JP2006505445A - 動作的な衝撃保護システム - Google Patents

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Abstract

本発明は、モータビークル、特に乗用車の乗客の膝エリア、並びに/若しくは下肢エリアのための動作的な衝撃保護システム(1)に関する。この衝撃保護システム(1)は、受動位置から動作位置へと駆動装置(4)によって乗客に向けて伸ばされることができる衝撃部材(2)を有している。特に効果的なデザインによって、この衝撃蓋部(2)は、乗客側のグローブボックス(3)の蓋部によって形成されている。

Description

本発明は、請求項1の前文の態様を有し、モータビークル、特に、乗用車の乗客の膝エリア、並びに/若しくは下肢エリアのための、動作的な衝撃保護システムに関する。
ドイツ特許公報DE10058430A1は、事故誘発を減じる車両の乗客に対して、衝突による被害を防止、並びに/若しくは減じるための伸長可能な制御装置を開示している。この装置は、車両本体の静止位置から車両の乗客の方向へと移動可能な衝突部材を有している。このため、衝突部材を、後退した受動位置と伸長した駆動位置との間で移動可能にさせる駆動トレインが設けられている。これは、衝突の際に、衝撃部材が、車両の乗客、並びに/若しくは、乗客の膝エリア、並びに/若しくは下肢エリアに向けて前方へと動作的に移動することを意味している。従って、長い距離が、夫々の乗客の減速に効果的であり、この結果、効果的なブレーキ力と、かくして怪我のリスクとが減じられ得る。
ドイツ特許公報DE19749585A1が、エネルギーを吸収する衝撃部材を備えた受動的な衝撃保護システムを開示している。動作的な衝撃保護とは対照的に、この受動的な衝撃保護の衝撃部材は、これの取着位置に本質的に留まっている。このため、夫々の乗客は、衝突の際に、予想以上に早い相対速度で、静止した衝撃部材と接触する。知られている受動的な衝撃保護に関して、静止した衝撃部材は、フロアーエアバッグ(floor airbag)の蓋部によって形成されている。
ドイツ特許公報DE10038567A1とドイツ特許公報DE10055051A1とは、他の受動的な衝撃保護装置を開示している。この衝撃保護装置と一緒の静止した衝撃部材は、車両の内方に向けて開成するボックスの底面によって形成されている。
本発明は、特に自動車の内装に外見上は一体化され得る、前文に規定された形式の動作的な衝撃保護のための改善された実施形態を提供するという課題に関する。
この課題は、独立クレームの目的によって本発明に従って解決されている。効果的な実施形態は、従属クレームの目的である。
本発明は、動作的に調節可能な衝撃部材としてグローブボックスの蓋部を設計するという一般的なアイデアに基づいている。この設計のために、衝撃蓋部として以下に称されているグローブボックスの蓋部は、身体的な安全のために、さらなる重要な機能を有している。グローブボックスの蓋部が、設計部材として車両の内部に一体化されている。
前記衝撃蓋部を調節するための駆動装置が、衝撃蓋部を適切に調節移動させるように、実質的に設計されることができる。しかし、駆動装置が、一方向並びに双方向に衝撃蓋部を実質的に移動させるように設計されている実施形態は、特に効果的であることが分かる。これは、衝突の際に、動作方向に対して衝撃蓋部によって与えられるブレーキ力、即ち減速力の同一方位を生じさせる。
一実施形態では、前記駆動装置は、所定の力が外方から後退方向へと衝撃蓋部に作用して、衝撃蓋部をこれの受動位置へと後退可能なように設計されている、衝撃蓋部を移動させるための駆動トレインを有することができる。これにより、駆動装置は、駆動トレイン中に挿入される少なくとも1つの緩衝部材を有し、この緩衝部材は、緩衝部材が、外方から衝撃蓋部に働く駆動力を減衰させ、衝撃蓋部をこれの受動位置へ進めるように駆動トレインと協働する。これは、衝突の際に、衝撃保護システムによって発生される減速力、並びに/若しくはブレーキ力が、速度に依存しており、速度によって、乗客は、膝エリア並びに/若しくは下肢エリアで、衝撃蓋部をこれの後退方向へと進めることを意味している。
