JP2006349490A - 部品教示データ作成方法 - Google Patents

部品教示データ作成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006349490A
JP2006349490A JP2005175676A JP2005175676A JP2006349490A JP 2006349490 A JP2006349490 A JP 2006349490A JP 2005175676 A JP2005175676 A JP 2005175676A JP 2005175676 A JP2005175676 A JP 2005175676A JP 2006349490 A JP2006349490 A JP 2006349490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
background
dimension
image
teaching data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005175676A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4580824B2 (ja
Inventor
Hiroyoshi Minamide
裕喜 南出
Atsushi Tanabe
敦 田邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005175676A priority Critical patent/JP4580824B2/ja
Publication of JP2006349490A publication Critical patent/JP2006349490A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4580824B2 publication Critical patent/JP4580824B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】 部品の高さを示す部品教示データを簡単に作成する部品教示データ作成方法を提供する。
【解決手段】 部品の高さを示す部品教示データを簡単に作成する方法は、照明具171dが部品を含む周辺を照らす部品照明ステップS100と、カバーシート173の一面が背景となるように、照明具171dで照らされた部品を撮像することにより、その背景を含む部品のカラー画像を生成する部品画像生成ステップS102と、部品の高さをそのカラー画像の背景の青色の濃淡値に基づいて特定する寸法特定ステップS106と、寸法特定ステップS106により特定された高さを示す部品教示データを作成するデータ作成ステップS110とを含む。
【選択図】 図8

Description

本発明は、電子部品などの部品の形態を示す部品教示データを作成する部品教示データ作成方法に関するものである。
従来より、電子部品を撮像することで、その電子部品の形状や特徴的な寸法を示す部品教示データを作成する部品教示データ作成方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
上記特許文献1の部品教示データ作成方法(部品認識データ作成装置)では、カラースキャナーで電子部品を撮像することで、その電子部品のカラー画像を生成する。そして、そのカラー画像に表示されている電子部品のボディや電極の外形を抽出し、それらの寸法を測定することで部品教示データを作成する。
ここで、上記特許文献1の部品教示データ作成方法では、一般にテレビ放送等で活用されているクロマキー技術を用いてボディや電極の外形を抽出するために、電子部品の背景が青色となるようにカラー画像を生成する。
図10は、上記特許文献1のカラースキャナーで電子部品のカラー画像が生成される様子を説明するための説明図である。
オペレータは、電子部品90のカラー画像を生成するため、この図10に示すように、まず、カラースキャナー900の読み取り面901上に電子部品90を載置する。次に、オペレータは、カラー画像の背景が青色となるように、青色の背面カバー902をカラースキャナー900に取り付ける。そして、オペレータは、そのように取り付けられた背面カバー902を、電子部品90が載置された読み取り面901上に覆い被せる。
このような状態でカラースキャナー900は電子部品90を撮像し、背景が青色の電子部品90のカラー画像を生成する。
特開2004−213562号公報
しかしながら、上記特許文献1の部品教示データ作成方法では、電子部品の高さを示す部品教示データを簡単に作成することができないという問題がある。
即ち、カラースキャナー900は電子部品90を一方向だけから撮像しているため、カラースキャナー900によって生成されるカラー画像から電子部品の外形を抽出しても、その外形には電子部品の高さ(厚み)が表れていないのである。したがって、上記特許文献1の部品教示データ作成方法では、そのカラー画像から抽出された電子部品の外形の寸法を測定することにより電子部品の横幅及び縦幅などを特定しても、そのカラー画像からは電子部品の高さを特定することができない。そのため、オペレータは、わざわざ電子部品90の高さをノギスなどを用いて測定し、その結果をコンピュータに入力することで、電子部品の高さを含む部品教示データを作成している。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、部品の高さを示す部品教示データを簡単に作成する部品教示データ作成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る部品自動教示装置は、 基板上に実装される部品の形態を示す部品教示データを作成する方法であって、照明手段と背景部材との間に部品があり、前記照明手段及び背景部材の配列方向に沿う前記部品の対象寸法に応じて、前記照明手段と背景部材との間の距離が変化する状況において、前記照明手段が前記部品を含む周辺を照らす部品照明ステップと、前記背景部材の一面が背景となるように、前記部品照明ステップで照らされた前記部品を撮像することにより、前記背景を含む部品の画像を生成する部品画像生成ステップと、前記対象寸法を前記画像の背景の色の濃淡値に基づいて特定する寸法特定ステップと、前記寸法特定ステップにより特定された対象寸法を示す前記部品教示データを作成するデータ作成ステップとを含むことを特徴とする。
