JP2006347518A - 給油口カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、注油時の油垂れによる側壁その他の汚れを防止するのみならず油火災の防止をも可能にした給油口カバーを提供することを目的とする。
【解決手段】 この問題を解決するために、本第一発明の給油口カバーは、前記給油口に続く側壁に沿うことができる軟質のシート材からなり、その上端部に給油口に掛ける掛部が設けられてあるとともに、前記シート材は表面からの衝撃を吸収する衝撃吸収性を有することを特徴とする構成を採用した。
このように構成することにより、本カバーを給油時に給油口に引っ掛けて車体側部に垂らしておくと、給油ガンからの油たれが生じてもこのカバーによってそれを受け止め、車体側部の汚れを防止するのみならず、誤って給油ガンの先端を車体側部に衝突させても、本カバーによってその衝撃を干渉し、火花を発生する恐れがなくなった。
【選択図】 図1
Description
本発明は、オイルタンクの給油口周辺を覆うカバーに関し、特に自動車の燃料タンクへの給油時に生じる各種のトラブルを防止するのに有用な給油口カバーに関する。
燃料タンクの給油口における油垂れを防止するために、実用新案登録第3100241号に示されるようにゴム製の受け皿を注油口の周囲に嵌め込むことが知られている。
このような従来の構成では、注油口周りのみの保護が可能でその他の場所での保護は出来なかった。
また、昨今我が国でも行われるようになったオイルスタンドのセルフサービス化により、給油作業に不慣れな者が給油する機会が増えた。
このような者が給油作業を行う時に注意すべきは、給油ガン先端を誤って車体の側壁に衝突させ、その衝撃で火花を発生させ、これが原因で油火災を生じるさせることである。
このような問題に対し、給油者に注意を喚起する他は対策がなかった。
このような従来の構成では、注油口周りのみの保護が可能でその他の場所での保護は出来なかった。
また、昨今我が国でも行われるようになったオイルスタンドのセルフサービス化により、給油作業に不慣れな者が給油する機会が増えた。
このような者が給油作業を行う時に注意すべきは、給油ガン先端を誤って車体の側壁に衝突させ、その衝撃で火花を発生させ、これが原因で油火災を生じるさせることである。
このような問題に対し、給油者に注意を喚起する他は対策がなかった。
本発明は、このような実情に鑑み、注油時の油垂れによる側壁その他の汚れを防止するのみならず油火災の防止をも可能にした給油口カバーを提供することを目的とする。
この問題を解決するために、本第一発明の給油口カバーは、前記給油口に続く側壁に沿うことができる軟質のシート材からなり、その上端部に給油口に掛ける掛部が設けられてあるとともに、前記シート材は表面からの衝撃を吸収する衝撃吸収性を有することを特徴とする構成を採用した。
このように構成することにより、本カバーを給油時に給油口に引っ掛けて車体側部に垂らしておくと、給油ガンからの油たれが生じてもこのカバーによってそれを受け止め、車体側部の汚れを防止するのみならず、誤って給油ガンの先端を車体側部に衝突させても、本カバーによってその衝撃を干渉し、火花を発生する恐れがなくなった。
この結果、車体側部の汚れを防止するのみならず、最も危険な給油中の火花発生を未然に防止することができるので、給油に不慣れな者であっても安全に給油することができるようになった。
この結果、車体側部の汚れを防止するのみならず、最も危険な給油中の火花発生を未然に防止することができるので、給油に不慣れな者であっても安全に給油することができるようになった。
本第二発明は、前記第一発明において前記シート材は、静電気除去性を有さしめてあることを特徴とする構成を採用した。
このように構成することで、静電気の発生を防止し、事前に静電気の除去を行わなくとも静電気によるブパークの発生をなくし、安全に使用できるようになった。
