JP2019184556A - 宅配ボックスの寸法測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】収容室に収容された被測定物の寸法を高精度に測定できる宅配ボックスの寸法測定装置を提供することである。【解決手段】寸法測定装置20は、被測定物を出し入れ可能に収容する収容室と、収容室に収容される被測定物を撮像する撮像部23と、撮像部で撮像された画像の情報に基づいて画像処理を行ない被測定物の寸法を測定するとともに、画像の情報に基づいて、被測定物の予め決められた所定位置からの位置ずれの有無を検知する画像処理部32と、画像処理部により位置ずれを検知した際に、被測定物を置き直すか否かの問い合わせを報知する報知部37とを含む。【選択図】図3

Description

本開示は、宅配ボックスの寸法測定装置に関する。
従来から、特許文献1に記載されているように、不特定の人が利用可能な公衆の場所に設置され、複数の収容室(収容部)を有する宅配ボックスが知られている。この宅配ボックスは、不特定の多数の人が宅配物を発送するために利用できる。発送人が、宅配ボックスの測定装置の収容部に宅配物を入れると、寸法測定装置により宅配物の寸法が測定される。これにより、二種類の大きさの宅配物収納部のうち、最適な宅配物収納部が選択され、その扉が自動的に開く。発送人はその宅配物収納部に宅配物を収納する。
特許文献2には、宅配物等の被測定物の寸法を測定する装置であって、被測定物を収容する収容室と、収容室内を撮像する撮像部と、撮像部で撮像された画像の情報に基づいて画像処理を行って被測定物の寸法を測定する画像処理部とを備える装置が記載されている。
特開2017−116482号公報 特開2017−150908号公報
特許文献2に記載された寸法測定装置によれば、被測定物の寸法を、撮像部で撮像した画像から自動で測定できる。しかしながら、このような寸法測定装置では、被測定物の寸法測定を可能とするために、被測定物を収容室内の予め決められた所定位置に置く必要がある。具体的には、収容室には基準隅部が設定され、基準隅部で互いに交差する下面部、第1側面部及び第2側面部に被測定物の3つの側面をほぼ接触させて被測定物を置く必要がある。一方、収容室において被測定物が所定位置からずれた状態で置かれていると、被測定物の寸法を高精度に測定できない。
本開示の目的は、収容室に収容された被測定物の寸法を高精度に測定できる宅配ボックスの寸法測定装置を提供することである。
本開示の宅配ボックスの寸法測定装置は、被測定物を出し入れ可能に収容する収容室と、収容室に収容される被測定物を撮像する撮像部と、撮像部で撮像された画像の情報に基づいて画像処理を行ない被測定物の寸法を測定するとともに、画像の情報に基づいて、被測定物の予め決められた所定位置からの位置ずれの有無を検知する画像処理部と、画像処理部により位置ずれを検知した際に、被測定物を置き直すか否かの問い合わせを報知する報知部とを備える。
本開示に係る宅配ボックスの寸法測定装置によれば、収容室に被測定物を置いた状態で、被測定物が所定位置からずれている場合には、報知部により被測定物を置き直すか否かの問い合わせが報知される。これに応じて、ユーザが被測定物をその報知がされなくなるまで置き直すことができるので、寸法測定装置は、所定位置に正確に置かれた被測定物の寸法を高精度に測定することができる。
本開示の実施形態の寸法測定装置を備える宅配ボックスの斜視図である。 寸法測定装置の収容室の1例を示す斜視図である。 本開示の実施形態の寸法測定装置の構成図である。 実施形態における位置ずれ検知と寸法測定とを示すフローチャートである。 (a)は、収容室に被測定物を配置した状態を撮像部で撮像した測定用画像に基づく二値画像を示す図であり、(b)は、(a)に示す二値画像に基づく補正画像を示す図である。 収容室の所定位置に被測定物が配置された場合における補正画像において、寸法測定のための4種類の走査線方向を示す図である。 (a)は、図6に示す第1走査線の長さの変化を示す第1高さグラフを示す図であり、(b)は、図6に示す第2走査線の長さの変化を示す第2高さグラフを示す図であり、(c)は、図6に示す第3走査線の長さの変化を示す幅グラフを示す図であり、(d)は、図6に示す第4走査線の長さの変化を示す奥行きグラフを示す図である。 収容室の所定位置からずれた位置に被測定物が配置された場合における位置ずれ検知の第1例を示す図であって、図6に対応する図である。 図8に示す第4走査線の長さの変化を示す奥行きグラフを示す図である。 収容室の所定位置からずれた位置に被測定物が配置された場合における位置ずれ検知の第2例を示す図であって、図6に対応する図である。 (a)は、図10に示す第1走査線の長さの変化を示す第1高さグラフを示す図であり、(b)は、図10に示す第2走査線の長さの変化を示す第2高さグラフを示す図である。 収容室の所定位置からずれた位置であって、第1側面部及び第2側面部に対し斜めに被測定物が配置された場合における位置ずれ検知の方法を示す図であって、図6に対応する図である。 図12に示す第4走査線の長さの変化を示す奥行きグラフを示す図である。 実施形態の別例の宅配ボックスの斜視図である。 実施形態の別例の寸法測定装置の収容室を示す斜視図である。 実施形態の別例の寸法測定のための測定用画像を生成する手順を示すフローチャートである。 実施形態の別例の寸法測定のための測定用画像の生成手順において生成された荷物なし画像(画像A)を示す図である。 実施形態の別例の寸法測定のための測定用画像の生成手順において生成された荷物あり画像(画像B)を示す図である。 図17の画像と図18の画像との差分から生成された画像(画像C)を示す図である。 図19の画像において、収容室内の3面の各画像からエッジを検出する方法を示す図である。 図20において、検出されたエッジを強調して示す図である。 図21において、荷物付近の画像を拡大して示す図である。
以下、図面を用いて本開示の実施形態を説明する。以下で説明する形状及び個数は、説明のための例示であって、寸法測定装置を含む宅配ボックスの仕様に応じて適宜変更することができる。以下ではすべての図面において同等の要素には同一の符号を付して説明する。また、本文中の説明においては、必要に応じてそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
以下の説明及び図面で、Rは、宅配ボックスに向かって見た場合の右側であり、Lは、同じく左側であり、Fは、宅配ボックスの正面側であり、Bは、宅配ボックスの裏側である。R及びLを結ぶ方向と、F及びBを結ぶ方向とは互いに直交する。