特に効果的な実施形態に従えば、前記グローブボックスは、後退した閉成位置と伸長した開成位置との間を、衝撃蓋部自体と一緒に、衝撃蓋部の駆動装置によって調節可能なダストコンテナを有することができる。この後退した閉成位置で、ダストコンテナは閉成され、衝撃蓋部はこれの受動位置にある。前記伸長した開成位置で、ダストコンテナは、車両の内方からアクセス可能である。この組合せの特徴によって、駆動装置は、快適性を高め得るような更なる機能を有している。
一実施形態の特別な利点において、駆動装置は、衝撃蓋部の駆動のために、ダストコンテナとは独立して衝撃蓋部を後退させ、一方、グローブボックスが駆動される際、ダストコンテナと一緒に衝撃蓋部を移動させる。この手段によって、衝撃蓋部は、ダストコンテナとダストコンテナ中に収容された中身との重量が衝撃蓋部の駆動に同調される必要がないので、衝突の際に特に迅速に伸長されることができる。
他の効果的な実施形態において、車両が駆動されている間に、乗客がシートベルトを締めていないとき、駆動装置が、予め決定された予防位置へと衝撃蓋部を伸ばすことができる。この特別な状況は、衝撃保護システムの適切なコントローラによって、例えば、乗客の座席の座席占有検出器が乗客の存在を感知し、対応センサが、車両の全てのドアが閉められているというメッセージを送り、車両のエンジンがかけられ、しかし、シートベルトが適切なシートベルトロックに係合されていないことによって確認されることができる。受動位置と衝撃蓋部が最大に伸ばされた位置との間に効果的に設けられている予防位置で、衝突の際に、乗客と衝撃蓋部とがぶつかるまで移動されるパスは、吸収パスを与えることによって短くされることができる。これによって、怪我をするリスクが、少なくとも低速である場合には減じられることができる。
さらなる実施形態では、衝撃蓋部の予防位置へと移動されるときの衝撃蓋部は、乗客の目に見える、シートベルトを締めさせるための警告を表示可能である。この警告は、特にライトを使用した目を引くデザインを有するネームプレートによって形成されることができる。この結果、乗客の健康のために、シートベルトを使用することが効果的であることを乗客に知らせる。さらに、予防位置は、衝撃蓋部が、乗客に対して少なくとも美的に人目を引かないことを目標とされた形式に選択されることができる。この理由に沿った結果、乗客は、シートベルトを適切に締めるように促される。
本発明の他の重要な特徴並びに効果は、従属クレームと、図面と、図面に基づいた図のそれぞれの説明とから導かれる。
上述され、以下に詳細に説明される特徴が、説明された特別な組合せだけでなく、他の組合せにおいても、本発明の範囲から逸れることなく使用され得ることは明らかである。
本発明の好ましい例示的な実施形態は、概略的な図面に示され、以下に詳細に説明されており、同じ参照符号が、同じ、即ち機能的に一致又は類似した部分を示すのに使用されている。
図1ないし図4によると、動作式の衝撃保護システム1が、グローブボックス3の蓋部によって、本発明に従って形成されている衝撃部材(impact element)2を有している。従って、この衝撃部材2は、また、以下の説明で衝撃蓋部(impact lid)2として称されている。前記衝撃保護システム1は、これの衝撃部材2、即ちこの明細書では、衝撃蓋部2が、図5を参照して以下に詳細に説明される駆動装置4によって、移動可能なように動作する。この駆動装置は、図1に示されているような後退した受動位置から、図2と図3とに示されているような伸長した駆動位置へと衝撃蓋部を移動させる。この衝撃蓋部の構造によって、衝撃保護システム1は、車両の乗員(図示されず)、即ちモータビークル、好ましくは乗用車の乗客の膝エリア、並びに/若しくは下肢エリアを保護するように機能する。さらに、衝撃保護システム1は、衝突の際に、乗員の動きに対する好ましい効果を一般的に有するように、膝エリアと下肢エリアとにさらなるサポート与えるように機能する。
