JP2006522525A - 2つの電力検出器による自動利得制御 - Google Patents

2つの電力検出器による自動利得制御 Download PDF

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Abstract

受信機(100)は入力信号の検出された電力レベルに基づいて全体的な利得を調整する。受信機は入力信号のダイナミックレンジの範囲内の異なる検出レンジで動作する2台の検出器(D1,D2)を用いて構築される。入力信号の実際の電力レベルが分解能レンジの一方の範囲内に入るならば、自動利得制御は受信機の利得を対応する利得値に調整する。さもなければ、2台の検出器の一方の分解能レンジはシフトされ、最終的には電力レベルが含まれるダイナミックレンジの部分をカバーするため縮小される。受信機の利得はその後に一時的に調整され、新たな測定が新しい分解能レンジを使用する検出器だけによって実行される。AGCはその後に、修正された検出器によって行われる測定に基づいて再調整される。

Description

本発明は一般に、ワイヤレス通信システムとWLANトランシーバおよび受信機における自動利得制御の分野に関する。本発明はより具体的には2つの並列した電力レベル検出器を使用する自動利得制御の新しい方式に関する。
通信装置は、ワイヤレス媒体を介して信号を送信するときの電力を調節する必要があり、ワイヤレス媒体による伝送は非一貫性かつ予測不能であるため、通信装置は内部回路をこの入力信号の特性に適合させるために入力信号の電力レベルをも決定しなければならない。電力レベルの決定は、入力信号に含まれるデータを効率的に後で検出し処理することを確実にするために、装置が受信システムの全体的な利得を制御し調整することを可能にさせる。このために、多数の解決策が、デジタル領域への変換および受信機のベースバンド部へのさらなる送信の前に、入力信号が減衰または増幅されるように、受信機のRF部の利得を調整するために検討されている。従来型のデジタル・アナログ変換器(DAC)は、動作レンジが制限され、これらのレンジの外側にデジタル化誤差を生じさせる場合がある。たとえば、受信信号が非常に弱い場合、DACで使用される量子化レベルはアナログ信号値を正確に表現するためには高すぎる。同じように、入力信号が非常に強い場合、DACの量子化幅は入力信号の上部の切捨てを生じる。したがって、自動利得制御は、入力信号がDACに到達したときに、調整された信号がDACの量子化ウィンドウによりよく適合し、またシステムの信号対雑音比を最適化するように、入力信号の強度を調整することを可能にする。
したがって、上記の問題点を考慮して、信号の受信時にその電力レベルに基づいて通信システム全体の利得を、適時に、調整するシステムおよび方法が必要である。
発明者は、検出スキームは2つの電力レベル検出器を用いて設計され、その分解能レンジおよび受信機回路内での位置が入力信号の電力レベルの信頼できる高速検出を可能にさせることに気付いた。発明者は、したがって、入力信号を受信する入力を具備する装置を提案した。入力信号は直列に置かれた第1および第2の増幅段を通過する。第1の検出器は第1の増幅段の出力に接続され、電力レベルが第1の検出器の第1の分解能レンジの範囲内である場合に、入力信号の電力レベルの測定を行うように構成される。同様に、第2の電力検出器は第2の増幅段の出力に置かれ、第2の検出器の第2の分解能レンジの範囲内に入る場合に限り、入力信号の電力レベルを測定する能力を有する。電力レベルが第1および第2の検出器の両方の分解能レンジに入るならば、制御ユニットは2つの検出器の一方の分解能レンジを新しい分解能レンジへ修正し、ならびに、システム全体の利得、すなわち、第1の増幅段および第2の増幅段のそれぞれの利得は、新しい分解能レンジに含まれる電力値に関連した既知の利得値へ調整される。システムの利得が既知の値に設定されると、変更された分解能レンジを有する検出器は、入力信号の電力レベルの近似測定を行い、第1および第2の増幅段の利得は、近似測定された電力レベルと関連したそれぞれの第2の利得値へさらに調整される。
