JP2006352822A - セルサーチ制御方法および該方法を用いた移動機 - Google Patents

セルサーチ制御方法および該方法を用いた移動機 Download PDF

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Abstract

【課題】移動機の消費電力を抑え、在圏判定を適切に行うことができるセルサーチ制御を提供する。
【解決手段】本発明による移動機は、基地局からの同報信号を検出してセルサーチを行うセルサーチ実行部(120)と、基地局からの信号の測定値Xを報知信号の受信判定閾値Aと比較して、基地局からの報知信号を受信するか否かを判定する信号受信判定部(130)と、測定値Xを報知信号に含まれる在圏許可閾値Bと比較して、その基地局と在圏状態に入るか否かを判定する在圏判定部(170)とを備える。在圏判定部の判定結果に応じて、受信判定閾値Aやセルサーチの待ち時間を調整したり、セルサーチを行う基地局の選別を行ったりすることができる。これにより、移動機の消費電力を抑え、在圏許可閾値Bが変更された場合でも、適切な在圏判定を行うことができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、移動通信システムのセルサーチ制御に関し、より詳細には、移動機の消費電力を削減することができるセルサーチ制御に関する。
携帯電話システムに代表される移動通信システムでは、移動機が接続すべき基地局(セル)を特定する必要がある。通常、この処理は移動機側で行われ、セルサーチと称される。一般に、セルサーチでは、移動機が受信可能な範囲にある基地局の同報信号(パイロット信号など)を検出し、信号を検出した基地局に対して同期を試みる。同期が確立されると、移動機は報知信号などの制御信号を基地局との間で送受信し、移動通信システムと通信可能な在圏状態に入る。
実際には、移動機が在圏状態に入るべきか否かを、移動機の受信レベルや受信品質に応じて、移動通信システム側から制御する場合がある。具体的には、移動通信システムから報知信号を介して移動機に在圏状態に入るために必要な閾値(在圏許可閾値)を指定する。この場合、移動機は、セルサーチ時に検出した受信レベルまたは受信品質などの測定値がこの在圏許可閾値を上回っていれば、在圏状態に入り、そうでなければ、再度セルサーチを試みる。
そのため、セルサーチ時の測定値がこの閾値を下回っていると、セルサーチおよび報知信号の受信が繰り返し行われることになる。この繰り返しによる移動機の消費電力の増加を抑制するために、従来、セルサーチを行った後、報知信号を受信する前に、移動機の受信レベルや受信品質に応じて報知信号を受信すべきか否かの判定を行っていた。具体的には、セルサーチ時に検出した測定値が、報知信号を受信すべきか否かの判定を行う閾値(報知信号の受信判定閾値)よりも低い場合には、報知信号の受信を行うことなくセルサーチを再試行する。これにより、セルサーチ時における報知信号の受信頻度を削減し、移動機の消費電力の増加を抑えることができる。また、セルサーチ時に検出した信号の測定値のばらつきなども考慮して、報知信号の受信判定閾値を、デフォルトの在圏許可閾値よりも高めに設定することで、報知信号の受信頻度をさらに低減することができる。
しかしながら、従来のセルサーチ制御方法では、移動局が在圏許可閾値の異なるエリアに移動したり、基地局から報知信号を介して在圏許可閾値が変更されたりした場合、予め設定されている報知信号の受信判定閾値が適切でなくなるという問題がある。例えば、在圏許可閾値が報知信号の受信判定閾値よりも高くなると、報知信号の受信頻度が増加し、消費電力の増加を招くことになる。また、在圏許可閾値が当初の値よりも低く設定され、報知信号の受信判定閾値が固定されていると、報知信号の受信判定閾値以上の測定値を検出するまで、在圏許可閾値を更新することができず、在圏許可閾値の更新がなされないことになる。また、在圏許可閾値が更新されたとしても、報知判定閾値以上の測定値が検出されるまで、移動機は在圏状態に入ることができず、セルサーチを繰り返すことになる。
また、複数の基地局からの信号を受信する状況において、各基地局からの閾値の設定が異なる場合がある。例えば、移動通信システム側からの設定により、ある基地局(セル1)には在圏し難く、別の基地局(セル2)には在圏し易くする場合がある。このような状況では、セル1の在圏許可閾値が設定されている移動機では、報知判定閾値を通常それよりも高く設定しているため、セル2の在圏許可閾値が含まれる報知情報を受信することなく、セルサーチ動作を繰り返すことになる。その結果、このような移動機では、移動通信システムからの設定が反映されにくいという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、移動通信システムにおいて、移動機の消費電力増加を抑え、在圏判定を適切に行うことができるセルサーチ制御方法およびセルサーチ制御装置を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、移動通信システムの基地局からの信号を検出してセルサーチを行う移動機のセルサーチ制御方法であって、基地局からの信号の測定値を第1の閾値と比較して、前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信するか否かを判定することと、前記基地局からの信号の測定値を前記第2の閾値と比較して、前記基地局と在圏状態に入るか否かを判定することと、前記第2の閾値に基づいて前記第1の閾値を変更して、再度セルサーチを行うこととを備え、前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信しないと判定した場合、前記第1の閾値を変更して、再度セルサーチを行うことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