JP2006500874A - 同時に動作する受信機を利用するマルチモード移動通信装置および方法 - Google Patents

同時に動作する受信機を利用するマルチモード移動通信装置および方法 Download PDF

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Abstract

マルチモード無線通信装置(100)が、2つの異なる無線アクセス技術に関連付けられる2つの個別の受信機(130、132)と、マルチモードチャネル選択回路(174)とを備える。第1の受信機(130)および第2の受信機(132)はそれぞれ、第1のチャネル上で第1の信号(150)を受信し、第2のチャネル上で第2の信号(152)を受信するように同時に動作する。その際、マルチモードチャネル選択回路(174)は、第1の信号から第1のセル選択情報(950)を、第2の信号から第2のセル選択情報(952)を得る。その後、マルチモードチャネル選択回路(174)は、第1および第2のセル選択情報(950、952)に基づいて、キャンプするのに適したチャネルを選択する。また本発明は、同時に動作する受信機(130、132)で第1および第2の信号を受信するステップと、第1および第2のセル選択情報(950、952)を得るステップと、第1および第2のセル選択方法(950、952)に基づいて、キャンプするのに適したチャネルを選択するステップとを有する方法も含む。

Description

本発明は一般的には無線通信に関し、特には、少なくとも2つの受信機を有するマルチモード通信装置に関する。
最近、第3世代およびさらに高度な移動無線通信システムが現われてきたことによって、共通の地域をサービスエリアとする種々の無線アクセス技術を用いる複数の通信システム、たとえばGSMおよびW−CDMA通信システムにアクセスすることができる無線通信装置が必要になってきた。
種々の無線アクセス技術を用いる複数の通信システムのサービスを十分に利用するには、マルチモード無線通信装置が、著しく性能が劣化することなく、2つ以上の通信システムにおいて同時に動作し、それらのシステム間を効率的に移行することが要求される。マルチモードおよびマルチバンド無線通信装置が知られているが、これらの現在知られている装置は通常、2つ以上の通信システムに同時にアクセスすることはできない。
無線通信装置が起動されるとき、その装置は最初に、登録(register)して監視すべきチャネルを決定しなければならない。このように、或るチャネルを登録し、そのチャネルを監視する過程は、そのチャネル上でのキャンプする(camping )と呼ばれる。チャネルでは、たとえば周波数、タイムスロット、コード(たとえばスクランブルコード)あるいは他の適当な通信手段を用いることができる。1つのチャネルでキャンプすることにより、その無線通信装置は、到来する通信およびデータ転送のための呼出を聴取(listen)することができる。キャンプするためのチャネルを見つける過程は一般的に、1つの適当なチャネルが見つかるまで種々のチャネルを順番に聴取することを含む。現在知られている無線通信装置は通常、異なる無線アクセス技術を同時に用いて2つ以上の通信システムにアクセスすることができないので、移動無線通信装置は最初に、1つの通信システムに関連付けられるチャネルを聴取し、その後、別の通信システムに関連付けられるチャネルを聴取しなければならない。このため、キャンプするためのチャネルを特定する過程は非常に時間がかかる可能性がある。
多くの場合に、或る無線通信装置が利用することができる種々の通信システムは、異なる通信事業者によって所有される。たとえば、いくつかの異なる通信事業者がCDMA通信システムにおいてサービスを提供し、いくつかの他の通信事業者がGSM通信システムにおいてサービスを提供している場合がある。異なる通信事業者は、その通信システムを利用するために異なる料金を課金する可能性が高い。それゆえ、無線通信装置は、好ましい通信事業者を選択できることが望ましい。これを果たす1つの方法は、無線通信装置が、利用可能な通信事業者のリストを作成することである。一般的に、これは、利用可能なチャネルを走査し、どの事業者が利用可能であるかを記録することによって行われる。
現在知られている無線通信装置は、異なる無線アクセス技術を同時に用いて2つ以上の通信システムにアクセスするができないので、移動無線通信装置は最初に、1つの通信システムに関連付けられるチャネルを検出し、その後、別の通信システムに関連付けられるチャネルを検出しなければならない。このため、利用可能な通信事業者のリストを作成する過程は非常に時間がかかる可能性がある。
マルチモード無線通信装置は2つの個別の受信機、すなわち第1の無線アクセス技術に関連付けられる第1の受信機と、第2の無線アクセス技術に関連付けられる第2の受信機とを備える。第1および第2の無線アクセス技術には、たとえばCDMAおよびGSMを用いることができる。第1の受信機が動作している間に、第2の受信機が同時に動作する。第1の受信機が第1のチャネル上で第1の信号を受信する。その後、無線通信装置は第1の信号から第1のセル選択情報を得る。セル選択情報には、たとえば第1の信号の信号強度、第1のチャネルに関連付けられる通信事業者、第1の信号の品質評価、あるいは第1のチャネルを待ち受けるための利用可能性を用いることができる。第2の信号が第2の受信機によって第2のチャネル上で受信される。無線通信装置は第2の信号から第2のセル選択情報を得る。その後、無線通信装置は、第1および第2のセル選択情報に基づいて、キャンプするのに適したチャネルを選択する。この選択は、たとえば第1および第2の信号の信号強度、第1および第2の信号の品質評価、あるいは第1および第2のチャネルに関連付けられる通信事業者に基づいて行うことができる。
本発明の別の実施形態では、マルチモード無線通信装置が通信事業者情報を得る。通信事業者情報は、たとえば、マルチモード無線通信装置が受信するチャネル上で通信サービスを提供する通信事業者の識別情報を含むことができる。マルチモード無線通信装置は、第1の無線アクセス技術に関連付けられる第1の受信機と、第2の無線アクセス技術に関連付けられる第2の受信機とを備える。第1の信号が、第1のチャネル上で第1の受信機によって受信される。マルチモード無線通信装置は、第1の信号から、第1のチャネルに関連付けられる第1の通信事業者を得る。その後、マルチモード無線通信装置は、第1の通信事業者が通信事業者リストに追加されるべきか否かを判定する。この判定は、たとえば、その通信事業者が既に通信事業者リストにあるか否かを確認することにより行うことができる。第2の受信機は、第1の受信機が動作している間に同時に動作する。第2の受信機は第2のチャネル上で第2の信号を受信する。その際、マルチモード無線通信装置は、第2の信号から第2のチャネルに関連付けられる第2の通信事業者を得る。その後、マルチモード無線通信装置は、第2の通信事業者が通信事業者リストに追加されるべきか否かを判定する。この判定は、たとえば、その第2の通信事業者が既に通信事業者リストにあるか否かを確認することにより行うことができる。
本発明の別の実施形態では、マルチモード無線通信装置が通信事業者を選択する。マルチモード無線通信装置は、第1の無線アクセス技術に関連付けられる第1の受信機と、第2の無線アクセス技術に関連付けられる第2の受信機とを備える。第1の信号が、第1のチャネル上で第1の受信機によって受信される。その際、マルチモード無線通信装置は、第1の信号から、第1のセル選択情報を得る。第1のセル選択情報は、第1のチャネルに関連付けられる第1の通信事業者を含む。第1のセル選択情報から、マルチモード無線通信装置は、第1のチャネルがキャンプするのに適しているか否かを判定する。この判定は、たとえば、第1の信号の信号強度が十分に高いか否か、第1の信号の品質が十分に高いか否か、あるいはキャンプ可能性の指示が、第1のチャネルが待ち受けのために利用できることを示すか否かによって行うことができる。第1のチャネルがキャンプするのに適している場合には、マルチモード無線通信装置は、第1の通信事業者が通信事業者リストに追加されるべきか否かを判定する。この判定は、たとえば、その通信事業者が既に通信事業者リストにあるか否かを確認することにより行うことができる。第2の受信機は、第1の受信機が動作している間に同時に動作する。第2の受信機は第2のチャネル上で第2の信号を受信する。マルチモード無線通信装置は、第2の信号から第2のセル選択情報を得る。第2のセル選択情報は、第2のチャネルに関連付けられる第2の通信事業者を含む。その後、第2のセル選択情報から、マルチモード無線通信装置は、第2のチャネルがキャンプするのに適しているか否かを判定する。この判定は、たとえば、第2の信号の信号強度が十分に高いか否か、第2の信号の品質が十分に高いか否か、あるいはキャンプ可能性
の指示が、第2のチャネルが待ち受けのために利用できることを示すか否かによって行うことができる。第2のチャネルがキャンプするのに適している場合には、マルチモード無線通信装置は、第2の通信事業者が通信事業者リストに追加されるべきか否かを判定する。この判定は、たとえば、その第2の通信事業者が既に通信事業者リストにあるか否かを確認することにより行うことができる。その後、マルチモード無線通信装置は、通信事業者リスト上の通信事業者から1つの通信事業者を選択する。この選択は、たとえば、通信事業者リスト上にホーム通信事業者がある場合には、通信事業者としてホーム通信事業者を選択することによって、あるいは通信事業者リストから優先順位が最も高い通信事業者を選択することによって行うことができる。ホーム通信事業者は一般的に、マルチモード無線通信装置のユーザが加入している通信事業者である。
本発明のさらに別の実施形態では、マルチモード無線通信装置は、第1および第2の受信機に加えて、マルチモードチャネル選択回路をさらに備える。マルチモードチャネル選択回路は、セル選択情報解析回路およびマルチモードチャネル判定回路を備える。セル選択情報解析回路は第1および第2の受信機から第1および第2の信号を受信し、第1および第2の信号から第1および第2のセル選択情報を得るように動作する。マルチモードチャネル判定回路は、少なくとも第1および第2のセル選択情報に基づいて、マルチモード無線通信装置がキャンプするのに適した回路を選択するように動作する。
数ある利点の中でも、本発明によれば、マルチモード無線通信装置は、より迅速にチャネルを選択するか、あるいは通信事業者情報を収集できるようになる。これは、2つの異なる無線アクセス技術を用いて受信機を同時に動作させることにより果たされる。これにより、無線通信装置がチャネルあるいは通信事業者を選択する間に、その装置のユーザが待たなければならない時間を短縮することができる。マルチモード無線通信装置は、より迅速にチャネルを選択するかあるいは通信事業者情報を収集することにより、電池電力を節約することもできる。
