JP2006505014A - 複数の投写型ディスプレイシステムのための複数の斜め配向プレート補償器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本願明細書では、複数の液晶ディスプレイ投写型システム向けの1つの補償方式のための複数の補償器の製造方法、および複数の補償器を提供すること。
【解決手段】複数のOプレート補償要素を有する複数の投写型システムについて説明する。
複数の補償要素は、負、正、または二軸の異方性要素にしてもよく、また1つのホモジニアスチルトまたは1つのスプレイチルトを有しうる。複数の補償要素は、1つの高分子液晶から形成しうる。複数の補償要素は、方位平均コントラストが最大になるように設計される。製造をより容易にするために1つのマイクロレンズアレイを使用する場合は、複数の補償要素を1つの液晶パネルの同じ側に配置しうる。

Description

本発明は、全般的には複数の補償器に関し、より具体的には複数の液晶投写型ディスプレイシステムのための複数の斜め配向プレート補償器に関する。また、本願は、ジャンミン・チェン、マイケル・G・ロビンソン、およびゲリー・D・シャープを複数の発明者とし、本願の譲受人であるカラーリンク社を譲渡人とする「複数の補償器および複数の方法」と題する2002年10月30日提出の米国特許第60/422,437号仮出願からの優先権を主張する。あらゆる目的のために、この仮出願の内容全体を本願明細書に引用したものとする。
複数の投写型システムに対してコントラストの継続的向上が求められている一方で、投写型システム市場ではより費用効率の高い複数の構成要素および複数のシステム構成が望まれている。これら複数の投写型システムは、赤色、緑色、および青色の光(すなわち、複数の原色)または他の複数の光スペクトルを変調するために複数の液晶パネルを使用し、これら複数の液晶パネルを補償するためにパネル1枚につき1枚または2枚のリターダ膜を使用する。
より安価で低コントラストの複数の投写型システムでは、パネル1枚につき単一のリターダ膜を使用して補償を行うが、より高価で高コントラストの複数の投写型システムでは、1枚のパネルの各側に1枚ずつリターダ膜を使用して補償を行う。ただし、既存の複数の補償手法では、市場が複数の投写型システムに求めているコントラストの向上およびコストの制限に対応できない。
本願明細書では、複数の液晶ディスプレイ投写型システム向けの1つの補償方式のための複数の補償器の製造方法、および複数の補償器について説明する。一実施態様によると、この補償方式は、方位平均コントラストを向上し、また複数の非投写型システムに共通する特定の方位依存コントラスト要件による制約をほぼ受けることがない。開示されている複数の補償方式は、法線入射光の偏光状態を維持しながら、複数の法線外入射光の偏光状態を調整する。特定の複数の実施態様においては、複数の法線外入射光線の偏光状態を補正するために、正の異方性多層液晶ポリマー層を複数使用する。
開示されている複数の実施態様においては、投写型システムの製造工程を簡略化し、複数の製造コストを削減するために、複数のディスプレイパネルの一方の側に複数のスプレイ配向補償器を配置する1つの補償方式も提供される。この実施態様は、平均コントラストを維持し、かつ方位平均コントラストを向上させる。複数のマイクロレンズアレイを有する複数のシステムの性能を向上するために、複数のスプレイ配向補償器をパネルの低F値側(画像側)に配置しうる。別の実施態様においては、複数のディスプレイパネルの両側にそれぞれ補償器を配置することができる。
さらに複数の実施態様においては、スプレイ配向させた正の異方性多層構造を複数有する複数の補償器を開示する。複数の多層構造を単一の基板上に製造することも、1つまたは複数の層の面同士をさまざまな接着剤を用いて接合してそれぞれ別の基板上に製造することもできる。複数の多層構造をそれぞれ別の基板上に製造する場合は、ほぼ完成した複数の構成要素を対にすることによって、複数の反射防止被膜を複数の液晶ポリマー層に直接施す必要がなくなるので、総合的な歩留まりが向上する。
開示されている複数の実施態様は、1つのZ成分を含む1つの光学軸を有する1つの補償器を用いた1つの補償方式をさらに提供する。この特性を有する複数の補償プレートは、複数の斜め配向プレート(「Oプレート」)補償器を含む。このような複数のOプレート補償器は、ホモジニアス配向またはスプレイ配向にしてもよく、また正、負、または二軸異方性を有しうる。複数のスプレイ配向Oプレートは、各界面に1つの異なるプレチルト角を設けることによって得られる。あるいは、複数のOプレートは、ツイストなど、ホモジニアス以外の1つの配向を有してもよい。たとえば、1つのツイスト配向の液晶Oプレート補償器にしてもよい。
複数の投写型システムのシーケンシャルコントラストの継続的向上が求められている理由の一部は、デジタル光処理技術による複数の投写型システムの高性能化による。複数の高温多結晶シリコン(HTPS)ツイストネマチック液晶ディスプレイなどの複数の液晶パネルは、本質的に透過性であり、1つの小さな対角寸法(1.2インチ未満、つまり3.1cm未満)を有する。これら複数のパネルは、1つのツイストネマチック液晶配向を使用し、1つのノーマリホワイトモードで動作し、偏光された光はラビング方向に並行に導入される、つまりeモードで動作する。ただし、本補償方式はeモードおよびoモードの両方に有効である。eモードの場合はLCのラビング方向は偏光子の方向に並行であり、一方oモードの場合はLCのラビング方向は偏光子の方向に直角である。複数の投写型システムは、ランプの発光を効率的に利用するために、入力側のF値を2.5にして動作するのが一般的である。これら複数の投写型システムが複数のマイクロレンズアレイを含む場合、画像光ははるかに低いF値で透過される。このような複数のシステムのコントラストは、マイクロレンズアレイの有無に拘わらず、法線入射の場合は極めて高い。ただし、複数の法線外入射光線では、入射角と方位角とに応じて1つのダイレクタ分布が決まる。この分布は、小さな幾何学的ゆがみと相まって、1つの検光偏光子を透過する光の角度を決める。コントラストをランプの有効角スペクトルにわたって平均化すると、コントラストが大幅に劣化しうる。したがって、法線入射光に対しては零補正を行う一方で、法線外入射光線に対しては偏光状態を補正する複数の補償プレートを導入すると都合がよい。
直視型フラットスクリーンディスプレイ用の場合は、補償器の最適化は極めて方位固有である。たとえば、このような用途における左右の視野角は広くかつ対称的にする必要があるが、上下の視野角はかなり狭く、かつ/またはより非対称的であってもかまわない。ただし、複数の投写型システムは、方位平均コントラストの向上への依存性がより高い。このように、複数の直視型フラットスクリーンディスプレイ用の場合と投写型用の場合との違いが認識されていることから、複数の投写型システムにおける平均コントラストの向上、または製造コストの削減、あるいはこの両方を実現するために1つの新しい自由度を開発しうる。