のセルサーチ制御方法において、前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信しないと判定した場合に前記第1の閾値を変更することは、前記第1の閾値を所定の値だけ下げることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のセルサーチ制御方法において、前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信しないと判定した場合に前記第1の閾値を変更することは、前記第1の閾値を過去に使用した第1の閾値のうちで前記第1の閾値よりも小さく、値が最も近い第1の閾値に変更することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のセルサーチ制御方法において、前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信しないと判定した場合に前記第1の閾値を変更して再度セルサーチを行うことは、前記第1の閾値の変更量に対応する待ち時間の経過後に、再度セルサーチを行うことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のセルサーチ制御方法において、前記第2の閾値に基づいて前記第1の閾値を変更することは、前記第2の閾値と前回使用した第2の閾値との差に応じて前記第1の閾値を変更することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、移動通信システムの基地局からの信号を検出してセルサーチを行う移動機のセルサーチ制御方法であって、基地局からの信号の測定値を第1の閾値と比較して、前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信するか否かを判定することと、前記基地局からの信号の測定値を前記第2の閾値と比較して、前記基地局と在圏状態に入るか否かを判定することとを備え、前記基地局と在圏状態に入らないと判定した場合、所定の時間または回数だけ前記基地局を対象から外して、再度セルサーチを行うことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のセルサーチ制御方法であって、前記基地局と所定の回数だけ連続して在圏状態に入らないと判定した場合、所定の時間または回数だけ前記基地局を対象から外して、再度セルサーチを行うことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項6に記載のセルサーチ制御方法であって、前記基地局と在圏状態に入らないと判定した場合、前記基地局からの信号の測定値を前記第2の閾値と比較した結果に対応する時間または回数だけ前記基地局を対象から外して、再度セルサーチを行うことを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、移動通信システムの基地局からの信号を検出してセルサーチを行う移動機のセルサーチ制御方法であって、基地局からの信号の測定値を第1の閾値と比較して、前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信するか否かを判定することと、前記基地局からの信号の測定値を前記第2の閾値と比較して、前記基地局と在圏状態に入るか否かを判定することと、を備え、前記基地局と在圏状態に入らないと判定した場合、所定の待ち時間の経過後に、再度セルサーチを行うことを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、移動通信システムの基地局からの信号を検出してセルサーチを行う移動機であって、基地局からの信号の測定値を第1の閾値と比較して、前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信するか否かを判定する信号受信判定手段と、前記基地局からの信号の測定値を前記第2の閾値と比較して、前記基地局と在圏状態に入るか否かを判定する在圏判定手段と、前記第2の閾値に基づいて前記第1の閾値を変更して、再度セルサーチを行う第1の閾値変更手段とを備え、前記信号受信判定手段が前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信しないと判定した場合、前記第1の閾値を変更して、再度セルサーチを行うことを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の移動機において、前記信号受信判定手段が前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信しないと判定した場合、前記第1の閾値変更手段は、前記第1の閾値を所定の値だけ下げることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項10または11に記載の移動機において、前記信号受信判定手段が前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信しないと判定した場合、前記第1の閾値変更手段は、前記第1の閾値を過去に使用した第1の閾値のうちで前記第1の閾値よりも小さく、値が最も近い第1の閾値に変更することを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項10ないし12のいずれかに記載の移動機において、前記信号受信判定手段が前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信しないと判定した場合、前記第1の閾値の変更量に対応した待ち時間の経過後に、再度セルサーチを行うことを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