本発明の電力検出器は、電力レベルが所定の分解能レンジの範囲内に入るならば、入力信号の電力レベルを検出し測定する。実際には電力レベルが分解能レンジを上回るならば、検出器は飽和状態になり、検出器が信号を検出しても電力測定は行われない。入力信号がその電力レベルが分解能レンジの下限よりも低いという意味で非常に弱いならば、検出器は電力レベルを測定することはできず、その信号を検出することさえできない。したがって、分解能レンジは、入力信号のダイナミックレンジの部分をカバーするように選択され、検出器のそれぞれの出力の読み出しはその信号がダイナミックレンジ内のどこにあるかを示す。本発明の一実施形態において、第1の分解能レンジと第2の分解能レンジとは重複せず、第1の分解能レンジは第2の分解能レンジよりも大きく、すなわち、第1の検出器は第2の検出器よりも電力レベルが高い信号を検出する。入力信号が二つの分解能レンジの一方に位置することが決定されるならば、対応する検出器が電力レベルを与え、それにしたがって、システムの第1および第2の増幅段の利得は測定された電力レベルに関連したそれぞれの既知の利得値へ調整される。
2つの検出器がどちらも電力レベルを測定しない場合、コントローラは、その入力信号の電力の測定をダイナミックレンジの制限された部分へさらに絞り込む。確かに、第1および第2の検出器のそれぞれの出力を読み出すことにより、コントローラは電力値が分解能レンジに対してどの位置にあるか、すなわち、第1の分解能レンジの上値よりも大きいか、二つの分解能レンジの間にあるか、または、第2の分解能レンジの下値よりも小さいかをさらに推論する。次に、本発明のさらなるステップにおいて、コントローラは、第1および第2の増幅段の利得を、測定が絞り込まれたセグメント内に位置している電力レベルと関連した既知の値へ一時的に調整する。コントローラは2つの検出器の一方、好ましくは、信号の電力レベルが存在するダイナミックレンジの部分と重なり合う可能性がある新しい分解能レンジで動作する第2の検出器のセットアップをさらに変更する。この新しい分解能レンジは、その後、第2の検出器が電力レベルの測定を行うことを可能にする。次に、第1および第2の増幅段のそれぞれの利得は測定された電力レベルと関連した利得値へ調整される。第2の検出器が依然として電力レベルの測定を行う能力がない場合、その分解能レンジはさらに適合され、新たな測定が実行される。代替的に、第1および第2の増幅段は入力信号の電力レベルの近似値と関連した利得値に設定される。
本発明の一実施形態において、入力信号の電力レベルが所与の閾値より低いことが検出されたならば、アンテナダイバーシティが使用され、より強い電力値を与えるアンテナが入力信号の受信のために使用される。
本発明は、一例として、本発明の例示的な実施形態に関する添付図面を参照して、さらに詳細に説明される。
全ての図面を通じて、同じ参照符号は類似または一致した特徴もしくは機能を示す。
図1は本発明のトランシーバシステムの受信機100のブロック図を表し、その中で受信経路だけが示されている。受信機100は、RF部とデジタル・アナログ変換器116および128とを具備し、デジタル・アナログ変換器116および128は図示されていないベースバンド部を伴う。ベースバンド部のハードウェア設計およびソフトウェア実施は当業者に周知である。受信機100の設計はここに提示された設計に限定されることなく、ここで使用された構造要素以外の代替的な構造要素を備えた実施形態も同様に本発明の範囲に含まれることにも注意すべきである。
入力無線周波数信号Sinは、アンテナ102および低雑音無線周波増幅器(LNA)104を含む受信機100の先端(ヘッドエンド)で最初に受信される。LNA104は入力信号Sinを増幅し、結果として得られる増幅された入力信号は、次に、同相信号を生成するためにミキサ106内で局部発振器信号と混合することにより、並びに、直交成分を生成するためにミキサ118内で90度シフトされた同じ発振器信号と混合することにより、同相成分および直交成分に分離される。直交成分は同相成分に対して90度位相がずれている。同相および直交の両成分は、DAC116および128によってデジタル領域へ変換される前に、フィルタ108および120のペアと、ACカップリング110,122の第1のペアと、可変利得増幅器(VGA)112,124のペアと、ACカップリング114,126の第2のペアとを通過する。
