JP2006508751A - ヘヤドライヤ - Google Patents

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Abstract

モータファン(4)によって吸い込まれ、電気加熱エレメントを通して排気口(3)に向けて送り込まれる空気の入り口(2)を備えたケース(1)と、加熱エレメントおよび/またはファンの種々のパワーレベルに従ってヘヤドライヤの動作モードを制御する手段と、選択の表示器(19)とを有するヘヤドライヤ。本発明によれば、これは、手動調節モードと呼ばれる動作モードと、所定の自動調節モードと呼ばれる動作モードとを選択することができる制御ボタン(21)を備え、前記制御ボタンは、選択された動作モードを知らせるために表示器(19)に接続される。

Description

本発明は、毛髪の乾燥および/または整髪を行うためにケースの排気口に当てられた熱気の流れを循環させる手段をケース内部に備えるタイプの整髪装置に関するものである。
これらの装置は多くの場合、空気の流れの排出パラメータ、とりわけ、装置によって吐き出される空気の流れの速度および/または温度の制御および調節手段を備える。本発明は、とりわけ、毛髪の乾燥と整髪のために使用される空気の流れの速度と温度を選択できるような制御および調節手段を備えたヘヤドライヤを対象とする。
従来の技術によって知られているヘヤドライヤは、一般に、停止位置と、加熱エレメントと空気の流れの速度のそれぞれのパラメータを低い値からより高い値に切り替えることができる他の2つの位置と、からなる3つの位置への切替え器を有している。(例えば、特許文献1では、)このような切替え器は、さらに、選択された位置を迅速に知らせることができる位置の表示用ウィンドウを備えている。ただし、このような装置は、空気の流れの温度と速度を別々に調節することができない。
ヘヤドライヤのグリップが、使用者が空気の温度と速度との対値を調節し、グリップのウィンドウ内にその値を表示することができる操作ボタンを備えている類似装置が示唆されている(例えば、特許文献2参照)。この装置はさらに、加熱エレメントへの供給を切断し、押しボタンが操作されると排気口を通して冷気を送り込むために前記操作ボタンの中央に配置された押しボタンを備える。先の文献におけるように、この装置は、空気の温度および速度の個別調節を可能にせず、さらに、装置が、調節モードとは別のモード、特に、装置の排気口を通して冷気を送るのに対応するモードによって動作する場合には、固有の表示によって使用者にそのモードを伝えることができない。
さらに、一方は加熱エレメントのパワーを、他方は空気の流れの速度を制御するために別々の切替え器を有する他の装置が知られている。このような装置は、各々、複数の可能な位置を有する2つのボタンを備えている。こうして、多くの組合せが可能であり、これらすべての組合せが多様であることから、使用者は結果的に乾燥モードを選択するために時間を損失する恐れがある。さらに、使い方をよく知らない使用者は、乾燥時間を引き延ばし、極端な場合には毛髪を痛める恐れがあるような適切でない温度と速度との対値を選ぶ恐れもある。
装置の動作パラメータ、特に空気の温度と速度の制御手段と、その後に使用するときに見つけることができる事前選択値の記憶手段とを備えるヘヤドライヤが示唆されている(例えば、特許文献3参照)。複雑な構造から、この装置はまた、制御ボタンの多様性と、使用者自らが、動作パラメータの値を記憶させるために適切なボタンを見つけなければならないことによって、使用しにくいことが明らかである。さらに、使用者が空気の速度と温度の対を選択し記憶することになっているので、固有の使用に適した最適値から離れた不適切な値を選択する危険もある。
さらに、ケースの内部に、吸い込んだ空気を加熱エレメントを通して排気口に向けて送り出すための電動モータによって作動するファンと、ヘヤドライヤの排気口にイオンの流れを送り込むために備えられたイオン生成器とを備えたヘヤドライヤが示唆されている(例えば、特許文献4参照)。このケースのグリップは、複数のタッチボタン付の制御パネルを有し、そのボタンの1つはイオン生成器の動作を制御し、他の1つは空気の速度の調節を制御する。同一グリップ上に発光インジケータがついており、その1つはイオン生成器の動作状態を示し、他の3つは装置によって吐き出された空気の速度の値を示すためのものである。この文献は、単独の動作パラメータを調節することができる複数の制御ボタンを備えた装置しか記載していない。少なくとも2つのパラメータを同時に組み合わせて調節するのに対応する動作モードの制御ボタンについては言及していない。
