JP2006503673A - 一対の整形外科用ロッドを相互接続するための交差コネクタアッセンブリ - Google Patents

一対の整形外科用ロッドを相互接続するための交差コネクタアッセンブリ Download PDF

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Abstract

【解決手段】 本発明は、脊椎の欠陥部を治療する際に脊椎固定システムで使用するための相互接続アッセンブリ10、110、174、246、300、310、330、360に関する。相互接続アッセンブリは、各種ロッド接続部材12、14、94、98、120、176、178、196、216、248、250、275、280、302、312、314、275、334、336と、ロッド接続部材を互いに可変の向きと長さで固定するための相互接続要素16、140、180、200、332を含んでいる。相互接続アッセンブリは、低い外郭を呈しながら、脊柱、骨突起、並びに脊椎の関係する神経、筋肉、靭帯などの構成部との干渉を最小限にするように調整することができる。相互接続要素及び関連の構成要素は、移植前又は移植中に不用意に分解することのないように、完全に組み立てられたユニットとして提供することができる。

Description

本発明は、概括的には、脊椎の欠陥を矯正するためのシステム及び構成要素に関する。より厳密には、本発明は、脊椎の変形症を治療し矯正するための脊椎ロッド及び脊椎ロッド相互接続アッセンブリを含んでいる脊椎固定システムに関する。
本出願は、2002年10月28日出願の米国仮特許出願第60/421,701号の恩典を請求し、同出願の内容全体を参考文献として本願に援用する。
各種問題部分を治療するため、外科処置時に脊椎固定システムが移植されている。このような治療には、例えば、脊椎側彎症、脊椎すべり症、脊椎後彎症、脊椎前彎症、及び関節症などの先天性の脊椎変形症の矯正、脊椎損傷の修復、及び先天性の病状を安定させ及び/又は慢性の腰の痛みを軽減するための椎骨固定が含まれる。
或る一般的なシステムでは、曲げることのできるロッドの様な縦部材、即ち脊椎ロッドを、脊柱に沿って配置し、任意の数の固定要素で、脊柱の長さ方向に沿って様々な椎骨に対して選択された箇所で固定している。そのような椎骨固定要素としては種々の固定要素が知られており、その中にフック及び骨ねじが含まれている。それら固定要素は、椎骨の特定の部位に係合して取り付けられるように構成されている。大抵は、外科医が脊椎の適切な解剖学的位置に椎骨固定要素を取り付けて、次いで各椎骨固定要素を脊椎ロッドに取り付ける。連結時、外科医は、脊柱及び/又は個々の椎骨を、ひねり及び/又は再整列させて、脊椎の欠陥部にとって望ましい治療を行う。従って、脊椎ロッドは脊柱に沿って曲げられたり、又は相互に非平行的に配向されることもある。
脊椎ロッドは、より剛性のある支持整列システムとするため、通常は、支柱の間に横木を渡した梯子によく似た形に、一体に接続される。交差接続部材は、脊椎ロッドの様々な向きに対応できなければならない。更に、接続部材は、脊柱に付帯するか又は脊柱に隣接する脊髄及び/又は脊椎突起などの構造体及び神経に干渉せずに、脊椎ロッドの間の隙間を架橋することができなければならない。加えて、接続部材は、脊椎ロッドと堅く強固に相互接続しなければならない。システムに不具合が生じたり、脊椎ロッド及び付帯要素の位置がずれたりすれば、患者は激痛を感じ、矯正するために追加の外科処置が必要となるのは明らかである。調整可能でありながら、なお剛性を有する交差コネクタであれば、脊椎の欠陥部の治療を円滑に行うことができるはずである。
本来、外科手術は細心の注意を要する処置であるが、脊柱付近の手術は、更に格別の注意と細かい要求が課せられる処置である。予想される外科処置に加えて、外科医は脊柱及び個々の椎骨を強制的に整列させねばならない。この処置の最中又は直後に、外科医は、固定要素を位置決めし、脊椎ロッドシステムを組み立て、脊椎ロッドシステムを椎骨に固定し、それ以上動かないようにシステム全体の接続部を締めなければならない。脊椎ロッドシステムの組み立ては非常に難しく、構成要素が体液で覆われている場合は特に困難である。手術室内で迅速且つ信頼性を持って組み立てることができる「使い勝手がよい」脊椎固定システムがあれば、外科医と患者、双方にとって非常に好都合である。
従って、上記問題点に鑑み、脊椎欠陥部を治療するための改良された脊椎固定アッセンブリ、関連構成要素、及び方法を含め、関連分野を進化させることが引き続き必要とされている。本発明は、このような進化を成すものであり、多種多様な有益性と利点を提供する。
米国特許第5,947,966号明細書 米国特許第6,193,719号明細書 米国特許第6,478、795号明細書
本発明は、概括的には、脊椎の欠陥を治療するためのアッセンブリと装置を提供する。このアッセンブリは、脊椎ロッドのような細長部材と、この細長部材を個々の椎体の解剖学的位置に固定するための骨ファスナと、細長部材を相互接続するための交差コネクタと、を備えている。
ある形態では、本発明は、第1脊椎ロッドコネクタ、第2脊椎ロッドコネクタ、及びこの2つの脊椎ロッドコネクタを互いに対して選択された向きで固定するインターコネクタ要素を含むインターコネクタアッセンブリを提供する。第1及び第2脊椎ロッドコネクタは、脊柱の隙間を広げるために湾曲したシャフトで形成されている。相互接続要素は、孔を有する本体と、本体から伸張するねじ付きスタッドとを含んでいる。或る形態では、この要素は、一方又は両方のロッドコネクタが貫通して伸張する開口を備えたアイボルトとして提供されている。ファスナを、本体から伸張しているスタッドに固定し、第1及び第2の細長部材を互いに対して所望の向きにしっかりと係止する。
他の形態では、本発明は、第1シャフト、第2シャフト、及び複数のファスナを含んでいる、相互接続部材を提供する。第2シャフトは、相互接続部本体をその終端部で支える。相互接続部本体は、第1シャフトの一部を第1コネクタに受け入れるための開口を含んでいる。一方のファスナを本体に固定して、第1脊椎ロッドコネクタを第2脊椎ロッドコネクタに対する所望の向きに係止する。
別の形態では、本発明は、2つの脊椎ロッド接続部材を相互接続することができる多軸可変インターコネクタを提供する。或る実施形態では、多軸脊椎ロッドコネクタは、ボール・ソケットジョイントを含んでいる。
他の形態では、相互接続要素はアイボルトとして提供される。アイボルトは、貫通開口と、上面と、この面から伸張するスタッドと、を有する本体を含んでいる。更に、上面には、スタッドの周囲に複数の放射状のスプラインが配置されている。代わりに、上面に複数の放射状スプラインを有するワッシャを内部スタッドの周りに設けてもよい。何れの形態でも、第2脊椎ロッドコネクタ部材は、スタットの周りのスプラインと嵌合係合するように構成されたスプラインを有する下面を含んでいる。スタッドがスプラインと噛み合うようにファスナを固定し、その結果、第1脊椎ロッドコネクタが第2脊椎ロッドコネクタに対して所望の向きに係止される。
更に別の形態では、本発明は、フック内に脊椎ロッドを固定することができる脊椎ロッドコネクタ部材を提供する。フックは、フックの湾曲部又は凹状部内にサドル又はリッジ部を含んでいる。リッジ又はサドル部は、脊椎ロッドが様々な向きでフック内に着座できるようにしている。更に、脊椎ロッドコネクタは、ねじ孔と、ねじ孔に受け入れられ、フック内に脊椎ロッドを固定するファスナと、を含んでいる。
更に別の形態では、本発明は事前組み立て式相互接続アッセンブリを提供する。事前組み立て式相互接続アッセンブリは、第1及び第2脊椎ロッド接続部材の制約された運動を維持する。第1及び第2脊椎ロッド接続部材の制約された運動は、相互接続部材の伸張、及び/又は一方の脊椎ロッド接続部材の第2の脊椎ロッド接続部材に対する回転を許容して、脊椎ロッドを非平行状態に固定できるようにする。制約された運動により、相互接続アッセンブリが不用意に分解することが防止できる。更に、接続要素は、脊柱の後方にある様々な骨及び神経構造、突起との接触を最小限にするか又は無くしつつ、縦に伸張する一対の脊椎ロッドを脊柱にしっかりと固定することができるように構成されている。
