JP2006348396A - 自転車搭乗用上衣 - Google Patents
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Abstract
【課題】 自転車用上衣において、空気抵抗の増加を抑えて肘を曲げやすくする。
【解決手段】 自転車用レインジャケット10は、上着本体12と、1対の袖部14,15とを備えている。1対の袖部14,15は、上着本体12の両側に装着され、肘関節に相当する部分にその両隣より拡張された第1拡張部14i,15iを有するものである。
【選択図】 図4
【解決手段】 自転車用レインジャケット10は、上着本体12と、1対の袖部14,15とを備えている。1対の袖部14,15は、上着本体12の両側に装着され、肘関節に相当する部分にその両隣より拡張された第1拡張部14i,15iを有するものである。
【選択図】 図4
Description
本発明は、上衣、特に、自転車搭乗時に搭乗者が着用する自転車搭乗用上衣に関する。
自転車に搭乗する際に着用するジャージなどの自転車搭乗用上衣、特に長袖の上衣は、冬季のレースや山岳レースにしばしば使用される。自転車搭乗用上衣は、着用時の空気抵抗を軽減するためにできる限り着用者の体型にフィットする形にデザインされている(たとえば、特許文献1参照)。
自転車搭乗用上衣を体にフィットさせるため、従来の自転車搭乗用上衣は、伸縮性を有する布地を用いて製作されている。また、冬季などに使用する上衣の場合、通気性を制限するため、伸縮性があまりない素材で製作されることもある。
米国特許第6298485号明細書
上述のような、体にフィットする、或いは、伸縮性の低い上衣を着用した場合、着用後に肘を曲げることが困難なことがある。このように肘を曲げにくいと、自転車レース等において動きづらくなり、操舵操作や変速操作等の運転操作を妨げるおそれがある。これを防止して肘を曲げやすくするために、袖部全体をゆったりとさせると、しわが発生して空気抵抗が増大する。
本発明の課題は、自転車用上衣において、空気抵抗の増加を抑えて肘を曲げやすくすることにある。
発明1に係る自転車搭乗用上衣は、上着本体と、1対の袖部とを備えている。1対の袖部は、上着本体の両側に装着され、肘関節に相当する部分にその両隣より拡張された第1拡張部を有するものである。
この上衣では肘関節に相当する部分に両隣より拡張された第1拡張部を有している。ここでは、肘関節に相当する部分に第1拡張部を設けたので、肘関節に相当する部分にだけに余裕をもたせ、他の部分を腕にフィットさせることができる。このため、着用後も空気抵抗の増加を抑えて、肘を曲げやすくなり、運転操作を円滑に行なうことが可能となる。
発明2に係る自転車搭乗用上衣は、発明1に記載の上衣において、袖部は、袖口に第2拡張部を有する。この場合には、袖口に第2拡張部を設けたので、袖口から手が出やすくなり着用しやすくなる。また、手首を過剰に締め付けることが防止されるため、運転操作を円滑に行なうことができる。
発明3に係る自転車搭乗用上衣は、発明2に記載の上衣において、第1拡張部は第2拡張部より大きい、この場合には、肘関節に相当する第1拡張部を袖口に形成された第2拡張部より小さくしたので、各拡張部を最適化することができる。
発明4に係る自転車搭乗用上衣は、発明1から3のいずれかに記載の上衣において、袖口が前方を向くように1対の袖部は、上着本体に装着されている。袖部の袖口が前方を向いているので、着用して自転車に搭乗すると運転姿勢がより楽になり、空気抵抗に悪影響を及ぼすしわが発生しにくくなる。
発明5に係る自転車搭乗用上衣は、発明1から4のいずれかに記載の上衣において、袖部から脇下部分を通って前記上着本体の裾部に延びる換気口をさらに備える。この場合には、換気口を袖部から脇下部分を通って裾部まで形成したので、大きな換気口を得ることができる。このため、換気口から効率的に空気を上衣の内部に大量に取り込み且つ排出することができ、充分な通気性能を得ることができる。しかも脇下部分は比較的前方から見にくいので、換気口を設けても意匠性も損なわれにくい。
発明6に係る自転車搭乗用上衣は、発明5に記載の上衣において、換気口は、通気性素材で形成された通気部と、通気部を外側から開閉可能に覆う開閉部とを有する。この場合には、換気口の開閉部を開いても通気部が内側にあるので、換気口が空気の流れによりばたばた振動しにくくなる。
