JP3382239B1 - 液剤と薬剤の薬剤反応用具セット - Google Patents

液剤と薬剤の薬剤反応用具セット

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JP3382239B1 JP2002121264A JP2002121264A JP3382239B1 JP 3382239 B1 JP3382239 B1 JP 3382239B1 JP 2002121264 A JP2002121264 A JP 2002121264A JP 2002121264 A JP2002121264 A JP 2002121264A JP 3382239 B1 JP3382239 B1 JP 3382239B1
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Abstract

【要約】 【目的】 本発明は、少量の薬剤とその溶媒あるいは反
応剤としての少量の液体を簡便な容器に収納して置き、
使用時に両者を反応させ、薬剤を効率的に有用に使用で
きる薬剤反応用具セットを提供するものである。 【構成】パイプ2に液体Aを詰め、左端を開放端4と
し、開放端から退いた状体で右端を密閉端4とし、密閉
端側に折り取り用の切れ込み5を設けて、液体封入パイ
プ1を形成する。薬剤容器6にこの液体と反応させる薬
剤Bを準備する。使用にあたっては、薬剤容器6内に液
体Aが落ちるように液体封入パイプ1の開放端4を下向
きにした状体で、切れ込み部5から折り取って液体をA
を容器内に滴下して、薬剤Bと反応させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少量の薬剤とその
溶媒あるいは反応剤としての少量の液体を簡便な容器に
収納して置き、使用時に両者を反応させ、薬剤を効率的
に有用に使用できる薬剤反応用具セットを提供するもの
である。なお、本明細書では用語「反応」を、溶解反応
も含む意味で使用している。また、少量の薬剤を携帯
し、必要な時に必要な分量を反応させて使用できる薬剤
反応用具セットを提供するものである。また、用途は特
に限定されるものではないが、反応した薬剤を消毒、殺
菌、治療、衛生、化粧用など一回の使用分として用いる
ことができ、感染や汚染を防止して、衛生を保つことが
できる薬剤反応用具セットに適する。このような用途と
しては、化粧品、医薬、医薬部外品が挙げられる。口腔
内に使用して歯周病菌の殺菌消毒やニキビのような点状
に使用する消毒、殺菌にも有用である。また、本発明
は、他の用途として、ネイルアートなど少量の化粧材
料、ペイント、自動車の小面積の補修塗料、接着剤用の
薬剤反応用具セットとしても有効である。また本発明
は、歯を白くするための漂白用塗布具として用いること
ができる。特に、漂白用の過酸化物を水等で分解して過
酸化水素を発生させて歯に塗布することで歯を白くする
漂白剤塗布用具として有用である。
【0002】
【従来の技術】特に、歯を白くする美白、漂白について
代表的に述べる。従来、歯に付着した着色物質の除去に
は歯磨剤により研磨成分で物理的に除去されている。歯
を白くするために酸化剤を用いる方法もあって、特開平
6-128130号が知られているが、酸化剤として過酸化水
素、過酸化カルバミド、パーオキシホウ酸ナトリウム−
水和物より選ばれた過酸化物を用いて、安定化剤として
エデト酸アルシウム二ナトリウム、エデト酸四ナトリウ
ム、メシル酸デフェロキサミンより選ばれたものを加
え、エチルアルコールに溶解して水溶性セルロースポリ
マーに含有させたものを、歯に塗布すると溶媒の蒸発に
よりフィルムが形成され、このフィルムが持続的に酸化
剤を放出して歯を白くする作用を用いるものである。こ
の方法は、家庭で睡眠前などに塗布することは無理で、
塗布後は溶媒が蒸発するまでの時間を口を開けていなけ
ればならなかった。又形成したフィルムを歯から剥離す
ることも難しかった。このように、歯を白くきれいにす
る要望はあったが、従来の歯を美白にするための材料で
は、一般家庭で、簡単に、何時でも、歯を美白処理でき
る要望を満たすものはなかった。