本発明のこの他の目的、特徴、形態、及び利点は、以下の説明及び添付部面から明らかとなるであろう。
本発明の原理の理解を深めるために、これより図面に示す実施形態を参照してゆくが、その際、特別な用語を使いながら説明する。しかしながら、これによって本発明の範囲を限定するものではない。本発明が関係する技術分野における当業者であれば、ここに例示するシステム、接続要素、及び方法に対する様々な変更及び修正、並びにここに示す本発明の原理の別の使用法を、当然のこととして想起するであろう。
図1は、本発明によるコネクタアッセンブリ10の或る実施形態の分解組立斜視図である。コネクタアッセンブリ10は、雄コネクタ部材12と、雌コネクタ部材14と、相互接続要素16と、ファスナ18を含んでいる。雄コネクタ部材12は、近位端22と、反対側の遠位端24と、その間のシャフト26を含んでいる。近位端22は、丸いか又は楕円形の断面形状を有している。或る好適な実施形態では、隆起部又は突起28が近位端22から伸びている。図示の実施形態では、突起28は、シャフト26により定義された長手方向軸又は方向に対し実質的に直交方向に伸張するカム又はローブとして設けられている。代わりの実施形態では、突起28は、シャフト26から直交方向に又は傾斜方向に伸張する単一又は複数のフィンガ又はスプラインとして設けられている。
シャフト26は、筒状のシャフトであるが、所望次第でどの様な形状でもよい。例えば、シャフト26は、断面形状が長円形、矩形、又は三角形のシャフトでもよい。シャフト26は、長手方向軸を画定している略直線形の細長部材として示されている。他の実施形態では、シャフト26は、アーチ状又は湾曲したシャフトとして形成されている。シャフト26は、遠位端24にロッド接続部32を支持している。どの実施形態でも、シャフト26は外部が比較的滑らかでもよいし、或は代わりに外部は粗くなっていても又はローレットが付けられていてもよい。
シャフト26は、脊椎ロッド又は別の細長部材、或は骨ファスナに係合するように構成されている接続部32で終端している。或る好適な実施形態では、部分32には、必要に応じて、チャネル、窪み、又はフックが設けられ、それぞれ、少なくとも部分的に脊椎ロッドを取り巻くような形状構成となっている。
更に、雄接続部材12には、部材を脊椎ロッド又は骨ファスナに固定するため、雌ねじ付の孔34又は穴が設けられている。孔34は、遠位端24内に伸張し、望ましくはシャフト76又は遠位端24を貫通してフックの内部まで伸びている。孔34は、シャフト26により画定された長手方向軸に対して直角に又は所定角度で傾斜して、シャフト26の中まで形成されている。例えば、孔34は、部分32の外面から、内面のロッド接続部32の内部湾曲部又はフック付近まで伸張している。ねじファスナ36を孔34にねじ込み、中に入っている脊椎ロッドを雄コネクタ部材12に固定する。ねじファスナの例は、米国特許第5,947,966号及び同第6,193,719号に記載されており、両特許の全内容を参考文献として本願に援用する。ファスナ36は鈍端又は凹状の先端部を備えている。代わりに、ファスナ36は、中に入っている脊椎ロッド(図示せず)の一部に係合し食い込む歯及び/又は切刃を備えた先端部を有していてもよい。
或る好適な実施形態では、雄コネクタ部材12は、特定の用途又は使用法に合わせて選択された或る好適な長さを有するように設けられる。或る実施形態では、シャフト26により画定された長手方向軸に沿う好適な長さは約20mmから46mmの間にある。
相互接続要素16は、アイボルト44として示されている。アイボルト44は筒状又は円形の本体54を貫通して伸張する孔46を含んでいる。孔46は、接続部材12の様な接続部材からのシャフトの一部を貫通させて受け入れる。図示の実施形態では、孔46は、長円又は楕円形の開口部として形成されている。孔46は、雄コネクタ部材12の突起28を含んでいる近位端22を嵌合的に受け入れるよう設けられているのが望ましい。相互接続要素16は、更に、本体54から、孔46により画定された軸53と実質的に直交方向に伸張するねじスタッド52を含んでいる。
或る実施形態では、相互係止部材56は、本体54とねじスタッド52の間に配置されている。図示の実施形態では、相互係止部材56は、本体54の回りに円周方向に互いに直径方向に反対の位置に設けられた一対のフランジ又は棚部58、60を含んでいる。棚部58と60の間には、例えば棚部58又は60に比べると切頭された、一対の互いに反対側のランド部又は切頭部62、64が設けられている。切頭部62と64は、本体54の側面と実質的に面一になるように形成されている。棚部58と60は、相互接続要素16を雌コネクタ部材14に相互係合するための据え込み係止機構の構成要素である。
別の実施形態では、ねじスタッド52は、相互係止部材46を間に設けずにアイボルト44から直接伸張している。
雌コネクタ部材14は、雄コネクタ部材12の相手方として設けられている。コネクタ部材14は、近位部78と、遠位脊椎ロッド係合部80と、その間のシャフト82を含んでいる。シャフト82の外部は、全体的に滑らかでもよいし、そうではなく、粗くなっていても又はローレットが切られていてもよい。脊椎ロッド係合部80は、実質的に、雄接続部材12のロッド接続部32について説明した様に設けられている。或る好適な実施形態では、部分32には、必要に応じてチャネル、窪み、又はフックが設けられ、それぞれ、少なくとも部分的には脊椎ロッドを取り巻くような形状構成となっている。更に、孔85は、孔34と同様に、部材14を、直角又は斜め方向に貫通伸張して設けられている。孔85は、ねじファスナが、ロッド係合部材80のフック又は湾曲部内に着座している脊椎ロッドの外面に係合できるようにしているのが望ましい。ファスナ86の様なファスナを孔85にねじ込んで、脊椎ロッドを部分80に固定するようになっている。
雌コネクタ部材14は、貫通孔72を有する本体70を含んでいる。或る形態では、本体70は、略円形又は楕円形である。他の形態では、本体70は、必要に応じて、例えば、直方体又は台形であってもよい。孔72は、スタッド52を滑動可能に受け入れるように作られている。好適な実施形態では、孔72は、スタッド52の雄ねじの外径よりも大きい内径を有している。従って、或る好適な実施形態では、孔72の内面は、ねじが切られていない滑らかな穴である。別の実施形態では、孔72の内面はねじ付の穴である。更に別の実施形態では、孔72の内面は、一対の内棚部74と76を含んでいる。棚部74と76は、本体70の下面75付近で互いに直径方向で反対の位置に配置されているのが望ましい。棚部74と76は、相互係止部材56及び/又は棚部58及び60と相互係合して、雌コネクタ部材14を相互係止部材56に固定するよう構成されている(例えば、図3参照)。更に別の実施形態では、孔72は、内ねじも内棚部もない滑らかな穴であってもよい。ファスナ86は、ファスナ36で述べたと同様に設けられている。
或る好適な実施形態では、雌コネクタ部材14は、部材12と組み合わせて2本の脊椎ロッドを一体に固定できるよう、適切に選択された所望の長さを有するように設けられている。或る好適な実施形態では、コネクタ部材14は、シャフト82で画定された長手方向軸に沿って測った長さが約10mmから65mmの間となるように設けられている。