本発明の例示的な実施形態では、入力RF信号Sinは、IEEE802.11aおよびbの物理層仕様に規定されているように、2.4GHzもしくは5GHzの周波数帯に存在する。本発明は、入力RF信号Sinが高ダイナミックレンジ、たとえば、100dBm、−95dBmから5dBmまでを示し、信号Sinが引き続いてどのように処理されるかに影響を与えるという前提に基づいている。確かに、DAC116および128は制限されたダイナミックレンジに限られ、それぞれの電力検出レンジの範囲外にある入力信号を正確に処理できない。したがって、DAC116または128へ供給される信号が弱過ぎる、または、強過ぎる場合、DAC116および128の量子化ステップはデジタル領域におけるその信号の正確な表現を可能にしなくてもよい。したがって、入力RF信号Sinの電力レベルPinを決定するための検出スキームの必要性が大きい。決定された電力レベルPinに基づいて、受信経路の特性はDAC116および128へ供給される信号の電力レベルを正確に調整するために設定され得る。この目的のため、受信機100は、入力RF信号Sinの測定された電力レベルPinに基づいてシステム100の全体的な利得を制御する自動利得制御AGCおよびコントロール130を具備する。LNA104、VGA112,114、フィルタ108,120、並びに、ACカップリング110,114,122および126は制御可能であり、それぞれの利得および可能であればその他の特性は、以下で明らかにされるように、希望値に設定される。ACGは、要素104,108−114および120−126のそれぞれの利得を個別に所定の値へ設定することにより、受信機100の全体的な利得を調整する。
受信機100はACカップリング110および122に結合された第1の検出器D1を具備し、それは、電力Pinが検出器D1の第1の分解能レンジの範囲内に入る場合に限り入力RF信号Sinの電力レベルPinを測定する。システム100はACカップリング114および126に結合された第2の検出器D2をさらに具備し、電力Pinが検出器D2の第2の分解能レンジの範囲内に入る場合に限り入力RF信号Sinの電力レベルPinを測定する。図2は、本発明の電力レベル検出器の出力特性の一実施例、たとえば、技術的によく知られた受信信号強度表示を表す。図2は、検出器の入力へ供給された信号の電力レベルPに基づいて検出器の出力電圧Vを表す。分解能レンジの下限PLの前では、検出器は入力信号を検出せず、出力電圧Vは比較的低く、実質的に一定値VL、可能であれば零である。検出器の状態は、PLよりも低い電力レベルの信号が入力へ供給されたとき、すなわち、検出器が信号を検出しないときには変化しない。入力信号の電力レベルPが分解能レンジ[PL;PH]の範囲内にあるとき、検出器は電力レベルに直線的に比例する出力電圧を生成し、そのような場合には、入力信号の電力レベルPが測定され得る。分解能レンジの上限PHを上回ると、検出器は飽和モードで動作し、比較的高い、実質的に一定値VLを与える。検出器はPHよりも高い電力レベルPの入力信号を検出するが、このような検出器は、PLよりも低く、PHよりも高い電力レベルPを有する入力信号の電力レベルを測定できない。
図3は、入力RF信号Sinのダイナミックレンジと、検出器D1およびD2のそれぞれの分解能レンジとを表す。検出器D1およびD2の分解能レンジは、ここでは、検出器D1およびD2へ供給されたそれぞれの入力信号の電力レベルの値ではなく、入力信号Sinの電力レベルPinの値に関して与えられる。本実施形態では、検出器D1およびD2の分解能レンジは重複せず、検出器D2の分解能レンジは検出器D1の分解能レンジよりも低い。検出器D1は[−52dBm;−25dBm]の分解能レンジを有し、検出器D2は[−86dBm;−60dBm]の分解能レンジを有し、RF信号Sinのダイナミックレンジは[−95dBm;5dBm]である。数値は本発明の例示的な実施形態を説明することのみのためにここに示され、本発明の範囲を限定するために使用されるべきではない。
両方の検出器D1およびD2は図2を参照して説明されたように動作する。したがって、信号Sinの電力レベルPinが−25dBmよりも高いならば、すなわち、ゾーンZ1に入るならば、両方の検出器D1およびD2は飽和する。電力Pinが[−50dBm;−25dBm]の範囲内、すなわち、ゾーンZ2に入るならば、検出器D1は電力Pinを測定し、検出器D2は飽和する。電力Pinが[−60dBm,−50dBm]の範囲内、すなわち、ゾーンZ3に入るならば、検出器D1は信号Sinを検出せず、検出器D2は飽和する。電力Pinが[−80dBm;−60dBm]の範囲内、すなわち、ゾーンZ4に入るならば、検出器D1は信号Sinを検出せず、検出器D2は電力Pinを測定する。電力Pinが[−95dBm;−86dBm]の範囲内、すなわち、ゾーン5に入るならば、検出器D1およびD2はどちらも信号Sinを検出しない。
