JP2004153311A - 移動局における周波数選択方法、移動局及び周波数選択用プログラム - Google Patents

移動局における周波数選択方法、移動局及び周波数選択用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】移動局が通信に利用する周波数をできるだけ均等に選択することが可能な周波数選択方法を提供する。
【解決手段】移動局100内の制御部130は、通信に使用される可能性のある周波数の品質を測定し、これら測定した周波数の中から最良の品質の周波数と、該最良の品質の周波数との品質の差が所定範囲にある周波数とを選択候補として特定する。更に制御部130は、選択候補の中から移動局100が通信に使用すべき周波数をランダムに選択する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動局及び基地局を有する移動通信システムにて移動局が通信に使用すべき周波数を選択するための周波数選択方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、移動通信システムでは、移動局は、通信に使用する可能性のある複数の周波数を探索し、その中から最良の品質を有する周波数を通信に利用する周波数として選択して待ち受け状態に入る。基地局が複数の周波数の信号を同一の電力で送信するような運用が行われる移動通信システムでは、移動局がこれら複数の周波数の品質を測定した場合、送信側である基地局及び受信側である移動局のアンテナの周波数特性や、時間的理由、場所的理由、更には測定誤差等により、特定の周波数が他の周波数よりも品質が良いと判断されることがある。このため、移動局が品質の最も良い周波数を選択すると、その選択される周波数に偏りが生じる。
【0003】
また、第3世代の移動通信方式であるIMT−2000(International Mobile Telecommunicaitons 2000)では、移動局によって使用可能な周波数が300程度も存在する。このため、移動局が全ての周波数を探索したのでは、周波数選択して待ち受け状態に入るまでの時間がかかり、電池の消耗も大きくなる。このような問題の対策として、移動局は、過去に使用した周波数を優先的に探索し(非特許文献1参照)、探索した周波数の中から通信に使用する周波数を選択するという手法を採ることがある。しかし、この手法では、移動局が周波数を選択する際に、偏りが生じないようにする考慮がなされていない。
【0004】
【非特許文献1】
「3GPP TS 25.304 V3.10.0(2002−03)」、5.2.3 Cell Selection Process b)StoredInformation Cell Selection
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、移動局が選択する周波数に偏りが生じることは、移動局が周波数をできるだけ均等に選択することにより、移動通信システム全体における無線リソースの利用効率を向上させるという観点からは、必ずしも適切な選択方法ではない。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決するものであり、その目的は、移動局が通信に利用する周波数をできるだけ均等に選択することが可能な周波数選択方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は請求項1に記載されるように、移動通信システムにて移動局が通信に使用すべき周波数を選択するための周波数選択方法において、前記移動局の通信に使用される可能性のある周波数の品質を測定し、前記測定した周波数の中から最良の品質の周波数と、該最良の品質の周波数との品質の差が所定範囲にある周波数とを選択候補として特定し、前記特定した周波数の中から移動局が通信に使用すべき周波数をランダムに選択することを特徴とする。
【0008】
このような周波数選択方法では、移動局は、最良の品質の周波数と、該最良の品質の周波数との品質の差が所定範囲にある周波数とを選択候補としており、選択候補となる条件をできるだけ少なくしている。このため、通信に使用される可能性のある全ての周波数を選択候補とはしない一方で、できるだけ多くの周波数を選択候補とすることができる。更に、移動局は、その選択候補の周波数の中から移動局が通信に使用すべき周波数をランダムに選択しており、周波数をできるだけ均等に選択することが可能となる。
【0009】
また、本発明は請求項2に記載されるように、移動通信システムにて移動局が通信に使用すべき周波数を選択するための周波数選択方法において、前記移動局の通信に使用される可能性のある周波数の品質を測定し、前記測定した周波数の中から所定の品質以上の周波数を選択候補として特定し、前記特定した周波数の中から移動局が通信に使用すべき周波数をランダムに選択することを特徴とする。
