JP2006500121A5

JP2006500121A5 -

Info

Publication number: JP2006500121A5
Application number: JP2004538450A
Authority: JP
Filing date: 2003-09-22
Publication date: 2006-11-09

Claims

有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具であって、
第１の直径を有する円筒から第２の直径を有する円筒に拡張可能であるほぼ円筒形の器具と、
前記ほぼ円筒形の器具に形成される、組織に送出するための第１の有益な作用物質を収容する第１の複数の開口であって、前記円筒形の器具の第１の端部および第２の端部に配置される、第１の複数の開口と、
前記ほぼ円筒形の器具に形成される、組織に送出するための第２の有益な作用物質を収容する第２の複数の開口であって、前記円筒形の器具の前記第１の端部と前記第２の端部との間の中央部分に配置され、前記第２の有益な作用物質は前記第１の有益な作用物質とは異なる、第２の複数の開口と
を備える、有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
前記第２の有益な作用物質は、前記第１の有益な作用物質に含まれる薬剤と同じ薬剤を、異なる濃度で含む、請求項１に記載の有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
前記第２の有益な作用物質は、前記第１の有益な作用物質に含まれる薬剤と同じ薬剤を、異なる溶出プロファイルをもって含む、請求項１に記載の有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
前記第１の有益な作用物質および前記第２の有益な作用物質は異なる薬剤を含む、請求項１に記載の有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
前記第１の有益な作用物質および前記第２の有益な作用物質は、異なる形態の同じ薬剤を含む、請求項１に記載の有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
前記第１の開口は、前記第２の開口に収容される前記第２の有益な作用物質よりも高い濃度を有する、第１の有益な作用物質を収容する、請求項１に記載の有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
前記ほぼ円筒形の器具にコーティングされる第３の有益な作用物質をさらに含む、請求項１に記載の有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
前記第１の有益な作用物質は、パクリタキセル、あるいはその類似体または誘導体である、請求項１に記載の有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
前記第１の有益な作用物質は、ラパマイシン、あるいはその類似体または誘導体である、請求項１に記載の有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
前記第１および第２の複数の開口は貫通開口である、請求項１に記載の有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
前記ほぼ円筒形の器具はステントである、請求項１に記載の有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具であって、
初期形状から拡張形状に拡張可能な器具本体と、
内腔の分岐に適応するように構成される前記器具本体の側穴と、
前記器具本体に形成される、前記拡張形状で組織に送出するための第１の有益な作用物質を収容する第１の複数の開口であって、前記側穴の周囲の領域に形成される、第１の複数の開口と、
前記本体器具の前記側穴から離れた領域に形成される、第２の複数の開口と
を備える、有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
前記器具本体は複数の相互接続された支柱を含み、前記第１の開口および前記第２の開口は前記支柱に形成される、請求項１２に記載の有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
前記第１の有益な作用物質は、前記第２の有益な作用物質よりも高い濃度の抗再狭窄薬を含む、請求項１２に記載の有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
体内の通路における再狭窄を低減する方法であって、
体内の通路に組織支持器具を配置することであって、それにより組織を支持し、前記組織支持器具は、前記器具の開口に第１の有益な作用物質および第２の有益な作用物質を収容する、組織支持器具を配置すること、および