【0003】特開平10‐17448号では、歯面に貼付する
貼付層にコウジ酸、コウジ酸塩、コウジ酸誘導体などの
美白成分を配合した支持体層と貼付層よりなるシート状
二層体としたもので、支持体層の成分に水不溶性高分子
物質を、貼付層に水溶性高分子物質を用いて水で濡らし
て歯に貼付するものであり、使用時に歯ぐきや口腔内に
成分が付着して不快感があり、美白成分のコウジ酸類は
貼付層に混合してあり、開放状におかれているので成分
の有効性の低下や変質を招く心配があった。USP.5,87
9,691号、USP.5,891,453号によるものは、漂白剤を含
有するゲル体を柔軟な支持体シートに塗布したもので、
支持体シートはエンボスによりゲル体を溜める凹部ポケ
ットが設けられている。ゲル体を塗布したシートは、取
り扱い時にゲルが手について汚れること、ねちゃ付きが
あるので、取り扱いが難しく、支持体シートは漂白剤の
バリヤー性がないために歯ぐきや口腔部に薬剤が付着す
る不快な時間があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の漂白剤を含有す
るシートは、過酸化剤の安定剤を併用して商品の安定化
を図っているので、必然的に効果がマイルドになり長時
間使用する必要があり、例えば30分以上の時間を歯に毎
日貼付して14日〜20日継続する必要があった。このため
に不便であった。また貼付後シートを剥離しても粘着成
分が歯に付着するので、口を洗い、歯を磨いて除去する
手間を要していた。薬剤を含有する粘着成分が口腔に付
着する不快感があった。このような長時間を毎日継続す
ることは困難であり、実用性に乏しく、普及がなされて
いない。短時間の処置と処置日数の短縮を課題とし、鋭
意検討していたところ、過酸化水素の使用に着目したも
のの、過酸化水素自体の可使時間は短く、過酸化水素自
体を使用薬剤として販売することは困難であり、実用性
的でないものであった。また、歯に使用するものである
ので、衛生的あることも実用上の課題である。一回の使
用量は極少量で十分であることも課題の一つであった。
したがって、実用性のある普及を目的とした場合に、少
量の過酸化水素を、使用直前に発生させ、歯にいかに作
用させることが実現できるが課題となった。歯に対する
作用も従来は、うがい薬のように使用するのか、歯磨き
のように使用するのか、含浸した塗布材を歯に押し当て
る方法が知られていたに過ぎない。本発明は、一回の利
用に使用する過酸化水素の発生装置と歯への塗布具をご
く簡便なセットにコンパクトかするという課題を解決し
たものであって、従来にない発想法に基づいて実現でき
たものである。さらに、この歯への塗布具を発展させ、
少量の液体と薬剤を使用直前に反応させて使用すること
ができるの反応用具一般に適用できることを見いだし、
発展させたものである。この開発の過程で、少量の液体
の容器として、実用新案登録第3073488号、US
P5702035号に開示されている容器の原理を応用
できることに着目した。この容器は、一端を開放端と
し、他端を封止した小径パイプに液体を封入した容器で
あって、消毒薬や洗剤、液体調味料、液体肥料などが封
入されていて、単独に使用するものに利用されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の歯の漂白用に用
いる用具の例では、過酸化物を水で分解しながら用いる
ので1分程度の短時間の処理で1週間で美白が達成できる
特徴がある。処理後は口を洗い歯を拭き取る程度でよく
歯磨きを必要としない。操作が簡単で便利な歯の漂白用
塗布具であり旅行先でも家庭でも何処でも簡単に実施で
きることを課題とする過酸化物と分解剤と微量のパイプ
内に貯留する微量の水を使用時に反応させて過酸化水素
を発生させた状体の綿棒を用いて歯に漂白剤を塗布する
用具を提供する。これから発展して、少量の薬剤を少量
の溶剤と反応させて用いることができる用具を開発提供
する。(1) 液体を封入したパイプと該液体と反応させる薬剤
とからなり、該パイプの一端を開放端とし他端を密閉し
た薬剤反応用具セットであって、該封入液体が開放端側
から滲出した場合に、該液体を担持することができる素