項10ないし13のいずれかに記載の移動機において、前記第1の閾値変更手段は、前記第2の閾値と前回使用した第2の閾値との差に応じて前記第1の閾値を変更することを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は、移動通信システムの基地局からの信号を検出してセルサーチを行う移動機であって、基地局からの信号の測定値を第1の閾値と比較して、前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信するか否かを判定する信号受信判定手段と、前記基地局からの信号の測定値を前記第2の閾値と比較して、前記基地局と在圏状態に入るか否かを判定する在圏判定手段と、を備え、前記在圏判定手段が前記基地局と在圏状態に入らないと判定した場合、所定の時間または回数だけ前記基地局を対象から外して、再度セルサーチを行うことを特徴とする。
また、請求項16に記載の発明は、請求項15に記載の移動機において、前記在圏判定手段が前記基地局と所定の回数だけ連続して在圏状態に入らないと判定した場合、所定の時間または回数だけ前記基地局を対象から外して、再度セルサーチを行うことを特徴とする。
また、請求項17に記載の発明は、請求項15に記載の移動機において、前記在圏判定手段が前記基地局と在圏状態に入らないと判定した場合、前記基地局からの信号の測定値を前記第2の閾値と比較した結果に対応した時間または回数だけ前記基地局を対象から外して、再度セルサーチを行うことを特徴とする。
また、請求項18に記載の発明は、移動通信システムの基地局からの信号を検出してセルサーチを行う移動機であって、基地局からの信号の測定値を第1の閾値と比較して、前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信するか否かを判定する信号受信判定手段と、前記基地局からの信号の測定値を前記第2の閾値と比較して、前記基地局と在圏状態に入るか否かを判定する在圏判定手段とを備え、前記在圏判定手段が前記基地局と在圏状態に入らないと判定した場合、所定の待ち時間経過後に、再度セルサーチを行うことを特徴とする。
本発明は、セルサーチおよび在圏判定を必要とする様々な移動通信システムに適用することができる。このような移動通信システムは、例えば、FDMA方式、TDMA方式、CDMA方式などが含まれるが、これらに限定されない。以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1に、従来のセルサーチ制御のフローチャートの一例を示す。セルサーチは、信号の弱いエリアにいる時や電源オン時などの圏外の状態から開始される。移動機は、セルサーチを実行して、パイロット信号などの所定の同報信号を検出し、基地局との間でシンボル同期、フレーム同期などを行う(ステップS101)。同報信号が検出されないか、同期が確立できない場合、所定の待ち時間の経過後に、再度、セルサーチを試みる(ステップS102)。セルサーチが成功し、同期が確立されると、制御チャンネルなどで伝送される報知信号を受信すべきか否かの判定を行う(ステップS103)。これは、セルサーチ時に検出した同報信号の測定値Xが報知信号の受信判定閾値A以上であるか否かによって行う。測定値Xが閾値A未満の場合、所定の待ち時間の後に再度セルサーチを試みる(ステップS102)。測定値Xが閾値A以上の場合、報知信号の受信を行う(ステップS105)。この場合、移動機は、制御チャンネルなど所定のチャンネルで伝送される報知信号を適切なタイミングで受信し、復号することによって報知情報を得る。報知信号の受信または復号に失敗すると、再度、報知信号の受信を試みる(ステップS105)。報知信号の受信が成功すると、報知情報に含まれる在圏許可閾値Bを読み取り、セルサーチ時に検出した同報信号の測定値Xと比較する(ステップS107)。測定値Xが閾値B未満の場合は再度セルサーチを試みる(ステップS107)。測定値Xが閾値B以上の場合、移動機は在圏状態に入る。
図2から図4に、図1の制御における移動機の受信状態を例示する。図2は、在圏判定に成功した場合(X>AかつX>B)、図3は、セルサーチの実行時に失敗した場合や報知信号の受信判定に失敗した場合(X<A)、図4は、報知信号の受信判定に成功したが、在圏判定に失敗した場合(A<XかつX<B)の移動機の受信のオン/オフ状態をそれぞれ示している。
図2に示すように、移動機は、同報信号201に対してセルサーチ動作を行い、成功すると、報知信号202の受信を試みる。報知情報に含まれる在圏許可閾値(B)203を受信後、在圏判定に成功すると、移動機は待ち受け状態に入る。この待ち受け状態では、バッテリの消費を抑えるために、通常、移動機は基地局からの信号を所定のタイムスロットでのみ受信するよう動作する(間欠受信動作)。
図3では、移動機が同報信号301に対してセルサーチ動作を行い、信号検出/同期確立に失敗するか、報知信号の受信判定に失敗(X<A)すると、所定の待ち時間の後に、再度、同報信号301に対してセルサーチを試みている。この待ち時間は、バッテリ消費やネットワークへのアクセス性を考慮して適切な値に設定することができる。
図4では、移動機が同報信号401に対してセルサーチ動作を行い、信号検出/同期確立に成功し、報知信号の受信判定に成功(X>A)すると、報知信号402を受信する。報知情報の受信に成功すると、その中に含まれる在圏許可閾値(B)403を設定し、在圏判定を行う。在圏判定に失敗(X<B)すると、移動機は、再度、セルサーチ動作に戻って、先の動作を繰り返すことになる。このように、セルサーチに成功し、在圏判定に失敗する場合は、移動機の受信状態が常にONの状態となり、バッテリを急速に消耗してしまう。