図1は、1つの典型的な高温多結晶シリコン投写型システム100を示す。システム100は、赤色画像、青色画像、および緑色画像、つまり複数の原色画像の生成、または他の複数の光スペクトルに対応する複数の画像を生成する3つの画像生成部を含む。第1の画像生成部は、1つの光源102と、1つの直線偏光子104と、1つのマイクロレンズアレイ106と、1つの液晶パネル108と、1つの補償器110と、1つの検光子112とを含み、1つのカラー画像を生成してこれを1つのXキューブ114に入力する。第2の画像生成部116と第3の画像生成部118とは、詳細には図示されていないが、第1の画像生成部と同様の1つの構造を有し、それぞれ異なる色の複数の画像を生成してXキューブ114に入力する。これら複数の画像生成部によって生成された3色の光はXキューブ114によって組み合わされ、1つの画像生成部が存在しないXキューブ114のポートに配置されている1つの投写レンズ(図示せず)に出力される。
補償器110はマイクロレンズアレイ106の低F値側にあるが、パネル108の光入力側または光出力側のどちらにでも配置しうる。1つの典型的実施形態においては、投写型システム100は、複数の偏光子104および112としての複数のシート偏光子と、1つのパネル108と、1つの補償器110とを含み、この補償器は、たとえば単一の補償プレートまたは一対の補償プレートにすることができる。マイクロレンズアレイ106は、パネル108の一部にすることができる。マイクロレンズアレイ106をパネル108の一部にする場合、複数の従来型補償プレートを用いてマイクロレンズアレイ106とパネル108との間に1つまたは複数の補償プレートを含めることは難しい。ただし、液晶ポリマー層であれば、薄く、環境堅牢性が高く、製造適合性もあることから、複数の層を容易に組み込みうる。あるいは、一対の補償器110を使用してもよい。一対の補償器110は、パネル108の光入力側と光出力側とに配置することも、パネル108の一方の側だけに配置することも可能である。あるいは、パネル108を形成する複数の基板のうちの1枚を補償器110にすることもできる。このように、パネル108の液晶とマイクロレンズアレイ106との間に補償器を配置しうる。このような一実施形態は、1つの適切な液晶高分子材料から実現しうる。
一例として、第1の最小条件が550nmである1つの90°ねじれたネマチック(TN)セルを有する1つのシステムの方位平均コントラストは、所与の1つのF値に対してホメオトロピック加重した緑色光の透過のオンからオフ状態の方位平均比率から計算しうる。赤色光および青色光についても、同様の計算を行いうる。このシステムはZLI4792などの1つの液晶材料を含むが、ZLI4792はメルク社から入手可能であり、表1に示す複数のパラメータを有する1つのネマチック液晶である。この材料の黒色状態の電圧は6Vであり、白色状態の電圧は0Vである。光源は、1つの円錐角が約10度である1つの超高圧(UHP)ランプでもよい。
Figure 2006505014
図2は、1つの典型的な光強度分布を示す。光強度の分布は、図2に示す方位対称分布でも、他の適切な分布でもよい。コントラストを計算するには、加重した強度プロファイルによって光錐からの寄与を平均化する。
従来技術のいくつかの補償方式は、黒状態におけるパネル108のダイレクタ分布の方位対称性に依存する。方位対称性への依存は光学軸が1つの垂直成分を有するからであり、これは1つの負のCプレートを使用して補償を行う従来技術の複数の投写型システムにおいて観察されうる。このような一対の負のCプレートを1枚のパネルの各側に直接隣接させて補償を行うと、水平面におけるコントラストが向上する代わりに、±45°の面におけるコントラストが犠牲になる。この結果、漏れが円錐角にわたって平均化されるので、負のCプレートを複数使用して1つの投写型システムの大幅な総合的向上を達成することはできない。
図3は、一対の負のCプレートを有する従来技術の1つの投写型システムのコントラストとリタデーションとの関係を示す。この図は、パネルの法線外コントラストは、液晶の複数の残留スプレイ配向側領域近傍では損われるが、ほぼ垂直配向された中心近傍では損われないことを実証している。したがって、1つの奇対称成分を1つの補償器に設けた1つの補償方式を使用すれば、1つのプロジェクタシステムにおけるコントラストの大幅向上を達成しうる。
複数のチルト軸を有する複数の補償プレートは、Oプレート補償器と呼ばれる。この特性を有する複数の補償プレートは、複数の「Oプレート」補償器を含む。このような複数のOプレート補償器は、ホモジニアス配向またはスプレイ配向にしてもよく、また正、負、または二軸異方性を有しうる。複数のスプレイ配向Oプレートは、各界面に1つの異なるプレチルト角を設けることによって得られる。あるいは、ツイストなどホモジニアス以外の1つの配向をOプレートに設けてもよい。たとえば、1つのツイスト液晶Oプレート補償器にしてもよい。
図4は、複数のOプレート補償器を有する、高温多結晶シリコン技術による1つの典型的なツイストネマチック液晶投写型ディスプレイシステム200を示す。システム200は、3つの画像生成部201、221、および241を含む。これらの画像生成部201、221、および241は、赤色画像、青色画像、および緑色画像を生成するように構成されている。画像生成部201は、1つの光源202と1つの直線偏光子204とを含む。光源202は、約10度の1つの円錐角を有する1つの超高圧(UHP)ランプでもよい。画像生成部201は、1つのマイクロレンズアレイ206とこれに隣接する1つの液晶パネル208とをさらに含む。マイクロレンズアレイ206は、液晶パネル208の一部にすることができる。
Oプレート補償器210は液晶パネル208を補償し、液晶パネル208から出力された光は1つの出力検光子212によって検光される。本例においては、Oプレート補償器210はマイクロレンズアレイ206の低F値側にあるが、液晶パネル208の光入力側または光出力側のどちらにでも配置しうる。典型的な一実施形態においては、画像生成部201は、複数の偏光子204および212として複数のシート偏光子を含む。いくつかの実施形態においては、補償器210を単一の補償プレートにすることも、一対の補償プレートにすることもできる。一対の補償プレートを使用して液晶パネル208を補償する場合は、これら複数の補償プレートを液晶パネル208の光入力側と光出力側とに分けて配置することも、液晶パネル208の一方の側だけに配置することもできる。あるいは、パネル208を形成する複数の基板のうちの1枚を補償器210にすることもできる。このように、補償器は、パネル208の液晶とマイクロレンズアレイ206との間に配置しうる。このような1つの実施形態は、1つの適切な液晶高分子材料から実現しうる。
