JP4522631B2 - 無線通信システムの“境界領域”においてサービスを獲得する方法および装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に無線通信システムに関し、とくに2つのサービス領域間の“境界領域”においてサービスを獲得する可能性を改善する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
セルラー通信システムは一般に、セルとして知られている多数の小さい地理的領域を含む地理的サービス領域にサービスを提供する。各セルは、セルサイトまたは基地局として知られている送信機−受信機ステーションによってサービスされる。セルサイトは地上ライン、またはマイクロ波リンクのような別の通信リンクによって移動電話交換局(MTSO)に接続されている。MTSOは公衆交換電話網に接続されている。
【0003】
現在のFCCルール下では、任意の所定の地理的サービス領域は2つのまでの競合するセルラー無線通信サービスのプロバイダ(サービスプロバイダ、システムプロバイダ、セルラーキャリア、または単に“キャリア”とも呼ばれる)によってサービスされてもよい。任意の所定の地理的位置内の2つのキャリアをそれぞれ“A”および“B”キャリアとして一般的に示すと、“A”および“B”の各キャリアは、キャリアを特有に識別するシステム識別コード(SID)に関連付けられている。たとえば、キャリアAはベル・アトランティック社であり、SDI=46を有していてもよく、またキャリアBはセルラー・ワン社であり、SDI=25を有していてもよい。任意の所定の地理的サービス領域内の2つのサービスプロバイダは、サービスが提供される周波数の異なったグループ(またはセット)を割当てられる。すなわち、キャリアAは第1の周波数セットを割当てられており、キャリアBはAの周波数セットと重複しない第2の周波数セットを割当てられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、所定の各地理的サービス領域には1以上の隣接した地理的サービス領域がある。隣接した地理的サービス領域のそれぞれもまた“A´”および“B´”キャリアと呼ばれる2つのキャリアによってサービスされている。AキャリアおよびA´キャリアのそれぞれのSIDは異なる。同様に、BキャリアおよびB´キャリアのそれぞれのSIDは異なる。しかしながら、AキャリアおよびA´キャリアは共に同じ周波数セットを使用してサービスを提供する。同様に、BキャリアおよびB´キャリアは共に同じ周波数セットを使用してサービスを提供する。2つの地理的サービス領域が一致する(たとえば、キャリアAのセルがキャリアA´のセルと重複する)領域はしばしば“境界領域”と呼ばれる。以下に説明するように、このような境界領域内でユーザ端末がサービスを獲得する場合に問題が生じることがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、同じ周波数を共有する2つの通信システムによってサービスされる境界領域においてサービスを獲得するための方法および装置に関する。本発明の方法は、最も強いおよび2番目に強い制御チャンネルを決定するために制御チャンネルの予め定められた範囲を走査するステップを含んでいる。その後、最も強い制御チャンネルによって受取られた信号に関連した第1のシステム識別コード(SID)が受理可能であるかどうかが決定される。これは、たとえば、第1のSIDを受容可能なSIDのリストと比較することによって行われることができる。通常、最も強い制御チャンネルにより受信された信号に関連したSIDが受理可能でない場合には、システム獲得プロセスは中止される。しかしながら、本発明では、第1のSIDが受理可能でないと認められた場合に、2番目に強い制御チャンネルにより受信された信号に関連したSIDが受理可能かどうかが決定されるため、サービスを獲得する可能性が増加する。
【0006】
通常、2番目に強い制御チャンネルにより受信された信号に関連したSIDは、最も強い制御チャンネルにより受信された信号の復調に成功しなかった場合にのみ決定される。たとえば、これは、最も強い制御チャンネルにより受信された信号が制御信号ではなく雑音から形成された信号である場合に生じる可能性がある。それとは対照的に、本発明の方法において、2番目に強い制御チャンネルのSIDは、最も強い制御チャンネルにより受信された信号の復調が成功した(受理可能でないSIDと関連付けられた)場合でも考慮される。本発明の方法は、ユーザ端末により受信された最も強い制御信号が受理できないSIDと関連付けられる(換言すると、受理不可能なキャリアと関連付けられる)領域においてそのユーザ端末がサービスを獲得する可能性を著しく増加させる。
【0007】
本発明の方法はさらに、第1のSIDが受理可能な場合に、その第1のSIDを保存するステップを含んでいる。第1のSIDが受取可能ではないことが認められた場合、第2のSIDが受理可能であると分かったならば、第2のSIDが保存される。
【0008】
その後、ペイジングチャンネルが走査され、最も強いおよび2番目に強いペイジングチャンネルが決定される。通常、最も強いペイジングチャンネルによって受信された信号が実際にペイジング信号である場合、最も強いペイジングチャンネルに関連したSIDが保存されているSIDに等しくなければ、システム獲得は中止される。本発明は、最も強いチャンネルに関連したSIDが保存されたSIDに等しくなかった場合に、2番目に強いペイジングチャンネルに関連したSIDが保存されたSIDに等しいかどうかを決定することによってユーザ端末(UT)がサービスを獲得する可能性を増加させる。
【0009】
通常、2番目に強いペイジングチャンネルにより受信された信号に関連したSIDは、最も強い制御チャンネルにより受信された信号が実際にはペイジング信号でなかった場合にのみ決定される。たとえば、これは、最も強いペイジングチャンネルにより受信された信号がペイジング信号ではなく雑音から形成された信号である場合に生じる可能性がある。それとは対照的に、本発明の方法において、2番目に強いペイジングチャンネルのSIDは、最も強いペイジングチャンネルにより受信された信号が実際にはペイジング信号であった(たとえば、最も強いペイジングチャンネルが保存されているSIDに等しくないSIDと関連付けられた)場合でも考慮される。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴、目的および利点は以下の詳細な説明および添付図面を参照することによってさらに明らかになるであろう。なお、図面において同じ参照符号が同じまたは類似した構成要素を示している。