図5に、本発明による移動機の構成の一例を示す。図5では、本発明を説明するために必要な機能のみを示しており、その他の移動機の機能を省略している。本発明による移動機500は、図に示すように、基地局からの信号を受信する受信機510と、受信した同報信号に基づいてセルサーチを行うセルサーチ実行部520とを備えている。さらに、移動機500は、受信した信号の測定値に基づいて報知信号の受信判定を行う報知信号受信判定部530と、報知信号の受信判定に基づいて報知信号の受信を行う報知信号受信部540とを備えている。また、移動機500は、報知信号に含まれる在圏許可閾値を読出し、閾値の設定を行う在圏許可閾値設定部550と、在圏許可閾値に基づいて報知信号の受信判定閾値の制御を行う報知受信判定閾値制御部560と、在圏許可閾値に基づいて在圏判定を行う在圏判定部570とを備えている。
受信機510は、アンテナを介して基地局から送信されている無線信号をモニターし、パイロット信号など所定の同報信号を受信する。セルサーチ実行部520は、受信機510を介して受信した同報信号を検出すると、その信号に対して同期を試みる。この同期プロセスは、通常、同報信号に含まれるタイミング情報に基づいてシンボル同期が行われ、さらにシンボル同期に基づいてフレーム同期が確立される。また、このセルサーチの過程で、セルサーチ実行部520は、同報信号の受信レベル(例えば、RSSI)や、同報信号の受信品質(例えば、誤り率)などの測定値Xを得ることができる。
セルサーチにおいて同期の確立に失敗すると、セルサーチ実行部520は、所定の待ち時間が経過した後に、再度、同報信号に対する同期を試みる(ステップS101)。同期の確立に成功した場合は、報知信号受信判定部530が、セルサーチ時に得られた測定値Xと、報知受信判定閾値制御部560により設定されている閾値Aとを比較する。測定値Xがこの設定閾値A以上であれば、報知信号受信判定部530が報知信号受信部540を起動する。
報知信号受信部540は、受信機510を介して報知信号を受信し、復号する。報知信号には、基地局を介して移動通信システムが指定する在圏許可閾値Bが含まれている。在圏許可閾値設定部550は、報知信号に含まれる閾値Bの値を読み取り、報知受信判定閾値制御部560と在圏判定部570に通知する。
報知受信判定閾値制御部560は、在圏許可閾値設定部550から在圏許可閾値Bを受け取り、この閾値に例えば所定のオフセットを加えて報知信号の受信判定閾値Aとして設定する。このオフセットは、例えば移動通信システム側から報知情報や制御情報の一部として各移動機に通知するようにしてもよい。あるいは、報知信号の受信判定閾値自体を移動通信システム側から各移動機に通知するようにしてもよい。
一方、在圏判定部570は、在圏許可閾値設定部550からの在圏許可閾値Bと、セルサーチ実行部520からのセルサーチ時に検出した同報信号の測定値Xとを比較し、その結果を出力する。移動機500は、在圏判定部570で同報信号の測定値Xが在圏許可閾値B以上の場合、在圏状態に入り(図2)、そうでない場合は、再度セルサーチを試みる。
図6に、本発明の第1の実施例による移動機500のセルサーチ制御のフローチャートの一例を示す。この実施例では、報知信号の受信判定閾値Aの値を各繰り返しごとに変更することによって、移動機の電力消費を抑えつつ、在圏許可閾値Bが適切な値に更新されるようにする。
移動機500は、圏外の状態からセルサーチの動作を開始する。ステップS601では、セルサーチ実行部520が受信機510を介して受信した同報信号を検出し、その信号に対してセルサーチ動作を実行する。同報信号が検出されないか、同期が得られない場合、再度、セルサーチ動作を繰り返す。このとき、図1の場合と同様に、所定の待ち時間の経過後に、セルサーチ動作を繰り返すようにしてもよい。ステップS601でセルサーチに成功すると、同報信号の受信レベルや受信品質などの測定値Xを得て、次のステップに進む。
ステップS603では、報知信号受信判定部530がセルサーチ実行部520からの測定値Xと、報知受信判定閾値制御部560から設定された報知信号の受信判定閾値Aとを比較する。この閾値は、所定のデフォルト値に設定されているか、前回のセルサーチ時に設定された値とすることができる。セルサーチ実行部からの測定値がこの閾値よりも低ければ(X<A)、ステップS604で報知受信判定閾値制御部560が閾値Aの設定値を所定の値だけ下げる。
その後、ステップS601に戻って、再度、セルサーチ動作を行う。この場合、セルサーチが成功すると、新たな同報信号の測定値Xが得られ、この測定値と所定の値だけ下げて新たな値に設定された閾値Aとが比較される。したがって、セルサーチ時に検出された同報信号の測定値Xが、設定されている報知信号の受信判定閾値Aを超えるまで(X>A)、ステップS601〜S604の動作が繰り返される。
なお、報知受信判定閾値制御部560が設定する閾値の下げ幅は、各繰り返しについて一定とすることもできるし、可変とすることもできる。また、報知受信判定閾値制御部560は、過去に使用した閾値のうち、今回の閾値よりも小さく、値の最も近い閾値を次回の報知信号の受信判定閾値Aとして設定するようにしてもよい。さらに、報知受信判定閾値制御部560による閾値の設定値を、ユーザ入力やタイムアウトなどの他のイベントの発生に応じて、変更したり、所定のデフォルト値にリセットしたりするようにしてもよい。また、閾値の下げ幅に応じて、所定の待ち時間を設定し、この待ち時間の経過後に、セルサーチ動作を繰り返すようにしてもよい。例えば、閾値の下げ幅が大きい場合には、待ち時間を大きく設定し、セルサーチの間隔を長くなるようにすることができる。また、これらの設定情報を、動通信システム側から報知情報や制御情報の一部として各移動機に通知するようにしてもよい。
測定値Xが報知信号の受信判定閾値Aを超えると、ステップS605で、報知信号受信部540が受信機510を介して報知信号を受信し、復号する。報知信号の受信に失敗するか、報知信号の復号に失敗すると、再度、報知信号の受信を試みる。この再試行を所定の回数だけ繰り返しても報知信号の受信に失敗した場合、ステップS601のセルサーチの実行に戻るようにしてもよい。ステップS605で報知信号の受信が成功すると、在圏許可閾値設定部550が報知情報に含まれる在圏許可閾値Bを読み取り、報知受信判定閾値制御部560および在圏判定部570に通知する。
