JP2006511312A - 生体組織の細胞治療と電気治療の方法と装置 - Google Patents
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Abstract
Description
「筋肉細胞」又は「筋肉組織」とは、筋肉由来の細胞又は細胞の群を意味し、これには骨格筋や心筋由来の細胞と組織が含まれるがこれらに限定されず、いくつかの実施形態においては平滑筋細胞も含まれる。この用語は、in vitroとin vivoの両方の筋肉細胞を含む。従って例えば、単離された心筋細胞は、本発明の目的のための「筋肉細胞」を構成するが、in vivoで被験体中に存在する筋組織中に存在しても筋肉細胞を構成する。この用語はまた、分化した筋肉細胞と分化していない筋肉細胞の両方(例えば、筋細胞、筋管、筋芽細胞、分裂中か分化したものの両方の心筋細胞と心筋芽細胞)を包含する。
本文書は、とりわけ、生体組織の細胞治療と電気的条件付けのための方法と装置を記載する。1実施形態において、細胞治療は、損傷を受けた組織を突き止めて、損傷を受けた組織中に及び/又は損傷を受けた組織に適切な細胞性材料(「ドナー細胞」)を投与する(例えば、挿入又は加える)ことによって、in vivoで組織に適用される。1実施形態において、損傷を受けた組織とドナー細胞を含む範囲は次いで、適切に位置決められた電極を有するパルス発生器を使用して、電気的条件付け(例えば、ペーシング・レベル電気刺激)に供される。いくつかの実施形態が、異なる治療装置と方法の実施形態を与えるために以下に示される。他の装置と方法が、添付の特許請求の範囲とその等価物によって提供されるように可能であることが理解されであろう。
本発明の教示は多数の治療において有用である。1実施形態において、心不全の処置が可能である。このような治療は、虚血性心不全と非虚血性心不全の両方の病因のために使用できる。
細胞ベースの治療におけるドナー細胞のための供給源には、骨格筋由来の細胞、例えば、骨格筋細胞、骨格筋芽細胞;心臓由来の細胞である筋細胞、例えば、心室筋細胞、心房筋細胞、SA結節筋細胞、AV結節筋細胞、プルキンエ細胞;骨髄由来の細胞、例えば、間葉細胞、間質細胞;平滑筋細胞;線維芽細胞;又は多能細胞か全能細胞、例えば、奇形腫細胞、造血幹細胞(例えば、臍帯血由来の細胞と単離されたCD34+細胞)、多能成体前駆細胞、成体幹細胞、胚性幹細胞)が含まれる。1実施形態において、このドナー細胞は、xenolougous細胞を含む自家細胞である。別の実施形態において、このドナー細胞は非自家細胞を含む。このドナー細胞は、レシピエントへの投与のためのドナー細胞の増殖した集団を与えるために、in vitroで増殖される。さらに、ドナー細胞は、特定の表現型特徴を誘導するため、例えば、増殖又は分化を誘導するため、1つもしくは複数の導入遺伝子又はそれらの組み合わせを導入するために、in vitroで処理される。ドナー細胞の供給源とドナー細胞を培養する方法は、当該分野で公知である。例えば、米国特許第5130141号とJainら(Circulation、103、1920(2001))を参照のこと。これらの文献において、脚の骨格筋からの筋芽細胞の単離と増殖が議論されている(Suzukiら、Circulation、104、I−207(2001)、Douzら、Circulation、III−210(2000)及びZimmermanら、Circulation Res.、90、223(2002)もまた参照のこと)。公開された米国出願第20020110910号は、心筋細胞の単離と長期の生存のための培地を議論している。米国特許第5580779号は、ヒトの心房と心室からの心筋細胞の単離とこれらの心筋細胞の増殖の誘導を議論している。米国特許第5103821号は、SA結節細胞の単離と培養を議論している。SA結節細胞について、これらの細胞は、幹細胞又は他の未分化の細胞と同時培養される。米国特許第5543318号は、ヒト心房筋細胞の単離と培養を議論している。米国特許第6090622号と同第6245566号は、胚性幹細胞の調製を議論しており、一方で米国特許第5486359号は、間葉細胞の調製を議論している。
A.ドナー筋芽細胞と筋細胞
i.心臓組織
心筋細胞は、確立された方法の改変によって調製される。特に、初代心筋細胞の単離は、NagとChen、Tissue Cell、13、515(1981)ならびにDlugazら、J.Cell Biol.、99、2268(1984)によって確立されたプロトコルを改変することによって実施される。簡潔には、例えば、器官ドナー由来の心臓が解剖され、培地で洗浄される。消化培地は、10mM HEPES、10mMピルベート、5mM L−グルタミン、1mM ニコチンアミド、0.4mM L−アスコルベート、1mM アデノシン、1mm D−リボース、1mM MgCl2、1mM タウリン、2mM DL−カルニチン、2mM KHCO3を含む改変型Jolicks MEMを含む。心臓を、0.5mg/ml コラゲナーゼ(Worthington)と100mM CaCl2を含む消化培地中で切り刻む。この組織を37℃で15分間にわたって連続的な消化で処理する。第一の消化由来の細胞を廃棄し、次の6回の消化反応をプールする。細胞を1時間予め培養して線維芽細胞を除去し、次いでPC−1(Ventrex)/DME−Hams F12培地中に培養する。
新生児組織から細胞を収集するために、筋肉組織を肢から収集して、8mlのカルシウムを含まないPBSと共に培養皿(直径65mm)中に配置する。筋肉を滅菌条件下で取り出す。全ての収集した組織を、12mlの組織解離溶液(TDS)(5重量%のディスパーゼと0.5重量%のコラゲナーゼIVを含むDMEM)を含む50mlのコニカル・チューブに移して、組織を解離するために約1時間攪拌する。次いでこのチューブを1200×gで約15分間遠心分離する。上清の除去後、細胞を、20mgのIV型コラゲナーゼを含む20mlのHam’s F12中に再懸濁し、37℃で1時間インキュベートして組織を解離させる。このチューブを再度1200gで15分間遠心分離し、その後上清を除去し、細胞を増殖培地(GM)(400ml F12、100ml FBS、100U/ml ペニシリンG)中に再懸濁する。この細胞懸濁物内には、筋原性前駆細胞に加えて線維芽細胞がおそらく存在する。
骨格筋は、成体組織からも収集し、ストリップに切断することができる。新生児組織とは異なり、成体又は加齢した動物由来の筋肉組織は、完全な組織解離の前に最初に予めインキュベートされると、より多くのサテライト細胞を生じる。サテライト細胞の活性化の増大は、プレインキュベーション培地(PI)中のNaN3(0.9%の生理食塩水中の90mlのDMと、10mlの0.05% NaN3、ここでDMは、465ml DMEM、35ml ウマ血清、100U/ml ペニシリンGである)の使用から生じる。
非筋肉ドナー細胞を単離及び/又は培養するための方法と、これらの細胞に筋肉細胞特異的な表現型(例えば、分化)を誘導するための方法が当該分野で公知である。例えば、間葉幹細胞は、接着性の骨髄細胞又は骨膜細胞を培養することによって得ることができる。心臓細胞特異的な表現型を誘導するために、MSC細胞は、任意選択でフジゲン(fusigen)、哺乳動物心臓の抽出物、1つ又は複数の増殖因子、1つ又は複数の分化因子の存在下で胎児、新生児又は成体の心臓細胞と同時培養され、あるいは機械刺激又は電気的刺激に供される。
種々の外因性刺激(「条件付け」)が、本発明の方法において使用できる。例えば、ドナー細胞は、これらの細胞を機械的条件付け、電気的条件付けもしくは生物学的条件付け、又はこれらを任意の組み合わせることによってin vitroで処理される。この条件付けは、外因性刺激への連続的な曝露又は断続的な曝露を含む。好ましい外因性薬剤には、移植後のドナー細胞の生存、埋め込み、分化、増殖及び/又は機能を増強する薬剤が含まれる。このようなin vitro条件付けのための細胞処理デバイスの1実施形態が本文書中に後に記載される。
機械的条件付けには、心臓体積と血圧における周期的な変化に起因して心筋中の心筋細胞に加えられる機械的力をシミュレートする機械的応力にドナー細胞をさらすことが含まれる。1実施形態において、周期的な機械的応力がドナー細胞に加えられる。1実施形態において、ドナー細胞に加えられる周期的な機械適応力は、in vivoでの心筋細胞の周期的な変形(収縮)と類似した、これらの細胞の周期的な変形を生じる。この機械適応力には、1つ又は複数のドナー細胞、好ましくはドナー細胞の集団を、1次元かつ1方向、あるいは1次元かつ2つ以上の反対方向で機械的力にさらすこと、例えば、ドナー細胞を所定の持続時間にわたって所定の周波数で伸長させ弛緩させることが含まれる。機械的条件付けは、活動電位による興奮の際に収縮するドナー細胞を生じる。
電気的条件付けには、心臓の収縮を生じる心筋中の電気的条件をシミュレートする電気的条件にドナー細胞をさらすことが含まれる。心臓において、収縮は心房と心室の筋繊維の収縮から主に生じる。心房と心室の筋繊維の収縮は、骨格筋の収縮よりもゆっくりであり、かつ持続時間はより長い。しかし、心筋と骨格筋は、多数の共通の解剖学的特徴を共有する。骨格筋と同じ様式で、心筋は、横行する暗帯と明帯を有する細長い線維からなる。暗帯は細胞間の境界に対応する。各線維は、互いに連続して接続された個々の細胞からなる。心筋は、骨格筋とほぼ同一のアクチン・フィラメントとミオシン・フィラメントからなる長手方向に平行な収縮性エレメントである筋原線維を含む。アクチン・フィラメントとミオシン・フィラメントは互いにかみ合い、収縮の間に互いに沿ってスライドする。収縮は、筋線維に沿って伝播するか又は筋線維にわたって広がる活動電位によって引き起こされる。活動電位の伝播は、膜電位と称される筋肉細胞膜を横切る電位の変化から生じる。膜電位の変化は次に、細胞膜中にタンパク質分子によって形成されるイオン・チャンネルを介した筋肉細胞膜を横切るナトリウム・イオン、カリウム・イオン及び/又はカルシウム・イオンの流れによって引き起こされる。いくつかのタイプの筋肉は、1つの筋肉細胞から別の筋肉細胞へとイオンが流れるギャップ結合と称されるタンパク質構造体を含む。ギャップ結合はイオンの流れを可能にし、従って、1つの細胞から別の細胞への直接的な活動電位の伝播を可能にする。心筋は、少なくとも2つの独自の解剖学的特徴、高密度のカルシウム−ナトリウム・チャンネルと高密度のギャップ結合、を有する。これらの特徴は、骨格筋や他のタイプの筋肉から心筋を区別する。
生物学的条件付けには、外因性薬剤(例えば、分化因子、増殖因子、血管新生タンパク質、生存因子、サイトカイン)にドナー細胞をさらすことや、遺伝子産物(血管新生タンパク質、増殖因子、分化因子、生存因子、サイトカイン、心臓細胞特異的構造遺伝子産物、心臓細胞特異的転写因子又は膜タンパク質を含むがこれらに限定されない遺伝子産物をコード化する、又はアンチセンス配列(例えば、リボザイム)あるいはこれらの任意の組み合わせを含む発現カセット(導入遺伝子)にドナー細胞をさらすことが含まれる。この発現カセットは、少なくとも1つの制御エレメント(例えば、プロモーター、任意選択で調節可能なプロモーター(例えば、誘導性プロモーター又は抑制可能なプロモーター)、エンハンサー又は転写終結配列)を任意選択で含む。好ましくは、プロモーター及び/又はエンハンサーは、細胞特異的又は組織特異的なもの、例えば心臓細胞特異的なものである。例えば、このエンハンサーは、筋肉クレアチン・キナーゼ(mck)エンハンサーであり、このプロモーターはα−ミオシン重鎖(MyHC)プロモーター又はβ−MyHCプロモーターである(Palermoら、Circ.Res.、78、504(1996)を参照のこと)。
1実施形態において、この導入遺伝子は、以下が含まれるがこれらに限定されない遺伝子産物をコード化する:血管新生タンパク質、例えば、線維芽細胞増殖因子(FGF)(例えば、酸性FGF、塩基性FGF、FGF−5)、血管内皮増殖因子(VEGF)(例えば、VEGF145、VEGFl21、VEGF120、VEGF164、VEGF165、VEGF189、VEGF206)、IGF−1、TGF−β(例えば、TGF−β1)、単独又は他のサイトカインと組み合わせた白血病阻害因子(LIF)、筋原性因子(例えばmyoD)、RyRZ(心臓リアノジン・レセプター)、Del I、ミオゲニン、パルブアルブミン、Myf5とMRF、転写因子(GATA−4のようなGATAとdHAND/eHAND)、サイトカイン、例えば、カルジオトロフィン−1、カルセケストリン、ニューレグリン(例えば、ニューレグリン1、2又は3)とホメオボックス遺伝子産物(例えば、Csx、ティンマン(tinman)とNKxファミリー(例えば、NKx 2.5))、トランスフェリン、血小板由来増殖因子(PDGF)、上皮増殖因子(EGF)、アドレノコルチコトロピン、マクロファージ・コロニー刺激因子、プロテイン・キナーゼCアクチベータ、内皮増殖因子、β2アドレナリン・レセプター(1又は2)、変異体Gタンパク質レセプター・キナーゼ(GRK)、アデニリル・シクラーゼ(AC)(例えば、心臓AC(例えば、ヒトII型、V型又はVI型アデニル・シクラーゼ(米国特許第6436672号)))、V2バソプレシン・レセプター、筋小胞体Ca2+ ATPase(SERCA2a)、ホスホランバン(phospholambam)、β−アドレナリン・レセプター・キナーゼ、N−カドヘリン、コネクチン−40、コネクチン−42、コネクチン−43、収縮性タンパク質(例えば、ミオシン重鎖(MyHC)、ミオシン軽鎖(MyLC)、ミオシン結合タンパク質C、アクチン、トロポミオシン、トロポニン(例えば、トロポニンT)、Mタンパク質、トロポモジュリン、筋原繊維タンパク質)、応力関連タンパク質(例えば、HSP70i、HSP27、HSP40又はHSP60のような熱ショックタンパク質(HSP))、α−1アンチトリプシン、HF1−a、HF−1b、MEF2、肝細胞増殖因子(HGF)、BMP−2、BMP−4、BMP−17、BMP−18、Pax7、オキシトシン、オキシトシン・レセプター、筋細胞核因子、Frzb(例えば、公開された米国出願第20020147329号を参照のこと)、Rb−相互作用ジンク・フィンガー・タンパク質(米国特許第6468985号)、eNOS、iNOS、セリン/スレオニン・プロテイン・ホスファターゼ、心肥大因子、CT−1、αサルコグリカン、βサルコグリカン、γサルコグリカン又はδサルコグリカン、低酸素誘導性因子1α、bcl−2、FasL、サイトカインgp130レセプター、gpl30、Akt、アデノシンA3レセプター、アンギオゲニン(例えば、アンギオゲニン−1又はアンギオゲニン−2)、TNFα、ジストロフィン、タファジン(tafazzin)、デスミン、ラミン、トロポニンC、カスパーゼ・阻害剤、ERK型のMAPキナーゼ(p42とp44、抗アポトーシス)、IL−1B、血清放出因子とILGF(IとII)、NGF、成長ホルモン(例えば、ヒト成長ホルモン)又はアンギオテンシン(例えば、アンギオテンシンII)。
別の実施形態において、外因性の生物学的薬剤には、以下が含まれるがこれらに限定されない:血管新生タンパク質、例えば、酸性FGF、塩基性FGFとFGF−5のようなFGF、VEGF(例えば、VEGF145、VEGF121、VEGF120、VEGF164、VEGF165、VEGF189、VEGF206)、IGF−1、TGF−β(例えば、TGF−β1)、単独又は他のサイトカインと組み合わせたLIF、筋原性因子(例えばmyoD)、RyRZ(心臓リアノジン・レセプター)、Del I、ミオゲニン、パルブアルブミン、Myf5とMRF、GATA−4のようなGATAとdHAND/eHAND、サイトカイン、例えば、カルジオトロフィン−1、カルセケストリン、ニューレグリン(例えば、ニューレグリン1、2又は3)とホメオボックス遺伝子産物(例えば、Csx、ティンマンとNKxファミリー(例えば、NKx2.5))、トランスフェリン、PDGF、EGF、アドレノコルチコトロピン、マクロファージ・コロニー刺激因子、プロテイン・キナーゼCアクチベータ、内皮増殖因子、β2アドレナリン・レセプター(1又は2)、変異体Gタンパク質レセプター・キナーゼ(GRK)、AC(例えば、心臓AC(例えば、ヒトII型、V型又はVI型アデニル・シクラーゼ(米国特許第6436672号)))、V2バソプレシン・レセプター、SERCA2a、ホスホランバン、β−アドレナリン・レセプター・キナーゼ、N−カドヘリン、コネクチン−40、コネクチン−42、コネクチン−43、MyHC、MyLC、ミオシン結合タンパク質C、アクチン、トロポミオシン、トロポニン(例えば、トロポニンT)、Mタンパク質、トロポモジュリン、筋原繊維タンパク質)、応力関連タンパク質(例えば、HSP70i、HSP27、HSP40又はHSP60のようなHSP)、α−1アンチトリプシン、HF1−a、HF−1b、MEF2、HGF、BMP−2、BMP−4、BMP−17、BMP−18、Pax7、オキシトシン、オキシトシン・レセプター、筋細胞核因子、Frzb(例えば、公開された米国出願第20020147329号を参照のこと)、Rb−相互作用ジンク・フィンガー・タンパク質(米国特許第6468985号)、eNOS、iNOS、セリン/スレオニン・プロテイン・ホスファターゼ、心肥大因子、CT−1、αサルコグリカン、βサルコグリカン、γサルコグリカン又はδサルコグリカン、低酸素誘導性因子1α、bcl−2、FasL、サイトカインgp130レセプター、gpl30、Akt、アデノシンA3レセプター、アンギオゲニン(例えば、アンギオゲニン−1又はアンギオゲニン−2)、TNFα、ジストロフィン、タファジン、デスミン、ラミン、トロポニンC、カスパーゼ・阻害剤、ERK型のMAPキナーゼ(p42とp44、抗アポトーシス)、IL−1B、血清放出因子とILGF(IとII)、NGF、成長ホルモン(例えば、ヒト成長ホルモン)、アンギオテンシン(例えば、アンギオテンシンII)、イノトロープ(inotrope)、ノルエピネフリン、レチノイン酸、デキサメタゾン、5アザシチジン、又は例えば複数の増殖因子を含むES細胞由来の予め条件付けた培地。このような薬剤はまた、細胞治療の前、細胞治療の間又は細胞治療の後に、あるいはこれらの任意の組み合わせで、哺乳動物に投与される。
非心筋細胞におけるその発現がその細胞の心筋細胞への分化を生じる導入遺伝子を非心筋細胞に導入することを含む、非心筋細胞を外因性薬剤と接触させるステップを含む任意の方法が、非心筋細胞の心筋細胞への分化を誘導するために使用できる。例えば、心筋細胞への分化は、DNA脱メチル化剤、胎児の心臓発生領域で発現される因子、胎児の心臓発生段階において心筋細胞への分化を制御する因子、心筋細胞へと分化する能力を有する細胞の培養物上清、又はこれらの細胞から分化した心筋細胞の培養物上清での処理によって誘導される。例えば、MSCは、胎児、新生児と成体のラットの心臓細胞と共にMCSを同時培養し、化学的フジゲン(例えば、ポリエチレングリコール又はセンダイ・ウイルス)を使用して、胎児、新生児と成体の心筋細胞とMSCとのヘテロカリオンを生成し、MCSを哺乳動物の心臓の抽出物と共にインキュベートし、心臓組織において見出される細胞外マトリックスと関連分子を含め、MCSを増殖因子と分化薬剤で処理し、MCSの機械刺激及び/又は電気刺激を使用し、MSCを心筋細胞と機械的及び/又は電気的に結合することによって、心臓特異的な遺伝子を発現するように誘導される。同様に、内皮細胞は、新生児心筋細胞と同時培養される場合に心筋細胞へと分化するように誘導される(Condorelliら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA、98、10733(2001))。心筋細胞へと進むMCSは、胎児心臓組織中に見出されるタンパク質を最初に発現し、次いで成体形態へと進む。
ドナー細胞中の導入遺伝子の発現を検出するための方法には、導入遺伝子特異的RNA指向性の方法(例えば、RT−PCR)又は導入遺伝子によってコードされる遺伝子産物を検出する方法(例えば、ELISAを介する)が含まれる。遺伝子特異的アッセイの例には、例えば、ACについてのもの(Salomonら、Anal.Biochem.、58、541(1974)、Hammondら、Circulation、85、269(1992)、Hammondら、Circulation、8、666(1992)を参照のこと)、β−アドレナリン・レセプターの結合又は含量についてのもの(Hammondら、Circulation、8、666(1992)、Rothら、FEBS Lett.、29、46(1992))、GRK2とGRK5の含量についてのもの(例えば、Pingら、J.Clin.Invest.、95、1271(1995)、及びRothら、FEBS Lett、29、46(1992)を参照のこと)、ならびにGタンパク質レセプター・キナーゼ活性についてのもの(Benovic、Methods Enzymology、200、351(1991)、Pingら、J.Clin.Invest.、95、1271(1995)、Pingら、J.Clin.Invest.、95、1271(1995)、Ungererら、Circulation、87、454、(1993)を参照のこと)が含まれる。
本発明の組成物は、異なる供給源由来の細胞を含むドナー細胞を含み、かつドナー細胞の埋め込み、生存、増殖及び/又は分化を増強するか、心機能を増強するか又は血管新生を刺激する薬剤を任意選択で含む。投与すべき細胞は、個々の細胞又は2次元もしくは3次元の構造を形成するように培養物中で増殖した細胞の集団である。投与すべき細胞の数は、レシピエントに対して有益な効果を生じる量である。例えば、102〜1010、例えば、103〜109、104〜108又は105〜107の細胞が、目的の領域(例えば、梗塞した組織と梗塞した組織の周囲の組織)に投与(例えば注射)される。心機能を増強するか又は血管新生を刺激する薬剤には、以下が含まれるがこれらに限定されない:ピルベート、カテコールアミン刺激剤、線維芽細胞増殖因子(例えば、塩基性線維芽細胞増殖因子、酸性線維芽細胞増殖因子、線維芽細胞増殖因子−4、線維芽細胞増殖因子−5)、上皮増殖因子、血小板由来増殖因子、血管内皮増殖因子(例えば、VEGF121、VEGF145、VEGF165、VEGF189又はVEGF206)、組織増殖因子など。このような薬剤は本発明の組成物中に任意選択で存在するか又は別々に投与される。
細胞治療の後、処置すべきと同定された組織領域は、150で電気治療に供される。心臓組織の例において、電流は、損傷を受けた組織にわたってか又は損傷を受けた組織に隣接して課される。1実施形態において、埋め込まれたカテーテル・リード線を有するペースメーカーが、組織の同定された領域に適切なペーシング刺激を与えるために使用される。種々の実施形態において、1つ又は複数の電極が、同定された組織領域の部分にわたって電場を印加するために働く。埋め込まれたペースメーカーの適用において、ペースメーカー・ハウジングが電極として働き得る。
図3は、本明細書中に記載される電気治療を実施するペースメーカーを示す。本明細書中で使用する場合、用語ペースメーカーは、心臓をペーシングするための任意の心臓リズム管理デバイスを意味し、これには、埋め込み可能なペースメーカー、外部ペースメーカー、ペーシング機能性を有する埋め込み可能な心臓除細動器/コンバータが含まれる。2つの心室ペーシング・チャンネルを有する心臓ペースメーカーのブロック図が図3に示される。マイクロプロセッサ310は、二方向性データ・バスを介してメモリ312と連絡する。種々の実施形態において、メモリ312は、プログラムの記憶のためのROM又はRAMとデータ記憶のためのRAMを含む。1実施形態において、この制御ユニットは、デバイスの作動を制御するためにプログラムされたマイクロプロセッサの代わりにか又はそれに加えてのいずれかで、専用回路を含む。1実施形態において、このペースメーカーは、指定されたペーシング・モードとペーシング・パラメータに従ってペースメーカーを操作するため、さらにはデータ獲得機能を実施するための論理機能とタイミング機能を実行するためにプログラム可能なマイクロプロセッサを使用する。遠隔測定インターフェース340もまた、外部プログラマーと連絡するために設けられている。このような外部プログラマーは、ペーシング・モードを変化させ、操作パラメータを調整し、デバイスによって記憶されたデータを受信し、ペースメーカーの作動に影響を与えるコマンドを発行するために使用できる。このようなインターフェースはまた、本明細書中に記載され、本明細書中で援用される文書により提供されるような進歩した患者管理デバイス(例えば、携帯用コンピュータ、PDA、他のワイヤレス・デバイス)との連絡を与える。
図6Aは、上記のin vitro条件付け(刺激)を実施する細胞処理デバイス600のブロック図を示す。細胞処理デバイス600は、電気刺激、機械刺激、生物刺激の1つ又は複数を適用することによってin vitroでドナー細胞を処理する機能的モジュールを含む。ドナー細胞は、培養培地を含む培養モジュール610中に配置される。心臓電気刺激子620、心筋応力シミュレータ630、生物学的処理剤投与モジュール640は培養モジュール610に接続されて、ドナー細胞への刺激の伝達を可能にする。モニタ650は、培養モジュール610中のドナー細胞を観察するための手段である。コントローラ660は、心臓電気刺激子620、心筋応力シミュレータ630、生物学的処理剤投与モジュール640に接続されて、電気刺激、機械刺激及び/又は生物刺激の伝達についてのタイミングと大きさを制御する。コントローラ660に接続されたメモリ回路670は、ドナー細胞のin vitro条件付けの自動化プロセスのための命令を記憶するための媒体である。ユーザー・インターフェース680により、ユーザーはin vitro条件付けの進行を制御し、モニタリングすることが可能である。図6Bは、細胞処理デバイス600の部分のさらなる詳細を示す。
1実施形態において、骨格筋細胞は、心筋梗塞に最近(例えば、1日〜7日前以内に)罹患した患者から得られる。骨格筋細胞は、(例えば集団を増殖させるために)in vitroで培養と条件付けされるか、又は培養するステップと条件付けするステップなしに使用できる。細胞治療の前に、患者の損傷を受けた組織は、従来の手段(例えば、心電図又はMRI)によって突き止められる。損傷を受けた組織への投与の前に、自家ドナー骨格筋細胞は、非細胞性成分(すなわち、組織培養培地中の成分を含む無傷の細胞以外の成分)を除去するために任意選択で洗浄され、生理学的に適合性の担体(媒体)(例えば、水性媒体、半固体媒体又は固体媒体)中で損傷を受けた組織に導入される。1実施形態において、約102〜1010のドナー骨格筋細胞が、損傷を受けた組織又はその近傍に位置決められた、注射針、複数の針又は注入ポートを含むカテーテルを介して投与される。生体適合性(例えば生体分解性)のマーカーが、ドナー細胞の投与の部位をモニタリングし、処置された領域を任意選択で後に同定するために、これらの骨格筋細胞と共に投与される。一旦投与されると、これらのドナー細胞は、隣接する生存細胞との機能的接続と隣接する生存細胞との膜チャンネルを生じる。
本発明の治療は心臓治療の実施形態で記載されているが、多数の他の適用が可能であることは理解できるであろう。このような教示は、他の器官と血管増殖のin vitroとin vivoでの処置に加えられる。
Claims (88)
- 細胞治療における心臓組織の少なくとも一部分に外因性細胞を投与された心臓の心臓組織の電気治療システムであって、
電極を備えた1つ又は複数のカテーテル・リード線と、
パルス発生器を備え、
前記パルス発生器が、前記1つ又は複数のカテーテル・リード線へ接続するためのインターフェース、複数のパルス伝達モードについてプログラム可能なコントローラ、前記1つ又は複数のカテーテル・リード線からの電気信号を感知するための感度増幅器を含み、かつ前記細胞治療における外因性細胞を投与した前記心臓組織の少なくとも一部分を予め興奮させるために、治療用電気刺激を与える選択可能なペーシング・モードを含む、
システム。 - 前記治療用電気刺激が、前記心臓の固有の房室遅延と比較して短い房室遅延を有するVDDペーシング・モードを含む請求項1に記載のシステム。
- 前記治療用電気刺激が、前記心臓の固有の房室遅延と比較して短い房室遅延を有するDDDペーシング・モードを含む請求項1に記載のシステム。
- 前記房室遅延が経時的に漸次変動する請求項2、3のいずれかに記載のシステム。
- 前記治療用電気刺激が、追加のペーシング・除細動治療の間に、ときどき与えられる先行する請求項のいずれかに記載のシステム。
- 前記治療用電気刺激が、一日のある時間に対してプログラム可能である先行する請求項のいずれかに記載のシステム。
- 前記治療用電気刺激が、比較的活動的でない期間に対してプログラム可能である請求項6に記載のシステム。
- 前記治療用電気刺激が、睡眠時間に対してプログラム可能である請求項7に記載のシステム。
- 前記治療用電気刺激が、決まったレベルの応力についてプログラム可能である請求項1から5のいずれかに記載のシステム。
- 前記治療用電気刺激が、決まったレベルの活動についてプログラム可能である請求項1から5のいずれかに記載のシステム。
- 加速度計をさらに含み、前記加速度計のデータが、治療用電気刺激を何時適用すべきかを決定するために使用される請求項11に記載のシステム。
- 前記治療用電気刺激がプログラマーによって起動される先行する請求項のいずれかに記載のシステム。
- リード線の配置が、治療用電気刺激のタイプを決定するために使用される先行する請求項のいずれかに記載のシステム。
- 前記1つ又は複数のカテーテル・リード線が、前記治療用電気刺激を加えること、心臓の電気的活動を感知することの一方又は複数のために、各々が1つ又は複数の電極を含む心房リード、第一の心室リード、第二の心室リードを含む先行する請求項のいずれかに記載のシステム。
- 前記治療用電気刺激が、第一の房室遅延と第二の房室遅延を有する二心室性ペーシング・モードを含む請求項14に記載のシステム。
- 前記治療用電気刺激が、房室遅延と心室間遅延を有する二心室性ペーシング・モードを含む請求項14に記載のシステム。
- 心臓組織の細胞治療を増強する方法であって、
埋め込み可能なパルス発生器を使用して、ドナー細胞を含む外因性細胞治療剤を投与された心臓組織に電気治療を施すステップを含み、
前記電気治療は、前記ドナー細胞の埋め込み、生存、増殖、分化又は機能の1つ又は複数を増強する方法。 - 前記電気治療がペーシング治療である請求項17に記載の方法。
- 前記ペーシング治療が、固有の房室遅延と比較して相対的に短い房室遅延を有するVDDモード・ペーシングを含む請求項18に記載の方法。
- 前記ペーシング治療が、固有の房室遅延と比較して相対的に短い房室遅延を有するDDDモード・ペーシングを含む請求項18に記載の方法。
- 前記房室遅延が経時的に漸次変動する請求項19、20のいずれかに記載の方法。
- 前記ペーシング治療が、第一の房室遅延と第二の房室遅延を有する二心室性ペーシングを含む請求項18から21のいずれかに記載の方法。
- 前記ペーシング治療が、房室遅延と心室間遅延を有する二心室性ペーシングを含む請求項18から21のいずれかに記載の方法。
- 前記ドナー細胞が自家細胞を含む請求項17から23のいずれかに記載の方法。
- 前記ドナー細胞が骨格筋芽細胞を含む請求項17から24のいずれかに記載の方法。
- 前記ドナー細胞がin vitroで条件付けされる請求項17から23のいずれかに記載の方法。
- 前記ドナー細胞が培養培地中に配置される請求項26に記載の方法。
- 前記ドナー細胞が電気的に刺激される請求項27に記載の方法。
- 前記ドナー細胞が、前記ドナー細胞にペーシング・パルスを伝達することによって電気的に刺激される請求項28に記載の方法。