本第三発明は、前記第一又は第二発明において、前記シート材は表裏2層からなり、表層は油吸収性を有する吸収層であり、裏層は油を吸収しない非吸収層であることを特徴とする構成を採用した。
このようにすることで、給油ガンからの油垂れは、カバー自体が吸収し、カバー下方の車体側部並びに地上への油落下を防止して、カバー外の箇所での油汚れをも防止できるようになった。
特に、地上への油の落下防止は、以後に利用する者が地上の油汚れによる滑りによる転倒、引火あるいは靴や衣服の汚れを防止する上でも有効である。
特に、地上への油の落下防止は、以後に利用する者が地上の油汚れによる滑りによる転倒、引火あるいは靴や衣服の汚れを防止する上でも有効である。
本第四発明は、前記第一から第三発明のいずれかにおいて、前期シート材の下端部には表面側に口を有し上側に向かって開口したポケットが設けてあることを特徴とする構成を採用した。
このようにすることで、給油ガンからの油垂れ多量であったとしても、それをポケットにより受け止めてカバーより下方には垂れ下がらないようにすることができた。
本第五発明は、前記第四発明において、前記ポケットは、マチ部を有し、自由状態で垂れ下がる油を受け入れられるように開口部が開いている状態となるようにしてあることを特徴とする構成を採用した。
このようにすることで、ポケットが自然に閉じて垂れた油を受け入れなくなるような不測の事態おもなくすことができる。
本第六発明は、前記第四又は第五発明において、前記ポケットは、給油口を閉じるキャップを保持できる大きさにしてあることを特徴とする構成を採用した。
このようにすることで、給油のために取外したキャップを給油口近くに置く事が出来、給油後のキャップ締め忘れを防止することが出来た。
本第7発明は、前記第四から第六発明のいずれかにおいて、前記ポケット内に油吸収材が収納してあることを特徴とする構成を採用した。
このようにすることで、ポケットに溜まった油を外に漏れ出すことなくし得たので、ポケットによる油の回収をより確実に行いえるようになった。
本第8発明は、前記第七発明において、前記油吸収材は、吸収した油を固化する油固化剤を含むものであることを特徴とする構成を採用した。
このようにすることで、ポケット内の油が吸収材から漏れ出すことがなく、ポケットを折りたたんだりしても、油が溢れ出すことがなくなった。
本第9発明は、前記第一から第八発明のいずれかにおいて、その掛部は自動車の給油口に対応した大きさを有し、当該給油口が配置されている給油口室内に収納できるように折り畳んだときの全体の体積を設定してあることを特徴とする構成を採用した。
このようにすることで、給油口近くに本カバーを収納しておくことができ、本カバーの使用を極めて確実かつ簡便に行えるようになった。
以下に、本発明の最良の実施形態を例示するが、本発明はこれによって限定されるものではない。
本実施例は、自動車の給油口に取付けて使用する例を示す。
(G)は自動車の給油口、(R)を給油口を収納してある給油口室、(D)前記給油口室(R)を開閉する扉、(C)は前記給油口を取外し自在に閉止するキャップである。
(G)は自動車の給油口、(R)を給油口を収納してある給油口室、(D)前記給油口室(R)を開閉する扉、(C)は前記給油口を取外し自在に閉止するキャップである。
(1)は、独立発砲させた軟質の樹脂シート材からなる給油口カバーである。その上端部には、前記給油口(G)を通してこれに引っ掛けるために円孔状の掛部(1a)が形成してある。下部には、下端の相当長さを表側に折り返し左右両側を相互に貼り付けた上方に向かって開口したポケット(1b)が設けてある。
このポケット(1b)は、図1に示すようにして前記キャップ(C)を受け止めることが可能な大きさにしてある。
当該シート材(1)は軟質でかつ弾性変形が容易なもので構成してあるので、図2に示すように、前記注油口(G)に引っ掛けたまま折り畳んで注油口室(R)内に収納できる。
この様に収納しておくと、使用時は、扉(D)を開くと、自身の弾性により飛び出して垂れ下がり、所定の注油可能な姿勢になるので本カバーの使用が自動的に行えるようになる。