次に、ステップS607では、在圏判定部570がセルサーチ実行部520からの測定値Xと、在圏許可閾値設定部550からの在圏許可閾値Bとを比較する。測定値がこの閾値よりも低ければ(X<B)、ステップS608で報知受信判定閾値制御部560が在圏閾値設定部550からの在圏許可閾値Bに所定のオフセット値を加えて、報知信号の受信判定閾値Aとして設定する。なお、このオフセット値は、一定とすることもできるし、在圏許可閾値の値に応じて可変とすることもできる。また、このオフセット値を、前回の在圏許可閾値を今回の在圏許可閾値から引いた値(差分)としてもよい。さらに、このオフセット値を報知情報に含め、移動通信システム側から設定できるようにしてもよい。
その後、ステップ601に戻って、再度、セルサーチ動作を行う。この場合、セルサーチが成功すると、新たな同報信号の測定値Xが得られ、この測定値と在圏許可閾値にオフセットを加えて新たな値に設定された報知信号の受信判定閾値Aとが比較される。このように、各繰り返しについて、報知信号判定閾値Aが最新の在圏許可閾値Bに基づいて更新されるようになる。
ステップS607で、測定値が在圏許可閾値設定部550により設定された在圏許可閾値を超えると(X>B)、在圏判定部570により、その結果が出力され、移動機500が在圏状態にセットされる。
以上より、在圏許可閾値Bが変更された場合でも、報知信号の受信判定閾値Aを適切な値に更新することにより、セルサーチ時の移動機の消費電力を抑えつつ、在圏許可閾値Bを適切な値に更新することができる。
図7に、本発明の第2の実施例による移動機500のセルサーチ制御のフローチャートの一例を示す。この実施例では、複数の基地局からの信号を受信する状況において、ある基地局に対する在圏判定に失敗すると、その基地局(セル)を所定の時間または回数だけセルサーチの対象から外すことによって、適切な在圏判定が行えるようにする。
移動機500は、圏外の状態からセルサーチの動作を開始する。ステップS701では、セルサーチ実行部520が受信機510を介して受信した同報信号を検出し、その信号に対してセルサーチ動作を実行する。同報信号が検出されないか、同期が得られない場合、所定の待ち時間の経過後に、再度、セルサーチ動作を繰り返す。セルサーチに成功すると、同報信号の受信レベルや受信品質などの測定値Xを得て、次のステップに進む。
ステップS703では、報知信号受信判定部530がセルサーチ実行部520からの測定値Xと、報知受信判定閾値制御部560から設定された報知信号の受信判定閾値Aとを比較する。この閾値は、所定のデフォルト値に設定されているか、前回のセルサーチ時に設定された値とすることができる。また、この閾値は、基地局ごとに個別に設定するようにしてもよい。セルサーチ実行部からの測定値がこの閾値よりも低ければ(X<A)、ステップS702で所定の待ち時間だけ待機する。
その後、ステップS701に戻って、再度、セルサーチ動作を行う。この場合、セルサーチが成功すると、新たな同報信号の測定値Xが得られ、この測定値と設定されている報知信号の受信判定閾値Aとが比較される。したがって、セルサーチ時に検出された同報信号の測定値が、設定されている報知信号の受信判定閾値を超えるまで(X>A)、ステップS701〜S704の動作が繰り返される。
測定値Xが報知信号の受信判定閾値Aを超えると、ステップS705で、報知信号受信部540が受信機510を介して報知信号を受信し、復号する。報知信号の受信に失敗するか、報知信号の復号に失敗すると、再度、報知信号の受信を試みる。この再試行を所定の回数だけ繰り返しても報知信号の受信に失敗した場合、ステップS701のセルサーチの実行に戻るようにしてもよい。ステップS705で報知信号の受信が成功すると、在圏許可閾値設定部550が報知情報に含まれる在圏許可閾値Bを読み取り、報知受信判定閾値制御部560および在圏判定部570に通知する。
次に、ステップS707では、在圏判定部570がセルサーチ実行部520からの測定値Xと、在圏許可閾値設定部550からの在圏許可閾値Bとを比較する。測定値がこの閾値よりも低ければ(X<B)、ステップS708でこの基地局を所定の時間または回数だけセルサーチの対象から外して、ステップS701に戻る。なお、この所定の時間または回数は、一定とすることもできるし、状況に応じて可変とすることもできる。また、この時間を報知情報に含め、移動通信システム側から設定できるようにしてもよい。
その後、ステップS701に戻って、再度、別の基地局からの信号に対してセルサーチ動作を行う。この場合、セルサーチが成功すると、その基地局の同報信号の測定値Xが得られ、この測定値と設定されている報知信号の受信判定閾値Aとが比較される。このように、各繰り返しについて、別の基地局の信号に対してセルサーチ動作が行われるようになる。
ステップS707で、測定値が在圏許可閾値設定部550により設定された在圏許可閾値を超えると(X>B)、在圏判定部570により、その結果が出力され、移動機500が在圏状態にセットされる。
以上より、複数の基地局からの信号を受信する状況において、効率的なセルサーチが可能となる。また、移動通信システムの設定により、複数の基地局が異なる閾値を有する場合でも、これらの閾値が移動機の設定に反映され易くなる。
なお、本実施例における基地局の特定は、その基地局の同報信号に割り当てられた周波数やスクランブルコードによって行うことができる。例えば、FDMA/TDMA方式では、各基地局の同報信号に異なる周波数が割り当てられていれば、これに基づいてセルサーチの際に対象から外す基地局を特定することができる。また、CDMA方式では、各基地局の同報信号に異なる周波数および/またはスクランブルコードが割り当てられていれば、これに基づいてセルサーチの際に対象から外す基地局を特定することができる。