以下、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。特定のステップ、構成および配置が説明されているが、これは単なる例示に過ぎないことを認識すべきである。当業者は、本発明の技術的範囲を逸脱することなく別のステップ、構成および配置が使用可能であることを認識するであろう。
[例示的な環境]
本発明を詳細に説明する前に、本発明が実施されることのできる例示的な環境を説明することが有効である。本発明は、任意のアナログ通信システムにおいて、とくにユーザにサービスを提供する可能性を増加させることが望ましいものにおいて実施されることが可能である。このような環境には、移動またはポータブル電話サービス用のセルラー電話システムが含まれるが、それに限定されない。
【0011】
図1には、本発明が有用な例示的な環境が示されている。移動電話交換局(MTSO)とも呼ばれるシステム制御装置およびスイッチ110 は典型的に、システム制御をセルサイトに渡すインターフェースおよび処理回路を含んでいる。制御装置110 はまた、適当なユーザ端末(いくつかの通信システムにおいて、好みに応じて時として加入者装置、移動局、移動体装置または単に“ユーザ”あるいは“加入者”とも呼ばれる)に伝送するために公衆交換電話網(PSTN)から適切なセルサイトまでの電話呼の経路設定を制御する。制御装置110 はまたユーザ端末から少なくとも1つのセルサイトを介してPSTNまでの電話呼の経路設定を制御する。制御装置110 は適切なセルサイトを介してユーザ端末間において呼を導くことができる。それは、ユーザ端末が一般的には互いに直接通信しないからである。制御装置110 は専用電話回線、光ファイバリンクあるいはマイクロ波通信リンクのような種々の手段によって、セルサイトと通信することができる。図1では、2つのこのような例示的なセルサイトであるセルサイト112 およびセルサイト114 が例示的なユーザ端末118 と共に示されている。ユーザ端末(UT)118 は、無線によって両セルサイト112 および114 と通信することができる。矢印120a、120bは、セルサイト112 とUT118 との間で可能な通信リンクを示している。矢印122a、122bは、セルサイト114 とUT118 との間で可能な通信リンクを示している。
【0012】
セルサイト112 (ここではBキャリアセルサイト112 と呼ぶ)はBキャリアの通信システムの一部分であり、Bキャリアのサービス領域の一部分であるセルカバレージ領域124 にサービスを提供する。セルサイト114 (ここではB´キャリアセルサイト114 と呼ぶ)はB´キャリアの通信システムの一部分であり、B´キャリアのサービス領域の一部分であるセルカバレージ領域126 にサービスを提供する。上述したように、BキャリアおよびB´キャリアはそれぞれ異なったSIDを有しており、これら2つのキャリアは同じ周波数セットを使用してサービスを提供する。このために、UT118 は、図1に示されているようにセルカバレージ領域124 とセルカバレージ領域126 との間の“境界領域”128 (斜線を付けられた部分によって表されている)内に位置したときにサービス獲得問題に遭遇する可能性がある。。以下に説明するように、これらの問題は、UTが米国電気通信工業会(TIA)/電子機械工業会(EIA)/IS−95規格に従うサービスの獲得を試みたときに発生する可能性がある。本発明はここにおいて参考文献とされているTIA/EIA/IS−95規格の制限内で機能し、UTが“境界領域”内に位置したときにサービスを獲得することのできる可能性を改善する。
【0013】
本発明を説明する前に、UTがサービスを獲得するために使用する通常の方法を図2および3を参照して以下に説明する。この通常の方法は公開されて利用可能なTIA/EIA/IS−95規格にさらに詳細に記載されており、参照文献とされる。はじめに、ステップ204 においてUTは、選択(またはUT中にプログラムされた)されたユーザ嗜好に基づいて使用するキャリアシステムを決定する。とくに、UTがパワーアップされた(“オン”に切替えられた)とき、最初にUTが行うことの1つは、そのUTが使用できるセルラーキャリアを決定することである。これには、カスタムシステム選択プロセスによるセルラーキャリアの選択が含まれる。カスタムシステム選択に対する正確なプロセスは本発明の技術的範囲外である。しかしながら、例示のために、UTは以下のユーザ嗜好を処理するようにプログラムされていると仮定する:
(a)ホームSIDのみ
(b)嗜好されたホームSID
(c)獲得すべき特定のSIDのみ
(d)獲得しない特定のSID
【0014】
たとえば、“ホームSIDのみ”が選択された(UT中にプログラムされた)場合、UTは、サービスのためにホームキャリア(たとえば、キャリアB)だけを使用すべきであると認識する。この決定に基づいてUTはサービングシステム状態を設定して、獲得可能なSIDおよび、または獲得不可能なSIDを示す。以下の説明のために、他に特定しない限り、UTのサービングシステム状態は“ホームSIDのみ”に設定されており、キャリアBはホームSIDに対応していると仮定する。
【0015】
UTは、それが使用することのできるキャリアシステム(この例では、Bキャリア)を決定した後、TIA/EIA/IS−95規格に規定されている走査専用制御チャンネルプロセスを行う。このプロセスを開始するために、UTはステップ606 において周波数の範囲(Bキャリアの専用制御チャンネルに関連した)を走査し、ステップ208 において最も強い制御チャンネルと2番目に強い制御チャンネルとを識別する。当業者によって認識されるように、走査された特定の周波数は、選択された(UT中にプログラムされた)ユーザ嗜好と、受理可能キャリアシステムに関連付けられる周波数とに依存する。たとえば、UTのサービングシステムの状態は“ホームSIDのみ”に設定されており、キャリアBはホームSIDに対応しているならば、UTはBキャリアの専用制御チャンネルと関連付けられた周波数を走査する。別の例では、UTが種々の受理可能なキャリアの任意の1つによってサービスされることができるようにプログラムされていた(すなわち、“獲得すべき特定のSIDのみ”が選択されていた)場合、UTは複数の受理可能なキャリアの専用制御チャンネルに関連した周波数の範囲を走査する。専用制御チャンネルを走査した後、UTは各チャンネルによって受信された生パワーの測定値に基づいて最も強いおよび2番目に強い制御チャンネルを決定する。その後、ステップ210 においてUTは最も強い制御チャンネルの獲得(そのチャンネルへの同調)を行い、ステップ212 において最も強い制御チャンネルによって受信された信号の復調を試みる(とくに、最も強い制御チャンネルのSIDを決定するために)。
【0016】
ステップ214 および216 に示されているように、UTが最も強い制御チャンネルによって受信された信号を特定の長さの時間(たとえば、3秒のような予め定められた時間)内に復調することができなかった場合、UTは2番目に強い制御チャンネルに同調する。UTは種々の理由のために最も強い制御チャンネルによって受信された信号を復調することができない可能性がある。たとえば、最も強い制御チャンネルによって受信された信号は、制御信号ではなく雑音から成る信号であることがある。
