JP2006509929A - カチオン性ポリマーの混合物をレオロジー改良剤として含有する布帛柔軟化剤組成物 - Google Patents

カチオン性ポリマーの混合物をレオロジー改良剤として含有する布帛柔軟化剤組成物 Download PDF

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Abstract

互いに独立的に必要に応じて容易に改良を施して消費者の好みを満足させることのできる流動弾性と粘性とのレオロジー特性を有する水性布帛柔軟化用組成物であって、a)カチオン性布帛柔軟化剤を約0.01重量%〜約25重量%;b)前記レオロジー特性を改良することができる有効量のカチオン性ポリマー混合物、前記ポリマー混合物は、(i)アクリル酸および/またはメタクリル酸の重合から誘導可能なカチオン性線状ホモポリマー、あるいはアクリル酸および/またはメタクリル酸と、アクリルアミドまたはメタクリルアミドとの重合から誘導可能な線状コポリマーを約0.01重量%〜約90重量%、前記ホモポリマーあるいはコポリマーは約10,000〜約3000万の分子量を有する;および(ii)5〜100モル%のカチオン性ビニル付加モノマーと、0〜95モル%のアクリルアミドと、70ppm〜300ppmの二官能ビニル付加モノマー架橋剤との重合から誘導可能なカチオン性架橋ポリマーを約10重量%〜約99.99重量%含み、前記混合物における(i)と(ii)のそれぞれの量は、前記柔軟化用組成物に粘度と流動特性の所望のレオロジー特性をもたらすように選択される;およびc)残部の水;を含む前記水性布帛柔軟化用組成物が開示されている。

Description

本発明は布帛調整用組成物に関し、特に、少なくとも1種のカチオン性布帛柔軟化剤と、このような柔軟化剤組成物のレオロジー特性を改良することができるカチオン性ポリマーの混合物とを含む水性リンスサイクル布帛柔軟化剤組成物に関する。
従来、液体布帛調整用組成物または液体布帛柔軟化剤組成物のほとんどは、所望のレオロジー特性を付与するのに、界面活性剤成分もしくは添加する塩類の増粘特性を利用している。より最近の傾向では、長期間にわたって安定した状態を保つ所望の粘度を付与するのに、布帛柔軟化用組成物中に特定の増粘剤を組み込んでいる。
市販の液体布帛柔軟化剤配合物では、消費者が受け入れる上で製品のレオロジー特性が重要である。製品の魅力を高め、製品の重厚感と有効性の認識を伝える上での一般的な方法は、液体製品の見掛け粘度を少なくとも50cps以上の値(ブルックフィールドRVTにより、50rpmの回転速度で2号スピンドルを使用して測定)にまで増大させる、という方法である。製品の魅力を高めるための他の一般的な手法は、液体製品の流動弾性成分を、流動を少なくするよう改良し、これによって、外観的によくない糸引きのある不均一な流動を防止しつつ、液体製品の特性をよりシロップ様にする、という手法である。
カチオン性の線状もしくは架橋ポリマーは、当業界においては、布帛柔軟化剤組成物に見掛け粘度をもたらすための成分としてよく知られている。しかしながら流動弾性が、カチオン性ポリマーの構造と、製品組成中におけるその量との関数である限り、所定のレベルの粘度にて流動弾性特性を改良する公知の方法はない。
高い分子量を有するカチオン性線状ポリマーが、液体布帛柔軟化剤に高い流動弾性を付与することが知られている。しかしながら、こうしたポリマーを使用して得られる組成物は、無機電解質や高い剪断応力の影響を受けやすいことが多く、このため、液体製品は一般に不安定となり、時間が経過すると異なった相に分離する。
EP394133(コルゲート・パーモリーブ社)においては、レオロジー特性を改良し、組成物の柔軟化性能を高めるために、ジ長鎖(di-long chain)でジ短鎖(di-short chain)の第四アンモニウム柔軟化用化合物を、脂肪アルコールおよび水溶性ポリマーと組み合わせて含有する安定な水性布帛柔軟化用組成物が開示されている。