【0010】
このような周波数選択方法では、移動局は、所定の品質以上の周波数を選択候補としており、選択候補となる条件をできるだけ少なくしている。このため、請求項1に記載された発明と同様、通信に使用される可能性のある全ての周波数を選択候補とはしない一方で、できるだけ多くの周波数を選択候補とすることができる。更に、移動局は、その選択候補の周波数の中から移動局が通信に使用すべき周波数をランダムに選択しており、周波数をできるだけ均等に選択することが可能となる。
【0011】
また、本発明は請求項3に記載されるように、移動通信システムにて移動局が通信に使用すべき周波数を選択するための周波数選択方法において、前記移動局の通信に使用される可能性のある周波数の品質を測定し、前記測定した周波数の中から所定の品質以上であり、且つ、最良の品質の周波数及び該最良の品質の周波数との品質の差が所定範囲にある周波数を選択候補として特定し、前記特定した周波数の中から移動局が通信に使用すべき周波数をランダムに選択することを特徴とする。
【0012】
このような周波数選択方法では、移動局は、所定の品質以上であり、且つ、最良の品質の周波数及び該最良の品質の周波数との品質の差が所定範囲にある周波数を選択候補としており、選択候補となる条件をできるだけ少なくしている。このため、請求項1及び2に記載された発明と同様、通信に使用される可能性のある全ての周波数を選択候補とはしない一方で、できるだけ多くの周波数を選択候補とすることができる。更に、移動局は、その選択候補の周波数の中から移動局が通信に使用すべき周波数をランダムに選択しており、周波数をできるだけ均等に選択することが可能となる。
【0013】
また、本発明は請求項4に記載されるように、請求項2又は3に記載の移動局における周波数選択方法において、前記所定の品質は、周波数変更が不要な基準となる値であることを特徴とする。
【0014】
この場合には、移動局は、周波数変更が不要な基準となる値以上の品質を有する周波数を選択するため、適切な周波数選択が可能となるとともに、頻繁に周波数が変更され、移動局の処理に負荷がかかることを防止することができる。
【0015】
また、本発明は請求項5に記載されるように、移動通信システムにて移動局が通信に使用すべき周波数を選択するための周波数選択方法において、前記移動局が過去に使用した周波数を記憶し、所定の条件下で、前記記憶した周波数以外の周波数を移動局が通信に使用すべき周波数として選択することを特徴とする。
【0016】
このような周波数選択方法では、過去に使用した周波数を探索候補から外すことにより、周波数をできるだけ均等に選択することが可能となる。
【0017】
また、本発明は請求項6に記載されるように、請求項5に記載の移動局における周波数選択方法において、周波数の選択回数が所定回に達した場合に、前記記憶した周波数を探索候補から外すことを特徴とする。
【0018】
また、本発明は請求項7に記載されるように、通信に使用する可能性のある周波数の品質を測定する品質測定手段と、前記品質測定手段により測定された周波数の中から最良の品質の周波数と、該最良の品質の周波数との品質の差が所定範囲にある周波数とを選択候補として特定する選択候補特定手段と、前記選択候補特定手段により特定された周波数の中から通信に使用すべき周波数をランダムに選択する周波数選択手段とを備えることを特徴とする移動局である。
【0019】
また、本発明は請求項8に記載されるように、通信に使用する可能性のある周波数の品質を測定する品質測定手段と、前記品質測定手段により測定された周波数の中から所定の品質以上の周波数を選択候補として特定する選択候補特定手段と、前記選択候補特定手段により特定された周波数の中から通信に使用すべき周波数をランダムに選択する周波数選択手段とを備えることを特徴とする移動局である。
【0020】
また、本発明は請求項9に記載されるように、通信に使用する可能性のある周波数の品質を測定する品質測定手段と、前記品質測定手段により測定された周波数の中から所定の品質以上であり、且つ、最良の品質の周波数及び該最良の品質の周波数との品質の差が所定範囲にある周波数を選択候補として特定する選択候補特定手段と、前記選択候補特定手段により特定された周波数の中から通信に使用すべき周波数をランダムに選択する周波数選択手段とを備えることを特徴とする移動局である。
【0021】
また、本発明は請求項10に記載されるように、請求項8又は9に記載の移動局において、前記所定の品質は、周波数変更が不要な基準となる値であることを特徴とする移動局である。
【0022】
また、本発明は請求項11に記載されるように、過去に使用した周波数を記憶する使用周波数記憶手段と、所定の条件下で、前記記憶された周波数以外の周波数を移動局が通信に使用すべき周波数として選択する周波数選択手段とを備えることを特徴とする。