図1は、本発明の一実施形態によるマルチモード無線通信装置100を示す。マルチモード無線通信装置100として、たとえばセルラー電話、ページャ、双方向ラジオ、無線モデムを備えたコンピュータ、個人情報端末、インターネット機器、データ端末あるいは任意の他の適当な装置を用いることができる。マルチモード無線通信装置100は、第1および第2のアンテナ138、140と、第1および第2の送信機134、136と、第1および第2の受信機130、132と、インターフェース装置142と、プロセッサ112と、ディスプレイ114と、ユーザ入力装置116と、メモリ172と、スピーカ122と、ビデオ入力装置120と、入力/出力データポート124と、マイクロフォン118と、SIMカード144と、通信事業者リスト146とを備える。マルチモード無線通信装置100の種々の構成要素は、複数のリンク154〜180によって接続される。リンク154〜180には、電気信号を伝達するための任意の適当な手段を用いることができる。
第1のアンテナ138および第2のアンテナ140には、マルチモード無線通信装置100で信号を送受信するために当該技術分野において知られているような任意の適当なアンテナを用いることができる。第1のアンテナ138および第2のアンテナ140には一般的に、マルチバンド無線通信装置100の内部アンテナか、外部アンテナかのいずれかを用いることができる。一実施形態では、第1のアンテナ138は内部アンテナであり、第2のアンテナ140は外部アンテナである。第1および第2のアンテナ138、140はインターフェース装置142に接続される。インターフェース装置は、第1および第2の送信機134、136、ならびに第1および第2の受信機130、132にも接続される。インターフェース装置142は、第1のアンテナ138と第2のアンテナ140との
間、第1の送信機134と第2の送信機136との間、および第1の受信機130と第2の受信機132との間で信号をルーティングする。例示的なインターフェース装置142は図2に関して後に説明される。
第1の送信機134は、第1の無線アクセス技術に関連付けられる信号を送信するように動作する。第2の送信機136は、第2の無線アクセス技術に関連付けられる信号を送信するように動作する。無線アクセス技術は、たとえば符号分割多元接続(CDMA)、移動通信用グローバルシステム(GSM)、高度移動電話サービス(AMPS)、統合ディスパッチ型高度ネットワーク(Integrated Dispatched Enhanced Network)(IDEN)、他のスペクトル拡散技術、あるいは任意の他の適当な無線アクセス技術を含むことができる。これらの無線アクセス技術の送信機は当該技術分野において知られている。
第1の受信機130は第1の無線アクセス技術に関連付けられる信号を受信するように動作する。第2の受信機132は第2の無線アクセス技術に関連付けられる信号を受信するように動作する。無線アクセス技術は、たとえば符号分割多元接続(CDMA)、移動通信用グローバルシステム(GSM)、高度移動電話サービス(AMPS)、統合ディスパッチ型高度ネットワーク(IDEN)、他のスペクトル拡散技術、あるいは任意の他の適当な無線アクセス技術を含むことができる。これらの無線アクセス技術の受信機は当該技術分野において知られている。
図1の実施形態では、マルチモード無線通信装置100は、複数の受信機入力R1、R2、R3...RNを有する第1の受信機130と、複数の受信機入力AR1、AR2、AR3...ARNを有する第2の受信機132とを備える。またマルチモード無線通信装置100は、複数の出力T1、T2...TNを有する第1の送信機134と、複数の出力AT1、AT2...ATNを有する第2の送信機136とを備える。2つの受信機はそれぞれ対応する送信機を有するが、いくつかの実施形態では、たとえば全地球測位システム(GPS)受信機、あるいは緊急位置特定送信機のように、対応する送信機あるいは受信機を持たない、受信機および/または送信機が用いられる場合もある。
本発明では、第1の送信機134および第2の送信機136は異なる無線アクセス技術に関連付けられる。同様に、第1の受信機130および第2の受信機132は異なる無線アクセス技術に関連付けられる。第1の受信機130および第1の送信機134は合わせて、第1のトランシーバを構成する。同様に、第2の受信機132および第2の送信機136は合わせて、第2のトランシーバを構成する。たとえば、一実施形態では、第1の送信機134はCDMA送信機であり、第2の送信機136はGSM送信機である。同様に、第1の受信機130はCDMA受信機であり、第2の受信機132はGSM受信機である。当該技術分野において知られているように、GSMは時分割多元接続(TDMA)無線アクセス技術である。GSMでは、周波数を時間のブロックに分割することにより、各周波数(たとえばチャネル)が複数の無線通信装置間で共有される。それゆえ、GSM無線通信装置内の各受信機はGSM信号を連続して受信しない。対照的に、CDMAは連続受信モードの無線アクセス技術である。周波数が、複数の無線通信装置間で共有されることになる時間のブロックに分割されないので、無線通信装置内のCDMA受信機がCDMA信号を受信しているとき、その受信機はその信号を連続して受信する。他の連続受信モードの受信機は、たとえば広帯域CDMA、CDMA2000、AMPSあるいはいくつかの他のスペクトル拡散受信機を含む。
本発明の他の実施形態では、無線通信装置100は、CDMAおよびGSM以外の他の無線アクセス技術を用いることができる。たとえば、第1の送信機134および第1の受信機130は広帯域CDMA(W−CDMA)を用いることができ、一方、第2の受信機132および第2の送信機136はCDMA2000を用いることができる。別の実施形
態では、第1の送信機134および第1の受信機130はAMPSを利用し、一方、第2の受信機132および第2の送信機136はGSMを利用する。マルチモード無線通信装置100の送信機および受信機は一般的に、任意の無線アクセス技術を用いることができる。しかしながら、全ての実施形態において、第1の受信機130および第2の受信機132は異なる無線アクセス技術を有する。
一実施形態では、一方の受信機は連続受信モードの受信機である。連続受信モードの受信機が1つのアンテナに接続され、連続受信モードの受信機であっても、なくてもよい他方の受信機が、別の異なるアンテナに接続される。1つの動作モードでは、連続受信モードの受信機は、他方の受信機が信号を受信するのと同時に信号を受信することができる。一実施形態では、他方の受信機は連続受信モードの受信機、たとえばCDMA受信機であるか、あるいは別法では、他方の受信機として、いくつかの他のタイプの受信機、たとえばTDMA受信機を用いることができる。
1つの動作モードでは、第1の信号150が、連続受信モードにおいて動作している第1のトランシーバの第1の受信機130で受信され、第2の信号152が、第1の受信機130がセル選択を判定するために第1の信号を受信しているのと同時に、第2のトランシーバの第2の受信機132で受信される。
関連する受信動作モードでは、第1の信号150は、連続受信モードにおいて動作している第1の受信機130によって受信されるダウンリンク信号であり、第2の信号は、第1の受信機130がダウンリンク信号を受信しているのと同時に、非連続受信モードにおいて動作している第2の受信機132によって受信される。1つの応用形態では、マルチモード無線通信装置100は、CDMAおよびTDMA通信システムにおいて、たとえばW−CDMAおよびGSMシステムにおいて動作し、CDMA受信機はダウンリンクを受信し、TDMA受信機は同時に第2の信号を受信する。
別の関連する受信/受信動作モードでは、第1および第2の受信機130、132の両方が連続モードの受信機、たとえばCDMA受信機であり、第1の受信機130は第1のダウンリンク信号を受信し、第2の受信機132は同時に第2のダウンリンク信号を受信する。
別の動作モード(セル選択が完了した後の、たとえば登録過程中、音声あるいはデータ呼中、あるいは他のセル選択後の通信など)では、第1の信号150は、連続受信モードにおいて動作している第1の受信機130によって受信され、第2の信号152は、第1の受信機130が第1の信号150を受信しているのと同時に第2の送信機136によって送信される。
関連する受信/送信動作モードでは、第1の信号150は、連続受信モードにおいて動作している第1の受信機130によって受信されるダウンリンク信号であり、第2の信号152は、第1の受信機130がダウンリンク信号を受信しているのと同時に非連続送信モードにおいて動作している第2の送信機136によって送信される。1つの応用形態では、マルチモード無線通信装置100は、CDMAおよびTDMA通信システム、たとえばW−CDMAおよびGSMシステムにおいて動作し、CDMA受信機はダウンリンクを受信し、TDMA送信機は同時に第2の信号152を送信する。いくつかの実施形態では、TDMAトランシーバは、CDMA受信機がダウンリンク信号を受信するのと同時に、任意の帯域において送信することができるマルチバンドトランシーバである。
別の動作モードでは、第1の信号150は、連続送信モードにおいて動作している第1のトランシーバの第1の送信機134によって送信され、第2の信号152は、第1の送
信機134が第1の信号150を送信しているのと同時に第2のトランシーバの第2の受信機132によって受信される。
関連する送信/受信動作モードでは、アップリンク信号が連続送信モードにおいて動作している第1の送信機134によって送信され、第2の信号152が、第1の送信機134がアップリンクの第1の信号150を送信するのと同時に第2の受信機132によって受信される。1つの応用形態では、第1の送信機134はCDMA送信機であり、第2の受信機132はTDMA受信機であり、たとえば、PCSおよびDCS帯域において送受信し、高帯域および低帯域において送信することができるマルチモードGSMトランシーバである。
第1の送信機134、第1の受信機130、第2の受信機132および第2の送信機136は全てプロセッサ112に接続される。プロセッサ112には、マイクロプロセッサ、中央演算装置、デジタルシグナルプロセッサ、状態機械または任意の他の適当なデバイスのような任意の種類の処理デバイスを用いることができる。プロセッサは、リンク154〜176上で、マルチモード無線通信装置100の種々の構成要素に対して信号を送受信する。
本発明の一実施形態では、プロセッサ112は、マルチモードチャネル選択回路174を含む。マルチモードチャネル選択回路174は、プロセッサ112内に集積される集積回路としてハードウエアで実装されることができるか、あるいは他の実施形態では、プロセッサ112とは別個の集積回路にすることができる。別法では、マルチモードチャネル選択回路は、メモリ172に記憶され、プロセッサ112によって実行されるソフトウエアルーチンとして実装されることができる。マルチモードチャネル選択回路174の機能のうちの1つがチャネル選択である。チャネル選択は、マルチモード無線通信装置100が登録し、監視するためのチャネルを選択する過程である。マルチモード無線通信装置100は1つのチャネルにおいて登録し、そのチャネルを監視して、呼出、通話、データなどを含む到来信号を受信することができるようにしなければならない。或るチャネルにおいて登録し、監視する過程は、そのチャネルにおいてキャンプすると呼ばれる。