いくつかの実施形態においては、複数の補償器210、230、および250をそれぞれ正または負の異方性補償器とすることができ、これらの補償器は1つのスプレイ配向を有する複数のネマチック液晶、複数のディスコティック液晶、または他の複数の適切な液晶材料など、1つまたは複数の適切な材料から製造することができる。一般に、1つの液晶パネルの一方の側に直接隣接する補償層は、同じ側にある液晶を補償する。スプレイの面は、一般に、補償器のスプレイと共面をなす。液晶のスプレイと近接補償プレートのスプレイとが共面をなすと、液晶とこれに隣接する1つの補償器とが補償上よく調和するので、パネルの各側に補償器を含む1つの投写型システムを容易に製造できるので都合がよい。この理由は、液晶と補償器とが1つのスプレイ配向構造を有することによる。ただし、いくつかの実施形態においては、複数の正の補償器など、1つの補償器を使用してパネルの反対側のスプレイを補償すると好都合な場合があるが、これは近傍スプレイのリターダンスが1つの偏光要素として機能するからである。
1つのツイスト液晶駆動モードに対して複数の正の一軸プレートを使用する1つの具体的な補償方式を図6に示す。図6の補償方式は、このアプローチの一般的方法論を示すために使用しうる。先ず、このツイスト液晶駆動モードは、1つの上部チルト層と、法線配向された1つの中心層と、1つの第3の下部チルト層とからなる3層の1つの正の複屈折構造として概念的に表すことができる。図6の液晶404の直下に1つの正の二層補償器が示されている。本例においては、この補償器のこれらの層は正の一軸であり、複数の光学軸の各チルト角は一様である。これら複数の正の複屈折補償器層は、1つの三変換方式によって複数の液晶チルト層を補償するために機能する。この補償器の上層および下層は、それぞれ上部および下部の液晶チルト層によって補償される。各液晶チルト層の補償は、チルト層および以降の複数の複屈折層のそれぞれの消偏効果を補正することによって行われる。この方式は、補償を上部および下部の液晶チルト層に分け、光を特定の2つの平面に伝搬させるので都合がよい。これら複数の平面は、液晶セル基板に対して法線をなし、複数のチルト液晶層の複数の光学軸を含む。図6に示す典型的実施形態においては、これら複数の平面は直交する。
表2は、1つの光線が1つの平面に法線外の角度で伝搬し、その平面を伝搬する光が下部チルト液晶層の光学軸を含む場合の各層の投影光学軸を示す。
Figure 2006505014
下部補償層の光学軸は、下部偏光子の軸に並行しているので透過強度を損わないため、無視できる。中心および下部の液晶層はそれぞれ同じ光学軸を有するので、単一の正のリターダと見なすことができる。
したがって、上部補償層は、第1のチルトリターダの消偏と、その光学軸が伝搬方向によって規定される次の第2のリターダの消偏とを1つの第3の偏光変換によって補正するように機能する。上層の光学軸の角度と中心層のリターダンス値とは、どちらもこの平面における伝搬角度にほぼ比例する。所望の補償の角度依存性に応じたチルト角を有する1つの補償器が必要とされる。誘発された正味偏光を解消するには、この補償器のチルト角は、補償される上部液晶チルト層の角度の逆にする必要がある。チルト角およびリターダンスのそれぞれの精確な値は駆動される液晶の複数のパラメータに応じて異なるが、配向角の符号はこの正味三変換方式によって決まる。
表3は、1つの光線が1つの平面に法線外角度で伝搬し、その平面を伝搬する光が上部チルト液晶層の光学軸を含む場合の各層の投影光学軸を示す。
Figure 2006505014
上部および中心の補償層の光学軸は、上部偏光子の軸に並行であるので透過強度を損わないため、無視できる。
したがって、下部補償層は、上部液晶層に対応付けられた1つのチルトリターダの消偏と、伝搬方向によってその光学軸が規定される上部補償層に対応付けられた1つのリターダの消偏とを補正するように機能する。この場合もまた、上層の光学軸の角度は伝搬角度に依存するので、1つのチルト補償器のチルト角は、補償対象の下部液晶チルト層のチルト角とは逆にする必要がある。伝搬面ごとに最適化を行うことによって、複数のツイストネマチックモードに対して有効な正の複屈折斜め配向プレートによる1つの補償方式を実現することができる。この補償方式は、回転角度が90度の複数の偏光軸に対しても有効である。このアプローチのさらなる改良版では、上記2つのシナリオにおいて複数の偏光軸に投影されるリタデーションを加減するために、負または正の複数のCプレート(すなわち、複数の光学軸が液晶基板に対して法線をなす複数の複屈折層)を用いることができるであろう。
図5Aは、図4のシステム400など、1つの高温多結晶シリコンのツイストネマチック液晶投写型ディスプレイシステムの補償に2つの負のOプレート310および320を使用した1つの典型的構成を示す。複数の負のOプレート310および320は1つのチルト角θを有し、この2つの負のOプレートのチルト軸は互に直交する。液晶は90°ねじれた1つのネマチック構造を有し、基板・液晶境界に隣接する液晶の平均光学軸は、隣接するOプレートの平均光学軸にほぼ並行である。
図5Bは、2つの負のOプレートを有する1つの投写型システムのコントラストとチルト角との間の関係を示す。これらのOプレートの厚さ値は、それぞれ18、20、22、および24ミクロンである。図5は、さまざまな厚さとチルト角に対して超ハイコントラストを達成できることを実証している。
図6は、一対の正のOプレートを含む、1つのプロジェクタシステムのための1つの典型的な補償方式である。システム400は、1つのツイストネマチック液晶パネル404と、これに隣接する45°に配向された1つの偏光子402とを含む。1つの第1の正のOプレート406は1つの配向θ=45°を有し、1つの第2の正のOプレート408は1つの配向θ=135°を有し、1つの偏光子410は135°に配向されている。ツイストネマチック液晶パネル404は、1つの左旋回ツイストを有する。あるいは、2つの正のOプレートのチルト角をそれぞれ違えることもできる。
2つのOプレートのチルト角がそれぞれ異なるこの典型的実施形態の一例は、1つの左旋回ツイストを有する市販のツイストネマチックセルから作成した1つのツイストネマチック液晶パネルを含み、1つの第1の正のOプレート406は1つの配向30°と、1つのΔn=0.008と、1つのd=11.5μmとを有し、1つの第2の正のOプレート408は1つの配向24°と、1つのΔn=0.008と、1つのd=14μmとを有する。偏光子402は45°に配向されており、偏光子410は135°に配向されている。このシステムの1つのコントラストは、液晶および補償器のそれぞれの複屈折プロファイルによる消偏効果がない状態で、11,000:1を超える。