【0023】
また、本発明は請求項12に記載されるように、請求項11に記載の移動局において、前記周波数選択手段は、周波数の選択回数が所定回に達した場合に、前記記憶された周波数を探索候補から外すことを特徴とする。
【0024】
また、本発明は請求項13に記載されるように、移動局の通信に使用される可能性のある周波数の品質を測定する手順と、前記測定した周波数の中から最良の品質の周波数と、該最良の品質の周波数との品質の差が所定範囲にある周波数とを選択候補として特定する手順と、前記特定した周波数の中から移動局が通信に使用すべき周波数をランダムに選択する手順とを移動局に実行させるための周波数選択用プログラムである。
【0025】
また、本発明は請求項14に記載されるように、移動局の通信に使用される可能性のある周波数の品質を測定する手順と、前記測定した周波数の中から所定の品質以上の周波数を選択候補として特定する手順と、前記特定した周波数の中から移動局が通信に使用すべき周波数をランダムに選択する手順とを移動局に実行させるための周波数選択用プログラムである。
【0026】
また、本発明は請求項15に記載されるように、移動局の通信に使用される可能性のある周波数の品質を測定する手順と、前記測定した周波数の中から所定の品質以上であり、且つ、最良の品質の周波数及び該最良の品質の周波数との品質の差が所定範囲にある周波数を選択候補として特定する手順と、前記特定した周波数の中から移動局が通信に使用すべき周波数をランダムに選択する手順とを移動局に実行させるための周波数選択用プログラムである。
【0027】
また、本発明は請求項16に記載されるように、請求項14又は15に記載の周波数選択用プログラムにおいて、前記所定の品質は、周波数変更が不要な基準となる値であることを特徴とする周波数選択用プログラムである。
【0028】
また、本発明は請求項17に記載されるように、移動局が過去に使用した周波数を記憶する手順と、所定の条件下で、前記記憶した周波数以外の周波数を移動局が通信に使用すべき周波数として選択する手順とを移動局に実行させるための周波数選択用プログラムである。

【0029】
また、本発明は請求項17に記載されるように、請求項17に記載の周波数選択用プログラムにおいて、周波数の選択回数が所定回に達した場合に、前記記憶した周波数を探索候補から外す手順を移動局に実行させるための周波数選択用プログラムである。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る周波数選択方法が適用される移動局の構成例である。同図に示す移動局100は、通信に使用可能な周波数の中から1つの周波数を選択し、当該周波数を用いて、図示しない移動通信システム内の基地局との間で通信を行う。この移動局100は、アンテナ110、送受信部120、制御部130、記憶部140、音声処理部150、マイク160及びスピーカ170を備える。
【0031】
送受信部120は、後述する周波数選択処理により得られた周波数を用いて基地局と無線通信を行う。音声処理部150は、マイク160からの音声信号に対して、例えばW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)の通信方式に沿った所定の処理(音声符号化処理、拡散処理等)を行い、その結果得られた音声信号を送受信部120へ出力する。送受信部120は、この音声信号をアンテナ110を介して送信する。また、音声処理部150は、送受信部120によって受信された音声信号に対して、W−CDMAの通信方式に沿った所定の処理(逆拡散処理、音声復号処理等)を行う。その結果得られた信号は、スピーカ170へ出力され、当該スピーカ170が音声出力を行う。
【0032】
制御部130は、送受信部120及び音声処理部150を制御し、移動局100における通信を可能にする。また、制御部130は、品質測定機能132、選択候補特定機能134及び周波数選択機能136を有し、これら各機能により、後述する周波数選択処理を行い、更に待ち受け動作を行う。記憶部140は、通信に必要な情報(電話帳、各種定数等)を格納するとともに、後述する周波数選択処理に必要な情報(周波数移行不要閾値、使用周波数リスト等)を格納する。
【0033】
以下、移動局100における周波数選択処理を、第1実施例乃至第5実施例により説明する。
(第1実施例)
図2は、第1実施例における制御部130の動作を示すフローチャートである。移動局100の電源がオン状態になると(ステップ101)、制御部130は、測定候補を設定する(ステップ102)。測定候補とは、通信に使用される可能性のある周波数であり、制御部130による周波数探索処理により得られるものである。周波数探索処理は、通信に使用される可能性のある全ての周波数を対象にする場合と、通信に使用される可能性のある全ての周波数のうち所定の規準で決められた周波数を対象とする場合とがある。
