JP2006506180A - 毛髪のストランドを処理するための用具及び方法 - Google Patents

毛髪のストランドを処理するための用具及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006506180A
JP2006506180A JP2004553590A JP2004553590A JP2006506180A JP 2006506180 A JP2006506180 A JP 2006506180A JP 2004553590 A JP2004553590 A JP 2004553590A JP 2004553590 A JP2004553590 A JP 2004553590A JP 2006506180 A JP2006506180 A JP 2006506180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
hair
reservoir
opening
guide means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004553590A
Other languages
English (en)
Inventor
ジェイムズ エルマー,サイモン
デイヴィーズ,フィリップ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JP2006506180A publication Critical patent/JP2006506180A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D19/00Devices for washing the hair or the scalp; Similar devices for colouring the hair
    • A45D19/012Devices for colouring or bleaching separated strands of hair, e.g. highlighting
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/19Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing inorganic ingredients
    • A61K8/22Peroxides; Oxygen; Ozone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/08Preparations for bleaching the hair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D2/00Hair-curling or hair-waving appliances ; Appliances for hair dressing treatment not otherwise provided for
    • A45D2002/003Appliances for hair dressing treatment not otherwise provided for
    • A45D2002/008Appliances for hair dressing treatment not otherwise provided for for threading hair strands through hair or objects, e.g. beads
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/80Process related aspects concerning the preparation of the cosmetic composition or the storage or application thereof
    • A61K2800/87Application Devices; Containers; Packaging

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Cleaning And Drying Hair (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

貯蔵器を備え、この貯蔵器が組成物と貯蔵器中でスライド可能なガイド手段とを含む、毛髪のストランドを処理するための用具。ガイド手段は、貯蔵器を通って延びる本体、ガイド手段を、少なくとも部分的に貯蔵器から引き出すために貯蔵器の一端から突き出る引っ張り手段(例えばプル・ストリップ)、及び毛髪のストランドをガイド手段に接続するために貯蔵器の他端から突き出る接続手段(例えばフック)を備える。ガイド手段が貯蔵器から引き出される場合、処理される毛髪のストランドは第一開口部を通って貯蔵器に引き込まれ、貯蔵器の中で組成物によって処理される。上記用具は、好ましくはレディー・ツー・ユースである。

Description

本発明は毛髪の美容処理、特にハイライト処理のための用具に関する。
毛髪のハイライト処理は、専門美容室業界の主要な柱の1つを担ってきた。このプロセスでは、毛髪のストランドを残りのものから分離し、典型的には過酸化物及び/又は過硫酸塩を含む組成物により処理する。対象となる毛髪を分離し、並びに脱色製品を混合し及びそれらの領域だけに適用するために必要な専門技術のために、この手順は主に美容室の範囲に留められてきた。従来では、毛髪の分離は、プラスチックのキャップを頭にかぶせ、毛髪の小部分にそれを通して引き出すことにより行われる。現在では、より一般的に、毛髪は編み込みにより選択され、次いで金属ホイル(通常はアルミニウムホイル)上に設置され、次にハイライト組成物を塗られる。これにより、より小さい、より独立した部分を処理することが可能になり、結果としてより自然にハイライトされた外観が得られる。効果は視覚的により魅力的であるが、これらの手順は時間がかかり、且つ一般に毛髪染めの専門家の技術を必要とする。美容室は、それに応じて料金を請求し、一作業当たり100米ドルを超える料金を請求することも多い。
幾つかのハイライト処理作業は、特により薄い毛髪の色をもつ顧客については、又はハイライトにより弱いコントラストを所望する人々については、酸化的毛染め技術及び製品を用いて行われる。これらは、酸化染料前駆体をほとんど又は全く有しない酸化的毛染め用毛髪染料を用いて行われ、さらに相対的に高濃度の一般的毛髪染料アルカリ化剤(一般に水酸化アンモニウム及びモノエタノールアミンであるがこれらに限定されない)によりアルカリ化される。これらは、作業時に高容量の過酸化物顕色剤と共に組み合わされ、不安定な高度にアルカリ化された過酸化物組成物を形成し、これは毛髪をある程度の範囲まで有効に脱色できる。「高容量の過酸化物顕色剤」とは、理髪業分野において一般に理解されているように、過酸化水素を30容量(およそ9.0重量%)を超える量で含有する、水性の過酸化物溶液、懸濁液、又は乳濁液を意味する。さらなる着色効果が所望である場合には、アルカリ化剤に加えて、高濃度の酸化染料前駆体(カップラー及び顕色剤)が用いられてもよい。この場合、ハイライトされる毛髪のストランドは、酸化剤による毛髪の天然色素(メラニン)の破壊により自然の色調を失うことに加えて、酸化染料により少なくとも部分的には着色される。そのため、この出願の目的上、「ハイライト処理」という用語は、「漂白のみ」の処理及び「漂白プラス染色」の処理(当前記技術分野において「永久染色」又は「永久着色」とも呼ばれる)を包含する。
一般的に美容室は、ハイリフト用粉末状漂白剤をハイライト処理の効果のために用いる。高いpHにおいて過酸化水素と共に、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、及び過硫酸アンモニウムの組み合わせを用いるハイリフト用漂白剤は、素早い脱色を、許容できる毛髪の損傷で提供する。幾つかの頭皮外漂白剤の単一適用を用いて、7レベルまでのリフトが可能である。これらは過硫酸塩混合物を過酸化物と使用直前に組み合わせることが必要なので使用するのが困難である。高容量の過酸化物は、皮膚及び粘膜に刺激性である可能性がある。過硫酸塩粉末はほこりっぽく、吸い込んだ場合に刺激性であり得る。この手順もまた、脱色の程度を測定するために金属ホイルを定期的に開くことが必要であるという技術により制限される。このように、これらの効果への高い要求にも関わらず、ハイリフト処理は、在宅消費者市場の片隅に追いやられている。