図1は、本開示の実施形態の寸法測定装置20を含む宅配ボックス12の斜視図である。宅配ボックス12は、不特定の人が利用可能な公衆の場所に設置され不特定の多数の人が宅配物を発送するために利用できる。
図1に示すように、宅配ボックス12は、略直方体状の外装体(本体)13、複数の宅配用収容室14、各宅配用収容室14の開口を開閉する扉15、寸法測定装置20、及び、操作表示部17を含む。以下、寸法測定装置20は、測定装置20と記載する場合がある。宅配用収容室14は、被測定物90(図2)を出し入れ可能に収容する箱状である。実施形態では、被測定物90は、外形が直方体の宅配物である。
扉15は、宅配用収容室14の正面側Fの開口を塞いでいる。扉15は、宅配ボックス12に取り付けられる片開き型であり、上下方向の軸(図示せず)を中心として揺動することで、宅配用収容室14の開口を開閉可能である。宅配用収容室14の扉15は、電気錠18(図3)で施錠される。電気錠18は、後述の操作表示部17(図1)におけるユーザの操作等によって解錠される。なお、電気錠18は、バーコード、QRコード(登録商標)、スマートフォン等の携帯端末とのBluetooth(登録商標)等を用いた無線信号の送受信、電波または赤外線を用いたタッチレスキー、ICカード、テンキーでの入力等を用いて解除できる構成としてもよい。
また、宅配用収容室14の内部には荷物センサ19(図3)が設けられる。荷物センサ19は、対応する宅配用収容室14内の宅配物等の荷物の有無を検知する。荷物センサ19は、例えば歪みゲージで構成される。歪みゲージは、金属抵抗材料を含み、金属抵抗材料は外部から圧縮力を加えられると縮み、その抵抗値は減少する。荷物センサ19の検知情報は、宅配ボックス12の制御装置30(図3)に送信される。
制御装置30は、該電気信号に基づいて宅配用収容室14内に配置された荷物の重量から、荷物の有無を検知し、荷物が検知された場合には荷物検知情報に変換する。荷物センサ19で検知された情報は、制御装置30ではなく、荷物センサ用制御部(図示せず)に送信されてもよい。この場合には、荷物センサ用制御部が、荷物センサ19の検知情報を荷物検知情報に変換する。荷物センサ19は、宅配用収容室14内に設けられ、赤外線センサ等の光センサによって宅配用収容室14内の荷物の有無を検出する構成であってもよい。
測定装置20は、宅配ボックス12の左側L端部の下端部に左右方向に隣り合って配置された2つの計測用収容室51と、計測用収容室51の正面側Fの開口を開閉可能に塞ぐ扉52とを有する。この扉52の構成及び機能は、宅配用収容室14の扉15と同様である。また、計測用収容室51の内部にも宅配用収容室14と同様に荷物センサ19(図3)が設けられる。計測用収容室51の扉52は施錠しない構成としてもよい。測定装置20の構成は、後で詳しく説明する。
操作表示部17は、宅配ボックス12の正面側Fにおいて、測定装置20より上側に配置される。操作表示部17は、タッチパネルディスプレイ等により構成され、ユーザの操作による入力を受け付ける機能と、表示部の機能とを有する。操作表示部17の下側には、決済部70が配置される。決済部70は、例えばユーザが持つICカードとの間で無線信号を送受信して電子マネーの決済を行う。なお、操作表示部17の代わりに、液晶ディスプレイ(LCD)により構成される表示部と、テンキー等により構成される操作部とを有する構成としてもよい。また、決済部70は、テンキーでクレジットカードの識別番号及びパスワードを入力することにより決済される構成としてもよい。
宅配業者の顧客である宅配物の発送人が、宅配ボックス12を用いて宅配物の発送依頼を行う場合には、次のようにして行う。例えば、発送人が、宅配ボックス12の操作表示部17に表示されたメニュー画面から「発送」の表示部を選択すると、測定装置20の扉52が自動で開く。発送人が計測用収容室51に宅配物を収容し扉52を閉じると、測定装置20が、宅配物を撮像部23(図3)により撮像する。そして、画像処理部32(図3)が、撮像部23で撮像された画像の情報に基づいて、宅配物の予め決められた所定位置からの位置ずれの有無を検知する。この位置ずれがないと検知された場合には、測定装置20は、撮像部23で撮像された画像の情報に基づいて宅配物の寸法を測定する。測定装置20で測定された寸法の測定結果等は、操作表示部17に表示される。
発送人は、操作表示部17を使って発送先の住所等を入力した後、計測用収容室51から宅配物を取り出す。なお、発送人が、操作表示部17ではなく、インターネットを用いた事前予約等により、発送先の住所等を事前登録できる構成としてもよい。そして、発送人は、操作表示部17を用いて宅配用収容室14の1つを選択する。これによって、選択された宅配用収容室14の扉15が解錠され、扉15が自動的に開くので、発送人は、その宅配用収容室14に宅配物を収容する。宅配用収容室14に宅配物が収容されたことは荷物センサ19で検知される。その後、操作表示部17で発送料金が表示されるので、発送人は、その発送料金を決済部70で決済する。図1では、宅配ボックス12が2つの計測用収容室51を備える場合を示しているが、計測用収容室51及びその開口を塞ぐ扉52は、それぞれ1つのみとしてもよい。
宅配物が決済された場合には、宅配ボックス12から通信ネットワークを介して宅配業者の端末装置、発送人の端末装置、及び管理サーバに宅配物の発送依頼の情報が通知される。そこで、宅配業者が宅配ボックス12の設置場所に行き、該当する宅配用収容室14の扉15をあけて、宅配用収容室14から宅配物を取り出し、発送先への配送作業を行う。
次に、測定装置20を詳しく説明する。図2は、計測用収容室51の1例を示す斜視図である。図3は、測定装置20の構成図である。測定装置20は、上記の計測用収容室51及び扉52と、撮像部23と、制御装置30(図3)とを含んでいる。制御装置30は、画像処理部32(図3)を有する。画像処理部32は、後述する位置ずれ検知部33(図3)を有する。
計測用収容室51は、被測定物90を出し入れ可能に収容する箱状である。上記で説明したように、計測用収容室51の正面側Fの開口は扉52で塞がれる。計測用収容室51の扉52は、電気錠で施解錠され、その電気錠が操作表示部17(図1)におけるユーザの操作等によって解錠される構成としてもよい。
計測用収容室51は、底板部53と、3つの側壁部である右壁部54、左壁部55、及び後壁部56と、天板部57とにより囲まれた直方体状の空間である。底板部53、各壁部54,55,56、及び天板部57は、いずれも矩形状である。底板部53の上面は下面部53aである。下面部53aには、宅配物である被測定物90が置かれる。