WO90/12862(BPケミカルズ社)は、水分散性のカチオン性柔軟化剤と増粘剤としての架橋カチオン性ポリマー(水溶性のカチオン性エチレン性不飽和モノマーから誘導可能であり、ポリエチレン性機能(polyethylenic functions)を含んだ5〜45ppmの架橋剤によって架橋されている)とを含む水性ベースの布帛調整用配合物を開示している。このような架橋剤の1つの例はメチレンビスアクリルアミドである。
EP-A-0799887(プロクター・アンド・ギャンブル社)においては、柔軟化性能だけでなく優れた粘度と相安定性を示すとされている液体布帛柔軟化用組成物が開示されており、該組成物は、(a)0.01〜10重量%の布帛柔軟化剤成分;(b)(i)親水性の主鎖と、前記親水性主鎖に結合した、1分子当たり少なくとも2つの疎水性基とを有する会合性ポリマー、(ii)ポリエチレン性機能を含んだ5〜45ppmの架橋剤によって架橋されている、上記WO90/12862に記載の架橋カチオン性ポリマー、および(iii)(i)と(ii)との混合物、からなる群から選択される少なくとも0.001%の増粘剤;および(c)金属イオンを封鎖することができる成分;を含む。
WO02/057400(コルゲート・パーモリーブ社)においては、水溶性のカチオン性ビニル付加モノマー、0〜95モル%のアクリルアミド、および70〜300ppmの二官能ビニル付加モノマー架橋剤を重合することによって得られるカチオン性ポリマー増粘剤を含有する布帛調整用組成物が開示されている。この増粘された柔軟化用組成物は、処理した布帛に柔軟化用組成物における芳香を供給するのに特に効率的である。
消費者に対する製品の魅力を高めるためにポリマー増粘剤を使用することは先行技術において広く知られているが、消費者の特定の好みに応じて布帛柔軟化剤製品の流動プロフィールを最適化する有効な方法が得られるように、粘度と流動弾性のレオロジー特性を互いに独立的に改良することができる、という液体布帛柔軟化剤が依然として求められている。
本発明は、互いに独立的に必要に応じて容易に改良を施して消費者の好みを満足させることのできる流動弾性と粘性とのレオロジー特性を有する水性布帛柔軟化用組成物であって、
a) カチオン性布帛柔軟化剤を約0.01重量%〜約25重量%;
b) 前記レオロジー特性を改良することができるカチオン性ポリマーの混合物を少なくとも約0.001重量%、前記ポリマー混合物は、
(i) アクリル酸および/またはメタクリル酸の重合から誘導可能なカチオン性線状ホモポリマー、あるいはアクリル酸および/またはメタクリル酸と、アクリルアミドまたはメタクリルアミドとの重合から誘導可能な線状コポリマーを約0.01重量%〜約90重量%、前記ホモポリマーあるいはコポリマーは約10,000〜約3000万の分子量を有する;および
(ii) 5〜100モル%のカチオン性ビニル付加モノマーと、0〜95モル%のアクリルアミドと、70ppm〜300ppmの二官能ビニル付加モノマー架橋剤との重合から誘導可能なカチオン性架橋ポリマーを約10重量%〜約99.99重量%
含み、前記混合物における(i)と(ii)のそれぞれの量は、前記柔軟化用組成物に粘性と流動特性の所望のレオロジー特性をもたらすように選択される;
c) アミノカルボン酸化合物、有機アミノホスホン酸化合物、およびこれらの混合物からなる群から選択される金属イオン封鎖化合物を0重量%〜約10重量%;
d) 香料を0重量%〜約5重量%;
e) 乳化剤を0重量%〜約10重量%;
f) 染料、不透明剤、青味剤、および保存剤からなる群から選択される1種以上のアジュバントを0重量%〜約10重量%;ならびに
g) 残部の水;
含む前記水性布帛柔軟化用組成物を提供する。
本発明は、ここに記載のカチオン性ポリマーの混合物を使用すると、流動弾性と粘度のレオロジー特性を、消費者の特定の好みにしたがって流動弾性、粘度(thickness)、および注入しやすさの所望の流動特性を達成するように、広範囲の値にわたって独立的に調整することが可能になる、という発見に基礎を置いている。したがって流動弾性を、ブルックフィールド粘度の調整とは関係なく、本発明にしたがって容易に制御・調整することができる。