過酸化水素溶液は、消費者使用向けの毛髪の色を明るくする製品中に、配合されてきた。サン・イン(Sun In(RTM))、ア・タッチ・オブ・サン(A Touch of Sun(RTM))、及び最近ではサロン・セレクティブズ・ライテン・アップ・ハイライティング・ムース(Salon Selectives Lighten Up Highlighting Mousse(RTM))のような製品が、消費者に段階的ハイライト処理の効果を与えるために、売り出されてきた。過酸化水素は高いpH(一般にpH4.0より高い)における保存に対して不安定であり、低いpHにおけるそれの脱色効果は相対的に低い。そのため、低いpH製品を長期にわたって繰り返し適用する複数適用が、毛髪の色を明るくする所望の効果を達成するために必要である。さらに、これらは頭全体についての毛髪の色を明るくする効果である。漂白組成物のさらなる例は、米国特許第5,888,484号、及び米国特許第5,888,249号に開示されている。
上述のように、ハイライト処理は、通常、酸化剤を含む第一組成物、並びにアルカリ化剤及び任意択的に酸化染料前駆体を含む第二組成物を混合することを伴う。混合された組成物は、毛髪の隣接部分に広がらないように、処理される毛髪のストランド上に注意深く適用されなければならない。処理される毛髪のストランド上に組成物が確実に留まるように、上述のアルミニウムホイルに加えて、様々なシステムが提案されてきた。例えば、米国特許第5,845,653号及び米国特許第5,931,168号は、堅い基材から毛髪又は繊維に変色物質を移動させるためのアプリケータを開示している。
さらに、着色される毛髪のストランドが管の内側に引き込まれ、次いで染料又は漂白組成物で満たされるという方法も提案されている。
米国特許第2,655,924号では、処理される毛髪のストランドはかぎ形の針を用いて管内部の内側に引き込まれる。染色又は漂白組成物が続いて管内部に注ぎ込まれ、これは次に処理時間中密封される。
米国特許第2,819,721号は、毛髪を染色又は漂白する別の方法を開示しており、その際、処理される毛髪は変形可能な液体不透過性材料の第一の管の中に引っ張られる。第一の管内で移動でき、ユーザにより作動され得るつかみ具機構を有する第二の管を用いて、毛髪のストランドは、変形可能材料の第一の管内部の内側に引き込まれる。第一の管は続いて処理組成物により充填される。
米国特許第5,146,937号は、ポリマー材料、好ましくはポリスチレンから、毛髪のハイライト用染料適用パッドとして製造されたシートの使用を開示している。ポリスチレンシートは、折り畳み線の周囲で1つになる、1つの平らな部分及びもう1つの反対側の平らな部分を画定する。毛髪の房を、シートの一方の平らな半分の部分上に置き、酸化手段を含む流体染色溶液を毛髪の房に適用する。シートのもう一方の平らな半分の部分を、次にその上に折り畳み、シートの第一の部分に対して平らに押し付け、長持ちする毛髪着色を可能にするために十分な顕色時間、その房を挟みこむ。
しかし、これらの方法において、消費者による流体の反応性組成物のハンドリングを必要とし、これは厄介である可能性があり、且つ専門的な教育を必要とする可能性がある。それ故に、レディー・ツー・ユース(ready to use)である、すなわち、消費者によって任意の化学物質の処理を必要としない、毛髪のハイライト処理のような処理を実行するための用具が必要とされる。
米国特許第5,891,453号、及び同第5,879,691号は、歯を美白するためにカーボポール樹脂を用いる、過酸化水素ゲルによりコーティングされた透明なプラスチックのストリップの使用を教示している。
米国特許第5,116,388号は、PVAの小包の中に封入された過硫酸塩組成物の使用、及び毛髪の漂白におけるそれらの使用を教示している。
本発明は、組成物を用いて毛髪のストランドを処理するための用具に関する。上記用具は、
a.第一開口部及び第二開口部を備え、毛髪を処理可能な組成物を含有する貯蔵器と、
b.上記貯蔵器中をスライド可能なガイド手段とを備え、ここで、上記ガイド手段が、
i.上記貯蔵器を通って上記第一開口部から上記第二開口部まで延びる本体と、
ii.上記ガイド手段を、上記第二開口部を通して、少なくとも部分的に上記貯蔵器から引き出すための、上記第二開口部から突き出る引っ張り手段と、
iii.上記ガイド手段が上記第一開口部を通って上記貯蔵器から引き出される場合、上記毛髪のストランドが上記第一開口部を通って上記貯蔵器に引き込まれるように、選択された毛髪のストランドを上記ガイド手段に接続するために上記第一開口部から突き出る接続手段とを備える。
上記用具は、好ましくはレディー・ツー・ユース(ready-to-use)である。
好ましい実施形態では、ガイド手段の本体は、貯蔵器を2つの領域に(好ましくは密閉して)分割し、第一領域は第一組成物を含み、第二領域は第一組成物とは異なる第二組成物を含む。上記2つの組成物は、接触させ、任意選択で活性化工程を用いた場合、共に反応し毛髪処理組成物を形成する。ガイド手段が第二開口部を通って貯蔵器から引き出される場合、第一組成物及び第二組成物が接触し、反応して処理組成物を形成する。同時に、毛髪のストランドが貯蔵器の内側に引き込まれ、ガイド手段によって残される位置に配置され、その結果、毛髪のストランドと処理組成物とを接触させる。
さらに、貯蔵器は、好ましくは細長形状であり、一端で第一開口部を含み、他端で第二開口部を備える。
本発明の目的上、「毛髪の処理」又は「毛髪を処理するための方法」という用語は、美容師により認められるように、一般的な美容的毛髪処理のいかなるものをも意味する。上記処理は、2つ以上の混合物を混合することが必要とされてもよく、これらの組成物は化学的又は物理的に反応し、活性組成物を形成してもよい。上記処理としては、長持ちする着色又は酸化着色、長持ちするパーマ、脱色プロセス、例えば:漂白、ハイライト、チャンキング、フォイリング(foiling)等が挙げられるが、これらに限定されない。本発明が有用性を有し、他の処理手順における利点を有することは、美容毛髪処理の分野における当業者には明らかである。出願人はまた、他の幾何学を有する基材を使用可能であることを想定している。
本記載を通じて、消費者とは、本発明による方法又は用具を使用するいかなる人であってもよい。幾つかの非限定例は:(a)例えば、自分自身の毛髪又は友人若しくは身内の人の毛髪を、家庭でハイライト処理するために、装置を個人的に使用する人の場合、消費者はその人であり;(b)美容ケアの専門家により自分の体に美容製品を適用してもらうために、美容室又はいずれかの場所に出掛ける人の場合、例えば毛髪ケアの専門家による毛髪着色の場合には、その美容ケアの専門家が消費者であり;さらに(c)混合された製品をペット又はその他の動物の毛に施行する人の場合には、消費者はその人である。
特に明記されない限り、分量、百分率、部分、及び比率を含むすべての量は、「約」という言葉により少し変わると理解され、量は有効数字を示すことを意図しない。特に明記されない限り、冠詞「a」、「an」、及び「the」は、「1つ以上の」を意味する。全ての引用文献は、関連部分において参考として本明細書に組み込まれる。いかなる文献の引用も、それが本発明に関する先行技術であることの承認として解釈されるべきでない。
本明細書で使用するとき、処理される「毛髪」という用語は、「生きている」すなわち生体上のものであっても、又は「生きていない」すなわちかつら、ヘアピース、又は非生体ケラチン性繊維のその他の集合体中のものであってもよい。哺乳類、好ましくはヒトの毛髪が好ましい。しかしながら、羊毛、毛皮、及び他のケラチン含有繊維は本発明による組成物に適した基材である。
本明細書で使用するとき、「適用される」という用語は、組成物に関する場合、コーティングされる、吸収される、吸着される、及び付着されるという用語を包含する。組成物は、好ましくは中間層なしに直接に貯蔵器の内側壁に適用されるが、場合によっては、両面テープのような中間層が、組成物の基材への付着を容易にするために用いられてもよい。好ましくは、上記用具は、貯蔵器の壁にすでに適用されている組成物と共に販売され、消費者には「レディー・ツー・ユース(ready-to-use)」である。
本明細書中で使用するとき、「レディー・ツー・ユース(ready-to-use)形態中にパッケージ化される」又は「レディー・ツー・ユース(ready-to-use)」という用語は、任意の化学物質を操作する必要なく、消費者が用具を使用することができることを意味する。上記用具は、好ましくは、貯蔵器の内壁にすでに適用されている組成物と共に販売され、「レディー・ツー・ユース(ready-to-use)」である。