前記グローブボックス3は、車両の乗客側に通常は位置され、この位置で、ダッシュボード5に設計上組み込まれている。前記衝撃部材2は、グローブボックス3の蓋部を形成しているので、衝撃保護システム1、並びに/若しくはこれの衝撃部材2は、ダッシュボード5中へと、即ち車両の内部へと外見上は組み込まれている。前記衝撃蓋部2は、伸ばされるときに、矢印6に従って乗客に向けて動く。
この明細書に称された好ましい実施形態において、前記駆動装置4は、前記衝撃蓋部2に、双方向、即ち、一次元即ち、直線方向の調節移動をもたらすように設計されている。従って、後退されている衝撃蓋部2と、保護される乗客の膝エリア、又は下肢エリアとの間の距離は、衝突の際に、特に早く縮められる。調節運動を衝撃蓋部2に与え、蓋部の伸長において、衝撃蓋部が、水平に延び、かつ車両の長手方向を横切るように延びた回動軸を中心として追加的に回動され、この結果、必要であれば、膝エリア、並びに/若しくは下肢エリアのサポート効果を改善することは同様に可能である。
前記衝撃蓋部2が、予防策、即ち、起こり得る衝突の際に、特に、予め設定されたクラッシュセンサ(pre-crash sensors)機能として駆動される一実施形態が好ましい。予め決定された境界条件(boundary condition)が、ドライビングダイナミックス(driving dynamics)、並びに環境センサによって決定された条件を超えると、例えば、上記の予め設定されたクラッシュセンサは、衝突の高まる割合を想定させる。前記境界条件は、例えば、電子式スタビリティシステムと電子式ブレーキアシスタンスシステムとの同時駆動、並びに/若しくは、距離測定装置による障害物の検出であり得る。この距離測定装置では、衝突は、過度の車両スピードと移動方向とのせいで、回避され得ない。前記衝撃蓋部2が、予め設定されたクラッシュセンサ機能として駆動される場合、衝撃蓋部2は、これの駆動位置へと比較的迅速に伸ばされることができる。
特に衝突の際には、衝撃蓋部2が、膝エリア、並びに/若しくは下肢エリアへと急速に近づくような乗員の衝突は逆効果であろう。このため、好ましい一実施形態では、衝撃蓋部2は、この衝撃蓋部2が伸長されたときに、障害物との衝撃蓋部2の接触を検出するように設計された接触センサ(図示されず)を備えている。そして、駆動装置4の制御ユニットが、前記接触が起こったときに、伸長移動が、迅速に停止、特に、ロックされるように設計されている。
前記衝撃蓋部2の伸長で、膝エリア並びに/若しくは下肢エリアとの接触が起こらない場合、衝撃蓋部2は、予め決定された最大の伸長終端位置まで伸ばされ続けるであろう。この最大の伸長終端位置では、経験が示すように、乗客の座席に正しく座っている乗客の膝エリア、並びに/若しくは下肢エリアと衝撃蓋部2との間には、わずかな距離しかない。
少なくとも、前記衝撃蓋部2の駆動が、予め設定されたクラッシュセンサ機能として生じる場合のために、予想された衝突が起こらないときに、前記駆動装置4が、衝撃蓋部2を図1に従った受動位置へと後方に後退させるように、駆動装置4を設計することは効果的である。従って、前記衝撃蓋部2の非駆動は、後退速度(rate)で生じ、この後退速度は、衝撃蓋部2を駆動するための伸長速度よりもかなり遅くなることができる。