上記のように、AGCは、入力信号Sinの測定された電力レベルPinに基づいて受信機100の個別の要素の利得を調整する。電力Pinは、図4に示された例示的なアルゴリズムのような状態マシーンアルゴリズムに従って測定される。状態マシーンはAGCもしくはコントロール130に収容されるか、あるいは、代替的に通信システムのベースバンド部のデジタルコントローラに収容される。本実施形態では、状態マシーンはコントロール130で実行される。
状態マシーンは、以下に示す通り、入力ワイヤレス信号Sinの電力測定、および、受信機100の利得の調整を可能にする。IEEE802.11は、シグナリングシーケンスおよびデータを伴うプリアンブルを含む予め指定されたフォーマットを使用する通信信号の伝送を規定する。受信機100の利得調整は、プリアンブルの受信中に実行されるので、受信機100は、信号Sinに含まれる後続のシグナリングシーケンスおよびデータを受信し解釈するために、適時に正確にセットアップされる。利得設定は、その結果、時間的にクリティカルであり、本発明は、電力レベルPinに基づいて受信機100の利得を高速に設定する方法を提供する。
第1のステップ410において、コントロール130はAGCをデフォルトセットアップにリセットする。AGCがリセットされたとき、AGCはシステム100の全体的な利得を所定の初期値に設定し、LNA104、フィルタ108,120、ACカップリング110,122,114,126の個々の利得も同様にそれぞれの所定の初期値にリセットされる。次に、第2のステップ420において、コントロール130はPinがゾーンZ2に入るかどうかを決定する。このため、コントロール130は検出器D1の出力を読み出す。電力PinがZ2に入るならば、検出器D1はステップ460において電力Pinの測定を行い、それに従って、ステップ470において、コントロール130はシステム100の全体的な利得を調整するためにAGCを制御する。AGCは、入力信号Sinの電力レベルPinの様々な値に対する要素108−114,120−126の個別の利得を示すルックアップテーブルを具備してもよい。代替的に、AGCは、測定された電力レベルPinに基づいて要素108−114および120−126のそれぞれの利得を決定するために、予め記憶されたアルゴリズムを実行してもよい。
電力PinがゾーンZ2に含まれないならば、コントロールは、ステップ430において、検出器D2の出力の読み出しから電力PinがゾーンZ4に位置するかどうかを決定する。検出器D2がステップ460において電力Pinの測定を行うならば、すなわち、電力Pinが検出器D2の分解能レンジの範囲内に入るならば、コントロール130は電力値PinをAGCへ送信し、電力Pinに応じて、AGCは、上記のようにステップ470において、要素110−114,120−126の個々の利得を調整することにより全体的な利得を調整する。
電力PinがゾーンZ2にもZ4にもない場合、コントロール130は、検出器D1およびD2のそれぞれの出力と状態、すなわち、飽和状態または非検出状態を読み出すことにより、電力PinがゾーンZ1、Z3またはZ5のどこに位置するかを決定する。電力PinがゾーンZ1、Z3またはZ5のどこに位置するかがコントロール130によって決定されると、コントロール130は、検出器D2が信号Sinを検出することができるように検出器D2のセッティングを変更する。たとえば、コントロール130は、電力Pinが存在するダイナミックレンジZ1、Z3またはZ5と重なり合うように、検出器D2の分解能レンジをシフトし、縮小または拡大する。検出器D2の新しい分解能レンジはダイナミックレンジのゾーンZ1、Z3もしくはZ5の全体、または、その一部をカバーし得る。
たとえば、コントロール130が、信号Sinは−86dBmよりも低い電力レベルPinを有する、すなわち、PinがゾーンZ5に含まれると決定した場合、コントロール130は検出器D2の分解能レンジを新しい値へ調整し、新しい分解能レンジ、たとえば、本実施形態におけるゾーンZ7が、今度はゾーンZ5の一部をカバーする。コントロール130はまた検出器D2の検出分解能を増大し、それによって、最終的な電力測定の精度を上げてもよい。たとえば、調整前に、検出器D2は±2dBの分解能で動作し、調整後に、検出器D2は±1dBの分解能で動作してもよい。