本明細書中で使用するとき、「シングル・ユース(single-use)」という用語は、廃棄される前に、用具が通常は1回しか使用されないことを意味する。
本発明による方法及び用具の必須要素及び任意要素が、本発明の様々な代表的実施形態を参照することにより、これから詳細に説明されるが、その内の幾つかはまた本明細書において図解され、その際、同じ数字はすべての記載を通じて同一要素を示す。
(用具)
図1〜図3は、全体に10として示される本発明による用具の一実施形態を図解する。
図1で示されるように、本発明の用具10は、第一開口部30及び第二開口部40を備える貯蔵器20を備える。貯蔵器は、好ましくは、ヒト毛髪の細長形状に従うように実質的に細長形状である。第一開口部と第二開口部との間隔は、さらに長い毛髪のためにはさらに長い貯蔵器が使用されるが、好ましくは少なくとも5cm、より好ましくは10cm、さらにより好ましくは15〜20cmである。貯蔵器は、種々の方法で形成され、種々の材料から形成されてもよい。貯蔵器を形成するための簡便な様式は、図1〜図2に示されるような管状形状を有する貯蔵器を形成するように、長手方向の軸線に沿って可撓性材料の薄いストリップを折り畳むことである。貯蔵器は、熱接着によって、及び材料のストリップの長手方向縁部上に接着剤を適用することによって、その位置に維持されてもよいか、又は、貯蔵器は、貯蔵器がその折り畳まれた位置に保持されるのに十分粘着性の組成物を含有してもよい。
貯蔵器の壁を作る材料は、これらに限定されないが、紙、プラスチック、布地、ゴム、金属ホイル、天然又は合成の織布又は不織布材料、ポリエチレン又はポリプロピレンの熱可塑性フィルムのようなポリマーフィルム、コーティング不織布又はフィルムコーティング不織布材料のような複合材料、又はこれらのいかなる組み合わせのような材料から形成されてもよい。ポリマーフィルム、例えば直鎖低密度、低密度、中密度、又は高密度ポリエチレンが好ましい。ポリマーフィルムは、基材の所望の形状及び寸法に、容易に押し出し又は成型及び型抜きされ得る。
貯蔵器として用いられてもよい材料は、好ましくは耐久性があり、使い捨て可能である。それらは、好ましくは液体不透過性であり、用いられる組成物と化学的に適合性があり、且つ他の可撓性液体不透過性材料もまた用いられてもよいが、好ましくは薄いプラスチックフィルムから製造される。材料は、好ましくは、容易に安全に毛髪に適用されるのに十分に可撓性であり、使用中にそれらの全体的な形状を、特に折り畳み位置に保持するのに十分に堅い。基材は従って、以下のようにさらに記載されてもよい:
− 保存及び美容のための適用を通じて組成物を支持することができる、
− 液体不透過性である、
− 適用前又は適用中に組成物とも化学的に反応しない、
− 容易に安全に毛髪に適用されるのに十分なほど可撓性であり、且つ使用中にそれらの形状を保持するのに十分なほど堅い、及び/又は
− 連続した環状テープ状に形成されることができる。
基材は、好ましくは、作業者が化学的処理の進捗を見られるように、透明又は半透明として提供されてもよい。基材はまた、例えばpH又はRA(貯蔵アルカリ度)の変化を示すことにより、反応の進捗を指示する特殊指示剤を含んでもよい。
基材は、すすぎの際に、溶解するか又はそれらが適用された毛髪のストランドから容易に取り除かれるかのいずれかであるように、水溶性材料(例えばポリビニルアルコール)から部分的に又は完全に製造されてもよい。
貯蔵器は、毛髪を処理することができる少なくとも1つの組成物を含む。さらに、貯蔵器は、混合される場合、毛髪処理組成物を形成することができる2つの組成物を含んでもよい。好適な組成物が以下に議論される。
本発明に係る用具は、貯蔵器中でスライド可能なガイド手段50をさらに備える。ガイド手段は、本体50を備え、それは、貯蔵器を通って延び、第一開口部を第二開口部に接続する。図1〜図3に示されるように、本体50は、貯蔵器を2つの別個の領域に(好ましくは密閉して)分割する材料のストリップの形態であってもよい。本体は、これらに限定されないが、紙、プラスチック、布地、ゴム、金属ホイル、天然又は合成の織布又は不織布材料、ポリエチレン又はポリプロピレンの熱可塑性フィルムのようなポリマーフィルム、コーティング不織布又はフィルムコーティング不織布材料のような複合材料、又はこれらのいかなる組み合わせから選択される材料から形成されてもよい。本体50によって分割される貯蔵器の領域は、好ましくは実質的に左右対称であり、実質的に同じ体積を有する。第一領域は、以下に議論されるように、第二領域を満たす組成物とは異なる組成物で満たされてもよい。
ガイド手段を、第二開口部を通して、少なくとも部分的に貯蔵器から引き出すために、貯蔵器の第二開口部から突き出る引っ張り手段60をさらに備える。図1に示されるように、引っ張り手段は、当該分野で多くの場合「プル・ストリップ(pull-strip)」と呼ばれる、材料のストリップの形態であってもよい。本体及び引っ張り手段は、同じ材料又は異なる材料から作られてもよい。例えば、図1のプル・ストリップ(pull-strip)は、本体50の延長であることができ、ここで、紙のような強化材料のさらなる層がこれに接着されている。「プル・ストリップ(pull-strip)」システムは、現在では毎日使用する(everyday-use)パッケージ中に見出され、消費者によって直感的に理解して使用される。さらなる層は、消費者の直感的な理解がさらに深まるように、その上に印刷された言葉又は図(例えば矢印)の形態での指示を含んでもよい。
ガイド手段は、毛髪のストランド80をガイド手段に接続するために、第一開口部から突き出る接続手段70をさらに備える。消費者がガイド手段を貯蔵器から引き出す場合、ガイド手段に接続されている処理される毛髪のストランドは、第一開口部を通って貯蔵器に引き込まれる。図3に示されるように、接続手段はフックの形態であってもよい。接続手段のために使用される材料は、好ましくは、貯蔵器に引き込まれる場合、その形状を保持するのに十分に剛性であるべきである。さらに複雑な接続手段は、例えば、毛髪を編み込むことができるフックを考えてもよい。図1及び図2において、フックに接続される毛髪の一部のみが表されていることを注記すべきである。毛髪のストランドが引き込まれる場合に、フックに沿ってスライドする可能性を減らすために、消費者は、フックが貯蔵器に引き込まれながら、処理される毛髪のストランドをきついループ状に保持してもよい。このフックと共に処理され得る毛髪の最大長さは貯蔵器の長さの2倍である。
図2は、ガイド手段が部分的に貯蔵器20から引き出される、中間位置における用具10を示す。それ故に、フック70は、処理される毛髪の部分を保有しつつ、同じ間隔で貯蔵器中に同時に引き込まれる。フックは貯蔵器にさらに引き込まれてもよく、制限は貯蔵器の長さ又は引き込まれる毛髪の長さである。毛髪が十分に長いと、フックは第二開口部を通って貯蔵器から引き出されてもよく、任意選択で、毛髪の処理が貯蔵器中で行われながら、接続している毛髪からフックが取り外される。
貯蔵器は、毛髪を処理することができる1つの組成物を含んでもよい。単一組成物を含む貯蔵器の場合には、使用されてもよい好適な組成物としては、染料(例えば、直接染料又は半永久染料)又はコンディショナーが挙げられる。好ましくは、図3に示されるように、貯蔵器は、ガイド手段によって密閉して分割された貯蔵器の2つの領域に2つの組成物90、100を含む。ガイド手段が貯蔵器から引き出される場合、毛髪のストランドはガイド手段の位置に置かれ、第一組成物と第二組成物とで挟まれる。これらの第一組成物及び第二組成物に加えて、上記領域は追加組成物を含んでもよい。例えば、処理が染料成分を用いたハイライト処理である場合、染料組成物及び過酸化物組成物を一様に有することが可能であり、あるいは、ガイド手段に沿って貯蔵器のそれぞれの領域に適用されることが可能であり、このガイド手段は、染料組成物を一方の側に、過酸化物組成物を他方の側に分割する。貯蔵器の1つの領域に幾つかの染料組成物を有し、貯蔵器の他の部分に過酸化物組成物を有することも可能である。この構成において、異なる染料組成物は、ガイド手段によって規定される軸線に沿って隣接するストリップとして適用されてもよい。これらの2つの構成は、染料と過酸化物組成物とに制限される必要はない。
以下に、一旦接触すると共に反応して(例えば物理的又は化学的に)、毛髪処理組成物を形成する2つの異なる組成物を含む用具の場合には、組み合わせて使用されてもよい幾つかの組成物を記載する。第一組成物及び第二組成物が接触させられたとき、毛髪処理組成物が直ちに形成されてもよいし、又はさらなる活性化ステップが必要とされてもよい。