【0017】
UTは、2番目に強い制御チャンネルに同調した後、ステップ218 において2番目に強い制御チャンネルによって受信された信号の復調を試みる。ステップ220 および222 に示されているように、UTが2番目に強い制御チャンネルによって受信された信号を特定の長さの時間(たとえば、3秒のような予め定められた時間)内に復調することができなかった場合、UTは現在の獲得試行を中止する。UTは、現在の獲得試行を中止した後、プログラムされた再割当て基準にしたがって別のシステム[たとえば、Aキャリアアナログシステム、符号分割多元接続(CDMA)システム、または時分割多元接続(TDMA)システム]の選択を試みてもよい。別のシステムの選択方法を決定する正確なプロセスは本発明の技術的範囲外のものである。その代りに、UTは、それがステップ206 に戻るようにプログラムされているならば、そうしてもよい。たとえば、UTが“ホームSIDのみ”に対してプログラムされている場合、UTは現在の獲得試行を中止した後、ステップ206 に戻るようにプログラムされている可能性がある。
【0018】
UTは、ステップ218 において2番目に強いチャンネルにより受信された信号の復調に成功した場合、ステップ222 において復調された信号に関連したSIDを決定する。ステップ228 において復調された信号に関連したSIDが受理可能であると分かった(たとえば、そのSIDが受理可能なSIDのリストからのものであると決定された)場合、SIDはステップ230 で保存され、走査ペイジングチャンネルプロセスがTIA/EIA/IS−95規格において定められているように行われる。たとえば、UTが“ホームSIDのみ”用にプログラムされている場合、UTは、復調された信号に関連したSIDがホームSIDと同じである場合にのみ走査ペイジングチャンネルプロセスを行う。ステップ232 として示されている走査ペイジングチャンネルプロセスについては図3を参照にして説明する。
【0019】
ステップ214 に戻ると、UTが最も強い制御チャンネルによって受信された信号を復調することができた場合、UTはステップ234 でその信号と関連したSIDを決定する。ステップ236 においてUTはその最も強い制御チャンネルによって受信された信号に関連したSIDが受理可能なSIDであるかどうかを決定する。最も強い制御チャンネルによって受信された信号に関連したSIDが受理可能なSIDである(たとえば、受理可能なSIDのリストからのものである)場合には、ステップ230 においてそのSIDが保存され、図3に示されている走査ペイジングチャンネルプロセスがステップ232 で行われる。最も強い制御チャンネルによって受信された信号に関連したSIDが受理可能なSIDではない場合、そのUTはステップ224 において現在の獲得試行を中止する。上述したように、現在のシステム獲得試行を中止した後、UTはプログラムされた再割当て基準にしたがって別のシステム(たとえば、Aキャリアアナログシステム、CDMAシステム、またはTDMAシステム)の選択を試みてもよい。その代りに、UTは、それがステップ206 に戻るようにプログラムされているならば、そうすることができる。
【0020】
ステップ230 においてSIDが保存された後、ステップ306 において受理可能なキャリアに関連したペイジングチャンネルを走査するUTにより走査ペイジングチャンネルプロセスが始められる。たとえば、UTのサービングシステム状態が“ホームSIDのみ”に設定され、BキャリアがホームSIDに対応している場合、UTはBキャリアのペイジングチャンネルに関連した周波数を走査する。ペイジングチャンネルは、ステップ206 において走査された専用制御チャンネルとは異なった周波数を有することができる。しかしながら、多くのキャリアは専用制御チャンネルおよびペイジングチャンネルに対して同じ周波数を使用していることが認識される。したがって、ステップ306 において走査された周波数はステップ206 において走査されたものと同じ周波数である可能性がある。
【0021】
図3を参照すると、UTは、ペイジングチャンネルを走査した後、ステップ308 において各チャンネルによって受信された生パワーの測定値に基づいてどのチャンネルが最も強いおよび2番目に強いペイジングチャンネルであるかを決定する。その後、UTはステップ310 において最も強い専用制御チャンネルの獲得(への同調)を行い、ステップ312 において最も強い制御チャンネルによって受信された信号の復調を試みる(最も強い制御チャンネルのSIDを決定するために)。
【0022】
ステップ314 および316 に示されているように、UTが最も強いペイジングチャンネルによって受信された信号を特定の長さの時間(たとえば、3秒のような予め定められた時間)内に復調することができなかった場合、UTは2番目に強いペイジングチャンネルに同調する。UTは種々の理由のために最も強いペイジングチャンネルによって受信された信号を復調することができない可能性がある。たとえば、最も強いペイジングチャンネルによって受信された信号はペイジング信号ではなく雑音から成る信号であることがある。
【0023】
UTは、2番目に強いペイジングチャンネルに同調した後、ステップ318 において2番目に強いペイジングチャンネルによって受信された信号の復調を試みる。ステップ320 および322 に示されているように、UTが2番目に強いペイジングチャンネルによって受信された信号を特定の長さの時間(たとえば、3秒のような予め定められた時間)内に復調することができなかった場合、UTは現在の獲得試行を中止する。現在の獲得試行を中止した後、UTはプログラムされた再割当て(redirection)基準にしたがって別のシステム(たとえば、Aキャリアアナログシステム、CDMAシステム、またはTDMAシステム)の選択を試みてもよい。その代りに、UTは、それがステップ206 に戻るようにプログラムされているならば、そうしてもよい。別のシステムの選択方法を決定する正確なプロセスは本発明の技術的範囲外のものである。
【0024】
UTは、ステップ320 において2番目に強いチャンネルにより受信された信号の復調に成功した場合、ステップ322 において復調された信号に関連したSIDを決定する。ステップ328 においてUTは復調された信号に関連したSIDをステップ230 で記憶されたSIDと比較する。復調された信号に関連したSIDがステップ230 で記憶されたSIDと同じならば、TIA/EIA/IS−95規格に定められているように、UTはステップ330 においてアイドルタスク状態に入る。
【0025】
