JP2006502770A - ステントアセンブリ - Google Patents

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Abstract

ステントアセンブリは、拡張可能な管状ステント21を含み、ステント21の外表面にはファブリック5が配設されている。ファブリック5は、生体の血管内系統に供給すべき薬剤を保持する貯蔵部を構成していてもよい。ファブリック5は、マルチフィラメント糸6などのフィラメント状の材料からつくることができる。ファブリックの製造には、例えば高分子からなるナノファイバの電気紡糸を用いることができる。ステントは、共通の長手方向軸に沿って配列されそれぞれ径方向に拡大可能な複数の管状部材1の組立体を含んでいてもよい。複数の管状部材1は、対になって各連結部4によって連続的に結合され、例えばジグザグ状のうねりを形成していてもよい。ステントは、バルーンの上に押しつけられていてもよい。

Description

本発明は、体内管路(body duct)の内腔(lumen)内に通路(passage)を確実に確保できるよう内腔内に移植するための拡張可能ないしは拡大可能(expandable)な管状ステント(tubular stent)を含むステントアセンブリ(stent assembly)に関するものである。
このようなステントは、主として、狭窄(stenoses)を示している血管の処置において用いられ、より一般的には、例えば、とくに尿道等の尿管、又は、とくに食道等の消化管などといった、人又は動物の身体の種々の身体構造上の管路の疾患の処置において用いられている。
拡大可能な管状ステントの狭窄血管内への皮膚を通しての移植(percutaneous implantation)は、一般に、例えば従来の血管形成処置の後に、拡大された血管が自然に再び閉塞するのを防止したり、新たな粥状斑(atheromatous plaque)の形成による閉塞及び起こりうる狭窄の再発を防止したりするのに推奨される。
構造が異なる多数の管状ステントが存在するが、本発明はいかなる特定のタイプのものにも限定されない。しかしながら、説明の便宜上、本発明は、特定の既知のタイプの拡大可能な管状ステントについて説明がなされる。この管状ステントは、共通の長手方向軸に沿って配列され、かつ連結部の各集合により対になって(in pairs)連続的に結合された、径方向に拡大可能な複数の管状部材の組立体からなる。このようなステントは、例えば特許文献1に開示されている。このステントにおいては、各管状部材は、極端な曲がり部を形成しているジグザグ状のうねり(zigzag corrugation)を形成している細長部(strip)からなる。曲がり部は、直線的な中間部によって対になって反対方向に連続的にともに接続されている。このジグザグ状のうねりにより、ステントは、拡大されていない第1の状態と拡大されている第2の状態との間で、拡大することができる。第1の状態では、小さい直径の挿入装置により皮膚を通してステントを移植することが可能となる。第2の状態では、ステントが、体内管路の内腔内に確実に通路を形成することが可能となる。このタイプのステントは、特許文献2及び特許文献3にも開示されている。
国際公開第98/58600号パンフレット 国際公開第96/26689号パンフレット 国際公開第98/20810号パンフレット
ステントは、これを組み込むために、拡大されていない状態で、血管形成バルーンカテーテル(angioplasty balloon catheter)に配置される。このように配置された後、バルーンは、ステントを拡大させるために膨らませられる。また、ステントは、回復能力(recovery capacity)を有する材料からつくられ、前記のように配置された後、ステントが自動的に拡大できるようにしてもよい。
本発明によれば、拡大可能な管状ステントを備えていて、該管状ステントの円柱状外表面にファブリック(繊維体、fabric)が存在するステントアセンブリが提供される。このファブリックは、円柱状の外表面の全体又は一部のみを覆っている。
後でより詳しく説明するように、ファブリックは、とくにステントの配備の後のある期間において、持続した薬剤の供給を意図する場合に、薬剤を保持する貯蔵部(reservoir)として用いることができる。ファブリックはまた、処置されるべき体内の管(vessel)又は管路(duct)の壁にステントによって与えられる支持性を改良するのにも用いることができる。