更に図2から図5に示すように、使用時には、雌コネクタ部材12の近位端22が、孔46の中に、近位部22と突起28が相互接続要素16の反対側から出てくるまで差し込まれる。この様に係合させると、突起28は、図2に示すように、雄コネクタ部材12の遠位端24に対してアイボルト44の反対側に配置される。雄コネクタ部材12をその長手方向軸回りに回転させると、突起28を要素16の外部表面に接触させ、図4に示すようにアイボルトの下面81に隣接して配置することができる。なお、可変角度コネクタとするため、雄コネクタ部材12を、約180度未満又は以上の何れかの角度で回転させることもできる。次に、雌コネクタ部材14を、図3に示すように、棚部74と76が切頭部62、64に近接するように、スタッド52上に配置する。雌コネクタ部材14をスタッド52回りに回転させて、棚部74と76を棚部58と60に係合させる。これにより、接続要素16が、(逆回転無しに)不用意にスタッド52から係合解除又は外れるのが防止される。なお、雌コネクタ部材14は、脊椎ロッドを固定し治療し易くするため、必要に応じて、雄コネクタ部材12及び/又は相互接続要素16に対して何れの角度にでも調整することができる。その後、ファスナ18をスタッド52に係合させ、雄コネクタ部材12と雌コネクタ部材14を、図5に示す所望の向きに固定する。
或る実施形態では、ファスナ18は、スタッド52の雄ねじに係合する雌ねじを含んでいる。更に、ファスナ18は、内部工具係合用の窪み又は彫り込みを備えた止めねじである。この実施形態では、孔72の少なくとも一部は、ファスナ18の一部又は全部を受け入れるのに十分な直径を有している。この実施形態は、移植部位から後方に伸張する、組み立てられたコネクタの外郭を最小限にすることができる。更に、孔72の内径は、ファスナ18の対応する(嵌合)部に接触して支える段又は溝を含んでいる。従って、ファスナ18をスタッド52にねじ込むと、雌コネクタ部材14の本体70がアイボルト44に押し付けられ、本体70の下面81がシャフト26の一部及び/又は突起28に接触する。ファスナ18をスタッド52に固定すると、突起28が本体70からはみ出ることになり、結果的に、雄コネクタ部材12のシャフト26が引き抜けないようになる。他の実施形態では、ファスナ18は、その外周を取り巻くリップ67を含んでいる。ファスナ18をスタッド52にねじ込むと、リップ67が本体70の上面83に接触し、同様に、本体70をシャフト及び/又は突起28と摩擦係合させる。本実施形態の或る形態では、ファスナ18は上面が丸くなったキャップとして設けられている。何れの実施形態でも、雄コネクタ部材12と相互接続要素16は、互いに対して所望の向きに係止又は固定される。
本発明と共に様々なファスナ18を使用することができる。例えば、「破断止めねじ」と呼ばれる所定のファスナは、所定の区間を弱くしておき、十分なトルクを加えるとファスナ18の一部が破断又は剪断するようになっている。このような破断止めねじの例は、Gournay他に発行された米国特許第6,478、795号に記載されており、同特許を参考文献として本願に援用する。
図6Aは、本発明と共に使用できる別の例示的な実施形態のファスナ30である。ファスナ30は、ねじ回し工具を差し込むように構成された彫り込み部を含んでいる。この彫り込み部の形状は、所望の大きさの六角頭彫り込み、四辺彫り込み、又は「トルク」彫り込みを含め、必要な形状に設けることができる。
図6Bは、本発明と共に使用できる更に別の実施形態のファスナ31を示している。ファスナ31は、六辺ソケットのようなねじ回し工具で把持されるように作られた頭部を有している。ファスナ18、30及び31は、何れも、アイボルトから伸張しているスタッドと係合する雌ねじ又は雄ねじを含んでいる。
なお、コネクタアッセンブリ10は、製造業者が、緩い接続ながらも、組立済みユニットとして提供してもよい。このようにして提供されると、構成要素は不用意に互いから分離してしまうことはない。或る形態では、図5に示すように、スタッド52の内部は内径部88を含んでおり、ファスナ18は貫通穴を含んでいる。製造時、ファスナ18の取付後に、堰(図示せず)が内径部88に挿入される。すると、堰は内径部88の端66を広げて、ファスナ18が螺子スタッド52から抜け出して外れるのを防ぐ。これにより、雄コネクタ部材12、雌コネクタ部材14、及び相互接続要素16を含むアッセンブリが、不用意に分離されるのを防止できる。
図7は、雄コネクタ部材94の別の実施形態の斜視図である。部材94は、雄コネクタ部材12として説明済みのものである。しかしながら、この雄コネクタ部材94は、アーチ状又は湾曲したシャフト96を含んでいる。部材94には、組立後のコネクタアッセンブリと脊柱後方の脊椎突起の間の接触を無くすように選択された湾曲した又はアーチ状の側面輪郭が与えられている(例えば、図9参照)。
更に、コネクタ部材94は、シャフト96に対して斜めの角度で貫通して形成されたねじ孔95を含んでいる。
図8は、雌コネクタ部材14によく似た、雌コネクタ部材98の斜視図である。コネクタ部材98は、湾曲したシャフト100を含んでいる。シャフト100は、組立後のコネクタアッセンブリと脊柱後方の脊椎突起の間の接触を最小限にするか又は無くすように選択された湾曲した又はアーチ状の形状を有するように形成されている。更に、シャフト100には、シャフト96と略同一の曲率が与えられている。
雌コネクタ部材98は、貫通孔102を有する本体103を含んでいる。孔102は、アイボルト44のスタッド52の様なスタッドを受け入れる大きさと形状を有している。図7に示す実施形態では、孔102は、ねじや相互係止棚部などの無い実質的に滑らかな穴である。更に、部材98は、雄コネクタ部材94の孔95に関して先に説明したねじ孔114を含んでいる。
図9は、コネクタアッセンブリ110の斜視図である。アッセンブリ110は、雄コネクタ部材94と、雌コネクタ部材98と、ファスナ18で固定された相互接続要素16を含んでいる。図示の実施形態では、雄コネクタ部材94と雌コネクタ部材98は、それぞれのシャフトに沿って同一又は略同一のアーチ状輪郭を呈するように形成されている。更に、雌コネクタ部材98のシャフトで画定された長手方向軸に沿って測ったアッセンブリ110の全長は、シャフト96をアイボルト112の中へと更に滑らせるか、又はシャフト96をアイボルトから引き抜く反対の方向に滑らせるかの何れかにより、可変とすることができる。ファスナ18を緩めると、相互接続要素16の孔46を通して、雄コネクタ部材94のシャフト96を滑動させることができる。従って、コネクタアッセンブリ110の全長を変えて、雄コネクタ部材及び雌コネクタ部材それぞれの遠位端に、椎骨の横突起に近接して配置された脊椎ロッドを把持させることができるようになる。コネクタアッセンブリ110は、雄コネクタ部材94又は雌コネクタ部材98の何れかと棘突起の間の接触を最小化できるだけの、基準線に沿って測定された深度97を有することができる。図10は、本発明による雌コネクタ部材120の別の実施形態の斜視図である。雌コネクタ部材120は、雌コネクタ部材14又はコネクタ98と同様に形成されている。コネクタ部材120は、ロッド部固定124を画定する遠位端122と、近位端126と、その間のシャフト132を含んでいる。近位端126は、貫通孔130を有する本体128を支えている。本体128は、多数の放射状スプライン又は交互に配置されたリッジ136と溝137が孔130の回りに円周状に設けられた下面134を含んでいる。リッジ136と溝137は、雌コネクタ部材120を所望の向きに固定又は係止し易くするために設けられている。
シャフト132は、遠位端122と近位端126の間に配置されている。図示の実施形態では、シャフト132は、雌コネクタ部材98のシャフト100によく似たアーチ状のシャフトとして設けられている。他の実施形態では、シャフト132は、図1のシャフト82の様な真っ直ぐなシャフトである。更に、シャフト132は、丸形、楕円形、矩形など含む所望の断面形状を有するように設けてもよい。更に別の実施形態では、シャフト132は、例えば、近位端126から遠位端122まで伸張する矩形断面などの実質的に一様な断面を有するプレートとして設けられている。
図11は、本発明に使用する相互接続アッセンブリ140の別の実施形態の分解組立図である。相互接続アッセンブリ140は、アイボルト142と、ワッシャ体144と、ファスナ146を含んでいる。