例えば、スキャナーを用いる場合には、照明手段はスキャナーに内蔵された照明具に相当し、背景部材はスキャナーのカバーに取着されたカバーシートに相当する。したがって、部品を撮像し得るようにこのスキャナーに部品を配置すると、上述の部品の対象寸法は部品の高さに相当し、その高さに応じて照明具とカバーシートとの間の距離が変化する状況となる。このような状況において、照明具が部品を含む周辺を照らすと、照明具からの光はカバーシートの一面に向かう。そして、部品の高さが低いと、そのカバーシートの一面は明るく照らし出され、部品の高さが高いと、そのカバーシートの一面は暗く照らし出される。
そこで本発明では、このような状況を利用することにより、カバーシートの一面を背景として照らされた部品の画像を生成し、その画像の背景の色の濃淡値に基づいて部品の高さを特定する。これにより、わざわざノギスで部品の高さを測ることなく、部品の高さを示す部品教示データを簡単に作成することができる。
また、前記寸法特定ステップでは、寸法と濃淡値との関係を示す特性データを参照することにより、前記画像の背景の色の濃淡値に対応する前記対象寸法を特定することを特徴としてもよい。
これにより、特性データを参照するだけで、複雑な演算を行うことなく簡単に部品教示データを作成することができる。
また、前記部品教示データ作成方法は、さらに、基準寸法を取得する寸法取得ステップと、前記照明手段から前記基準寸法に応じた距離だけ離れた位置にある前記背景部材を前記照明手段が照らす背景照明ステップと、前記背景照明ステップで照らされた前記背景部材を撮像することにより、前記背景部材の背景画像を生成する背景画像生成ステップと、前記背景画像の色の濃淡値及び前記基準寸法に基づいて、前記特性データを生成する特性データ生成ステップとを含むことを特徴としてもよい。例えば、前記背景照明ステップでは、前記照明手段と前記背景部材との間に、前記配列方向に沿う寸法が前記基準寸法となる基準部品を配置した状態で、前記背景部材を照らす。
これにより、背景画像生成ステップにおいて部品画像生成ステップと同じ撮像素子を用いて背景部材を撮像する場合には、背景照明ステップ及び背景画像生成ステップと、部品照明ステップ及び部品画像生成ステップでは、それぞれ同じ撮像素子、照明手段、及び背景部材を用いて処理が行われるため、特性データの示す寸法と濃淡値との関係を正確にすることができる。
また、前記特性データ生成ステップでは、前記寸法取得ステップで取得された複数の基準寸法と、前記各基準寸法に対応して前記背景画像生成ステップで生成された複数の前記背景画像の色の濃淡値とに基づいて、前記寸法と前記濃淡値との関係を関数で示す前記特性データを生成することを特徴としてもよい。例えば、前記特性データ生成ステップでは、前記寸法と前記濃淡値との関係を一次関数で示す前記特性データを生成する。
これにより、特性データは関数により寸法と濃淡値との関係を示すため、例えば特性データが各寸法に対する濃淡値を示す場合と比べて、特性データのデータ量を少なくすることができる。
また、前記部品画像生成ステップでは、前記背景部材の単色の一面が背景となるように、前記部品照明ステップで照らされた前記部品をカラーで撮像することにより、前記背景を含む部品の画像を生成し、前記寸法特定ステップでは、前記対象寸法を前記画像の背景の単色の濃淡値に基づいて特定することを特徴としてもよい。例えば、前記部品画像生成ステップでは、前記背景部材の青色の一面が背景となるように、前記部品照明ステップで照らされた前記部品をカラーで撮像することにより、前記背景を含む部品の画像を生成し、前記寸法特定ステップでは、前記対象寸法を前記画像の背景の青色の濃淡値に基づいて特定する。
これにより、単色の濃淡値に基づいて対象寸法を特定するため、その単色以外の色の濃淡値まで考慮することなく、対象寸法を簡単に特定することができる。
また、前記部品教示データ作成方法は、さらに、前記部品画像生成ステップで生成された画像を、前記部品の外形が白黒の濃淡で表される白黒濃淡画像に変換する変換ステップと、前記白黒濃淡画像から前記部品の外形の寸法を特定する外形寸法特定ステップとを含み、前記データ作成ステップでは、前記外形寸法特定ステップで特定された外形の寸法を含む前記部品教示データを作成することを特徴としてもよい。
これにより、背景が単色である部品のカラー画像が白黒濃淡画像に変換されるため、その単色を有効に利用することで、部品の外形と背景との濃淡の差を大きくして、白黒濃淡画像における部品の外形を明瞭にすることができ、部品の高さ以外にも横寸法及び縦寸法を正確に示す部品教示データを作成することができる。また、白黒濃淡画像が生成されるため、画像から部品の外形の寸法を特定する処理において、カラー画像から特定するよりも処理負担を軽くすることができる。
なお、本発明は、上述の部品教示データ作成方法に限らず、その方法を用いて部品教示データを作成する部品自動教示装置や、その方法に基づく動作をコンピュータに実行させるプログラム、そのプログラムを格納する記憶媒体としても実現することができる。
本発明の部品教示データ作成方法は、部品の高さを示す部品教示データを簡単に作成することができるという作用効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態における部品自動教示装置の構成を示す構成図である。
この部品自動教示装置100は、電子部品(以下、単に部品という)の形状や、その高さなどの寸法を示す部品教示データを作成するものであって、部品を撮像するスキャナー170と、オペレータによる操作を受け付ける操作部110と、例えば液晶ディスプレイなどにより構成される表示部130と、操作部110により受け付けられた操作に基づいてスキャナー170及び表示部130を制御する制御部120とを備えている。