本発明によれば、肘関節に相当する部分に第1拡張部を設けたので、肘関節に相当する部分だけに余裕をもたせ、他の部分を腕にフィットさせることができる。このため、着用後も空気抵抗の増加を抑えて、肘を曲げやすくなり、運転操作を妨げにくくなる。
<第1実施形態>
図1及び図2において、本発明の第1実施形態による自転搭乗用上衣は、自転車搭乗時に搭乗者が着用する自転車用ジャケット10である。ジャケット10は、主にロードレーサやマウンテンバイクなどのスポーツ走行を目的とする自転車に搭乗する際にジャージの上から着用される防寒ジャケット或いはレインジャケット等の上衣であるジャケット10は、好ましくは袖部分が襟口から延びるラグラン袖の前開きの長袖の上衣である。ジャケット10は、上着本体12と、袖口14a,15aをそれぞれ有し上着本体12の両側に装着される1対の袖部14,15と、袖口14a,15a近傍から袖部14,15の脇の下に対向する脇下部分14b,15bを通って上着本体12の裾部12aに延び、ジャケット10内部に空気を取り入れるための換気口16とを備えている。
図1及び図2において、本発明の第1実施形態による自転搭乗用上衣は、自転車搭乗時に搭乗者が着用する自転車用ジャケット10である。ジャケット10は、主にロードレーサやマウンテンバイクなどのスポーツ走行を目的とする自転車に搭乗する際にジャージの上から着用される防寒ジャケット或いはレインジャケット等の上衣であるジャケット10は、好ましくは袖部分が襟口から延びるラグラン袖の前開きの長袖の上衣である。ジャケット10は、上着本体12と、袖口14a,15aをそれぞれ有し上着本体12の両側に装着される1対の袖部14,15と、袖口14a,15a近傍から袖部14,15の脇の下に対向する脇下部分14b,15bを通って上着本体12の裾部12aに延び、ジャケット10内部に空気を取り入れるための換気口16とを備えている。
上着本体12は、たとえば、ポリエステル繊維やポリウレタン繊維製の布地で形成されており、上部外側に袖部14,15が縫合される分割された左右1対の前身頃21,22と、前身頃21,22に対向して配置され1対の袖部14,15が縫合される後ろ身頃23と、前身頃21,22と後ろ身頃23との間に配置される左右1対の側部材26,27と、襟部30とを有し、これらの各部を縫合して形成されている。後ろ身頃23は、前身頃21,22に対向して配置されており、後ろ身頃23の後裾部23eは前身頃21,22の前裾部21e,22eに比べて下方に配置されている。分割された前身頃21,22の間には左右に分割可能なファスナー32が装着されている。ファスナー32は、たとえば、下端で左右のテープが離れる開製品である。
1対の袖部14,15は、上着本体12と同様な布地で形成されたものであり、筒状に形成するための合せ部14c,15cを有し、換気口16は、袖口14a,15aの開口部分の手前側から合せ部14c,15cに沿って脇下部分14b,15bに向かって延びている。また、袖部14,15は、肘関節に相当する部分に両隣より拡張した第1拡張部14i,15iと、袖口14a,15aに向かって先拡がり形状に形成された第2拡張部14j,15jとを有している。図4に示すように、第1拡張部14i,15iの周長L3は、第2拡張部14j,15jの袖口14a,15aでの周長L4より大きい。第1拡張部14i,15iは、着用後に肘を動かしやすくなるために設けられ、第2拡張部14j,15jは、着用時に袖口14a,15aから手を出やすくして着用しやすくするために設けられている。
上着本体12及び1対の袖部14,15は、表面が防水加工されている。これにより、通気性自体は通常の自転車用ジャージより悪くなっている。そこで、換気口16を設けることにより通気性を改善している。
換気口16は、脇下部分14b,15bからさらに前身頃21,22と後ろ身頃23の間に沿って裾部12aに向かって延びている。具体的には、前身頃21,22と側部材26,27との縫合部分に沿って前裾部21e,22eまで延びている。換気口16は、図3に示すように、通気性素材で形成された通気部34と、通気部34を外側から開閉可能に覆う開閉部36とを有している。通気部34はメッシュ部38を有し、開閉部36は、通気部を開閉可能なファスナー40を有している。メッシュ部38は、多数の透孔を有する伸縮性を有する素材で構成されている。ファスナー40は、袖口14a,15a側が閉じており、ファスナー40の左右のテープが離れず分離しないクローズドエンド型のものである。