材あるいは該液体を貯留する受け部を該開放端側に備
え、該液体を担持する素材あるいは液体貯留受け部に予
め反応する薬剤を含有あるいは保持させておくことを特
徴とする薬剤反応用具セット。 (2) 薬剤を粉体あるいは固形体としたことを特徴とす
る(1)記載の薬剤反応用具セット。 (3) 薬剤を液体状の薬剤としたことを特徴とする(1)記
載の薬剤反応用具セット。 (4) パイプの開放端側を、封入した液体に接触するこ
とにより、該液体が浸透する材料でシールするか、ある
いは溶解または破れる材質の素材でシールするか、ある
いはパイプ内周に摺接可能に栓状にシールすることを特
徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載された薬剤反応用
具セット。 (5) 液体を担持する素材としてスポンジまたは綿塊等
の液体吸収素材を用いたことを特徴とする(1)乃至(4)の
いずれかに記載された薬剤反応用具セット。 (6) 液体を貯留する受け部として、パイプ開放端側に
スプーン状の容器を設けたことを特徴とする(1)乃至(4)
のいずれかに記載された薬剤反応用具セット (7) パイプから滲出した液体と反応した薬剤を消毒、
治療、衛生、化粧、医薬、医薬部外、接着用のいずれか
に用いることを特徴とする(1)乃至(6)のいずれかに記載
された薬剤反応用具セット。 (8) 口腔あるいは歯に用いる薬剤に用いることを特徴
とする請求項(1)乃至(7)のいずれかに記載された薬剤反
応用具セット。 (9) 反応させる薬剤として、銀ゼオライトあるいはビ
タミンC又はビタミンEを用いることを特徴とする(1)
乃至(8)のいずれかに記載された薬剤反応用具セット。 (10) 一端を密閉され、他端を開放端とし、該開放端側
から内部に退いた状体で液体を封入した小径パイプを備
え、該開放端に封入された液体から隔離された状体で綿
塊を設けて形成した綿棒パイプと該液体と反応して酸素
を発生する薬剤とからなることを特徴とする歯の漂白剤
塗布用具。 (11) パイプの開放端部に用いる綿塊に予め封入された
液体と反応して酸素を発生する薬剤を含有させておくこ
とを特徴とする(10)記載の歯の漂白剤塗布用具。 (12) 封入された液体と反応して酸素を発生する薬剤を
粉末状にして収納した容器と綿棒パイプを別体に構成し
たことを特徴とする(10)記載の歯の漂白剤塗布用具。 (13) 封入する液体として水あるいは有機酸溶液を用い
ることを特徴とする(10)乃至(12)のいずれかに記載され
た歯の漂白剤塗布用具。 (14) 封入された液体と反応して酸素を発生する薬剤と
して、過酸化物を用いることを特徴とする10乃至13
のいずれかに記載された歯の漂白剤塗布用具。 (15) 過酸化物として、マグネシウムパーオキサイド、
マグネシウムオキサイド、マグネシウムハイドロオキサ
イド、アルミニウムオキサイドから選ばれた1つを選択
して用いることを特徴とする(14)記載の歯の漂白剤塗布
用具。
【0006】
【発明の効果】1.使用直前に反応させる薬剤の組合せ
に有効な用具である。 2.携帯性、利便性が高い。 3.少量の反応量を予め設定することができるので、計
量の必要が無く、使用量の間違いが発生しない。 4.一回の使用量に限定できるので、薬剤の無駄や廃棄
物が発生しない。 5.一回の使用に適するので、再使用による用具の汚染
を心配する必要が無く、病気の感染を予防することがで
き、衛生的である。 6.2種類の反応剤を一つの用具にまとめることができ
るので、必要な用具を紛失するような恐れが無い。 7.揮発性の高い溶剤を用いる場合は、両端を密閉する
ことで対応できる。 8.定期的に使用する場合、必要数をセットにすること
により、短期に薬剤を使い過ぎる恐れや使用分量の不足
が生ずる恐れがない。 9.使用に当たり、薬剤に直接触れる必要がないので、
衛生的であり、夾雑物が混入する危険が少ない。手や衣
服の汚損の危険性も減少する。 10.病気、怪我、衰弱によって、ベットに長期間寝た
きりの状態になった場合に、口腔内殺菌、消毒を簡便に
実施することができる。特に、口内細菌が肺に入ると肺
炎を併発しやすいので、その防止が簡便で効果的であ
