解釈されるべきではない。
本明細書に開示されている実施形態に関連して説明されている種々の例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(digital signal processor, DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit, ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array, FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、離散ハードウエアコンポーネント、あるいは本明細書に説明されている機能を実行するように設計されているこれらの組合せで実現または実行可能である。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、代替例においては、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または状態機械であってもよい。プロセッサは、計算機の組合せとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連した1つ以上のマイクロプロセッサ、または任意の他のこのような構成としても実現されてもよい。
本明細書に開示されている実施形態に関連して説明されている方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウエアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウエアモジュールにおいて、またはこの2つの組み合わせにおいて直接に具現化され得る。ソフトウエアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野において公知の任意の他の形態の記憶媒体に常駐してもよい。例示的な記憶媒体は、プロセッサがこの記憶媒体から情報を読み取り、かつ情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替例において、記憶媒体は、プロセッサと一体であってもよい。プロセッサおよび記憶媒体はASICに常駐し得る。ASICは、ユーザ端末に常駐してもよい。代替例において、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末に別個のコンポーネントとして常駐し得る。
開示されている実施形態の上記説明は、当業者が本発明を構成かつ使用することを可能にすべく提供されている。これらの実施形態の種々の変形は当業者には容易に明らかであり、本明細書に定義されている一般的な原理は、本発明の主旨および範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用され得る。したがって、本発明は本明細書に示されている実施形態に制限されることを意図されるものではなく、本明細書に開示されている原理および新規な特徴と合致する最大の範囲に一致すべきものである。
本発明は、特定の実施形態を参照して記載されたが、実施形態は例示的であり、本発明の範囲は、これらの実施形態に制限されないことが理解されるべきである。実施形態に対する数多くの変形、変更、追加、および改良が可能である。これらの変形、変更、追加、および改良は、本出願の特許請求項内に詳しく記載された本発明の範囲内に入ると考えられる。
実施形態にしたがって動作することができる無線通信システムの一部分を示す図。 実施形態にしたがって動作することができる無線通信システムの2つの隣接するセクタ内のアクセスネットワークとアクセス端末とを示すより詳細な図。 実施形態にしたがって動作することができるアクセス端末の構造を示す機能ブロック図。 実施形態にしたがう逆方向リンクのデータレートを判断するためのフローチャート。 実施形態にしたがうトークンバケットの概念を示す図。 実施形態にしたがう高速逆方向アクティビティビット(QRAB)およびフィルタにかけられた逆方向アクティビティビット(FRAB)の生成についてのブロック図。
符号の説明
20,30・・・セクタ、502・・・トークンバケット、504・・・トークンバケットレベル、506・・・トークンバケットレベルの上限、508・・・流動電力レベル、510・・・伝送電力、512・・・ブロック。

Claims (22)

  1. アクセス端末の逆方向リンク通信のデータレートを判断する方法であって、
    逆方向アクティビティビットを受信することと、
    前記逆方向アクティビティビットを第1のディジタルフィルタに通して、フィルタにかけられた逆方向アクティビティビットを生成することと、
    前記フィルタにかけられた逆方向アクティビティビットに基づいて、連続流動電力レベルを判断することと、
    前記連続流動電力レベルに基づいて、データレートを判断することとを含む方法。
  2. 前記データレートが、トラヒック対パイロットの電力レベルとビット割り当てとに基づいて判断され、前記トラヒック対パイロットの電力レベルと前記ビット割り当てとが、前記連続流動電力レベルに基づいて判断される請求項1記載の方法。