【0034】
次に、制御部130は、設定した測定候補の品質を測定する(ステップ103)。図3は、第1実施例における移動局100の位置と周波数品質との対応を示す図である。同図において、基地局1は、周波数fAの信号と周波数fCの信号とを同一の電力で送信している。また、基地局2は、周波数fBの信号と周波数fCの信号とを同一の電力で送信している。移動局100がP1の位置に存在する場合、当該移動局100における周波数の品質は、fC、fA、fB、fDの順であり、その値は、例えば図4に示すものとなる。一方、移動局100がP2の位置に存在する場合、当該移動局100における周波数の品質は、fC、fB、fA、fDの順であり、その値は、例えば図5に示すものとなる。
【0035】
次に、制御部130は、品質を測定した周波数のうち、最良の品質を有する周波数と、その最良の品質を有する周波数との品質の差が所定範囲にある周波数とを、選択候補として特定する(ステップ104)。所定範囲が3dBmである場合を例に考える。移動局100が図3に示すP1の位置に存在し、その位置における周波数の品質が図4に示すものであった場合、制御部130は、−60dBmの品質を有する周波数fCを最良の品質の周波数として認識する。更に、制御部130は、この周波数fCとの品質の差が3dBm以内である周波数fAを認識する。そして、制御部130は、これら周波数fC及び周波数fAを選択候補として特定する。
【0036】
一方、移動局100が図3に示すP2の位置に存在し、その位置における周波数の品質が図5に示すものであった場合、制御部130は、−70dBmの品質を有する周波数fCを最良の品質の周波数として認識する。更に、制御部130は、この周波数fCとの品質の差が3dBm以内である周波数fA、fB及びfDを認識する。そして、制御部130は、これら周波数fCと、周波数fA、fB及びfDとを選択候補として特定する。
【0037】
制御部130は、このようにして選択候補を特定した後、これら選択候補の中から1つの周波数をランダムに選択する(ステップ105)。上述したように、選択候補は、最良の品質を有する周波数と、その最良の品質を有する周波数との品質の差が所定範囲にある周波数であるため、何れの周波数が選択されても、通信の品質には、大きな相違はない。従って、制御部130が選択候補の中から1つの周波数をランダムに選択しても問題はない。
【0038】
次に、制御部130は、選択した周波数によって基地局から送信される報知情報を受信し、待ち受け動作を行う(ステップ106)。
【0039】
このように、第1実施例では、移動局100内の制御部130は、通信に使用される可能性のある周波数の品質を測定し、これら測定した周波数の中から最良の品質の周波数と、該最良の品質の周波数との品質の差が所定範囲にある周波数とを選択候補として特定した上で、移動局100が通信に使用すべき周波数をランダムに選択する。従って、通信に使用される可能性のある全ての周波数を選択候補とはしない一方で、できるだけ多くの周波数を選択候補とするとともに、周波数をできるだけ均等に選択することが可能となる。
(第2実施例)
図6は、第2実施例における制御部130の動作を示すフローチャートである。ステップ201〜203の動作は、図2におけるステップ101〜103の動作と同様である。即ち、移動局100の電源がオン状態になると(ステップ201)、制御部130は、測定候補を設定する(ステップ202)。更に、制御部130は、設定した測定候補の品質を測定する(ステップ203)。
【0040】
次に、制御部130は、品質を測定した周波数の中に、所定の品質基準よりも品質の良い周波数が存在するか否かを判定する(ステップ204)。所定の品質基準よりも品質の良い周波数が存在する場合、制御部130は、当該所定の品質基準よりも品質の良い周波数を選択候補として特定する(ステップ205)。
【0041】
図7は、移動局100の位置と周波数品質との対応を示す図である。同図では、図3と同様、基地局1は、周波数fAの信号と周波数fCの信号とを同一の電力で送信し、基地局2は、周波数fBの信号と周波数fCの信号とを同一の電力で送信している。また、図8は、移動局100が図7のP1の位置に存在する場合の当該移動局100における周波数の品質を示し、図9は、移動局100が図7のP2の位置に存在する場合の当該移動局100における周波数の品質を示す。なお、ここでは品質基準は−75dBmであるものとする。
【0042】