図8に、本発明の第3の実施例による移動機500のセルサーチ制御のフローチャートの一例を示す。この実施例では、実施例2の場合において、ある基地局に対する在圏判定が所定の回数N(例えば、3回)だけ連続して失敗すると、その基地局(セル)を所定の時間または回数だけセルサーチの対象から外すことによって、適切な在圏判定が行えるようにする。なお、ステップS801からS805までは、図7のステップS701からS705までと同様であるので、説明を省略する。
ステップS807において、在圏判定部570がセルサーチ実行部520からの測定値Xと、在圏許可閾値設定部550からの在圏許可閾値Bとを比較する。測定値がこの閾値よりも低ければ(X<B)、ステップS808でこの基地局が前回に失敗した基地局と同一かを確認する。同一であれば、カウント数を1だけインクリメントし、そうでなければカウント数を0にリセットする。
次に、ステップS810で、カウント数が所定の回数Nを超えていなければ、ステップS801に戻り、所定の回数Nを超えていれば、ステップS812でこの基地局を所定の時間または回数だけセルサーチの対象から外して、ステップS801に戻る。なお、この所定の回数Nは、一定とすることもできるし、状況に応じて可変とすることもできる。また、この回数Nを報知情報に含め、移動通信システム側から設定できるようにしてもよい。
その後、ステップS801に戻って、再度、セルサーチの動作を行う。この場合、セルサーチが成功すると、その基地局の同報信号の測定値Xが得られ、この測定値と設定されている報知信号の受信判定閾値Aとが比較される。このように、所定の回数だけ連続して同じ基地局の在圏判定に失敗すると、別の基地局の信号に対してセルサーチ動作が行われるようになる。
ステップS807で、測定値が在圏許可閾値設定部550により設定された在圏許可閾値を超えると(X>B)、在圏判定部570により、その結果が出力され、移動機500が在圏状態にセットされる。
以上より、複数の基地局からの信号を受信する状況において、所定の回数Nを適切な値に設定することにより、効率的なセルサーチが可能となる。なお、本実施例における基地局の特定は、実施例2の場合と同様である。
図9に、本発明の第4の実施例による移動機500のセルサーチ制御のフローチャートの一例を示す。この実施例では、実施例2の場合において、ある基地局に対する在圏判定が失敗した場合、測定値Xと在圏判定閾値Bとの差に対応した時間または回数だけその基地局(セル)をセルサーチの対象から外すことによって、適切な在圏判定が行えるようにする。なお、ステップS901からS905までは、図7のステップS701からS705までと同様であるので、説明を省略する。
ステップS907において、在圏判定部570がセルサーチ実行部520からの測定値Xと、在圏許可閾値設定部550からの在圏許可閾値Bとを比較する。測定値がこの閾値よりも低ければ(X<B)、ステップS808で測定値と閾値の差(B−X)に対応する時間または回数だけ、この基地局をセルサーチの対象から外して、ステップ901に戻る。この時間は、例えば、下記の表のように予め設定してもよいし、数式を用いて求めるようにしてもよい。また、この時間または時間の設定情報を報知情報に含め、移動通信ステム側から設定できるようにしてもよい。
Figure 2006352822
その後、ステップS901に戻って、再度、セルサーチ動作を行う。この場合、セルサーチが成功すると、その基地局の同報信号の測定値Xが得られ、この測定値と設定されている報知信号の受信判定閾値Aとが比較される。このように、各繰り返しについて、測定値Xと在圏判定閾値Bの差に応じて、セルサーチ動作が行われるようになる。
ステップS907で、測定値が在圏許可閾値設定部550により設定された在圏許可閾値を超えると(X>B)、在圏判定部570により、その結果が出力され、移動機500が在圏状態にセットされる。
以上より、複数の基地局からの信号を受信する状況において、基地局からの信号の測定値Xと在圏判定閾値Bとの差に応じて、効率的なセルサーチが可能となる。なお、本実施例における基地局の特定は、実施例2の場合と同様である。
図10に、本発明の第5の実施例による移動機500のセルサーチ制御のフローチャートの一例を示す。この実施例では、図1の場合において、在圏判定に失敗すると、所定の時間の経過後に、再度、セルサーチを行うことで、移動機のバッテリ消費を抑えるようにする。なお、ステップS1001からS1005までは、図1のステップS101からS105までと同様であるので、説明を省略する。
ステップS1007において、在圏判定部570がセルサーチ実行部520からの測定値Xと、在圏許可閾値設定部550からの在圏許可閾値Bとを比較する。測定値がこの閾値よりも低ければ(X<B)、ステップS1008で所定の時間の経過後に、再度、セルサーチを試みる。なお、この所定の時間は、一定とすることもできるし、状況に応じて可変とすることもできる。また、この時間を報知情報に含め、移動通信システム側から設定できるようにしてもよい。
その後、ステップS1001に戻って、再度、セルサーチの動作を行う。この場合、セルサーチが成功すると、その基地局の同報信号の測定値Xが得られ、この測定値と設定されている報知信号の受信判定閾値Aとが比較される。このように、所定の時間の経過後に、再度、セルサーチを行うことで、間欠的にセルサーチ動作が行われるようになる。
ステップS1007で、測定値が在圏許可閾値設定部550により設定された在圏許可閾値を超えると(X>B)、在圏判定部570により、その結果が出力され、移動機500が在圏状態にセットされる。
以上より、在圏判定が失敗した場合でも、所定の時間だけ待機することで、セルサーチ時の移動機の消費電力を抑えることができる。