ファブリックは、繊維(fibre)などのフィラメント状材料(filamentary material)からつくられ、それは、織物ファブリック(woven fabric)、不織ファブリック(non-woven fabric)又は編み物ファブリック(knitted fabric)であってもよい。フィラメント状材料は、織物又は編み物を製造するために用いることができる連続的な性状のものであっても、また不織マット製品(non-woven mat product)又はティッシュ(tissue)などの紙を基材とする製品において用いられるような短く不揃いな長さのものであってもよい。
ファブリックは、最初に、ステントが拡大されていない状態のときに該ステントに取り付けられる。したがって、ファブリックは、ステントの拡大に伴ってそれ自体拡大できるものでなければならない。これは、ファブリック自体を拡大可能とすることにより実現することができる。あるいは、ファブリック自体が十分に拡大可能でないときには、拡大されていないステントを覆っているファブリックにひだ(折り畳み部、fold)を設け、ステントが拡大するのに伴って、ステントの予定された最大寸法(full size)まで、ひだが開くようにしてもよい。また、これらの技術を組み合わせて用いてもよい。
ファブリックは、その固有の構造により拡大可能とされてもよく、―とくに高い拡大能力を示すある種の編み物―、またその構造に弾力性を有する(elastic)フィラメント状材料を用いることにより拡大可能とされてもよく、あるいはこれらの両方により拡大可能とされてもよい。適切なフィラメント状材料の例としては、ポリウレタン、ポリアミド、ゼラチン、シリコーン又は寒天などのポリマがあげられる。適切な弾力特性を与えるために、フィラメント状材料は、高い伸長能力を有するべきであり、予め引き伸ばされていてもよい。
ファブリックの構造の開口は、環境(状況)に適合するように変えてもよい。閉構造のファブリックは、管壁の支持をより良好な(より均質な)ものとすることができ、実際に、この構造は、ファブリックを形成しているフィラメント状材料の隣り合う糸状体(strand)の間の液体ベースの薬剤の貯蔵部を形成するのに十分に密(close)であろう。しかしながら、閉構造のファブリックは、処置されるべき管が処置すべき部位内に位置する側枝(side branch)を有する場合は問題を生じさせるであろう。このような場合は、ファブリックに起因する側枝の閉塞を回避するために、より開かれた構造のファブリックを用いるのが好ましい。このような開かれたファブリックでもなお、マルチフィラメントタイプのフィラメント状材料の糸状体を用いることにより、液体ベースの薬剤のための貯蔵部を形成することができる。このようなフィラメント状材料は、毛管現象により液体ベースの薬剤をその中に引き込む芯材(wick)として機能することができ、その結果、薬剤の持続した供給のための貯蔵部として機能することができる。
ファブリックをステントに取り付けることが可能な方法は種々存在する。ファブリックは、例えば、ステントのまわりを包み込むシート状のファブリックの形態であるか、又は、内部にステントが配置される長さの管状のファブリックの形態である完成されたファブリックとしてステントに取り付けられてもよい。あるいは、ファブリックは、所望のファブリックをつくるのに適したパターンでステントの上に、1種又は複数種のフィラメント状材料の糸状体を巻き付けることにより、製造現場でステントに取り付けられてもよい。
1つの実施態様では、ファブリックは、該ファブリックの形成を強化するナノファイバ(nanofiber)の紡糸(spinning)により、好ましくはナノファイバの電気紡糸により取り付けられる。このようなナノファイバの紡糸は、比較的容易に又は正確に制御することができるということが見出された。また、ナノファイバの紡糸によって製造されるファブリックは表面摩擦が小さく、このファブリックは薬剤のための貯蔵部として適切であるということ、すなわちその電気紡糸された部分が薬剤を保持するための貯蔵部を形成する医療用管組織(medical tubing)として適切であるということも見出された。ポリマ溶液やポリマ溶融物を含む種々のポリマを基材とする材料でナノファイバを形成することができる。適切なポリマとしては、ナイロン、フッ素重合体(fluolopolymers)、ポリオレフィン、ポリイミド及びポリエステルなどがあげられる。