アイボルト142は、貫通孔150を有する下部本体148を含んでいる。ねじスタッド152は、本体148から、孔150の中心軸154に対し略直角に上方向に伸びている。
ワッシャ本体144は、上面158と、下面166と、下部本体148の一部を受け入れる大きさの貫通開口159を含んでいる。上面158は、開口159の回りに円周方向に配置された複数のリッジ又は放射状のスプライン160及び溝161を含んでいる。或る好適な実施形態では、スプライン162は、図10の雌コネクタ部材120のリッジ136と噛み合い係合する大きさに間隔を空けて設けられている。下面166は、上面158の反対側に配置されている。或る好適な実施形態では、下面166は、雄コネクタ部材(図示せず)のシャフトに当接するように設けられている。或る好適な実施形態では、下面166は、窪み16を、更に好適には、開口159回りの互いに直径方向反対側に配置された一対の窪みを含んでいる。ファスナ146で固定されると、窪み168は、挿入された雄コネクタ部材のシャフトに接触し、雄コネクタ部材が、含まれている雌コネクタ部材に対してスタッド152の回りに回転しないようにする。
図12は、本発明による、スプライン付き係止面を有するコネクタアッセンブリ174の斜視図である。コネクタアッセンブリ174は、雄コネクタ部材176と、雌コネクタ部材178と、相互接続要素180を含んでいる。雄コネクタ部材176は、実質的に部材94について説明したように設けられている。雌コネクタ部材178は、実質的に部材140について説明したように設けられている。同様に、相互接続要素180は、要素120について説明したように設けられている。図示の実施形態では、雌コネクタ部材178は、雄コネクタ部材176に対して所望の向きに、ファスナ182により画定された軸181の回りに回転可能であることが分かる。外科医は、接続部材178又は176の何れかを所望の向きに配置すると、次にファスナ182を締めて、スプライン184と186を噛み合わせ、2つの部材を所望の向きにしっかりと係止する。
図13は、本発明によるコネクタアッセンブリの別の実施形態の分解組立図である。コネクタアッセンブリ194は、雄コネクタ部材196を含んでいる。雄コネクタ部材196は、実質的に雄コネクタ部材12について説明したように設けられている。別の実施形態では、部材196は、コネクタ94について説明したアーチ状シャフトを備えている。先に述べたように、シャフトは様々な断面形状とすることができる。コネクタアッセンブリ194は、更に、相互接続要素200を含んでいる。相互接続要素200は、中に孔204が設けられ、孔204の中心軸205に略直角に伸張するスタッド206を備えているアイボルト202として設けられている。アイボルト202は、実質的にアイボルト44について説明したように設けられている。
アッセンブリ194は、更に、スタッド206に滑動可能に外挿されれるワッシャ又はインサート210を含んでいる。図示の実施形態では、インサート210は、部分的球状断面を有する実質的に筒状のワッシャとして構成されている。インサート210は、スタッド206及び随意的にはアイボルト202の上部に外挿される寸法構成の内径部212も含んでいる。
更に、図14、図14a、図14bは、アッセンブリ194で使用されるインサート210を示している。図14は側立面図である。図14aは14−14線に沿う断面図であり、図14bはインサート210の下面230を示している。下面230は、窪み232と234を含んでいるのが分かる。窪み232と234は、雄コネクタ部材196のシャフト198の一部に当接し接触するために設けられている。加えて又は代わりに、インサート210は、側壁にスリット236が形成されている。スリット236は、インサート210が必要に応じて大きさを変えて、穴212にスタッド206を受け入れることができるようにしている。更に、スリット236は、インサート210を変形させ、スタッド206、雌コネクタ部材216、及び雄コネクタ部材196の1つ又はそれ以上をアイボルト202に摩擦係合させることができるようにしている。インサート210は、外科処置用の鋼、ステンレス鋼、チタニウム、セラミック、複合材、ポリマー材料望ましくは弾性ポリマー材料の様な変形可能な及び/又は可撓性を有する材料を含む、生体適合性を有する材料で形成することができる。
図13に示すように、雌コネクタ部材216は、穴又は孔220が内部に形成されている近位端218と、ロッド固定部225を画定している遠位端222と、その間のシャフトを含んでいる。近位端218に隣接する孔220は、インサート210を受け入れるように作られている。或る形態では、孔220は、インサートをボール・ソケットジョイントの「ボール」として設計したソケットの寸法形状になっている。別の形態では、孔220は、実質的に一様な内径で貫かれた滑らかな円筒状の内径部を有している。又別の形態では、孔220は、内径が、孔220の内部に続く開口部221又は223の1つ又はそれ以上の直径よりも大きくなっている。大きい内径はインサート210をその中に嵌合的に係合又は受け入れる大きさになっている。この形態では、雌接続部材216は、孔220の内径部内に配置されたインサート210の回りを回転することができる。
雌コネクタ部材216の遠位端は、ロッド固定部を画定している。更に、遠位端222は、ねじ孔226を含んでいる。或る好適な実施形態では、ロッド固定部はフックを含んでおり、ねじ孔226は雌コネクタ部材216の上面からフックの曲がり部224内へと伸びている。
スタッド206と螺合するようにファスナ228が設けられている。或る好適な実施形態では、スタッド206は雄ねじ27を有し、ファスナ228は、スタッド206の雄ねじ227と噛み合い係合するように作られた雌ねじ229を備えている。更に、ファスナ228は、孔220内に、そして随意的にはインサート210の内部窪み211の一部の中に、少なくとも部分的には入り込むように選択された外寸又は外形を有している。
使用時、雄コネクタ部材196のシャフト198は、アイボルト202の孔204に挿入される。その後、インサート210が、スタッド206に外挿されシャフト198の一部に接触する。次いで、雌コネクタ部材216が、インサート210に係合又は外挿される。この様式では、インサート210は、雌コネクタ部材216の孔220に填り込む。次いで、ファスナ228がスタッド206に係合されて、コネクタアッセンブリが初期状態に組み立てられるが、雄及び雌コネクタ部材196と216は制約された運動が許容されており、組み立てられたアッセンブリの長さを伸ばし、また雄及び雌コネクタ部材196と216の互いに対するする相対な向きを変更することができる。図12から分かるように、雌コネクタ部材216は、スタッド206により画定された軸の回りに移動又は回転し、同軸に沿って又は同軸に整列して旋回することができる。また、インサート210が半球状断面を備えている場合には、雌コネクタ部材216は多軸回りに旋回することができる。従って、外科医は、脊柱に沿う神経構造または突起との接触を避けるように、雄及び雌コネクタ部材196と216を配置することができる。
ファスナ228をスタッド206に締め付けると、インサート210は拡張して、孔220の内部及び随意的にスタッド206と摩擦係合する。これによって、雄コネクタ部材196が孔204内に係止され、雌コネクタ部材216が雄コネクタ部材196及び/又は相互接続要素200に対して相対運動しないようになる。