DE 39 03 442 DE 91 14 242U JP 4−246303 米国特許第6398718号明細書
本発明の目的は、これらの不都合を少なくとも部分的に解消し、ヘヤケアの際に毛髪を適切に保護しながらも、迅速なヘヤケアを行うことができる空気の速度と加熱パワーの改良されたコントロール装置を備えたヘヤドライヤを提案することにある。
本発明の補足的目的は、使用者に動作パラメータを調節する可能性を残しながらも、装置の容易な使用を可能にする選択されたモードを明らかに示すことができる、可能な複数のモードから選択された動作モードの制御手段を備えるヘヤドライヤである。
本発明の他の目的は、あらゆる角度における優れた視認性を可能にする表示手段を備えたヘヤドライヤである。
本発明の他の目的は、最小限のコストで生産するのが容易で、動作における信頼度が高いながらも、簡略化された構造をもつ空気の速度および温度の選択された値の制御および表示手段を備えたヘヤドライヤを提案することにある。
これらの目的は、モータファンによって吸い込まれ、電気加熱エレメントを通して排気口に向かって送られる空気の入り口を備えたケースと、加熱エレメントおよび/またはファンの種々のパワーレベルに従ってヘヤドライヤの動作モードを制御する手段と、選択表示器とを備え、さらに、手動調節モードと呼ばれる動作モードと所定の自動調節モードと呼ばれる動作モードとを選択することができる制御ボタンを備え、前記制御ボタンは、選択された動作モードを知らせるために表示器に接続されるヘヤドライヤによって達成される。
手動調節モードと呼ばれる動作モードとは、使用者が、その固有の選択基準に従って空気の温度と速度を別々に調節することができる動作モードを意味する。この意味において装置は、例えば、空気の温度調節、空気の速度調節、さらにはイオンの流れの発生制御などの独立したパラメータをそれぞれが別々に調節するために、この手動調節モードにおいて1つずつ操作される複数の切替え器を有する。
所定の自動調節モードと呼ばれる動作モードとは、少なくとも2つのパラメータを同時に組み合わせて調節することができるように予め確立された動作モードを意味する。このような所定の自動調節モードにおいては、加熱エレメントのパワーレベルとモータファンの速度は、動作時に、予め他の何らかの調節を行わずに、迅速な乾燥と、適切な整髪と毛髪の保護とを行うことができるように、製造者によって強制的に決められる。研究所で実施されたテスト時に作成されたこれらのパラメータは、温度30℃から80℃、空気の速度15m/hから90m/hの範囲の値である。
このような所定の、すなわち予め確立された自動調節モードは、例えば、毛髪を痛めずに迅速な乾燥を行う最適乾燥モードとすることができる。他の変形形態においては、予め確立された動作モードは、加熱エレメントは切断され、あるいはとても小さいパワーを供給され、速度は上述の範囲内で選択された値を有し、選択された処理温度がとても低い場合の冷風モードと呼ばれるモードとすることができる。さらに他の実施形態においては、予め確立されたモードは、上述の範囲内で選択された温度をもつことができるのに対して、速度は最大値をとり、超高速乾燥を行うこともできる。補足変形形態においては、予め確立されたモードは、快適モードとすることができ、速度と温度の値は、過敏な毛髪のケアのために選択される。さらに、へアセットを容易に行えるブラッシングモードを対象とすることもできる。
とりわけ本発明によれば、手動調節または所定の自動調節から選択された動作モードは、加熱エレメントとモータファンの動作パラメータを変えるために電気スイッチに働きかける制御ボタンを作動させることによって得られる。この制御ボタンは、同時に、装置の動作の現在のモードを表示する表示器を操作する。こうして、本発明のヘヤドライヤによって、使用者は、調節する必要なく、しかも例えば最適な迅速乾燥、または、ヘヤドライヤの動作パラメータを調節することができる他のモードを選択することができ、有効となる動作モードは、本発明の表示器によって明確に表示される。さらに、このような装置によって、使用者は、空気の速度と温度の適切な対値を提案することによって、使用者の選択における誘導を行い、その結果、毛髪の適切なケアと大きな時間の節約を得ることができる。