移動局100が図7に示すP1の位置に存在する場合、基地局1からの周波数fC及びfAは、品質基準を超える品質であり、基地局2からの周波数fB及びfDの品質は品質基準以下である。従って、この場合、制御部130は、周波数fC及びfAを選択候補として特定する。一方、移動局100が図7に示すP2の位置に存在する場合、基地局1からの周波数fC及びfAの品質と、基地局2からの周波数fB及びfDの品質とは、何れも品質基準を超えている。従って、制御部130は、周波数fA、fB、fC及びfDを選択候補として特定する。
【0043】
次に、制御部130は、選択候補の中から1つの周波数をランダムに選択する(ステップ206)。上述したように、選択候補は、品質基準よりも品質の良い周波数であるため、何れの周波数が選択されても、通信の品質には問題がない。従って、制御部130が選択候補の中から1つの周波数をランダムに選択しても問題はない。
【0044】
一方、制御部130は、所定の品質基準よりも品質の良い周波数が存在しないと判断した場合、品質を測定した周波数のうち、最良の品質の周波数を選択する(ステップ207)。
【0045】
次に、制御部130は、ステップ206又はステップ207において選択した周波数によって基地局から送信される報知情報を受信し、待ち受け動作を行う(ステップ208)。
【0046】
このように、第2実施例では、移動局100内の制御部130は、通信に使用される可能性のある周波数の品質を測定し、これら測定した周波数の中から所定の品質基準よりも品質の良い周波数を選択候補として特定した上で、移動局100が通信に使用すべき周波数をランダムに選択する。従って、通信に使用される可能性のある全ての周波数を選択候補とはしない一方で、できるだけ多くの周波数を選択候補とするとともに、周波数をできるだけ均等に選択することが可能となる。
(第3実施例)
図10は、第3実施例における制御部130の動作を示すフローチャートである。ステップ301〜303の動作は、図2におけるステップ101〜103の動作と同様である。即ち、移動局100の電源がオン状態になると(ステップ301)、制御部130は、測定候補を設定する(ステップ302)。更に、制御部130は、設定した測定候補の品質を測定する(ステップ303)。
【0047】
次に、制御部130は、品質を測定した周波数の中に、所定の品質基準よりも品質の良い周波数が存在するか否かを判定する(ステップ304)。所定の品質基準よりも品質の良い周波数が存在する場合、制御部130は、当該所定の品質基準よりも品質が良く、且つ、最良の品質を有する周波数及びその最良の品質を有する周波数との品質の差が所定範囲にある周波数とを、選択候補として特定する(ステップ305)。
【0048】
次に、制御部130は、選択候補の中から1つの周波数をランダムに選択する(ステップ306)。上述したように、選択候補は、品質基準よりも品質が良く、且つ、最良の品質を有する周波数及びその最良の品質を有する周波数であるため、何れの周波数が選択されても、通信の品質には問題がなく、相違も大きくない。従って、制御部130が選択候補の中から1つの周波数をランダムに選択しても問題はない。
【0049】
一方、制御部130は、所定の品質基準よりも品質の良い周波数が存在しないと判断した場合、品質を測定した周波数のうち、最良の品質の周波数を選択する(ステップ307)。
【0050】
次に、制御部130は、ステップ306又はステップ307において選択した周波数によって基地局から送信される報知情報を受信し、待ち受け動作を行う(ステップ308)。
【0051】
このように、第3実施例では、移動局100内の制御部130は、通信に使用される可能性のある周波数の品質を測定し、これら測定した周波数の中から所定の品質基準よりも品質が良く、且つ、最良の品質を有する周波数及びその最良の品質を有する周波数との品質の差が所定範囲にある周波数を選択候補として特定した上で、移動局100が通信に使用すべき周波数をランダムに選択する。従って、通信に使用される可能性のある全ての周波数を選択候補とはしない一方で、できるだけ多くの周波数を選択候補とするとともに、周波数をできるだけ均等に選択することが可能となる。
(第4実施例)
図11は、第4実施例における制御部130の動作を示すフローチャートである。移動局100の電源がオン状態になると(ステップ401)、制御部130は、記憶部140に周波数移行不要閾値が格納されているか否かを判定する(ステップ402)。周波数移行不要閾値は、移動局100がハンドオーバ処理を行う必要のない周波数の品質の最低値を示す。即ち、移動局100が通信に用いている周波数の品質が周波数移行不要閾値以上であれば、ハンドオーバ処理を行う必要がない。この周波数移行不要閾値は、以前に移動局100が通信を行っていた際に、基地局から送信される報知情報に含まれているものである。
【0052】
制御部130は、記憶部140に周波数移行不要閾値が格納されている場合、その周波数移行不要閾値を品質基準として設定する(ステップ403)。一方、制御部130は、記憶部140に周波数移行不要閾値が格納されていない場合には、予め設定されている品質基準をそのまま用いる。