例えば反応は、熱、水、圧力により活性化されてもよい。水による活性化の場合には、毛髪が基材の間に設置される前に湿潤され得るか、又は基材が毛髪のストランド上に適用される前に湿潤され得るか、又は両方であり得る。さらなる別の実施形態では、第一及び第二組成物を互いに接触させるために、活性化ステップが必要になる場合がある。例えば、プラスチック材料から製造された裏材により支持された、ポリエチレン又はポリプロピレンの「カーマ(CARMA)」バブルのような、容易に壊れやすいプラスチックバブル中に組成物が閉じ込められている場合には、圧力による活性化が起こりうる。「カーマ(CARMA)」は、「onsumerctivatedupturableulti−cellpplicators(消費者活性化破裂可能多気泡アプリケータ)」を表し、製品を表面に放出するためのフィルム技術であり、独立気泡内に閉じ込められた製品からなり、これは破裂した場合に閉じ込められた製品を表面に放出する。基材の外側表面上に十分な量の圧力を適用することにより、気泡は破裂し、それらが含有する製品が放出される。気泡内に含有される組成物は次に混合し、それらが処理組成物を形成することが可能になる。
基材に適用される物質の量は、材料片の大きさ及び容量、活性物質の濃度、並びに所望の最終結果によって決まる。
好ましい実施形態では、第一及び第二組成物により形成される毛髪処理組成物は、毛髪のハイライト処理に適しており、任意選択で酸化染料前駆体は毛髪を着色するために含む組成物である。
毛髪をハイライト処理するために及び/又は毛髪を着色するために、本発明による組成物を、水性組成物、ペースト、粘稠な液体、粉末、ゲル、又は水中油型エマルションのような任意の形態で提供することができる。本発明による組成物のための好ましい媒質は、塩に対して耐性のある増粘剤を含む増粘化溶液又は水中油型エマルションである。好ましくは、基材上に適用される組成物は、ゲルの形態であり、これは製品に良好な粘着特性及び水の供給源を提供し、これは第一及び第二組成物中に含まれる反応物質の混合を容易にし得る。ヒドロゲルは特に好ましい。
組成物はまた、すすぎの際に溶解する水溶性物質(例えばPVA)を含んでもよく、それにより処置が終了した場合に、用具の剥離を容易にする。
(組成物の実施例)
以下の例は、2つの異なる組成物を含む用具の場合に、第一組成物及び第二組成物として使用されてもよい組成物の例である。どちらが第一組成物として示され、どちらが第二組成物として示されるかは重要でない。
(実施例1:過酸化水素組成物)
第一又は第二基材上に適用されてもよい代表的な過酸化水素組成物は、次のものを含んでもよい:
1.水、典型的には5〜95%
2.増粘剤、典型的には0.1〜20%
好ましい増粘剤を、ポリマー(ゲル化剤を包含する)、クリーム又はエマルションと呼ばれるゲル相、及びこれらの組み合わせから選択する。
適したポリマーは、カルボキシメチルセルロース、カルボキシプロピルセルロース、カルボキシポリメチレン(カルボマー(Carbomer)、カーボポール(Carbopol)例えばカーボポールETD2020、すべてRTM)、カルボキシビニルポリマー、ポロキサマー、ポリエチレングリコール、天然ゴム(カラゲナン、トラガカント、カラヤ、アラビア、グアー、及びキサンタンが挙げられるがこれらに限定されない)、天然及び合成スメクタイト粘土(ヘクトライト、ベントナイト、及びモンモリロナイトが挙げられるがこれらに限定されない)、スクレログルカン、メチルセルロース、エチルセルロース(アクアコート(Aquacote(RTM))として市販されている)、ヒドロキシエチルセルロース(ナトロゾール(Natrosol)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、微結晶セルロース、ヒドロキシブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース(クルーセル(Klucel(RTM)))、ヒドロキシエチルエチルセルロース、セチルヒドロキシエチルセルロース(ナトロゾール(Natrosol(RTM))プラス(Plus)330)、N−ビニルピロリドン(ポビドン(Povidone(RTM)))、アクリレート/セテス(Ceteth)−20イタコネートコポリマー(ストラクチャー(Structure(RTM))3001)、ヒドロキシプロピルスターチホスフェート(ストラクチャー(Structure(RTM))ZEA)、ポリエトキシル化ウレタン又はポリカルバミルポリグリコールエステル(例えばPEG−150/デシル/SMDIコポリマー=アクリン(Aculyn(RTM))44、PEG−150/ステアリル/SMDIコポリマー=アクリン46(Aculyn 46(RTM)))、トリヒドロキシステアリン(ジキシン(Thixcin(RTM)))アクリレートコポリマー(例えばアクリン(Aculyn(RTM))33)、又は疎水変性アクリレートコポリマー(例えばアクリレート/ステアレス−20メタクリレートコポリマー=アクリン(Aculyn(RTM))22)から選択されてもよい。
代表的ではあるが、網羅的ではないポリマー及び増粘剤の一覧は、サザンミシシッピー大学、ポリマー科学学部、ロバートY.ロックヘッド(Robert Y.Lochhead)博士及びウィリアムR.フロン(William R.Fron)編纂及び編集の「化粧品用のポリマー及び増粘剤の百科事典(The Encyclopaedia of Polymers and Thickeners for Cosmetics)」の中に見出すことができる。
クリーム又はエマルションと呼ばれる好適なゲル相は、セチルアルコール、ステアリルアルコール、脂肪酸、及びこれらの混合物から選択されてもよい。
3.水和過酸化物化合物、典型的には0.1〜35%。
例えば、美容上許容できる過酸化物生成化合物には:過酸化物(水素、カルシウム、炭酸塩(例えばナトリウム、アンモニウム、カリウム)、カルバミド、アルカリ土類、無機アルカリ金属過酸化物(例えば過ヨウ素酸ナトリウム、過酸化ナトリウム)、有機過酸化物(例えば過酸化尿素、過酸化メラミン(melamine peroxide))、無機過水和物塩漂白化合物(例えば過ホウ酸塩、過炭酸塩、過リン酸塩、過ケイ酸塩、過硫酸塩のアルカリ金属塩)などが挙げられるが、これらに限定されない。
4.任意選択で、グリセリン、典型的には1〜50%。
組成物は、好ましくはゲルの形態である。
(実施例2:過酸素発生ブレンド)
第一又は第二基材上に適用されてもよい代表的な過酸素発生ブレンド組成物は、次のものを含んでもよい:
1.過酸化合物、典型的に1〜60%。
適した過酸化合物は、過硫酸塩(例えばアンモニウム、カリウム、及び/又はナトリウム塩)、過炭酸塩(例えばアンモニウム、カリウム、及び/又はナトリウム塩)、炭酸塩(例えばアンモニウム、カリウム、及び/又はナトリウム塩)、過水和物(例えばクエン酸、リン酸ナトリウム、及び/又は炭酸ナトリウム塩)、並びにこれらの混合物である。
2.水酸化物(例えばアンモニウム、カリウム、及び/又はナトリウム塩)、典型的には0.1〜8%
3.ケイ酸塩:ナトリウム、メタ−ナトリウム、典型的には0.1〜20%、
4.界面活性剤:ラウリル硫酸ナトリウム(乾燥粉末)、典型的には0.1〜5.0%、
5.シリカ、適量
(実施例3:アルカリ化組成物)
1.水、典型的には5〜99%
2.増粘剤、典型的には0.5〜20%、
好ましい増粘系を、過酸化水素組成物についてすでに論じた同じ一覧から選択する。
3.美容用アルカリ化剤、典型的には0.1〜20%
好ましいのは、化粧品製造において用いられる一般的アルカリ化剤の任意のもの又は組み合わせであり、水酸化物(例えばアンモニウム、カリウム、及び/又はナトリウム塩)、エタノールアミン(例えばモノ−、ジ−、及び/又はトリ−)、イソプロパノールアミン、アミノメチルプロパノール(aminomethulpropanol)、炭酸塩(例えばナトリウム、アンモニウム、カリウム)が挙げられるが、これらに限定されない。
4.任意選択で、酸化染料前駆体又は直接染料を包含する染料。
アルカリ化組成物は、好ましくはゲルの形態である。
(その他の成分)
その上、本発明の組成物は、活性成分であってもよいし、又はそうでなくてもよい他の構成成分を含んでもよいこともまた意図されている。これには、追加の着色剤(一時的、半永久(semi-permanent)、半永久(demi-permanent)、又は永久、及びまた天然又は合成)、キレート剤(例えばエチレンジアミン二コハク酸)緩衝剤、増粘剤、溶媒、酵素、アニオン性、非イオン性、両性、及び/又はカチオン性界面活性剤、コンディショニング剤、キャリア、酸化防止剤、安定剤、パーマ活性物質、香料、毛髪膨張剤、毛髪ぐせ取り剤が挙げられるが、これらに限定されない。これら幾つかの追加の構成成分を以下に詳述する。
(酸化染料前駆体)