本明細書で使用している“液体粘度”は、2号スピンドルを使用して50rpmの回転速度にてブルックフィールドRVTにより測定した場合のセンチポイズで表示されている。
“流動弾性”または“流動弾性インデックス”は、「“Viscoelastic Properties of Polymers”,John D.Ferry,第3版,John Wiley & Sons,Inc.,第1章」に定義されている、2500S-1の剪断速度にて測定した場合の、パスカル単位での通常の主垂直応力差(the primary normal stress difference)を表わしている。
実際のところ、液体布帛柔軟化剤を注ぐ場合、流動弾性が高いと流れが減少し、これによって流動の外観がよりシロップ様になり、このことは消費者によって重厚感のしるしとして認識されることが多い。流動弾性が高くなるほど、流れが遅くなる。流動弾性が高くなりすぎると、布帛柔軟化剤の流れが、糸を引くようになったりべとついたりするようになり、このため液体製品を洗濯機中に供給するときに周囲がよごれる。このことは、商業的な観点から明らかに好ましくない状態である。
所定の化学に対し、本明細書に記載の流動弾性を改良する唯一の方法は、ポリマーの分子量、ポリマーの架橋の程度、またはポリマーの濃度を変えることである。
線状ポリマーの場合、多量のポリマーを使用せずに受け入れ可能なブルックフィールド粘度を生成させるためには、ポリマーの分子量が高くなければならない。こうした高い分子量が高い流動弾性を引き起こす。低分子量のポリマーを使用して流動弾性を低下させることができるが、同じブルックフィールド粘度に達するためには、組成物中におけるポリマーのレベルを大幅に増大させなければならない。このことはコストがアップすることを示しているだけでなく、イオン強度が高くなることからエマルジョンの安定性の問題も引き起こす。
これとは対照的に、本発明にしたがって線状ポリマーと架橋ポリマーとを組み合わせると、中程度の量のポリマーを使用して望ましい粘度と流動弾性をもたらすことができ、このとき同時に製品の安定性の問題も回避できる。
好ましい実施態様においては、本発明のポリマー混合物中に使用されている線状ポリマーは約800万の分子量を有する第四アンモニウムアクリラートのホモポリマーであり、前記ポリマーは、SNF Floeger of FranceからFloerger EM949CT〔エタナミニウムN,N,N-トリメチル-2-((1-オキソ-2-プロペニル)オキシ-)-,クロライドホモポリマー〕として販売されており;また約500万の分子量を有する同構造のポリマーが、同じメーカーからFloerger EM949Lとして販売されている。
他の好ましい実施態様においては、本発明のポリマー混合物中に使用されている架橋ポリマーは、150ppmのメチレンビスアクリルアミドによる、アクリルアミドとメタクリラートとの架橋コポリマー(架橋前では500万未満の分子量)であり、このポリマーは、SNF Floeger of FranceからFlosoftDP200として販売されている。
本発明はさらに、有効量の上記布帛柔軟化用組成物を含有する水性浴中にて、処理しようとする布帛をすすぎ洗いすることを含む、布帛を柔軟化するための方法も含む。
好ましいカチオン性柔軟化剤は、下記の構造式
Figure 2006509929
〔式中、R4は、8〜22個の炭素原子を有する脂肪族炭化水素基であり;R2とR3は、(CH2)sR5であって、このときR5は、8〜22個の炭素原子を有するアルコキシカルボニル基、ベンジル、フェニル、(C1-C4)アルキル置換フェニル、OH、またはHであり;R1は(CH2)tR6であって、このときR6は、ベンジル、フェニル、(C1-C4)アルキル置換フェニル、OH、またはHであり;q、s、およびtは、互いに独立的に1〜3の整数であり;そしてX-は、柔軟化剤に対して相溶性のあるアニオンである〕を有するエステルクァット(esterquat)化合物である。