次に、ファスナー32、換気口16及び襟部30を除く上記各部の形状について、図4により詳しく説明する。なお、図4は、たとえば、ポリエステル製の防水性を有する生地を型紙に沿って裁断して各部が得られた状態を示している。図4では、各部の外側に露出する表地が見えている。また、各部の外周の内側にある細線が縫合線又は折り込み線であり、縫合線又は折り込み線から外周部までの間が縫い代又は折り代となっている。
左右1対の前身頃21,22は、図4左上に示すように、左右が線対称の形状である。前身頃21,22は、上部両外側に搭乗者の肩部が露出するように斜めに湾曲して配置された左右1対の第1袖取付部21a,22aと、第1袖取付部21a,22aの下方で両外側に配置された第1前後取付部21b,22bとを各別に有している。また、前身頃21,22は、第1袖取付部21a,21bから内側に折れ曲がって円弧状に湾曲して延びる第1襟ぐり部21c,22cと、第1襟ぐり部21c,22cの内側から下方に延びるファスナー装着部21d,22dと、ファスナー装着部21d,22dと第1前後取付部21b,22bとを結ぶ前裾部21e,22eとを有している。
第1袖取付部21a,22aは、両外側に向かって斜め下方に延び、外方に凸に湾曲した後に途中で逆方向に湾曲した間延びした概ねS字状の曲線で構成されている。第1前後取付部21b,22bは、第1袖取付部21a,22aから下方に折れ曲がるように形成されており、僅かに凹んだ湾曲した曲線と直線とを組み合わせた線で構成されている。この第1前後取付部21b,22bに、換気口16を構成するファスナー40の一方のテープが縫合されている。第1襟ぐり部21c,22cは、内側に向かって下降する円弧状の曲線で構成されている。ファスナー装着部21d,22dには、両前身頃21,22を結合するファスナー32(図1)が取り付けられる。
後ろ身頃23は、図3中央上部に示すように、上部両外側に搭乗者の肩部が露出するように斜めに湾曲して配置された左右1対の第2袖取付部23a,23bと、第2袖取付部23a,23bの下方で両外側に配置され側部材26,27を介して第1前後取付部21b,22bと連結される左右1対の第2前後取付部23c,23dとを有している。また、後ろ身頃23は、両第2前後取付部23c,23dの下端を結ぶ後裾部23eと、第2袖取付部23a,23bの間で下方に凸に湾曲した第2襟ぐり部23fとを有している。
第2袖取付部23a,23bは、全体として外方に凸に湾曲して形成され、両外側に向かって斜め下方に延びている。第2前後取付部23c,23dは、内側に向かって僅かに凹んだ曲線で構成されている。後裾部23eは、下方に突出して前身頃21,22より長く形成されている。したがって後ろ身頃23は前身頃21,22よりかなり長くなっている。これにより前屈みになってもジャケット10がパンツを覆うことができ、パンツが濡れにくくなる。
左右1対の袖部14,15は、図4右下に示すように、左右が線対称の形状の長袖である。袖部14,15は、前身頃21,22及び後ろ身頃23で露出する肩部を覆うように配置されるものである。袖部14,15は、袖口14a,15aと、袖口14a,15aの両側から折れ曲がって湾曲して延び互いに連結される縫合部15cを構成する第1袖形成部14d,15d及び第2袖形成部14e,15eと、第1袖形成部14d,15dからV字型に切断されて側部材26,27に縫合されるV字部14f,15fとを有している。また、左右1対の袖部14,15は、第1袖取付部21a,22aに縫合される第1縫合部14g,15gと、第2袖形成部14e,15eから延び第2袖取付部23a,23bに縫合される第2縫合部14h,15hとを有している。このV字部14f,15fと第1袖形成部14d,15dとの境界部分が脇下部分14b,15bとなる。さらに前述した第1拡張部14i,15i及び第2拡張部14j,15jを、第1袖形成部14d,15d及び第2袖形成部14e,15eの肘関節に相当する途中に有しているとともに、第2拡張部14j,15jを袖口14a,15aに有している。
左右1対の側部材26,27は、左右が線対称の形状である。左右1対の側部材26,27は、前身頃21,22の第1前後取付部21b,22bに縫合される第1連結部26a,27aと、第1連結部26a,27aと対向して配置され後ろ身頃23の第2前後取付部23c,23dに縫合される第2連結部26b,27bと、上部に円弧状に突出して形成され、1対の袖部14,15のV字部14f,15fに縫合される突出部26c,27cとを有している。