衝突の際に、駆動位置にある前記衝撃蓋部は、これに支持された膝エリア、並びに/若しくは下肢エリアと一緒の移動方向へも移動される動作同調式(mobile entrained)の衝撃保護システム1として機能し、この結果、移動のエネルギーを吸収する。さらに、衝撃蓋部2は、少なくともこれの受動位置で、静止し、エネルギーを吸収し、かつ変形可能な衝撃保護システムを形成するように効果的に設計されている。この点で、衝撃蓋部2自体は、従来の受動的な衝撃部材のように設計されることができる。
図2ないし図4によれば、前記グローブボックス3は、上面が開成し、衝撃蓋部2と同じ方向に調節可能な引出しのように設計されているダストコンテナ7を有している。このダストコンテナの特別な1つの特徴は、ダストコンテナ7の調節動が、衝撃蓋部2の調節と同じ駆動装置4によって起こり、かつ、衝撃蓋部2と一緒に果たされ得ることである。従って、ダストコンテナ7は、衝撃蓋部2と一緒に、図1に従った後退した閉成位置と、図3に従った伸長した開成位置との間に調節可能である。この閉成位置で、ダストコンテナ7は、選択的に後退されており、また、衝撃蓋部2は、これの受動位置にある。図3に従った開成位置で、ダストコンテナ7と衝撃蓋部2とは、ダストコンテナ7が、車両の内部から十分にアクセス可能な程度に伸ばされている。本質的に、この開成位置は、衝撃蓋部2の最大の伸長終端位置と一致することができる。しかし、好ましくは、衝撃蓋部2は、ダストコンテナ7のための適切な開成位置を達成するように、最大の伸長可能な範囲よりわずかな部分だけ伸ばされる。
図2と図3とによって示されているように、この明細書で示されている好ましい実施形態では、前記衝撃蓋部2は、また、前記ダストコンテナ7とは独立して調節され得る。これは、衝撃蓋部2が、これの駆動位置へと比較的迅速に達するように移動されなければならないときに効果的である。この迅速な調節動の間、ダストコンテナ7は、これの一時的な位置、特に、図2に従ったダストコンテナの閉成位置に残ることができる。従って、駆動装置4によって克服される慣性モーメントは、高い動的調節が、衝撃蓋部2のために達せられ得るように小さくなる。かくして、変更例では、駆動装置4は、伸長速度より調節速度を確実に遅くさせ、伸長速度で、駆動装置4は、衝撃蓋部の駆動のために、衝撃蓋部2を伸ばす。さらに、ダストコンテナ7が、これの開成位置へと調節されているときでさえ、衝撃蓋部2は、ダストコンテナ7とは独立してさらに伸ばされることができる。つまり、衝撃蓋部を、この衝撃蓋部2の駆動のために、乗客の膝エリア、並びに/若しくは下肢エリアのさらに近くへと移動させる。
図4は、予め決定された予防位置へと伸ばされた衝撃蓋部2を示しており、この位置では、乗客の膝エリア、並びに/若しくは下肢エリアからの衝撃蓋部の距離は短くされている。いずれにしても、この衝撃蓋部2は、予防位置へと最大には伸ばされてはおらず、代わりに、部分的にのみ伸ばされている。そして、衝撃蓋部2は、適切な制御ユニットが、予め決定された境界条件を検出すると、図4に従った衝撃蓋部の予防位置へと駆動装置4によって移動される。この予防位置は、衝突の際に、怪我を防止、若しくは減じるのを助けることができる。優先的に、衝撃蓋部2は、乗客がシートベールを縛めていないときに、障壁蓋部の予防位置に調節されることができる。乗客の車両への乗り降りを妨げないように、予防位置は、乗客のためのドア、又は全ての車両のドアが閉められているときだけに設定されるべきである。他の条件として、例えば、乗客が、座席に座っているかどうかを確認するための、座席占有検出器(seat occupancy detector)による問い合わせがある。車両が動作されているかどうかを決定するための問い合わせは効果的であり、例えば、衝撃蓋部2は、上述された条件に合わせて車両のエンジンがかかると、衝撃蓋部の予防位置へと移動される。