このようにして、本発明の装置の制御ボタンは、使用者が、装置の種々のパラメータを手動で調節することができる動作モードと、その調節が装置によって自動的に行われるモードとを選択することができ、各操作モードはそのために備えられた表示器によって表示される。このような装置は、予め確立された最適動作を可能にしながらも、制御手段の大きな柔軟性を有する。
好ましくは、前記制御ボタンは、制御機構によって表示器に接続される。
液晶ディスプレイタイプの電子表示もまた可能である。しかしながら、前記表示器を機械的に動作させることができる制御機構が好ましい。なぜなら、そのような機構は動作するために給電を必要としないからである。そのことから、例えば、購買場所に陳列されているときなど、ヘヤドライヤが給電されていなくても、表示器はいつでも動作することができる。さらに、このような方法はより単純であり、動作時の信頼度も高い。
有利にも、前記表示器はヘヤドライヤのグリップ内に配置され、透明なウィンドウを備え、その後ろに、前記制御機構によって動きを開始する2つの表示面が次々と現れる。
このようにして、透明なウィンドウをグリップの外側に配置することができ、それに対して、制御機構と表示面は、グリップの内側の前記ウィンドウの後ろに配置することができ、そのことから、表示面によって伝えられるメッセージの優れた視認性を確保しながらも、装置の構造をコンパクトにすることができるようになる。それはまた、グリップの同一ウィンドウ内に異なるメッセージを表示することも可能にする。一変形形態においては、透明なウィンドウを、ヘヤドライヤのグリップ内に設けられた単純な開口部に置き換えることもできるだろう。
好ましくは、前記制御機構は、制御ボタンの長手方向スライド運動を、制御ボタンのスライド方向に平行な軸の周りにおける表示面の軸回転運動に変える。
制御ボタンは好ましくは、装置をできるだけ取り扱いやすくするために、ヘヤドライヤのグリップ内に局在され、グリップの方向における長手方向スライド運動は、まず、2つの可能な動作モード間で切り替えられるスイッチの接点を作動させるために使用される。制御ボタンのこうしたスライド運動は、また、特に、表示面の軸回転運動によってケースのウィンドウの後ろの映像を変える表示器を操作させるために使用される。制御ボタンのスライド方向に平行な軸の周りにおけるこれらの表示面の軸回転によって、これらの表示面は、最良の視認性のために、この方向に平行な平面内にこれらの表面を導くことができる。
有効にも、前記表示面は互いに30°を超える角度を形成し、各表面の先端に位置する回転軸の周りで軸回転するように導かれる。
2つの表面間の角度は30°より大きく、好ましくは90°に等しい。このようにして、最初に平行に配置され、表示ウィンドウからさほど隔たっていない各表示面は、軸回転後にも、平行なままで、表示ウィンドウの近くにあり、そのことから各表地面上に記載された表示の透明なウィンドウを通した優れた視認性が可能になる。
好ましくは、前記表示面は、制御ボタンに接続されたカムによって動き出すレバーによって操作されながら、軸回転駆動される。
このことから、制御ボタンのカムによって受けた運動を増幅させ、制御ボタンの行程は小さいながらも、表示面のための軸回転運動の適切な振幅を得ることができる。
有利にも、前記表示面は共に、ケースに対して固定されるように取り付けられたラック部分にかみ合うような2つのセグメント歯車によってつながっている。
このような方法は単純であり、工業生産も容易であり、表示面が軸回転する際に、それらの表面が衝撃なく連続運動を行うことができる。
有効にも、第1の表示面は、第2の表示面に記されたのとは異なる表示を有し、これらの表示は文章の形をとる。
このことは、表示器の透明なウィンドウの後ろで各面を次々と現しながら、明確にはっきりと、装置の動作モードを示す文章の形のメッセージを示すことを可能にする。
有利にも、前記表示器は、グリップの長手方向において最大の寸法となるように配置された、長方形の透明なウィンドウを有する。
このことから、表示器の透明なウィンドウを通して見える表示面上に垂直な文章を記し、この垂直な文章は基準となる垂直列であり、その列に対して、さらに、動作パラメータの調節カーソルを垂直方向にスライドするように導かれる。
本発明の特徴は、モータファンおよび/または電気加熱エレメントを収納するケースと、加熱エレメントおよび/またはファンの種々のパワーレベルに従って装置の動作モードを制御する手段と、選択表示器とを備え、さらに手動調節モードと呼ばれる動作モードと、所定の自動調節モードと呼ばれる動作モードとを選択することができる制御ボタンを備え、前記制御ボタンは、選択された動作モードを知らせるために表示器に接続された整髪またはヘアケア装置のなかに有利にも存在することができる。
このような整髪装置は、加熱ブラシおよび/または送風ブラシ、加熱櫛および/または送風櫛、あるいはまた、毛髪の乾燥および/または整髪を行うために備えられた他の何らかの装置とすることができる。
添付の図面を参照して、まったく限定的でなく例示的なものとして挙げられた実施形態を検討することで、本発明がより良く理解されるだろう。
図1に示されている装置は、ケース1に横方向に配置されたグリップ7を備えた管状ケース1を備えたヘヤドライヤである。ケース1は、空気の入り口2からケース内部に空気を吸い込むために備えられた、モータファン4(図3)のグループによって示された送風手段を収納する。次に、吸い込まれた空気は、場合によっては、電気モータとファンのアセンブリ4と排気口3との間で、ケース内部に置かれた電気加熱エレメントによって予め加熱されて、排気口3に向かって誘導される。装置の排気口の先端には、毛髪の乾燥および/または整髪を行うことができるノズル、拡散吹出口、ブラシまたは櫛のような多用な付属品を備えることができる。
グリップ7は、グリップ7内に位置する調節および制御手段を介してケース1の電気部品(モータ、加熱エレメント)に接続された給電ケーブルを受納する。
制御手段は、図1から3に見られるように、それぞれ温度調節カーソル9と速度調節カーソル10である、側面の2つの調節カーソルを有する。これらのカーソルは、ケースのウィンドウ8内で目に見えるマークに対して、グリップに沿ったスライドによって移動し、各カーソル9、10は、ウィンドウ8のマークと向かい合う表示用針9a、10aを備える。
図4によって、よりわかりやすく示されているように、温度調節カーソル9は、グリップの長手方向に低方に向かって延在するステイ11に連結され、このステイは、フランジ11aによって温度調節切替え器14に接続される。切替え器14は、加熱エレメントを複数のパワーレベルに接続するために温度調節カーソル9によってオンラインで切り替えられる複数対の固定接点電極を有する。装置の電気加熱エレメントは、種々のパワーモードを得るために複数の部分に抵抗を分割することができるように切替え器14に接続された複数のプラグを備える絶縁サポートの周りの巻き線型電気抵抗器とすることもできる。図示した例においては、切替え器14は、表示ウィンドウ8内で1、2、3によって示されたマークに対応する3つのパワーモード間で切替えを行う。
空気の速度調節カーソル10自体は、ステイ11に平行なステイ12に連結され、ステイ12は、フランジ12aによって、速度調節切替え器15に接続される。切替え器15は、こうして、速度調節カーソル10によってオンラインで切り替えられ、例えば、電動モータの供給電圧を変化させ、その結果、モータファン4の回転速度について複数の値を得ることができる電位差計に接続されながらも、モータファンの複数のレベルの速度を確立することができる。図示した例においては、切替え器15は、表示ウィンドウ8内にO、L、Hで示されたマークに対応する3つの速度値間の切替えを行う。
制御手段はさらに、図4から5によりわかりやすく示されているように、2つのスイッチ16、17を作動させるためにグリップ7に沿ったスライドによって移動することができる制御ボタン21を備える。そのために、制御ボタン21は、湾曲ロッド22に連結され、その高方アーム23は、スイッチ16,17に接続された2つのフランジ24、25を備える。
制御ボタン21によって、可能な2つの動作モード間の選択が行われる。そのために、制御ボタン21がスライドすると、アーム23は、2つの位置間でスイッチ16、17の接点をオンラインで切り替える。すなわち、使用者によって選択された調節に従って機能することができるように、切替え器14、15をそれぞれ加熱エレメントもしくはモータファンと共に回路につなぐ調節位置と呼ばれる第1の位置と、切替え器14、15が短絡され、スイッチ16、17が、加熱エレメントのパワーとモータファンの速度について、所定値の単一対を自動的に得ることができるような回路の他の部分と共に、加熱エレメントとモータファンを回路につなぐ、図示した例においては最適位置と呼ばれる第2の位置である。一変形形態においては、2つのスイッチ16、17の代わりに、唯一の多経路スイッチを使用することができる。
とりわけ本発明によれば、装置は、ウィンドウ8内に、使用者によって選択された動作モードを表示することができる制御手段に接続された表示器19を備える。そのために、制御ボタン21を表示器19に接続する制御機構20が備えられる。この制御機構20の構成部品は、図6によりわかりやすく示され、図4および5に部分的に示されている。
図6においては、グリップ7の長手方向に沿って延在する高方アーム23と低方アーム27の2本の平行アームを備える湾曲ロッド22に固定された制御ボタン21が見られる。高方アーム23は、制御ボタン21を支持し、スイッチ16、17の動作フランジ24、25によってその上端で終端する。低方アーム27は、マウント31のベース32内に設けられた長手方向スリットによってスライドするように案内される。マウント31は、U形をとり、グリップ7に対して固定するように取り付けられ、U形の2本のアームは、ヒンジ30内で軸回転レバー29を支持する横壁33を形成する。横壁33は、その高部が、ラック部分34によって終端する。
軸回転レバー29は、その下端において、低方アーム27の溝28内に挿入された複数の突起部を有し、このレバーは、その高部が2本のフォーク37で終端する。溝28は、低方アーム27が、スライドするように押されると、軸回転レバー29に回転運動を伝えるカム経路を有する。フォーク37は互いに直角に接続された第1の表示面39と第2の表示面40で構成された表示部品を軸回転において支持する。各表示面は、その外面上に、マーク列またはメッセージ、さらには着色や異なる装飾の形で伝えられる表示を有する。図示した例においては、第1の表示面39には、片側ではマーク1、2、3(加熱エレメントのパワーの上昇値に関するマーク)、反対側ではO、L、H(例えば、ゼロ、低い値および高い値をとることができる送風速度の上昇値に関するマーク)を示す2列の垂直マークがプリントされており、それに対して、第2の表示面40には、例えばOPTIMUM(最適)といった言葉によるメッセージがプリントされている。これらのメッセージは、使用者によって選択された動作モードに対応する。
2つの表示面は、各々が回転軸36を支持する2つのセグメント歯車35によって先端がつなげられ、その回転軸36の周りを、軸回転レバー29のフォーク37が回転する。セグメント歯車35は、2つの表示面の交差部分に位置する中心をもつ円弧の形をとる。セグメント歯車35の歯面は、軸回転レバー29が回転すると、押しボタン21の傍らで、第1の表示面39もしくは第2の表示面40を出現させる表示部品を運動させるように、横壁33のラック部分34の歯面とかみ合う。これら表示面が有する表示は、透明な同一のウィンドウ8を通して出現し、そのようにして、このウィンドウが、起動した動作モードを知らせる。
動作状態において、使用者は、望ましい動作モードを選択するために制御ボタン21を操作することから始める。選択モードが、図1から4に示されたモードである場合、すなわち、マーク1、2、3およびO、L、Hがウィンドウ8内で表示される場合、使用者は、一方では、望ましい送風温度に対応する、加熱エレメントのパワーレベルを、他方では装置による送風速度の値を別々に調節するためにカーソル9および10をスライドさせることができる。
反対に、使用者は、装置の最適な動作モードを起動させたい場合には、新しいメッセージがウィンドウ8内、例えば図2のウィンドウ内に表示されるまで押しボタン21をスライドさせる。その時、使用者は、調節を行う必要がなく、毛髪を保護しながらも迅速な乾燥と毛髪の整髪を得るために予め設定されたこの自動調節モードに従って機能するヘヤドライヤを使用することができることが確実となる。研究所で行われたテストでは、最適動作は、50℃から70℃まで、好ましくは60℃の温度と、35m/hから70m/hまで、好ましくは55m/hの空気速度について得ることができることがわかった。本発明の特許請求の範囲を逸脱しない限り、本発明の他の変形形態も考えることができる。
例えば、スライド型の制御ボタンをスプリング型の押しボタンに代え、さらにこの押しボタンの軸の中に透明なウィンドウ8を置くこともでき、その結果押しボタンの枠の中に表示を次々と表すことができる。したがって、スイッチの配置を適合させ、よりコンパクトな構造を得ることもできるだろう。同様に、制御ボタンに伝えられた最初の運動を、それらの支持体の周りにおける表示面の軸回転運動に変えるために、例えば、連接棒型の連節レバー付き、カム付き、またはその他を備えた機構を使用することで、表示面の軸回転を駆動させるために異なる方法で動作する制御メカニズムを考えることもできる。
補足変形形態として、モータファンの温度と速度の連続調節をともなう装置の動作の電子制御を考えることもできるだろう。
本発明のヘヤドライヤの透視図である。 脇に拡大された詳細図Cが示されている、本発明のヘヤドライヤの前面図である。 図2の断面A−Aに沿った軸方向断面図である。 グリップから外被シェルを取り去った状態のグリップ全体の透視図である。 異なる角度から見た、図4の類似の透視図である。 本発明によるヘヤドライヤのための表示器の制御機構の透視図である。

Claims (10)

  1. モータファン(4)によって吸い込まれ、電気加熱エレメントを通して排気口(3)に向けて送り込まれる空気の入り口(2)を備えたケース(1)と、加熱エレメントおよび/またはファンの種々のパワーレベルに従ってヘヤドライヤの動作モードを制御する手段と、選択の表示器(19)とを有するヘヤドライヤであって、手動調節モードと呼ばれる動作モードと、所定の自動調節モードと呼ばれる動作モードとを選択することができる制御ボタン(21)を備え、前記制御ボタンが、選択された動作モードを知らせるために表示器(19)に接続されることを特徴とするヘヤドライヤ。
  2. 前記制御ボタンが、制御機構(20)によって表示器(19)に接続されることを特徴とする請求項1に記載のヘヤドライヤ。
  3. 前記表示器(19)がヘヤドライヤのグリップ(7)内に配置され、透明ウィンドウ(8)を備え、そのウィンドウの後ろに、前記制御機構(20)によって運動を開始する2つの表示面(39、40)が次々出現することを特徴とする請求項2に記載のヘヤドライヤ。
  4. 前記制御機構(20)が、制御ボタン(21)の長手方向スライドを、制御ボタン(21)のスライド方向に平行な軸の周りの表示面(39、40)の軸回転運動に変えることを特徴とする請求項2または3に記載のヘヤドライヤ。
  5. 前記表示面(39、40)が互いの間に30°を超える角度を形成し、各表面の先端に位置する回転軸の周りに軸回転するように導かれることを特徴とする請求項3または4に記載のヘヤドライヤ。
  6. 前記表示面(39、40)が、制御ボタン(21)に接続されたカムによって運動を開始したレバー(29)によって操作されながら、軸回転駆動されることを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載のヘヤドライヤ。
  7. 前記表示面(39、40)が共に、ケース(1)に対して固定するように取り付けられたラック部分(34)とかみ合わされる2つのセグメント歯車(35)によって接続されることを特徴とする請求項6に記載のヘヤドライヤ。
  8. 第1の表示面(39)が、第2の表示面(40)に記されたのとは異なる表示を有し、それらの表示は文章の形であることを特徴とする請求項3ないし7のいずれかに記載のヘヤドライヤ。
  9. 前記表示器(19)が、グリップの長手方向においてより大きな寸法で配置された長方形の透明なウィンドウ(8)を備えることを特徴とする請求項3ないし8のいずれかに記載のヘヤドライヤ。
  10. モータファンおよび/または電気加熱エレメントを収納するケースと、加熱エレメントおよび/またはファンの種々のパワーレベルに従って装置の動作モードを制御する手段と、選択表示器とを備えた整髪またはヘヤケア装置であって、手動調節モードと呼ばれる動作モードと、所定の自動調節モードと呼ばれる動作モードとを選択することができる制御ボタンを備え、前記制御ボタンは選択された動作モードを知らせるために表示器に接続されることを特徴とする装置。
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