図9は、セル選択情報解析回路904と、マルチモードチャネル判定回路906と、通信事業者リスト作成回路912と、通信事業者選択回路910と、チャネルデータ記憶回路908とを備えるマルチモードチャネル判定回路174の一例を示すブロック図である。マルチモードチャネル判定回路174に含まれるこれらの回路はそれぞれ、メモリ172に記憶され、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるソフトウエアルーチンとして実装されることができる。この例では、プロセッサ112が用いられる。別法では、マルチモードチャネル判定回路174に含まれるこれらの回路はそれぞれ、マルチモードチャネル判定回路174内に集積される回路としてハードウエアで実装されることができる。他の実施形態では、それらの回路はそれぞれ個別の集積回路にすることができる。またそれらの回路は、複数の集積回路内に集合的に構成されることができる。たとえば、通信事業者リスト作成回路912および通信事業者選択回路910は、1つの集積回路として、プロセッサ112とは別個に集合的に構成されることができる。
セル選択情報解析回路904は第1の信号150および第2の信号152を受信する。第1の信号150は、第1のアンテナ138を介して第1のチャネル上で、第1の無線アクセス技術の第1の受信機130によって受信される。第2の信号152は、第2のアンテナ140を介して第2のチャネル上で、第2の無線アクセス技術の第2の受信機132によって受信される。第2の受信機132は、第1の受信機130が第1の信号150を受信するように動作する間に、第2の信号152を受信するように同時に動作する。第1および第2の受信機130、132は、当該技術分野において知られているように、第1
および第2の信号150、152を復調する。復調された第1および第2の信号150、152はその後、第1および第2の受信機130、132によってセル選択情報解析回路904に送られる。
セル選択情報解析回路904は、第1の信号150から第1のセル選択情報950を、第2の信号152から第2のセル選択情報952をそれぞれ得る。第1および第2のセル選択情報950、952は、たとえば、第1の信号の品質評価、第1のチャネルに関連付けられる通信事業者、キャンプ可能性の指示、第1の信号の信号強度、あるいは任意の他の適当なセル選択情報を含むことができる。品質評価には、当該技術分野において知られているように、たとえばGSM信号のために一般的に用いられるようなC1パラメータ、あるいはCDMA信号のために一般的に用いられるようなSパラメータを用いることができる。C1およびSパラメータは受信された信号の品質の測定値である。キャンプ可能性の指示は、そのチャネルがキャンプするために利用できるか否かを示す。或る特定のチャネルは、そのチャネルに関連付けられる通信事業者によって待ち受けに利用できないように指定される場合がある。信号強度(たとえば、受信信号強度指示(RSSI))は、受信された信号の強度の指標であり、当該技術分野においてよく知られている技法を用いて判定されることができる。セル選択情報は、多数の異なる方法で第1および第2の信号から得ることができる。たとえば、信号強度あるいは品質パラメータは、当該技術分野において知られているように、セル選択情報解析回路904によって計算されることができる。第1のチャネルに関連付けられる通信事業者あるいはキャンプ可能性の指示は、セル選択情報解析回路904が復調された信号からセル選択情報を読み出すことにより得ることができる。
通信事業者リスト作成回路912は、セル選択情報解析回路904および通信事業者選択回路910に接続される。通信事業者リスト作成回路912は、第1のチャネルに関連付けられる第1の通信事業者956および第2のチャネルに関連付けられる第2の通信事業者958を受信する。また通信事業者リスト作成回路912は、第1のチャネルおよび第2のチャネルがキャンプするのに適しているか否かに関する指示936を、マルチモードチャネル判定回路906から受信する。通信事業者リスト作成回路912は、第1のチャネルに関連付けられる第1の通信事業者956が通信事業者リスト146に追加されるべきか否かを判定する。通信事業者リスト作成回路912は、第2のチャネルに関連付けられる第2の通信事業者956が通信事業者リスト146に追加されるべきか否かも判定する。通信事業者を通信事業者リスト146に追加するか否かの判定は、たとえば、マルチモードチャネル判定回路906から送られる指示を検査し、その通信事業者が関連付けられるチャネルがキャンプするのに適しているか否かを確認することによって行われることができる。そのチャネルがキャンプするのに適している場合には、その通信事業者が既に通信事業者リスト146にあるか否かが確認される。その通信事業者が通信事業者リスト146にない場合には、通信事業者リスト作成回路912は、その通信事業者を通信事業者リスト146に追加する。通信事業者リスト146は、マルチモード無線通信装置100がどの通信事業者を利用することができるかを記録する。通信事業者リスト146は一般的に、通信事業者リスト作成回路912に接続されるメモリ内に存在する。
通信事業者は、無線通信装置に無線通信サービスを提供する企業あるいは団体である。通常、無線通信装置は、複数の通信事業者を利用することができる。複数の利用可能な通信事業者が同じ無線アクセス技術を用いる場合もあれば、それらの通信事業者が異なる無線アクセス技術を用いる場合もある。通信事業者のうちの1つがマルチモード無線通信装置100のホーム通信事業者の場合もある。ホーム通信事業者は、マルチモード無線通信装置100のユーザが加入している通信事業者である。一般的に、ホーム通信事業者によって提供される通信サービスは、他の通信事業者によって提供される通信サービスよりも料金が安い。マルチモード無線通信装置100のユーザは、好ましい通信事業者のリスト
も有することができる。一般的に、好ましい通信事業者によって提供される通信サービスは、他の通信事業者によって提供される通信サービスよりも料金が安い。それゆえ、マルチモード無線通信装置100は、ホーム通信事業者あるいは好ましい通信事業者のいずれかの通信事業者を選択しようとする。
通信事業者を選択するために、マルチモード無線通信装置100は、最初にどの通信事業者が利用可能であるかを判定しなければならない。これは、第1の受信機130および第2の受信機132で利用可能なチャネルを走査し、それらのチャネル上でどの通信事業者が通信サービスを提供しているかを記録することにより達成される。利用可能な通信事業者は、通信事業者リスト146に記録される。通信事業者リスト146は一般的に、プロセッサ112に接続されるメモリに存在する。
通信事業者選択回路910は、通信事業者リスト146およびマルチモードチャネル判定回路906に接続される。通信事業者選択回路910は、通信事業者リスト146上の通信事業者から、マルチモード無線通信装置100のための通信事業者を選択する。通信事業者の選択は数多くの異なる方法で行われることができる。たとえば、通信事業者リスト146上のこれらの通信事業者のうちの1つがマルチモード無線通信装置100のためのホーム通信事業者である場合には、通信事業者選択回路910はホーム通信事業者を選択することができる。別法では、マルチモード無線通信装置100は好ましい通信事業者リストを有することもできる。好ましい通信事業者リストは、通信事業者を優先順に記載したものを含む。その際、通信事業者選択回路910は、通信事業者リスト146において、好ましい通信事業者リスト上の最も優先順位の高い通信事業者を選択する。
マルチモードチャネル判定回路906は、セル選択情報解析回路904、通信事業者選択回路910、チャネルデータ記憶回路908、通信事業者リスト作成回路912、第1の受信機130および第2の受信機132に接続される。マルチモードチャネル判定回路906は、マルチモード無線通信装置100がどのチャネルでキャンプすることになるかを選択する。マルチモードチャネル判定回路906は、第1および第2の受信機130、132によって同時に受信された第1および第2の信号から得られた第1および第2のセル選択情報950、952に少なくとも基づいてキャンプするためのチャネルを選択する。キャンプするためのチャネルを選択する過程の一部として、マルチモードチャネル判定回路906は最初に、対応するセル選択情報950、952に基づいて、各チャネルがキャンプするのに適しているか否かを判定する。信号の品質評価が低すぎる場合、信号強度が低すぎる場合、あるいはキャンプ可能性の指示が、その信号がキャンプするために利用できないことを示す場合には、その信号はキャンプするのに適していない場合がある。その際、マルチモードチャネル判定回路906は、指示936を通して、通信事業者リスト作成回路912に、或る特定のチャネルがキャンプするのに適しているか否かを通知する。一旦、マルチモードチャネル判定回路906が、キャンプするためのチャネルを選択したなら、マルチモードチャネル判定回路906は、そのチャネル922に関連する無線アクセス技術に関連付けられる受信機に、そのチャネルにおいてキャンプすることを通知する。
マルチモードチャネル判定回路906は、多数の異なる方法で、キャンプするためのチャネルを選択することができる。たとえば、マルチモード無線通信装置100は、セル選択情報950、952に基づいて、チャネルのうちの1つがキャンプするのに適していないことを判定することができる。信号の一方がキャンプするのに適していない場合には、マルチモード無線通信装置100は、その信号のためのチャネルを選択しない。両方の信号がキャンプするのに適している場合には、マルチモード無線通信装置100は、たとえばどちらの無線アクセス技術が好ましいかに基づいて、あるいは異なるチャネルに関連付けられる通信事業者のうちのどちらが好ましいかによって、キャンプするのに適したチャ
ネルを選択することができる。たとえば、通信事業者選択回路910は、通知928を介して、ホーム通信事業者のような、或る特定の所望の通信事業者に関連付けられるチャネルを選択するように、マルチモードチャネル判定回路906に指示することができる。その場合、チャネルのうちの1つが所望の通信事業者に関連付けられ、かつキャンプするのに適している場合には、そのチャネルが選択される。別の例として、マルチモード無線通信装置100は、好ましい通信事業者リストを有することができる。その際、通信事業者選択回路910は、好ましい通信事業者リスト上の最も優先順位の高い通信事業者に関連付けられるチャネルを選択するように、マルチモードチャネル判定回路906に指示する。図3〜図8の方法は、マルチモードチャネル判定回路906がキャンプするためのチャネルを如何にして選択することができるかを、また通信事業者選択回路910がマルチモード無線通信装置100のための通信事業者を如何にして選択するかをさらに詳細に示す。