  3. 前記逆方向アクティビティビットが、各時間スロットごとに受信される請求項1記載の方法。
  4. 前記第1のディジタルフィルタが、通信システムの短期間の電力負荷を反映する短い時定数をもつ請求項1記載の方法。
  5. 前記第1のディジタルフィルタが、通信システムの長期間の電力負荷を反映する長い時定数をもつ請求項1記載の方法。
  6. 前記データレートでデータを伝送することをさらに含み、前記データレートが、前記連続流動電力レベルをディスクリートな電力レベルにマップすることによって判断される請求項1記載の方法。
  7. ある時間期間におけるディスクリートな電力レベルの平均が、前記時間期間における流動電力レベルの平均に近付くように、前記連続流動電力レベルを前記ディスクリートな電力レベルにマップする請求項6記載の方法。
  8. 前記逆方向アクティビティビットを第2のディジタルフィルタへ通して、第2のフィルタにかけられた逆方向アクティビティビットを生成することをさらに含み、前記連続流動電力レベルが、前記第2のフィルタにかけられた逆方向アクティビティビットにも基づく請求項1記載の方法。
  9. 前記第1のディジタルフィルタが、通信システムの短期間の電力負荷を反映する短い時定数をもち、前記第2のディジタルフィルタが、前記通信システムの長期間の電力負荷を反映する長い時定数をもつ請求項8記載の方法。
  10. 前記連続流動電力レベルが、前記第2のフィルタにかけられた逆方向アクティビティビットによってパラメータ化される関数に基づいて判断される請求項9記載の方法。
  11. 前記第1のフィルタにかけられた逆方向アクティビティビットが、前記通信システムのビジーの短期間の電力負荷を示すとき、前記連続流動電力レベルが、前記第2のフィルタにかけられた逆方向アクティビティビットによってパラメータ化されるダウン関数に基づいて判断される請求項9記載の方法。
  12. 前記ダウン関数が、前の連続流動電力レベルによってもパラメータ化される請求項11記載の方法。
  13. 前記第1のフィルタにかけられた逆方向アクティビティビットが、前記通信システムのビジーの短期間の電力負荷を示さず、かつデータおよび電力が制限されていないとき、前記連続流動電力レベルが、前記第2のフィルタにかけられた逆方向アクティビティビットによってパラメータ化されるアップ関数に基づいて判断される請求項9記載の方法。
  14. 前記アップ関数が、前の連続流動電力レベルによってもパラメータ化される請求項13記載の方法。
  15. 前記データレートでデータを伝送することをさらに含み、前記データレートが、前記連続流動電力レベルをディスクリートな電力レベルにマップすることによって判断される請求項9記載の方法。
  16. トークンバケットを使用することによって、ある時間期間におけるディスクリートな電力レベルの平均が、前記時間期間における前記流動電力レベルの平均に近付くように、前記連続流動電力レベルを前記ディスクリートな電力レベルにマップする請求項15記載の方法。
  17. トークンバケットを使用して、前記連続流動電力レベルをディスクリートな電力レベルにマップし、前記連続流動電力レベルを前記トークンバケットに加え、マップされたディスクリートな電力レベルを前記トークンバケットから引く請求項15記載の方法。
  18. 前記マップされたディスクリートな電力レベルが、前記トークンバケットに加えられる前記連続電力レベルの累積量を超えない請求項17記載の方法。
  19. 前記トークンバケットに加算される前記連続電力レベルの累積量が、トークンバケットレベルの最大値を越えない請求項17記載の方法。
  20. アクセス端末の逆方向リンク通信のデータレートを判断する装置であって、
    逆方向アクティビティビットを受信する手段と、
    逆方向アクティビティビットをディジタルフィルタに通して、フィルタにかけられた逆方向アクティビティビットを生成する手段と、
    前記フィルタにかけられた逆方向アクティビティビットに基づいて連続流動電力レベルを判断する手段と、
    前記連続流動電力レベルに基づいてデータレートを判断する手段とを含む装置。
  21. アクセス端末の逆方向リンク通信のデータレートを判断する装置であって、
    逆方向アクティビティビットを受信する受信サブシステムと、
    前記逆方向アクティビティビットにディジタルフィルタをかけて、フィルタにかけられた逆方向アクティビティビットを生成し、前記フィルタにかけられた逆方向アクティビティビットに基づいて連続流動電力レベルを判断し、前記連続流動電力レベルに基づいてデータレートを判断するプロセッサとを含む装置。
  22. データレートを判断する方法を具現するコンピュータ読み出し可能媒体であって、方法が、
    逆方向アクティビティビットを受信することと、
    逆方向アクティビティビットをディジタルフィルタに通して、フィルタにかけられた逆方向アクティビティビットを生成することと、
    前記フィルタにかけられた逆方向アクティビティビットに基づいて連続流動電力レベルを判断することと、
    前記連続流動電力レベルに基づいてデータレートを判断することとを含むコンピュータ読み出し可能媒体。
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