さらに、ファイバ形成材料として炭素も用いることができる。ナノファイバの電気紡糸の技術は、近年大幅に進歩している。米国特許第6,382,526号明細書は、本発明に係るファブリックの電気紡糸に有用な、ナノファイバの製造方法及び製造装置を開示している。さらに、米国特許第6,520,425号明細書は、ナノファイバを形成するためのノズルを開示している。前記の米国特許明細書に係る方法及び装置は、本発明に係る方法においても応用可能であるが、本発明の保護の範囲はこれらの方法及び装置に限定されるものではないということが理解されるべきである。典型的には、ナノファイバの直径は、2ナノメータから4000ナノメータまでの範囲内であり、好ましくは2ナノメータから3000ナノメータまでの範囲内である。
本発明に係るナノ紡糸(nanospinning)によって製造されるファブリックの物性は、ファイバを形成する材料によって決定することができ、及び/又は、電気紡糸プロセスにおける電極電圧、高電圧電極と低電圧電極との間の距離、管類(tubing)又は管類が製造されるまわりでの心線(core wire)の回転速度、電界強度、コロナ放電初期電圧又はコロナ放電電流などの製造パラメータ(production parameter)によって決定することができる。
本発明をより良く理解できるよう、以下では、添付の図面を参照しつつ、単なる例示としてのみ、本発明のいくつかの実施の形態を説明する。
図1及び図2は、それぞれ、本発明の第1の実施の形態に係るステントアセンブリ(ステント組立体)の側面図及び斜視図を示している。このステントアセンブリは、複数の管状部材1(tubular element)によって形成された長いほぼ管形の管状体又はフレームで構成されたステントを備えている。ここで、管状部材1は、共通の長手方向軸に沿って配列され、ともに複数の連結部4(linking member)によって連続的に結合されている。図1及び図2においては、4つの管状部材からなるステントが示されている。しかしながら、典型的なステントは、状況に応じて、3つだけの管状部材を有するものであってもよく、また20もの管状部材を有するものであってもよく、あるいはさらに多くの管状部材を有するものであってもよい。
各管状部材1は、曲がり部2によって形成されたジグザグ状のうねり(corrugation)を形成する細長片(strip)で構成されている。曲がり部2は、中間直線部3によって、反対方向に対になってともに連続的に接続されている。かくして、各管状部材に対して、2種の曲がり部を形成することができる。すなわち、管状部材の一方の端部で中間直線部3に接続されている曲がり部2Aと、管状部材の反対側の端部で中間直線部3に接続されている曲がり部2Bとである。図1において、曲がり部2A及び曲がり部2Bは、それぞれ、各管状部材の左側の端部及び右側の端部に適宜に付番して示されている。
好ましく、任意の管状部材に対して、直線部3はすべて同一の長さのものであり、曲がり部はすべて同一のほぼ半円形のものである。かくして、うねりは、好ましく均質(一様)な形状を有している。これらの管状部材1は、隣り合う管状部材1のうねりが同一位相となるように結合されている。
端部を除いて、各管状部材1は、1つの連結部4によって隣の管状部材に結合されている。しかしながら、連結部4の数は、1つである必要はなく、全くなくてもよく、また数個の範囲内のいずれであってもよい。その正確な数は、管状部材の構造―とくにうねりの数―に依存するほか、ステントに要求される特定の特性に依存する(結合部が存在しない場合は、管状部材が互いに独立するのはもちろんである。)。
ステントの上記仕様は単なる例示に過ぎないということが理解されるであろう。本発明に係るステントアセンブリは、異なる仕様の多数の拡大可能な管状ステントのいずれにも用いることができる。
ステントアセンブリは、さらに、ステントの円柱形の外表面を完全に覆うファブリック材料層5を備えている。図示されている特定のファブリック材料層は、開構造のものであり、例えばポリマの糸などのマルチフィラメント糸6(multi filament yarn)からつくられている。任意の選択肢として、この糸には液体ベースの薬剤が含浸され、この薬剤がそのマルチフィラメント構造により糸内に保持されるようにしてもよい。適切なファブリックの例としては、ティッシュなどの不織ファブリック、織物ファブリック及び編み物ファブリックがあげられる。用いられる薬剤は、特定の要求に依存するであろう。例えば、再狭窄を防止することができる薬剤を用いることができるであろう。