当該シート材(1)は軟質でかつ弾性変形が容易なもので構成してあるので、図2に示すように、前記注油口(G)に引っ掛けたまま折り畳んで注油口室(R)内に収納できる。
この様に収納しておくと、使用時は、扉(D)を開くと、自身の弾性により飛び出して垂れ下がり、所定の注油可能な姿勢になるので本カバーの使用が自動的に行えるようになる。
シート材(1)の材質としては、厚さ2mmから6mmのゴムシート、軟質のプラスチックシート等で、給油ガン(図外)の先端が外側から衝突しても、その衝撃を吸収し、車体には変形を生じないようにしてある。
なお、衝撃吸収性を高めるには、全体を独立発泡体にて構成するのが好ましい。
プラスチック材としては、ポリスチレン、ポリビニル、ポリエチレン、合成ゴム等が使用できる。
また、当該シート材(1)内に、カーボン粉末、鉄粉等の金属粉あるいは各種の導電性ポリマー、例えば、自己ドープ型ポリチオフェン、ポリイソチアナフテン、ポリエチレンジオキシチオフェン(PEDOT)、有機溶剤可溶性ポリピロール、オリゴチオフェン、高純度ペンタセンなどを一種以上混入しておくことで静電気の蓄積をなくすことができる。
このようにして、使用時の静電気によるスパークの危険を未然に防止することができた。
また、このような導電性ポリマーを主材としたシートを成型しシート材(1)を形成してもよい。
なお、衝撃吸収性を高めるには、全体を独立発泡体にて構成するのが好ましい。
プラスチック材としては、ポリスチレン、ポリビニル、ポリエチレン、合成ゴム等が使用できる。
また、当該シート材(1)内に、カーボン粉末、鉄粉等の金属粉あるいは各種の導電性ポリマー、例えば、自己ドープ型ポリチオフェン、ポリイソチアナフテン、ポリエチレンジオキシチオフェン(PEDOT)、有機溶剤可溶性ポリピロール、オリゴチオフェン、高純度ペンタセンなどを一種以上混入しておくことで静電気の蓄積をなくすことができる。
このようにして、使用時の静電気によるスパークの危険を未然に防止することができた。
また、このような導電性ポリマーを主材としたシートを成型しシート材(1)を形成してもよい。
本実施例では、シート材(1)を2層にした例を示す。
基材として厚さ数ミクロンの無孔フィルム(10)を用い、その片面に連続発泡した軟質プラスチックよりなる厚手(2mmから6mm程度)の多孔質シート(11)を貼り付け一体化して、この多孔質シート(11)を表面としてシート材(1)を構成してある。
このようにすることで、シート材(1)自体に油吸収性を付与することができた。
このことにより、給油ガンから垂れ下がった油をすばやく吸収して、他への飛散を防ぎ、汚れ防止効果をより一層向上した。
その他の点は前記実施例1と同様なので説明を省略する。
なお、多孔質シート(11)としては、厚手(厚さ1mmから2mm)の織布、不織布又は紙を使用しても良い。
この場合、前記導電性ポリマー主材とする繊維、前記カーボン粉末あるいは金属粉末を混入した繊維よりなる厚手の織布、不織布又は紙により構成し、静電気除去機能を付加しても良い。
前記フィルム(10)の厚さは数μに限らず数百μ程度のものまで使用可能である。
なお、前記フィルム(10)に代わり、軟質塗膜形成性を有する耐油性樹脂塗料を多孔質シート(11)の裏面に塗布して裏層を形成することも可能である。
基材として厚さ数ミクロンの無孔フィルム(10)を用い、その片面に連続発泡した軟質プラスチックよりなる厚手(2mmから6mm程度)の多孔質シート(11)を貼り付け一体化して、この多孔質シート(11)を表面としてシート材(1)を構成してある。
このようにすることで、シート材(1)自体に油吸収性を付与することができた。
このことにより、給油ガンから垂れ下がった油をすばやく吸収して、他への飛散を防ぎ、汚れ防止効果をより一層向上した。
その他の点は前記実施例1と同様なので説明を省略する。
なお、多孔質シート(11)としては、厚手(厚さ1mmから2mm)の織布、不織布又は紙を使用しても良い。