ステップ314 に戻ると、UTは、それが最も強いペイジングチャンネルによって受信された信号を復調することができた場合、ステップ334 においてその信号に関連したSIDを決定する。ステップ336 において、UTは、最も強いペイジングチャンネルによって受信された信号に関連したSIDがステップ230 で記憶されたSIDに等しいかどうかを決定する。最も強いペイジングチャンネルによって受信された信号に関連したSIDがステップ230 で保存されたSIDに等しい場合、UTはステップ330 においてアイドルタスクに入る。最も強いペイジングチャンネルによって受信された信号に関連したSIDが記憶されたSIDと等しくない場合には、UTはステップ324 において現在の獲得試行を中止する。上述したように、現在の獲得試行を中止した後、UTはプログラムされた再割当て基準にしたがって別のシステム(たとえば、Aキャリアアナログシステム、CDMAシステム、またはTDMAシステム)の選択を試みてもよいし、あるいは、それがステップ206 に戻るようにプログラムされているならば、そうしてもよい。
【0026】
UTは、それがステップ330 でアイドルタスクに入ると適切なチャンネルを監視して電話呼(またはペイジ)を待つ。さらに、UTはアイドルタスク状態で呼を開始することができる。UTがアイドルタスク状態に入ってから発生することは本発明の技術的範囲外であることに注意すべきである。重要なのは、UTがサービスを獲得するためにアイドルタスク状態に入らなければならないことである。したがって、本発明の目的は、UTがアイドルタスク状態に入る可能性を高めることである。
【0027】
以下の説明は、“境界領域”内に位置しているUTが、上述した獲得プロセスにしたがってサービスを獲得しようと試みたときに獲得を中止する状態の例である。これらのタイプの状態は、加入者の住居またはオフィスが“境界領域”内にある場合、かなり頻繁に発生する。以下の説明にはまた、本発明がどのようにしてUTがサービスを獲得する可能性を増加させるかも示されている。これは、最も強い制御またはペイジングチャンネルによって受信された信号の復調が成功した場合でも、UTが2番目に強いチャンネルのSIDを見ることを可能にすることにより行われる。
【0028】
第1の例において、“境界領域”128 内に位置するUT118 は最も強いチャンネルに同調し、その最も強いチャンネルによって受信された信号の復調に成功し、その後その信号に関連したSIDが受理可能なSIDではないと決定する。上述された通常の獲得プロセスを使用しているときこの状態が生じたならば、UTはシステム獲得を中止していた。本発明では、UTを2番目に強い制御チャンネルに同調させ、その2番目に強い制御チャンネルに関連したSIDが受理可能かどうかを調べさせることによって、UTがサービスを獲得する可能性が増加される。2番目に強い制御チャンネルに関連したSIDが受理可能である場合、UTはそのSIDを保存し、走査ペイジングチャンネルプロセスに進む。
【0029】
第2の例において、“境界領域”128 内に位置するUT118 は走査専用制御チャンネルプロセス中におけるSIDの保存に成功し、走査ペイジングチャンネルプロセスに進み、最も強いチャンネルに同調し、その最も強いチャンネルによって受信された信号の復調に成功し、その後その信号に関連したSIDが走査専用制御チャンネルプロセス中に保存されたSIDに等しくないと決定する。上述された通常の獲得プロセスを使用したときこのような状態が発生したならば、UTはシステム獲得を中止した。本発明では、UTを2番目に強いペイジングチャンネルに同調させ、その2番目に強いペイジングチャンネルに関連したSIDが保存されたSIDに等しいかどうかを調べさせることによって、UTがサービスを獲得する可能性が増加される。
【0030】
以下、図4および5を参照して本発明をさらに詳細に説明する。図4は、本発明の1実施形態にしたがって専用制御チャンネルを走査し、獲得する改善された方法を説明するために使用される。図5は、本発明の1実施形態にしたがってペイジングチャンネルを走査し、獲得する改善された方法を説明するために使用される。
【0031】
図4のフローチャートは、図2のフローチャートに非常に類似している。2つのフローチャートの主な違いは、SID(復調に成功した信号の)がステップ236 において受理可能ではないと分かった(すなわち、ステップ236 に対する答えがノーである)場合、UTはステップ216 に進み、ステップ224 で獲得を中止するのではなく2番目に強い制御チャンネルに同調することである。図5のフローチャートは、図3のフローチャートに非常に類似している。2つのフローチャートの主な違いは、ステップ336 におけるSIDが記憶されたSIDと同じではないと分かった(すなわち、ステップ336 に対する答えがノーである)場合、UTはステップ316 に進み、ステップ324 で獲得を中止するのではなく2番目に強いペイジングチャンネルに同調することである。
【0032】
本発明は、2つのセル間の“境界領域”内において著しい時間を費やす加入者に影響を及ぼす主要な獲得問題を克服する助けとなる。たとえば、B´キャリアのほうが強い信号を有する“境界領域”内のある場所にBキャリアの加入者が住んでいる場合、あるいはBキャリア信号およびB´キャリア信号の強度が互いに非常に近い場合、本発明は、その加入者がBキャリアからサービスを獲得することのできる可能性を劇的に増加させる。
【0033】
サービスを獲得する可能性は、UTに2番目に強いチャンネル以外のものを調べさせることによってさらに一層増加されることができる。たとえば、図4のステップ208 は“最も強い、2番目に強いおよび3番目に強いチャンネルを決定する”に修正されることができる。したがって、SIDがステップ228 において受理可能ではないと分かった場合には、UTは3番目に強いチャンネルに同調し、その3番目に強いチャンネルによって受信された信号を復調しようと試み、3番目に強いチャンネルに関連したSIDが受理可能なSIDならば、それを保存することができる。これらのステップが予め定められた時間内に行われることを確実にするためのチェックが行われることができる。さらに、受理可能なSIDに関連した信号の信号強度が少なくとも予め定められたパワーレベルであることを確実にするためのチェックが行われることができる。
【0034】
TIA/EIA/IS−95規格に完全には従っていない本発明の任意のステップが受信端(すなわち、ユーザ端末)で行われ、したがって別のユーザ端末によって行われるシステム獲得に影響を与えないので、本発明はTIA/EIA/IS−95規格の制限内のものと考えられる。もっと一般的に述べると、本発明は干渉を増加させない。
【0035】
さらに、本発明は、システムプロバイダ(すなわち、キャリア)による修正を必要とせずにシステム獲得の可能性を増加させる。とくに、本発明の全ての特徴はセルサイトまたはMSTOではなくユーザ端末において実施される。ユーザ端末118 において使用される例示的なトランシーバ600 が図6に示されている。