これらの化合物には、芳香族ジアミン、アミノフェノール及びそれらの誘導体が挙げられる(酸化染料前駆体の代表的ではあるが、網羅的ではない一覧は、サガリン(Sagarin)の、「化粧品の科学及び技術(Cosmetic Science and Technology)」、「インターサイエンス、特別版(Interscience,Special Edn.)、第2巻、308〜310頁に見出すことができる)。前駆体はカップラーと共に用いることができる。カップラーは、一般的に活性化前駆体の存在下で色を形成することのできる無色の分子である。
前駆体及びカップラーの選択は、所望の着色の色、色調、及び強度により決定される。本明細書では、様々な色調を有する染料を提供するために、前駆体及びカップラーを単独で又は組み合わせて用いることができる。
毛髪染料組成物の毛髪染料構成成分は、一般に0.001%〜10%、好ましくは0.1%〜3%の酸化染料前駆体及びカップラーを含む。
(コンディショニング剤)
本発明の組成物は、必須ではないが好ましくはさらに少なくとも1つのコンディショニング剤を含む。好ましいコンディショニング剤は、特に不揮発性シリコーン及びアミノ官能化シリコーンであるシリコーン物質、カチオン性界面活性剤、カチオン性ポリマー、及びこれらの混合物から選択される。
コンディショニング剤は一般に、組成物の0.05重量%〜20重量%、好ましくは0.1重量%〜15重量%、より好ましくは0.2重量%〜10重量%、さらにより好ましくは0.2重量%〜2重量%の濃度で用いられる。特定組成物に用いられる最小濃度は、コンディショニング効果を提供するために有効なものでなければならない。用い得る最大濃度は、理論ではなく、むしろ実用的な観点から制限される。約20%を超える濃度で用いることは一般に不必要であり且つ高価である。
好適なコンディショニング剤は、PCT国際公開特許WO98/04237、p.22〜29、及びPCT国際公開特許WO96/32919、p.17〜22に開示されている。
(ハイライト処理方法の実施例)
3つのハイライト処理方法が記載される−2つは過酸化水素組成物及びアルカリ化ゲルを用い、最後のものは過酸化水素組成物及び混合された過硫酸塩を用いる。
(実施例A:ゲル化過酸化物及びゲル化アルカリ化剤を用いた毛髪脱色)
少量のリフト(脱色)のみを所望する、毛髪をハイライト処理する消費者に有用な脱色組成物は、強力な過酸の化学物質を必要としない。この実施例は、過酸化物のゲル及び適した美容用アルカリ化剤を用いた毛髪ハイライト剤の製造を教示する。実施例Aの組成物は次の通りである:
Figure 2006506180
第一組成物は、そのカルボマーをグリセリンと組み合わせ、均一なスラリーが得られるまで混合することにより生成されてもよい。全体のバッチを含有するのに十分な大きさの別の容器の中に、脱イオン水が満たされる。スラリーを水の中にゆっくりと導入し、さらに穏やかに撹拌しながら、安定で均一なゲルが観察されるまで混合する。次に過酸化水素を、過剰の空泡を系に導入しないように穏やかに混合しながら添加する。次に水酸化ナトリウムが、pHをおよそ5.0 − カルボマーを活性化し及びゲル化するまで増加させるために滴下される。過酸化物の早期分解の可能性をさらに減少させるために、任意選択でスズ酸ナトリウムのような追加の過酸化物安定剤を添加してもよい。
第二組成物は、迅速に混合する水中でカルボマーを水和することにより生成されてもよく、ゆっくりと手で添加する(分散しないポリマーの「斑点」を生成しないように)か又は粉末の迅速な水和のためのエダクター若しくは類似の装置を用いることのいずれかによる。カルボマーが完全に分散し均一になったら、過剰の空泡を取り込むのを避けるために穏やかに混合しながら水酸化アンモニウムを添加する。バッチは、アルカリ化剤の添加により、増粘化し及び透明になる。
およそ20cm長さで8cm幅の透明なポリエチレンフィルム基材を、半分に分割し、4cm幅の二重シートを作るように折り畳む。約0.4mm厚の組成物1の層を、透明なポリエチレンフィルムの半分に適用する。その本型の反対側に、同様の厚さの組成物2の層を内側表面のポリエチレンフィルムに適用する。図に示される同様の比率のガイド手段を、フィルムの処理された半分の間に配置する。化学的に処置されたストリップの半分を、ガイド手段の周りで互いに押し付ける。2つのシートを長手方向の軸線に沿って熱接着し、折り畳まれた位置でシートを共に保持する。接着剤を適用してもよい。
(実施例B:ゲル化された過酸化物及び酸化染料前駆体を含むゲル化されたアルカリ化剤)
本発明の第二の好ましい方法は、片側を過酸化水素ゲルにより、及び反対側を酸化染料前駆体を含有するアルカリゲルにより、処理された分割された基材を用いてもよい。この例では、同時に起こる内在する基質の色の漂白及び染料の付着の結果としてミッドブラウンの色調になる。
実施例Bの組成物は次の通りである:
Figure 2006506180
第一組成物は、このカルボマーをグリセリンと組み合わせ、均一なスラリーが得られるまで混合することにより生成される。全体のバッチを含有するのに十分な大きさの別の容器の中に、脱イオン水が満たされる。スラリーを水の中にゆっくりと導入し、さらに穏やかに撹拌しながら、安定で均一なゲルが観察されるまで混合する。次に過酸化水素を、過剰の空泡を系に導入しないように穏やかに混合しながら添加する。最後に水酸化ナトリウムが、pHをおよそ5.0 − カルボマーを活性化し及びゲル化するまで増加させるために滴下される。過酸化物の早期分解の可能性をさらに減少させるために、任意選択でスズ酸ナトリウムのような追加の過酸化物安定剤を添加してもよい。
第二組成物は、迅速に混合する水中でカルボマーを水和することにより生成され、ゆっくりと手で添加する(分散しないポリマーの「斑点」を生成しないように)か、又は粉末の迅速な水和のためのエダクター若しくは類似の装置を用いることのいずれかによる。カルボマーが完全に分散し均一になったら、水酸化アンモニウム以外のすべての残りの成分(すなわち、グリセリン、染料前駆体、pH緩衝剤、及び酸化防止剤)を添加する。それらが溶解したら、過剰の空気の泡を取り込むのを避けるために、穏やかに混合しながら水酸化アンモニウムを添加する。バッチは、アルカリ化剤の添加により、増粘化し及び透明になる。
次いで、用具は実施例Aにおけるように調製される。
(実施例C:過硫酸塩及び過酸化物を用いた毛髪の脱色)
本発明の第三の好ましい方法は、片側を専門美容室の製品であるベイシック・ホワイト・ディダスティッド・ハイライティング・ブリーチ(Basic White Dedusted Highlighting Bleach(RTM))に類似した過硫酸塩漂白剤混合物により、反対側を濃縮過酸化水素ゲルにより処理された分割された基材を用いる。これは高レベルの脱色効果を短時間で及び毛髪の損傷が許容可能な程度で提供する可能性がある。過硫酸塩漂白剤は、典型的にはブレンドされた無水粉末の形態で販売されるため、粉末混合物を不動化する方法が必要になる可能性がある。美容用の酸化剤である過酸化水素は、水で薄められた液体溶液としておそらく販売され、本発明の範囲内で用いるため不動化されてもよい。
過硫酸塩の粉末組成物は、不動化するのがより困難である可能性がある。過硫酸塩は水中に可溶性であるが、典型的には水和に際し急速に及び発熱的に分解する。そのため、従来の水性ゲル化剤は、用いるのに典型的には適していない油、ワックス、及び/又はシリコーン中の過硫酸塩の無水スラリー、ペースト、及びクリームは、実際に存在するが(以下のウェラ(Wella)の特許を参照のこと)、本発明に用いるにはそれらの疎水性の性質が克服されない限り、それほど望ましくない可能性がある。これらは典型的には、単純な接触ではゲル化された過酸化物と容易に混合しない。米国特許第5,888,249号に記載されるような布地に吸着される消臭スラリーは、炭酸アンモニウムを固定する方法を提供するが、好ましい過硫酸塩と共に働くことは明らかではない。
米国特許第5,116,388号に記載される過硫酸塩不動化の方法は、プラスチック基材に付着したポリビニルアルコール(PVA)フィルムの小さいポケット内に粉末を詰めることである。このようにして、過硫酸塩組成物の測定された投与量が安全に、且つ清潔に支持基材上に吸着されることができ、且つ過酸化物組成物から分離したままでいることができる。こうしたPVAフィルムは、過酸化物ゲルに容易に可溶性である。過酸化物ゲルとの接触により、PVAは溶解し、脱色組成物のために過硫酸塩のブレンドが過酸化物ゲルと混合する。混合をさらに強化するために、少量の塩、好ましくは塩化ナトリウムを、過硫酸塩混合物に添加するか、又はPVAフィルムの外部表面に適用するかのいずれかが可能である。塩との接触により、過酸化物ゲルは典型的には急速に粘度が低下し、より容易に過硫酸塩ブレンドの中に流入し、且つ混合する。