る。高齢化社会に適する技術である。
【0007】
【実施の態様】パイプの素材は、特に限定されるもので
はないが、封入される液体の収納容器であるから、該封
入液体と反応しない素材であることが必要である。パイ
プの剛性は、この反応用具を収納するパッケージの保護
力にも依るが、パイプの円筒状を自立して保つ剛性は必
要で、自重で腰折れしてしまうようなものは液漏れが生
ずるので使用できない。一端部を封止して、開放端側か
らの大気圧を利用してパイプ内に液体を封入する原理を
応用するものであるから、粘性や表面張力等の液体の属
性と及び液体とパイプの材質の親和性によってパイプの
太さは決定されることとなる。パイプの形状は、断面形
が円に限らず、四角形、三角形、多角形、楕円形であっ
ても良く、内部に液体を収容することが可能であればよ
い。外形を四角形とした場合、開放端側に液受け部備え
た例においては、丸形よりは把持する姿勢を一定に保つ
ことができ、操作性が向上する有利性がある。パイプの
長さ方向の形状は、直線に限らず、湾曲や屈曲など使用
に応じて決定する事ができる。例えば、歯の内側に用い
る場合は先端側が曲がっていた方が使い勝手がよい。特
にパイプ内径が小径である場合は、表面張力が大きく働
き、片方が密閉された状態では少々の衝撃でも封入され
た液体が、開放端側から滲出することはない。液体の量
を増やすためにパイプ径を大きくする場合は、開放端側
に微小孔を適当数穿った栓を施すことにより、各小孔に
おいて作用する表面張力等によって、液漏れを防止する
ことも可能である。
【0008】このような液体を封入したパイプの開放端
を下方ににして、密閉しているパイプの端部側を大気と
連通する事により、封入されている液体が開放端側から
漏れ出すこととなる。大気と連通する手段として、パイ
プを折り取り易いように、切れ目を入れた例を例示して
いるが、これに限らず、肉薄部や脆弱部あるいは針等に
よって孔を開ける等手段を講ずることができる。開放端
側に設ける綿塊等の素材は、封入されている液体を良く
吸収するように液体と親和性が高い素材を用いることが
望ましい。液体を吸収浸透させる素材として、コット
ン、合成繊維綿を綿棒状に巻き付けることができる。ま
た、天然ゴム又はNBRラテックス系スポンジやポリウ
レタン系連続発泡スポンジをキャップ状に装着して用い
ることができる。封入されている液体に溶解する素材ま
たは液体が接触することにより破れる素材の例として
は、PVA、プルラン、メチルセルロース、CMC、ポ
リエチレングリコールが挙げられ、これらの素材をフイ
ルム状にしてパイプ開放端側を覆うことができる。ま
た、この素材で前記した綿棒状あるいはキャップ状とし
た液体吸収体の表面を被覆して用いることもできる。パ
イプに封入する液体の量は、特に限定されるものではな
いが、10ml以下の少量の液体に適する。
【0009】具体的な態様を図示を参考に記載する。第
1図に示すものは本発明に使用できる液体封入パイプ1
の基本的な構成を示している。液体封入パイプ1と反応
薬剤を別容器にした場合を参照例として説明する。パイ
プ2に液体Aを詰め、左端を開放端4とし、開放端から
退いた状体で右端を密閉端4とし、密閉端側に折り取り
用の切れ込み5を設けて、液体封入パイプ1を形成す
る。薬剤容器6にこの液体と反応させる薬剤Bを準備す
る。使用にあたっては、薬剤容器6内に液体Aが落ちる
ように液体封入パイプ1の開放端4を下向きにした状体
で、切れ込み部5から折り取って液体Aを容器内に滴下
して、薬剤Bと反応させる。
【0010】第2図に示すものは開放端にシール材を設
けた液体封入パイプの基本例を示している。1図に示さ
れたパイプ2の内部に開放端側にシール材8を設け、液
体Aに直接外気が触れないようにする。シール材8は滑
り性を良くして、密閉端側を通気した際に液重によって
押し出される程度の摩擦抵抗に設計する。この場合は、
液体Aとシール材8は接触状態で封入されていてもさし
つかえない。あるいは、シール材8と液体が直接に触れ
ないように空気層7を介在させて液体Aを封入する場合
は、密閉端側を通気した際に、液体Aに接触してシール
材が溶解あるいは破断するような材質を用いることもで
きる。