右壁部54は、底板部53の右端から上方に延出される。後壁部56は、底板部53の後端から上方に延出される。左壁部55は、底板部53の左端から上方に延出される。左壁部55の計測用収容室51側の面は第1側面部55aである。後壁部56の計測用収容室51側の面は第2側面部56aである。
第1側面部55a、第2側面部56a及び下面部53aは、基準隅部58で交差する。基準隅部58は、計測用収容室51で被測定物90を置く場合に、被測定物90を押し込む位置である。計測用収容室51では、基準隅部58に合わせるように被測定物90が置かれて、被測定物90の下面、及び隣接する2つの側面との3面が、計測用収容室51の下面部53a、第1側面部55a、第2側面部56aにそれぞれ接触する。このときの被測定物90の位置が、寸法測定のために予め決定された所定位置である。
計測用収容室51の内面のうち、第1側面部55aと、第2側面部56aと、下面部53aとの周縁部には、それぞれ矩形枠状の第1マーカー61、第2マーカー62、第3マーカー63が表示される。各マーカー61,62,63は、後述のように、撮像画像における被測定物90の外形の歪補正等のための補正データを作成するために用いられる。第1、第2、及び第3マーカー61,62,63は、それぞれ第1側面部55a、第2側面部56a、及び下面部53aを規定する矩形と相似形で、この矩形より少し小さい矩形状に表示される。各マーカー61,62,63の各辺は、第1側面部55a、第2側面部56a、下面部53aを規定する矩形の対応する辺と平行である。
第1、第2、第3マーカー61,62,63は、同じ色調としているが、互いに異なる色調とすることが好ましい。ここで、色調とは、色の明度と彩度などの色の調子を意味する。
図3に示すように、撮像部23は、カメラ本体24と、照明装置25とを有する。カメラ本体24は、例えば計測用収容室51の開口側の上部における隅部であって、基準隅部58と対向する位置である右側Rの端部(図2の右端部)から被測定物90を撮像するように、斜め下側に向けて配置される。カメラ本体24には、例えばCCDカメラが用いられる。カメラ本体24は、CMOSカメラであってもよい。カメラ本体24の動作は制御装置30により制御され、カメラ本体24は、計測用収容室51に収容される被測定物90を撮像する。カメラ本体24で撮像された画像の情報は、制御装置30に送信される。カメラ本体24で撮像する画像はグレースケールでもよいし、カラーでもよい。画像がカラーの場合には、画像処理を行う際にグレースケール画像に変換する構成としてもよい。制御装置30は、例えば計測用収容室51の上端を構成する天板部57(図2)、または、図1に示す宅配ボックス12の操作表示部17の周辺に配置することができる。
照明装置25は、計測用収容室51の上部において、撮像部23の一部として、カメラ本体24に隣接してカメラ本体24と一体に配置される。照明装置25は、計測用収容室51の内部、特に下側部分を照明して明るくする。照明装置25は、制御装置30によりオンオフが制御される。照明装置25には、例えば白色LEDが用いられる。照明装置25には、蛍光灯や、電球や、他の色のLEDが用いられてもよい。なお、寸法測定装置は、撮像部23とは異なる装置として、計測用収容室51内を照明する照明装置が配置された構成としてもよい。
また、撮像部23は、計測用収容室51に被測定物90が配置される前の状態で、予め下面部53a、第1側面部55a、第2側面部56a及び各マーカー61,62,63を撮像して、原画像を取得する。原画像の情報は、後述の制御装置30に送信され、制御装置30の記憶部35に記憶される。原画像は、後述の補正モードで用いられる。
図3に示すように、制御装置30は、例えばMCU(Micro Controller Unit)で構成される演算処理部31と、記憶部35とを含んで構成される。記憶部35は、RAM、ROM等であってもよい。演算処理部31は、記憶部35に予め記憶されたプログラム等を読み出して実行する機能を有する。記憶部35は、読み出したプログラムや処理データを一時的に記憶する機能と、制御プログラムや所定の閾値等を予め記憶する機能を有する。
制御装置30が、プログラムを実行することによって、本開示における装置、システム、または方法の主体の機能が実現される。演算処理部31は、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。例えば、演算処理部は、CPUであってもよい。演算処理部は、半導体集積回路(IC)、又はLSI(large scale integration)を含む1つまたは複数の電子回路で構成されてもよい。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。記憶部として、光ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体が用いられてもよい。制御装置30には、記憶部として外部記憶装置が接続されてもよい。プログラムは、記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
制御装置30は、インターフェイス36も含んでいる。演算処理部31には、インターフェイス36を介して、操作表示部17(図1)が接続される。演算処理部には、インターフェイスを介して、パーソナルコンピュータ(PC)、入力装置、ディスプレイであるモニターのうち、少なくとも1つが接続されてもよい。
さらに、演算処理部31は、画像処理部32を含む。画像処理部32は、位置ずれ検知部33と、寸法測定部34とを有する。寸法測定部34は、カメラ本体24で撮像された画像の情報に基づいて画像処理を行い、計測用収容室51(図2)に収容された被測定物90の寸法を測定する。
位置ずれ検知部33は、上記の寸法測定を行う前に、カメラ本体24で撮像された画像の情報に基づいて、被測定物90の予め決められた所定位置からの位置ずれの有無を検知する。
さらに、測定装置20は、報知部37と、再撮像ボタン38とを備える。報知部37は、例えば宅配ボックス12の正面側に配置された液晶ディスプレイ(LCD)等により構成される表示部である。報知部37は、画像処理部32により被測定物90の位置ずれが検知された際に、ユーザに被測定物90を置き直すか否かの問い合わせを報知する。例えば、報知部37には、「宅配物が正規の位置からずれています。宅配物を置き直しますか?」等の表示がされる。