前記第１の有益な作用物質を前記組織支持器具の両端部に隣接する場所の組織に送出し、かつ前記第２の有益な作用物質を前記器具の前記両端部間の組織に送出することであって、それにより再狭窄を低減する、前記第１および第２の有益な作用物質を送出すること
を含む、体内の通路における再狭窄を低減する方法。
前記２つの異なる有益な作用物質は、異なる濃度の同じ薬剤を含む、請求項１５に記載の体内の通路における再狭窄を低減する方法。
前記第２の有益な作用物質は、前記第１の有益な作用物質に含まれる薬剤と同じ薬剤を、異なる溶出プロファイルをもって含む、請求項１５に記載の体内の通路における再狭窄を低減する方法。
前記２つの有益な作用物質は異なる薬剤を含む、請求項１５に記載の体内の通路における再狭窄を低減する方法。
前記２つの有益な作用物質は異なる形態の同じ薬剤を含む、請求項１５に記載の体内の通路における再狭窄を低減する方法。
有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具であって、
第１の直径を有する円筒から第２の直径を有する円筒に拡張可能であるほぼ円筒形の器具と、
前記ほぼ円筒形の器具に形成される、第１の濃度の前記有益な作用物質を収容する第１の複数の開口と、
前記ほぼ円筒形の器具に形成される、第２の濃度の前記有益な作用物質を収容する第２の複数の開口と
を備え、
前記第１の開口および前記第２の開口は、体内の通路の組織に均一な分布で薬剤を送出するように配置される、有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
前記ほぼ円筒形の器具は、複数の相互接続された支柱および架橋要素を含み、
前記第１の開口は前記支柱に形成され、
前記第２の開口は前記架橋要素に形成される
請求項２０に記載の有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
前記拡張式器具の単位表面積当たりの前記第１の開口の容積は、単位表面積当たりの前記第２の開口の容積よりも大きく、
前記薬剤の均一な分布を得るために、前記第１の濃度は前記第２の濃度よりも低い、請求項２０に記載の有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
前記第１の開口および前記第２の開口は異なるサイズである、請求項２０に記載の有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
前記複数の第１および第２の開口はレーザーカット貫通孔である、請求項２０に記載の有益な作用物質の送出用の拡張式医療器具。
ステントに有益な作用物質を充填する方法であって、
ステントに複数の開口を設けることと、
圧電マイクロジェットによって有益な作用物質を前記複数の開口に分配することと
を含む、ステントに有益な作用物質を充填する方法。
前記分配するステップは、
前記複数の開口の第１の組に第１の有益な作用物質を分配することと、
前記複数の開口の第２の組に第２の有益な作用物質を分配することと
を含む、請求項２５に記載のステントに有益な作用物質を充填する方法。
前記複数の開口はレーザーカット貫通孔である、請求項２６に記載のステントに有益な作用物質を充填する方法。
前記複数の開口は異なる形状を有する、請求項２６に記載のステントに有益な作用物質を充填する方法。
前記複数の開口は異なるサイズを有する、請求項２６に記載のステントに有益な作用物質を充填する方法。
体内腔を支持するように構成される、ほぼ円筒形の組織支持器具本体と、
前記組織支持器具本体の複数の第１の貫通開口であって、前記第１の開口は、第１の有益な作用物質を含む、複数の第１の貫通開口と、
前記組織支持器具本体の複数の第２の貫通開口であって、前記第２の開口は、第２の有益な作用物質を含む、複数の第２の貫通開口と
を備える組織支持器具。
前記第２の有益な作用物質は、前記第１の有益な作用物質に含まれる薬剤と同じ薬剤を、異なる濃度で含む、請求項３０に記載の組織支持器具。
前記第２の有益な作用物質は、前記第１の有益な作用物質に含まれる薬剤と同じ薬剤を、異なる溶出プロファイルをもって含む、請求項３０に記載の組織支持器具。
前記第１の有益な作用物質および前記第２の有益な作用物質は異なる薬剤を含む、請求項３０に記載の組織支持器具。
前記第１の有益な作用物質および前記第２の有益な作用物質は、異なる形態の同じ薬剤を含む、請求項３０に記載の組織支持器具。
前記第１の開口は、前記第２の開口に収容される前記第２の有益な作用物質よりも高い濃度を有する、第１の有益な作用物質を収容する、請求項３０に記載の組織支持器具。
前記ほぼ円筒形の器具にコーティングされる第３の有益な作用物質をさらに含む、請求項３０に記載の組織支持器具。
前記複数の第１および第２の開口はレーザーカット貫通孔である、請求項３０に記載の組織支持器具。
前記複数の第１および第２の開口は異なる形状を有する、請求項３０に記載の組織支持器具。
前記複数の第１および第２の開口は異なるサイズを有する、請求項３０に記載の組織支持器具。
前記第１および第２の貫通開口は、前記組織支持器具によって支持される全領域にわたって前記第１および第２の有益な作用物質を送出するために、交互にまたは点在的に配置される、請求項３０に記載の組織支持器具。