また、制御部120は、周辺機器制御部121と、入出力処理部122と、画像処理部123と、特性データ生成部124と、データ格納部125と、高さ特定部126とを備えている。
図2(a),(b)は、スキャナー170の外観を示す外観図である。
スキャナー170は、この図2(a),(b)に示すように、スキャナー本体171と、略矩形板状のカバー172と、背景部材たるカバーシート173と、一対のスライドレール174とで構成される。
スキャナー本体171は、略矩形箱状の筐体171aと、筐体171a内に埋設された撮像素子(画像生成手段)171c及び照明具(照明手段)171dと、筐体171aの上面に取り付けられたガラス板171bとを備えている。
一対のスライドレール174は、スキャナー本体171の筐体171aに立設されている。この一対のスライドレール174は、カバー172がスキャナー本体171のガラス板171bに対向した状態でスライド自在となるように、そのカバー172を保持する。即ち、オペレータがカバー172をスキャナー本体171側に押圧したときには、カバー172はスキャナー本体171側に近付くように(図2中、下側に)スライドし、オペレータがカバー172を引き上げるように力をかけたときには、カバー172はスキャナー本体171から離れるように(図2中、上側に)スライドする。
カバーシート173は、カバー172のガラス板171bと対向する面に取り付けられている。このようなカバー172に取り付けられたカバーシート173は、ガラス板171bに対して平行な状態となる。また、このカバーシート173の色は青色の単色である。
オペレータは、部品1を撮像しようとするときには、まず、カバー172がスキャナー本体171のガラス板171bから離れた状態(開状態)となるように、カバー172をスライドさせる。そして、オペレータは、部品1をガラス板171b上に設置し、カバー172が部品1に当接するような状態(閉状態)となるように、カバー172をスライドさせる。このような状態でスキャナー170は、ガラス板171b上に設置された部品1をスキャナー本体171の照明具171dで照らし、撮像素子171cを移動させながら部品1をカラーで撮像することにより、背景が青色の部品1のカラー画像を生成する。
したがって、オペレータが部品1を撮像するためにその部品1をスキャナー170にセットしたときには、照明具171dとカバーシート173との間に部品1があり、照明具171d及びカバーシート173の配列方向に沿う部品1の高さ(対象寸法)に応じて、その照明具171dとカバーシート173との間の距離が変化する状況となる。また、本実施形態では、スライドレール174及びカバー172がカバーシート173を支持する支持手段として構成されている。
制御部120の入出力処理部122は、操作部110で受け付けられた操作内容を取得して、その操作内容を周辺機器制御部121や画像処理部123に出力する。また、入出力処理部122は、スキャナー170で生成されたカラー画像を取得し、そのカラー画像を画像処理部123及び特性データ生成部124に出力する。
周辺機器制御部121は、操作部110で受け付けられた操作内容を、入出力処理部122を介して取得し、その操作内容に基づいてスキャナー170及び表示部130を制御する。
特性データ生成部124は、部品教示データが作成される事前に、既知の高さ(基準寸法)を有する基準部品を用いることによって、特性データ125aを生成しておく。即ち、特性データ生成部124は、オペレータによる操作部110の操作によって受け付けられた基準部品の高さと、スキャナー170で生成されたその基準部品のカラー画像(背景画像)とを、入出力処理部122を介して取得する。特性データ生成部124は、このような基準部品の高さ及びカラー画像の取得を、高さの異なる複数の基準部品に対して繰り返し行う。そして、特性データ生成部124は、取得した複数のカラー画像の背景の濃淡値を測定する。特性データ生成部124は、各基準部品について、基準部品の高さと、その基準部品が写っているカラー画像の背景の濃淡値との関連付けを行うことで、その基準部品の高さに応じた濃淡値の特性を示す特性データ125aを生成する。特性データ生成部124は、生成した特性データ125aをデータ格納部125に格納する。
図3は、特性データ生成部124が取得したカラー画像を示す図である。
例えば、高さが2mmの低い基準部品1aに対するカラー画像Pic1は、図3の(a)に示すように、カバーシート173の青色が基準部品1aの背景に鮮明に写っている。一方、高さが20mmの高い基準部品1bに対するカラー画像Pic2は、図3の(b)に示すように、カバーシート173の青色が暗くなって部品1bの背景に写っている。特性データ生成部124は、このような基準部品の高さに応じて変化する背景の青色の濃淡値を測定する。
図4は、特性データ生成部124により生成された特性データ125aを示す図である。
特性データ生成部124は、例えば、基準部品が写っていない(高さが0mmの基準部品が写っている)カラー画像と、高さが5mmの基準部品が写っているカラー画像と、高さが8mmの基準部品が写っているカラー画像と、高さが11mmの基準部品が写っているカラー画像と、高さが14mmの基準部品が写っているカラー画像と、高さが17mmの基準部品が写っているカラー画像と、高さが20mmの基準部品が写っているカラー画像とを取得する。
そして、特性データ生成部124は、それぞれのカラー画像の背景のB値(色を示すRGBのB成分)を測定して、基準部品の高さとB値とを関連付ける。さらに、特性データ生成部124は、他の高さとB値との関係を、先に関連付けた各(高さ,B値)の間を補間することにより求め、その結果を特性データ125aとして生成する。
例えば、カバーシート173が光沢紙を素材として構成されて、そのカバーシート173の青色がRGB値=(0,50,255)で表される場合には、図4の(a)に示すような特性データ125aが生成される。また、カバーシート173が塩化ビニルシートを素材として構成されて、そのカバーシート173の青色がRGB値=(0,100,255)で表される場合には、図4の(b)に示すような特性データ125aが生成される。なお、RGB値は0〜255の256階調で示される。
