JP2006351891A - 回路基板の静電気除電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路基板に発生する静電気を簡単な構成でしかも確実に除電できる回路基板の静電気除電装置を提供する。
【解決手段】回路基板20が搬送ユニットにより所定位置に搬送されてきて、そこで上下動プレート21が上昇して回路基板がロックされる。上下動プレート21には、回路基板のグランドや電源の位置に合わせて放電ピン23が取り付けられる。放電ピンは、回路基板のロック時に上昇され、回路基板と接触し、回路基板に帯電した静電気が、放電ピン並びに上下動プレートを介してアースに放電させる。このような構成では、簡単な構成でしかも確実に静電気を放電でき、回路基板に搭載される電子部品が静電気により損傷を受けることが少なくなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、回路基板の静電気除電装置、更に詳細には、搬送ユニットにより所定位置に搬送されてきて、そこでロックされる回路基板に帯電した静電気を除電する回路基板の静電気除電装置に関する。
従来から、部品供給装置から供給される電子部品を、吸着ヘッドにより吸着し、この吸着された部品を搬送ユニットより搬送されてくる回路基板の所定位置に搭載する電子部品実装装置が知られている。このような電子部品実装装置では、搬送ユニットによって搬送されてくる回路基板に静電気が搬送中に帯電し、電子部品を損傷させてしまうという問題がある。
そこで、湿度の高いエアを回路基板に吹き付け、帯電電荷の一部を気中に漏洩させ、回路基板の剥離帯電による絶縁破壊を防止することが行われている(特許文献1)。
また、回路基板を固定する治具に導電性ブラシを取り付け、この導電性ブラシを高抵抗を介してアースさせ、静電気対策を講じることが行われている(特許文献2)。
特開平7−73991号公報 実開平6−50400号公報
しかしながら、特許文献1による対策では、エア吹き付け装置を必要とするので、設備費が高くなり、また静電気発生防止が確実でない、という問題がある。
また、特許文献2の場合には、回路基板をXYテーブルに固定する固定治具に導電性ブラシを取り付けているために、導電性ブラシの位置に合わせて回路基板にグランドパターンを形成しなければならない、という問題がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、回路基板に発生する静電気を簡単な構成でしかも確実に除電できる回路基板の静電気除電装置を提供することを課題とする。
本発明は、
搬送ユニットにより所定位置に搬送されてきて、そこでロックされる回路基板に帯電した静電気を除電する回路基板の静電気除電装置であって、
回路基板が所定位置に搬送されたとき回路基板をロックするために上下動するアースされた導電性の上下動部材に、導電性の放電ピンを取り付け、該放電ピンを、回路基板のロック時に、上昇させて回路基板のグランドパターン及び/又は電源パターンと接触させ、回路基板に帯電した静電気を、放電ピン並びに上下動部材を介してアースに放電させることを特徴とする。
本発明では、搬送ユニットにより搬送される回路基板がロックされるときに、そのロックと同期して導電性の放電ピンを回路基板に接触させて、回路基板に帯電した静電気を除電させることができるので、搬送動作で静電気が帯電してしまった、またはしてしまう回路基板においても、簡単な構成でしかも確実に静電気を放電できるために、回路基板に搭載される電子部品が静電気により損傷を受けることが少なくなる、という効果が得られる。
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1には、部品実装装置などにおいて部品が実装される回路基板20を搬送する搬送ユニット10が概略が図示されている。搬送ユニット10は、側板として形成された搬送レール11、12を両側に有し、搬送レール11の内側には、搬送ベルト14を巻回させるプーリ13a、13bが取り付けられている。搬送レール12にも、同様なプーリ、搬送ベルトが設けられているが、搬送レール12の内側であるため、図1には、図示されていない。
搬送ベルト14は、モータ13によりプーリ13aが回転することにより矢印で示した方向に移動し、また動力伝達軸15を介して搬送レール12側のプーリを回転させることにより搬送レール12側の搬送ベルトも同方向に移動する。搬送ベルト14上には、回路基板20が載置されるので、回路基板20は、モータ13が回転すると、搬送ベルト14により搬送レール11、12に沿って矢印方向に搬送される。
回路基板20に部品が実装される位置には、金属など導電性のよい材質からできたアースされた上下動プレート(上下動部材)21が設けられており、この上下動プレート21は、図2に示したように、昇降シリンダ30により上下に垂直方向に昇降し、この上下動プレート21には、部品実装位置において回路基板を固定するために、バックアップピン23が設けられる。図1では、煩雑さを避けるために、このバックアップピン23が設けられる位置が垂直に延びる一点鎖線(4箇所)で示されている。また、上下動プレート21が上昇して回路基板20を持ち上げたとき、その上昇を規制するために、搬送レール11、12には、上昇規制部材11a、12aが複数形成されている。これらの上昇規制部材11a、12aは、本実施例では、部品実装位置の搬送レールを一部切り欠き、その残存部を内側に折り返す形で形成されており、それぞれ搬送レールと一体になっている。