ステップ480において、AGCは、受信機100の要素の全体的な利得を、ゾーン5内、または、新しい分解能レンジであるゾーン7に位置し、コントロール130によって選択された電力レベルと関連した値に一時的に設定する。コントロール130は、たとえば、ゾーン5の中間で電力レベルを自由に選択することができ、すなわち、コントロール130は、記憶された計算もしくは実験結果を使用して電力レベルを計算する。受信機100の利得を新しい値に一時的に設定する目的は、受信機がステップ410で設定された初期値よりも最終的な利得に近い利得へ受信機100を調整することである。
AGCがシステム100の全体的な利得を調整すると、コントロール130は電力Pinを測定する。このため、コントロール130は検出器D2の出力を読み出し、図2を参照して説明されたように、それから電力PinがゾーンZ6、Z8またはゾーンZ7に位置するかどうかを決定する。電力PinがゾーンZ7に入ることが決定された場合、コントロール130は検出器D2の出力で電力Pinを読み出し、AGCはシステム100の利得を測定された電力値Pinと関連した既知の値へ調整する。電力PinがゾーンZ6またはゾーンZ8のどちらかにある場合、コントロール130はステップ450および480を繰り返し、ゾーンZ6またはZ8をカバーするために検出器D2の分解能レンジを再度修正してもよい。代替的に、AGCはさらなる計算を用いることなく受信機100の利得を最適な利得値へ調整してもよい。たとえば、コントロール130が電力PinはゾーンZ6にあると決定した場合、AGCは受信機100の全体的な利得を、ゾーン6の電力値に対して最適であるとみなされる記憶された利得値または計算利得値へ調整してもよい。
本発明の別の実施形態では、上記の電力測定スキームはアンテナダイバーシティと組み合わされる。受信機100は、この場合、異なる特性を持つ少なくとも2つのアンテナを備える。たとえば、アンテナの特性は、アンテナの一方が他方のアンテナよりも特有の入力信号Sinをより良好に受信し、逆に、他方のアンテナが種々の送信および受信条件に対してより良好な受信を行うような特性を有する。本実施形態では、コントロール130はステップ410−440に記載されるような電力Pinの電力測定を実行し、コントローラ130が電力Pinは所定の閾値よりも低いと決定した場合、コントロール130は以下に説明されるようなアンテナダイバーシティを適用する。2つの検出器D1またはD2の一方が閾値よりも低い電力Pinの測定を行った場合、受信機100は他方のアンテナへ切り替わり、新たな電力測定が行われる。新たな測定が第1のアンテナを用いて最初に測定された電力値よりも低い電力値をもたらすならば、受信機100は元通りに第1のアンテナへ切り替わる。AGCは受信機100の利得を最初の測定電力値Pinに関連した値へさらに調整する。第2のアンテナを用いる新たな測定が第1のアンテナを用いて測定された電力値よりも強い値を生じるならば、受信機100はもとの第1のアンテナへ切り替わることがなく、AGCは受信機100の利得を新たに測定された値に関連した値へ調整する。
代替的に、検出器D1およびD2のどちらも電力値Pinの正確な測定を行わないが、電力Pinがゾーン5に位置することをコントロール130が決定した場合、受信機100は第2のアンテナへ切り替わり、状態マシーンのステップ410−440の測定を繰り返してもよい。検出器D1またはD2のいずれかが電力Pinを測定する能力を備えているならば、受信機100はもとの第1のアンテナへ切り替わらず、第2のアンテナを用いて動作する。代替的に、受信機100がアンテナダイバーシティを適用し、第2のアンテナへ切り替わる前に、コントローラ130は電力Pinのより正確な測定を行い、次に受信機100を第2のアンテナへ切り替えさせてもよい。新たな測定が次に第2のアンテナを使用して実行され、最も強い電力を測定したアンテナが使用され、それに応じて利得が調整される。
本発明のシステムのブロック図である。 本発明の検出器の例示的な特性を説明する図である。 入力信号の例示的なダイナミックレンジを表す図である。 本発明の一実施形態による検出スキームの状態図のフローチャートである。