糸6は弾力性を有し、とくに高い伸長特性を有している。それは予め引き伸ばされている。糸6は、ステントが配備時に拡大するのに伴って引き伸ばされ、かつステントの拡大を大きく妨げたりステントを破損したりすることなくこの動作を行うことができなければならないので、弾力性を有することが必要である。図3は、拡大した状態のステントを示している。
ステントは完全に拡大したときに、管壁を支持し、崩壊(collapsing)を防止する。ファブリック層5は、ステントと管壁との間に補足され(trapped)、管壁の支持を助勢する。さらに、ファブリックに取り込まれている薬剤は、管の内壁に直接供給されるほか、ステントの開口特性により管に随伴する液体の中に入ることができるということが分かるであろう。
ファブリック層5の助勢がなくても、上記の特定の仕様のステントは、処置されるべき管の壁に対して適度に均質(一様)な支持を行うことができる。なぜなら、うねりが拡大時に互いにほぼ同一位相で残留するからである。しかしながら、図3によれば、ステント外部にファブリック層5を用いれば管壁の支持がより良好なものとなることは明らかである。なぜなら、ファブリックは管状部材1の間の隙間を横切って通り、これにより、管壁が他のものによって支持されていないところでも、管状部材1の間にある程度の支持を生じさせるからである。
図4及び図5は、図1〜図3に示すステントと同一のステントを利用しているが、ファブリック層5は比較的目の細かい網状体である、すなわち、より閉じた構造である別の実施の形態を、拡大された状態で示している。このようなファブリックは、管状部材1の部品の間の管壁に対してより強い支持を行うことができる。
図10は、典型的な寸法を示すために、図4の一部を拡大して示している。図10において、糸の直径Aは、ステントが拡大されていない状態では、好ましく0.005mmから0.05mmまでの範囲内であり、典型的には0.01mmである。ステントの拡大時には、糸は伸長し、その直径は好ましく0.001mmから0.01mmの範囲内であり、典型的には0.005mmである。
図10にはまた、糸の間隔Bも示されている。典型的には、その範囲は、ステントが拡大されていない状態で、ゼロ(すなわち、糸が接触している)から0.05mmまでである。ステントが拡大された後、距離Bは、典型的には0.1mmから0.4mmの範囲に増加し、その平均値は典型的にはおよそ0.2mmである。
管が処置すべき部位の領域内に側枝を有する場合、網目が細かいファブリックは用いることができないということが注目されるべきである。図6は、この問題を略図で示している。図6中には、側枝11及び側枝12を有する、処置されるべき動脈10が示されている。本発明に係るステントアセンブリ13は、側枝12を横切って伸びる略図の外郭線で示されている。ステントアセンブリが完全に拡大された後、側枝12に対して流入し又は流出する血液は、ファブリック層5を通り抜けなければならず、それゆえ側枝12が閉塞する危険性がある。これを防止するため、ファブリックはそれ相応に開かれた構造をもつべきである。
図7〜図9は、本発明に係るステントアセンブリの種々の製造形態を示している。
ステント自体は従来の方法(以下、参照)のいずれかにより製造することができる。これに続いて、ファブリック層は、種々の方法で、拡大していないステントに取り付けることができる。図7及び図8には、それぞれ、これらの方法のうちの2つが示されている。図7においては、シート20の形態の予め成形されたファブリックが管状ステント21の外表面に巻き付けられ又は巻き掛けられる。ここで、ステントを覆っているファブリック層は、要求に従って、1巻き又は複数巻きのファブリックに形成されることができる。巻き数が多くなればなるほど、最終的なファブリック層の構造が密(close)となることは明らかである。
図8においては、単一のマルチフィラメント糸22がステント21に取り付けられてファブリック層を形成している。アイテム23は、離れたところのリール(図示せず)から取り出される糸の案内装置(guide)である。糸が繰り出されるのに伴って、案内装置は、ステントの長手方向軸と平行であるが離間している軸に沿って、前後に往復移動する。これと同時に、ステントはその長手方向軸のまわりに回転する。その結果、糸は、一連の螺旋状の形状(helical sections)でステントの外表面に配置され、これにより累積的にファブリックが形成される。あるいは、アイテム23は、ステントの表面に糸を直接押し出すペン押出機の形態のものであってもよい。