この場合、前記導電性ポリマー主材とする繊維、前記カーボン粉末あるいは金属粉末を混入した繊維よりなる厚手の織布、不織布又は紙により構成し、静電気除去機能を付加しても良い。
前記フィルム(10)の厚さは数μに限らず数百μ程度のものまで使用可能である。
なお、前記フィルム(10)に代わり、軟質塗膜形成性を有する耐油性樹脂塗料を多孔質シート(11)の裏面に塗布して裏層を形成することも可能である。
本実施例は、シート材(1)のポケット(1b)に前記キャップ(C)の注油口突入部分を受ける半円状の受け部(1c)を形成したもので、その他の構成は前記実施例1と同様である。
このようにすることで前記キャップ(C)をポケット(1b’)に一時的に収納するのが容易になった。
なお本実施例を実施例2に適用するのに何らの問題はない。
このようにすることで前記キャップ(C)をポケット(1b’)に一時的に収納するのが容易になった。
なお本実施例を実施例2に適用するのに何らの問題はない。
本実施例は、シート材(1)は掛部(1a)に補強用のパッチ(1d)を貼り付けたもので、その他の点は前記実施例1又は2と同様である。
このようにして、掛部(1a)の強度を増して、重たいキャップ(C)を繰り返し収納しても、掛部(1a)が容易には破損しないようにしてある。
前記パッチ(1d)の材質は、本シート材と同様なものでも良いが、より強度を増やすには硬質のプラスチックにより形成しても良い。
その他は実施例1と同様である。
なお本実施例を実施例2又は3に適用するのに何らの問題はない。
このようにして、掛部(1a)の強度を増して、重たいキャップ(C)を繰り返し収納しても、掛部(1a)が容易には破損しないようにしてある。
前記パッチ(1d)の材質は、本シート材と同様なものでも良いが、より強度を増やすには硬質のプラスチックにより形成しても良い。
その他は実施例1と同様である。
なお本実施例を実施例2又は3に適用するのに何らの問題はない。
本実施例はポケット(1b)の左右にマチ部(1f)を設けたものを例示する。
左右のマチ部(1f)(1f)は、シート材(1)のポケット相応箇所を左右に延長して形成し、その先端内側にポケット(1b)の外側壁の両端を接着したものである。
その他は、前記実施例1と同様である。
このようにして、ポケット(1b)の上部開口部を自由状態でも開いているようにし、キャップ(C)を収納しなくとも、シート材(13)に受けられて垂れ下がる油を確実に受け入れるようにしてある。
なお、本実施例を前記実施例2から4のいずれかに適用するのに何ら問題はない。
左右のマチ部(1f)(1f)は、シート材(1)のポケット相応箇所を左右に延長して形成し、その先端内側にポケット(1b)の外側壁の両端を接着したものである。
その他は、前記実施例1と同様である。
このようにして、ポケット(1b)の上部開口部を自由状態でも開いているようにし、キャップ(C)を収納しなくとも、シート材(13)に受けられて垂れ下がる油を確実に受け入れるようにしてある。
なお、本実施例を前記実施例2から4のいずれかに適用するのに何ら問題はない。
本実施例はポケット(1b)の左右に硬質のマチ部(1e)を設けたものを例示する。
左右のマチ部(1e)(1e)は、硬質プラスチック製で、ポケット(1b)の左右両側で、相対向する壁間に挟みこんで固定してある。
その他は、前記各実施例1と同様である。
このようにして、ポケット(14b)の上部開口部を自由状態でも開いているようにし、キャップ(C)を収納しなくとも、シート材(14)に受けられて垂れ下がる油を確実に受け入れるようにしてある。
また、マチ部(1e)が硬質なので、折り畳んで収納しておいても、ポケット(14b)が受け入れ形状になるのがより迅速である。
なお、本実施例を前記実施例2から4のいずれかに適用するのに何ら問題はない。
左右のマチ部(1e)(1e)は、硬質プラスチック製で、ポケット(1b)の左右両側で、相対向する壁間に挟みこんで固定してある。
その他は、前記各実施例1と同様である。