【0036】
トランシーバ600 は、通信信号を受信する少なくとも1つのアンテナ610 を使用し、その通信信号がアナログ受信機614 に転送され、ここで下方変換され、増幅されてデジタル化される。同じアンテナが送信および受信の両機能を行えるようにするために送受信切換え素子612 がしばしば使用される。しかしながら、システムによっては異なった送信および受信周波数で動作する別々のアンテナを使用する。
【0037】
アナログ受信機614 により出力されたデジタル通信信号は、少なくとも1つのデジタルデータ受信機616Aおよび少なくとも1つのサーチャ受信機618 に転送される。当業者に認識されるように、所望のレベルの信号ダイバーシティを得るために、許容可能なトランシーバ複雑さのレベルに応じて追加のデジタルデータ受信機616B乃至616Nを使用することができる。
【0038】
少なくとも1つのユーザ端末制御プロセッサ620 は、デジタルデータ受信機616A乃至616Nおよびサーチャ受信機618 に結合されている。制御プロセッサ620 は数ある機能のうち、基本的な信号処理、タイミング、パワーおよびハンドオフ制御または調整、ならびに信号キャリアに対して使用される周波数の選択を行う。制御プロセッサ620 による信号処理は、相対的な信号強度の決定と、種々の関連した信号パラメータの計算とを含むことができる。タイミングおよび周波数のような信号パラメータのこのような計算は、測定における効率または速度を増加させ、あるいは制御処理リソースの割当てを改善するために追加のまたは分離した専用回路の使用することによって行われてもよい。
【0039】
デジタルデータ受信機616A乃至616Nは、ユーザ端末内においてデジタルベースバンド回路622 に結合されている。このユーザデジタルベースバンド回路622 はユーザ端末との間で情報を転送するために使用される処理および表示素子を含んでいる。すなわち、トランジエントまたは長期間デジタルメモリのような信号またはデータ記憶素子と、表示スクリーン、スピーカ、キーパッド端末および送受話器のような入出力装置と、A/D素子と、ボコーダと、ならびにその他の音声およびアナログ信号処理素子等が全て、技術的によく知られている素子を使用してユーザデジタルベースバンド回路622 の部分を形成している。ダイバーシティ信号処理が使用される場合、ユーザデジタルベースバンド回路622 はダイバーシティ結合器を含むことができる。これらの素子のいくつかはまた制御プロセッサ620 の制御下で、あるいはそれと通信して動作してもよい。たとえば、制御プロセッサ620 は、受理可能なキャリアによって使用される全ての無線チャンネル(周波数情報を含む)のリストを記憶するメモリを含むことができる。
【0040】
音声または他のデータがユーザ端末から発信される出力メッセージまたは通信信号として準備された場合、ユーザデジタルベースバンド回路622 は所望のデータを受信し、記憶して処理するために、また、他の場合には所望のデータを送信する準備を整えるために使用される。ユーザデジタルベースバンド回路622 はこのデータを送信変調器626 に供給し、この送信変調器626 は制御プロセッサ620 の制御下で動作する。送信変調器626 の出力はパワー制御装置628 に転送され、このパワー制御装置628 は、出力信号をアンテナ610 からセルサイトに最終的に送信するために出力パワー制御を送信パワー増幅器630 に渡す。
【0041】
デジタル受信機616A乃至616Nおよびサーチャ受信機618 は、特定の信号を復調し、追跡するように構成されている。サーチャ受信機618 は、パイロット信号、専用制御チャンネル、ペイジングチャンネルまたは他の比較的固定されたパターンの強い信号をサーチするために使用され、一方デジタル受信機616A乃至616Nはその他の信号を復調するために使用される。したがって、これらの装置の出力は、受信された信号中のエネルギ、または受信された信号の周波数を決定するために監視されることができる。これらの受信機はまた監視可能な周波数追跡素子を使用して、復調される信号に対する現在の周波数およびタイミング情報を制御プロセッサ620 に与えることができる。制御プロセッサ620 は復調された信号を使用して、とくに受信された信号に関連したSIDを決定する。
【0042】
本発明の特徴は、事実上コンピュータシステムを含む制御プロセッサ620 によって行われ、および、または制御されると予想される。このようなコンピュータシステムには、たとえば、通信バスに接続された1以上のプロセッサが含まれている。本発明を実施するために特定通信向けハードウェアが使用されることができるが、以下においては完全さのために汎用型コンピュータシステムを説明する。
【0043】
コンピュータシステムはまた、ランダムアクセスメモリ(RAM)であることが好ましい主メモリを含むことができ、補助メモリを含むこともできる。補助メモリは、たとえばハードディスクドライブおよび、または取外し可能な記憶装置ドライブを含むことができる。取外し可能な記憶装置ドライブは、よく知られている方法で取外し可能な記憶装置との間で読出しおよび、または書込みを行う。取外し可能な記憶装置は、取外し可能な記憶装置ドライブによって読出され、書込まれるフロッピーディスク、磁気テープ、光ディスク等のことである。取外し可能な記憶装置には、コンピュータソフトウェアおよび、またはデータがそこに記憶されるコンピュータ使用可能記憶媒体が含まれる。
【0044】
補助メモリは、コンピュータプログラムまたはその他の命令がコンピュータシステム中にロードされることを可能にする別の類似した手段を含むことができる。このような手段は、たとえば、取外し可能な記憶装置およびインターフェースを含むことができる。このようなものの例には、プログラムカートリッジおよびカートリッジインターフェース(ビデオゲーム装置内で見られるような)、取外し可能なメモリチップ(EPROMまたはPROMのような)および関連したソケット、ならびにソフトウェアおよびデータが取外し可能な記憶装置からコンピュータシステムに転送されることを可能にする他の取外し可能な記憶装置およびインターフェースが含まれることができる。
【0045】
コンピュータシステムはまた通信インターフェースを含むことができる。通信インターフェースは、ソフトウェアおよびデータがコンピュータシステムと外部装置との間で転送されることを可能にする。通信インターフェースの例には、モデム、ネットワークインターフェース(イーサネットカードのような)、通信ポート、PCMCIAスロットおよびカード等が含まれるが、それに限定されない。通信インターフェースを介して転送されるソフトウェアおよびデータは、電子信号、電磁信号、光信号、あるいは通信インターフェースが受取ることのできるその他の信号の形態である。これらの信号は、ワイヤまたはケーブル、光ファイバ、電話線、セルラー電話リンク、RFリンク等を使用して構成されることができるチャンネルによって通信インターフェースに供給される。