図8において用いられる技術は、糸をステントの部分間を通り抜けさせて縫い、ファブリック層5がステントに強固に固定させるように修正してもよい。この場合、糸の全部がステントの外表面を覆うわけではなく、その一部はステントの部分のまわりに輪(loops)を形成するため、ステント内部の円柱形表面の一部を横切る(pass over)であろう。
もう1つの製造方法においては、ファブリックは、拡大していないステントが内部に配置される管形状に予め成形される。ファブリック管の寸法は、これが装着されるステントよりもやや小さい。その結果、ステントが拡大していない状態においても、ファブリック層は軽い内向きのグリップ作用(gripping action)を生じさせる。あるいは、ファブリック管は、予測されるステントの拡大した直径により近い直径を有し、拡大していないステントに取り付けるときにはより小さい直径となるよう縦方向に伸びるひだ(折り畳み部)が設けられているものであってもよい。かくして、ステントが拡大するときに、ファブリック管は、ひだがなくなる。その結果、ステントが完全に拡大し、ファブリック管は完全にひだがなくなる。
製造を最適化するために、上記技術のいずれかを用いてファブリック層を複数のステントに同時に取り付けることもまた可能であろう。一例として、図9は、同時に覆われた軸方向に配列された2つのステント30、31を示している。覆った後、個々のステントは、適切な1つ又は複数の地点でファブリックを切ることにより分離される−図9は、分離後のステントを示している。
上記の例では、ファブリックは、ステントが拡大されていない状態で該ステントに取り付けられている。この取り付けは、配備時に、処置すべき部位でその拡大に先行するということを意味する。もしステントがバルーンによって拡張されることになっていれば、ステントを大抵は曲がりくねった処置部位へ通す間にバルーン上の所定の位置にステントを固定するために、ステントはバルーン上に押しつけられ(crimped)ないしは縮小させられるであろうということがわかる。押しつけプロセス(crimping process)は、ステントをバルーン上で圧縮することを含む。これは、その径方向の直径が、その「切断されたままの(as-cut)」状態、−すなわち、それが製造プロセスから離れたときの状態−よりも小さくなる結果となる(以下、参照)。ファブリック層は、ステントが「切断されたままの」状態にあるとき、又は押しつけられた状態にあるときに取り付けられる。なぜなら、これらは両方とも拡大されていない状態と考えられるからである。
配備時に、ステントアセンブリは、拡大されていない状態(実際には、おそらく上記の押しつけられた状態)と拡大された状態との間で拡大可能である。拡大されていない状態においては、ステントアセンブリは、例えば、血管などの体内管路を介して、内腔内に案内されることができる。拡大された状態では、ステントを覆っているファブリック層5は、均質な拡大の後、体内管路の内壁と接触し、上記管路内にほぼ一定の直径の通路を形成する。かくして、拡大された状態において、ファブリック層5は、ステントの外表面と体内管路の内壁との間に捕捉される。
ステントは、一般に、径方向外向きに作用する力の作用の下で、例えばバルーンの膨張作用の下で、機械的に強制的に拡大させられるであろう。しかしながら、ステントは、「自動的に拡大できる」タイプのもの、すなわち圧迫(stress)下における拡大されていない最初の状態からそれ自体を変化させることができ、それを、体内管路を介して拡大された第2の作動状態に案内されることを可能にするものであってもよい。
ステントは、それが接触することになる体内流体及び体内管路と相性が良ければ(compatible)どのような材料でつくられていてもよい。
自動的に拡大することができるステントの場合、例えば、ステンレススチール、フィノックス(登録商標、PhynoxR)又はニチノール(nitinol)などの回復能力(recovery capacity)を備えた材料を用いるのが好ましいであろう。
強制された拡大を利用するステントの場合は、伸縮性が小さく回復能力を備えた材料を用いるのが有利であろう。具体例としては、タングステン、白金、タンタル、金又はステンレススチールなどの金属材料があげられる。