このようにして、ポケット(14b)の上部開口部を自由状態でも開いているようにし、キャップ(C)を収納しなくとも、シート材(14)に受けられて垂れ下がる油を確実に受け入れるようにしてある。
また、マチ部(1e)が硬質なので、折り畳んで収納しておいても、ポケット(14b)が受け入れ形状になるのがより迅速である。
なお、本実施例を前記実施例2から4のいずれかに適用するのに何ら問題はない。
本実施例は、ポケット(1b)内に油吸収材(2)を収納した例を示す。
ポケット(1b)内の底に、給油口室(R)内に収納できる大きさの棒状に形成した油吸収材(2)を投入してある。
前記油吸収材(2)は、不織布、繊維束又は紙などを棒状に固めたものである。
その他は、前記各実施例1と同様である。
このように油吸収材(2)をポケット(1b)内に収納しておくと、ポケット(1b)内に至った油は前記油吸収材(2)に吸収されるので、この油を廃棄するのに、油吸収材(2)を取り出すだけでよくなり、ポケット(1b)内の清掃が容易になった。
なお、本吸収材剤は(2)は、棒状に限らず、板状又は球状などのポケット(1b)に収納するのに適切な形状であればよい。
なお、本実施例を前記実施例2から6のいずれかに適用するのに何ら問題はない。
ポケット(1b)内の底に、給油口室(R)内に収納できる大きさの棒状に形成した油吸収材(2)を投入してある。
前記油吸収材(2)は、不織布、繊維束又は紙などを棒状に固めたものである。
その他は、前記各実施例1と同様である。
このように油吸収材(2)をポケット(1b)内に収納しておくと、ポケット(1b)内に至った油は前記油吸収材(2)に吸収されるので、この油を廃棄するのに、油吸収材(2)を取り出すだけでよくなり、ポケット(1b)内の清掃が容易になった。
なお、本吸収材剤は(2)は、棒状に限らず、板状又は球状などのポケット(1b)に収納するのに適切な形状であればよい。
なお、本実施例を前記実施例2から6のいずれかに適用するのに何ら問題はない。
本実施例は、軟質な油吸収材の例を示す。
油吸収材(2a)は、紙又は布などの軟質な多孔性シート材にて所定形状に形成した袋(21)内に、木っ端、紙片又は綿くず等の油吸収性のフレーク(22)を詰めて構成してある。
ポケット内の配置その他は、前記実施例7と同様である。
このように構成した軟質な油吸収材を用いると、前記実施例7のものに比べ大きくしても、注油口室(R)内に折り畳んで収納できるようになった。
なお、前記フレーク(22)に代わり又はこれと混在して、粉末の油凝固剤を前記袋(21)内に収納しておくことで、吸収した油を前記袋(21)内で凝固してしまうことができた。
このことにより、油吸収材(2b)の廃棄を容易に行えるようになる。
油吸収材(2a)は、紙又は布などの軟質な多孔性シート材にて所定形状に形成した袋(21)内に、木っ端、紙片又は綿くず等の油吸収性のフレーク(22)を詰めて構成してある。
ポケット内の配置その他は、前記実施例7と同様である。
このように構成した軟質な油吸収材を用いると、前記実施例7のものに比べ大きくしても、注油口室(R)内に折り畳んで収納できるようになった。
なお、前記フレーク(22)に代わり又はこれと混在して、粉末の油凝固剤を前記袋(21)内に収納しておくことで、吸収した油を前記袋(21)内で凝固してしまうことができた。
このことにより、油吸収材(2b)の廃棄を容易に行えるようになる。
本実施例は、硬質のプラスチックよりなるリング(15)を掛部とした例を示す。
シート材(1’)は前記実施例1又は2と同様な軟質の材料で形成されているが、掛部(1a)を有さない形状にしてある。
リング(15)は、硬質のプラスチックにより注油口(G)を通過させる大きさの内径を有し、前記シート材(1’)の上端部を接着固定できる幅を有して形成したものである。
その他は、実施例1から8を何れも問題なく適用できる。
このように、掛部を硬質の材料で構成することにより、ポケットに重いキャップを入れても対応できる十分な強度を有さしめることができた。
シート材(1’)は前記実施例1又は2と同様な軟質の材料で形成されているが、掛部(1a)を有さない形状にしてある。