再撮像ボタン38は、再撮像指示部に相当し、再撮像ボタン38が操作されたことを表す信号は、制御装置30に送信される。再撮像ボタン38は、ユーザによって操作された場合に、被測定物90の再撮像を、制御装置30を介して、撮像部23に指示する。再撮像ボタン38は、ユーザが被測定物90を置き直すと決定したことを制御装置30に送信する置き直し通知機能も有する。具体的には、制御装置30は、再撮像ボタン38が操作された場合に、撮像部23に計測用収容室51内の再撮像を指示する。画像処理部32は、撮像部23で再撮像された画像の情報に基づいて、被測定物90の所定位置からの位置ずれの有無を再検知する。これにより、ユーザが被測定物90を上記の問い合わせの報知がなくなるまで置き直すことができるので、測定装置20は、所定位置に正確に置かれた被測定物90の寸法を高精度に測定できる。なお、報知部は、上記の操作表示部17(図1)におけるディスプレイとしてもよい。また、報知部は、表示部ではなく、音声出力部として、ユーザに被測定物90を置き直すか否かの問い合わせを音声で報知するようにしてもよい。
図4を用いて、実施形態における位置ずれ検知と寸法測定の方法とを説明する。図4は、実施形態における位置ずれ検知と寸法測定とを示すフローチャートである。ステップS11では、制御装置30が、計測用収容室51内の被測定物90を検知したか否かを判定する。計測用収容室51に被測定物90を置いて扉52を閉じた場合には、荷物センサ19によって荷物がありと検知されるので、ステップS11の判定結果が肯定であり、ステップS12に進む。ステップS11の判定結果が否定の場合には、ステップS11の処理が繰り返される。なお、計測用収容室51内の例えば上端部に重量表示部を配置して、荷物センサ19で被測定物の重量を検知した場合に、その重量が表示されるようにしてもよい。
ステップS12では、照明装置25が点灯した後、ステップS13でカメラ本体24が計測用収容室51内を撮像する。
次いで、ステップS14で画像処理部32によって、測定用画像、二値画像40(図5(a))、及び補正画像41(図5(b))を取得する。具体的には、画像処理部32は、カメラ本体24で撮像された画像に基づいて、補正モードを実行する。補正モードは、予め記憶部35(図3)に記憶された原画像において、計測用収容室の第1側面部55a、第2側面部56a及び下面部53aの各辺であるエッジを直線状に補正するための歪補正用データを算出する。補正モードは、その歪補正用データを用いて、計測用収容室に被測定物が置かれた状態を撮像した測定用画像を補正する。
より具体的には、補正モードは、記憶部35に記憶された原画像に対しノイズ除去及び輝度値に基づくフィルタ処理を行う。次に、フィルタ処理後の画像に二値化を行ってエッジを検出し、エッジを含む画像である二値画像を取得する。補正モードは、次に、予め記憶部35に記憶していた各マーカーの形状及び輝度値の情報から二値画像のマーカー61,62,63をパターンマッチングにより識別する。次に、識別された各マーカー61,62,63から、二値画像内の第1側面部55a、第2側面部56a及び下面部53aのエッジA1〜A9を識別する。
補正モードは、次に、歪補正前の二値画像と歪補正後の二値画像の座標を関連付ける内部パラメータを算出することで調整する。内部パラメータは、光軸中心座標、焦点距離、レンズ歪係数などで構成される。例えば、チェッカーボードの撮影画像において、そのパターンの交点の位置を検出し、交点の間隔が均等になるように内部パラメータを算出する。このとき、内部パラメータが補正用データとなる。
補正モードは、次に、内部パラメータを用いて第1側面部55a、第2側面部56a及び下面部53aのエッジA1〜A9の歪を補正し、エッジA1〜A9を直線状とすることで補正後の二値画像を取得する。なお、補正モードは、内部パラメータ以外でエッジA1〜A9の歪を補正した二値画像を取得してもよい。
次に、補正モードは、計測用収容室51の所定位置に被測定物90を配置した状態で、下面部53a、第1側面部55a、第2側面部56a、マーカー61,62,63及び被測定物90を撮像部23で撮像させて、測定用画像を取得する。次いで、補正モードは、測定用画像に対してノイズ除去、フィルタ処理及び二値化を行うことで、図5(a)に示すような二値画像40を取得する。この二値画像40では、第1側面部55a、第2側面部56a及び下面部53aのエッジA1〜A9と、被測定物のエッジT1〜T8とが識別される。
補正モードは、次に、二値画像と上記で取得した補正用データとを用いて、第1側面部55a、第2側面部56a及び下面部53aのエッジA1〜A9と、被測定物のエッジT1〜T9の歪を補正して、図5(b)に示すような補正後の二値画像である補正画像41を取得する。なお、後述の被測定物90の寸法測定では、図5(b)で矢印C1,C2,C3で示す方向について、被測定物90のエッジ長さを算出することで、被測定物90の寸法を測定することができる。
次いで、図4のステップS15で、画像処理部32によって、被測定物90の所定位置からの位置ずれの有無を検知する。
図6は、計測用収容室51の所定位置に被測定物90が配置された場合における補正画像において、寸法測定のための4種類の走査線方向を示す図である。図7(a)は、図6に示す第1走査線E1の長さの変化を示す第1高さグラフを示す図であり、図7(b)は、図6に示す第2走査線E2の長さの変化を示す第2高さグラフを示す図である。図7(c)は、図6に示す第3走査線E3の長さの変化を示す幅グラフを示す図であり、図7(d)は、図6に示す第4走査線E4の長さの変化を示す奥行きグラフを示す図である。
図6に示す補正画像では、被測定物90が所定位置に正確に配置されている。このような補正画像を用いれば、被測定物90の寸法を高精度に測定できる。このとき、画像処理部32は、画像における画像処理方向の走査線であって、ピクセルを走査する走査線を用いる。例えば、画像処理部32は、第1側面部55aのエッジA1の長さ方向に沿って並ぶピクセルを走査する複数の第1走査線E1を用いることができる。また、図6では、下面部53aにチェッカーボードの模様が表示されているが、この模様の表示は省略してもよい。
図6では、第1走査線E1を実線矢印で示している。第1走査線E1は、エッジA2からエッジA4に向かって、複数のエッジA1〜A9、T1〜T8のいずれかのエッジに達するまで走査される。そして画像処理部32は、複数の第1走査線E1の長さを算出することで、図7(a)に示す第1高さグラフを取得する。第1高さグラフでは、基準座標Gが基準隅部58(図2)に対応し、基準座標GからエッジA4に沿って離れる場合に、基準座標Gに近い側で走査線長さは小さい第1長さL1に維持される。このとき、第1走査線E1は、被測定物90の上端によって長さが規定される。一方、基準座標Gから所定長さ離れた位置では、第1走査線E1が被測定物90から外れるので、走査線長さがステップ状に大きい第2長さL2となり、基準座標Gからそれ以上に離れてもその第2長さL2で走査線長さが維持される。このため、第1高さグラフで第2長さL2と第1長さL1との差を算出することで、被測定物90の高さH1が算出可能となる。高さH1は、図5(b)の矢印C1方向における被測定物90の寸法である。
画像処理部32は、第2側面部56aのエッジA1の長さ方向に沿って並ぶピクセルを走査する複数の第2走査線E2を用いることもできる。図6では、第2走査線E2を一点鎖線矢印で示している。第2走査線E2は、エッジA6からエッジA7に向かって、複数のエッジA1〜A9、T1〜T8のいずれかのエッジに達するまで走査される。そして画像処理部32は、複数の第2走査線E2の長さを算出することで、図7(b)に示す第2高さグラフを取得する。第2高さグラフでは、基準座標GからエッジA7に沿って離れる場合に、基準座標Gに近い側で走査線長さは小さい第1長さL1に維持される。このとき、第2走査線E2は、被測定物90の上端によって長さが規定される。一方、基準座標Gから所定長さ離れた位置では、第2走査線E2が被測定物90から外れるので、走査線長さがステップ状に大きい第2長さL2となり、基準座標Gからそれ以上に離れてもその第2長さL2で走査線長さが維持される。このため、第2高さグラフで第2長さL2と第1長さL1との差を算出することによっても、被測定物90の高さH1が算出可能となる。
画像処理部32は、下面部53aのエッジA4の長さ方向に沿って並ぶピクセルを走査する複数の第3走査線E3を用いることもできる。図6では、第3走査線E3を二点鎖線矢印で示している。第3走査線E3は、エッジA9からエッジA7に向かって、複数のエッジA1〜A9、T1〜T8のいずれかのエッジに達するまで走査される。そして画像処理部32は、複数の第3走査線E3の長さを算出することで、図7(c)に示す幅グラフを取得する。幅グラフでは、基準座標GからエッジA7に沿って離れる場合に、基準座標に近い側で走査線長さは小さい第3長さL3に維持される。このとき、第3走査線E3は、被測定物90の前端のエッジT5によって長さが規定される。一方、基準座標Gから所定長さ離れた位置では、第3走査線E3が被測定物90から外れるので、走査線長さがステップ状に大きい第4長さL4となり、基準座標Gからそれ以上に離れてもその第4長さL4で走査線長さが維持される。このため、幅グラフで第4長さL4と第3長さL3との差を算出することによって、被測定物90の前後方向寸法H2が算出可能となる。前後方向寸法H2は、図5(b)の矢印C2方向における被測定物90の寸法である。
画像処理部32は、下面部53aのエッジA7の長さ方向に沿って並ぶピクセルを走査する複数の第4走査線E4を用いることもできる。図6では、第4走査線E4を長破線矢印で示している。第4走査線E4は、エッジA8からエッジA4に向かって、複数のエッジA1〜A9、T1〜T8のいずれかのエッジに達するまで走査される。そして画像処理部32は、複数の第4走査線E4の長さを算出することで、図7(d)に示す奥行きグラフを取得する。奥行きグラフでは、基準座標GからエッジA4に沿って離れる場合に、基準座標Gに近い側で走査線長さは小さい第5長さL5に維持される。このとき、第4走査線E4は、被測定物90の右端のエッジT4によって長さが規定される。一方、基準座標Gから所定長さ離れた位置では、第4走査線E4が被測定物90から外れるので、走査線長さがステップ状に大きい第6長さL6となり、基準座標Gからそれ以上に離れてもその第6長さL6で走査線長さが維持される。このため、奥行きグラフで第6長さL6と第5長さL5との差を算出することによって、被測定物90の左右方向寸法H3が算出可能となる。左右方向寸法H3は、図5(b)の矢印C3方向における被測定物90の寸法である。なお、図6、図7では、第2〜第4走査線E2,E3,E4を、一点鎖線、二点鎖線、長破線でそれぞれ示しているが、実際には、各走査線は実線で示すことができる。また、第1〜第4走査線E1〜E4は、色の違いで識別可能としてもよい。
上記のように計測用収容室51の所定位置に被測定物90が正確に置かれていれば、被測定物90の寸法を高精度に測定できる。一方、実際には、ユーザが被測定物90を計測用収容室51内の所定位置からずれた位置に置いてしまう場合があり、その場合には被測定物90の寸法を高精度に測定できない。実施形態では、このような場合に、上記の補正図面を用いて画像処理部32の位置ずれ検知部33が、被測定物90の位置ずれの有無を検知する。
図8は、計測用収容室51の所定位置からずれた位置に被測定物90が配置された場合における位置ずれ検知の第1例を示す図であって、図6に対応する図である。図9は、図8に示す第4走査線E4の長さの変化を示す奥行きグラフを示す図である。図8に示すように被測定物90がエッジA1、A7を含む第2側面部56aから離れて配置される場合がある。この場合、画像処理部32では、図9に示すような、第4走査線E4に基づく奥行きグラフが取得される。図7(d)と図9とを比較すれば明らかなように、図9の奥行きグラフでは、基準座標Gから近い部分で第4走査線E4が被測定物90のエッジT4に到達せず、走査線長さが急激に長くなっている。位置ずれ検知部33は、奥行きグラフの走査線長さの変化を計測することにより、被測定物90の位置ずれを検知する。例えば、走査線長さの変化を示すグラフに対応するデータから、基準座標Gの近くで基準座標Gに近づくほど走査線長さが上昇する変化が計測されたときに、位置ずれがあると検知される。
図10は、計測用収容室51の所定位置からずれた位置に被測定物90が配置された場合における位置ずれ検知の第2例を示す図であって、図6に対応する図である。図11(a)は、図10に示す第1走査線E1の長さの変化を示す第1高さグラフを示す図であり、図11(b)は、図10に示す第2走査線E2の長さの変化を示す第2高さグラフを示す図である。