- 前記ドナー細胞が、前記ドナー細胞に電場を印加することによって電気的に刺激される請求項28、29のいずれかに記載の方法。
- 前記ドナー細胞が機械的に刺激される請求項27から30のいずれかに記載の方法。
- 前記ドナー細胞が、前記ドナー細胞を周期的に変形させることによって機械的に刺激される請求項27から31のいずれかに記載の方法。
- 前記ドナー細胞が、所定の周波数で前記ドナー細胞を伸長させ弛緩させることによって機械的に刺激される請求項32に記載の方法。
- 前記ドナー細胞が生物学的に刺激される請求項27から33のいずれかに記載の方法。
- 前記ドナー細胞が、前記培養培地に化学的薬剤又は生化学的薬剤を放出することによって生物学的に刺激される請求項34に記載の方法。
- 前記電気治療が、活動のレベルに基づいて加えられる請求項17から35のいずれかに記載の方法。
- 前記電気治療が、一日のある時間に基づいて施される請求項17から35のいずれかに記載の方法。
- 前記電気治療が、比較的活動的でない期間の間に施される請求項37に記載の方法。
- 前記電気治療が睡眠の間に施される請求項38に記載の方法。
- 前記電気治療が、応力のレベルに基づいて施される請求項17から35のいずれかに記載の方法。
- 外因性細胞の埋め込み、生存、増殖、分化又は機能を増強する薬剤を投与するステップをさらに含む請求項17から40のいずれかに記載の方法。
- 心機能を増強する薬剤を投与するステップをさらに含む請求項17から41のいずれかに記載の方法。
- 血管新生を増強する薬剤を投与するステップをさらに含む請求項17から42のいずれかに記載の方法。
- 適用するステップが、前記細胞治療に供された哺乳動物に前記電気治療を適用することを含む請求項17から43のいずれかに記載の方法。
- 光ファイバーを含むカテーテルと、
前記カテーテルの遠位末端にある減圧ポートを終端とする減圧チャンネルと、
1つ又は複数の中空針を含む格納式針手段と、
前記格納式針手段を介して材料を注射するための手段と
を含む装置。 - 共通チャンネルが、前記減圧チャンネルと前記格納式針手段のためのチャンネルとして使用される請求項45に記載の装置。
- 第一のチャンネルが前記減圧チャンネルとして使用され、第二のチャンネルが前記格納式針手段のためのチャンネルとして使用される請求項45に記載の装置。
- 前記格納式針手段が針アレイを含む請求項45から47のいずれかに記載の装置。
- 前記カテーテルがスタイレットを位置決めするためのスタイレット・チャンネルを含み、前記カテーテルが前記スタイレットの位置の関数としてある角度をなするように、その遠位末端で予め曲げられている請求項45から48のいずれかに記載の装置。
- 遠位末端を有するカテーテルと、
前記カテーテルの前記遠位末端にある減圧吸引ポートを終端とする減圧チャンネルと、
前記カテーテルの前記遠位末端にある1つ又は複数のイオン泳動電極と
を含む装置。 - 前記カテーテルの前記遠位末端に薬物貯留部をさらに含む請求項50に記載の装置。
- 前記カテーテルの寸法が、前記カテーテルの前記遠位末端の経静脈的位置決めに対して決められる請求項50、51のいずれかに記載の装置。
- 前記カテーテルの直径が、10フレンチから24フレンチの間である請求項52に記載の装置。
- 細胞治療における組織への細胞の投与の前に、前記細胞をin vitroで条件付けする装置であって、
前記細胞と培養培地を受け入れる培養モジュールと、
前記培養モジュールに結合された心臓電気刺激子と、
前記培養モジュールに結合された心筋応力シミュレータと、
前記培養モジュールに結合された生物学的処理剤投与モジュールと、
前記心臓電気刺激子、前記心筋応力シミュレータ、前記生物学的処理剤投与モジュールに結合されたコントローラと
を含み、前記コントローラは、前記心臓電気刺激子、前記心筋応力シミュレータ、前記生物学的処理剤投与モジュールの1つ又は複数からの1つ又は複数の刺激の伝達を制御する装置。 - 前記細胞への少なくとも1つの電気刺激の伝達を可能とするように、前記電気刺激子に接続されかつ前記培養培地中に配置された2つ以上の電極をさらに含む請求項54に記載の装置。
- 前記心臓電気刺激子がペースメーカーを含む請求項54、55のいずれかに記載の装置。
- 前記心臓電気刺激子が電場発生器を含む請求項54から56のいずれかに記載の装置。
- 前記培養モジュールが変形可能な、細胞を培養する培養基材を含む請求項54から57のいずれかに記載の装置。
- 前記変形可能な培養基材がシリコン製である請求項58に記載の装置。
- 前記心筋応力シミュレータが、変速モータと、その変速モータと前記変形可能な培養基材との間で結合された機械的連結部とを含み、前記変速モータと前記機械的連結部が、前記変形可能な培養基材上に較正された周期的な機械的張力を発生させるようになされた請求項54から59のいずれかに記載の装置。
- 前記生物学的処理剤投与モジュールが、1つ又は複数の生物刺激剤を前記培養培地中に放出するようになされた1つ又は複数の化学物質ディスペンサーを含む請求項54から60のいずれかに記載の装置。
- 前記培養モジュールが、均質な培養培地を生成し、維持するようになされたミキサーを含む請求項54から61のいずれかに記載の装置。
- 前記コントローラに結合されたユーザー・インターフェースをさらに含み、前記ユーザー・インターフェースが、コマンドを受容する使用入力を含む請求項54から62のいずれかに記載の装置。