図5は、本実施の形態における部品自動教示装置100の特性データ生成部124が特性データ125aを生成する動作を示すフロー図である。
まず、オペレータは、高さが既知の基準部品、例えば高さが2mmの基準部品をスキャナー170にセットする。そして、オペレータは、操作部110を操作することにより、その基準部品の高さを入力するとともに、基準部品の撮像を指示する。
これにより、特性データ生成部124は、操作部110から入出力処理部122を介して、基準部品の高さを示す入力高さデータを取得する(ステップS100)。さらに、スキャナー170は、周辺機器制御部121による制御に基づいて、基準部品を照明具171dで照らしてその部品を撮像し、その基準部品のカラー画像(背景画像)を生成する。特性データ生成部124は、そのスキャナー170で生成されたカラー画像を入出力処理部122を介して取得する(ステップS102)。
カラー画像を取得したと特性データ生成部124は、そのカラー画像から背景を抽出し(ステップS104)、その背景の色をRGB成分に分解、つまりその背景の色をRGB値で表す(ステップS106)。さらに、特性データ生成部124は、そのRGB成分からB成分のみを抽出(B値を測定)し(ステップS108)、ステップS100で取得した入力高さデータの示す基準部品の高さと、ステップS108で測定したB値とを関連付ける(ステップS110)。
そして、特性データ生成部124は、ステップS100及びステップS102による入力高さデータとカラー画像の取得回数がn回に達したか否かを判別する(ステップS112)。なお、上述のn回は、特性データ125aを生成するごとにオペレータが設定してもよく、予め設定されていてもよい。
ステップS112でn回に達していないと判別したときには、特性データ生成部124は、高さが既知である次の基準部品(例えば、高さが5mmの部品)をスキャナー170にセットするように指示する内容の指示データを、入出力処理部122を介して周辺機器制御部121に出力する(ステップS114)。これにより、周辺機器制御部121は、例えば「次の基準部品をスキャナーにセットしてください」というメッセージを表示部130に表示させる。そのメッセージを見たオペレータは、次の基準部品をスキャナー170にセットして、再び、基準部品の高さを入力するとともに、基準部品の撮像を指示する。その結果、特性データ生成部124は、ステップS100からの動作を繰り返し実行する。
一方、ステップS112でn回に達したと判別したときには、特性データ生成部124は、関連付けられたn個の(高さ,B値)を用いて他の(高さ,B値)の補間を行うことで特性データ125aを生成する(ステップS116)。
高さ特定部126は、部品教示データの作成時に、スキャナー170で生成された部品のカラー画像を、入出力処理部122を介して取得する。高さ特定部126は、その取得したカラー画像から、そのカラー画像に写っている背景の青色の濃淡値を特定するとともに、その濃淡値に対応する高さ(対象寸法)を特性データ125aを参照することによって特定する。そして、高さ特定部126は、その特定した部品の高さを示す特定高さデータを画像処理部123に出力する。即ち、本実施の形態では、この高さ特定部126が、対象寸法を特定する寸法特定手段として構成されている。
図6は、本実施の形態における部品自動教示装置100の高さ特定部126が部品の高さを特定する動作を示すフロー図である。
まず、オペレータは、部品教示データの作成対象となる部品をスキャナー170にセットする。そして、オペレータは、操作部110を操作することにより、その部品についての部品教示データの作成を指示する。これにより、スキャナー170は、周辺機器制御部121による制御に基づいて、部品を照明具171dで照らしてその部品を撮像し、その部品のカラー画像を生成する。
カラー画像が生成されると、高さ特定部126は、そのスキャナー170で生成されたカラー画像を入出力処理部122を介して取得する(ステップS200)。そして、高さ特定部126は、そのカラー画像から背景を抽出し(ステップS202)、その背景の色をRGB成分に分解、つまりその背景の色をRGB値で表す(ステップS204)。さらに、高さ特定部126は、そのRGB成分からB成分のみを抽出(B値を測定)する(ステップS206)。
高さ特定部126は、データ格納部125に格納されている特性データ125aを参照することで、その測定したB値に関連付けられた部品の高さを特定し、その高さを示す特定高さデータを画像処理部123に出力する(ステップS208)。
画像処理部123は、スキャナー170で生成された部品のカラー画像に対して所定の処理を行って、部品の外形や電極が白黒の濃淡で表された白黒濃淡画像を生成し、その白黒濃淡画像を表示部130に表示させる。また、画像処理部123は、操作部110で受け付けられた操作内容を入出力処理部122を介して取得し、その操作内容に基づいて、部品の外形寸法などを示す部品教示データを作成するための作成条件を決定する。
そして、画像処理部123は、白黒濃淡画像及び作成条件と、高さ特定部126から出力された特定高さデータとに基づいて部品教示データを作成する。即ち、この画像処理部123はデータ作成手段として構成されている。
作成条件は、例えば部品の電極タイプや、その電極の接地面の形状(以下、電極接地面形状という)などである。オペレータは、制御部120による制御に基づいて表示部130に表示される画面に従って操作部110を操作し、部品の電極タイプ及び電極接地面形状を入力する。
図7は、画像処理部123が作成条件を決定するために表示部130に表示させる画面の一例を示す画面表示図である。
画像処理部123は、図7(a)に示すように、「画像入力に必要な情報を設定してください」といったメッセージa1と、プルダウンメニューにより電極タイプの名称を選択表示するための電極タイプ欄a2と、電極タイプを図形から選択するための電極タイプ選択ボタンa3と、プルダウンメニューにより電極接地面形状の名称を選択表示するための面形状欄a4と、電極接地面形状を図形から選択するための面形状選択ボタンa5と、電極タイプ欄a2と面形状欄a4に表示された内容で作成条件を決定するように促す決定ボタンa6と、作成条件の決定を中止するように促すキャンセルボタンa7とを表示部130に表示させる。