特に好ましいカチオン性柔軟化剤は、アルカノールアミンと脂肪酸誘導体とを反応させ、次いで四級化することによって得られる脂肪エステル第四アンモニウム化合物であり、前記脂肪エステル第四アンモニウム化合物は式
Figure 2006509929
(式中、Qは、構造-OCO-または-COO-を有するカルボキシル基であり;R1は、8〜22個の炭素原子を有する脂肪族炭化水素基であり;R2はQ-R1または-OHであり;q、r、s、およびtは、互いに独立的に1〜3の数であり;X-aはa価のアニオンであり;そして
前記脂肪エステル第四アンモニウム化合物は、モノエステル化合物、ジエステル化合物、およびトリエステル化合物の分配で構成され、モノエステルクァット(monoesterquat)化合物は、各R2が-OHであるときに形成され;ジエステルクァット(diesterquat)化合物は、一方のR2が-OHであって、他方のR2が-Q-R1であるときに形成され;トリエステルクァット(triesterquat)化合物は、各R2が-Q-R1であるときに形成され;このとき前記脂肪エステル第四アンモニウム化合物中のモノエステルクァット化合物の正規化百分率(normalized percentage)は約28%〜約39%であり;ジエステルクァット化合物の正規化した百分率は約52%〜約62%であり;そしてトリエステルクァット化合物の正規化した百分率は約7%〜約14%であり;パーセントはいずれも重量基準である)によって示される。
上記モノエステルクァット、ジエステルクァット、およびトリエステルクァットの重量パーセントは、「“Characterisation of quaternized triethanolamine esters(esterquats) by HPLC,HRCGC and NMR”A.J.Wilkes,C.Jacobs,G.Walraven and J.M.Talbot-コルゲート・パーモリーブR&D Inc.-第4回サーファクタント・コングレス,バルセロナ,3-7 VI 1996,p.382」に記載の定量的な分析法によって決定される。乾燥サンプルに対するモノエステルクァット、ジエステルクァット、およびトリエステルクァットの重量パーセントは、100%を基準として正規化される。約10〜15重量%の非四級化化学種(たとえば、エステルアミンや遊離脂肪酸)が存在するので正規化が必要となる。したがって、正規化した重量パーセントは原材料の純粋なエステルクァット成分を表わしている。
本発明の組成物中に使用される架橋コポリマーは、70〜300ppm(好ましくは約75〜200ppm、最も好ましくは約80〜150ppm)のレベルの二官能ビニル付加モノマー架橋剤を使用して架橋した架橋カチオン性ビニルポリマーである。これらのポリマーについては、US-A-4,806,345と上記のWO02/057400(これらの文献を参照により本明細書に含める)に詳細に説明されている。
一般には、このようなポリマーは油中水エマルジョンとして調製され、このとき架橋ポリマーが鉱油(界面活性剤を含有してもよい)中に分散される。製品製造の最終時点において水相と接触すると、エマルジョンが反転し、水溶性ポリマーが膨潤する。
本発明において使用するための最も好ましい増粘剤は、第四アンモニウムアクリラートもしくは第四アンモニウムメタクリラートとアクリルアミドコモノマーとを組み合わせて得られる架橋コポリマーである。
本発明の組成物において使用される線状ポリマーは、10,000〜3000万(最も好ましくは500万〜800万)の分子量を有する、アクリラートもしくはメタクリラートの水溶性カチオン性線状ホモポリマーである。
このようなポリマーは、通常は油中水エマルジョン(界面活性剤を含有してもよい)として調製されるが、粉末形態にて供給されることもある。