【0053】
以降のステップ404〜ステップ410の処理は、図10におけるステップ302〜ステップ308の処理と同様である。即ち、制御部130は、測定候補を設定し(ステップ404)、その設定した測定候補の品質を測定する(ステップ405)。
【0054】
更に、制御部130は、品質を測定した周波数の中に、所定の品質基準よりも品質の良い周波数が存在するか否かを判定する(ステップ406)。所定の品質基準よりも品質の良い周波数が存在する場合、制御部130は、当該所定の品質基準よりも品質が良く、且つ、最良の品質を有する周波数及びその最良の品質を有する周波数との品質の差が所定範囲にある周波数とを、選択候補として特定する(ステップ407)。次に、制御部130は、選択候補の中から1つの周波数をランダムに選択する(ステップ408)。一方、制御部130は、所定の品質基準よりも品質の良い周波数が存在しないと判断した場合、品質を測定した周波数のうち、最良の品質の周波数を選択する(ステップ409)。
【0055】
次に、制御部130は、ステップ408又はステップ409において選択した周波数によって基地局から送信される報知情報を受信し、待ち受け動作を行う(ステップ410)。
【0056】
そして、制御部130は、報知情報に周波数移行不要閾値が含まれている場合には、その周波数移行不要閾値を記憶部140に格納する(ステップ411)。
【0057】
このように、第4実施例では、第3実施例と同様、移動局100内の制御部130は、通信に使用される可能性のある周波数の品質を測定し、これら測定した周波数の中から所定の品質基準よりも品質が良く、且つ、最良の品質を有する周波数及びその最良の品質を有する周波数との品質の差が所定範囲にある周波数を選択候補として特定した上で、移動局100が通信に使用すべき周波数をランダムに選択する。従って、通信に使用される可能性のある全ての周波数を選択候補とはしない一方で、できるだけ多くの周波数を選択候補とするとともに、周波数をできるだけ均等に選択することが可能となる。
【0058】
また、第4実施例では、制御部130は、周波数移行不要閾値よりも品質の良い周波数を選択するため、頻繁に周波数が変更され、移動局100の処理に負荷がかかることを防止することができる。
(第5実施例)
図12は、第5実施例における制御部130の動作を示すフローチャートである。移動局100の電源がオン状態になると(ステップ501)、制御部130は、過去に移動局100が使用した周波数が記憶部140に格納されているか否かを判定する(ステップ502)。過去に移動局100が使用した各周波数は、例えば使用周波数リストとして記憶部140に格納される。過去に移動局100が使用した周波数が記憶部140に記憶されている場合、制御部130は、これらの周波数を探索候補として設定する(ステップ503)。
【0059】
次に制御部130は、内蔵するカウンタ(図示せず)の値を1増加させ(ステップ504)、更にそのカウンタの値が所定値の整数倍であるか否かを判定する(ステップ505)。カウンタの値が所定値の整数倍である場合、制御部130は、記憶部140に記憶された全ての周波数、即ち、過去に使用した全ての周波数を探索候補から外す(ステップ506)。カウンタの値が所定値の整数倍でない場合には、制御部130は、この動作を行わない。
【0060】
更に制御部130は、探索候補の周波数について探索を行い(ステップ507)、周波数を発見したか否かを判定する(ステップ508)。制御部130は、周波数を発見した場合には、その発見した周波数によって基地局から送信される報知情報を受信し、待ち受け動作を行う(ステップ517)。
【0061】
一方、制御部130は、ステップ508において周波数を発見しなかったと判断した場合、使用可能な全ての周波数を探索候補として設定する(ステップ509)。更に制御部130は、内蔵するカウンタの値が所定値の整数倍であるか否かを判定する(ステップ510)。カウンタの値が所定値の整数倍である場合、制御部130は、記憶部140に記憶された全ての周波数を探索候補から外す(ステップ511)。カウンタの値が所定値の整数倍でない場合には、制御部130は、この動作を行わない。
【0062】
更に制御部130は、探索候補の周波数について探索を行い(ステップ512)、周波数を発見したか否かを判定する(ステップ513)。制御部130は、周波数を発見した場合には、その発見した周波数によって基地局から送信される報知情報を受信し、待ち受け動作を行う(ステップ517)。また、制御部130は、周波数を発見しなかった場合には、過去に移動局100が使用した周波数が記憶部140に格納されているか否かの判定(ステップ502)以降の動作を繰り返す。
【0063】