【0046】
この明細書では、取外し可能な記憶装置、UT118 内の取外し可能なメモリチップ(EPROMまたはPROMのような)および信号のような媒体を一般的に示すために“コンピュータプログラム媒体”および“コンピュータ使用可能媒体”という用語が使用されている。コンピュータプログラム製品はソフトウェアをコンピュータシステムに提供するための手段である。
【0047】
コンピュータプログラム(コンピュータ制御論理とも呼ばれる)は、主メモリおよび、または補助メモリ中に記憶されている。コンピュータプログラムはまた通信インターフェースによって受取られることができる。このようなコンピュータプログラムは、実行されたときに、コンピュータシステムがここに記載されている本発明のある特徴を行うことを可能にする。たとえば、図4および5に示されているフローチャートの特徴はこのようなコンピュータプログラムで実施されることができる。とくにコンピュータプログラムは、それが実行されたときに、制御プロセッサ620 が本発明の特徴のパフォーマンスを行い、および、または、それを発生させることを可能にする。したがって、このようなコンピュータプログラムはユーザ端末のコンピュータシステムの制御装置を表す。したがって、このようなコンピュータプログラムは、たとえば、どの制御およびペイジングチャンネルが走査されるかを制御する。
【0048】
本発明がソフトウェアを使用して実施される1実施形態においては、ソフトウェアはコンピュータプログラム製品中に記憶され、取外し可能な記憶装置ドライブ、メモリチップまたは通信インターフェースを使用してコンピュータシステム中にロードされることができる。制御論理(ソフトウェア)は、制御プロセッサ620 によって実行されたとき、ここに記載されている本発明のある特徴を制御プロセッサ620 に行わせる。
【0049】
別の実施形態において、本発明の特徴は主としてハードウェアにおいて、たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC)のようなハードウェアコンポーネントを使用して実施される。当業者は、ここに記載されている機能を行うハードウェア状態マシンの構成を認識するであろう。
【0050】
さらに別の実施形態において、本発明の特徴はハードウェアおよびソフトウェアの組合せを使用して実施されることができる。
【0051】
上記の好ましい実施形態の説明により、当業者は本発明を形成し、使用することを可能となる。本発明はとくに好ましい実施形態を参照して図示および説明されてきたが、当業者は、本発明の技術的範囲を逸脱することなく形態および詳細の種々の変更が可能であることを認識するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が有用な一般的な通信システムの概略図。
【図2】 ユーザ端末により行われるシステム獲得プロセス中に制御チャンネルを走査して獲得する通常の方法を示すフローチャート。
【図3】 ユーザ端末により行われるシステム獲得プロセス中にペイジングチャンネルを走査して獲得する通常の方法を示すフローチャート。
【図4】 本発明の1実施形態による、ユーザ端末により行われるシステム獲得プロセス中に制御チャンネルを走査して獲得する改善された方法を示すフローチャート。
【図5】 本発明の1実施形態による、ユーザ端末により行われるシステム獲得プロセス中にペイジングチャンネルを走査して獲得する改善された方法を示すフローチャート。
【図6】 ユーザ端末において使用されるトランシーバの一例を示す概略図。
Claims (21)
- ユーザ端末は、
(a)第1の予め定められたチャンネル範囲を走査し、
(b)前記第1のチャンネル範囲の最も強いおよび2番目に強いチャンネルをステップ(a)で行われた前記走査に基づいて決定し、
(c)前記第1のチャンネル範囲の前記最も強いチャンネルによって受信された信号に関連した第1のシステム識別コード(SID)が受理可能かどうかを決定し、
(d)前記第1のSIDが受理可能でない場合、前記第1のチャンネル範囲の前記2番目に強いチャンネルによって受信された別の信号に関連した第2のSIDが受理可能かどうかを決定し、
(e)前記第1のSIDが受理可能である場合、前記第1のSIDを保存し、
(f)前記第1のSIDが受理可能ではなく、前記第2のSIDが受理可能である場合に前記第2のSIDを保存し、
(g)第2の予め定められたチャンネル範囲を走査し、
(h)前記第2のチャンネル範囲の最も強いおよび2番目に強いチャンネルをステップ(g)で行われた前記走査に基づいて決定し、
(i)(1)前記第1のSIDがステップ(e)において保存された場合、前記第2のチャンネル範囲の前記最も強いチャンネルによって受信された信号に関連したSIDが前記第1のSIDに等しいかどうかの決定、
(2)前記第2のSIDがステップ(f)において保存された場合、前記第2のチャンネル範囲の前記最も強いチャンネルによって受信された前記信号に関連した前記SIDが前記第2のSIDに等しいかどうかの決定、
のいずれかのステップを行い、
(j)前記最も強いチャンネルによって受信された前記信号に関連した前記SIDがステップ(e)で保存された前記第1のSIDおよびステップ(f)で保存された前記第2のSIDの一方に等しくない場合、
(1)前記第1のSIDがステップ(e)において保存された場合、前記第2のチャンネル範囲の2番目に強いチャンネルによって受信された信号に関連したSIDが前記第1のSIDに等しいかどうかの決定、
(2)前記第2のSIDがステップ(f)において保存された場合、前記第2のチャンネル範囲の前記2番目に強いチャンネルによって受信された前記信号に関連した前記SIDが前記第2のSIDに等しいかどうかの決定、
のいずれかのステップを行うステップを含んでおり、
前記第1のチャンネル範囲は前記第2のチャンネル範囲と同じである、同じ周波数を共有する2つの通信システムによってサービスされている境界領域においてサービスを獲得する可能性を改善する方法。 - ステップ(a)は、少なくとも1つの受理可能なキャリアの専用の制御チャンネルに関連した周波数の予め定められた範囲を走査するステップを含んでいる請求項1記載の方法。
- ステップ(b)は、
最大のパワーを有している前記周波数範囲内の周波数帯域を決定し、
第2の最大のパワーを有している前記周波数範囲内の別の周波数帯域を決定するステップを含んでいる請求項2記載の方法。 - ステップ(c)は、前記第1のSIDを少なくとも1つの受理可能なSIDのリストと比較するステップを含んでいる請求項1記載の方法。
- ステップ(d)は、前記第2のSIDを前記少なくとも1つの受理可能なSIDのリストと比較するステップを含んでいる請求項4記載の方法。