2つのスプレイOプレートのチルト角がそれぞれ異なるこの典型的実施形態の一例は、1つの左旋回ツイストを有する市販のツイストネマチックセルから作成した1つのツイストネマチック液晶パネルを含み、1つの第1の正のスプレイOプレート406は1つの配向0°,45°と、1つのon軸リタデーションΓ(on軸)=55nmとを有し、1つの第2の正のOプレート408は1つの配向0°,−32°と、1つのon軸リタデーションΓ(on軸)=72nmとを有する。偏光子402は45°に配向されており、偏光子410は135°に配向されている。このシステムの1つのコントラストは、液晶および補償器のそれぞれの複屈折プロファイルによる消偏効果がない状態で60,000:1を超えるが、その理由は、1つのスプレイセルの可変構造が、チルト角が固定された1つのホモジニアス補償器の構造より、ツイストネマチック液晶の構造に近いからである。さらに、スプレイ構造によってコントラストが十分に向上するので、この補償方式は、複数の投写型システム以外の装置、たとえば複数のフラットパネル液晶ディスプレイなどにも適用することができる。
本発明の別の典型的実施形態によると、1つの第1の補償器を使用して第1の液晶スプレイを補償し、側面の1つの第2の補償器によって第2の液晶スプレイを補償することによって、1つの二面補償方式の対称性が破られる。スプレイ用に単一層モデルを使用する場合は、ツイストネマチック液晶ディスプレイの入力スプレイに直角な平面における入力光線を考慮する。ツイストネマチックのスプレイは、1つの反時計回りのリターダとして現れる。これに続くのが固有方向に沿った1つのリターダであり、これはセルのZリターダンスとツイストネマチック液晶ディスプレイの出力スプレイとの組み合わせによって形成される。偏光の補正は、1つの時計回りのリターダを表す第1の補償器によって行われる。第2の補償器は、固有方向に沿った1つのリタデーションを与えるが、これは偏光状態には影響しない。この平面については、補償は上記と同程度である。
1つの光線がツイストネマチック入力スプレイの平面に入射する場合は、この状況が変化する。ここで、セルのZリターダンスとツイストスプレイとからなる固有配向リターダに最初に遭遇するが、このリターダは偏光状態に何も影響を及ぼさない。次に、1つの反時計回りのリターダを表す、液晶ディスプレイの第2の表面でのスプレイアップが続く。このとき、第1の補償器は、固有方向に沿った1つのリターダを表す。この次に、時計回りのリターダを表す第2の補償器によるスプレイダウンが続く。この平面において、両方の補償器が3つの偏光変換に関与する。
本発明による補償器によって総合的なコントラストを最適化するには、液晶ディスプレイの具体的な複数のパラメータを考慮して、複数の補償器のリタデーションおよび複数のスプレイパラメータ(各表面のプレチルト)をそれぞれ独立に選択する必要がある。入力ツイストネマチックスプレイに直交する平面においては、第1の補償器(液晶に隣接する補償器)の複数のパラメータだけが関係する。したがって、この平面は、第1の補償器に対する複数の基準を確立するために使用しうる。次に、コントラスト輪郭を最大化し、ハイコントラストの角度カバレージを法線入射角方向に沿って広げるために、第2の補償器に対する調整を中心近くで使用してもよい。この方法は、補償器パラメータの選択によってハイコントラストを生み出す効率的な方法の1つである。このように、1つまたは複数の層を追加挿入することによって、性能をさらに最適化することができる。たとえば、第1の補償器と第2の補償器との間に、1つの特定量のZリタデーションを挿入することができる。
図7は、2つの正のOプレートを使用して補償した場合のコントラストと厚さとの関係を示す。記載の複数の実施形態においては、これらのOプレートの厚さは、約8umから約15umであり、最適設計での厚さは通常10umから12umである。これらのOプレートのチルト角を10°から50°の1つの範囲にしてもよく、最適設計における1つのチルト角範囲は通常20°から40°であり、複屈折はΔn=0.008である。
図8は、チルト角が一様な1つの補償プレートとスプレイ配向の1つの補償プレートとを含む4つの可能な構成を示す。コントラストは、構成Iでは5600:1、構成IIでは8200:1、構成IIIでは8800:1、構成IVでは6500:1である。最上部のプレートは45°に配向されており、最下部のプレートは135°に配向されている。チルト配向プレートのチルト角は25°であり、スプレイ配向プレートは0°から50°または50°から0°の1つのチルト範囲を有する。これらのプレートの厚さは12umであり、デルタ(n)=0.008である。これらのプレートのそれぞれの配向を45°および135°以外にしてもよい。たとえば、これらのプレートのそれぞれの配向を直交する2つの任意の配向角度にしてもよい。これらのスプレイプレートのチルト角は0°または50°のどちらにしてもよく、また50°以外の角度にしてもよい。
図9は、1つの第1の補償プレート(45°,0〜50°)と1つの第2の補償プレート(135°,50〜0°)とを備え、9000:1を超える1つのコントラストを有する1つの二重スプレイ配向補償方式を示す。これらのプレートのそれぞれの配向は、45°および135°以外でもよい。たとえば、これらのプレートのそれぞれの配向を直交する2つの任意の配向角度にしてもよい。これらのスプレイプレートのチルト角を0°または50°のどちらにしてもよく、また50°以外の1つの角度差を持たせてもよい。さらに、これら2つのスプレイプレートのスプレイを同様または同一にすることも、非対称スプレイまたはそれぞれ異なるスプレイにしてもよい。
図10は、2つのスプレイ配向Oプレートによる補償がある場合とない場合の、1つのHTPSの視野を示す。
複数のリターダ膜を生成するための複数の技術として、複数の延伸高分子膜、複数の研磨無機結晶、複数の斜方蒸着またはパターン化膜、複数の液晶、および複数の高分子液晶などが挙げられる。いくつかの方法は、他の複数の方法より、いくつかの用途に適していることもある。たとえば、複数の延伸リターダは、最良ケースの標準偏差が±2nmである複数の100nm超のリターダンスに適している。ただし、複数の延伸リターダは複数の超低リタデーション値での制御が難しく、またキャスティング工程の故に複数の審美的要件を満たしにくい場合がある。実際に、機械的に信頼性が高く、熱負荷の存在下で光学的によく機能し、総合的な透過波面ひずみの発生が低い1つの方法で、複数の延伸リターダ膜を搭載することは難しい場合がある。さらに、複数の延伸方法は光学軸の斜め配向を複数生成しないこともあり、結果として低歩留まりおよびコスト増をもたらしうる。
別の例は、複数の無機リターダである。原材料の適切な鋸引きとその後の1回の研磨処理とによって斜め光学軸配向を有する無機リターダを製造しうる。水晶など、複数の材料については、研磨による複数のゼロオーダの半波長リターダンスは実証されている。複数の無機リターダは、その光学的品質および光強度の処理能力の高さ故に、好都合である。