また、上下動プレート21には、複数の放電ピン22が着脱自在に取り付けられる。放電ピン22は、図3に図示したように、下端にねじ部22cが形成され、上端が円錐部22bとなった中空のロッド22aから構成され、ねじ部22c、円錐部22b、ロッド22aは、金属など導電性のある材質から形成され、その全体が導電性となっている。円錐部22bは、上部に設けれたコイルばね22dにより上方に付勢され、円錐部22bに結合されたストッパ22fがロッド22aに固定された規制板22eに当接することにより、その上昇移動が制限される。また、円錐部22bに上方から力が加わると、円錐部22bが下方にdの距離移動してロッド22aの上端に当接し、その下降移動が規制される。
この放電ピン22は、図2に示したように、回路基板の裏面に形成されたグランドパターン20a及び/又は電源パターン20bに合わせて上下動プレート21にねじ結合することができ、放電ピン22がこのグランドパターン及び/又は電源パターンに接触すると、回路基板に発生する静電気は、放電ピン22を介して上下動プレート21に流れて放電される。なお電源パターンはプラス電源、マイナス電源等複数想定される。
また、図示されていないが、上下動プレート21には、位置決めピンが複数設けられており、この位置決めピンが回路基板に設けられた孔に挿入されることにより回路基板は、部品実装位置に位置決めされる。
このような構成において、回路基板20は搬送ユニット10により、電子部品が実装される位置に搬送され、ここで位置決めピンにより位置決められる、このとき、上下動プレート21が昇降シリンダ30により、図2(A)に示した位置から図2(B)の位置に上昇し、バックアップピン23が回路基板20を持ち上げ、回路基板20の両側端を上昇規制部材11a、12aに当接させる。これにより回路基板20がバックアップピン23と上昇規制部材11a、12aにより挟持され、回路基板20はロックされ、その位置に固定される。
上下動プレート21が上昇して回路基板20をロックするとき、放電ピン22も同様に上昇し、その先端にある円錐部22bが回路基板20の裏側に形成されたグランドパターン20a及び/又は電源パターン20bと接触する。従って、回路基板20の回路パターンやその他の部分に静電気が発生していたとしても、この静電気は、グランドパターン20a及び/又は電源パターン20b、放電ピン22を介して上下動プレート21に流れ、アースに放電され、除電させることができる。
放電ピン22の円錐部22bは、コイルばね22dにより上方に付勢されており、回路基板20に弾性接触するので、コイルばね22dの強さ、また放電ピン22の上下動プレート21へのねじ込み量を調節することにより、回路基板20への接触圧を適度な値にすることができ、放電ピン22が回路基板20と接触しても回路基板20を損傷することなく、回路基板に発生する静電気を除去することができる。
また、この放電ピン22は、回路基板20を下方から持ち上げる作用もするので、バックアップピン23の機能も有する。従って、バックアップピンを省略して、放電ピンを代用することもでき、この場合には、バックアップピンを全部あるいは一部省略できるので、安価な構成となる。
回路基板の裏側にグランドや、電源が設けられていない場合には、基板の裏側全体を覆う導電性のシートを放電ピン22で支持し、回路基板ロック時、放電ピンでこのシートを回路基板の裏面に接触させ、帯電した静電気をこのシートを介して除電させることもできる。
また、放電ピンの位置並びにその数は、回路基板のグランドパターンや電源パターンの位置とその数に合わせて変更することができ、それにより放電効果を高めることができる。
回路基板を搬送する搬送ユニットの構成を示す概略斜視図である。 回路基板をロックするときの動作を示した搬送ユニットの縦断面図である。 放電ピンの構成を一部破断して示した正面図である。
符号の説明
10 搬送ユニット
14 搬送ベルト
20 回路基板
21 上下動プレート
22 放電ピン
23 バックアップピン
30 昇降シリンダ

Claims (4)

  1. 搬送ユニットにより所定位置に搬送されてきて、そこでロックされる回路基板に帯電した静電気を除電する回路基板の静電気除電装置であって、
    回路基板が所定位置に搬送されたとき回路基板をロックするために上下動するアースされた導電性の上下動部材に、導電性の放電ピンを取り付け、該放電ピンを、回路基板のロック時に、上昇させて回路基板のグランドパターン及び/又は電源パターンと接触させ、回路基板に帯電した静電気を、放電ピン並びに上下動部材を介してアースに放電させることを特徴とする回路基板の静電気除電装置。
  2. 前記放電ピンが回路基板と弾性接触することを特徴とする請求項1に記載の回路基板の静電気除電装置。
  3. 前記放電ピンが、上下動部材に着脱自在に取り付けられ、回路基板の種類に応じてその取り付け位置が変更可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の回路基板の静電気除電装置。
  4. 前記放電ピンが回路基板のロックに用いられることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の回路基板の静電気除電装置。
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