本発明において使用するための好ましいポリマーは、800万の分子量を有する第四アンモニウムアクリラートの線状ホモポリマーである。
本発明の柔軟化剤組成物は、カチオン性柔軟化剤化合物が、安定に分散された微細形態にて水相中に存在する、という水性分散液として供給される。分散粒子の粒径を実際の使用時(一般には自動洗濯機のすすぎサイクル)において保持することができる限り、一般には、平均で約25ミクロン(μm)未満(好ましくは20μm未満、特に好ましくは10μm以下)の分散粒子の粒径が、柔軟化と安定性の両方に対して受け入れ可能である。下限はそれほど重要なことではないが、実際の製造上の観点から、一般には約0.01μm未満ではなく、好ましくは少なくとも約0.05μmである。分散される柔軟化剤成分の好ましい粒径範囲は約0.1〜約8μmである。
本発明の柔軟化剤組成物は、分散液の粘度を低下させるための、および約500cps未満(さらに好ましくは250cps未満)のオーダーの安定した低粘度を、製品をすぐに使用できる状態で長期間にわたって保持するための電解質を含んでよい。一般には、無機酸のアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩のいずれも電解質として使用することができる。入手のしやすさ、溶解性、および低毒性に基づくと、NaCl、CaCl2、MgCl2、MgSO4、およびアルカリ金属とアルカリ土類金属の類似の塩が好ましく、特に好ましいのはCaCl2である。電解質の量は、組成物が500cps未満(さらに好ましくは250cps未満)の粘度に確実に達するように選定される。一般には、必要とされる電解質塩の量は0.01重量%〜1.0重量%(好ましくは0.01重量%〜0.40重量%)である。
必要ならば、本発明の組成物は、柔軟化用成分を組成物中に分散させるための、及び組成物の物理的安定性を確実にするための乳化剤を含有してよい。所望により、乳化剤は、柔軟化剤組成物(たとえば、約13〜15個の炭素原子を有していて、1分子当たりのエチレン基の数が約15〜20である脂肪アルコールエトキシラート)中に組み込んでもよい。このような使用に対して特に好ましいのはICIケミカルズ社製造のシンペロニック(Synperonic)A20非イオン界面活性剤であり、本物質は、アルコール1分子当たり20モルのエチレンオキシドを含んだエトキシル化C13-C15脂肪アルコールである。
本発明の組成物は0%〜約5%の香料を含んでよい。本明細書で使用している“香料”は通常の意味で表わすために使用されており、天然の芳香物質(すなわち、草花、ハーブ、果樹の花、または草木の抽出によって得られる)、人工の芳香物質(すなわち、天然油または油成分の混合物)、および合成により製造される芳香物質を含めた、全ての水不溶性芳香物質またはこれら物質のあらゆる混合物を含む。一般には、香料は、種々の有機化合物(たとえば、アルコール、アルデヒド、エーテル、または芳香族化合物)と種々の量の精油(たとえばテルペン)とのブレンドの複雑な混合物であり、精油自体は揮発性の芳香化合物であって、香料中の他の成分を溶解するようにも作用する。
本発明においては、香料が水不混和性の基準を満たし、良い香りを有する限り、香料の個々の組成は液体布帛柔軟化剤組成物の性能に対して重要なことではない。
本発明の組成物は0%〜約2%の保存剤〔たとえば、乳酸もしくはホルムアルデヒドの溶液、1,2-ジブロモ-2,4-ジシアノブタンとブロモニトロプロパンジオールとを混合して得られる分散液(Schulke & Mayrから市販のEuxyl K446)、または1,2-ベンゾイソチアゾリン-3-オン分子の分散液(Avecia Biocidesから市販のプロキセル(Proxel)BD2またはGXL)〕を含有してよい。
超濃縮(super-concentrated)液体組成物のゲル化を防止するために、液体組成物は、ポリエチレングリコールポリマーまたはポリエチレングリコールアルキルエーテルポリマーを含有してよい。本発明において有用なポリエチレングリコールポリマーは、少なくとも200の分子量から最大で約8,000の分子量を有する。有用なポリマーとしては、アルドリッチケミカル社から市販のポリエチレングリコールポリマーとポリエチレングリコールメチルエーテルポリマーがある。組成物中におけるポリマーの有用な量は約0.1重量%〜約5重量%の範囲である。約0.5重量%〜約1.5重量%の範囲が好ましい。
補助柔軟化剤(たとえば、脂肪アルコール、グリセロールモノステアラート、またはグリセロールモノオレアート)を本発明の組成物中に組み込んでもよい。
布帛柔軟化用組成物に通常使用されている他の任意成分を少量加えて、本発明の液体布帛柔軟化剤組成物の外観または性能特性を高めることができる。このタイプの代表的な成分としては、着色剤(たとえば、染料や顔料)、青味剤、殺菌剤、および不透明剤などがあるが、これらに限定されない。
布帛柔軟化剤組成物は、それが濃縮形態であろうと希釈形態であろうと、最終消費者によって簡単に流し込みできるものでなければならない。したがって一般には、製品の粘度は、消費者によって使用されるときには、希釈を意図している製品の場合には約10000センチポイズを超えてはならず、また製品をいつでも使用できる状態にするためには500センチポイズを超えてはならない(好ましくは250cps以下)。特に明記しない限り、本明細書で使用している“粘度”は、ブルックフィールドRVTDデジタル粘度計を使用して、2号スピンドルにて50rpmの回転速度で測定する。
金属イオン封鎖もしくはキレート形成化合物を、所望により、本発明の布帛柔軟化用組成物中に0重量%〜2重量%の濃度にて組み込むことができる。有用な金属イオン封鎖化合物は金属イオンを封鎖することができ、柔軟化用組成物の少なくとも0.001重量%(好ましくは約0.001重量%(10ppm)〜0.5重量%、さらに好ましくは約0.005重量%〜0.25重量%)にて存在する。性質が酸性である金属イオン封鎖化合物は、酸性形で存在しても、あるいは適切な対イオン(たとえば、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオン、置換アンモニウムイオン、またはこれらのあらゆる混合物)との錯体/塩として存在してもよい。
金属イオン封鎖化合物は、アミノカルボン酸化合物、有機アミノホスホン酸化合物、およびこれらの混合物から選択される。適切なアミノカルボン酸化合物としては、エチレンジアミン四酢酸(EDTA);N-ヒドロキシエチレンジアミン三酢酸;ニトリロ三酢酸(NTA);およびジエチレントリアミン五酢酸(DEPTA);などがある。
適切な有機アミノホスホン酸化合物としては、エチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホン酸);1-ヒドロキシエタン1,1-ジホスホン酸(HEDP);およびアミノトリ(メチレンホスホン酸);などがある。
(実施例1)
エステルクァットB〔約34%のモノエステル化合物、約56%のジエステル化合物、および約10%のトリエステル化合物(乾燥したサンプルに対する正規化した重量%)が分配されていることを特徴とする〕をカチオン性柔軟化剤として含有する、本発明の代表的な通常の(すなわち非濃縮の)布帛柔軟化用組成物を下記のように製造した。
Figure 2006509929
線状ポリマーと架橋ポリマーのそれぞれの量を変えた組成物(番号1〜5)を作製した。流動弾性インデックスは、定常剪断レオロジー実験における2500s-1の剪断速度での主垂直応力差値によって測定した。垂直応力(パスカルにて表示)の値がより高いということは、流動弾性が高いということである。
実験条件:
垂直力は、2500s-1の剪断速度にてPhysica USD200レオメーターを使用して測定した。
試験した組成物1〜5を下記の表1に示す(100%活性成分を基準としている)。
Figure 2006509929
表1の組成物2、3、および4は、本発明による組成物として配合した。組成物1と5は、本発明によらない比較用の組成物である。
表1からわかるように、単一の線状ホモポリマーのみ(#5)、または架橋コポリマーのみ(#1)をレオロジー改良剤として含有する組成物1と5は、両方の組成物が150cps(±10cps)というほぼ同じ粘度であるにもかかわらず極めて異なる流動挙動を示した。したがって、200パスカル(Pa)未満の流動弾性であることから、組成物1は、ボトルから速やかに流れ出て、水のような流動特性を示した。この種のレオロジーは、一般には消費者によって、同じブルックフィールド粘度を有するが、200〜700Paの好ましい範囲のより高い流動弾性を有する製品ほどには効力がないと認識されている。
組成物1と5からわかるように、それぞれは約0.1%のポリマー増粘剤を含有し、ほぼ同等の見掛け粘度を有したけれども、流動弾性が大幅に変わっていている。流動弾性は、ポリマー自体がもつ固有の特性と構造によって決まる。700パスカルより大きい流動弾性を示した組成物4と5は、かなり粘稠であると感じられるタイプの液体流れをもたらしたが、それでもなお幾つかの重大な流動上の問題を有する〔たとえば、(a)流動が均一ではない;(b)組成物をボトルから注いだ後に、粘着性の“糸”が残留物として残り、これは切り取るのが困難である;(c)相当量の製品が、ボトルキャップ内およびボトルの側部に残留することが多い;(d)製品をボトルから洗濯機ディスペンサー中に全体的に分配させるのが厄介である〕。
本発明の組成物2、3、および4においては、線状ポリマーと架橋コポリマーとの種々の混合物を使用することで、ブルックフィールド粘度を一定に保持しつつ、流動弾性を350Pa〜800Paまで調節する手段が得られた。
(実施例2)
実施例1に記載のエステルクァットBをカチオン性柔軟化剤として含有する、本発明の典型的な濃縮布帛柔軟化用組成物を下記に示す。
Figure 2006509929
線状ホモポリマーを単独で、そして架橋コポリマーを単独で使用することと比較して、流動弾性と粘度を調整するために、ポリマーの混合物を本発明によるレオロジー改良剤として供給することによって得られる相乗効果を明らかにするために、下記の表2に記載の組成物6、7、および8を作製した。組成物6と8は本発明から外れた比較用組成物であって、それぞれほぼ同じレベルのポリマーレオロジー改良剤を含有しているが、組成物7は、ポリマーの混合物を含有する(しかしながら、トータルの量は比較用組成物6と8のそれより少ない)本発明の布帛柔軟化剤組成物である。
種々の組成物の流動弾性インデックスを、実施例1に記載のように測定した。
Figure 2006509929
表2からわかるように、3つの組成物はいずれもほぼ同じブルックフィールド粘度を示したが、比較用組成物6と8は、それぞれ300Paと5,300Paの流動弾性インデックスを有した。このことは、流動挙動があまりにも水のようであることから(組成物6)、あるいはボトルからの製品の分配に対してあまりにも不均一で、あまりにも糸引きが多く、そしてあまりにも厄介であることから(組成物8)受け入れがたい流動挙動をもたらした。
他方、組成物7は、7,500cpsという a concentrated formula に対して望ましい粘度(比較用組成物6および8と同等)を示したが、比較用組成物とは異なって1,300cpsという商業的に望ましい流動弾性インデックスを示し、これにより、糸引きの問題と、ボトルからの生成物分配の問題が避けられた。
垂直応力で表示される流動弾性インデックスが、製品の流動特性の唯一の成分である。流動弾性インデックスはさらに、他の流動特性にも(特に巨視的粘度に)リンクしている。したがって理想的な流動弾性の範囲は、製品の粘度と製品の使用目的により異なる。
製品は、2つの異なったカテゴリーに区別することができる。一つは、いつでも使用できる状態の製品であり、もう一つは、使用する前に希釈する製品である。