オペレータは、図7(a)に示す画面が表示されている場合、操作部110を操作することにより、部品の最も多い電極タイプを電極タイプ欄a2に、直接的に表示させるか、電極タイプ選択ボタンa3を用いて間接的に表示させる。
間接的に表示させる場合、オペレータは電極タイプ選択ボタンa3を選択する。その選択の結果、表示部130は、図7(b)に示すように、例えば9つの電極タイプの図形を示す図形ボタンb1と、9つの電極タイプの名称を一覧形式で示す名称欄b2と、選択された図形ボタンb1により示される電極タイプを決定するように促すタイプ決定ボタンb3と、図形を利用した電極タイプの選択を中止するように促すタイプキャンセルボタンb4とを表示する。ここで、オペレータは、部品の電極タイプを示す図形を、9つの図形ボタンb1に表された図形の中から見つけ出し、操作部110を操作することにより、その図形が表された図形ボタンb1を選択する。図形ボタンb1が選択されると、名称欄b2に表示される各名称のうち、その選択された図形ボタンb1の示す電極タイプの名称が反転表示される。次に、オペレータが、操作部110を操作することによりタイプ決定ボタンb3を選択すると、表示部130は、再び図7(a)に示す画面を表示する。その画面中、電極タイプ欄a2には、上述のように選択された図形ボタンb1の示す電極タイプの名称が表示されている。このように、オペレータは、電極タイプ選択ボタンa3を用いることにより、部品の電極タイプの名称を知らなくても、その名称を図形から簡単に入力することができる。
また、オペレータは、図7(a)に示す画面が表示されている場合、操作部110を操作することにより、部品の電極接地面形状を面形状欄a4に、直接的に表示させたり、面形状選択ボタンa5を用いて間接的に表示させる。
間接的に表示させる場合、オペレータは面形状選択ボタンa5を選択する。その選択の結果、表示部130は、図7(c)に示すように、例えば2つの電極接地面形状を示す図形c1と、各図形c1に対応するチェックボックスc2と、チェックされたチェックボックスc2に対応する電極接地面形状を決定するように促す面形状決定ボタンc3と、図形を利用した電極接地面形状の選択を中止するように促す面形状キャンセルボタンc4とを表示する。ここで、オペレータは、部品の電極接地面形状を示す図形を、2つの図形c1の中から見つけ出し、操作部110を操作することにより、その図形に対応するチェックボックスc2にチェックを行う(黒点を入力する)。次に、オペレータが、操作部110を操作することにより面形状決定ボタンc3を選択すると、表示部130は、再び図7(a)に示す画面を表示する。その画面中、面形状欄a4には、上述のようにチェックされたチェックボックスc2に対応する電極接地面形状の名称が表示されている。このように、オペレータは、面形状選択ボタンa5を用いることにより、部品の電極接地面形状の名称を知らなくても、その名称を図形から簡単に入力することができる。
このように、図7(a)に示す画面の電極タイプ欄a2及び面形状欄a4に、電極タイプ及び電極接地面形状のそれぞれの名称が選択表示された状態で、オペレータが決定ボタンa6を選択すると、その選択表示された名称の電極タイプ及び電極接地面形状が、部品教示データの作成条件として決定される。
画像処理部123は、このように決定された作成条件と白黒濃淡画像とから、部品の高さを除く他の寸法測定すべき部位やその測定処理方法などを示すアルゴリズムを特定する。そして、画像処理部123は、部品における上記部位の寸法を、そのアルゴリズムを用いて白黒濃淡画像から測定し、その測定された寸法、特定高さデータの示す高さ、および部品の形状を示す部品教示データを作成する。また、画像処理部123は、その部品教示データを表示部130に表示させる。
このような部品教示データは、部品を基板に実装する部品実装装置において、部品の位置ずれの認識などのために用いられる。即ち、部品実装装置は、部品を基板に実装するときには、その部品をヘッドで吸着して基板上の所定の部位まで搬送し、その部位に部品を実装するが、その搬送の途中でヘッドに吸着された部品をカメラで撮像する。そして、部品実装装置は、その撮像結果と上述の部品教示データとから部品の位置ずれを認識し、その位置ずれを解消するようにヘッド等を駆動させる。これにより、基板の所定の部位に部品を正確に実装することができるのである。
図8は、本実施の形態における部品自動教示装置100の部品教示データ作成時の全体的な動作を示すフロー図である。
まず、部品自動教示装置100は、スキャナー170にセットされた部品を照明具171dで照らし(ステップS100)、スキャナー170の撮像素子171cを用いてその照らされた部品をカラーで撮像することによりカラー画像を生成する(ステップS102)。さらに、部品自動教示装置100は、オペレータによる操作に基づいて作成条件を決定する(ステップS104)。
次に、部品自動教示装置100は、スキャナー170で生成されたカラー画像の背景の濃淡値と、特性データ125aとに基づいて部品の高さを特定する(ステップS106)。さらに、部品自動教示装置100は、クロマキー技術を用いて、そのカラー画像から部品の白黒濃淡画像を生成する(ステップS108)。ここで部品自動教示装置100は、ステップS108で生成された白黒濃淡画像から例えば部品の外形を検出する。部品の外形の検出は、白黒の濃淡値の差分から検出される。また、部品自動教示装置100は、ステップS104で決定された作成条件などを参考に、所定のアルゴリズムを特定する。
そして最後に、部品自動教示装置100は、白黒濃淡画像から検出された部品の外形などから、上記所定のアルゴリズムを用いて、部品の縦幅や横幅などの寸法を測定し、その測定された寸法と、ステップS106で特定された高さと、部品の形状などとを示す部品教示データを作成する(ステップS110)。
このように本実施の形態では、カバーシート173の一面を背景として照らされた部品のカラー画像を生成し、そのカラー画像の背景の青色の濃淡値に基づいて部品の高さを特定するため、わざわざノギスで部品の高さを測ることなく、部品の高さを示す部品教示データを簡単に作成することができる。