【0011】第3図に示すものは開放端に液体吸収体を
設けた液体封入パイプの例である。パイプ2の開放端側
に液体吸収体9を設け、密閉端側を通気したとき、漏れ
出た液体Aを吸収させ、該吸収した状体で、例えば図1
に示されるような薬剤Bに接触させて、両者を反応させ
ることができるものである。この場合、反応した溶液を
液体吸収体9を利用して、他のものに塗布する等の使用
ができるものである。3−b図は両端に液体吸収体を設
けた例である。分離した密閉端側の吸収体9をふき取り
に利用することができる。
【0012】第4図に示すものは液体吸収体9に予め薬
剤Cを担持させた例である。この場合、液体吸収体9に
液体が吸収されると同時に反応が開始されるので、液体
吸収体自体が反応容器としても機能し、また、そのま
ま、他への塗布等の用途にも使用できるものである。
【0013】第5図に示すものは、パイプの径が大きく
て、液体Aの表面力が不足し、他端を密閉した状態でも
液体Aが漏れ出す恐れがある場合に使用する液体封入パ
イプの例である。開放端側にパイプ内周面に容易に脱落
しない様に、摩擦保持あるいは接着によってシール材を
設けるものである。この大径用のシールには、小孔を1
乃至数個穿設して、表面張力が機能する程度の径の小孔
を設けることによって、液漏れを防止することができ
る。また、5−c図に示すように、大径パイプ19の開
放端部側に細径部18を設けることによっても、液漏れ
を防止することも可能である。
【0014】第6図に示すものは開放端に液体吸収体、
密閉端に反応薬剤を設けた例である。密閉端3側に薬剤
D入れた反応容器11を取付たもので、保存時には反応
容器をカバーフィルム12にてラップして薬剤Dを保護
するものである。この例では、密閉端側を切れ込みから
折り取り反応容器Dと液体吸収体9を分離し、液体を収
集した液体吸収体9を反応容器11内の薬剤Dに接触さ
せて反応させるものである。
【0015】第7図に示すものは開放端に液貯留部、密
閉端側に筆を設けた参考例である。パイプ開放端側に顔
料等の薬剤Fを入れた液貯留部14設け、密閉端部側に
は、筆13を設け、密閉端側を折り取ることによって、
液貯留部14に液体Aを溜ると同時に顔料を溶かして塗
液Gを作成し、筆13を利用して、爪に塗布したり、車
などの小面積の傷の補修に適用できるものである。
【0016】第8図に示すものは、封入する液体として
揮発性の溶剤Iを使用する参考例である。パイプの一端
を破りやすい薄膜シール14にて封鎖し、他端を密閉し
さらに必要に応じて針状突起15を設けることができ
る。パイプの密閉端側を折り取り等によって切断したの
ちあるいは折り取る前に薄膜シール20に孔を形成し、
揮発性溶剤Iを該孔から排出するものである。この場
合、折り取った際に揮発製剤Iが折り取られたパイプか
ら漏出しないように、密閉端から切れ込みまでに空気層
を設けると汚損が防止できる。また、薄膜シールを設け
る端部にはさらに薬剤Hを予め保持させた液貯留部14
を設けると排出された揮発性溶剤Iを直接受けることが
でき、飛散等の汚損が防止できる。針状突起15は、薄
膜シール20に小孔を穿つ際に用いることができる。勿
論、針状突起は必須ではないが、一回限りの使い捨てが
望ましい場合は、設けておくと有用である。各図に図示
しされた組合せに限定されるものではなく、あくまでも
例示であって、この明細書の開示にしたがって、適宜用
具の形態や薬剤を組み合わせて実施できるものである。
【0017】第3、4、6図などに示される液体吸収体
として綿を用い、その使用方法を第9図を参照に説明す
る。パイプ2に液体Aを詰め、左端を開放端4とし、液
体Aを開放端から退いた状体にして右端を密閉して密閉
端3を形成し、パイプ2の開放端側に塊状に綿7を取付
け、密閉端側に折り取りようの切れ込み5を設けて、液
体を封入した綿棒パイプ1を形成する。薬剤容器6にこ
の液体Aと反応させる過酸化物薬剤Iを準備する。使用
にあたっては、綿塊を下方に向け切れ込み5を利用して
パイプの密閉端側を折り密閉端側を通気すると、液体A
は重力に従って開放端4から滲出して綿塊に吸収される
(図9c)。次いで、容器6に収納されている過酸化物