図15は、本発明によるコネクタアッセンブリ246の別の実施形態の斜視図である。コネクタアッセンブリ246は、実質的に図13のコネクタアッセンブリ194について説明したように設けられている。しかしながら、図から分かるように、雌コネクタ部材248と雄コネクタ部材250は、それぞれの部材の近位端から遠位端まで伸張する筒状シャフトの代わりに、プレート252と254をそれぞれ含んでいる。更に、図から分かるように、雌コネクタ部材248には角度が付けられ、雄コネクタ部材250とは同一平面にない。この構成では、コネクタアッセンブリ246は、2本の細長部材を固定することができる。2本の固定される細長部材は、互いに平行でなくとも同一平面内に存在していなくても構わない。細長い雌コネクタ部材248により画定された長手方向軸に沿って見た場合、コネクタアッセンブリは、第1端255から第2端256にかけて捩れているように見える。これにより、外科医は、特定の椎骨に対して所望の力を所望の方向に加えて、各種脊椎変形症を矯正することができる。
図16は、本発明に使用される雌コネクタ部材280の更に別の実施形態の断面図である。部材280は、遠位端282と近位端286の間に配置されたシャフト281を含んでいる。遠位端282は、脊椎ロッド接続部284を形成している。ロッド接続部284は、実質的に図1の部分32について説明したように構成されている。近位端286は、インターコネクタ本体288を支えている。相互接続部本体288は、貫通して伸張し、中心軸294を画定している孔290を含んでいる。軸294は、シャフト281と略同一面内に在るように配置されている。孔290は、先に述べたインサート、例えばインサート210の様なインサートを受け入れるように設けられている。この実施形態では、雌コネクタ部材280は、相互接続部本体を含む一体型のユニットとして設けられている。
孔290は、円筒形又は楕円形内径部として設けられている。選択された実施形態では、孔290は、全長に亘って直径が一定又は一様である必要はない。孔290には、拡大した開口部296と298が設けられているのが望ましい。更に、孔290の中心部297は、図14のインサート210の様なインサートを受け入れる寸法形状になっている。
更に、本体288は、孔290の軸294に実質的に直交する軸の回りに在るように配置されたねじ孔292を含んでいる。開口部292には、図1のファスナ36の様なファスナをねじ込むためのねじ付面が設けられている。
図17は、コネクタアッセンブリ300の断面図である。コネクタアッセンブリ300は、雌コネクタ部材280と雄コネクタ部材302を含んでいる。雄コネクタ部材302は、相互接続部本体288の孔90内に受け入れられる寸法形状の近位端303とシャフト304を含んでいる。更に、図13、図14、図14a、図14bで説明したインサートの様なインサートが、相互接続部本体の孔に入っている。或る好適な実施形態では、近位端303は、インサート210の内径部212内に、相互接続部本体288の孔290を貫通して滑動可能に挿入されている。この実施形態では、シャフト304とシャフト281は一体に入れ子状態になる。シャフト304と281は、それぞれ、同じ曲率と断面寸法を有しているのが望ましい。孔290には、先に述べたように、拡大開口部296と298が設けられているので、雄コネクタ302は孔290の中心部297の回りに旋回することができる。従って、雌コネクタ280と雄コネクタ302は、互いに整列するように、又は必要に応じて互いに対して(左右方向及び/又は上下方向に)所定の傾斜角度に調整することができる。使用時、外科医は、雌コネクタ280と雄コネクタ302を調整して、互いに平行か又は平行でない脊椎ロッド(図示せず)に係合させることができる。その後、雄ねじを有するファスナ307を開口292にねじ込んで、2つの構成要素、即ち雄コネクタ302と雌コネクタ280を、所望の向きに係止することができる。
或る好適な実施形態では、コネクタアッセンブリ300の個々の構成要素は、手術前に組み立てられる。組み立てられたアッセンブリは、雄コネクタ部材302に対する雌コネクタ部材280の制約された動きを許容する、単一の調整可能なユニットとして維持される。これにより、使用が大幅に容易になり、装置の移植が一段とやり易くなる。
図18は、一杯に伸張し及び/又はアーチ状(曲がった状態)になったコネクタアッセンブリ300を示している。雄コネクタ部材302は、近位端303が相互接続部本体288に隣接するように、孔290の内部に配置されている。その結果、コネクタアッセンブリ300は、 (シャフト281と304の相対的な向きを示す)角度308が約100度から約80度の間になるように調整することができる。外科医が雄コネクタと雌コネクタを所望の状態に配置した後、ファスナ307を締めて、相互接続アッセンブリを所望の向きに係止する。なお、相互接続アッセンブリ300は、ファスナ307を締める前か後の何れかに、細長部材に固定される。
更に図19では、インターコネクタアッセンブリ310の別の実施形態を示している。先に述べたように、コネクタアッセンブリ310は、2つの接続部材、雌コネクタ部材312と雄コネクタ部材314を含んでいる。アッセンブリ310は、ボール・ソケット相互接続要素320を含んでいる。相互接続要素320は、略矩形の断面として設けられ、ファスナ322が要素の内部に着座している。これは、脊柱及び付帯する突起の構造から後方に伸張しない、外郭の低い架橋要素を提供することができる。
一対の細長部材316と318を、インターコネクタアッセンブリ310に固定された状態で示している。細長部材は、それぞれ、コネクタ部材312と314の遠位端に固定されている。細長部材318は、細長部材316と平行又は同一面内に在るように配置されているわけではない。
図20は、本発明に使用するインサート260の別の実施形態の斜視図である。インサート260は、凹状のくぼみ264が内部に形成された上面262を有する略円筒形の本体261を含んでいる。インサート260は、インサート210に代えて又は追加して使用することができる。或る好適な実施形態では、インサート260は、図1、図8、図10、図12に示したような相互接続部本体又はアイボルトの孔の中に配置される。
図21は、本発明によるインサート268の別の実施形態の斜視図である。インサート268は、上面272とその中に形成された窪み274を含んでいる。窪み274は、上向きに伸張する側壁と、両側壁の間の底部又は溝部263を含んでいる。窪み274は、略矩形又は方形の断面を呈するように設けられ、矩形断面輪郭を有するシャフトを受け入れる大きさになっている。インサート268は、図20に示すインサート260と同様にアイボルト内に配置され、中に挿入される雄コネクタ部材の略方形又は矩形のシャフトを受けて当接支持する。コネクタ部材のシャフトは、窪み274の底部263に当接配置される。或る実施形態では、底部263は、シャフトと摩擦係合して、シャフトを相互接続部本体シャフト内に固定する。
更に別の実施形態では、本発明は、接続部材のシャフト及び/又は相互接続要素のスタッドの何れかに摩擦係合するように設けられた円形のOリングとして形成されたインサートを含んでいる。
インサート260と268は、生体適合性を有する材料で形成されている。インサート260と268は、孔の中で雄シャフトの制約された動きを誘発する材料で形成されるのが望ましい。これら材料の例としては、金属材料、セラミック、複合材などがあり、弾性材料が望ましい。
次に図22は、雌相互接続部材を、特にインサート260及び274の様な摩擦インサートと共に使用するための雌相互接続部材275を示している。インターコネクタ部材275は、近位端277に支持された相互接続本体276を含んでいる。孔279は、相互接続部本体276を貫通して伸張している。孔279は、雄部材12、94、176、196又は302を受け入れる大きさになっている。更に、相互接続本体276は、孔279内に溜め278を含んでいる。インサート260は、凹状のくぼみ264を穴279と整列させて、溜め278内に配置されている。インサート260は、中に挿入された雄コネクタ部材のシャフトを受け入れ又は部分的に取り囲む。その結果、孔279(及び凹状窪み264)内でのシャフトの動きは、ファスナ307を締め付けることにより発生する力の大きさ次第で制約される。構成要素、即ち、雄及び雌コネクタ、インサート、及びファスナは、製造者によって事前に組み立てられた上で外科医に提供される。事前に組み立てられた構成要素は、コネクタが制限付きで動けるようになっており、結果的に、手術時の相互接続アッセンブリの移植がやり易くなる。