また、制御部130は、ステップ502において過去に移動局100が使用した周波数が記憶部140に格納されていないと判断した場合、使用可能な全ての周波数を探索候補として設定する(ステップ514)。更に制御部130は、探索候補の周波数について探索を行い(ステップ515)、周波数を発見したか否かを判定する(ステップ516)。制御部130は、周波数を発見した場合には、その発見した周波数によって基地局から送信される報知情報を受信し、待ち受け動作を行う(ステップ517)。また、制御部130は、周波数を発見しなかった場合には、過去に移動局100が使用した周波数が記憶部140に格納されているか否かの判定(ステップ502)以降の動作を繰り返す。
【0064】
なお、制御部130は、ステップ508、513又は516において複数の周波数が発見されたと判断した場合には、ステップ517において、これら発見された複数の周波数を選択候補とし、当該選択候補の中から1つの周波数をランダムに選択する。
【0065】
このように、第5実施例では、制御部130は、過去に使用した周波数については探索候補から外しており、周波数をできるだけ均等に選択することが可能となる。特に、第5実施例では、制御部130は、周波数の選択回数が所定値の整数倍になる毎に、過去に使用した周波数を探索候補から外しており、常に探索候補から外すのではない。このため、過去に移動局100が使用した周波数の中で最も品質が良いと予想される、直前に移動局100が使用した周波数についても、選択する可能性は担保される。従って、制御部130は、直前に使用した周波数を探索候補から外しつつも、通信の品質を確保することが可能である。
【0066】
なお、上述した第1乃至第5実施例では、何れも移動局100の電源がオン状態になった場合における動作を説明したが、移動局100が移動通信システムのサービスエリア外からサービスエリア内へ移動した場合にも、同様の動作が行われる。
【0067】
【発明の効果】
上述の如く、本願発明によれば、移動局が通信に利用する周波数をできるだけ均等に選択することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動局の構成例を示す図である。
【図2】第1実施例における制御部の動作を示すフローチャートである
【図3】第1実施例における移動局の位置と周波数品質との対応を示す図である。
【図4】図3の位置P1における周波数品質を示す図である。
【図5】図3の位置P2における周波数品質を示す図である。
【図6】第2実施例における制御部の動作を示すフローチャートである
【図7】第2実施例における移動局の位置と周波数品質との対応を示す図である。
【図8】図7の位置P1における周波数品質を示す図である。
【図9】図7の位置P2における周波数品質を示す図である。
【図10】第3実施例における制御部の動作を示すフローチャートである
【図11】第4実施例における制御部の動作を示すフローチャートである
【図12】第5実施例における制御部の動作を示すフローチャートである
【符号の説明】
100 移動局
110 アンテナ
120 送受信部
130 制御部
132 品質測定機能
134 選択候補特定機能
136 周波数選択機能
140 記憶部
150 音声処理部
160 マイク
170 スピーカ

Claims (18)

  1. 移動通信システムにて移動局が通信に使用すべき周波数を選択するための周波数選択方法において、
    前記移動局の通信に使用される可能性のある周波数の品質を測定し、
    前記測定した周波数の中から最良の品質の周波数と、該最良の品質の周波数との品質の差が所定範囲にある周波数とを選択候補として特定し、
    前記特定した周波数の中から移動局が通信に使用すべき周波数をランダムに選択することを特徴とする移動局における周波数選択方法。
  2. 移動通信システムにて移動局が通信に使用すべき周波数を選択するための周波数選択方法において、
    前記移動局の通信に使用される可能性のある周波数の品質を測定し、
    前記測定した周波数の中から所定の品質以上の周波数を選択候補として特定し、
    前記特定した周波数の中から移動局が通信に使用すべき周波数をランダムに選択することを特徴とする移動局における周波数選択方法。
  3. 移動通信システムにて移動局が通信に使用すべき周波数を選択するための周波数選択方法において、
    前記移動局の通信に使用される可能性のある周波数の品質を測定し、
    前記測定した周波数の中から所定の品質以上であり、且つ、最良の品質の周波数及び該最良の品質の周波数との品質の差が所定範囲にある周波数を選択候補として特定し、
    前記特定した周波数の中から移動局が通信に使用すべき周波数をランダムに選択することを特徴とする移動局における周波数選択方法。