換気口16のメッシュ部38及びファスナー40は、図4に左下がりのハッチングで示した場所に縫製される。具体的には、両袖口14a,15aから、たとえば1〜15cmくらい離れかところから第1袖形成部14d,15dと第2袖形成部14e,15eとの合せ部分に縫製されるとともに、脇下部分14b,15bを経由して、前身頃21,22の第1前後取付部21b,22bと、側部材26,27の第1連結部26a,27aとの合せ部分に縫製される。メッシュ部38は、たとえば、1cm〜10cm程度開くような幅を有している。
このように構成された本発明の第1実施形態による自転車用ジャケット10では、ファスナー40のスライダー40aは、閉じた状態では、図1に示すように、裾部12aに配置されるこのスライダー40aを手でつまんで上方に引っ張り、さらに袖部14又は15のいずれかの袖口14a,15aまで移動させると、図3に示すように、換気口16が全開する。このスライダー40aの移動量を適宜の量にすることにより換気口16の開口面積を変更できる。換気口16が開口すると通気部34としてのメッシュ部38が露出してジャケット10内部に空気を取り込み且つ排出できる。これにより、通気性能が向上する。
ここでは、袖部14,15の肘関節に相当する部分、すなわち着用時に肘関節が当たる部分に第1拡張部14i,15iを設けたので、肘関節に相当するだけに余裕をもたせ、他の部分を腕にフィットさせることができる。このため、着用後も空気抵抗の増加を抑えて、肘を曲げやすくなり、運転操作を妨げにくくなる。
また、換気口16が上着本体12だけでなく、袖部14,15の袖口14a,15a近傍から脇下部分14b,15bを通って上着本体12の裾部12aまで延びている。このため、前身頃21,22だけに換気口を形成する従来の構成に場合に比べて換気口16の開口面積が大きくなる。したがって、換気口16から空気をジャケット10の内部に大量に取り込み且つ排出することができ、充分な通気性能を得ることができる。しかも脇下部分14b,15bは比較的前方から見にくいので、換気口16を設けても意匠性も損なわれにくい。
さらに、袖口14a,14bに第2拡張部14j,15jを設けたので、袖口14a,14bから手が出やすくなり着用しやすくなる。また、手首を過剰に締め付けることが防止されるため、運転操作を円滑に行なうことができる。
<第2実施形態>
図5及び図6に、本発明の他の実施形態(第2実施形態)による自転車搭乗用上衣を示す。第2実施形態に示される自転車搭乗用上衣は、主にロードレーサやマウンテンバイクなどのスポーツ走行を目的とする自転車に搭乗する際に着用される着用者の体にフィットする形態の自転車用ジャージ60である。
図5及び図6に、本発明の他の実施形態(第2実施形態)による自転車搭乗用上衣を示す。第2実施形態に示される自転車搭乗用上衣は、主にロードレーサやマウンテンバイクなどのスポーツ走行を目的とする自転車に搭乗する際に着用される着用者の体にフィットする形態の自転車用ジャージ60である。
前記第1実施形態では、前身頃21,22と後ろ身頃23との間に換気口16を設けたが、第2実施形態では、図5及び図6に示すように、1対の袖部64,65が前方を向くように形成されている。
図5及び図6において、自転車用ジャージ60は、好ましくは袖部が襟口から延びるラグラン袖の前開きの長袖のジャージである。ジャージ60は、上着本体62と、袖口64a,65aをそれぞれ有し上着本体62の両側に装着される1対の袖部64,65と、袖口64a,65a近傍から袖部64,65の脇の下に対向する脇下部分64b,65bを通って上着本体12の裾部62aに延び、ジャージ60内部の空気を換気するための換気口66を備えている。
上着本体62は、分割された左右1対の前身頃71,72と、後ろ身頃73と、前身頃71,72と後ろ身頃73との間に配置される左右1対の側部材76,77と、襟部80とを有し、これらの各部を縫合して形成されている。後ろ身頃73は、前身頃71,72に対向して配置されており、後ろ身頃73の後裾部73eは前身頃71,72の前裾部71e,72eに比べて下方に配置されている。分割された前身頃71,72の間には左右に分割可能なファスナー82が装着されている。ファスナー82は、たとえば、下端でファスナー82の左右のテープが離れて完全に分離するオープンエンド型ものものである。