複数の液晶高分子膜は、上記の複数の基準をすべて満たす可能性を有する。各界面のプレチルト角を制御することによって、スプレイ配向膜およびホモジニアス配向膜の両方を製造することができる。多層膜の場合は、可能な複数の補償構造の種類が限定されない。たとえば、正の誘電異方性を有する複数のネマチック高分子液晶は入手しやすく、1つの流体状態にあるときに、非高分子液晶と同様の物理学を用いて配向しうる。別の例は、1つのマイクロアレイと液晶パネルとの間に1つの補償構造を配置する方式である。この高分子補償構造は、薄く、堅牢で(たとえば、複数の高輝度ランプで使用しうる)、既存の複数の製造技術に対応するものでなければならない。赤外線(UV)光または別の適切な手法を用いてこれら複数の高分子液晶を架橋することによって、1つの固体薄膜を形成する。これら複数の手法を用いて、大小のプレチルト角を基板界面および空気界面の両方または一方に複数作成しうる。従来の複数の被覆方法を使用してこのような複数の薄い補償膜を単一の基板に蒸着してもよく、または従来の製造方法で積層ガラスセルを製造してから、UV架橋によって複数の補償プレートを製造してもよい。
複数のダイレクタ分布が十分に制御され、高精度のリタデーションを有する複数の補償膜が製造されれば、複数の補償方式を容易に再現でき、性能の信頼性が高まる。たとえば、複数の液晶高分子層を使用すれば、他の複数の材料では容易に作成できなかった複数の低リターダンス膜を作成しうる。
好都合な複数のリターダ膜材料は、以下の複数の特性の多くを含むことが多い。
リタデーションの正確な再現性および一様性、
面内光学軸の再現性および一様性の超高精度制御、
再現可能で一様な1つの適切な面外光学軸プロファイルの生成可能性、
低リターダンス値(たとえば、25〜200nm)の複数の膜の製造の実行可能性、
低消偏度(たとえば、ヘイズ)、
高輝度下での耐久性(および、場合によっては、いくらかの耐紫外線性)、
温度変動時の性能信頼性、
審美的欠陥が少ない仕様(特にLCD平面において)、
光学性能に対する実装工程の不感性、および
実装工程の信頼性(層間はく離)。
どの材料が最適であるかは、投写型システムの意図する用途または複数の要件に応じて異なることもある。
別の代替補償方式として、1つの補償器を光源偏光子とマイクロレンズアレイとの間に配置する方式が挙げられる。このような1つの補償器のチルト角およびリターダンスは、マイクロレンズアレイのパワーに応じて調整されることになる。
本発明の複数の実施形態および複数の利点を詳述してきたが、本発明の教示内容および複数の添付請求項によって規定される本発明の精神および範囲から逸脱することなく複数の変更、複数の置換、複数の変形、複数の修正、複数の変体、複数の並べ換え、および複数の改造を行いうることを理解されるべきである。
本発明による複数の実現方法を複数の具体的実施形態のコンテキストにおいて説明した。これら複数の実施形態は説明を目的としたものであり、制限を目的としたものではない。多くの変体、修正、追加、および改良が可能である。したがって、本願明細書では単一の具体例で説明されている複数の構成要素に対して複数の具体例がありうる。さまざまな構成要素、さまざまな操作、およびさまざまなデータストアのそれぞれの間の複数の境界はある程度自由に決められるものであり、複数の特定の操作は特定の説明のための複数の構成の下で示されている。他の複数の機能割り当てが想定され、これらは以下の特許請求の範囲に含まれうる。最後に、これら複数の典型的構成において複数の個別構成要素として提示されている複数の構造および機能は、1つの組み合わされた構造または構成要素としても実装しうる。上記および他の複数の変体、複数の修正、複数の追加、および複数の改良は、以下の特許請求の範囲に定義されている本発明の範囲に含まれうる。
本願明細書の各節の見出しは、37CFR1.77に示唆されている1つの出願を構成する複数の部分との一貫性を保つために、あるいは構成上の複数の手掛かりを与えるために設けられているものである。これら複数の見出しは、本願から生じうるあらゆる特許申請に示される1つまたは複数の発明を制限するものでも特徴付けるものでもない。具体的に一例を挙げれば、これら複数の見出しは1つの「発明の分野」に言及しているが、この見出しの下でいわゆる発明の分野を説明するために選択された言語によって特許請求の範囲が制限されてはならない。さらに、「関連技術の説明」における1つの技術の1つの説明は、その技術が本願の先行技術であることを認めているものと解釈されてはならない。「発明の概要」もまた、本願の特許請求の範囲に示されている1つまたは複数の発明の1つの特徴付けと見なされるべきではない。さらに、これら複数の見出しにおいて「発明」が単数形で言及されていても、本願に主張されている新規点が1つだけであるとの主張に使われるべきではない。この特許明細書に対応付けられている複数の請求項の複数の制限に従って複数の発明を規定しうるので、したがって1つまたは複数の発明はこれら複数の請求項によって定義され、かつ保護される。あらゆる場合において、複数の請求項の範囲は、本明細書に照らしてそれ自体の価値によって考慮されるべきであり、本願明細書に含まれている複数の見出しによって制約されるべきではない。
1つの典型的な高温多結晶シリコン技術による投写型システムを示す。 1つの典型的な光強度分布である。 一対の負のCプレートを有する従来技術の1つの投写型システムにおけるコントラストとリタデーション分布との関係を示す。 複数のOプレート補償器を有する高温多結晶シリコン技術による1つの典型的なツイストネマチック液晶投写型ディスプレイシステムを示す。 高温多結晶シリコン技術による1つのツイストネマチック液晶ディスプレイの補償に2枚の負のOプレートを用いた1つの典型的構成である。 2つの負のOプレートを有する1つの投写型システムにおけるコントラストとチルト角との関係を示す。 一対の正のOプレートを含む、1つのプロジェクタシステムの補償のための別の典型的構成である。 2枚の正のOプレートによる補償方式のコントラストに対する厚さの影響を示す。 チルト角が一様な1つの補償プレートとスプレイ配向された1つの補償プレートとを含む4つの可能な構成を示す。 1つの第1の補償プレート(配向角45°,0〜50°)と1つの第2の補償プレート(配向角135°,50〜0°)とを備えた1つの二重スプレイ配向補償方式の1つの典型的構成である。 は、2つのスプレイ配向Oプレートによる補償がある場合とない場合の、複数の高温多結晶シリコンディスプレイの視野を示す。
符号の説明
100 高温多結晶シリコン投写型システム
102 光源
104 直線偏光子
106 マイクロレンズアレイ
108 液晶パネル
110 補償器
112 検光子
114 Xキューブ
116 第2の画像生成部
118 画像生成部

Claims (84)

  1. 1つの投写型システムであって、
    1つの第1のパネルと、