図23は、本発明による相互接続アッセンブリ330の又別の実施形態の部分分解組立図である。相互接続アッセンブリ330は、相互接続要素332と、雄コネクタ部材334と、雌コネクタ部材336(本体346の断面で示す)と、ファスナ338を含んでいる。相互接続要素332は、貫通孔340を有する略円筒形の本体として設けられている。或る好適な実施形態では、孔340は、断面が丸形ではなく、楕円形であるのが望ましい。孔340は、雄コネクタ部材334の一部を滑動可能に受け入れるように設けられている。相互接続要素332は、第1端342と反対側の第2端341を含んでいる。第1端342は、雌コネクタ部材336の一部の内部に係合するように作られたリム又はリッジ部344を含んでいる。リッジ部344と雌コネクタ部材336を組み合わせると、雌コネクタ部材336を相互接続部材332に初期的に留めながら各要素の相対運動を許容する、クリックロック係合が形成される。
また、図24は、雌コネクタ部材336の断面を示しており、図示のように、本体346の内部には溝348が設けられ、リッジ部344に係合し接触している。先ず本体346が相互接続要素332の上に外挿されると、リッジ部344が溝348に係合する。好適な実施形態では、リッジ部344には、第1端343から第2端345に伸張する傾斜又は斜めの面が設けられており、本体346へ挿入し易くなっている。更に、リッジ部344は、雌コネクタ部材336が相互接続要素332から抜け出て外れるのを防ぐため、溝348の内部に当接し接触する係止部又は段差350を含んでいる。これは、2つの構成要素の間での初期的係止接続を作り出す。しかしながら、この様に係合しても、雄コネクタ部材334、雌コネクタ部材336、及び相互接続要素332は、それぞれ、それら構成要素の何れも外す必要無しに、自在に調整することができる。
図24には、相互接続要素332の断面も示されている。好適な実施形態では、雄コネクタ部材334と雌コネクタ部材336は、ファスナ338を本体346のねじの切られた内部にねじ込むことにより、(互いに対して)所望の向きに係止させることができる。ファスナ338を締め込むことにより、雌部336を本体346に固定することになる。更に、本体346の下面352は、図23に示すシャフト354の一部と係合する。
図25から図29は、本発明による相互接続アッセンブリの別の実施形態を示している。接続アッセンブリ360は、デュアルコネクタとして設けられている。好適な実施形態では、デュアルコネクタは、共通のロッド又はバー361から下がっている2つ又はそれ以上の脊椎ロッド接続部364、366を含む一体型のユニットとして設けられている。図示の実施形態では、接続部364、366は、整列しており、互いに実質的に平行に配置されている。
図から分かるように、脊椎ロッド接続部366は、フック部370の内部周壁に沿って伸張するサドル又はリッジ368を含むように設けられている。内面362は、縦方向にバー361から先端363まで、且つ横方向に第1側部365aから反対側の第2側部365bまで、両方向に湾曲している。他の実施形態の内面362は、第1方向に湾曲し、且つ第1方向に対して斜めの第2方向にも湾曲している。別の実施形態では、内面362は、第1方向に直交する第2方向に、又は第1方向に対して鋭角又は鈍角何れかの角度に湾曲している。更に、湾曲量又は程度は必要に応じて変更することができる。
サドルリッジ368は、中に入っている脊椎ロッドを、部分364の中に入っている脊椎ロッドに対して可変角度でフック部370内に設置できるように設けられている。別の実施形態では、脊椎ロッド固定部364と366は、共に、368及び面362に似たリッジ又はサドルを含んでいる。この実施形態では、2本の中に入っている脊椎ロッド367と369(図28と図29に図示)の間の角度は、広範囲に変えることができる。更に、2本の中に入っている脊椎ロッドは、異なる面内にあっても、即ち、同一面内にない場合でも、一体に固定することができる。
図30は、更に別の実施形態の雄コネクタ部材371を示している。図から分かるように、雄コネクタ部材371は、図1の雄コネクタ部材12のシャフト26と突起28によく似た、相互接続部本体に係合するための突起374を有するシャフト372を含んでいる。雄コネクタ部材371は、フック部380の内周の回りに伸張するサドル又はリッジ378を有する脊椎ロッド固定部376を含んでいる。(リッジ368に似た)リッジ378は、中に入っている脊椎ロッドを様々な向きに固定できるようにしている。加えて、本出願で他の雄コネクタ部材に関して説明したように、ねじ孔387をねじファスナ(図1、図6a、図6b参照)と組み合わせて使用し、細長部材を押し付けて固定するようになっている。
図31は、一対の細長部材388と390を含めた脊柱386の略図である。細長部材388と390は、脊椎ロッドである。また、細長部材は、図示のものよりも短くても長くてもよい。更に、細長部材は、脊柱の様々な箇所に配置し、椎骨の異なる解剖学的構造に取り付けることができる。細長部材388と390は、本願に記載のように設けられた複数のインターコネクタアッセンブリ392、294、396により相互接続される。相互接続アッセンブリ392、394、396は、10、110、174、194、246、300、310、360、371を含め、本発明に記載のものから何れを選択してもよい。実施形態によっては、コネクタアッセンブリは同一のコネクタアッセンブリである必要はなく、つまり、コネクタアッセンブリ392は394と同一でなくともよく、コネクタアッセンブリ394も396と同一である必要はない。
本願に記載の脊椎固定システムの各種構成要素は、既知の方法に従って、ステンレス鋼、チタニウム、及び他の適した金属及び/又は合金を含め、生体適合性を有する材料で形成されるのが望ましい。
更に、特定の構成要素と構造を有する脊椎固定用のシステムの各種実施形態を説明し例示してきたが、何れの選択された実施形態も、本発明の範囲内で想起され得るものとして、別の実施形態について説明した1つ又はそれ以上の特定の構成要素及び/又は構造を含んでいてもよいものと理解されたい。
特定の方向、例えば、上、上方、下、下方、垂直、水平などの用語は、説明のみを目的としており、各種構成要素を互いに識別又は区別し易くするために使用しているものと理解されたい。それらの用語は、ここに説明している脊椎固定用ののシステム及び/又は方法を如何様にも限定するものではないと解釈されたい。
本発明は、当業者であれば想起される変更を想定している。また、本発明において具現化される構成要素並びにシステムは、本発明の精神から逸脱することなく、当業者には想起されるように、他のプロセスに、変更、再配置、置換、削除、重複、組み合わせ、又は追加ができるものと理解されたい。更に、これらのプロセス内の、様々な段階、過程、手順、手法、相、及び操作は、当業者には想起されるように、変更、再配置、置換、削除、重複、又は組み合わせが可能である。本明細書に引用した全ての刊行物、特許、及び特許出願は、各刊行物、特許、及び特許出願が、参考文献として援用されるものと特定的且つ個別的に表示し、その全内容をここに記載したものとして、ここに参考文献として援用される。
更に、ここに記載した作動理論、証明、又は知見は、本発明の理解を更に高めることを目的としており、本発明の範囲をそのような理論、証明、又は知見に依存させることを意図しているわけではない。
以上、本発明を、図面及びこれまでの記述によって詳細に説明してきたが、これは説明を目的としており、特性を制約するものではなく、好適な実施形態を示し説明してきたに過ぎず、本発明の趣旨に含まれる全ての変更及び修正は保護の対象とされることを要求する。