実施例Cの組成物は次の通りである:
Figure 2006506180
用具は別々に、又は幾つかの用具を含む包装用品内にて販売されることができる。後者の場合には、用具はすべて同じ(同じ処理組成物)であることもできるし、又は異なる(例えば、異なる種類の色のハイライトを達成するために)こともできる。用具は密封された包装用品中に個々に包装されてもよい。
用具はまた、専門家市場用に、処理される毛髪の長さ又は幅に応じて部分が切断される原体ロールで販売されることもできる。
第一組成物は、カルボマーをグリセリンと組み合わせ、均一なスラリーが得られるまで混合することにより生成されてもよい。全体のバッチを含有するのに十分な大きさの別の容器の中に、脱イオン水が満たされる。スラリーを水の中にゆっくりと導入し、さらに穏やかに撹拌しながら、安定で均一なゲルが観察されるまで混合する。次に過酸化水素を、過剰の空泡を系に導入しないように穏やかに混合しながら添加する。次に水酸化ナトリウムが、pHをおよそ5.0 − カルボマーを活性化し及びゲル化するpHまで増加させるために滴下される。過酸化物の早期分解の可能性をさらに減少させるために、任意選択でスズ酸ナトリウムのような追加の過酸化物安定剤を添加してもよい。
第二組成物は、すべての乾燥成分の、V型−ブレンダー(V-blender)のような適したブレンド装置中での任意の順番での乾燥ブレンドにより製造される。組成物を、いかなるブレンド手段が選択されたとしても均一になるまで混ぜ合わせなければならない。
次におよそ5グラムのブレンドされた過硫酸塩組成物を、乾燥PVAポリマーフィルムから製造された10cm×3cmの小包の中に注入する。これを、使用時まで湿気を排除するためにヒートシールする。小包を、分割された支持基材の片側に両面透明粘着テープを用いて付着する。組成物1の過酸化物ゲルを、支持基材の反対側に以前の例と同じ方法で適用する。
次いで、用具を実施例Aにおけるように調製する。
(本発明の他の利益及び応用)
本発明による方法及び用具は、毛髪の全体の処理との組み合わせにおいて用いられてもよい。例えば、先の毛髪処理組成物(例えば毛髪着色)を毛髪全体に先に適用し、次いでその後で本発明の用具の適用をすることができる。これは、選択された毛髪のストランドのハイライト処理をしながら、同時に白髪を被覆する又は残りの毛髪の色を変えるという利益を有する。あるいは、用具を毛髪のストランドに先に適用することができ、及びまだ頭上にある間に、上文のものと同じ利益により、さらに処理組成物(着色)を残りの毛髪に適用することができる。
本発明の一実施形態の斜視図。 ガイド手段が部分的に貯蔵器から引き出される、図1の実施形態の斜視図。 毛髪のストランドをガイド手段に接続する、図1の実施例において使用されるフックの拡大図。

Claims (10)

  1. 組成物(90、100)を用いて、選択された毛髪のストランド(80)を処理するための用具(10)であって、前記用具が、
    a)第一開口部(30)及び第二開口部(40)を備える貯蔵器(20)と、
    b)前記貯蔵器(20)中をスライド可能なガイド手段(50、60、70)と
    を備え、ここで、前記ガイド手段が、
    i.前記貯蔵器を通って前記第一開口部から前記第二開口部まで延びる本体(50)と、
    ii.前記ガイド手段を、前記第二開口部を通して、少なくとも部分的に前記貯蔵器から引き出すための、前記第二開口部から突き出る引っ張り手段(60)と、
    iii.前記ガイド手段が前記第二開口部(40)を通って前記貯蔵器(20)から引き出される場合、前記毛髪のストランドが前記第一開口部(30)を通って前記貯蔵器に引き込まれるように、選択された毛髪のストランド(80)を前記ガイド手段に接続するために前記第一開口部から突き出る接続手段(70)と
    を備え、
    前記貯蔵器において、毛髪を処理可能な組成物を含有することを特徴とする、用具。
  2. 前記貯蔵器は実質的に細長形状であり、前記第一開口部が前記貯蔵器の一端に配置され、前記第二開口部が他端に配置される、請求項1に記載の用具。
  3. 前記貯蔵器が、長手方向の軸線に沿って折り畳まれる材料のストリップによって形成され、熱接着又は接着剤によって折り畳まれた形状に維持され、前記材料が好ましくはポリエチレンである、請求項1又は2に記載の用具。
  4. 前記ガイド手段の前記本体(50)が、材料の内側ストリップであり、前記引っ張り手段が、前記第一開口部の外側に延び、且つ前記内側ストリップの1つの先端に接続されるプル・ストリップであり、前記接続手段(70)が、前記内側ストリップの他の先端に接続されるフックである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の用具。
  5. 前記ガイド手段の前記本体(50)が、前記貯蔵器を2つの領域に分割し、
    ここで、第一領域が第一組成物(90)を含有し、第二領域が第二組成物組成物(100)を含有し、
    前記第一組成物が前記第二組成物と反応して毛髪処理組成物を形成可能であり、
    前記本体(50)が前記第二開口部を通って引っ張られる場合、前記第一組成物及び第二組成物が接触する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の用具。
  6. 前記第二領域が前記第一組成物(90)と類似の追加組成物を含有し、前記第一領域が前記第二組成物(100)と類似の追加組成物を含有する、請求項5に記載の用具。
  7. 前記第一領域に含有される前記組成物が前記第一基材の内側表面に交互模様に従って適用され、且つ前記第二領域中に適用される前記組成物が補完的に適用される、請求項6に記載の用具。
  8. 前記第一領域が少なくとも1つの追加組成物を含み、さらに、前記少なくとも1つの追加組成物が、前記第二組成物と反応して少なくとも1つの追加の毛髪処理組成物を形成可能である、請求項5に記載の用具。
  9. 前記第一組成物及び前記少なくとも1つの追加組成物が、アルカリ化剤、及び、任意選択で酸化染料前駆体を含み、前記第二組成物が酸化剤を含み、その際、前記毛髪処理組成物及び前記追加の毛髪処理組成物が、毛髪ハイライト組成物である、請求項8に記載の方法。
  10. 毛髪のストランドを処理するための方法であって、
    a)請求項1〜9のいずれか一項に記載の用具(10)を提供する工程と、
    b)処理される毛髪のストランド(80)を前記接続手段に接続する工程と、
    c)前記本体(50)が、前記毛髪のストランドが前記貯蔵器(20)中に入るのに十分な程度まで前記貯蔵器(20)から引き出されるように、前記引っ張り手段(70)を用いる工程と、
    d)処理の間、前記処理される毛髪のストランドを前記貯蔵器の内側に放置する工程と、
    e)前記毛髪のストランドを前記貯蔵器から取り出す工程と、
    f)任意選択で、前記毛髪のストランドをすすぐ工程と
    を順次含む、方法。
JP2004553590A 2002-11-14 2003-11-14 毛髪のストランドを処理するための用具及び方法 Pending JP2006506180A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP02257874A EP1419709B1 (en) 2002-11-14 2002-11-14 Implement for treating strands of hair and method of treating strands of hair
PCT/US2003/036147 WO2004045333A1 (en) 2002-11-14 2003-11-14 Implement and method for treating strands of hair

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006506180A true JP2006506180A (ja) 2006-02-23

Family

ID=32116327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004553590A Pending JP2006506180A (ja) 2002-11-14 2003-11-14 毛髪のストランドを処理するための用具及び方法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US7198049B2 (ja)
EP (1) EP1419709B1 (ja)