    前記第1のパネルに隣接する1つの第1の光源と、
    前記第1のパネルに結合された1つの導光要素と、
    前記第1のパネルに隣接する1つの第1の斜め配向異方性補償要素と、を含み、前記第1の斜め配向異方性補償要素が法線外入射光の1つの偏光状態を変えるように構成されている投写型システム。
  2. 請求項1に記載の1つの投写型システムであって、前記第1の斜め配向補償要素の前記異方性が正の異方性である投写型システム。
  3. 請求項1に記載の1つの投写型システムであって、前記第1の斜め配向補償要素の前記異方性が、正の異方性、負の異方性、および二軸異方性からなる群から選択される投写型システム。
  4. 請求項1に記載の1つの投写型システムであって、少なくとも1つの第2パネルと、前記第2パネルに隣接する少なくとも1つの第2の斜め配向異方性補償要素とをさらに含み、前記第1および第2のパネルが第1および第2の光スペクトルをそれぞれ変調するように機能する投写型システム。
  5. 請求項4に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素の一方が正の異方性を有し、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素のもう一方が負の異方性を有する投写型システム。
  6. 請求項5に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の光スペクトルの一方が青色あり、もう一方が赤色または緑色であり、前記正の異方性を有する前記斜め配向異方性補償要素が前記第1の光スペクトルの法線外入射光の1つの偏光状態を変えるために使われ、前記負の異方性を有する前記斜め配向異方性補償要素が前記第2の光スペクトルの法線外入射光の1つの偏光状態を変えるために使われる投写型システム。
  7. 請求項4に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素の少なくとも一方がそれぞれの隣接パネルに対してスプレイ配向されている投写型システム。
  8. 請求項7に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素の両方がスプレイ配向であり、それぞれのスプレイ配向が互に対称的である投写型システム。
  9. 請求項7に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素の両方がスプレイ配向であり、それぞれのスプレイ配向が互に非対称的である投写型システム。
  10. 請求項7に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素の両方が同一の異方性を有する投写型システム。
  11. 請求項7に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素の両方がそれぞれ異なる異方性を有する投写型システム。
  12. 請求項7に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素の少なくとも一方が二軸異方性を有する投写型システム。
  13. 請求項1に記載の1つの投写型システムであって、前記第1のパネルに隣接して少なくとも1つのマイクロレンズアレイをさらに含む投写型システム。
  14. 請求項1に記載の1つの投写型システムであって、前記導光要素が1つのXキューブである投写型システム。
  15. 請求項1に記載の1つの投写型システムであって、前記第1の斜め配向異方性補償要素が最大方位平均コントラストにほぼ最適化されている投写型システム。
  16. 請求項1に記載の1つの投写型システムであって、前記第1のパネルが1つの液晶パネルである投写型システム。
  17. 請求項1に記載の1つの投写型システムであって、前記斜め配向異方性補償要素が1つの高分子液晶材料を含む投写型システム。
  18. 請求項1に記載の1つの投写型システムであって、前記斜め配向異方性補償要素が1つの多層補償要素である投写型システム。
  19. 請求項1に記載の1つの投写型システムであって、前記第1のパネルに隣接して1つの第2の斜め配向異方性補償要素をさらに含む投写型システム。
  20. 請求項19に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素が前記第1のパネルの同じ側にある投写型システム。
  21. 請求項19に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素が前記第1のパネルの両側に分かれている投写型システム。
  22. 請求項13に記載の1つの投写型システムであって、前記第1の斜め配向異方性補償要素が前記少なくとも1つのマイクロレンズアレイの低F値側にある投写型システム。
  23. 請求項1に記載の1つの投写型システムであって、前記第1のパネルと前記第1の斜め配向異方性補償要素とが1つの共通基板上に形成されている投写型システム。
  24. 請求項23に記載の1つの投写型システムであって、前記第1の斜め配向異方性補償要素がその上に形成されている前記基板が前記第1のパネルである投写型システム。
  25. 請求項1に記載の1つの投写型システムであって、前記第1の斜め配向異方性補償要素が約0°から約50°にわたる1つのチルト角を有する投写型システム。
  26. 請求項1に記載の1つの投写型システムであって、前記第1の斜め配向異方性補償要素が前記第1のパネルに対してスプレイ配向されている投写型システム。
  27. 1つの投写型システムであって、
    1つの第1のパネルと、
    前記第1のパネルに結合された1つの第1の光源と、
    前記第1のパネルに結合された1つの導光要素と、
    前記第1のパネルに隣接し、法線外入射光の1つの偏光状態を変えるように構成されている1つの第1の斜め配向補償要素と、
    1つの第2の斜め配向補償要素と、
    前記第2の斜め配向補償要素に隣接する1つの第2のパネルと、
    前記第2のパネルに結合された1つの第2の光源と、
    1つの第3の斜め配向補償要素と、
    前記第3の斜め配向補償要素に隣接する1つの第3のパネルと、
    前記第3のパネルに結合された1つの第3の光源と、を含み、前記第1、第2、および第3の斜め配向補償要素が法線外入射光の1つの偏光状態を変えるように構成され、前記導光要素が前記第1、第2、および第3のパネルによって変調された光を組み合わせて1つの画像を形成するように構成されている投写型システム。
  28. 請求項27に記載の1つの投写型システムであって、前記複数の斜め配向補償要素の少なくとも1つが対応する隣接パネルに対してスプレイ配向されている投写型システム。
  29. 請求項27に記載の1つの投写型システムであって、