ステントは、所望の厚さに対応するほぼ一定の厚さを備えた中空管から製造することができる。管状部材及び連結部のパターンは、レーザ切断(laser cutting)とこれに続く電気化学研磨(electrochemical polishing)によって、又は化学処理もしくは電気化学処理によって形成することができる。
これに代えて、ステントは、ステントの所望の厚さに対応するほぼ一定の厚さのシートから製造されてもよい。ステントの幾何学的な形状は、レーザ切断とこれに続く電気化学研磨とによって、又は化学処理もしくは電気化学処理によって得ることができる。このように切断されたシートは、この後円筒を形成するように巻かれ、所望の最終構造となるように溶接される。
上記ステントアセンブリは、従来知られている手法で挿入することができる。機械的に強制された拡大を利用するステントの場合、挿入システムは好ましく先端にバルーンがついたカテーテルを備えているであろう。ステントは、処置されるべき部位に案内するための挿入管に導入される前に、このカテーテルの上に、拡大されていない状態で押しつけられるであろう。
ここで説明されたステントアセンブリは移植物、とくに織物ポリマ、不織ポリマ又は拡大された多孔性ポリマで作られたケーシング(casing)の固定のためにも用いることができ、とくに動脈瘤の分離(isolation)に有用であるということが注目されるべきである。この場合、ファブリック層は、動脈瘤への入口に有効な強化網目を設けることができる。ファブリック中に含浸された薬剤は、動脈瘤を分離するプロセスを助成することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るステントアセンブリの側面図である。 図1に示すステントアセンブリの斜視図である。 図1に示すステントの、拡大された状態における側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るステントアセンブリを示す、図3と同様の図である。 図4に示す拡大されたステントアセンブリの斜視図である。 側枝を有する動脈内に配設された、本発明に係るステントアセンブリの概略的な側面図である。 ファブリックをステントに取り付ける方法を示す斜視図である。 ファブリックをステントに取り付ける方法を示す斜視図である。 ファブリックを2つのステントに同時に取り付ける方法を示す側面図である。 図4の一部を拡大して示す図である。
符号の説明
1 管状部材、2A 曲がり部、2B 曲がり部、3 直線部、4 連結部、5 ファブリック層、6 マルチフィラメント糸、11 側枝、12 側枝、13 ステントアセンブリ、20 シート状のファブリック、21 管状ステント、22 マルチフィラメント糸、23 アイテム、30 ステント、31 ステント。

Claims (34)

  1. 外表面にファブリックが配設されている管状ステントを備えたステントアセンブリ。
  2. 上記ファブリックが薬剤を保持する貯蔵部を構成している、請求項1に記載のステントアセンブリ。
  3. 上記ファブリックがフィラメント状材料からつくられている、請求項1又は2に記載のステントアセンブリ。
  4. 上記フィラメント状材料が少なくとも1つのポリマを含む、請求項3に記載のステントアセンブリ。
  5. 上記少なくとも1つのポリマが、ポリウレタン、ポリアミド、ゼラチン、シリコーン及び寒天で構成されるグループから選択されたものである、請求項4に記載のステントアセンブリ。
  6. 上記ファブリックがマルチフィラメント糸からつくられている、請求項3〜5のいずれか1つに記載のステントアセンブリ。
  7. 上記ファブリックの少なくとも一部分がナノファイバの紡糸によってつくられている、請求項3〜5のいずれか1つに記載のステントアセンブリ。
  8. 上記一部分が電気紡糸によって製造されたものである、請求項7に記載のステントアセンブリ。
  9. 上記ナノファイバの直径が2ナノメータから4000ナノメータまでの範囲内、例えば2ナノメータから3000ナノメータまでの範囲内である、請求項7又は8に記載のステントアセンブリ。
  10. 上記ナノファイバがポリマからつくられている、請求項7〜9のいずれか1つに記載のステントアセンブリ。
  11. 上記ナノファイバが、ナイロン、フッ素重合体、ポリオレフィン、ポリイミド及びポリエステルで構成されるグループから選択された材料からつくられている、請求項10に記載のステントアセンブリ。