JP (1) JP2006506180A (ja)
CN (1) CN1711042A (ja)
AT (1) ATE366059T1 (ja)
AU (1) AU2003300786A1 (ja)
CA (1) CA2501992A1 (ja)
DE (1) DE60221022T2 (ja)
ES (1) ES2289059T3 (ja)
MX (1) MXPA05004208A (ja)
WO (1) WO2004045333A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006225354A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Mandom Corp 粉末状脱色補助剤組成物および該組成物を含有した毛髪脱色剤
JP2010527992A (ja) * 2007-06-06 2010-08-19 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー ヘアトリートメント塗布のためのキット及び方法
KR20150002830A (ko) * 2012-04-16 2015-01-07 물티메차스 에스.엘. 모발의 복수의 가닥들을 선택적으로 탈색 또는 염색하기 위한 장치 및 방법

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL159456A (en) * 2003-12-18 2008-11-03 Yana Glubochansky Hair highlighting article and method for using said article
EP1704791A4 (en) * 2004-01-15 2011-11-23 Kao Corp HAIR RETENTION INSTRUMENT
US7892448B2 (en) * 2005-05-25 2011-02-22 Michel Gosselin Styrene reduction agent
US20060283474A1 (en) * 2005-06-17 2006-12-21 Anderson Paul M Applicator for hair products
DE102005035609A1 (de) * 2005-07-29 2007-03-29 Wella Ag Vorrichtung und Verfahren zum Umhüllen einer Haarsträhne
DE102005042051A1 (de) * 2005-09-02 2007-03-08 Henkel Kgaa Verfahren zur Färbung keratinhaltiger Fasern
US8132575B2 (en) * 2006-03-03 2012-03-13 Kao Corporation Hair holder
US8256438B2 (en) * 2006-03-03 2012-09-04 Kao Corporation Hair holder, open/close device for hair-holding member, and hair holder for hair treatment
US8573232B2 (en) * 2006-10-09 2013-11-05 The Procter & Gamble Company Hair treatment application system comprising an absorbent substrate
EP1958532A3 (en) * 2006-10-09 2013-06-05 The Procter and Gamble Company Hair treatment application system
US20080083420A1 (en) * 2006-10-09 2008-04-10 The Procter & Gamble Company Hair treatment application system
WO2008044198A1 (en) * 2006-10-09 2008-04-17 The Procter & Gamble Company Hair treatment application system
DE602007013991D1 (de) * 2006-10-09 2011-06-01 Procter & Gamble Haarsträhnungsapplikator und Verfahren
EP2332437B1 (en) 2007-03-13 2013-05-01 The Procter and Gamble Company A tool for separating a hair bundle
AU2008266264A1 (en) 2007-06-15 2008-12-24 The Procter & Gamble Company Device for the application of a hair treatment composition to a hair bundle
ES2541131T3 (es) * 2007-06-15 2015-07-16 The Procter & Gamble Company Aplicador para una composición para el tratamiento del cabello
BRPI0812747A2 (pt) * 2007-06-15 2014-12-23 Procter & Gamble Sistema para tratamento de mechas de cabelo
JP5276095B2 (ja) * 2007-06-15 2013-08-28 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 毛髪ストランドに効果を提供するための、ヘアトリートメントアプリケータ
CA2691347C (en) 2007-06-15 2012-10-16 The Procter & Gamble Company Applicator for applying a hair treatment composition to a bundle of hair strands
EP2070833B1 (en) * 2007-12-14 2011-02-23 The Procter & Gamble Company Container with a device to prevent clogging of a dispensing device of the container
GB2455716C (en) 2007-12-17 2013-02-20 Tf3 Ltd A hair styling aid
EP2198739B1 (en) * 2008-12-10 2016-06-01 The Procter and Gamble Company Applicator for improved application of a hair treatment composition to a bundle of hair strands
EP2198738B1 (en) * 2008-12-10 2018-09-05 Noxell Corporation Hair treatment applicator for improved hair strand effects
EP2196104B1 (en) * 2008-12-10 2018-10-17 Noxell Corporation Applicator of a hair treatment composition for improved hair strand effects
DE102010029206A1 (de) * 2010-05-21 2011-11-24 Henkel Ag & Co. Kgaa Blondierfolien
GB201021458D0 (en) 2010-12-17 2011-02-02 Tf3 Ltd Hair styling device
GB201107671D0 (en) * 2011-05-09 2011-06-22 Sf3 Ltd Improved hair styling device
GB201210274D0 (en) 2012-06-11 2012-07-25 Tf3 Ltd Hair styling device
CH707491A2 (fr) * 2013-01-31 2014-07-31 Christian Rieder Applicateur de produit capillaire à cartouche.