1対の袖部64,65は、左右1対の袖部本体74,75と、左右1対の袖部本体74,75の下部に配置される下袖部材78,79とを有している。1対の袖部64,65は、筒状に形成するための合せ部64c,64d,65c,65d(図5及び図6では、64c,64dのみ図示)を有し、換気口66は、袖口64a,65aの開口部分の手前側から合せ部64c,65cに沿って脇下部分64b,65bに分かって延びている。また、袖部本体74,75は、肘関節に相当する部分に両隣より拡張した第1拡張部74i,75iと、袖口74a,75aに向かって先拡がり形状に形成された第2拡張部74j,75jとを有している。図7に示すように、第1拡張部74i,75iの周長L3は、第2拡張部74j,75jの袖口74a,75aでの周長L4より大きい。第1拡張部74i,75iは、着用後に肘を動かしやすくなるために設けられ、第2拡張部74j,75jは、着用時に袖口74a,75aから手を出やすくして着用しやすくするために設けられている。
換気口66は、脇下部分64b,65bからさらに前身頃71,72と後ろ身頃73の間に沿って前裾部62aに向かって延びている。具体的には、前身頃71,72と側部材76,77との縫合部分に沿って前裾部71e,72eまで延びている。換気口66は、図3に示すものと同様に、通気性素材で形成された通気部と、通気部を外側から開閉可能に覆う開閉部とを有している。通気部はメッシュ部を有し、開閉部は、通気部を開閉可能なファスナー90を有している。ファスナー90は、袖口64a,65a側及びが閉じており左右のテープが離れず分離しないクローズドエンド型のものである。メッシュ部は、多数の透孔を有する伸縮性を有する素材で構成されている。
次に、ファスナー82及び換気口66を除く上記各部の形状について、図7により詳しく説明する。なお、図7は、たとえば、防水性を有するポリエステル製の生地を型紙に沿って裁断して各部が得られた状態を示している。図7では、各部の外側に露出する表地が見えている。また、各部の外周の内側にある細線が縫合線又は折り込み線であり、縫合線又は折り込み線から外周部までの間が縫い代又は折り代となっている。
左右1対の前身頃71,72は、図7右下に示すように、左右が線対称の形状である。前身頃71,72は、上部両外側に搭乗者の肩部が露出するように斜めに湾曲して配置された左右1対の第1袖取付部71a,72aと、第1袖取付部71a,72aの下方で両外側に配置された第1前後取付部71b,72bとを各別に有している。また、前身頃71,72は、第1袖取付部71a,71bから内側に折れ曲がって円弧状に湾曲して延びる第1襟ぐり部71c,72cと、第1襟ぐり部71c,72cの内側から下方に延びるファスナー装着部71d,72dと、ファスナー装着部71d,72dと第1前後取付部71b,72bとを結ぶ前裾部71e,72eとを有している。
第1袖取付部71a,72aは、両外側に向かって斜め下方に延び、外方に凸に湾曲した後に途中で逆方向に湾曲した間延びした概ねS字状の曲線で構成されている。第1前後取付部71b,72bは、第1袖取付部71a,72aから下方に折れ曲がるように形成された折り、僅かに凹んだ湾曲した曲線と直線とを組み合わせた線で構成されている。第1襟ぐり部71c,72cは、内側に向かって下降する円弧状の曲線で構成されている。ファスナー装着部71d,72dには、両前身頃71,72を結合するファスナー82(図5)が取り付けられる。前裾部71e,72eは、連結される中央部分に向かって上に向かって凸に湾曲する曲線で構成されている。これにより前屈みになってもジャージ60がしわになりにくい。
後ろ身頃73は、図7中央上部に示すように、上部両外側に前記乗り手の肩部が露出するように斜めに湾曲して配置された左右1対の第2袖取付部73a,73bと、第2袖取付部73a,73bの下方で両外側に配置され第1前後取付部71b,72bと側部材76,77を介して連結される左右1対の第2前後取付部73c,73dとを有している。また、後ろ身頃73は、両第2前後取付部73a,73bの下端を結ぶ後下辺部73eと、上部中央に突出して形成された第2襟ぐり部73fとを有している。
第2袖取付部73a,73bは、全体として外方に凸に湾曲して形成され、両外側に向かって斜め下方に延びている。第2前後取付部73c,73dは、内側に向かって僅かに凹んだ曲線で構成されている。後下辺部73eは、連結される中央部分に向かって円弧状に脹らんだ湾曲する曲線で構成されている。したがって後ろ身頃73は前身頃71,72より長くなっている。これにより前屈みになってもジャージ60がパンツを覆うことができる。第2襟ぐり部73fは、上方に突出しかつ円弧状に凹んで形成されている。