Bに綿塊を接触させると過酸化水素を発生させることが
できる。この状体で、美白にしたい歯8に綿塊を押しつ
けると歯に過酸化水素が塗布される。綿塊の大きさと液
量を調整して、たれ落ちないような適当な湿潤状体に設
計することにより、歯に対する塗布量も適量にすること
ができる。
【0018】第10図に示すものは、綿棒パイプと過酸
化物のセットを示し、10本前後をセットにすることで
美白に必要な回数分をまとめ、不要が出ないようにする
ことができる。
【0019】第11図に示すものは、パイプの密閉端側
にも綿塊を備えて、ふき取りや補助塗布具として使用で
きる例(a)、パイプの密閉端側に過酸化物収納した容
器を設けた例(b)、綿塊に予め過酸化物を保持させた
例(c)である。
【0020】綿を用いた具体例を前述した第3、4、
6、9、10、11図を参照して紹介する。綿を用いた
ので綿棒パイプと称することとする。綿棒パイプの長さ
は、特定するものではないが使いやすさから、5〜10cm
好ましくは6〜8cmの長さでよい。さらに、端部に器具
を付加する場合は、その器具の大きさが付加されること
となる。パイプの太さは内径1〜5mmを使用することが
できる。この綿棒パイプを歯の漂白剤塗布用の用いる場
合は、次のようにできる。パイプの内部に封入する水の
量は1.5〜2.0mlでよい。 水以外には、0.05〜1重量%
の乳酸、リンゴ酸、琥珀酸、クエン酸等の有機酸を用い
てもよい。密閉している封鎖部を開放状にするには、切
断するか折ることによってなし遂げられる。切断箇所に
破断用の切れ目などの予め脆弱部を形成することも有効
である。この封鎖部を開放状にすることにより液体が綿
棒部に移行して湿潤状態になる。湿潤状の綿棒部に過酸
化物粉末を付着させて過酸化水素を発生させて歯に塗布
するか、又は過酸化物を含有する綿棒部に、液体を封入
したパイプの封鎖端を開放にすることで過酸化物を含有
する綿棒部が湿潤状態になり過酸化水素が発生する状態
で歯に塗布する方法により実施される。塗布した状態を
保つ時間に制限はないが、短時間で十分であり、数分程
度、1分程度でも十分効果があることが特徴である。過
酸化物としては、マグネシウムパーオキサイド、マグネ
シウムオキサイド、マグネシウムハイドロオキサイド、
アルミニウムオキサイドを粉末状で用いることができ
る。
【0021】このように、過酸化物と液体を併用するこ
とにより1分程度の処理を毎日行ったばあい、5〜6日程
度で美白が達成される。過酸化物を直接歯に付着させて
も過酸化水素の発生がなく歯は白くすることができない
ことが確認されており、施用直前に水等と過酸化物を反
応させて、過酸化水素を発生させることが重要である。
また、銀ゼオライト抗菌剤は水系では銀イオンの発生が
多いので殺菌効果に有効であるが、水系に保持すると著
しい着色があり抗菌性が低下するので製品ができなかっ
た。着色の他、長時間水系に保つと酸化銀となり、銀イ
オンの活性が低下して殺菌作用も低下し、実用的でな
い。本発明の技術により使用する直前に銀ゼオライトに
水を作用させて着色のない抗菌性が安定な状態を保つこ
とができるので、例えば銀ゼオライトを用いて歯周病等
の殺菌等を目的として口腔内に有効に用いることができ
る。 殺菌剤として銀ゼオライトに限られないが、ニキ
ビの様な点状に消毒殺菌を施す場合に効果的である。ま
た、ビタミンCに応用した場合は、ビタミンCの水溶液
は肌の美白効果に優れていることは知られているが、ビ
タミンCは水溶液の状体では酸化が進み失活して効果が
無くなると共に黄色に着色する問題があった。本発明に
よれば、使用直前に両試薬を作用させることができるの
で、失活や着色することが無く、例えば、肌のしみの美
白処理に用いることができる。また、ビタミンEもビタ
ミンCと同様に用いることができ、化粧品に応用でき
る。また、接着剤としては、液状のイソシアネートとポ
リオールとを組み合わせることにより、可使時間の短い
接着剤を実現できる。
【0022】液剤と液剤と反応する薬剤との組合せを表
1に例示する。
【表1】
【0023】
【実施例1】内径4mm、長さ7cmのポリエチレンパイプ
の開放状の一端を加熱封鎖してパイプの内部に精製水1.