- ステップ(b)と(c)との間において、
前記最も強いチャンネルによって受信された前記信号を復調し、
前記第1のSIDを前記復調された信号から決定するステップをさらに含んでいる請求項1記載の方法。 - ステップ(c)と(d)との間において、
前記2番目に強いチャンネルによって受信された前記別の信号を復調し、
前記第2のSIDを前記復調された別の信号から決定するステップをさらに含んでいる請求項1記載の方法。 - ステップ(g)は、受理可能なキャリアのペイジングチャンネルに関連した第2の予め定められた範囲の周波数を走査するステップを含んでいる請求項1記載の方法。
- ステップ(h)は、
最大のパワーを有している前記第2の周波数範囲内の周波数帯域を決定し、
第2の最大のパワーを有している前記第2の周波数範囲内の別の周波数帯域を決定するステップを含んでいる請求項1記載の方法。 - (k)前記第1のSIDがステップ(e)において保存されており、前記第2のチャンネル範囲の前記最も強いチャンネルによって受信された信号に関連した前記SIDが前記第1のSIDと同じである場合、前記第2のチャンネル範囲の前記最も強いチャンネルを監視し、
(l)前記第2のSIDがステップ(f)において保存されており、前記第2のチャンネル範囲の前記2番目に強いチャンネルによって受信された信号に関連した前記SIDが前記第2のSIDと同じである場合、前記第2のチャンネル範囲の前記2番目に強いチャンネルを監視するステップをさらに含んでいる請求項1記載の方法。 - 第1の予め定められたチャンネル範囲の走査をコンピュータに制御させる第1のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段と、
前記第1のチャンネル範囲の最も強いおよび2番目に強いチャンネルを前記走査に基づいてコンピュータに決定させる第2のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段と、
前記第1のチャンネル範囲の前記最も強いチャンネルによって受信された信号に関連した第1のシステム識別コード(SID)が受理可能かどうかをコンピュータに決定させる第3のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段と、
前記第1のSIDが受理可能でない場合、前記第1のチャンネル範囲の前記2番目に強いチャンネルによって受信された別の信号に関連した第2のSIDが受理可能かどうかをコンピュータに決定させる第4のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段と、
前記第1のSIDが受理可能である場合、前記第1のSIDをコンピュータに保存させる第5のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段と、
前記第1のSIDが受理可能でなく、前記第2のSIDが受理可能である場合に前記第2のSIDをコンピュータに保存させる第6のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段と、
第2の予め定められたチャンネル範囲の更なる走査をコンピュータに制御させる第7のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段と、
前記第2のチャンネル範囲の最も強いおよび2番目に強いチャンネルを前記更なる走査に基づいてコンピュータに決定させる第8のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段と、
(1)前記第5のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段が前記第1のSIDをコンピュータに保存させた場合、前記第2のチャンネル範囲の前記最も強いチャンネルによって受信された信号に関連したSIDが前記第1のSIDに等しいかどうかの決定、
(2)前記第6のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段が前記第2のSIDをコンピュータに保存させた場合、前記第2のチャンネル範囲の前記最も強いチャンネルによって受信された前記信号に関連した前記SIDが前記第2のSIDに等しいかどうかの決定、
のいずれかのステップをコンピュータに行なわせる第9のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段と、
前記最も強いチャンネルによって受信された前記信号に関連した前記SIDが前記第5のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段により保存された前記第1のSIDおよび前記第6のコンピュータ読出し可能プログラムコード手段により保存された前記第2のSIDの一方に等しくなかった場合に、
(1)前記第5のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段がコンピュータに前記第1のSIDを保存させた場合、前記第2のチャンネル範囲の前記2番目に強いチャンネルによって受信された信号に関連したSIDが前記第1のSIDに等しいかどうかの決定、
(2)前記第6のコンピュータ読出し可能プログラムコード手段がコンピュータに前記第2のSIDを保存させた場合、前記第2のチャンネル範囲の前記2番目に強いチャンネルによって受信された前記信号に関連した前記SIDが前記第2のSIDに等しいかどうかの決定、
のいずれかのステップをコンピュータに行わせる第10のコンピュータ読出し可能プログラムコード手段とを含んでおり、
前記第1のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段によって走査された第1のチャンネル範囲は、前記第7のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段によって走査された前記第2のチャンネル範囲と同じである、ユーザ端末のコンピュータにサービスを獲得させる制御論理が記憶されたコンピュータ使用可能媒体。 - 前記第1のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段は、受理可能なキャリアの専用の制御チャンネルに関連した周波数の予め定められた範囲をコンピュータに走査させる請求項11記載のコンピュータ使用可能媒体。
- 前記第2のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段は、最大のパワーを有している前記周波数範囲内の周波数帯域と、第2の最大のパワーを有している前記周波数範囲内の別の周波数帯域とをコンピュータに決定させる請求項12記載のコンピュータ使用可能媒体。