本発明による脊椎ロッドコネクタアッセンブリの一の実施形態の分解組立斜視図である。 図1のコネクタアッセンブリの部分的に組み立てられた状態を示す、分解組立斜視図である。 図1のコネクタアッセンブリの部分的に組み立てられた状態を示す、部分上面図である。 本発明による、図1のコネクタアッセンブリの事前組み立てされた状態を示す斜視図である。 図1のコネクタアッセンブリの相互接続要素の断面図である。 図6Aと図6Bは、本発明に使用される代わりのファスナの斜視図である。 本発明の一の実施形態による、湾曲したシャフトを有する雄コネクタ部材の斜視図である。 本発明の一の実施形態による、湾曲したシャフトを有する雌コネクタ部材の斜視図である。 本発明の一の実施形態による、湾曲したコネクタ部材を有するコネクタアッセンブリの斜視図である。 本発明の他の実施形態による、接触面に放射状のスプラインを有する雌コネクタ部材の一の実施形態を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態による、相互係止スプラインを含んでいる相互接続要素の分解組立図である。 本発明による、図10の雌コネクタと図11の相互接続要素とを含んでいるコネクタアッセンブリの斜視図である。 本発明による、可変角度相互接続部を有するコネクタアッセンブリの他の実施形態の分解組立図である。 図14、図14a、及び図14bは、図13の可変角度相互接続部に使用されるインサートを示している。 図13のコネクタアッセンブリの斜視図である。 本発明による、相互接続要素を有する一体型雌コネクタ部材の断面図である。 図16の雌コネクタ部材を含んでいるコネクタアッセンブリの斜視図である。 雄及び雌コネクタ部材が、脊柱のクリアランスを広く取れるように相互接続要素を配置するよう向けられている状態の、図17のコネクタアッセンブリの斜視図である。 本発明による可変角度相互接続部を有するコネクタアッセンブリの更に他の実施形態である。 本発明に使用される摩擦インサートの一の実施形態の斜視図である。 本発明に使用される摩擦インサートの他の実施形態の斜視図である。 本発明による、摩擦インサートを備えた、一体型の雌コネクタ部材と相互接続要素の断面図である。 本発明による、クリックロック接続部を有するコネクタアッセンブリの分解組立図である。 図23のコネクタアッセンブリに使用される雌コネクタ部材とクリックロック接続部の断面図である。 本発明による、図23及び図24のコネクタアッセンブリの事前組み立てされた状態を示す斜視図である。 本発明による、単体型コネクタの代わりの実施形態の斜視図である。 本発明による、単体型コネクタの代わりの実施形態の斜視図である。 本発明による、図26に示す単体型インターコネクタを2つの脊椎ロッドに固定した状態を示す斜視図である。 本発明による、図27に示す単体型インターコネクタを2つの脊椎ロッドに固定した状態を示す斜視図である。 本発明による、脊椎ロッドを固定するための代わりの単体型相互接続部材の斜視図である。 脊柱と、脊柱に固定された2本の脊椎ロッドと、本発明による、脊椎ロッドに相互接続されている複数のコネクタアッセンブリを示す図である。

Claims (58)

  1. 一対の整形外科用ロッドを相互接続するための交差コネクタアッセンブリにおいて、
    第1孔が形成された第1本体と、前記本体から伸張しているスタッドと、を含んでいる相互接続要素と、
    第1ロッド係合部で終端している第1シャフトと、前記第1シャフトから側方に伸張し前記第1シャフトに沿って軸方向に脊椎ロッド係合部から変位している突起とを含んでいる第1ロッドコネクタであって、前記第1シャフトと前記突起は前記第1孔内に滑動可能に受け入れられる、第1ロッドコネクタと、
    第2本体を支持している第2シャフトを含んでいる第2ロッドコネクタであって、前記第2本体には第2孔が形成されており、前記第2孔は前記スタッドを受け入れている、第2ロッドコネクタと、
    前記スタッドに係合するように作られているファスナ、とを備えているアッセンブリ。
  2. 前記第1孔は前記第1本体を通って伸張する第1軸を画定し、前記スタッドは前記軸に対して実質的に直交方向に配置されている、請求項1に記載のアッセンブリ。
  3. 前記第1孔は非円形である、請求項1に記載のアッセンブリ。
  4. 前記第1シャフトは実質的に丸い断面形状を呈する、請求項1に記載のアッセンブリ。
  5. 前記第1ロッド接続部は、脊椎ロッドを少なくとも部分的には取り囲むように構成された湾曲部材を備えている、請求項1に記載のアッセンブリ。
  6. 前記第1ロッド接続部は、前記湾曲部材内に伸張するねじ孔を備えている、請求項5に記載のアッセンブリ。
  7. 前記第1シャフトは実質的に真っ直ぐである、請求項1に記載のアッセンブリ。
  8. 前記第1シャフトは湾曲している、請求項1に記載のアッセンブリ。
  9. 前記第2シャフトは湾曲している、請求項8に記載のアッセンブリ。
  10. 前記第1シャフトは、前記第1孔に滑動可能に受け入れられ、前記第1ロッド係合部を前記第2ロッド係合部から様々な距離で離間できるようにしている、請求項1に記載のアッセンブリ。
  11. 前記第2シャフトは、前記第1及び第2シャフトにより画定された角度を変えるため、前記スタッドにより画定された軸の回りに回転可能である、請求項10に記載のアッセンブリ。
  12. 前記第1シャフトと前記第2シャフトは、湾曲している、請求項11に記載のアッセンブリ。
  13. 前記スタッドにより支持され、前記スタッドと前記第2ロッド接続部材の前記第2孔の間に配置されているワッシャを備えている、請求項11に記載のアッセンブリ。
  14. 前記第2シャフトの前記第2孔は、前記第2シャフトが前記スタッドにより画定された軸に沿って旋回できるようにしている、請求項13に期しあのアッセンブリ。
  15. 前記第1ロッドコネクタは、前記第1シャフトにより画定された軸の回りに回転可能である、請求項14に記載のアッセンブリ。
  16. 前記第2シャフト上の前記第2本体は下面を含んでおり、前記ファスナを前記スタッドに係合させると、前記下面が前記第1シャフトに当接して、前記第1シャフトを前記第2シャフトに対する第1の向きにクランプする、請求項1に記載のアッセンブリ。
  17. 前記第1ロッドコネクタは、前記第1シャフトにより画定された軸の回りに回転可能である、請求項1に記載のアッセンブリ。
  18. 前記第1ロッドコネクタの回転は、前記突起を前記第1本体に当接させて前記第1シャフトが前記第1孔から外れないようにする、請求項17に記載のアッセンブリ。
  19. 前記第1ロッドコネクタは、前記スタッドにより画定された軸の回りに回転可能である、請求項17に記載のアッセンブリ。
  20. 前記第2ロッドコネクタは、前記スタッドにより画定された軸の回りに回転可能である、請求項19に記載のアッセンブリ。
  21. 前記第1ロッドコネクタの前記第1シャフトと、前記第2ロッドコネクタの前記第2シャフトは、湾曲している、請求項20に記載のアッセンブリ。
  22. 前記第1シャフトは、前記第1孔に滑動可能に受け入れられて、前記第1ロッド係合部を前記第2ロッド係合部から様々な距離で離間できるようにしている、請求項21に記載のアッセンブリ。
  23. 前記第1ロッド係合部に固定された第1脊椎ロッドと、前記第2ロッド係合部に固定された第2脊椎ロッドとを備えており、前記第1脊椎ロッドは前記第2脊椎ロッドと非並行になるように配置されている、請求項22に記載のアッセンブリ。
  24. 前記スタッドによって支持され、前記第2ロッド接続部材の前記第2本体内に配置されているワッシャを備えており、前記ファスナを前記スタッドに係合させると、前記ワッシャが前記第1ロッド接続部材の前記第1シャフトに当接して、前記第1ロッド接続部材を前記第2ロッド接続部材に対する第1の向きにクランプする、請求項1に記載のアッセンブリ。