チャネルデータ記憶回路908はマルチモードチャネル判定回路906に接続される。チャネルデータ記憶回路908は、第1の無線アクセス技術が好ましくないが、第1のチャネルがキャンプするのに適しているときに、第1のチャネルを表すデータを記憶する。別法では、チャネルデータ記憶回路908は、第2の無線アクセス技術が好ましくないが、第2のチャネルがキャンプするのに適しているときに、第2のチャネルを表すデータを記憶する。一般的に、マルチモード無線通信装置100は、好ましい無線アクセス技術を有する。マルチモードチャネル判定回路906が種々の受信信号に対してセル選択情報950、952を検査するとき、所望の通信事業者のためのチャネルがキャンプするのに適しているが、そのチャネルのための無線アクセス技術が好ましい無線アクセス技術ではないことを見いだす場合がある。その場合、チャネルデータ記憶回路908は、そのチャネルを表すデータ926を記憶する。マルチモードチャネル判定回路906が、好ましいアクセス技術に関連付けられるキャンプするのに適したチャネルを特定できない場合には、マルチモードチャネル判定回路906は、マルチモード無線通信装置100に、好ましくない無線アクセス技術を用いて記憶されたデータによって表されるチャネル上でキャンプさせる。
プロセッサ112はメモリ172に接続される。メモリはプロセッサ112内に集積されることができるか、あるいはプロセッサ112から分離されることができる。メモリ172には、RAM、ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、DVD−ROM、CD−ROMあるいは任意の他の適当なメモリを用いることができる。
プロセッサ112はディスプレイ114に接続される。そのようなディスプレイには、たとえば、液晶ディスプレイ、発光ダイオードディスプレイ、陰極線管、あるいは任意の他の適当なディスプレイ装置を用いることができる。プロセッサ112はスピーカ122にも接続される。スピーカ122は、可聴音を生成することができる任意の装置である。またプロセッサ112はユーザ入力装置116にも接続される。ユーザ入力装置116には、キーボード、数字キーパッドあるいは何らかの他の適当なユーザ入力装置を用いることができる。またプロセッサ112はマイクロフォン118にも接続される。マイクロフォン118には、当該技術分野において知られているような、音を電気信号に変換するための任意の適当な装置を用いることができる。またプロセッサ112はビデオ入力装置120にも接続されることができる。そのようなビデオ入力装置120には、たとえばカメラを用いることができる。プロセッサ112はデータポート124にも接続される。データポート124は、マルチモード無線通信装置100が、コンピュータ、データ端末あるいは他の適当な装置などの別の装置に接続されるようにするインターフェースである。データポートは、他の装置に接続するために物理的な接続、赤外線リンク、あるいは無線接続を用いることができる。代替的な実施形態では、マルチモード無線通信装置100は、ディスプレイ114、ユーザ入力装置116、スピーカ122、ビデオ入力装置120、
マイクロフォン118あるいはデータポート124のうちの1つあるいは複数を含まない場合もあることは理解されよう。他の実施形態では、マルチモード無線通信装置100は、図1には示されない他の構成要素を有する場合もある。
マルチモード無線通信装置100は、プロセッサ112に接続されるSIMカード144も含む。当該技術分野において知られているようなSIMカード144は、マルチモード無線通信装置100のユーザに関係する情報を記憶するためのメモリを内蔵する装置である。そのような情報は、たとえば、マルチモード無線通信装置の電話番号、マルチモード無線通信装置100のホーム通信事業者、マルチモード無線通信装置100の好ましい通信事業者のリスト、通信サービスの料金(料金体系)、あるいは他の関連する情報を含むことができる。当該技術分野において知られているように、SIMカード144はマルチモード無線通信装置100から取外し可能である。これにより、マルチモード無線通信装置100のユーザはSIMカードを1つの無線通信装置から別の無線通信装置に移動させて、同じ電話番号、通信事業者などの同じ情報を保持することができる。
図2は、マルチモード無線通信装置100のためのインターフェース装置142の例示的な一実施形態を示す。図2では、インターフェース装置142は2つのアンテナ138、140を、第1の受信機130および第1の送信機134(図1を参照)のような広帯域CDMA受信機および送信機、ならびに第2の受信機132および第2の送信機136のようなGSM受信機および送信機のためのポート230〜242に接続する。この実施形態では、GSM受信機は、2つの個別のチャネル帯域上のチャネルを受信することができるマルチバンド受信機である。同様に、GSM送信機は、2つの個別のチャネル帯域においてGSM信号を送信することができるマルチバンド送信機である。広帯域CDMA受信機ポート230はシンプレクサ212を介して第1のアンテナ138に接続される。広帯域CDMAシンプレクサは当該技術分野において知られている。第2のアンテナ140は、スイッチ222によって、広帯域CDMA送信機ポート232、GSM受信機ポート234、DCS受信機ポート236、PCS受信機ポート238、GSM高帯域送信機ポート242およびGSM低帯域送信機ポート240に接続される。広帯域CDMA送信機ポート232は第2のシンプレクサ216を介してスイッチ222に接続される。低帯域GSM送信機ポート240は、ローパスフィルタ218を介してスイッチ222に接続される。高帯域GSM送信機は第2のローパスフィルタ220を介してスイッチに接続される。ローパスフィルタは当該技術分野において知られている。先に述べられたように、GSM受信機は、2つの周波数帯において周波数を受信することができるマルチバンドGSM受信機である。GSM受信機は2つの異なる方法を用いてアンテナ140に接続されることができる。第1の方法は、GSM受信機を、スイッチ222を介してアンテナ140に接続し、GSM受信機ポート234において、或る周波数帯が受信されるようにする。別法では、GSM受信機は、周波数帯のうちの一方のみにおいて、スイッ222を介してアンテナ140からの信号を受信することができる。これは、アンテナ140からの信号をDCS受信機ポート236あるいはPCS受信機ポート238のいずれかにルーティングする第2のスイッチ224を用いることにより果たされる。
図3は、マルチモード無線通信装置100においてチャネルを選択するための方法を示す流れ図である。この方法は、マルチモード無線通信装置100が登録し、監視するためのチャネルを特定するために用いることができる。或るチャネルにおいて登録し、そのチャネルを監視するこの過程は、そのチャネルにおいてキャンプすると呼ばれる。この方法は、マルチモード無線通信装置100が最初に起動されたときに、あるいは以前に待ち受けていたチャネルにおいて信号を受信することがもはやできないときに、マルチモード無線通信装置100によって用いられることができる。その方法はステップ304および308で開始し、それらのステップが同時に実行される。ステップ304では、第1の信号が、第1の無線アクセス技術に関連付けられる第1の受信機130によって、第1のチャ
ネル上で受信される。第1の無線アクセス技術には、たとえばCDMA、GSM、広帯域CDMA、AMPS、IDEN、CDMA2000あるいは任意の他の適当な無線アクセス技術を用いることができる。
ステップ306では、マルチモード無線通信装置100が第1の信号から第1のセル選択情報を得る。セル選択情報は、たとえば第1の信号の品質評価、第1のチャネルに関連付けられる通信事業者、キャンプ可能性の指示、第1の信号の信号強度、あるいは任意の他の適当なセル選択情報を含むことができる。品質評価には、たとえばGSM信号のために一般的に用いられるようなC1パラメータ、あるいはCDMA信号のために一般的に用いられるようなSパラメータを用いることができる。C1およびSパラメータは受信された信号の品質の測定値である。キャンプ可能性の指示は、そのチャネルがキャンプするために利用できるか否かを示す。或る特定のチャネルは、そのチャネルに関連付けられる通信事業者によってキャンプできないように指定される場合がある。信号強度は、当該技術分野においてよく知られているような受信された信号の強度の指標である。第1のセル選択情報は、多数の異なる方法で第1の信号から得ることができる。たとえば、信号強度あるいは品質パラメータは、当該技術分野において知られているように、第1の受信機130によって、あるいはセル選択情報解析回路904によって計算されることができる。第1のチャネルに関連付けられる通信事業者あるいはキャンプ可能性の指示は、第1の受信機130が第1の信号を復調し、セル選択情報解析回路904が復調された信号からセル選択情報を読み出すことにより得ることができる。
ステップ308では、第2の信号が、第1の受信機130が動作している間に同時に動作している、第2の無線アクセス技術に関連付けられる第2の受信機132によって受信される。第2の無線アクセス技術には、たとえばGSM、CDMA、広帯域CDMA、CDMA2000、AMPS、IDENあるいは任意の他の適当な無線アクセス技術を用いることができる。しかしながら、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術は異なる無線アクセス技術であることに留意されたい。ステップ310では、マルチモード無線通信装置100が、第2の信号から第2のセル選択情報を得る。第2のセル選択情報は、信号の品質評価、第2のチャネルに関連付けられる通信事業者、キャンプ可能性の指示、および第2の信号の信号強度を含むことができる。第2のセル選択情報は、多数の異なる方法で第2の信号から得ることができる。たとえば、信号強度あるいは品質パラメータは、当該技術分野において知られているように、第2の受信機132によって、あるいはプロセッサ112によって計算されることができる。第2のチャネルに関連付けられる通信事業者あるいはキャンプ可能性の指示は、第2の受信機132が第1の信号を復調し、プロセッサが復調された信号からセル選択情報を読み出すことにより得ることができる。
ステップ306および310の後に、ステップ312では、マルチモード無線通信装置100が、第1および第2のセル選択情報に少なくとも基づいて、キャンプするのに適したチャネルを選択する。一般的に、チャネル選択は、マルチモードチャネル判定回路906によって行われるであろう。チャネル選択は多数の異なる方法で行われることができる。たとえば、マルチモード無線通信装置100は、セル選択情報に基づいて、チャネルのうちの1つがキャンプするのに適していないものと判定することができる。信号の品質評価が低すぎる場合、信号強度が低すぎる場合、あるいはキャンプ可能性の指示が、その信号がキャンプするために利用できないことを示す場合には、その信号はキャンプするのに適していない場合がある。信号の一方がキャンプするのに適していない場合には、マルチモード無線通信装置100は他方の信号を選択する。