GB201302043D0 (en) 2013-02-05 2013-03-20 Debenedictis Alfredo Hair styling device
GB2519010B (en) 2014-03-07 2015-10-21 Hd3 Ltd Hair styling device
TW201922138A (zh) 2017-10-17 2019-06-16 英商Hd3有限公司 頭髮造型裝置、頭髮造型方法及驅動系統
CN114025638B (zh) 2018-06-15 2024-10-11 佳方集团有限公司 头发造型装置
GB2583924B (en) * 2019-05-13 2023-09-06 Corine Don George Hill Hair press apparatus

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1884305A (en) * 1931-06-26 1932-10-25 Shelton William Gentry Hair curling apparatus and method
NL81286C (ja) * 1952-07-05
US2839066A (en) * 1955-02-11 1958-06-17 Procter & Gamble End wrap impregnated with a fatty acid ester of a polyhydric alcohol
US2819721A (en) * 1955-06-14 1958-01-14 Otho L Zakon Method and apparatus for selective hair dyeing
US2814871A (en) * 1957-06-21 1957-12-03 William E Childress Tree trimming saw
US3255765A (en) * 1962-10-16 1966-06-14 Jules H Heims Automatic coiling hair curler
US3295535A (en) * 1964-03-25 1967-01-03 Amato Peter Apparatus for tipping hair including a tube for receiving a tuft of hair and having an expansion chamber
US3610257A (en) * 1969-10-24 1971-10-05 William A Hall Devices for streaking hair
US3640289A (en) * 1970-09-01 1972-02-08 Ralph A Sbarra Hair threader
US3726289A (en) * 1971-05-17 1973-04-10 R Thompson Hair treating apparatus and method
US3968805A (en) * 1975-09-08 1976-07-13 Sobeck Jr Thomas J Hair treatment apparatus
AU6058190A (en) * 1989-07-21 1991-02-22 Geoffrey J. Brooks Method of bleaching and conditioning hair, bleach packet and bleaching solutions
US5146937A (en) * 1991-09-23 1992-09-15 Stephane Lefebvre Method of hair highlighting using polystyrene sheet
GB2287403B (en) * 1994-02-28 1997-08-27 Benedictis Alfredo De Device and method for treatment of hair
FI97630C (fi) * 1995-02-23 1997-01-27 Carefibres Oy Kuitumateriaali ja menetelmä sen valmistamiseksi
DE19545853A1 (de) * 1995-12-08 1997-06-12 Wella Ag Mittel zum Bleichen von Haaren
GB9611816D0 (en) * 1996-06-06 1996-08-07 Benedictis Alfredo De Hair treatment device
US5860431A (en) * 1997-04-15 1999-01-19 Abercrombie; Tracy Hill Applicator for coloring hair or fibers and methods for making and using same
US5879691A (en) * 1997-06-06 1999-03-09 The Procter & Gamble Company Delivery system for a tooth whitener using a strip of material having low flexural stiffness
IT1298799B1 (it) * 1998-03-25 2000-02-02 Dielle S R L Contenitore per il trattamento di ciocche di capelli mediante sostanze attive
US5845653A (en) * 1998-05-15 1998-12-08 Abercrombie; Tracy H. Applicator for coloring hair or fibers and methods for making and using same
CN1135083C (zh) * 1999-03-30 2004-01-21 阿尔弗雷多·德·本内迪克蒂斯 头发处理装置和方法
US6295993B1 (en) * 2001-01-26 2001-10-02 Marc Ouellette Method and apparatus for highlighting hair
EP1417906A4 (en) * 2001-07-19 2009-08-05 Kao Corp HAIR TREATMENT DEVICE
US7000619B2 (en) * 2002-06-13 2006-02-21 L'oreal S.A. System and method for applying hair product to hair strands

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006225354A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Mandom Corp 粉末状脱色補助剤組成物および該組成物を含有した毛髪脱色剤
JP4526410B2 (ja) * 2005-02-21 2010-08-18 株式会社マンダム 粉末状脱色補助剤組成物および該組成物を含有した毛髪脱色剤
JP2010527992A (ja) * 2007-06-06 2010-08-19 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー ヘアトリートメント塗布のためのキット及び方法
KR20150002830A (ko) * 2012-04-16 2015-01-07 물티메차스 에스.엘. 모발의 복수의 가닥들을 선택적으로 탈색 또는 염색하기 위한 장치 및 방법
JP2015513996A (ja) * 2012-04-16 2015-05-18 マルチメチャス エス エル 毛髪の複数の房を選択的に脱色または染色する装置および方法
KR102009064B1 (ko) 2012-04-16 2019-08-08 물티메차스 에스.엘. 모발의 복수의 가닥들을 선택적으로 탈색 또는 염색하기 위한 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
WO2004045333A1 (en) 2004-06-03
EP1419709A1 (en) 2004-05-19
ATE366059T1 (de) 2007-07-15
ES2289059T3 (es) 2008-02-01
DE60221022T2 (de) 2008-03-13
DE60221022D1 (de) 2007-08-16
AU2003300786A1 (en) 2004-06-15
US20040216759A1 (en) 2004-11-04
CA2501992A1 (en) 2004-06-03
MXPA05004208A (es) 2005-06-08
EP1419709B1 (en) 2007-07-04
US7198049B2 (en) 2007-04-03
CN1711042A (zh) 2005-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006506180A (ja) 毛髪のストランドを処理するための用具及び方法
JP2005519658A (ja) 毛髪の美容処置のための方法及びこの方法を実行するための用具
AU2002361630A1 (en) Method for the cosmetic treatment of hair and implement for carrying out the same
JP5268922B2 (ja) ヘアトリートメント適用システム
US7357137B2 (en) Device for dispensing a barrier material to a lock of hair
US8997760B2 (en) Hair treatment application system comprising an absorbent substrate
JP2013173744A (ja) ヘアトリートメント適用システム及びその使用方法
JP4629968B2 (ja) 2成分アプリケータ
JP5249230B2 (ja) 吸収性基材を含むヘアトリートメント適用システム
CA2943380A1 (en) Hair colouring compositions, kits, method, and use thereof
CN105407975A (zh) 用于美白使用者身体表面的成套产品、相关方法和过程
WO2008044198A1 (en) Hair treatment application system
JP3382239B1 (ja) 液剤と薬剤の薬剤反応用具セット

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080311