  25. 前記ワッシャは、変形可能材料で作られている、請求項24に記載のアッセンブリ。
  26. 前記ファスナを前記スタッドに係合させると、前記ワッシャが変形する、請求項25に記載のアッセンブリ。
  27. 前記ファスナを係合させると、前記ワッシャが前記第1ロッドコネクタの前記第1シャフトに摩擦係合する、請求項24に記載のアッセンブリ。
  28. 前記ファスナを前記スタッドに係合させると、前記第2ロッドコネクタが選択された向きで固定される、請求項24に記載のアッセンブリ。
  29. 前記第1ロッド係合部に固定された第1脊椎ロッドと、前記第2ロッド係合部に固定された第2脊椎ロッドとを備えており、前記第1脊椎ロッドは、前記第2脊椎ロッドに対して非並行になるように配置されている、請求項1に記載のアッセンブリ。
  30. 前記第1脊椎ロッドは、第1面を画定し、前記第2脊椎ロッドは、前記第1面とは異なる面内に在るように配置されている、請求項29に記載のアッセンブリ。
  31. 前記第1ロッド係合部は、脊椎ロッドを少なくとも部分的には取り囲む大きさのフックを備えており、前記フックは、前記第1シャフトから第1の方向に側方に伸張しており、前記突起は前記第1シャフトから前記第1の方向に沿って側方に伸張している、請求項1に記載のアッセンブリ。
  32. 前記突起は、フィンガ、ローブ、又はリッジを画定している、請求項1に記載のアッセンブリ。
  33. 前記第1又は第2シャフトの少なくとも一方は、滑らかな外面と丸いか又は楕円形の断面形状を有している、請求項1に記載のアッセンブリ。
  34. 前記第1及び第2シャフトは、互いに入れ子状に構成されている、請求項1に記載のアッセンブリ。
  35. 前記第1シャフトを少なくとも部分的には取り囲むように作られたインサートを備えており、前記インサートは、前記第1孔内に配置されている、請求項1に記載のアッセンブリ。
  36. 前記インサートを前記第1孔と組み合わせて、ボール・ソケットジョイントを形成している、請求項35に記載のアッセンブリ。
  37. 前記第1本体上に支持されている、第1セットのスプラインが形成された面を有するワッシャを備えており、前記第2脊椎ロッドコネクタの前記第2本体は、前記第1セットのスプラインと噛み合い係合するように作られた第2セットのスプラインを有する下面を含んでいる、請求項1に記載のアッセンブリ。
  38. 前記ワッシャは、前記第1シャフトが前記第1孔内に受け入れられると、前記第1シャフトに当接するように設けられた、1つ又は複数の窪みが形成されている下面を含んでいる、請求項37に記載のアッセンブリ。
  39. 前記第2孔内に配置されたインサートを備えており、前記インサートは前記スタッドを少なくとも部分的には取り囲むように構成されている、請求項1に記載のアッセンブリ。
  40. 前記インサートと前記第2孔を組み合わせて、ボール・ソケットジョイントを形成している、請求項39に記載のアッセンブリ。
  41. 前記インサートは、実質的に球形である、請求項39に記載のアッセンブリ。
  42. 前記インサートは、実質的に円筒状である、請求項39に記載のアッセンブリ。
  43. 脊椎の欠陥を治療する方法において、
    第1脊椎ロッドと第2脊椎ロッドを、それぞれ、2つ以上の椎骨に固定する段階と、
    請求項1に記載のアッセンブリを使って、前記第1脊椎ロッドを前記第2脊椎ロッドに相互接続する段階と、から成る方法。
  44. 一対の整形外科用ロッドを相互接続するための交差コネクタアッセンブリにおいて、
    貫通するチャネルを有する第1本体で終端している第1シャフトを含んでいる第1ロッドコネクタと、
    長手方向軸を画定し、第1端がロッド係合部で終端し、反対側の第2端が第2本体で終端している第2シャフトを含んでいる第2ロッドコネクタであって、前記第2本体は、前記長手方向軸と同一面内に在るように配置された第1中心軸を画定する第1孔を有しており、前記第2ロッドコネクタは、更に、前記第1中心軸に対して所定の角度になるように配置された第2中心軸を画定する第2孔を含んでいる、第2ロッドコネクタと、
    前記第1孔を貫通して伸張する前記第1ロッド接続部材の前記第1シャフトに係合するように構成され、前記第2本体内に前記第2孔と連通して配置されているインサートと、
    前記第2本体の前記第2孔を貫通して伸張し、前記インサート、前記第2ロッドコネクタの前記第2本体、又は前記第1ロッドの前記第1シャフトの内の1つ又はそれ以上に係合して、前記第1ロッドコネクタの前記第2ロッドコネクタに対する向きを固定するファスナと、を備えている交差コネクタアッセンブリ。
  45. 前記第1コネクタの前記第1シャフトは、真っ直ぐである、請求項44に記載の交差コネクタアッセンブリ。
  46. 前記第1コネクタの前記第1シャフトは、湾曲している、請求項44に記載の交差コネクタアッセンブリ。
  47. 前記第1孔と前記第2孔は交差している、請求項44に記載の交差コネクタアッセンブリ。
  48. 前記ファスナは、前記インサートと前記第1シャフトの両方に係合する、請求項44に記載の交差コネクタアッセンブリ。
  49. 前記ファスナは、前記インサートと係合し、それによって前記第1ロッド接続部材を前記第2ロッド接続部材に対して所望の向きに固定する、請求項44に記載の交差コネクタアッセンブリ。
  50. 前記ファスナは、前記第1シャフトと係合し、それによって前記第1ロッド接続部材を前記第2ロッド接続部材に対して所望の向きに固定する、請求項44に記載の交差接続アッセンブリ。
  51. 前記ファスナは、前記第2ロッドコネクタの前記第2本体と係合し、それによって前記第1ロッド接続部材を前記第2ロッド接続部材に対して所望の向きに固定する、請求項44に記載の交差接続アッセンブリ。
  52. 脊椎の欠陥を治療する方法において、
    第1脊椎ロッドと第2脊椎ロッドを、それぞれ、2つ以上の椎骨に固定する段階と、
    請求項44に記載のアッセンブリを使って、前記第1脊椎ロッドを前記第2脊椎ロッドに相互接続する段階と、から成る方法。
  53. 交差コネクタにおいて、
    内部に孔が形成された第1本体と、前記第1本体から伸張しているスタッドと、を含んでいる相互接続要素と、
    前記孔の中に受け入れられる近位端と、脊椎ロッドを少なくとも部分的には取り囲むように構成された第1脊椎ロッド係合部を支持している遠位端と、を含んでいる第1脊椎ロッドコネクタと、
    近位端の第2本体と、遠位端の第2脊椎ロッド係合部と、その間に伸張している第2シャフトとを有しており、且つ前記第2本体は前記スタッドを受け入れる第2孔を含んでいる、第2脊椎ロッドコネクタと、
    前記第1及び第2脊椎ロッドコネクタを、互いに対して、ユーザーが互いに対して画定した向きで固定する単一のファスナと、を備えている交差コネクタ。
  54. 前記第1本体と共に配置され、前記第1シャフトを少なくとも部分的には取り囲むように構成されているインサートを備えている、請求項53に記載の装置。
  55. 前記インサートを前記第1本体と組み合わせることにより、前記第1シャフトの運動を制限し、装置の分解を防止している、請求項53に記載の装置。
  56. 前記第1シャフトは、そこから側方に伸張する隆起を備えており、前記隆起は、前記第1孔に入る大きさになっている、請求項53に記載の装置。
  57. 前記第2本体内に配置され、前記第2シャフトを少なくとも部分的には取り囲むように構成されているインサートを備えている、請求項53に記載の装置。
  58. 脊椎欠陥を治療する方法において、
    第1脊椎ロッドと第2脊椎ロッドを、それぞれ、2つ以上の椎骨に固定する段階と、
    請求項53に記載のアッセンブリを使って、前記第1脊椎ロッドを前記第2脊椎ロッドに相互接続する段階と、から成る方法。
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