- 前記コントローラが、電気刺激、機械刺激、生物刺激の1つ又は複数の系列を自動伝達するための命令を保存するメモリ回路を含む請求項54から63のいずれかに記載の装置。
- 前記ユーザー・インターフェースがディスプレイ・スクリーンを含む請求項63、64のいずれかに記載の装置。
- 前記培養モジュールに結合されたモニタをさらに含み、前記モニタが前記培養モジュール中の前記細胞を観察するようになされた請求項54から65のいずれかに記載の装置。
- 前記モニタが、前記コントローラと前記ユーザー・インターフェースに結合された顕微鏡を含み、前記ディスプレイ・スクリーン上での前記細胞の観察を可能にする請求項66に記載の装置。
- 細胞治療のためのドナー細胞を調製する方法であって、
培養培地中に前記ドナー細胞を配置するステップと、
心筋の電気的条件をシミュレートする心臓の電気的条件を前記培養培地中に生成するステップと、
前記心筋中の心筋細胞にかかる機械的力をシミュレートする機械的応力を前記ドナー細胞に対して生成するステップと、
前記培養培地に1つ又は複数の外因性薬剤を導入して、前記ドナー細胞の1つ又は複数の生物学的特性を変化させるステップと
を含む方法。 - 前記心臓の電気的条件を生成するステップが、前記ドナー細胞にペーシング・パルスを伝達することを含む請求項68に記載の方法。
- 前記ペーシング・パルスを伝達するステップが、0.1ボルトから10ボルトのペーシング電圧と、0.1ミリ秒から10ミリ秒のペーシング・パルス幅を有するペーシング・パルスを伝達することを含む請求項69に記載の方法。
- 前記ペーシング・パルスを伝達するステップが、所定の持続時間にわたって連続的に前記ペーシング・パルスを伝達することを含む請求項69、70のいずれかに記載の方法。
- 前記ペーシング・パルスを伝達するステップが、1日間から14日間にわたって連続的に前記ペーシング・パルスを伝達することを含む請求項71に記載の方法。
- 前記ペーシング・パルスを伝達するステップが、1つ又は複数の非ペーシング期間によって中断される所定の持続時間にわたって、前記ペーシング・パルスを伝達することを含む請求項69、70のいずれかに記載の方法。
- 前記ペーシング・パルスを伝達するステップが、1日間から14日間にわたって、5%から75%の使用率で前記ペーシング・パルスを伝達することを含む請求項73に記載の方法。
- 前記心臓の電気的条件を生成するステップが、前記培養培地に電場を印加することを含む請求項68から74のいずれかに記載の方法。
- 前記電場を印加するステップが、1メートル当たり1ボルトから100ボルトの強度を有する電場を印加することを含む請求項75に記載の方法。
- 前記電場を印加するステップが、所定の持続時間にわたって連続的に前記電場を印加することを含む請求項75、76のいずれかに記載の方法。
- 前記電場を印加するステップが、1日間から14日間にわたって連続的に前記電場を印加することを含む請求項77に記載の方法。
- 前記電場を印加するステップが、1つ又は複数の非刺激期間によって中断される所定の持続時間にわたって、前記電場を印加することを含む請求項75、76のいずれかに記載の方法。
- 前記電場を印加するステップが、1日間から14日間にわたって、5%から75%の使用率で前記電場を印加することを含む請求項79に記載の方法。
- 前記機械的応力を生成するステップが、前記ドナー細胞が周期的に伸長され弛緩されるように、前記ドナー細胞に周期的な機械的力をかけることを含む請求項68から80のいずれかに記載の方法。
- 前記機械的応力を生成するステップが、0.25ヘルツから2ヘルツの所定の周波数で、前記ドナー細胞を、その長さの約5%から20%、少なくとも1方向に延ばすことを含む請求項68から81のいずれかに記載の方法。
- 前記機械的応力を生成するステップが、所定の持続時間にわたって連続的に前記機械的応力を加えることを含む請求項68から82のいずれかに記載の方法。
- 前記機械的応力を生成するステップが、1日間から14日間にわたって連続的に前記機械適応力を加えることを含む請求項83に記載の方法。
- 前記機械適応力を生成するステップが、1つ又は複数の非刺激期間によって中断される所定の持続時間にわたって、前記機械的応力を適用することを含む請求項68から82のいずれかに記載の方法。
- 前記機械適応力を生成するステップが、1日間から14日間にわたって、5%から75%の使用率で前記機械適応力を加えることを含む請求項85に記載の方法。
- 前記1つ又は複数の外因性薬剤を導入するステップが、
分化因子と、
増殖因子と、
血管新生タンパク質と、
生存因子と、
サイトカインと、
血管新生タンパク質、増殖因子、分化因子、生存因子、サイトカイン、心臓細胞特異的な構造遺伝子産物、心臓細胞特異的な転写因子、膜タンパク質とアンチセンス配列の1つ又は複数を含む遺伝子産物をコード化する発現カセット(導入遺伝子)との1つ又は複数を導入することを含む請求項68から86のいずれかに記載の方法。 - 前記培養モジュール中の前記ドナー細胞の画像を提供し、ユーザーによる観察を可能にするステップをさらに含む請求項68から87のいずれかに記載の方法。
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