以上、本発明について、いくつかの実施例について具体的に説明したが、本発明の原理を適用できる多くの実施可能な形態に鑑みて、ここに記載した実施例は、単に例示に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。例えば、報知信号の受信判定および在圏判定に用いる測定値Xはセルサーチ時の同報信号の測定値として説明したが、在圏判定には、例えば報知信号受信時の報知信号の測定値を用いてもよい。また、それぞれの実施例は、適宜、組み合わせて実施することもできる。このように、ここに例示した実施形態は、本発明の趣旨から逸脱することなくその構成と詳細を変更することができる。さらに、説明のための構成要素および手順は、本発明の趣旨から逸脱することなく変更、補足、またはその順序を変えてもよい。
本発明は、各セルの在圏許可閾値を変更するか、または異なる在圏許可閾値が使用される状況において有用である。例えば、移動通信システムの各セルのトラフィックに応じて、システム側で、セルの容量とセルのサイズとの間のバランスを調整したい場合がある。具体的には、在圏許可閾値を高く設定してセルサイズを見かけ上小さくすることによって、セル内で使用される個別チャンネルなどの平均送信電力を低く抑え、セルの容量(同時接続ユーザ数など)を増大することができる。逆に、セルの容量を犠牲にして、在圏許可閾値を低く設定し、セルサイズを大きくすることもできる。また、携帯電話ネットワークでは、国際ローミングなど事業者間で在圏許可閾値が異なる可能性があり、本発明は、このような場合でも柔軟に対応可能な移動機を提供することができる。
移動機のセルサーチ制御の一例を示すフローチャートである。 移動機が在圏判定に成功した場合の受信状態の一例を示すタイムチャートである。 移動機がセルサーチの実行時に失敗したか、または報知信号の受信判定に失敗した場合の受信状態の一例を示すタイムチャートである。 移動機が報知信号の受信判定に成功したが、在圏判定に失敗した場合の受信状態の一例を示すタイムチャートである。 本発明による移動機のセルサーチ制御に関連する構成の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施例による移動機のセルサーチ制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例による移動機のセルサーチ制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施例による移動機のセルサーチ制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施例による移動機のセルサーチ制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施例による移動機のセルサーチ制御の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
201,301,401 同報信号
202,402 報知信号
203,403 在圏判定閾値
204 ページングスロット
500 移動機
510 受信機
520 セルサーチ実行部
530 報知信号受信判定部
540 報知信号受信部
550 在圏許可閾値設定部
560 報知受信判定閾値制御部
570 在圏判定部

Claims (18)

  1. 移動通信システムの基地局からの信号を検出してセルサーチを行う移動機のセルサーチ制御方法であって、
    基地局からの信号の測定値を第1の閾値と比較して、前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信するか否かを判定することと、
    前記基地局からの信号の測定値を前記第2の閾値と比較して、前記基地局と在圏状態に入るか否かを判定することと、
    前記第2の閾値に基づいて前記第1の閾値を変更して、再度セルサーチを行うことと
    を備え、前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信しないと判定した場合、前記第1の閾値を変更して、再度セルサーチを行うことを特徴とするセルサーチ制御方法。
  2. 請求項1に記載のセルサーチ制御方法において、
    前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信しないと判定した場合に前記第1の閾値を変更することは、前記第1の閾値を所定の値だけ下げることを特徴とするセルサーチ制御方法。
  3. 請求項1または2に記載のセルサーチ制御方法において、
    前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信しないと判定した場合に前記第1の閾値を変更することは、前記第1の閾値を過去に使用した第1の閾値のうちで前記第1の閾値よりも小さく、値が最も近い第1の閾値に変更することを特徴とするセルサーチ制御方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のセルサーチ制御方法において、
    前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信しないと判定した場合に前記第1の閾値を変更して再度セルサーチを行うことは、前記第1の閾値の変更量に対応する待ち時間の経過後に、再度セルサーチを行うことを特徴とするセルサーチ制御方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のセルサーチ制御方法において、
    前記第2の閾値に基づいて前記第1の閾値を変更することは、前記第2の閾値と前回使用した第2の閾値との差に応じて前記第1の閾値を変更することを特徴とするセルサーチ制御方法。
  6. 移動通信システムの基地局からの信号を検出してセルサーチを行う移動機のセルサーチ制御方法であって、