両方の信号がキャンプするのに適している場合には、マルチモード無線通信装置100は、たとえば、無線アクセス技術のうちのどちらが好ましいかに基づいて、あるいは異な
るチャネルに関連付けられる通信事業者のうちのどちらが好ましいかによって、キャンプするのに適したチャネルを選択することができる。たとえば、ホーム通信事業者が、他の通信事業者よりも好ましい場合がある。その場合に、チャネルのうちの1つがホーム通信事業者に関連付けられ、かつキャンプするのに適している場合には、そのチャネルが選択される。別の例として、マルチモード無線通信装置100は、好ましい通信事業者リストを有することができる。好ましい通信事業者リストは、優先順に多数の異なる通信事業者を記載する。マルチモード無線通信装置100は、好ましい通信事業者リスト上で最も優先順位の高い通信事業者を選択する。
図4は、マルチモード無線通信装置100において通信事業者情報を得るための方法を示す流れ図である。通信事業者情報は、1つのチャネルに関連付けられる通信事業者の識別情報を含む。通信事業者は、或るチャネル上で通信サービスを提供するときに、そのチャネルに関連付けられる。その方法はステップ404および410で同時に開始する。ステップ404では、第1の信号150が、第1の無線アクセス技術に関連付けられる第1の受信機130によって、第1のチャネル上で受信される。第1の無線アクセス技術には、たとえばCDMA、GSM、広帯域CDMA、CDMA2000、AMPS、IDENあるいは任意の他の適当な無線アクセス技術を用いることができる。その際、ステップ406では、マルチモード無線通信装置100のセル選択情報解析回路904が、第1の信号から、第1のチャネルに関連付けられる第1の通信事業者を得る。第1のチャネルに関連付けられる第1の通信事業者は、多数の異なる方法でマルチモード通信装置100によって得られることができる。第1の受信機130は、当該技術分野において知られているように、受信された第1の信号150を復調し、その復調された信号から第1の通信事業者を読み出すことにより、第1の通信事業者を得ることができる。その際、第1の受信機130は、第1の通信事業者を、セル選択情報解析回路904に送るであろう。第1の通信事業者は、セル選択情報解析回路904が第1の受信機130から復調された第1の信号150を受信し、復調された信号から第1の通信事業者を読み出すことにより得られることもできる。
ステップ408では、マルチモード無線通信装置100の通信事業者リスト作成回路912が、第1の通信事業者が通信事業者リスト146に追加されるべきか否かを判定する。通信事業者リスト146は、マルチモード無線通信装置100が1つの通信事業者を選択することができる、利用可能な通信事業者を記載する。通信事業者リスト146は、チャネルと、各チャネルに関連付けられる無線アクセス技術と、各チャネルに関連付けられる通信事業者とのリストを含む。通信事業者リスト作成回路912は、多数の方法で、第1の通信事業者を通信事業者リストに追加するか否かを判定することができる。たとえば、第1の通信事業者が通信事業者リスト146にまだ存在しない場合には、通信事業者リスト146に追加されることができる。それゆえ、通信事業者が通信事業者リスト146にまだ存在しない場合には、通信事業者リスト146に追加される。通信事業者リスト作成回路912は、その通信事業者が関連付けられるチャネルがキャンプするのに適していない場合には、その通信事業者を通信事業者リスト146に追加しないことに留意されたい。
ステップ410では、第2の信号が、第1の受信機130が動作している間に同時に動作している、第2の無線アクセス技術に関連付けられる第2の受信機132によって、第2のチャネル上で受信される。第2の無線アクセス技術には、たとえばCDMA、GSM、CDMA2000、広帯域CDMA、AMPS、IDENあるいは任意の他の適当な無線アクセス技術を用いることができる。しかしながら、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術は異なる無線アクセス技術であることに留意されたい。ステップ412では、マルチモード無線通信装置100が、第2の信号から、第2のチャネルに関連付けられる第2の通信事業者を得る。マルチモード無線通信装置のセル選択情報解析回路
904が、第1の通信事業者が得られたのと概ね同じようにして第2の通信事業者を得ることができる。
ステップ414では、マルチモード無線通信装置100の通信事業者リスト作成回路912が、第2の通信事業者が通信事業者リスト146に追加されるべきか否かを判定する。マルチモード無線通信装置100は、多数の方法で、第2の通信事業者を通信事業者リスト146に追加するか否かを判定することができる。たとえば、第2の通信事業者が通信事業者リスト146にまだ存在しない場合には、通信事業者リスト146に追加されることができる。それゆえ、通信事業者が通信事業者リスト146にまだ存在しない場合には、通信事業者リスト146に追加される。通信事業者リスト作成回路912は、その通信事業者が関連付けられるチャネルがキャンプするのに適していない場合には、その通信事業者を通信事業者リスト146に追加しないことに留意されたい。
図5は、マルチモード無線通信装置100において通信事業者情報を選択するための方法を示す流れ図である。その方法は、同時に実行されるステップ504および512で開始する。ステップ504では、第1の信号150が、第1の無線アクセス技術に関連付けられる第1の受信機130によって、第1のチャネル上で受信される。第1の無線アクセス技術には、たとえばCDMA、GSM、広帯域CDMA、CDMA2000、AMPS、IDENあるいは任意の他の適当な無線アクセス技術を用いることができる。ステップ506では、マルチモード無線通信装置100のセル選択情報解析回路904が、第1の信号から第1のセル選択情報950を得る。第1のセル選択情報は、第1のチャネルに関連付けられる第1の通信事業者956を含む。第1のチャネルに関連付けられる第1の通信事業者は、多数の異なる方法でマルチモード通信装置100によって得られることができる。第1の受信機130は、当該技術分野において知られているように、受信された第1の信号を復調し、その復調された信号から第1の通信事業者956を読み出すことにより、第1の通信事業者956を得ることができる。その際、第1の受信機130は、第1の通信事業者956を、セル選択情報解析回路904に送るであろう。第1の通信事業者956は、セル選択情報解析回路904が第1の受信機130から第1の信号を受信し、当該技術分野において知られているように第1の信号150を復調し、復調された信号から第1の通信事業者956を読み出すことにより得られることもできる。
ステップ508では、マルチモード無線通信装置100が、第1のチャネルがキャンプするのに適しているか否かを判定する。この判定は多数の異なる方法で行われることができる。たとえば、第1のチャネルは、第1の信号150の信号強度が十分に強い場合に、あるいは第1の信号150の品質評価が十分に高い場合に、あるいはキャンプ可能性の指示が、第1のチャネルがキャンプするために利用できることを示す場合に、あるいは任意の他の適当な方法によって、キャンプするのに適していると見なされることができる。ステップ510では、第1のチャネルがキャンプするのに適している場合には、マルチモード無線通信装置100の通信事業者リスト作成回路912が、第1の通信事業者956が通信事業者リスト146に追加されるべきか否かを判定する。この判定は、たとえば、第1の通信事業者が通信事業者リスト146にまだ存在しないか否かによって行うことができる。その際、第1の通信事業者956が通信事業者リスト146にまだ存在しない場合には、通信事業者リスト146に追加される。
ステップ512では、第2の信号152が、第2の無線アクセス技術に関連付けられる第2の受信機132によって、第2のチャネル上で受信される。第2の無線アクセス技術には、たとえばCDMA、GSM、広帯域CDMA、CDMA2000、AMPS、IDENあるいは任意の他の適当な無線アクセス技術を用いることができる。その際、ステップ514では、マルチモード無線通信装置100のセル選択情報解析回路904が、第2の信号152から第2のセル選択情報952を得る。第2のセル選択情報952は、第2
のチャネルに関連付けられる第2の通信事業者958を含む。第2のチャネルに関連付けられる第2の通信事業者958は、多数の異なる方法でマルチモード通信装置100によって得られることができる。第2の受信機132は、当該技術分野において知られているように、受信された第2の信号を復調し、その復調された信号から第2の通信事業者を読み出すことにより、第2の通信事業者を得ることができる。その際、第2の受信機132は、第2の通信事業者を、セル選択情報解析回路904に送るであろう。第2の通信事業者は、セル選択情報解析回路904が第2の受信機132から復調された第2の信号152を受信し、当該技術分野において知られているように第2の信号を復調し、復調された信号から第2の通信事業者958を読み出すことにより得られることもできる。
ステップ516では、マルチモード無線通信装置100のマルチモードチャネル判定回路906が、第2のチャネルがキャンプするのに適しているか否かを判定する。この判定は多数の異なる方法で行われることができる。たとえば、第2のチャネルは、第1の信号の信号強度が十分に強い場合に、あるいは第2の信号の品質評価が十分に高い場合に、あるいはキャンプ可能性の指示が、第2のチャネルがキャンプするために利用できることを示す場合に、あるいは任意の他の適当な方法によって、キャンプするのに適していると見なされることができる。ステップ518では、第2のチャネルがキャンプするのに適している場合には、マルチモード無線通信装置100の通信事業者リスト作成回路912が、第2の通信事業者958が通信事業者リスト146に追加されるべきか否かを判定する。この判定は、たとえば、第2の通信事業者958が通信事業者リスト146にまだ存在しないか否かによって行うことができる。
ステップ520では、マルチモード無線通信装置100の通信事業者選択回路910が、通信事業者リスト146上の通信事業者から1つの通信事業者を選択する。この選択は多数の異なる方法で行われることができる。たとえば、マルチモード無線通信装置100はホーム通信事業者を選択することができる。ホーム通信事業者は、マルチモード無線通信装置100のユーザが加入している通信事業者である。マルチモード無線通信装置100は、ホーム通信事業者が通信事業者リスト146にある場合には、マルチモード無線通信装置100の通信事業者としてホーム通信事業者を選択することができる。マルチモード無線通信装置100は好ましい通信事業者リストを有することもできる。好ましい通信事業者リストは、多数の異なる通信事業者を優先順に記載する。その際、マルチモード無線通信装置100は、通信事業者リスト146から、好ましい通信事業者リスト上で最も優先順位の高い通信事業者を選択することができる。
図6〜図7は、マルチモード無線通信装置100においてチャネルを選択するための方法を示す流れ図である。その方法は、同時に実行される図6のステップ604および図7のステップ704で開始する。ステップ604では、第1の無線アクセス技術に関連付けられる第1の受信機130が、或るチャネルにおいて信号を受信する。第1の無線アクセス技術には、たとえばCDMA、GSM、広帯域CDMA、CDMA2000、AMPS、IDENあるいは任意の他の適当な無線アクセス技術を用いることができる。ステップ606では、マルチモード無線通信装置100が、その信号からセル選択情報を得る。セル選択情報は、たとえば第1の信号の品質評価、第1のチャネルに関連付けられる通信事業者、キャンプ可能性の指示、第1の信号の信号強度、あるいは任意の他の適当なセル選択情報を含むことができる。品質評価には、たとえばGSM信号のために一般的に用いられるようなC1パラメータ、あるいはCDMA信号のために一般的に用いられるようなSパラメータを用いることができる。C1およびSパラメータは受信された信号の品質の測定値である。キャンプ可能性の指示は、そのチャネルがキャンプするために利用できるか否かを示す。或る特定のチャネルは、そのチャネルに関連付けられる通信事業者によって待ち受けに利用できないように指定される場合がある。信号強度は、当該技術分野においてよく知られているような受信された信号の強度の指標である。セル選択情報は、多数の
異なる方法で信号から得ることができる。たとえば、信号強度あるいは品質パラメータは、当該技術分野において知られているように、第1の受信機130によって、あるいはセル選択情報解析回路904によって計算されることができる。第1のチャネルに関連付けられる通信事業者あるいはキャンプ可能性の指示は、第1の受信機130が第1の信号150を復調し、セル選択情報解析回路904が復調された信号からセル選択情報を読み出すことにより得ることができる。
ステップ608では、マルチモード無線通信装置100のマルチモードチャネル判定回路906が、そのチャネルがキャンプするのに適しているか否かを判定する。この判定は、たとえば受信された信号の品質評価、セル選択情報のキャンプ可能性の指示、またはこの信号の信号強度に基づいて、あるいは任意の他の適当な方法を用いて行われることができる。そのチャネルがキャンプするのに適している場合には、ステップ610において、マルチモード無線通信装置100のマルチモードチャネル判定回路906が、そのチャネルに関連付けられる通信事業者が所望の通信事業者であるか否かを判定する。所望の通信事業者には、たとえば、マルチモード無線通信装置100のホーム通信事業者を用いることができるか、あるいはマルチモード無線通信装置100に最後に通信サービスを提供した通信事業者を用いることができる。
そのチャネルに関連付けられる通信事業者が所望の通信事業者でない場合には、ステップ624において、マルチモード無線通信装置100の通信事業者リスト作成回路912が、そのチャネルに関連付けられる通信事業者で通信事業者リスト146を更新するか否かを判定する。この判定は、たとえば、そのチャネルに関連付けられる通信事業者が既に通信事業者リスト146にあるか否かを確認することによって行われることができる。その際、その通信事業者が通信事業者リスト146にまだ存在しない場合には、通信事業者リスト146に追加される。ステップ626では、通信事業者リスト作成回路912が、その通信事業者が通信事業者リスト146に追加されるべきであると判定した場合には、そのチャネルに関連付けられる通信事業者が通信事業者リスト146に追加される。
通信事業者が通信事業者リスト146に追加されるべきか否かにかかわらず、ステップ620では、マルチモード無線通信装置100は、第1の受信機130によって検査すべきチャネルが他にあるか否かを判定する。一般的に、マルチモード無線通信装置100には、どのチャネルがキャンプするために用いることができるかが分かっているであろう。これは、通信サービスのために割り当てられるチャネル帯が通常、政府当局によって割り当てられており、周知されていることによる。さらに、マルチモード無線通信装置100は、電力レベルの初期の検査を行うことにより、走査すべきチャネルの範囲を限定しようとする。たとえば、マルチモード無線通信装置100は最初に、利用することができるチャネルにおいて電力レベルを測定し、その後、十分な電力を有するチャネルにおいてのみ信号を受信しようとすることができる。検査すべきチャネルが他にある場合には、マルチモード無線通信装置100は、ステップ622において、第1の受信機130を別のチャネルに変更する。
ステップ610では、そのチャネルに関連付けられる通信事業者が所望の通信事業者である場合には、ステップ612において、マルチモード無線通信装置100のマルチモードチャネル判定回路906が、第1の無線アクセス技術が好ましい無線アクセス技術であるか否かを判定する。無線アクセス技術が好ましいか否かは、たとえば、マルチモード無線通信装置100のユーザの選択、マルチモード無線通信装置100のホーム通信事業者の選択、あるいは種々の無線アクセス技術に関する通信サービスの推定される料金によることができる。第1の無線アクセス技術が好ましい無線アクセス技術である場合には、ステップ614において、マルチモード無線通信装置100がそのチャネルでキャンプする。ステップ616では、マルチモード無線通信装置100が、第1および第2の受信機1
30、132によって受信される信号から得られるセル選択情報950、952の処理を中止する。処理を中止することは、たとえば、第1および第2の受信機130、132をオフにするか、あるいはプロセッサ112が第1および第2の受信機130、132から受信されるさらに別の情報を処理するのを止めることからなることができる。
第1の無線アクセス技術が好ましい無線アクセス技術でない場合には、ステップ628において、マルチモード無線通信装置が、そのチャネルを表すデータを、チャネルデータ記憶回路908に記憶する。ステップ630では、マルチモード無線通信装置が、第1の受信機130によって受信される信号から得られるセル選択情報を処理するのを中止する。この処理の中止は、たとえば、第1の受信機130をオフにするか、あるいはセル選択情報プロセッサ回路904が第1の受信機130から受信されるさらに別の情報を処理するのを止めることによって達成されることができる。
ステップ632では、マルチモード無線通信装置100が、第2の受信機132によって検査すべきチャネルが他にあるか否かを判定する。第2の受信機132によって検査すべきチャネルが他にある場合には、マルチモード無線通信装置100は、全ての他のチャネルが第2の受信機132によって検査されるまで待機する。一旦、チャネルが第2の受信機132によって検査されたなら、ステップ634において、マルチモード無線通信装置100のマルチモードチャネル判定回路906が、第2の受信機がキャンプするのに適したチャネルを見つけたか否かを判定する。ステップ636では、第2の受信機がキャンプするのに適したチャネルを見つけなかった場合には、マルチモード無線通信装置100は、記憶されたデータによって表されるチャネルにおいてキャンプする。
ステップ620において、第1の受信機130によって検査すべきチャネルが他になかった場合には、ステップ640において、マルチモード無線通信装置100は、第1の受信機130によって受信される信号から得られるセル選択情報の処理を中止する。処理の中止は、たとえば、第1の受信機130をオフすることによって、あるいはプロセッサ112が第1の受信機130から受信された情報を処理するのを止めることによって達成されることができる。ステップ642では、マルチモード無線通信装置100が、第2の受信機132によって検査すべきチャネルが他にあるか否かを判定する。
図6〜図7の方法は、使用可能な全てのチャネルが第1の受信機130および第2の受信機132によって検査された後にのみステップ644に到達する。ステップ644では、マルチモード無線通信装置100の通信事業者選択回路910が、通信事業者リスト146から1つの通信事業者を選択する。この選択は、多数の異なる方法で行われることができる。たとえば、通信事業者リスト146上の通信事業者のうちの1つがマルチモード無線通信装置100のためのホーム通信事業者である場合には、通信事業者選択回路910はホーム通信事業者を選択することができる。別法では、マルチモード無線通信装置100は、好ましい通信事業者リストを有することができる。好ましい通信事業者リストは、通信事業者を優先順に記載したものを含む。その際、通信事業者選択回路910は、好ましい通信事業者リスト上で最も優先順位が高い、通信事業者リスト146上の通信事業者を選択する。その後、ステップ646では、マルチモード無線通信装置100が、選択された通信事業者に関連付けられるチャネルにおいてキャンプする。
図7の流れ図の部分に移ると、ステップ704では、第1の受信機130が同時に動作している間に、第2の無線アクセス技術に関連付けられる第2の受信機132が、或るチャネルにおいて信号を受信する。第2の無線アクセス技術には、たとえばCDMA、GSM、広帯域CDMA、CDMA2000、AMPS、IDENあるいは任意の他の適当な無線アクセス技術を用いることができる。ステップ708では、マルチモード無線通信装置100のマルチモードチャネル判定回路906が、そのチャネルがキャンプするのに適
しているか否かを判定する。この判定は、たとえば受信された信号の品質評価、セル選択情報のキャンプ可能性の指示、またはこの信号の信号強度に基づいて、あるいは任意の他の適当な方法を用いて行われることができる。そのチャネルがキャンプするのに適している場合には、ステップ710において、マルチモードチャネル判定回路906が、そのチャネルに関連付けられる通信事業者が所望の通信事業者であるか否かを判定する。所望の通信事業者には、たとえば、マルチモード無線通信装置100のホーム通信事業者を用いることができるか、あるいはマルチモード無線通信装置100に最後に通信サービスを提供した通信事業者を用いることができる。
そのチャネルに関連付けられる通信事業者が所望の通信事業者でない場合には、ステップ724において、通信事業者作成回路912が、そのチャネルに関連付けられる通信事業者で通信事業者リスト146を更新するか否かを判定する。この判定は、たとえば、そのチャネルに関連付けられる通信事業者が既に通信事業者リスト146にあるか否かを確認することによって行われることができる。その際、その通信事業者が通信事業者リスト146にまだ存在しない場合には、通信事業者リスト146に追加される。ステップ726では、通信事業者作成回路912が、その通信事業者が通信事業者リスト146に追加されるべきであると判定した場合には、そのチャネルに関連付けられる通信事業者が通信事業者リストに追加される。
通信事業者が通信事業者リスト146に追加されるべきか否かにかかわらず、ステップ720では、マルチモード無線通信装置100は、第2の受信機132によって検査すべきチャネルが他にあるか否かを判定する。検査すべきチャネルが他にある場合には、マルチモード無線通信装置100は、ステップ722において、第2の受信機132を別のチャネルに変更する。
ステップ710では、そのチャネルに関連付けられる通信事業者が所望の通信事業者である場合には、ステップ712において、マルチモードチャネル判定回路906が、第2の無線アクセス技術が好ましい無線アクセス技術であるか否かを判定する。無線アクセス技術が好ましいか否かは、たとえば、マルチモード無線通信装置100のユーザの選択、マルチモード無線通信装置100のホーム通信事業者の選択、あるいは種々の無線アクセス技術に関する通信サービスの推定される料金によることができる。第2の無線アクセス技術が好ましい無線アクセス技術である場合には、ステップ714において、マルチモード無線通信装置100がそのチャネルでキャンプする。ステップ716では、マルチモード無線通信装置100が、第1および第2の受信機130、132によって受信される信号から得られるセル選択情報の処理を中止する。処理を中止することは、たとえば、第1および第2の受信機130、132をオフにするか、あるいはプロセッサ112が第1および第2の受信機130、132から受信されるさらに別の情報を処理するのを止めることからなることができる。
第2の無線アクセス技術が好ましい無線アクセス技術でない場合には、ステップ728において、マルチモード無線通信装置が、そのチャネルを表すデータを、チャネルデータ記憶回路908に記憶する。ステップ730では、マルチモード無線通信装置が、第2の受信機132によって受信される信号から得られるセル選択情報を処理するのを中止する。この処理の中止は、たとえば、第2の受信機132をオフにするか、あるいはプロセッサ112が第2の受信機132から受信されるさらに別の情報を処理するのを止めることによって達成されることができる。
ステップ732では、マルチモード無線通信装置100が、第1の受信機130によって検査すべきチャネルが他にあるか否かを判定する。第1の受信機130によって検査すべきチャネルが他にある場合には、マルチモード無線通信装置100は、全ての他のチャ
ネルが第1の受信機130によって検査されるまで待機する。一旦、チャネルが第1の受信機130によって検査されたなら、ステップ734において、マルチモード無線通信装置100が、第1の受信機がキャンプするのに適したチャネルを見つけたか否かを判定する。ステップ736では、第1の受信機130がキャンプするのに適したチャネルを見つけなかった場合には、マルチモード無線通信装置100は、記憶されたデータによって表されるチャネルにおいてキャンプする。
ステップ720において、第2の受信機132によって検査すべきチャネルが他になかった場合には、ステップ740において、マルチモード無線通信装置は、第2の受信機130によって受信される信号から得られるセル選択情報の処理を中止する。処理の中止は、たとえば、第2の受信機132をオフすることによって、あるいはセル選択情報解析回路904が第2の受信機132から受信された情報を処理するのを止めることによって達成されることができる。
図8は、マルチモード無線通信装置100において通信事業者情報を得るための方法を示す流れ図である。ステップ804では、利用可能な通信事業者の走査が開始される。この走査は多数の異なる方法で開始されることができ、そのうちの2つがステップ806および808に示される。ステップ806では、マルチモード無線通信装置100が、ホーム通信事業者でない通信事業者において待ち受けているときに、タイマ(図示せず)に応答して利用可能な通信事業者のための走査を開始する。ホーム通信事業者は他の通信事業者よりも低い料金で通信サービスを提供する可能性が高いので、ホーム通信事業者に関連付けられるチャネルにおいてキャンプすることが可能であればそうすることが望ましい。マルチモード無線通信装置100がホーム通信事業者に関連付けられるチャネルで待ち受けていないとき、マルチモード無線通信装置100は、ホーム通信事業者に関連付けられるチャネルを特定するために、定期的に探索を開始する。利用可能な通信事業者を次に走査するまでにマルチモード無線通信装置100が待つ時間は、タイマ(図示せず)によって決定される。タイマは、SIMカード144において指定される時間に設定されることができるか、あるいはタイマはデフォルトの時間に設定されることができるか、あるいはいくつかの他の適当な時間が用いられる場合がある。
代替的な実施形態では、ステップ808において、マルチモード無線通信装置100が、マルチモード無線通信装置100のユーザからの要求に応答して、利用可能な通信事業者のための走査を開始する。マルチモード無線通信装置100のユーザは、マルチモード無線通信装置100に現在通信サービスを提供している通信事業者が、たとえば料金などの何らかの理由から望ましくないことを理解することができる。その場合に、マルチモード無線通信装置100のユーザは、他の通信事業者を特定するための走査を開始することができる。
その後、その方法はステップ810および824に進み、それらのステップはマルチモード無線通信装置100によって同時に実行される。ステップ810では、第1の無線アクセス技術に関連付けられる第1の受信機130が、1つのチャネル上で信号を受信する。第1の無線アクセス技術には、たとえばGSM、CDMA、広帯域CDMA、CDMA2000、AMPS、IDENあるいは任意の他の適当な無線アクセス技術を用いることができる。その後、ステップ812では、マルチモード無線通信装置100のセル選択情報解析回路904が、第1の信号から、そのチャネルに関連付けられる通信事業者を得る。第1のチャネルに関連付けられる通信事業者は、多数の異なる方法で、マルチモード通信装置100によって得られることができる。第1の受信機130は、当該技術分野において知られているように、受信された第1の信号を復調し、復調された信号から通信事業者を読み出すことにより通信事業者を得ることができる。その際、第1の受信機130は、その通信事業者を、セル選択情報解析回路904に送るであろう。通信事業者は、セル
選択情報解析回路904が第1の受信機130から復調された信号を受信し、当該技術分野において知られているようにその信号を復調し、復調された信号から通信事業者を読み出すことによっても得られることができる。
ステップ814では、マルチモード無線通信装置100の通信事業者リスト作成回路912が、そのチャネルに関連付けられる通信事業者が通信事業者リスト146に追加されるべきか否かを判定する。この判定は、たとえば、その通信事業者が通信事業者リスト146に既にあるか否かを確認することによって行われることができる。その後、その通信事業者が通信事業者リスト146にまだ存在しない場合には、通信事業者リスト146に追加される。ステップ816では、通信事業者が通信事業者リスト146に追加されるべきと判定された場合には、通信事業者リスト作成回路912が通信事業者を通信事業者リスト146に追加する。ステップ818では、マルチモードチャネル判定回路906が、その通信事業者がマルチモード無線通信装置100のためのホーム通信事業者であるか否かを判定する。その通信事業者がホーム通信事業者ではない場合には、ステップ820において、マルチモード無線通信装置100が、第1の受信機130によって他に検査されるべきチャネルがあるか否かを判定する。他に検査すべきチャネルがある場合には、その後、ステップ822において、マルチモード無線通信装置100が第1の受信機130を別のチャネルに変更する。
ステップ818では、走査がユーザによって開始されない場合で、かつ通信事業者がマルチモード無線通信装置100のためのホーム通信事業者であった場合には、ステップ840において、マルチモード無線通信装置100は第1および第2の信号の処理を中止する。これは、第1および第2の受信機130、132をオフすることにより、あるいはプロセッサ112が第1および第2の受信機130、132から受信されるさらに別の情報を処理するのを止めることにより果たされることができる。ステップ841では、マルチモード無線通信装置100が、ホーム通信事業者に関連付けられるチャネルにおいてキャンプする。
ステップ820において、第1の受信機130によってさらに検査すべきチャネルがない場合には、ステップ821において、マルチモード無線通信装置100が、第2の受信機132によってさらに検査すべきチャネルがあるか否かを判定する。第2の受信機132によってさらに検査すべきチャネルがない場合には、ステップ844において、通信事業者選択回路910は、通信事業者リスト146上の通信事業者から1つの通信事業者を選択する。この選択は、多数の異なる方法で果たされることができる。たとえば、通信事業者リスト146上のこれらの通信事業者のうちの1つがマルチモード無線通信装置100のためのホーム通信事業者である場合には、ホーム通信事業者が選択されることができる。別法では、マルチモード無線通信装置100は好ましい通信事業者リストを有することができる。好ましい通信事業者リストは、通信事業者を優先順に記載したものを含む。その際、マルチモード無線通信装置100は、好ましい通信事業者リストにおいて最も優先順位が高い、通信事業者リスト146上の通信事業者を選択する。その後、ステップ846において、マルチモード無線通信装置100が、選択された通信事業者に関連付けられるチャネルにおいてキャンプする。
ステップ824では、第1の受信機130が動作している間に同時に動作している、第2の無線アクセス技術に関連付けられる第2の受信機132が、1つのチャネル上で信号を受信する。第2の無線アクセス技術には、たとえば、GSM、CDMA、広帯域CDMA、CDMA2000、AMPS、IDENあるいは任意の他の適当な無線アクセス技術を用いることができる。その後、ステップ826において、セル選択情報解析回路904が、その信号からチャネルに関連付けられる通信事業者を得る。そのチャネルに関連付けられる通信事業者は、多数の異なる方法でマルチモード通信装置100によって得られる
ことができる。第2の受信機132は、当該技術分野において知られているように、受信された信号を復調し、復調された信号から通信事業者を読み出すことにより、通信事業者を得ることができる。その際、第2の受信機132は、その通信事業者を、セル選択情報解析回路904に送るであろう。通信事業者は、セル選択情報解析回路904が第2の受信機132から信号を受信し、復調された信号から通信事業者を読み出すことによっても得られることができる。
ステップ830では、マルチモード無線通信装置100が、そのチャネルに関連付けられる通信事業者が通信事業者リスト146に追加されるべきか否かを判定する。この判定は、たとえば、その通信事業者が通信事業者リスト146に既にあるか否かを確認することによって行われることができる。その際、その通信事業者が通信事業者リスト146にまだ存在していない場合には、通信事業者リスト146に追加される。ステップ832において、その通信事業者が通信事業者リスト146に追加されるべきであるものと判定された場合には、通信事業者リスト作成回路912が、その通信事業者を、通信事業者リスト146に追加する。ステップ834では、マルチモードチャネル判定回路906が、その通信事業者がマルチモード無線通信装置100のためのホーム通信事業者であるか否かを判定する。その通信事業者がホーム通信事業者でない場合には、ステップ836において、マルチモード無線通信装置100は、第2の受信機132によってさらに検査すべきチャネルがあるか否かを判定する。さらに検査すべきチャネルがある場合には、ステップ838において、マルチモード無線通信装置100が第2の受信機132を別のチャネルに変更する。