(変形例)
ここで本実施の形態における特性データ125aの生成方法についての変形例を説明する。本実施の形態では、高さが既知である複数の基準部品に対して、その基準部品が写っているカラー画像の背景の濃淡値を測定し、その他の高さと濃淡値との関係を補間処理により求めた。
本変形例では、特性データ生成部124は、オペレータから受け付けられた基準部品の高さと、その基準部品に対して測定により得られた濃淡値とに基づいて、基準部品の高さと濃淡値との関係を関数により求める。その結果、その関数が特性データ125aとして生成される。
図9は、本変形例に係る特性データ生成部124により生成された特性データ125aを示す図である。
特性データ生成部124は、上述と同様に、基準部品が写っていない(高さが0mmの基準部品が写っている)カラー画像と、高さが5mmの基準部品が写っているカラー画像と、高さが8mmの基準部品が写っているカラー画像と、高さが11mmの基準部品が写っているカラー画像と、高さが14mmの基準部品が写っているカラー画像と、高さが17mmの基準部品が写っているカラー画像と、高さが20mmの基準部品が写っているカラー画像とを取得する。そして、特性データ生成部124は、それぞれのカラー画像の背景のB値を測定して基準部品の高さとB値とを関連付ける。
ここで、例えば、カバーシート173が光沢紙を素材として構成されて、そのカバーシート173の青色がRGB値=(0,50,255)で表される場合には、特性データ生成部124は、図9の(a)に示すに、高さ(x)=a×B値(y)+bにより示される一次関数を特性データ125aとして生成する。また、カバーシート173が塩化ビニルシートを素材として構成されて、そのカバーシート173の青色がRGB値=(0,100,255)で表される場合には、特性データ生成部124は、図9の(b)に示すように、高さ(x)=c×B値(y)+dにより示される一次関数を特性データ125aとして生成する。このような一次関数は、例えば最小自乗法などにより求められる。
このように本変形例では、特性データ125aを関数として生成するため、例えば特性データ125aが各高さに対する濃淡値を示す場合と比べて、特性データ125aのデータ量を少なくすることができる。
以上、本発明について実施の形態及び変形例を用いて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
例えば、本実施の形態及び変形例では、カバーシート173の一面を青色にしたが、赤色や他の単色にしてもよい。この場合には、青色系の色の部品と背景とを明確に区別することができ、部品の形態を正確に示す部品教示データを作成することができる。
また、本実施の形態及び変形例では、カラー画像から白黒濃淡画像に変換して部品教示データを作成したが、カラー画像から部品教示データを直接作成してもよい。この場合、例えばカラー画像の各画素のうち(R値+G値)/2<B値の画素を背景として区別することができる。なお、カラー画像を白黒濃淡画像に変換する場合には、その背景の色を有効に利用することで、部品の外形と背景との濃淡の差を大きくして、白黒濃淡画像における部品の外形を明瞭し、その外形から部品の形態を容易に特定することができる。
また、本実施の形態及び変形例では、スキャナー170によりカラー画像を生成したが、モノクロ画像を生成してもよい。この場合には、背景の白黒の濃淡値から部品の高さを特定する。
また、本実施の形態及び変形例では、カバーシート173とガラス板171bとが部品の高さに関わらず平行となるようなスキャナー170を用いたが、例えば図10に示すように、カバーの一辺側を軸にしてカバーがスキャナー本体に対して回動するようなスキャナーを用いてもよい。このような場合には、部品をスキャナーにセットすると、ガラス板上の部品の位置に応じて、カバー及びカバーシートの高さ(ガラス板171bに対する傾き)が変化するため、セットするときには部品を所定の位置に常に置くようにする必要がある。
また、本実施の形態及び変形例では、基準部品を用いて特性データ125aを生成したが、基準部品を用いずに特性データ125aを生成してもよい。この場合には、部品がセットされていない状態でカバー172及びカバーシート173がスライドレール174に対して固定されるように、スキャナー170を構成する。そして、ガラス板171bとカバーシート173との間を基準寸法だけ開けて、カバーシート173の背景画像を生成する。このよう場合でも、高さと濃淡値との関係を正確に示す特性データ125aを生成することができる。
また、本実施の形態及び変形例では、部品自動教示装置100を単体として構成したが、この部品自動教示装置100を部品実装装置に組み込んでもよい。これにより、オペレータの使い勝手を向上することができる。
また、本実施の形態及び変形例では、背景の色をRGB成分に分解したがCMY成分などに分解してもよい。
本発明の部品教示データ作成方法は、部品の高さを示す部品教示データを簡単に作成することができるという効果を有し、例えば、その部品教示データを作成する装置や、部品教示データに基づいて部品の位置ずれを認識する部品実装装置などに適用することができる。
本発明の実施の形態における部品自動教示装置の構成を示す構成図である。 同上のスキャナーの外観を示す外観図である。 同上の特性データ生成部が取得したカラー画像を示す図である。 同上の特性データ生成部により生成された特性データを示す図である。 同上の部品自動教示装置の特性データ生成部が特性データを生成する動作を示すフロー図である。 同上の部品自動教示装置の高さ特定部が部品の高さを特定する動作を示すフロー図である。 同上の画像処理部が作成条件を決定するために表示部に表示させる画面の一例を示す画面表示図である。 同上の部品自動教示装置の部品教示データ作成時の全体的な動作を示すフロー図である。 同上の変形例に係る特性データ生成部により生成された特性データを示す図である。 従来の部品教示データ作成方法において、カラースキャナーで電子部品のカラー画像が生成される様子を説明するための説明図である。
符号の説明
100 部品自動教示装置
110 操作部
120 制御部
121 周辺機器制御部