いつでも使用できる製品の場合、粘度は50cps〜500cps(さらに好ましくは50〜250cps)であり、理想的な流動弾性の範囲は200〜700Paである。“いつでも使用できる(ready to use)”とは、洗濯機のディスペンサー中に直接加えることができる配合物を表わしている。この種の組成物は、普通の配合物または濃縮配合物を表わしている。“普通の(regular)”とは、柔軟化剤の濃度が一般には2%〜8%であることを意味している。濃縮配合物は通常、柔軟化剤を10%〜25%含有する。
使用する前に希釈することを意図している製品の場合は、また粘度が500cpsを超える場合は、より高い流動弾性インデックスを許容することができる。好ましい範囲は300〜1500Paである。希釈しようとする製品は濃縮されていて、通常は4:1または8:1の比に希釈する。

Claims (9)

  1. 互いに独立的に必要に応じて容易に改良を施して消費者の好みを満足させることのできる流動弾性と粘性とのレオロジー特性を有する水性布帛柔軟化用組成物であって、
    a) カチオン性布帛柔軟化剤を約0.01重量%〜約25重量%;
    b) 前記レオロジー特性を改良することができる有効量のカチオン性ポリマー混合物、前記ポリマー混合物は、
    (i) アクリル酸および/またはメタクリル酸の重合から誘導可能なカチオン性線状ホモポリマー、あるいはアクリル酸および/またはメタクリル酸と、アクリルアミドまたはメタクリルアミドとの重合から誘導可能な線状コポリマーを約0.01重量%〜約90重量%、前記ホモポリマーあるいはコポリマーは約10,000〜約3000万の分子量を有する;および
    (ii) 5〜100モル%のカチオン性ビニル付加モノマーと、0〜95モル%のアクリルアミドと、70ppm〜300ppmの二官能ビニル付加モノマー架橋剤との重合から誘導可能なカチオン性架橋ポリマーを約10重量%〜約99.99重量%
    含み、前記混合物における(i)と(ii)のそれぞれの量は、前記柔軟化用組成物に粘度と流動弾性の所望のレオロジー特性をもたらすように選択される;
    c) アミノカルボン酸化合物、有機アミノホスホン酸化合物、およびこれらの混合物からなる群から選択される金属イオン封鎖化合物を0重量%〜約10重量%;
    d) 香料を0重量%〜約5重量%;
    e) 乳化剤を0重量%〜約10重量%;
    f) 染料、不透明剤、青味剤、および保存剤からなる群から選択される1種以上のアジュバントを0重量%〜約10重量%;ならびに
    g) 残部の水;
    を含む前記水性布帛柔軟化用組成物。
  2. (a)0重量%〜約1重量%の電解質;ならびに(b)脂肪アルコール、モノステアリン酸グリセロール、およびモノオレイン酸グリセロールからなる群から選択される、0重量%〜約10重量%の補助柔軟剤;をさらに含有する、請求項1記載の布帛柔軟化用組成物。
  3. 前記乳化剤が脂肪アルコールエトキシラート非イオン性界面活性剤である、請求項1記載の布帛柔軟化用組成物。
  4. 前記カチオン性線状ポリマーがアクリラートまたはメタクリラートの第四級塩を含む、請求項1記載の布帛柔軟化用組成物。
  5. 前記カチオン性架橋ポリマーが架橋ビニルポリマーである、請求項1記載の布帛柔軟化用組成物。
  6. 前記カチオン性架橋ポリマーがアクリラートまたはメタクリラートの第四級塩を含む、請求項1記載の布帛柔軟化用組成物。
  7. 前記カチオン性柔軟化剤が、第四アンモニウム化合物、エステルクァット、イミダゾリニウムクァット、およびジ脂肪ジアミドアンモニウムメチルスルファートからなる群から選択される、請求項1記載の布帛柔軟化用組成物。
  8. 前記カチオン性柔軟化剤がジタロージエステルアンモニウムメトスルファートを含む、請求項7記載の布帛柔軟化用組成物。
  9. 有効量の請求項1記載の布帛柔軟化用組成物を含有する水溶液を作製すること;次いで柔軟化しようとする布帛と前記水溶液とを接触させること;を含む、布帛を柔軟化するための方法。
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