  12. 上記ファブリックが、該ファブリックが液体を基材とする薬剤の貯蔵部として機能することを可能にする開口部を有している、請求項1〜11のいずれか1つに記載のステントアセンブリ。
  13. 上記管状ステントが径方向に拡大可能な複数の管状部材の組立体を含んでいて、これらの管状部材が、共通の長手方向軸に沿って配列され、かつ各組の連結部によって、対になって連続的に結合されている、請求項1〜12のいずれか1つに記載のステントアセンブリ。
  14. 上記各管状部材が、基本的には、ジグザグ状のうねりを形成する細長体である、請求項13に記載のステントアセンブリ。
  15. 上記ファブリックが、上記ステントの円柱形の外表面を完全に覆っている、請求項1〜14のいずれか1つに記載のステントアセンブリ。
  16. 上記ファブリックが、上記ステントの円柱形の外表面を完全に覆っている、請求項1〜14のいずれか1つに記載のステントアセンブリ。
  17. 上記ステントが、該ステントを拡大させるためのバルーンの上に押しつけられている、請求項1〜16のいずれか1つに記載のステントアセンブリ。
  18. 上記ステントが自動拡大可能である、請求項1〜17のいずれか1つに記載のステントアセンブリ。
  19. 上記ステントが、基本的には、ステンレススチール、フィノックス(登録商標)及びニチノールで構成されるグループから選択された材料からつくられている、請求項18に記載のステントアセンブリ。
  20. 上記ステントが、基本的には金属材料からつくられ、強制的な拡大によって拡大可能である、請求項1〜17のいずれか1つに記載のステントアセンブリ。
  21. 上記金属材料が、タングステン、白金、タンタル、金及びステンレススチールで構成されるグループから選択されたものである、請求項20に記載のステントアセンブリ。
  22. 請求項1〜21のいずれか1つに記載のステントアセンブリを製造する方法であって、
    ステントを製造するステップと、
    ステントにファブリックを取り付けるステップとを含んでいる方法。
  23. 上記ファブリックを、拡大されていない状態にあるステントに取り付けるようになっている、請求項22に記載の方法。
  24. 上記ファブリックを、完成されたファブリックとしてステントに取り付けるようになっている、請求項22又は23に記載の方法。
  25. 1つ又は複数のフィラメント状材料の糸状体をステントに巻き付けることにより、上記ファブリックを製造現場でステント上に配設するようになっている、請求項22又は23に記載の方法。
  26. 上記ファブリックを、ナノファイバの紡糸によって製造するようになっている、請求項22又は23に記載の方法。
  27. 上記紡糸ステップが電気紡糸を含んでいる、請求項26に記載の方法。
  28. 上記ナノファイバの直径が2ナノメータから4000ナノメータまでの範囲内である、請求項26又は27に記載の方法。
  29. 上記紡糸ステップが、
    加圧された気体の流れを用いることにより、ナノファイバを形成するためのノズル内に第1のファイバ形成材料を供給する工程と、
    上記第1のファイバ形成材料を、上記ナノファイバを固体化させて形成する上記第1のファイバ形成材料の複数の糸状体の形態で、ノズルの出口オリフィスから噴射する工程とを含む、請求項26〜28のいずれか1つに記載の方法。
  30. 上記ナノファイバをポリマからつくるようになっている、請求項26〜29のいずれか1つに記載の方法。
  31. 上記ナノファイバを、ナイロン、フッ素重合体、ポリオレフィン、ポリイミド及びポリエステルで構成されるグループから選択された材料からつくるようになっている、請求項30に記載の方法。
  32. 上記ステントを中空管から製造し、該中空管内に管状部材及び連結部のパターンを形成するようになっている、請求項22〜31のいずれか1つに記載の方法。
  33. 上記ステントを製造するステップが、材料シートを巻き付けて管を形成する工程と、該シートの隣接している端部を固定する工程とを含んでいる、請求項22〜31のいずれか1つに記載の方法。
  34. 請求項1〜21のいずれか1つに記載のステントアセンブリを準備する方法であって、
    ファブリックに薬剤を供給するステップを含んでいる方法。
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