  4. 請求項2又は3に記載の移動局における周波数選択方法において、
    前記所定の品質は、周波数変更が不要な基準となる値であることを特徴とする移動局における周波数選択方法。
  5. 移動通信システムにて移動局が通信に使用すべき周波数を選択するための周波数選択方法において、
    前記移動局が過去に使用した周波数を記憶し、
    所定の条件下で、前記記憶した周波数以外の周波数を移動局が通信に使用すべき周波数として選択することを特徴とする移動局における周波数選択方法。
  6. 請求項5に記載の移動局における周波数選択方法において、
    周波数の選択回数が所定回に達した場合に、前記記憶した周波数を探索候補から外すことを特徴とする移動局における周波数選択方法。
  7. 通信に使用する可能性のある周波数の品質を測定する品質測定手段と、
    前記品質測定手段により測定された周波数の中から最良の品質の周波数と、該最良の品質の周波数との品質の差が所定範囲にある周波数とを選択候補として特定する選択候補特定手段と、
    前記選択候補特定手段により特定された周波数の中から通信に使用すべき周波数をランダムに選択する周波数選択手段と、
    を備えることを特徴とする移動局。
  8. 通信に使用する可能性のある周波数の品質を測定する品質測定手段と、
    前記品質測定手段により測定された周波数の中から所定の品質以上の周波数を選択候補として特定する選択候補特定手段と、
    前記選択候補特定手段により特定された周波数の中から通信に使用すべき周波数をランダムに選択する周波数選択手段と、
    を備えることを特徴とする移動局。
  9. 通信に使用する可能性のある周波数の品質を測定する品質測定手段と、
    前記品質測定手段により測定された周波数の中から所定の品質以上であり、且つ、最良の品質の周波数及び該最良の品質の周波数との品質の差が所定範囲にある周波数を選択候補として特定する選択候補特定手段と、
    前記選択候補特定手段により特定された周波数の中から通信に使用すべき周波数をランダムに選択する周波数選択手段と、
    を備えることを特徴とする移動局。
  10. 請求項8又は9に記載の移動局において、
    前記所定の品質は、周波数変更が不要な基準となる値であることを特徴とする移動局。
  11. 過去に使用した周波数を記憶する使用周波数記憶手段と、
    所定の条件下で、前記記憶された周波数以外の周波数を移動局が通信に使用すべき周波数として選択する周波数選択手段と、
    を備えることを特徴とする移動局。
  12. 請求項11に記載の移動局において、
    前記周波数選択手段は、周波数の選択回数が所定回に達した場合に、前記記憶された周波数を探索候補から外すことを特徴とする移動局。
  13. 移動局の通信に使用される可能性のある周波数の品質を測定する手順と、
    前記測定した周波数の中から最良の品質の周波数と、該最良の品質の周波数との品質の差が所定範囲にある周波数とを選択候補として特定する手順と、
    前記特定した周波数の中から移動局が通信に使用すべき周波数をランダムに選択する手順と、
    を移動局に実行させるための周波数選択用プログラム。
  14. 移動局の通信に使用される可能性のある周波数の品質を測定する手順と、
    前記測定した周波数の中から所定の品質以上の周波数を選択候補として特定する手順と、
    前記特定した周波数の中から移動局が通信に使用すべき周波数をランダムに選択する手順とを移動局に実行させるための周波数選択用プログラム。
  15. 移動局の通信に使用される可能性のある周波数の品質を測定する手順と、
    前記測定した周波数の中から所定の品質以上であり、且つ、最良の品質の周波数及び該最良の品質の周波数との品質の差が所定範囲にある周波数を選択候補として特定する手順と、
    前記特定した周波数の中から移動局が通信に使用すべき周波数をランダムに選択する手順と、
    を移動局に実行させるための周波数選択用プログラム。
  16. 請求項14又は15に記載の周波数選択用プログラムにおいて、
    前記所定の品質は、周波数変更が不要な基準となる値であることを特徴とする周波数選択用プログラム。
  17. 移動局が過去に使用した周波数を記憶する手順と、
    所定の条件下で、前記記憶した周波数以外の周波数を移動局が通信に使用すべき周波数として選択する手順と、
    を移動局に実行させるための周波数選択用プログラム。
  18. 請求項17に記載の周波数選択用プログラムにおいて、
    周波数の選択回数が所定回に達した場合に、前記記憶した周波数を探索候補から外す手順を移動局に実行させるための周波数選択用プログラム。
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