122 入出力処理部
123 画像処理部
124 特性データ生成部
125 データ格納部
125a 特性データ
126 高さ特定部
130 表示部
170 スキャナー
171 スキャナー本体
171a 筐体
171b ガラス板
171c 撮像素子
171d 照明具
172 カバー
173 カバーシート

Claims (11)

  1. 基板上に実装される部品の形態を示す部品教示データを作成する方法であって、
    照明手段と背景部材との間に部品があり、前記照明手段及び背景部材の配列方向に沿う前記部品の対象寸法に応じて、前記照明手段と背景部材との間の距離が変化する状況において、
    前記照明手段が前記部品を含む周辺を照らす部品照明ステップと、
    前記背景部材の一面が背景となるように、前記部品照明ステップで照らされた前記部品を撮像することにより、前記背景を含む部品の画像を生成する部品画像生成ステップと、
    前記対象寸法を前記画像の背景の色の濃淡値に基づいて特定する寸法特定ステップと、
    前記寸法特定ステップにより特定された対象寸法を示す前記部品教示データを作成するデータ作成ステップと
    を含むことを特徴とする部品教示データ作成方法。
  2. 前記寸法特定ステップでは、
    寸法と濃淡値との関係を示す特性データを参照することにより、前記画像の背景の色の濃淡値に対応する前記対象寸法を特定する
    ことを特徴とする請求項1記載の部品教示データ作成方法。
  3. 前記部品教示データ作成方法は、さらに、
    基準寸法を取得する寸法取得ステップと、
    前記照明手段から前記基準寸法に応じた距離だけ離れた位置にある前記背景部材を前記照明手段が照らす背景照明ステップと、
    前記背景照明ステップで照らされた前記背景部材を撮像することにより、前記背景部材の背景画像を生成する背景画像生成ステップと、
    前記背景画像の色の濃淡値及び前記基準寸法に基づいて、前記特性データを生成する特性データ生成ステップとを含む
    ことを特徴とする請求項2記載の部品教示データ作成方法。
  4. 前記背景照明ステップでは、
    前記照明手段と前記背景部材との間に、前記配列方向に沿う寸法が前記基準寸法となる基準部品を配置した状態で、前記背景部材を照らす
    ことを特徴とする請求項3記載の部品教示データ作成方法。
  5. 前記特性データ生成ステップでは、
    前記寸法取得ステップで取得された複数の基準寸法と、前記各基準寸法に対応して前記背景画像生成ステップで生成された複数の前記背景画像の色の濃淡値とに基づいて、前記寸法と前記濃淡値との関係を関数で示す前記特性データを生成する
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の部品教示データ作成方法。
  6. 前記特性データ生成ステップでは、前記寸法と前記濃淡値との関係を一次関数で示す前記特性データを生成する
    ことを特徴とする請求項5記載の部品教示データ作成方法。
  7. 前記部品画像生成ステップでは、
    前記背景部材の単色の一面が背景となるように、前記部品照明ステップで照らされた前記部品をカラーで撮像することにより、前記背景を含む部品の画像を生成し、
    前記寸法特定ステップでは、
    前記対象寸法を前記画像の背景の単色の濃淡値に基づいて特定する
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の部品教示データ作成方法。
  8. 前記部品画像生成ステップでは、
    前記背景部材の青色の一面が背景となるように、前記部品照明ステップで照らされた前記部品をカラーで撮像することにより、前記背景を含む部品の画像を生成し、
    前記寸法特定ステップでは、
    前記対象寸法を前記画像の背景の青色の濃淡値に基づいて特定する
    ことを特徴とする請求項7記載の部品教示データ作成方法。
  9. 前記部品教示データ作成方法は、さらに、
    前記部品画像生成ステップで生成された画像を、前記部品の外形が白黒の濃淡で表される白黒濃淡画像に変換する変換ステップと、
    前記白黒濃淡画像から前記部品の外形の寸法を特定する外形寸法特定ステップとを含み、
    前記データ作成ステップでは、
    前記外形寸法特定ステップで特定された外形の寸法を含む前記部品教示データを作成する
    ことを特徴とする請求項7又は8記載の部品教示データ作成方法。
  10. 基板上に実装される部品の形態を示す部品教示データを作成する装置であって、
    前記部品の背景となるように形成された背景部材と、
    前記部品を含む周辺を照らす照明手段と、
    前記照明手段と背景部材との間に部品がある場合に、前記照明手段及び背景部材の配列方向に沿う前記部品の対象寸法に応じて、前記照明手段と背景部材との間の距離が変化するように、前記背景部材を支持する支持手段と、
    前記背景部材の一面が背景となるように、前記照明手段で照らされた前記部品を撮像することにより、前記背景を含む部品の画像を生成する画像生成手段と、
    前記対象寸法を前記画像の背景の色の濃淡値に基づいて特定する寸法特定手段と、
    前記寸法特定手段により特定された対象寸法を示す前記部品教示データを作成するデータ作成手段と
    を備えることを特徴とする部品自動教示装置。
  11. 請求項1〜9の何れか1項に記載の部品教示データ作成方法に含まれるステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
JP2005175676A 2005-06-15 2005-06-15 部品教示データ作成方法 Expired - Fee Related JP4580824B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005175676A JP4580824B2 (ja) 2005-06-15 2005-06-15 部品教示データ作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005175676A JP4580824B2 (ja) 2005-06-15 2005-06-15 部品教示データ作成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006349490A true JP2006349490A (ja) 2006-12-28