接触センサが、衝撃蓋部2の駆動のために効果的であるため、この接触センサは、また、障害物との衝突の際に、衝撃蓋部2を停止させ、この衝撃蓋部のさらなる伸長を防止するように、衝撃蓋部2をこれの予防位置へと調節させるのに使用されることができる。同じことが、衝撃蓋部2が、ダストコンテナ7の開成位置に達する前に障害物に対して移動されるとき、ダストコンテナ7と一緒に衝撃蓋部2を伸長させることにももちろん当てはまる。追加又は選択的に、衝撃蓋部2の障害物との衝突は、また、電気モータによる電力消費、並びに/若しくはトルクの取込みに基づいて検出されることができる。この電気モータは、適切なトルク制御、並びに/若しくは電流制御により衝撃蓋部2を伸ばす。
衝突の際に、予防位置へと移動されている衝撃蓋部2は、単なる動作式の衝撃保護システムよりも、少なくとも低速運転で、シートベルトを締めていない乗客をより良く保護することができる。しかし、予防位置の他の重要な態様は、部分的に伸ばされた衝撃蓋部2が、乗客が、シートベルトを締めるように動機付けされることができる程度に、ドライバー、並びに/若しくは乗客をいらいらさせることである。この結果、シートベルトが締められるとすぐに、前記制御ユニットは、衝撃蓋部2の駆動を止め、衝撃蓋部2をこれの受動位置へと後退させるために駆動装置4を制御する。
前記衝撃蓋部2の保護位置の警告機能を改善するために、衝撃蓋部2は、これが、乗客にシートベルトを締めさせるように伸ばされるときを乗客の視覚に知らせることができる。このような警告は、乗客にシートベルトを締めさせるように、例えば、書かれた文字の形態、並びに/若しくは図による表示であり得る。例えば、このような警告は、図1に従った受動位置の衝撃蓋部2によって覆われた細長い形状のセクション8に与えられることができる。このセクション8の警告は、シートベルトが締められていない、若しくは暗闇の中でさえ適切に締められていない乗客に注意するように、車両のライトに特にカップリングされている適切なライトで与えられることがでる。
前記衝撃蓋部の予防位置へと、並びに/若しくは予防位置から後方に調節動させるために、前記駆動装置4は、これが、衝撃蓋部2の駆動のために衝撃蓋部2を伸長させるよりも、調節動のために低速の調節速度を維持するように効果的に設計されることができる。
また、前記衝撃蓋部2には、クランプセンサ(この明細書には図示されず)が設けられ得る。このクランプセンサは、衝撃蓋部2、並びに/若しくはダストコンテナ7が、障害物を後退させるのを検出するとすぐに、衝撃蓋部2を受動位置に調節する、並びに/若しくはコンテナ7と一緒に衝撃蓋部2を閉成位置に調節する駆動装置4を停止させる。上述した接触センサのようなクランプセンサが、電気モータが駆動装置のために使用されたときに、モータパワーを監視するための装置と圧力感知マットとを有することができる。
図5によれば、前記駆動装置4は、前記衝撃蓋部2に接続され、この衝撃蓋部2を移動させるために機能する駆動トレイン(drive train)9を有している。この駆動トレイン9は、例えば、この明細書ではギアラックとして設計されている互いに平行した2つのロッド10を含んでいる。同様に、これらロッド10は、また、テレスコープ式のロッド、又はねじ式のロッドとして設計されることができる。また、駆動トレイン9は、この明細書では電気モータ11によって形成された駆動トレイン部材を含んでいる。同様に、また、圧縮空気、液圧、又はこの他の駆動トレインが考えられる。図示された実施形態では、電気モータ11は、可撓性のドライブシャフト12によって、互いに平行した2つのギア構造体13を駆動させ、これらギア構造体は、入力される回転動をロッド10の直線動に変換している。しかし、本質的には、ロッド10に力を与える他の形式も可能である。