左右1対の袖部本体74,75は、前身頃71,72及び後ろ身頃73で露出する肩部を覆うように配置されるものである。袖部本体74,75は、上袖口74a,75aと、上袖口74a,75aの両側から折れ曲がって湾曲して延び下袖部材78,79を介して互いに連結される第1袖形成部74b,75b及び第2袖形成部74c,75cと、第1袖形成部74b,75bからV字型に切断されて延びるV字切断部83,84を有し、第1袖取付部71a,72aに縫合される第1縫合部74d,75dと、第2袖形成部74c,75cから延び第2袖取付部73a,73bに縫合される第2縫合部74e,75eと、第1縫合部74d,75d及び第2縫合部74e,75eを結ぶ襟口74f,75fとを有している。また、前述したように、第1拡張部74i,75i及び第2拡張部74j,75jを、第1袖形成部74b,75b及び第2袖形成部74c,75cの肘関節に相当する途中に有しているとともに、第2拡張部74j,75jを袖口74a,75aに有している。
上袖口74a,75aは、ほぼ直線で構成されている。第1袖形成部74b,75b及び第2袖形成部74c,75cは、上袖口74a,75aの両端から内側に凹んで延びている。第1袖形成部74b,75bは、第2袖形成部74c,75cより前方に配置される。第1袖形成部74b,75bは、第2袖形成部74c,75cより長さが短い。これは、上袖口74a,75aを前方に向けて配置するためである。
次に、第1縫合部75dについて図8により説明する。なお、図8では右側の袖部75を示している。左側の袖部本体74は右側の袖部本体75に対して線対称であり同様な形状であるので、第1縫合部74dについての説明は省略する。
第1縫合部75dのV字切断部84は、小湾曲部84aと、小湾曲部の両端から徐々に間隔が拡がるように延びる1対の大湾曲部84b,84cとを有している。小湾曲部84aの中心O1からの曲率半径R1は、たとえば、3mm以上20mm以下の範囲、好ましくは5mm以上10mm以下の範囲に設定されており、本実施形態では、7mmとなっている。大湾曲部84bは、小湾曲部84aの一端から湾曲して第1袖形成部75bに向かって延びている。大湾曲部84bの中心O2からの曲率半径R2は、200mm以上600mm以下の範囲、好ましくは300mm以上400mm以下の範囲に設定されており、この実施形態では333mmである。また、大湾曲部84cは、小湾曲部84aの他端から湾曲して襟口75fに向かって延びている。大湾曲部84cの中心O3からの曲率半径R3は、200mm以上600mm以下の範囲、好ましくは300mm以上400mm以下の範囲に設定されており、この実施形態では333mmである。両大湾曲部84b,84cが交差する角度、具体的には、中心O2から大湾曲部84bの中心に向かって引いた半径R2での接線C2と、中心O3から大湾曲部84cの中心に向かって引いた半径R3での接線C3とが交差する角度のうち小さい方の第2角度α2は、20度以上80度以下の範囲が好ましく、この実施形態では、45度となっている。
このような角度範囲でV字切断部84が形成されると、袖部65がジャージ60の小湾曲部84aを中心として略左右軸回りの一方向(ジャージ60を左側から見て時計回り)に持ち上がり、袖口65aが下向きではなくそれより上向きになる。この上向きになる度合いは、第2角度α2が小さくなるほど顕著になる。
また、袖口65aに対する実質的な垂直二等分線となる第1直線L1と、襟口25fから搭乗者の肩部の頂点に沿って肩口に向かう第2直線L2とが交差する第1角度α1は、30°以上90°以下の範囲、好ましくは30°以上60°以下の範囲に設定されており、この実施形態では、57度である。第1角度α1が90°を超えると、着用したときに、着用者に圧迫感を与えてしまう。また、第1角度α1が30°未満であると、袖部65が側方を向いてしまい、着用したときにしわがよりやすくなるとともに、引っ張られやすくなる。このような第1角度α1で第1及び第2直線L1,L2が交差することにより、袖部65全体が交差角度に応じて衣服の略縦軸回りの内側すなわち前方に向くことになり、袖口65aが前方を向く。