8mlを封入し、他端開放部を綿棒状にした。封鎖部を折
って開放状としたところ、パイプの内部の精製水が綿棒
部に移行して綿は湿潤状態となった。湿潤状の綿棒部に
過酸化マグネシウム粉末を付着させて発生する過酸化水
素を歯に塗布した。塗布して1分放置した後に歯の処理
部を拭き取った。この作業を5日間継続したところ歯は
白く美麗になった。
【0024】
【実施例2】内径5mm、長さ8cmのポリエチレンパイプ
の開放状の一端を加熱封鎖してパイプの内部にクエン酸
0.5重量%液2mlを封入し他端開放部に過酸化マグネシ
ウムを含有する綿棒状にした。封鎖部を折って開放状と
したところ、パイプの内部の水体が綿棒部に移行して綿
は湿潤状態となった。過酸化水素が発生する状態の湿潤
体を歯に塗布して1分放置した後に歯の処理部を拭き取
った。この作業を5日間継続したところ歯は白く美麗に
なった。
【0025】
【比較例1】実施例1において、綿棒パイプに過酸化マ
グネシウム付着して歯に塗布した1分放置して処理部の
歯を拭き取った。この作業を14日間継続しても歯は白く
ならなかった。粉剤の過酸化マグネシウムを直接歯に塗
布しても、水と反応しない状態なので、過酸化水素の発
生が不十分である。
【0026】
【実施例3】内径4mm、長さ7mmとしたポリエチレンパ
イプの開放状の一端を加熱封鎖してパイプ内部に精製水
1.8mlを封入し、銀ゼオライト抗菌剤(例えば、シナネ
ン株式会社製品「ゼオミック」)0.2gを綿体の中層に添
加して、パイプ他端の開放端側に綿球状に設けて綿棒状
の塗布具を作成した。(例えば、第4図の例示される形
状となる)封鎖部を折って開放通気したところ、パイプ
内部の精製水が綿球部に移行して綿は湿潤状体となっ
た。この湿潤体をもって歯に塗布して約1分間放置し
て、歯の処理部をふき取った。この作業を5日間継続し
たところ歯周病を治癒することができた。銀ゼオライト
はこのように湿潤状体にすることで銀イオンが放出され
るので歯槽膿漏及び歯肉炎の予防に有効であるが、乾燥
状態では銀イオンの放出が少ないのでかかる効果は得ら
れない。次の比較例で述べるとおり、銀ゼオライトを分
散した液を予め準備しておくと、安定した製品が得られ
ない欠点があって、実用できない問題がある。
【0027】
【比較例2】実施例3に対する比較例を述べる。銀ゼオ
ライト0.4gを精製水3.6mlに分散した液を、目付70g/
の綿不織布を5cm×8cmの大きさに裁断して形成し
た綿不織布小片に含浸してピロー包装体のウェット製品
とした。製品を作成した翌日には、銀イオンにより酸化
銀が生成して黄色に着色し、その後の放置時間とともに
着色は著しく、安定した製品が得られなかった。このよ
うな銀イオンの低下に伴い歯周病菌に対する抗菌力も著
しく低下して実用的な商品にはならないものであった。
【0028】
【実施例4】内径4mm、長さ7mmのポリエチレン正のパ
イプの開放状の一端を加熱封鎖して、パイプ内部に精製
水1.8mlを封入し、他端を開放とし、該開放端側に綿球
を設けて綿棒状の塗布具を作成した。封鎖部を折り、通
気開放したところ、パイプ内部の精製水が綿球部に移行
して綿は湿潤状体になった。湿潤状の綿球部に別に用意
したビタミンC粉末を付着させて顔のしみ部に塗布し
た。この作業を5日間継続したところしみが目立たなく
なった。ビタミンCを精製水により湿潤状体にすると時
間とともに酸化して失活し還元力が無くなり美白効果が
無くなって黄色に着色するが、本発明によれば使用する
直前に配合するのでこのような従来の問題が解決され
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】参照例
【図2】開放端にシール材を設けた液体封入パイプの基
【図3】開放端に液体吸収体を設けた例
【図4】液体吸収体9に予め薬剤Cを担持させた例
【図5】大径パイプを使用する例
【図6】開放端に液体吸収体、密閉端に反応薬剤を設け
た例
【図7】開放端に液貯留部、密閉端側に筆を設けた参考
【図8】封入する液体として揮発性の溶剤Iを使用する
【図9】第3、4、6図などに示される液体吸収体とし
て綿を用いた例の使用例
【図10】綿棒パイプと過酸化物のセット
【図11】パイプの密閉端側に綿塊を設けた例(a)、
過酸化物収納した容器を設けた例(b)、綿塊に予め過
酸化物を保持させた例(c)
フロントページの続き (72)発明者 中村 興司 大阪府大阪市東淀川区西淡路6丁目3番 41号 株式会社タイキ淡路工場内 (56)参考文献 登録実用新案3073488(JP,U) 特表 平9−507481(JP,A) 米国特許5702035(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 81/32 A61F 13/36 A61K 7/16 A61K 7/20