    前記第1のパネルに隣接する1つの第4の斜め配向補償要素と、
    前記第2のパネルに隣接する1つの第5の斜め配向補償要素と、
    前記第3のパネルに隣接する1つの第6の斜め配向補償要素と、をさらに含む投写型システム。
  30. 請求項29に記載の1つの投写型システムであって、前記複数の斜め配向補償要素の少なくとも1つが対応するパネルに対してスプレイ配向されている投写型システム。
  31. 請求項27に記載の1つの投写型システムであって、前記第1、第2、および第3のパネルの少なくとも1つに隣接して少なくとも1つのマイクロレンズアレイをさらに含む投写型システム。
  32. 請求項27に記載の1つの投写型システムであって、前記複数の斜め配向補償要素の少なくとも1つが最大方位平均コントラストにほぼ最適化されている投写型システム。
  33. 請求項27に記載の1つの投写型システムであって、前記導光要素が1つのXキューブである投写型システム。
  34. 請求項27に記載の1つの投写型システムであって、前記第1、第2、および第3のパネルがそれぞれ液晶パネルである投写型システム。
  35. 請求項29に記載の1つの投写型システムであって、前記複数の斜め配向補償要素が高分子液晶材料を含む投写型システム。
  36. 請求項29に記載の1つの投写型システムであって、前記複数の斜め配向補償要素がそれぞれ多層補償要素である投写型システム。
  37. 請求項27に記載の1つの投写型システムであって、前記複数の斜め配向補償要素の対応する一対が対応する隣接パネルの同じ側にある投写型システム。
  38. 請求項27に記載の1つの投写型システムであって、前記複数の斜め配向補償要素の対応する一対が対応する隣接パネルの両側に分かれている投写型システム。
  39. 請求項31に記載の1つの投写型システムであって、各パネルに対応する前記複数の斜め配向補償要素が前記少なくとも1つのマイクロレンズアレイの前記低F値側にある投写型システム。
  40. 請求項29に記載の1つの投写型システムであって、前記第1、第2、および第3のパネルを形成する複数の基板が前記対応する複数の斜め配向補償要素を含む投写型システム。
  41. 請求項29に記載の1つの投写型システムであって、前記複数の斜め配向補償要素が約0°から約50°にわたるチルト角をそれぞれ有する投写型システム。
  42. 1つの液晶投写デバイスであって、
    1つの第1のスプレイチルトプロファイルを有する1つの第1の斜めスプレイ配向補償要素と、
    1つの第2のスプレイチルトプロファイルを有する1つの第2の斜めスプレイ配向補償要素と、
    前記第1および第2の斜めスプレイ配向補償要素に隣接する1つの液晶パネルと、を含み、前記第1のスプレイチルトプロファイルが前記第2のスプレイチルトプロファイルとは異なり、前記複数の斜めスプレイ配向補償要素が法線外入射光の1つの偏光状態を変えるように構成されている液晶投写デバイス。
  43. 請求項43に記載の1つの液晶投写デバイスであって、前記複数の斜めスプレイ配向補償要素が最大方位平均コントラストにほぼ最適化されている液晶投写デバイス。
  44. 1つの投写型システムを補償する1つの方法であって、
    1つの第1の斜め配向異方性補償要素によって少なくとも1つのパネルを補償するステップと、
    前記少なくとも1つのパネルを1つの第2の斜め配向異方性補償要素によって補償するステップと、
    前記少なくとも1つのパネルによって変調された光を用いて少なくとも1つの導光要素によって1つの画像を形成するステップと、を含み、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素が法線外入射光の1つの偏光状態を変えるように構成されており、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素が最大方位平均コントラストにほぼ最適化されている方法。
  45. 請求項44に記載の1つの方法であって、少なくとも1つのマイクロレンズアレイによって前記少なくとも1つのパネルに光を集束するステップをさらに含む方法。
  46. 請求項45に記載の1つの方法であって、前記少なくとも1つのパネルが1つの液晶パネルである方法。
  47. 請求項45に記載の1つの方法であって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素が高分子液晶材料を含む方法。
  48. 請求項47に記載の1つの方法であって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素がスプレイ配向されている方法。
  49. 請求項47に記載の1つの方法であって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素が前記少なくとも1つのパネルの同じ側にある方法。
  50. 請求項47に記載の1つの方法であって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素が前記少なくとも1つのパネルの両側に分かれている方法。
  51. 請求項47に記載の1つの方法であって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素が同じ異方性符号を有する方法。
  52. 請求項47に記載の1つの方法であって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素が1つの異なる異方性符号を有する方法。
  53. 請求項47に記載の1つの方法であって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素が前記少なくとも1つのパネルに対してスプレイ配向されている方法。
  54. 1つの投写型システムであって、
    1つのパネルと、
    前記パネルの1つの第1の側に光学的に配置された1つの第1の斜め配向異方性補償要素と、
    前記第1の斜め配向異方性補償要素と前記パネルの前記第1の側との間に配置された1つの第2の斜め配向異方性補償要素と、を含み、前記第1の斜め配向異方性補償要素が、前記パネルの前記第1の側に隣接する、前記パネルの1つの第1の平面部分の前記平均チルト角に対して1つの平均チルト角を有し、また前記第2の斜め配向異方性補償要素が、前記パネルの前記第2の側に隣接する、前記パネルの1つの第2の平面部分の平均チルト角に対して1つの平均チルト角を有する投写型システム。
  55. 請求項54に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素の少なくとも一方が1つのスプレイ配向構造を有する投写型システム。