第2縫合部74e,75eは、図7に示すように、後ろ身頃73の第2袖取付部73a,73bに縫合される滑らかな円弧で形成されている。第2縫合部74e,75eと、第2袖形成部74c,75cとの接合部分は鋭角的に連結されている。
襟口74f,75fは、前身頃71,72の第1襟ぐり部71c,72c及び後ろ身頃73の第2襟ぐり部73fと連続するように途中で折れ曲がって形成されている。これらに、襟部80が被せられて縫合される。
左右1対の側部材76,77は、左右が線対称の形状である。左右1対の側部材76,77は、前身頃71,72の第1前後取付部71b,72bに縫合される第1連結部76a,77aと、第1連結部76a,77aと対向して配置され後ろ身頃73の第2前後取付部73g,73hに縫合される第2連結部76b,77bと、上部に円弧状に凹んで配置された第1袖ぐり部76c,77cと、下部に前上がりに配置された側下辺部76d,77dと、第2連結部76b,77bから湾曲して第1袖ぐり部76c,77cに鋭角的に連結される第3袖取付部76e,77eとを有している。このような側部材76,77を設けると、ジャージ60をより人間の体にフィットさせやすくなり、しわの発生による空気抵抗の増加を抑えることができるとともに、体の両側部で前身頃71,72及び後ろ身頃73が引っ張られにくくなり、着心地がより改善される。
左右1対の下袖部材78,79は、左右が線対称の形状である。左右1対の下袖部材78,79は、袖部本体74,75の上袖口74a,75aの下方に配置され上袖口74a,75aとで袖口64a,64bを構成する下袖口78a,79aと、下袖口78a,79aの前側から袖部本体74,75の第1袖形成部74b,75bに沿って延びる第3連結部78b,79bと、下袖口78a,79aの後側から袖部74,75の第2袖形成部74c,75cに沿って延びる第4連結部78c,79cと、第3連結部78b,79b及び第4連結部78c,79cと凸状に連なる第2袖ぐり部78d,79d及び第3袖ぐり部78e,79eとを有している。第3連結部78b,79bは、第1袖形成部74b,75bに縫合される。第4連結部78c,79cは、第2袖形成部74c,75cの袖ぐり側を除く部分に縫合される。第2袖ぐり部78d,79dは、側部材76,77の第1袖ぐり部76c,77cに縫合される。第3袖ぐり部78e,79eは、袖部本体74,75の第2袖形成部74c,75cの袖ぐり側に縫合される。なお、第2袖形成部74c,75cの袖ぐり側の先端部分は、側部材76,77の第3袖取付部76e,77eに縫合される。このような下袖部材78,79を設けることにより、上腕に袖部64,65をよりフィットさせやすくなり、しわの発生による空気抵抗の増加をより抑えることができるとともに、袖部64,65が引っ張られにくくなり、着心地がより改善される。
換気口66は、図7左下がりのハッチングで示した部分に通気部としてのメッシュ部及びファスナー90が縫製されている。具体的には、換気口66では、袖部本体74,75の第1袖形成部74b,75bと下袖部材78,79の、第3連結部78b,79bとの間、及び前身頃71,72の第1前後取付部71b,72bと側部材76,77の第1連結部76a,77aとの間にメッシュ部及びファスナー90が縫製されている。
このように構成された本発明の第2実施形態による自転車用ジャージ60では、袖部64,65を第1角度α1で第1直線L1及び第2直線L2が交差するように形成することにより、袖部64,65を前身頃71,72及び後ろ身頃73に縫合したとき、全体が第1角度α1に応じて衣服の略縦軸回りの内側すなわち前方に向くことになり、袖口65aが前方を向く。そのうえ、第2角度α2で交差するV字切断部84を設け、それを前身頃71,72と縫合することにより、前方に向いた袖部64,65がジャージ60の略左右軸回りにさらに前方に向くことになる。これにより、袖部64,65がジャージ60の前方に向いているため、ロードレーサなどの自転車に前屈みの姿勢で搭乗してドロップハンドルなどのハンドルを両手で握り、腕がジャージ60の前方に延びても、肩の後側部が窮屈になりにくくなるとともに、肩の前側部で袖部64,65にしわが発生しにくくなる。このため、ドロップハンドルを握ったときの着心地が改善しかつ空気抵抗も低減する。