    基地局からの信号の測定値を第1の閾値と比較して、前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信するか否かを判定することと、
    前記基地局からの信号の測定値を前記第2の閾値と比較して、前記基地局と在圏状態に入るか否かを判定することと
    を備え、前記基地局と在圏状態に入らないと判定した場合、所定の時間または回数だけ前記基地局を対象から外して、再度セルサーチを行うことを特徴とするセルサーチ制御方法。
  7. 請求項6に記載のセルサーチ制御方法であって、
    前記基地局と所定の回数だけ連続して在圏状態に入らないと判定した場合、所定の時間または回数だけ前記基地局を対象から外して、再度セルサーチを行うことを特徴とするセルサーチ制御方法。
  8. 請求項6に記載のセルサーチ制御方法であって、
    前記基地局と在圏状態に入らないと判定した場合、前記基地局からの信号の測定値を前記第2の閾値と比較した結果に対応する時間または回数だけ前記基地局を対象から外して、再度セルサーチを行うことを特徴とするセルサーチ制御方法。
  9. 移動通信システムの基地局からの信号を検出してセルサーチを行う移動機のセルサーチ制御方法であって、
    基地局からの信号の測定値を第1の閾値と比較して、前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信するか否かを判定することと、
    前記基地局からの信号の測定値を前記第2の閾値と比較して、前記基地局と在圏状態に入るか否かを判定することと、
    を備え、前記基地局と在圏状態に入らないと判定した場合、所定の待ち時間の経過後に、再度セルサーチを行うことを特徴とするセルサーチ制御方法。
  10. 移動通信システムの基地局からの信号を検出してセルサーチを行う移動機であって、
    基地局からの信号の測定値を第1の閾値と比較して、前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信するか否かを判定する信号受信判定手段と、
    前記基地局からの信号の測定値を前記第2の閾値と比較して、前記基地局と在圏状態に入るか否かを判定する在圏判定手段と、
    前記第2の閾値に基づいて前記第1の閾値を変更して、再度セルサーチを行う第1の閾値変更手段と
    を備え、前記信号受信判定手段が前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信しないと判定した場合、前記第1の閾値を変更して、再度セルサーチを行うことを特徴とする移動機。
  11. 請求項10に記載の移動機において、
    前記信号受信判定手段が前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信しないと判定した場合、前記第1の閾値変更手段は、前記第1の閾値を所定の値だけ下げることを特徴とする移動機。
  12. 請求項10または11に記載の移動機において、
    前記信号受信判定手段が前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信しないと判定した場合、前記第1の閾値変更手段は、前記第1の閾値を過去に使用した第1の閾値のうちで前記第1の閾値よりも小さく、値が最も近い第1の閾値に変更することを特徴とする移動機。
  13. 請求項10ないし12のいずれかに記載の移動機において、
    前記信号受信判定手段が前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信しないと判定した場合、前記第1の閾値の変更量に対応した待ち時間の経過後に、再度セルサーチを行うことを特徴とする移動機。
  14. 請求項10ないし13のいずれかに記載の移動機において、
    前記第1の閾値変更手段は、前記第2の閾値と前回使用した第2の閾値との差に応じて前記第1の閾値を変更することを特徴とする移動機。
  15. 移動通信システムの基地局からの信号を検出してセルサーチを行う移動機であって、
    基地局からの信号の測定値を第1の閾値と比較して、前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信するか否かを判定する信号受信判定手段と、
    前記基地局からの信号の測定値を前記第2の閾値と比較して、前記基地局と在圏状態に入るか否かを判定する在圏判定手段と、
    を備え、前記在圏判定手段が前記基地局と在圏状態に入らないと判定した場合、所定の時間または回数だけ前記基地局を対象から外して、再度セルサーチを行うことを特徴とする移動機。
  16. 請求項15に記載の移動機において、
    前記在圏判定手段が前記基地局と所定の回数だけ連続して在圏状態に入らないと判定した場合、所定の時間または回数だけ前記基地局を対象から外して、再度セルサーチを行うことを特徴とするセルサーチ制御方法。
  17. 請求項15に記載の移動機において、
    前記在圏判定手段が前記基地局と在圏状態に入らないと判定した場合、前記基地局からの信号の測定値を前記第2の閾値と比較した結果に対応した時間または回数だけ前記基地局を対象から外して、再度セルサーチを行うことを特徴とする移動機。
  18. 移動通信システムの基地局からの信号を検出してセルサーチを行う移動機であって、
    基地局からの信号の測定値を第1の閾値と比較して、前記基地局から第2の閾値を含む信号を受信するか否かを判定する信号受信判定手段と、
    前記基地局からの信号の測定値を前記第2の閾値と比較して、前記基地局と在圏状態に入るか否かを判定する在圏判定手段と
    を備え、前記在圏判定手段が前記基地局と在圏状態に入らないと判定した場合、所定の待ち時間経過後に、再度セルサーチを行うことを特徴とする移動機。

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