図10に示す例でも、図8に示す例と同様に、被測定物90が第2側面部56aから離れて配置されている。この場合、画像処理部32では、第1走査線E1と第2走査線E2とを用いて、図11(a)(b)に示すような、第1高さグラフと第2高さグラフとが取得される。図7(a)と図11(a)とを比較すれば明らかなように、図11(a)の第1高さグラフでは、基準座標Gから近い部分で第1走査線E1が被測定物90のエッジT8に到達せず、走査線長さが急激に長くなっている。位置ずれ検知部33は、第1高さグラフの走査線長さの変化を計測することにより、被測定物90の位置ずれを検知する。例えば、走査線長さの変化を示すグラフに対応するデータから、基準座標Gの近くで基準座標に近づくほど走査線長さが上昇する変化が計測されたときに、位置ずれがあると検知される。
さらに、図11(a)(b)を比較すれば明らかなように、第2高さグラフで、被測定物90のエッジT2に到達することで設定される第2走査線E2の最小長さL1aは、第1高さグラフで被測定物90のエッジT8に到達することで設定される第1走査線E1の最小長さL1より大きくなっている。この理由は、被測定物90が第2側面部56aから離れているためである。このことから、位置ずれ検知部33は、第1高さグラフと第2高さグラフとの走査線長さの変化を計測してもよい。このとき、位置ずれ検知部33は、第1高さグラフの第1走査線E1の最小長さL1と、第2高さグラフの第2走査線E2の最小長さL1aとの差Haの絶対値が、予め設定された所定値以上の場合に、位置ずれがあると検知してもよい。
また、図8、図10に示すように、被測定物90が第2側面部56aから離れて配置される場合、図6に示した第3走査線E3に基づく幅グラフ(図7(c)参照)では、基準座標Gに近い部分で走査線長さが短くなる。一方、その走査線長さの良否を幅グラフだけでは検知できない。このため、幅グラフだけでは、被測定物90が第2側面部56aから離れて配置される場合における被測定物90の位置ずれを検出しにくい。
一方、上記では、被測定物90が第2側面部56aから離れて配置される場合を説明したが、被測定物90が第1側面部55aから離れて配置される場合もある。この場合には、第3走査線E3に基づく幅グラフ、または、第1走査線E1、第2走査線E2に基づく第1及び第2高さグラフの一方、または両方を用いて、被測定物90の位置ずれの検知が可能となる。
このように、位置ずれ検知部33は、第1〜第4走査線E1〜E4の一部の走査線のみを用いて被測定物90の位置ずれの有無を検知できる場合があるが、第1〜第4走査線E1〜E4のすべてを用いて位置ずれを検出する方が、検知精度を高くする面から好ましい。
次に、図4のステップS16では、制御装置30は、被測定物90の位置ずれがあるか否かを判定する。上記のように位置ずれがあると判定された場合には、ステップS17に移行し、制御装置30は、報知部37(図3)によって位置ずれがあることを報知させ、被測定物90を置き直すか否かの問い合わせを報知させる。
次いで、図4のステップS18において、制御装置30は、再撮像ボタン38(図3)による再撮像の指示があったか否かを判定する。再撮像ボタン38による再撮像の指示があったと判定された場合には、ステップS11に戻って、処理を繰り返す。これにより、画像処理部32は、撮像部23で再撮像された画像の情報に基づいて、被測定物90の所定位置からの位置ずれの有無を再検知する。
一方、ステップS18において、再撮像ボタン38による再撮像の指示がないと判定された場合と、ステップS16において、被測定物90の位置ずれがないと判定された場合とでは、ステップS19に移行する。
ステップS19では、画像処理部32の寸法測定部34(図3)によって、上記のように補正画像から被測定物90の寸法を測定する。
その後、ステップS20において、制御装置30は、被測定物90の寸法の測定結果を、操作表示部17(図1)に表示させる。制御装置30は、その寸法の測定結果を用いて、被測定物90の発送料金を算出してもよい。また、その寸法の測定結果を用いて、被測定物90の容積が算出されてもよい。
上記の宅配ボックスの寸法測定装置20によれば、計測用収容室51に被測定物90を置いた状態で、被測定物90が所定位置からずれている場合には、報知部37により被測定物90を置き直すか否かの問い合わせが報知される。これに応じて、ユーザが被測定物90をその報知がされなくなるまで置き直すことができるので、寸法測定装置20は、所定位置に正確に置かれた被測定物90の寸法を高精度に測定することができる。
図12は、計測用収容室51の所定位置からずれた位置であって、第1側面部55a及び第2側面部56aに対し斜めに被測定物90が配置された場合における位置ずれ検知の方法を示す図であって、図6に対応する図である。図13は、図12に示す第4走査線E4の長さの変化を示す奥行きグラフを示す図である。
図12に示すように、被測定物90が第1側面部55a及び第2側面部56aに対し斜めに置かれた場合、画像処理部32では、第4走査線E4を用いて、図13に示すような、奥行きグラフが取得される。図7(d)と図13とを比較すれば明らかなように、図13の奥行きグラフでは、基準座標Gから近い部分で第4走査線E4が被測定物90のエッジT4に到達せず、走査線長さが急激に長くなっている。さらに、基準座標Gから離れた位置で被測定物90のエッジT4までの走査線長さが、基準座標Gから離れるほど大きくなる。位置ずれ検知部33は、奥行きグラフの走査線長さの変化を計測することにより、被測定物90の位置ずれだけでなく、斜め置きも検知できる。例えば、図13に示す走査線長さの変化を示すグラフに対応するデータから、基準座標Gの近くで基準座標Gに近づくほど走査線長さが上昇する変化が計測されたときに、位置ずれがあると検知される。これとともに、図13に示す走査線長さの変化を示すグラフに対応するデータから、基準座標Gから離れた範囲で、基準座標Gから離れるほど走査線長さが徐々に上昇する変化が計測されたときには、被測定物90の斜め置きがあると検知される。
なお、上記では被測定物90が直方体である場合を説明したが、被測定物の外形はこれに限定せず、他の形状、例えば円柱等としてもよい。
また、被測定物の再撮像を指示する再撮像指示部は、再撮像ボタン38に限定せず、操作表示部17でのタッチパネル上の操作表示部等としてもよい。
図14は、実施形態の別例の宅配ボックス12aの斜視図である。宅配ボックス12aは、外装体13aの左側Lに、複数の宅配用収容室14a、14bが上下に並んで配置される。外装体13aの右側Rには、操作表示部17aを含む操作パネル部16と、寸法測定装置20aとが上下に並んで配置される。操作パネル部16には、バーコードリーダ72、ICカードリーダ73、プリンタ74、及びセキュリティカメラ75が取り付けられる。
操作表示部17aには、例えば、メニュー画面が表示され、ユーザがメニュー画面で表示された複数の項目からタッチして選択したときに、制御装置30(図3参照)はその選択に応じた処理を実行する。例えば、メニュー画面には、寸法計測の開始のトリガーとなる「計測」が表示される。
宅配用収容室14a、14bの扉は、電気錠で施錠され、バーコード、ICカード等を用いて解錠される構成としてもよい。プリンタ74は、宅配物の発送人が操作表示部17a等を操作して、発送料金を決済した際に、決済情報が印刷されるようにしてもよい。セキュリティカメラ75は、宅配ボックス12aの付近での不審者の有無を監視するために用いられる。
図15は、実施形態の別例の寸法測定装置20aの計測用収容室51aを示す斜視図である。計測用収容室51aは、扉52aで塞がれる。扉52aをあけた状態で計測用収容室51aの上側には、パネル部76が露出し、そのパネル部76には液晶表示部で構成される重量表示部77が配置される。計測用収容室51aの底部には、重量測定部78が配置される。重量測定部78は、例えば上面に上下方向に移動可能な可動部を有し、可動部は、下側の固定部との間に弾性部材(図示せず)を有する。被測定物に相当する荷物91の重量が大きくなるほど、可動部は弾性部材の弾力に逆らって下側に移動する。これにより、可動部の上下方向の位置から荷物91の重量が測定される。測定された重量は、重量表示部77で表示される。可動部の上面が、計測用収容室51aの底面に相当する。重量測定部78は、測定された重量が所定値以上の場合に、計測用収容室51aに荷物91があることを検出する荷物センサとして機能する。
計測用収容室51aの上部で開口端部の左側Lには、撮像部23が取り付けられる。撮像部23のカメラ本体は、計測用収容室51aの下部で奥側の右隅部に置かれた荷物91を撮影するように、斜め下側に向けて配置される。撮像部23に接続された制御装置30(図3)は、画像処理部32(図3)を有する。撮像部23は、照明装置25(図3参照)も有する。計測用収容室51aの下面部53bは、例えば鉄または鋼等の金属板により形成される。下面部53bは、例えば銀色である。下面部53bは、模様がない他の色としてもよい。
画像処理部32は、撮像部23で取得された荷物91のエッジを含む画像から荷物91の寸法を測定する。このために、画像処理部32では、荷物91の境界線を表すエッジを含む測定用画像が生成される。この際、後述のように、画像処理部32は、光の反射により計測用収容室51aの底面である下面部53bに表れる荷物91の反射像の線と、計測用収容室51aの下面部53b及び荷物91の実物との境界線との区別を行うために閾値を設定する。そして、画像処理部32は、撮像部23で撮像された画像のエッジとエッジに隣接する部分との明度の差が閾値を越えた場合に、エッジが荷物91の境界線を表すものと認識する。そして、画像処理部32は、境界線を表すエッジに基づいて荷物91の寸法を測定する。これにより、荷物91の寸法をより精度よく測定できる。
図16は、実施形態の別例の寸法測定のための測定用画像を生成する手順を示すフローチャートである。測定用画像は、図14、図15に示した寸法測定装置20aを用いて生成される。以下では、図3、図14、図15の符号を用いて説明する。ステップS30では、ユーザが計測用収容室51aに荷物91を入れず扉52aを閉じた状態で、操作表示部17aのメニュー画面で「計測」を選択する。
これによって、制御装置30は、ステップS31において、その選択の操作をトリガーとして、撮像部23により計測用収容室51aを撮影させ、その撮影画像により図17に示す荷物なし画像である画像Aを取得する。
次いで、図16のステップS32において、ユーザは、計測用収容室51aの下面部53b上の基準隅部58(図17)の付近に、第1側面部55aと第2側面部56aとにほぼ接触するように、すなわち奥角に沿って、荷物91を置く。これによって、重量測定部78は、荷物91があることを検出し、その検出信号が制御装置30に送信される。
そして、ステップS33において、荷物91があることが検出された状態で扉52aが閉められたときに、制御装置30が撮像部23により計測用収容室51aと荷物91とを撮影させる。そして、制御装置30は、その撮影画像により、図18に示す荷物あり画像である画像Bを取得する。図18では、計測用収容室51aに直方体状の荷物91が配置された場合を示している。
その後、図16のステップS34において、制御装置30は、画像Aと画像Bとの差分から、図19に示すように、計測用収容室51a及び荷物91のうち荷物91だけがある画像Cを作成する。画像Cでは、第1側面部、第2側面部及び下面部のそれぞれの面に沿うように形成された3つの矩形枠81,82,83が表示される。例えば3つの矩形枠81,82,83は、赤、青、緑等、互いに色が異なる実線により描かれる。矩形枠81,82,83は、制御装置30の画像処理部32が、荷物91の外形のエッジの位置を決定するために用いられる。
次いで、図16のステップS35において、第1側面部、第2側面部、下面部に対応する矩形枠81,82,83の面内の各画像で、画像内の変化部分を見つけてエッジを検出する。図20は、図19の画像Cにおいて、計測用収容室内の3面の各画像からエッジを検出する方法を示す図である。
画像処理部32は、第1側面部55a(図17)及び第2側面部56a(図17)に対応する2つの矩形枠81,82のそれぞれの面内において、複数の第1走査線E1、及び複数の第2走査線E2を用いて、荷物91から遠い側のエッジA2、A6から荷物91付近のエッジA4、A7に向けて、エッジA1の長さ方向に沿ってピクセルを走査する。そして、画像処理部32は、2つの矩形枠81,82の面内のそれぞれで画像内の輝度が変わる等の変化部分を見つけて、その位置を荷物のエッジT8a、T2aとして検出する。
また、画像処理部32は、下面部53b(図17)に対応する矩形枠83の面内において、複数の第3走査線E3、及び複数の第4走査線E4を用いて、荷物91から遠い側のエッジA9、A8から荷物91付近のエッジA7、A4に向けて、エッジA4、A7の長さ方向に沿ってピクセルを走査する。そして、画像処理部32は、矩形枠83の面内において、画像内の輝度が変わる等の変化部分を見つけて、その位置を荷物のエッジT5a、T4aとして検出する。
これとともに、画像処理部32は、荷物91について検出されたエッジT2a、T4a、T5a、T8aと、エッジT2a、T4a、T5a、T8aに隣接する部分との明度差に基づいて、荷物91と計測用収容室51aの面との境界線を表すエッジを認識する。
図21は、図20において、荷物91について検出されたエッジT2a、T4a、T5a、T8aを強調して示す図である。図22は、図21において、荷物91付近の画像を拡大して示す図である。画像処理部32は、上記の荷物91のエッジを認識する際に、光の反射により計測用収容室の下面部に表れる荷物91の反射像92の線93と、計測用収容室51aの下面部及び荷物91の実物との境界線との区別を行うために閾値を設定する。そして、画像処理部32は、撮像部23で撮像された画像のエッジとエッジに隣接する部分との明度の差が閾値を越えた場合に、エッジが荷物91の境界線を表すものと認識する。
図16のステップS36において、検出されたエッジから直方体の荷物91のエッジを決定し、それにより、測定用画像の生成が完了する。画像処理部32は、この測定用画像のエッジに基づいて荷物91の寸法を測定する。画像処理部32のステップS36以降では、図4のステップS14と同様にエッジの歪が補正された補正画像を取得し、その後、図4のステップS15〜S20の処理と同様の処理を行う。
なお、図4のステップS19と同様に、荷物91の寸法を測定する場合に、検出されたエッジから算出される荷物91の外形と、事前に作成された3つの矩形枠81,82,83の各エッジの間の実際の寸法との比例関係から荷物91の寸法が測定されてもよい。
図22では、明度の違いを斜格子部D1と、斜線部D2と、砂地部D3と、斜格子部D1の内側の無地部D4とにより模式的に示している。斜格子部D1が最も暗く、斜線部D2、砂地部D3、無地部D4の順に明るくなり、無地部D4で最も明るくなっている。斜格子部D1の外側の無地部D5は、斜格子部D1と同様に最も暗くなっている。図面の簡略化のために、無地部D5は斜格子部としていない。また、斜格子部D1の内側の無地部D4と砂地部D3との明度の差は、砂地部D3と斜格子部D1との明度の差より大きくなっている。図22では、下面部に対応する矩形枠83の面内に光の反射により荷物91の反射像92の線93が表れている。
撮像部23で撮像された画像のエッジとエッジに隣接する部分との明度の差として、反射像92の線93を挟む両側の明度差は閾値を越えないが、荷物91の右下端のエッジT4aを挟む両側の明度差は閾値を越える。これにより、画像処理部32は、エッジT4aが荷物91の実際の境界線を表すものと認識する。
一方、画像処理部32がこのような認識を行わない場合には、反射像92の線93を、荷物91の境界を表すエッジと誤って認識する可能性がある。この場合には、線93を用いて生成された測定用画像が、実際の荷物の外形を表さず、その測定用画像を用いて荷物の寸法を計測するときに、その計測精度が悪化する。図16にその手順を示した本例の構成によれば、このような不都合を防止でき、荷物91の寸法の測定精度を向上できる。
なお、図22では、荷物91の左上端のエッジT8aの両側はいずれも最も暗い部分となっており、明度差が小さいため、エッジT8aを、荷物91の境界を表すエッジと認識しにくい可能性がある。一方、荷物91の右上端のエッジT2aの両側の明度差は大きくなっており、エッジT2aを精度よく検出できるので、エッジT2aと計測用収容室のエッジA1との交点、及び計測用収容室のエッジA4との平行関係等から、エッジT8aを計算で求めやすい。本例において、その他の構成及び作用は、図1〜図13の構成と同様である。
12,12a 宅配ボックス、13,13a 外装体、14,14a,14b 宅配用収容室、15 扉、16 操作パネル部、17,17a 操作表示部、18 電気錠、19 荷物センサ、20,20a 寸法測定装置(測定装置)、23 撮像部、24 カメラ本体、25 照明装置、30 制御装置、31 演算処理部、32 画像処理部、33 位置ずれ検知部、34 寸法測定部、35 記憶部、36 インターフェイス、37 報知部、40 二値画像、41 補正画像、51,51a 計測用収容室、52,52a 扉、53 底板部、53a,53b 下面部、54 右壁部、55 左壁部、55a 第1側面部、56 後壁部、56a 第2側面部、57 天板部、58 基準隅部、61 第1マーカー、62 第2マーカー、63 第3マーカー、70 決済部、81,82,83 矩形枠、90 被測定物、91 荷物、92 反射像、93 線。

Claims (5)

  1. 被測定物を出し入れ可能に収容する収容室と、
    前記収容室に収容される前記被測定物を撮像する撮像部と、
    前記撮像部で撮像された画像の情報に基づいて画像処理を行ない前記被測定物の寸法を測定するとともに、前記画像の情報に基づいて、前記被測定物の予め決められた所定位置からの位置ずれの有無を検知する画像処理部と、
    前記画像処理部により前記位置ずれを検知した際に、前記被測定物を置き直すか否かの問い合わせを報知する報知部とを備える、
    宅配ボックスの寸法測定装置。
  2. 請求項1に記載の宅配ボックスの寸法測定装置において、
    前記画像処理部は、前記画像における画像処理方向の走査線の長さの変化を計測することにより、前記位置ずれを検知する、
    宅配ボックスの寸法測定装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の宅配ボックスの寸法測定装置において、
    操作された場合に前記被測定物の再撮像を指示する再撮像指示部を備え、
    前記画像処理部は、前記再撮像指示部が操作された場合に、前記撮像部で再撮像された画像の情報に基づいて、前記被測定物の前記所定位置からの位置ずれの有無を再検知する、
    宅配ボックスの寸法測定装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の宅配ボックスの寸法測定装置において、
    前記撮像部の一部として、または前記撮像部とは異なる装置として配置され、前記収容室内を照明する照明装置を備える、
    宅配ボックスの寸法測定装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の宅配ボックスの寸法測定装置において、
    前記画像処理部は、光の反射により前記収容室の底面に表れる前記被測定物の反射像の線と、前記収容室の底面及び前記被測定物の実物との境界線との区別を行うために閾値を設定し、前記撮像部で撮像された前記画像のエッジと前記エッジに隣接する部分との明度の差が前記閾値を越えた場合に、前記エッジが前記境界線を表すと認識し、前記エッジに基づいて前記被測定物の寸法を測定する、
    宅配ボックスの寸法測定装置。
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