また、換気口66が上着本体62だけでなく、袖部64,65の袖口64a,65a近傍から脇下部分64b,65bを通って上着本体62の前裾部62aまで延びている。このため、前身頃71,722だけに換気口を形成する従来の構成に場合に比べて換気口66の開口面積が大きくなる。したがって、換気口66から空気をジャージ60の内部に大量に取り込み且つ排出することができ、充分な通気性能を得ることができる。しかも、脇下部分64b,65bは比較的前方から見にくいので、換気口66を設けても意匠性も損なわれにくい。
<他の実施形態>
(a)メッシュ部38を、多数の透孔を有する素材に代えて網状に構成された素材で構成してもよい。
(a)メッシュ部38を、多数の透孔を有する素材に代えて網状に構成された素材で構成してもよい。
(b)開閉部36としてファスナー40に代えて面ファスナーで構成してもよい。たとえば、図9において、第1実施形態のファスナーに代えて自転車用ジャケット160の換気口166に面ファスナー190を用いている。この場合、各縫合部分にたとえば重複部分を形成し、重複部分に面ファスナーのフック部分のテープとループ部分のテープとを別々に縫製すればよい。このように面ファスナー190を使用すると、換気口166を任意の1又は複数の箇所で部分的に開閉することができる。ここでも、1対の袖部164,165に前記実施形態と同様な位置に第1及び第2拡張部164i,165i,164j,165jが形成されている。
(c)前記第1及び第2実施形態では、袖部14,15,64,65において、換気口16,66が袖口14a,15a,64a,65aの手前側まで形成しているが、袖口を切断するように換気口を形成してもよい。
(d)更に、前記第1及び第2実施形態では、袖部14,15,64,65において、換気口16,66が袖口14a,15a,64a,65aの手前側まで形成しているが、本発明はこれに限らず、少なくとも袖部から脇下部分を通って裾部にいたる換気口を備えていれば、その効果を充分に奏することが可能である。例えば、着用状態において着用者の肘部近傍から換気口が形成されるようにしてもよい。この場合、換気口の開口面積は他の実施例と比べて若干小さくなるものの、従来技術との比較においてはその通気性能は充分に向上したものとなる。その上、着用者の前腕部には換気口が形成されず着用者の腕にフィットしているため、自転車走行中におけるハンドルの持ち替え、変速操作、制動操作等の各動作の妨げにならない。
(e)前述の各実施例では、前身頃は左右一対の部材に分かれていたが、一枚の前身頃で構成された自転車搭乗用上衣にも本発明は適用できる。
10,160 自転車用ジャケット
12,62 上着本体
12a 裾部
21e,22e 前裾部
23e 後裾部
14,15、64,65 袖部
14a,15a,64a,65a 袖口
14b,15b 脇下部分
14i,15i,74i,75i,114i,115i,164i,165i 第1拡張部
14j,15j,74j,75j,114j,115j,164j,165j 第1拡張部
16,66,116,166 換気口
34 通気部
36 開閉部
60 自転車用ジャージ
12,62 上着本体
12a 裾部
21e,22e 前裾部
23e 後裾部
14,15、64,65 袖部
14a,15a,64a,65a 袖口
14b,15b 脇下部分
14i,15i,74i,75i,114i,115i,164i,165i 第1拡張部
14j,15j,74j,75j,114j,115j,164j,165j 第1拡張部
16,66,116,166 換気口
34 通気部
36 開閉部
60 自転車用ジャージ
Claims (6)
- 自転車搭乗用上衣であって、
上着本体と、
前記上着本体の両側に装着され、肘関節に相当する部分にその両隣より拡張された第1拡張部を有する1対の袖部と、
を備えた自転車搭乗用上衣。 - 前記袖部は、袖口に第2拡張部を有する、請求項1に記載の自転車搭乗用上衣。
- 前記第1拡張部は前記第2拡張部より大きい、請求項2に記載の自転車搭乗用上衣。
- 前記袖口が前方を向くように前記1対の袖部は、前記上着本体に装着されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の自転車搭乗用上衣。
- 前記袖部から脇下部分を通って前記上着本体の裾部に延びる換気口をさらに備える、請求項1から4のいずれか1項に記載の自転車搭乗用上衣。
- 前記換気口は、通気性素材で形成された通気部と、前記通気部を外側から開閉可能に覆う開閉部とを有する、請求項5に記載の自転車搭乗用上衣。
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