JP4580824B2 JP4580824B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=37645509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005175676A Expired - Fee Related JP4580824B2 (ja) 2005-06-15 2005-06-15 部品教示データ作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4580824B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004117235A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 3次元形状計測方法および3次元形状計測装置
JP2004213562A (ja) * 2003-01-08 2004-07-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品認識データ作成方法及び作成装置、並びに部品認識データ作成プログラム
JP2005030997A (ja) * 2003-07-09 2005-02-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 段差形状測定方法
JP2005091284A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Wakayama Univ 単調増加波形投影による連続物体の形状計測方法及び装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004117235A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 3次元形状計測方法および3次元形状計測装置
JP2004213562A (ja) * 2003-01-08 2004-07-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品認識データ作成方法及び作成装置、並びに部品認識データ作成プログラム
JP2005030997A (ja) * 2003-07-09 2005-02-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 段差形状測定方法
JP2005091284A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Wakayama Univ 単調増加波形投影による連続物体の形状計測方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4580824B2 (ja) 2010-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP4155701A1 (en) Surface pressure analysis device, method, and program
JP4746573B2 (ja) プロジェクタシステム
JP6348289B2 (ja) 検査装置および検査方法
JPWO2005071930A1 (ja) 機器の検査装置及びこれを用いた機器の検査システム、携帯電話の保持装置
JP6869002B2 (ja) 計測装置
EP1876809A2 (en) Image processing device
CN101247462B (zh) 图像读取装置
CN101836180A (zh) 检测视觉系统中的环境光级别
JP2010153984A (ja) 原稿読み取り装置
KR101092789B1 (ko) 부품의 화상 생성 방법
TWI580972B (zh) 圖像分析系統及方法
EP2717568A2 (en) Imaging device and method
JP4580824B2 (ja) 部品教示データ作成方法
JP4648112B2 (ja) 部品の画像生成方法
US8018437B2 (en) Mouse with in-the-air positioning function and computer device using the same
JP2006060776A (ja) 分光反射率候補算出方法、色変換方法、分光反射率候補算出装置、色変換装置、分光反射率候補算出プログラム、色変換プログラム
JP2019184556A (ja) 宅配ボックスの寸法測定装置
JP2019205104A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
TW569610B (en) Image recognition device
JP4099467B2 (ja) 部品の画像生成方法
JP3835138B2 (ja) 色抽出装置
JP4560008B2 (ja) 部品自動教示装置
JP2019140449A (ja) 撮像装置、制御方法及び制御プログラム
JP2010145097A (ja) 色ムラ検査方法、および検査用画像データ生成装置
WO2019187826A1 (ja) 宅配ボックスの寸法測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100817

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100830

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4580824

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees