JP2006508348A - ナノチューブ・センサ - Google Patents
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Abstract
Description
Claims (75)
- 第1の構造物と、
前記第1の構造物に取り付けられた第1の端部、および第2の端部を有する第2の構造物と、
前記第1の構造物に取り付けられた第1の端部、および第2の端部を有する第3の構造物と、
前記第2および第3の構造物の前記第2の端部に取り付けられた少なくとも1つのナノチューブと
を備えるナノチューブ・センサ。 - 前記第1の構造物上に、前記少なくとも1つのナノチューブに近接して配置された第4の構造物をさらに備える、請求項1に記載のセンサ。
- 前記第2および第3の構造物の前記第2の端部が、温度の変化によって前記第1の構造物に対して相対移動することができる、請求項2に記載のセンサ。
- 前記第4の構造物が熱を吸収することができる、請求項3に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブが前記第4の構造物に近接することができる、請求項4に記載のセンサ。
- 前記第2および第3の構造物の温度変化によって、前記少なくとも1つのナノチューブが前記第4の構造物から遠ざかるように、または近付くように移動させられる、請求項5に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブの電流−電圧(IV)特性が測定可能である、請求項6に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブが流体に曝され得る、請求項7に記載のセンサ。
- 前記流体が気体および/または液体であり得る、請求項8に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブのIV特性は、前記少なくとも1つのナノチューブがどんな種類の流体に曝されているか示すことができる、請求項9に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブを加熱することによって、前記少なくとも1つのナノチューブが曝された流体のかなりの部分を取り除くことができる、請求項10に記載のセンサ。
- 前記加熱することによって、前記第2および第3の構造物が、前記少なくとも1つのナノチューブを前記第4の構造物から離れさせる、請求項11に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブが前記第4の構造物から離れることにより、前記少なくとも1つのナノチューブがより強く加熱され得る、請求項12に記載のセンサ。
- 冷却することにより、前記第2および第3の構造物が、前記少なくとも1つのナノチューブを前記第4の構造物に接近させることができる、請求項13に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブが前記第4の構造物に接近することにより、前記少なくとも1つのナノチューブがより強く冷却され得る、請求項14に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブが、前記第2および第3の構造物によって加熱され得る、請求項15に記載のセンサ。
- 前記第2および/または第3の構造物がバイモルフ構成を有する、請求項16に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブが前記第1の構造物によって加熱される、請求項15に記載のセンサ。
- 前記第2および/または第3の構造物がバイモルフ構成を有する、請求項18に記載のセンサ。
- 前記センサがトランジスタに類似しており、
前記第2、第3、および第4の構造物が、それぞれトランジスタのソース、ドレイン、およびゲートになる、請求項6に記載のセンサ。 - 前記センサの電流−ゲート電圧(IVg)特性が測定可能である、請求項20に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブが流体に曝され得る、請求項21に記載のセンサ。
- 前記流体が気体または液体であり得る、請求項22に記載のセンサ。
- 前記IVg特性は、前記少なくとも1つのナノチューブがどんな種類の流体に曝されているかを示すことができる、請求項23に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブを加熱することによって、前記少なくとも1つのナノチューブが曝された流体のかなりの部分を取り除くことができる、請求項24に記載のセンサ。
- 加熱することによって、前記第2および第3の構造物が、前記少なくとも1つのナノチューブを前記第4の構造物から離れさせて、前記少なくとも1つのナノチューブの温度を上昇させることができる、請求項25に記載のセンサ。
- 冷却することによって、前記第2および第3の構造物が、前記少なくとも1つのナノチューブを前記第4の構造物に接近させて、前記少なくとも1つのナノチューブの温度を低下させることができる、請求項26に記載のセンサ。
- 前記第2および第3の構造物の少なくとも一方が温度バイモルフ構成を有する、請求項27に記載のセンサ。
- 前記第1、第2、第3、および第4の構造物の少なくとも1つが、MEMSベースの工程で作成される、請求項28に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブが、前記第1の構造物と前記第4の構造物の間に配置される、請求項2に記載のセンサ。
- 前記第4の構造物が、前記第1の構造物に取り付けられた第1および第2の端部を有する、請求項30に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブの電流−電圧(IV)特性が測定可能である、請求項31に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブを流体に曝すことができ、
前記流体が気体および/または液体であり得る、請求項32に記載のセンサ。 - 前記少なくとも1つのナノチューブのIV特性は、前記少なくとも1つのナノチューブがどんな種類の流体に曝されているか示すことができる、請求項33に記載のセンサ。
- 前記センサがトランジスタに類似しており、
前記第2、第3、および第4の構造物が、それぞれトランジスタのソース、ドレイン、およびゲートに類似する、請求項31に記載のセンサ。 - センサの電流−ゲート電圧(IVg)特性が測定可能である、請求項35に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブを流体に曝すことができ、
前記流体が気体および/または液体であり得る、請求項36に記載のセンサ。 - 前記IVg特性は、前記少なくとも1つのナノチューブがどんな種類の流体に曝されているかを示すことができる、請求項37に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブを加熱することによって、前記少なくとも1つのナノチューブが曝され、吸収した流体のかなりの部分を取り除くことができ、
前記少なくとも1つのナノチューブを冷却することによって、流体の再吸収を可能にすることができる、請求項38に記載のセンサ。 - 前記第2および第3の構造物が加熱されると、前記少なくとも1つのナノチューブを前記第4の構造物から離し、冷却されると、前記少なくとも1つのナノチューブを前記第4の構造物に向かって移動させる、請求項39に記載のセンサ。
- 前記第2および第3の構造物が温度バイモルフ構造を有する、請求項40に記載のセンサ。
- 前記第4の構造物が、前記少なくとも1つのナノチューブに対してほぼ非平行に配置された長手構造物である、請求項39に記載のセンサ。
- 前記第1の構造物が、前記少なくとも1つのナノチューブに近接する窪みを有する、請求項42に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブが、前記第4の構造物と前記第1の構造物との間に配置され、前記第4の構造物が前記第1の構造物に取り付けられた第1および第2の端部を有する、請求項2に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブの電流−電圧(IV)特性が測定可能であり、
前記少なくとも1つのナノチューブを流体に曝すことができ、
前記流体は気体および/または液体であり得ることができ、
前記少なくとも1つのナノチューブのIV特性は、前記少なくとも1つのナノチューブがどんな種類の流体に曝されているかを示すことができる、請求項44に記載のセンサ。 - 前記センサがトランジスタに類似しており、
前記第2、第3、および第4の構造物が、それぞれトランジスタのソース、ドレイン、およびゲートに類似しており、
前記センサの電流−ゲート電圧(IVg)特性が測定可能であり、
前記少なくとも1つのナノチューブを流体に曝すことができ、
前記流体が気体および/または液体であり、
前記IVg特性は、前記少なくとも1つのナノチューブがどんな種類の流体に曝されているかを示すことができる、請求項45に記載のセンサ。 - 前記第4の構造物が、前記少なくとも1つのナノチューブにほぼ非平行に配置された長手構造物である、請求項46に記載のセンサ。
- 前記第1の構造物が、前記少なくとも1つのナノチューブに近接する窪みを有する、請求項47に記載のセンサ。
- 前記第2および第3の構造物が加熱されると、前記少なくとも1つのナノチューブを前記第4の構造物から離し、冷却されると、前記少なくとも1つのナノチューブを前記第4の構造物に向かって移動させる、請求項47に記載のセンサ。
- MEMSベースの工程で作成される請求項49に記載のセンサ。
- 基板と、
前記基板上にある第1の長手突起物と、
前記基板上にある第2の長手突起物と、
第1および第2の長手突起物を接続するように成長した少なくとも1つのナノチューブと
を備える、ナノチューブ・センサ。 - 前記第1および第2の突起物が、加熱されると前記基板から離れ、冷却されると前記基板に向かって移動する、請求項51に記載のセンサ。
- 前記突起物がエチレン、メタン、CO、またはその他の同様な流体からなる周囲環境を有し、
前記環境が、前記突起物を前記基板から離すのに十分な温度に加熱され、
前記温度が前記少なくとも1つのナノチューブを成長させるのに十分な温度であり、
前記少なくとも1つのナノチューブが成長した後、環境が冷却し、前記突起物が前記少なくとも1つのナノチューブと共に前記基板に向かって移動する、請求項52に記載のセンサ。 - 前記第1および第2の突起物が前記基板に向かって移動したとき、前記少なくとも1つのナノチューブをその上に着座させ得るヒートシンク構造物をさらに備え、
前記少なくとも1つのナノチューブが近接する環境の気体/液体を吸収することができ、
前記少なくとも1つのナノチューブの電流−電圧(IV)特性が、吸収された気体についての情報を示すことができる、請求項51に記載のセンサ。 - 前記第1および第2の突起物を加熱すると、前記少なくとも1つのナノチューブが前記ヒートシンク構造物から離され、それによって加熱されて、前記少なくとも1つのナノチューブ上の気体/液体のかなりの部分が脱着され、
前記第1および第2の突起物を冷却すると、前記少なくとも1つのナノチューブが、前記ヒートシンク構造物まで移動させられて冷却され得ることができ、いくらかの気体/液体を吸収することができる、請求項54に記載のセンサ。 - 前記センサは、前記第1の突起物、前記第2の突起物、および前記ヒートシンク構造物が、トランジスタのソース、ドレイン、およびゲート接点に類似しているという点で、トランジスタに類似し、
前記少なくとも1つのナノチューブの電流−電圧(IV)特性が、前記少なくとも1つのナノチューブによって吸収された気体についての実情報を示すことができる、請求項55に記載のセンサ。 - 前記第1および第2の突起物が、加熱されたとき第1の方向へ移動し、冷却されたとき第2の方向へ移動する、請求項51に記載のセンサ。
- 前記基板に取り付けられた第1および第2の端部を有する長手細片をさらに備える、請求項57に記載のセンサ。
- 前記少なくとも1つのナノチューブが、前記長手細片と前記基板の間に配置され、
前記第1および第2の突起物が、それぞれトランジスタのソースおよびドレインに類似し、前記長手細片がトランジスタのゲートに類似している、請求項58に記載のセンサ。 - 前記少なくとも1つのナノチューブの電流−電圧特性が、前記少なくとも1つのナノチューブによって吸収された気体についての情報を示すことができる、請求項59に記載のセンサ。
- 前記センサの電流−ゲート電圧特性が、前記少なくとも1つのナノチューブによって吸収された気体についての情報を示すことができる、請求項59に記載のセンサ。
- 前記長手細片が、前記少なくとも1つのナノチューブと前記基板の間に配置され、
前記第1および第2の突起物が、それぞれトランジスタのソースおよびドレインに類似し、前記長手細片が、トランジスタのゲートに類似する、請求項58に記載のセンサ。 - 前記少なくとも1つのナノチューブの電流−電圧特性が、前記少なくとも1つのナノチューブに吸収された気体についての情報を示すことができる、請求項62に記載のセンサ。
- 前記センサの電流−ゲート電圧特性が、前記少なくとも1つのナノチューブに吸収された気体の情報を示すことができる、請求項62に記載のセンサ。
- 熱を除去する手段と、
ナノチューブを支持し、前記熱を除去する手段に対して相対移動させる手段と
を備えるナノチューブ・センサであって、
前記ナノチューブを支持し移動させる手段が、加熱されると、前記熱を除去する手段から前記ナノチューブを離し、冷却されると、前記熱を除去する手段に前記ナノチューブを近付ける、ナノチューブ・センサ。 - ナノチューブの電流−電圧特性を測定する手段をさらに備え、前記測定する手段が前記ナノチューブに接続されている、請求項65に記載のセンサ。
- 前記ナノチューブの電流−電圧特性が、前記ナノチューブによって吸収された気体または液体についての情報を示すことができる、請求項66に記載のセンサ。
- 前記ナノチューブを加熱する手段をさらに備える、請求項67に記載のセンサ。
- 前記ナノチューブに近接してゲートを形成する手段と、
前記ナノチューブの電流−ゲート電圧特性を測定する手段と
をさらに備え、
前記ナノチューブへの第1および第2の接点がそれぞれソースおよびドレインになり、
前記ゲートを形成する手段と共に、前記ソースおよびドレインが、前記ナノチューブをトランジスタに類似させる、請求項65に記載のセンサ。 - 前記ナノチューブの前記電流−ゲート電圧特性が、前記ナノチューブによって吸収された気体または液体についての情報を示すことができる、請求項69に記載のセンサ。
- 前記ナノチューブを加熱する手段をさらに備える、請求項70に記載のセンサ。
- ナノチューブの両端にそれぞれ接続された第1および第2の端子を有する構造物を得るステップと、
前記ナノチューブを気体/液体に曝すステップと、
前記ナノチューブの電流−電圧特性を測定するステップと、
前記気体/液体について知り得る情報を得るために、前記電流−電圧特性を調査するステップと
を含む、気体/液体を検知する方法。 - 前記ナノチューブから気体/液体を脱着するために前記ナノチューブを加熱するステップと、
前記ナノチューブが気体/液体を吸収できるようにするために、前記ナノチューブから熱を取り去るステップと
をさらに含む、請求項72に記載の方法。 - ナノチューブに接続されたソースおよびドレイン端子、およびナノチューブに近接したゲート端子を有する構造物を得るステップと、
前記ナノチューブを気体または液体に曝すステップと、
前記ナノチューブの電流−ゲート電圧特性を測定するステップと、
前記気体または液体について知り得る情報を得るために、前記電流−ゲート電圧特性を調査するステップと
を含む、気体または液体を検知する方法。 - 前記ナノチューブから前記気体または液体を脱着するために、前記ナノチューブを加熱するステップと、
前記ナノチューブが気体または液体を吸収できるようにするために、前記ナノチューブから熱を取り去るステップと
を含む、請求項74に記載の方法。
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