Claims (9)

  1. 高ダイナミックレンジを有する入力信号を受信する入力と、
    前記入力信号を増幅する第1の増幅構成と、
    前記入力信号の電力レベルが第1の分解能レンジの範囲内に入るならば、前記第1の増幅構成を通過した後に前記入力信号の前記電力レベルを決定するために構成された第1の検出器と、
    前記第1の増幅構成に接続された第2の増幅構成と、
    前記入力信号の前記電力レベルが前記第1の分解能レンジよりも低い第2の分解能レンジの範囲内に入るならば、前記入力信号が前記第2の増幅構成をさらに通過した後に前記入力信号の前記電力レベルを決定するために構成された第2の検出器と、
    前記第1の検出器または前記第2の検出器によって決定された前記電力レベルに基づき、かつ、前記第1の検出器および前記第2の検出器のそれぞれの出力状態にさらに基づいて、前記第1の増幅構成および前記第2の増幅構成のそれぞれの利得を制御する利得制御ユニットとを具備する装置。
  2. 前記第1の分解能レンジおよび前記第2の分解能レンジが重複しない、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1の検出器および前記第2の検出器のそれぞれの出力からの前記電力レベルを含む前記ダイナミックレンジの一部を決定し、前記一部と重なる新しい分解能レンジで動作するように前記2つの検出器の一方のセッティングを変更するコントローラをさらに具備し、
    前記一部が前記第1の分解能レンジおよび前記第2の分解能レンジに含まれないとき、前記コントローラが前記新しい分解能レンジで動作する前記検出器からの前記入力信号の前記電力レベルを決定する前に、前記利得制御ユニットは前記第1の増幅構成および前記第2の増幅構成のそれぞれの利得をさらに調整する、請求項1に記載の装置。
  4. 前記電力レベルが前記第1の分解能レンジの下限値と前記第2の分解能レンジの上限値との間にあるならば、前記利得制御ユニットは前記第1の増幅構成および前記第2の増幅構成の利得を前記上限値と前記下限値との間に位置する選択された電力値に関連したそれぞれ既知の利得値へ調整する、請求項3に記載の装置。
  5. 前記入力信号の前記電力レベルが前記第2の分解能レンジの下限値を下回るならば、前記利得制御ユニットは前記第1の増幅構成および前記第2の増幅構成の利得を前記第2の分解能レンジの前記下限値よりも低い電力値に関連したそれぞれ既知の利得値へ調整する、請求項3に記載の装置。
  6. 前記入力信号の前記電力レベルが前記第1の分解能レンジの上限値を上回るならば、前記利得制御ユニットは前記第1の増幅構成および前記第2の増幅構成の利得を前記第1の分解能レンジの前記上限値よりも高い電力値に関連したそれぞれ既知の利得値へ調整する、請求項3に記載の装置。
  7. 前記第1の検出器または前記第2の検出器によって決定される前記電力レベルは前記第1の検出器または前記第2の検出器のそれぞれの動作分解能に依存する、請求項1に記載の装置。
  8. 第1のアンテナおよび第2のアンテナを使用してアンテナダイバーシティを適用するアンテナダイバーシティコントローラをさらに具備する、請求項1に記載の装置。
  9. 第2の増幅段を伴う第1の増幅段に接続され、高ダイナミックレンジを有する入力信号を受信する入力を具備した受信機の利得を調整する方法であって、
    前記入力で受信されるときの前記入力信号の電力レベルが第1の検出器と関連した第1の分解能レンジに含まれる場合に限り、前記第1の増幅段による増幅後に前記入力信号の前記電力レベルを前記第1の検出器によって決定するステップと、
    前記入力で受信されるときの前記入力信号の前記電力レベルが第2の検出器と関連した第2の分解能レンジに含まれる場合に限り、前記第2の増幅段によるさらなる増幅後に前記入力信号の前記電力レベルを前記第2の検出器によって決定するステップと、
    前記第1の検出器または前記第2の検出器によって決定された前記電力レベルに基づき、かつ、前記第1の検出器および前記第2の検出器のそれぞれの出力にさらに基づいて、前記第1の増幅段および前記第2の増幅段のそれぞれの利得を調整するステップと、を含む方法。
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