特に効果的な実施形態によると、前記駆動トレイン9は、前記衝撃蓋部2をこれの受動位置へと後方に受動的に押すことが可能なように効果的に設計されている。例えば、後退方向へと働く力は、外方から矢印15に従って、衝撃蓋部2に作用することができる。かくして、この衝撃蓋部2は、伸長方向に対向する衝撃に従う。駆動トレイン9は、少なくとも1つの緩衝部材14を含んでいる。この場合、各ロッド10は、夫々のギア13と一体化されているような緩衝部材14に配置されている。従って、夫々の緩衝部材14を案内している参照ラインは、破線で示されている。これら緩衝部材14は、駆動トレイン9中に挿入され、緩衝部材が、外方から衝撃蓋部2に作用して、この衝撃蓋部2をこれの後退方向へと駆動させる力15を減衰させるように、駆動トレイン9にカップリングされている。つまり、緩衝部材14は、制動力で、衝撃蓋部の受動位置へと駆動される衝撃蓋部2の速度を減じさせる。これによって発生する力が大きければ大きいほど、衝撃蓋部2がこれの受動位置へと駆動される速度は速くなる。前記緩衝部材14は、ロータリーダンパー(rotary damper)として設計されることができ、例えば、駆動トレイン9の回動側に配置されることができる。
前記緩衝部材14は、電気モータ11が、駆動装置4による衝撃蓋部2の意図的な後退又は伸長に対する緩衝部材14の抵抗に対して働く必要がないように、効果的に駆動したり、駆動しなかったりすることができる。緩衝部材14は、衝撃蓋部2がこれの駆動位置へと伸ばされたとき、即ち、衝撃蓋部2が最大に伸ばされた、若しくは衝撃蓋部の伸長移動が障害物によって停止されたときだけ、対応する機械的なカップリングによって、若しくは制御ユニットによって効果的に駆動される。この障害物とは、一般的に、乗客の膝エリア、並びに/若しくは下肢エリアである。
異なる位置にある衝撃部材を備えた本発明の衝撃保護システムの斜視図である。 異なる位置にある衝撃部材を備えた本発明の衝撃保護システムの斜視図である。 異なる位置にある衝撃部材を備えた本発明の衝撃保護システムの斜視図である。 異なる位置にある衝撃部材を備えた本発明の衝撃保護システムの斜視図である。 図1ないし図4の図に類似しているが、衝撃保護システムの駆動装置を他の方向から見た斜視図である。

Claims (18)

  1. 駆動装置(4)によって、受動位置から乗客の方向へと駆動位置に伸長可能な衝撃部材(2)を有する、モータビークル、特に乗用車の乗客の膝エリア、並びに/若しくは下肢エリアのための動作式衝撃保護システムにおいて、
    前記衝撃部材は、乗客側のグローブボックス(3)の蓋部、即ち衝撃蓋部(2)によって形成されていることを特徴とする衝撃保護システム。
  2. 前記駆動装置(4)は、この駆動装置が、前記衝撃蓋部(2)を、双方向、並びに/若しくは一次元的に実質的に移動させるように設計されていることを特徴とする請求項1の衝撃保護システム。
  3. 前記駆動装置(4)は、前記衝撃蓋部(2)を移動させるための駆動トレイン(9)を有しており、この駆動トレインは、力(15)が、外方から後退方向へと前記衝撃蓋部(2)に働く際に、衝撃蓋部(2)をこれの受動位置へと後退させ得るように設計されており、また、
    前記駆動装置(4)は、前記駆動トレイン(9)中に挿入される少なくとも1つの緩衝部材(14)を有しており、この緩衝部材は、この緩衝部材が、外方から前記衝撃蓋部(2)に作用して、この衝撃蓋部(2)をこれの受動位置へと駆動させる力を減衰させるように、前記駆動トレインと協働することを特徴とする請求項1又は2の衝撃保護システム。
  4. 前記緩衝部材(14)は、駆動したり、駆動しなかったりすることができ、また、
    この緩衝部材(14)は、前記衝撃蓋部(2)が伸ばされるときのみ駆動され、また、前記緩衝部材は、後退並びに伸長の間に、駆動されないことを特徴とする請求項3の衝撃保護システム。
  5. 前記駆動装置(4)は、最大の伸長終端位置に達するまでの、若しくは、接触センサ、又は前記駆動装置(4)の制御ユニットが、障害物との接触を検出するまでの衝撃蓋部の駆動の間に、前記衝撃蓋部(2)を伸ばすことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1の衝撃保護システム。