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を封入したパイプと該液体と反応さ
    せる薬剤とからなり、該パイプの一端を開放端とし他端
    を密閉した薬剤反応用具セットであって、該封入液体が
    開放端側から滲出した場合に、該液体を担持することが
    できる素材あるいは該液体を貯留する受け部を該開放端
    側に備え、該液体を担持する素材あるいは液体貯留受け
    部に予め反応する薬剤を含有あるいは保持させておくこ
    とを特徴とする薬剤反応用具セット。
  2. 【請求項2】 薬剤を粉体あるいは固形体としたことを
    特徴とする請求項1記載の薬剤反応用具セット。
  3. 【請求項3】 薬剤を液体状の薬剤としたことを特徴と
    する請求項1記載の薬剤反応用具セット。
  4. 【請求項4】 パイプの開放端側を、封入した液体に接
    触することにより、該液体が浸透する材料でシールする
    か、あるいは溶解または破れる材質の素材でシールする
    か、あるいはパイプ内周に摺接可能に栓状にシールする
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載され
    た薬剤反応用具セット。
  5. 【請求項5】 液体を担持する素材としてスポンジまた
    は綿塊等の液体吸収素材を用いたことを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載された薬剤反応用具セッ
    ト。
  6. 【請求項6】 液体を貯留する受け部として、パイプ開
    放端側にスプーン状の容器を設けたことを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載された薬剤反応用具セッ
    ト。
  7. 【請求項7】 パイプから滲出した液体と反応した薬剤
    を消毒、治療、衛生、化粧、医薬、医薬部外、接着用の
    いずれかに用いることを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれかに記載された薬剤反応用具セット。
  8. 【請求項8】 口腔あるいは歯に用いる薬剤に用いるこ
    とを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載された
    薬剤反応用具セット。
  9. 【請求項9】 反応させる薬剤として、銀ゼオライトあ
    るいはビタミンC又はビタミンEを用いることを特徴と
    する請求項1乃至8のいずれかに記載された薬剤反応用
    具セット。
  10. 【請求項10】 一端を密閉され、他端を開放端とし、
    該開放端側から内部に退いた状体で液体を封入した小径
    パイプを備え、該開放端に封入された液体から隔離され
    た状体で綿塊を設けて形成した綿棒パイプと該液体と反
    応して酸素を発生する薬剤とからなることを特徴とする
    歯の漂白剤塗布用具。
  11. 【請求項11】 パイプの開放端部に用いる綿塊に予め
    封入された液体と反応して酸素を発生する薬剤を含有さ
    せておくことを特徴とする請求項10記載の歯の漂白剤
    塗布用具。
  12. 【請求項12】 封入された液体と反応して酸素を発生
    する薬剤を粉末状にして収納した容器と綿棒パイプを別
    体に構成したことを特徴とする請求項10記載の歯の漂
    白剤塗布用具。
  13. 【請求項13】 封入する液体として水あるいは有機酸
    溶液を用いることを特徴とする請求項10乃至12のい
    ずれかに記載された歯の漂白剤塗布用具。
  14. 【請求項14】 封入された液体と反応して酸素を発生
    する薬剤として、過酸化物を用いることを特徴とする請
    求項10乃至13のいずれかに記載された歯の漂白剤塗
    布用具。
  15. 【請求項15】 過酸化物として、マグネシウムパーオ
    キサイド、マグネシウムオキサイド、マグネシウムハイ
    ドロオキサイド、アルミニウムオキサイドから選ばれた
    1つを選択して用いることを特徴とする請求項14記載
    の歯の漂白剤塗布用具。
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