ステップ834において、その通信事業者がマルチモード無線通信装置100のためのホーム通信事業者であった場合には、ステップ840および841が上記のように実行される。ステップ836において、第2の受信機132によってさらに検査すべきチャネルがない場合には、ステップ837において、マルチモード無線通信装置100は、第1の受信機130によってさらに検査すべきチャネルがあるか否かを判定する。第1の受信機130によってさらに検査すべきチャネルがない場合には、ステップ844および846が上記のように実行される。
図8に示される方法の代替的な実施形態では、ステップ818、840、834および841がその方法に含まれない。その場合、マルチモード無線通信装置100は、ホーム通信事業者に関連付けられるチャネルが見つかったときでも、受信される信号の処理を中止しない。代わりに、マルチモード無線通信装置は、各チャネルを検査している間に、通信事業者を通信事業者リスト146に追加し続ける。
他の実施形態では、マルチモード無線通信装置100は1つあるいは複数のプロセッサを有する。メモリ172が1つあるいは複数のプロセッサに接続される。メモリ172は、1つあるいは複数のプロセッサに接続され、1つあるいは複数のプロセッサによって実行されると、1つあるいは複数のプロセッサに図3〜図8に関して説明されたステップのような本発明によるステップを実行させる、実行可能な命令を記憶している記憶装置である。
これまでの説明は、異なる無線アセクス技術の2つの受信機を含むマルチモード無線通信装置を利用するための多数の関連する方法を提供してきた。各方法において、2つの受信機は信号を同時に受信し、その信号から、マルチモード無線通信装置が、その信号が受信されたチャネルに関連付けられるセル選択情報あるいは通信事業者のような情報を得る。2つの受信機で信号を同時に受信することにより、マルチモード無線通信装置はより迅速に、キャンプするためのチャネルを特定するか、利用可能な通信事業者のリストを作成するか、あるいは通信事業者を選択することができる。これらのタスクがより迅速に実行
されるので、マルチモード無線通信装置はより速やかにパワーセーブモードに移行することができ、マルチモード無線通信装置の電池寿命が延ばされる。さらに、マルチモード無線通信装置は、マルチモード無線通信装置のユーザに通信機能をより迅速に提供することができる。
本発明の他の変形形態および変更形態の実施態様ならびにその種々の態様は当業者には明らかであり、本発明は説明された特定の実施形態によって限定されないことは理解されたい。たとえば、マルチモード無線通信装置100は、3つ以上の異なる無線アクセス技術を用いる3つ以上の受信機および/または送信機を備えてもよい。マルチモード無線通信装置100は、第1の無線アクセス技術に関連付けられる複数の受信機および/または送信機、ならびに第2の無線アクセス技術に関連付けられる1つまたは複数の受信機および/または送信機を備えることもできる。マルチモード無線通信装置100は、図1に示される全ての構成要素を備えるとは限らないか、あるいは図1に示される構成要素以外の構成要素を備えることもできる。異なる無線アクセス技術を有する複数の受信機を用いて、信号を同時に受信し、セル選択情報あるいは通信事業者情報に加えて、他の情報を得ることができる。それゆえ、本発明によれば、本明細書に開示され、特許請求される基本的な根底をなす原理の精神および範囲内に入るありとあらゆる変更形態、変形形態あるいは同等の形態が網羅されるものと考えられる。
本発明の例示的な一実施形態による無線移動通信装置を示す図。 無線移動通信装置において用いるためのインターフェース装置の一実施形態を示す図。 本発明の一実施形態によるマルチモード無線通信装置においてチャネルを選択するための方法を示す流れ図。 本発明の一実施形態によるマルチモード無線通信装置において通信事業者情報を得るための方法を示す流れ図。 本発明の一実施形態によるマルチモード無線通信装置において通信事業者を選択するための方法を示す流れ図。 本発明の一実施形態によるマルチモード無線通信装置においてチャネルを選択するための別の方法を示す流れ図。 図6の流れ図の続きの流れ図。 本発明の一実施形態によるマルチモード無線通信装置において通信事業者情報を得るための方法を示す流れ図。 本発明の一実施形態によるマルチモードチャネル選択回路の一例を示すブロック図。

Claims (10)

  1. マルチモード無線通信装置においてチャネルを選択するための方法であって、
    第1の無線アクセス技術に関連付けられる第1の受信機によって第1のチャネル上で第1の信号を受信すること、
    前記第1の信号から第1のセル選択情報を得ること、
    前記第1の受信機が動作している間に同時に動作している、第2の無線アクセス技術に関連付けられる第2の受信機によって第2のチャネル上で第2の信号を受信すること、
    前記第2の信号から第2のセル選択情報を得ること、および
    前記第1のセル選択情報および前記第2のセル選択情報に少なくとも基づいて、待ち受ける、すなわちキャンプ(camp)するのに適したチャネルを選択すること
    を含む、マルチモード無線通信装置においてチャネルを選択するための方法。
  2. 前記選択するステップは、
    前記第1のセル選択情報から、前記第1のチャネルがキャンプするのに適しているか否かを判定するステップと、
    前記第1のチャネルがキャンプするのに適しており、かつ前記第1の無線アクセス技術が好ましいときに、前記第1のチャネルにおいてキャンプするステップと、
    前記第2のセル選択情報の処理を中止するステップと
    を含む、請求項1に記載のマルチモード無線通信装置においてチャネルを選択するための方法。
  3. 前記第1のセル選択情報から、前記第1のチャネルがキャンプするのに適しているか否かを判定するステップと、
    前記第1の無線アクセス技術が好ましくなく、かつ前記第1のチャネルがキャンプするのに適しているときに、該第1のチャネルを表すデータを記憶するステップと、
    前記第1の受信機によって受信される信号の処理を中止するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載のマルチモード無線通信装置においてチャネルを選択するための方法。
  4. 前記選択することは、
    前記第2の無線アクセス技術のチャネルがキャンプするのに適していないことを判定するステップと、
    前記第2の無線アクセス技術のチャネルがキャンプするのに適していないときに、前記記憶されたデータによって表される前記チャネルにおいてキャンプするステップと
    を含む、請求項3に記載のマルチモード無線通信装置においてチャネルを選択するための方法。
  5. 前記第1のセル選択情報から、前記第1のチャネルがキャンプするのに適しているか否かを判定するステップと、
    前記第1のチャネルがキャンプするのに適している場合には、前記第1のセル選択情報から、前記第1のチャネルに関連付けられる通信事業者が好ましい通信事業者であるか否かを判定するステップと、
    前記第1のチャネルに関連付けられる前記通信事業者のうちの少なくとも1つが好ましい通信事業者であり、かつ前記第1の無線アクセス技術が好ましい無線アクセス技術である場合には、前記第1のチャネルでキャンプするステップと
    をさらに含む、請求項1に記載のマルチモード無線通信装置においてチャネルを選択するための方法。
  6. 前記第1のセル選択情報から、前記第1のチャネルがキャンプするのに適しているか否か
    を判定するステップと、
    前記第1のチャネルがキャンプするのに適している場合には、前記第1のセル選択情報から、前記第1のチャネルに関連付けられる通信事業者が好ましい通信事業者であるか否かを判定するステップと、
    前記第1のチャネルに関連付けられる前記通信事業者が好ましい通信事業者であり、前記第1のチャネルがキャンプするのに適している場合には、前記第1の無線アクセス技術が好ましいアクセス技術でないときに、前記第1のチャネルを表すデータを記憶するステップと、
    前記第1の受信機によって受信される信号の処理を中止するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載のマルチモード無線通信装置においてチャネルを選択するための方法。
  7. マルチモード無線通信装置であって、
    第1のチャネル上で第1の信号を受信するように動作することができる、第1の無線アクセス技術に関連付けられる第1の受信機と、
    該第1の受信機が前記第1の信号を受信するように動作している間に同時に動作しながら、第2のチャネル上で第2の信号を受信するように動作することができる、第2の無線アクセス技術に関連付けられる第2の受信機と、
    前記第1の受信機および前記第2の受信機に動作可能に接続されるマルチモードチャネル選択回路であって、前記第1の受信機および前記第2の受信機によって同時に受信された前記第1の信号および前記第2の信号から得られる第1のセル選択情報および第2のセル選択情報に少なくとも基づいて、キャンプするのに適したチャネルを選択するように動作することができる、マルチモードチャネル選択回路と
    を備える、マルチモード無線通信装置。
  8. セル選択情報解析回路に接続される通信事業者リスト作成回路をさらに備え、該通信事業者リスト作成回路は、前記第1のチャネルに関連付けられる第1の通信事業者が通信事業者リストに追加されるべきであるか否かを判定するように動作することができる、請求項7に記載のマルチモード無線通信装置。
  9. 前記マルチモードチャネル選択回路に接続される通信事業者選択回路をさらに備え、該通信事業者選択回路は、前記通信事業者リスト上の前記通信事業者から、マルチモード無線通信装置のための通信事業者を選択するように動作することができる、請求項8に記載のマルチモード無線通信装置。
  10. 前記マルチモードチャネル選択回路に接続されるチャネルデータ記憶回路をさらに備え、該チャネルデータ記憶回路は、前記第1の無線アクセス技術が好ましくなく、前記第1のチャネルがキャンプするのに適しているときに、前記第1のチャネルを表すデータを記憶し、
    前記マルチモードチャネル選択回路はさらに、前記第2の無線アクセス技術のチャネルがキャンプするのに適していないときに、前記記憶されたデータによって表される前記チャネルにおいてキャンプするように動作することができる、請求項7に記載のマルチモード無線通信装置。
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