  6. 前記衝撃蓋部(2)を駆動させるために、予め設定されたクラッシュセンサが設けられており、この結果、前記駆動装置(4)は、想定された衝突が起こらないと、前記衝撃蓋部(2)を受動位置に戻すように後退させることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1の衝撃保護システム。
  7. 前記衝撃蓋部(2)の非駆動のための後退速度は、衝撃蓋部(2)の駆動のための伸長速度より遅いことを特徴とする請求項6の衝撃保護システム。
  8. 前記衝撃蓋部(2)は、衝突の際に、この衝撃蓋部の受動位置に達するまでさらに移動される動作式衝撃保護システム(1)として機能し、従って、この衝撃蓋部の受動位置で、前記衝撃蓋部は、静止し、エネルギーを吸収し、かつ変形可能な衝撃保護システム(1)を形成することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1の衝撃保護システム。
  9. 前記グローブボックス(3)は、後退した閉成位置と伸長した開成位置との間を、前記衝撃蓋部(2)と一緒の前記駆動装置(4)によって調節可能であるダストコンテナ(7)を有しており、前記後退した閉成位置で、前記衝撃蓋部(2)は、受動位置にあり、前記伸長した開成位置で、前記ダストコンテナ(7)は、アクセス可能であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1の衝撃保護システム。
  10. 前記駆動装置(4)は、前記グローブボックスの動作で、前記ダストコンテナ(7)と一緒に前記衝撃蓋部(2)を移動させ、また、
    前記駆動装置(4)は、前記衝撃蓋部を駆動させるように、前記ダストコンテナ(7)とは独立して、前記衝撃蓋部(2)を伸ばすことを特徴とする請求項9の衝撃保護システム。
  11. 前記ダストコンテナ(7)を開閉するための調節速度は、前記衝撃蓋部(2)の駆動の伸長速度より遅いことを特徴とする請求項9又は10の衝撃保護システム。
  12. 前記ダストコンテナ(7)は、後退並びに伸長可能な引出しとして設計されていることを特徴とする請求項9ないし11のいずれか1の衝撃保護システム。
  13. 前記駆動装置(4)は、車両が駆動されている間に、乗客がシートベルトを締めていないとき、前記衝撃蓋部(2)を予め決定された予防位置へと伸ばすことを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1の衝撃保護システム。
  14. 前記駆動装置(4)は、接触センサが、障害物との接触を感知したときに、前記衝撃蓋部(2)の予防位置への伸長を停止させることを特徴とする請求項13の衝撃保護システム。
  15. 前記衝撃蓋部(2)は、シートベルトを締めるように警告を表示し、この警告は、前記衝撃蓋部がこれの予防位置へと移動されると、乗客の目に触れられることを特徴とする請求項13又は14の衝撃保護システム。
  16. 前記駆動装置(4)は、乗客がシートベルトを締めるとすぐに、前記衝撃蓋部(2)を受動位置へと自動的に後退させることを特徴とする請求項13ないし15のいずれか1の衝撃保護システム。
  17. 前記衝撃蓋部(2)をこれの予防位置へと戻すように調節するための調節速度は、前記衝撃蓋部(2)の駆動の伸長速度より遅いことを特徴とする請求項13ないし16のいずれか1の衝撃保護システム。
  18. クランプセンサが、前記衝撃蓋部(2)と障害物との接触を感知すると、この衝撃蓋部(2)の後退動を停止させることを特徴とする請求項1ないし17のいずれか1の衝撃保護システム。
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