- 前記第3のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段は、コンピュータに前記第1のSIDを少なくとも1つの受理可能なSIDのリストと比較させる請求項11記載のコンピュータ使用可能媒体。
- 前記第4のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段は、コンピュータに前記第2のSIDを前記少なくとも1つの受理可能なSIDのリストと比較させる請求項14記載のコンピュータ使用可能媒体。
- 前記第7のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段は、受理可能なキャリアのペイジングチャンネルに関連した第2の予め定められた範囲の周波数の走査をコンピュータに制御させる請求項11記載のコンピュータ使用可能媒体。
- 前記第8のコンピュータ読出し可能なプログラムコード手段は、最大のパワーを有している前記第2の周波数範囲内の周波数帯域と、第2の最大のパワーを有している前記第2の周波数範囲内の別の周波数帯域とをコンピュータに決定させる請求項11記載のコンピュータ使用可能媒体。
- 第1の予め定められたチャンネル範囲を走査する第1の手段と、
前記走査する第1の手段に結合され、前記第1のチャンネル範囲の最も強いおよび2番目に強いチャンネルを決定する第2の手段と、
前記第1のチャンネル範囲の前記最も強いチャンネルによって受信された信号に関連した第1のシステム識別コード(SID)が受理可能であるかどうかを決定する第3の手段と、
前記第1のSIDが受理可能でない場合、前記第1のチャンネル範囲の前記2番目に強いチャンネルによって受信された別の信号に関連した第2のSIDが受理可能かどうかを決定する第4の手段と、
前記第1のSIDが受理可能である場合、前記第1のSIDを保存する第5の手段と、
前記第1のSIDが受理可能ではなく、前記第2のSIDが受理可能である場合に前記第2のSIDを保存する第6の手段と、
第2の予め定められたチャンネル範囲をさらに走査する第7の手段と、
前記第2のチャンネル範囲の最も強いおよび2番目に強いチャンネルを、前記第7の手段で行われたさらなる走査に基づいて決定する第8の手段と、
(1)前記第1のSIDが前記第5の手段によって保存された場合、前記第2のチャンネル範囲の前記最も強いチャンネルによって受信された信号に関連したSIDが前記第1のSIDに等しいかどうかの決定、
(2)前記第2のSIDが前記第6の手段によって保存された場合、前記第2のチャンネル範囲の前記最も強いチャンネルによって受信された前記信号に関連した前記SIDが前記第2のSIDに等しいかどうかの決定、
のいずれかのステップを行う第9の手段と、
前記最も強いチャンネルによって受信された前記信号に関連した前記SIDが前記第5の手段によって保存された前記第1のSIDおよび前記第6の手段によって保存された前記第2のSIDの一方に等しくない場合、
(1)前記第1のSIDが前記第5の手段によって保存された場合、前記第2のチャンネル範囲の2番目に強いチャンネルによって受信された信号に関連したSIDが前記第1のSIDに等しいかどうかの決定、
(2)前記第2のSIDが前記第6の手段によって保存された場合、前記第2のチャンネル範囲の前記2番目に強いチャンネルによって受信された前記信号に関連した前記SIDが前記第2のSIDに等しいかどうかの決定、のいずれかのステップを行う第10の手段とを含んでおり、
前記第1のチャンネル範囲は前記第2のチャンネル範囲と同じである、同じ周波数を共有する2つの通信システムによってサービスされている境界領域においてサービスを獲得する可能性を改善するための装置。 - さらに、前記第1のSIDを少なくとも1つの受理可能なSIDのリストと比較する手段を含んでいる請求項18記載の装置。
- さらに、最大のパワーを有している前記周波数範囲内の周波数帯域を決定する手段と、
第2の最大のパワーを有している前記周波数範囲内の別の周波数帯域を決定する手段とを含んでいる請求項18記載の装置。 - 第1のシステム識別(SID)信号を送信する第1のセルサイトと、
前記第1のSIDとは異なる第2のSIDを送信する第2のセルサイトと、
移動セルラー通信装置とを含んでおり、
前記移動セルラー通信装置が、
前記第1および第2のセルサイトの少なくとも一方によって送信された第1の予め定められたチャンネル範囲を走査する第1の手段と、
前記走査する第1の手段に結合され、前記第1のチャンネル範囲の最も強いおよび2番目に強いチャンネルを決定する第2の手段と、
前記第1のチャンネル範囲の前記最も強いチャンネルによって受信された信号に関連した第1のSIDが受理可能かどうかを決定する第3の手段と、
前記第1のSIDが受理可能でない場合、前記第1のチャンネル範囲の前記2番目に強いチャンネルによって受信された別の信号に関連した第2のSIDが受理可能かどうかを決定する第4の手段と、
前記第1のSIDが受理可能である場合、前記第1のSIDを保存する第5の手段と、
前記第1のSIDが受理可能ではなく、前記第2のSIDが受理可能である場合に前記第2のSIDを保存する第6の手段と、
第2の予め定められたチャンネル範囲をさらに走査する第7の手段と、
前記第2のチャンネル範囲の最も強いおよび2番目に強いチャンネルを、前記第7の手段で行われたさらなる走査に基づいて決定する第8の手段と、
(1)前記第1のSIDが前記第5の手段によって保存された場合、前記第2のチャンネル範囲の前記最も強いチャンネルによって受信された信号に関連したSIDが前記第1のSIDに等しいかどうかの決定、
(2)前記第2のSIDが前記第6の手段によって保存された場合、前記第2のチャンネル範囲の前記最も強いチャンネルによって受信された前記信号に関連した前記SIDが前記第2のSIDに等しいかどうかの決定、
のいずれかのステップを行う第9の手段と、
前記最も強いチャンネルによって受信された前記信号に関連した前記SIDが前記第5の手段によって保存された前記第1のSIDおよび前記第6の手段によって保存された前記第2のSIDの一方に等しくない場合、
(1)前記第1のSIDが前記第5の手段によって保存された場合、前記第2のチャンネル範囲の2番目に強いチャンネルによって受信された信号に関連したSIDが前記第1のSIDに等しいかどうかの決定、
(2)前記第2のSIDが前記第6の手段によって保存された場合、前記第2のチャンネル範囲の前記2番目に強いチャンネルによって受信された前記信号に関連した前記SIDが前記第2のSIDに等しいかどうかの決定、のいずれかのステップを行う第10の手段とを含んでおり、
前記第1のチャンネル範囲は前記第2のチャンネル範囲と同じである、無線セルラー通信システム。
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