  56. 請求項55に記載の1つの投写型システムであって、前記パネルの前記第1および第2の部分がそれぞれスプレイ配向構造を有し、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素の両方がそれぞれスプレイ配向構造を有する投写型システム。
  57. 請求項56に記載の1つの投写型システムであって、前記第1の斜め配向異方性補償要素の前記スプレイが前記パネルの前記第1の部分の前記スプレイに並行である投写型システム。
  58. 請求項56に記載の1つの投写型システムであって、前記第2の斜め配向異方性補償要素の前記スプレイが前記パネルの前記第2の部分の前記スプレイに並行である投写型システム。
  59. 請求項56に記載の1つの投写型システムであって、前記第1の斜め配向異方性補償要素の前記スプレイが前記パネルの前記第1の部分の前記スプレイと共面をなし、前記パネルの前記第1の部分に対して1つの負のチルト角を有し、また前記第2の斜め配向異方性補償要素の前記スプレイが前記パネルの前記第2部分の前記スプレイと共面をなし、前記パネルの前記第2の部分に対して1つの負のチルト角を有する投写型システム。
  60. 1つの投写型システムであって、
    1つの第1のパネルと、
    前記第1のパネルに隣接する1つの第1の光源と、
    前記第1のパネルに結合された1つの導光要素と、
    前記第1のパネルに隣接する1つの第1の斜め配向異方性補償要素と、を含み、前記第1の斜め配向異方性補償要素が法線外入射光の1つの偏光状態を変えるように構成され、前記第1の斜め配向補償要素の前記異方性が正の異方性である投写型システム。
  61. 請求項60に記載の1つの投写型システムであって、前記第1の斜め配向補償要素の前記異方性が、正の異方性と、負の異方性と、二軸異方性とからなる群から選択される投写型システム。
  62. 請求項60に記載の1つの投写型システムであって、少なくとも1つの第2のパネルと、前記第2のパネルに隣接する少なくとも1つの第2の斜め配向異方性補償要素とをさらに含み、前記第1および第2のパネルが第1および第2の光スペクトルをそれぞれ変調するように機能する投写型システム。
  63. 請求項62に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素の一方が正の異方性を有し、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素のもう一方が負の異方性を有する投写型システム。
  64. 請求項63に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の光スペクトルの一方が青色であり、他方が赤色または緑色であり、前記正の異方性を有する前記斜め配向異方性補償要素が前記第1の光スペクトルの法線外入射光の1つの偏光状態を変えるために使われ、前記負の異方性を有する前記斜め配向異方性補償要素が前記第2の光スペクトルの1つの法線外入射光の偏光状態を変えるために使われる投写型システム。
  65. 請求項62に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素の少なくとも一方がそれぞれの隣接パネルに対してスプレイ配向されている投写型システム。
  66. 請求項65に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素の両方がスプレイ配向され、それぞれのスプレイが互に対称的である投写型システム。
  67. 請求項65に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素の両方がスプレイ配向され、それぞれのスプレイが互に非対称的である投写型システム。
  68. 請求項65に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素の両方が同じ異方性を有する投写型システム。
  69. 請求項65に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素の両方がそれぞれ異なる異方性を有する投写型システム。
  70. 請求項65に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素の少なくとも一方が二軸異方性を有する投写型システム。
  71. 請求項60に記載の1つの投写型システムであって、前記第1のパネルに隣接して少なくとも1つのマイクロレンズアレイをさらに含む投写型システム。
  72. 請求項60に記載の1つの投写型システムであって、前記導光要素が1つのXキューブである投写型システム。
  73. 請求項60に記載の1つの投写型システムであって、前記第1の斜め配向異方性補償要素が最大方位平均コントラストにほぼ最適化されている投写型システム。
  74. 請求項60に記載の1つの投写型システムであって、前記第1のパネルが1つの液晶パネルである投写型システム。
  75. 請求項60に記載の1つの投写型システムであって、前記斜め配向異方性補償要素が1つの高分子液晶材料を含む投写型システム。
  76. 請求項60に記載の1つの投写型システムであって、前記斜め配向異方性補償要素が1つの多層補償要素である投写型システム。
  77. 請求項60に記載の1つの投写型システムであって、前記第1のパネルに隣接して1つの第2の斜め配向異方性補償要素をさらに含む投写型システム。
  78. 請求項77に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素が前記第1のパネルの同じ側にある投写型システム。
  79. 請求項77に記載の1つの投写型システムであって、前記第1および第2の斜め配向異方性補償要素が前記第1のパネルの両側に分かれている投写型システム。
  80. 請求項71に記載の1つの投写型システムであって、前記第1の斜め配向異方性補償要素が前記少なくとも1つのマイクロレンズアレイの低F値側にある投写型システム。
  81. 請求項60に記載の1つの投写型システムであって、前記第1のパネルと前記第1の斜め配向異方性補償要素とが1つの共通基板上に形成されている投写型システム。
  82. 請求項81に記載の1つの投写型システムであって、前記第1の斜め配向異方性補償要素がその上に形成されている前記基板が前記第1のパネルである投写型システム。
  83. 請求項60に記載の1つの投写型システムであって、前記第1の斜め配向異方性補償要素が約0°から約50°にわたる1つのチルト角を有する投写型システム。
  84. 請求項60に記載の1つの投写型システムであって、前記第1の斜め配向異方性補償要素が前記第1のパネルに対してスプレイ配向されている投写型システム。
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