リング(15)は、硬質のプラスチックにより注油口(G)を通過させる大きさの内径を有し、前記シート材(1’)の上端部を接着固定できる幅を有して形成したものである。
その他は、実施例1から8を何れも問題なく適用できる。
このように、掛部を硬質の材料で構成することにより、ポケットに重いキャップを入れても対応できる十分な強度を有さしめることができた。
前記実施例9をさらに改良したもので、リング(16)を3/4円弧に形成し、一側部に開口を形成したものである。
このようにすることで、基部より口部の外形が大きく形成してある注油口にも、側方から掛部を注油口の基部に掛けとめる事ができるようになった。
このようにすることで、基部より口部の外形が大きく形成してある注油口にも、側方から掛部を注油口の基部に掛けとめる事ができるようになった。
なお、上記各実施例では自動車の燃料タンクに対し使用する例を説明してあるが、固定型の灯油タンク等に注油する場合にも、本発明を適用できるものである。
(1)(1’)シート材
(10)フィルム(裏シート)
(11)多孔質シート(表シート)
(1a)(15)(16)掛部
(1b)ポケット
(1c)受け部
(2)(2a)油吸収材
(21)袋
(22)フレーク
(G)給油口
(R)給油口室
(D)扉
(C)キャップ
(10)フィルム(裏シート)
(11)多孔質シート(表シート)
(1a)(15)(16)掛部
(1b)ポケット
(1c)受け部
(2)(2a)油吸収材
(21)袋
(22)フレーク
(G)給油口
(R)給油口室
(D)扉
(C)キャップ
Claims (9)
- オイルタンクの給油口周辺を覆うカバーにおいて、前記給油口に続く側壁に沿うことができる軟質のシート材からなり、その上端部に給油口に掛ける掛部が設けられてあるとともに、前記シート材は表面からの衝撃を吸収する衝撃吸収性を有することを特徴とする給油口カバー
- 前記請求項1に記載の給油口カバーにおいて、前記シート材は、静電気除去性を有さしめてあることを特徴とする給油口カバー
- 前記請求項1又は2に記載の給油口カバーにおいて、前記シート材は表裏2層からなり、表層は油吸収性を有する吸収層であり、裏層は油を吸収しない非吸収層であることを特徴とする給油口カバー
- 前記請求項1又は3に記載の給油口カバーにおいて、前期シート材の下端部には表面側に口を有し上側に向かって開口したポケットが設けてあることを特徴とする給油口カバー
- 前記請求項4に記載の給油口カバーにおいて、前記ポケットは、マチ部を有し、自由状態で垂れ下がる油を受け入れられるように開口部が開いている状態となるようにしてあることを特徴とする給油口カバー
- 前記請求項4又は5に記載の給油口カバーにおいて、前記ポケットは、給油口を閉じるキャップを保持できる大きさにしてあることを特徴とする給油口カバー
- 前記請求項4から6の何れかに記載の給油口カバーにおいて、前記ポケット内に油吸収材が収納してあることを特徴とする給油口カバー
- 前記請求項7に記載の給油口カバーにおいて、前記油吸収材は、吸収した油を固化する油固化剤を含むものであることを特徴とする給油口カバー
- 前記請求項1から8に何れかに記載の給油口カバーにおいて、その掛部は自動車の給油口に対応した大きさを有し、当該給油口が配置されている給油口室内に収納できるように折り畳んだときの全体の体積を設定してあることを特徴とする給油口カバー
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005202217A JP2006347518A (ja) | 2005-06-13 | 2005-06-13 | 給油口カバー |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102922986A (zh) * | 2012-10-30 | 2013-02-13 | 安徽誉丰汽车技术有限责任公司 | 一种汽车用加油口结构及其安装方法 |
CN107627836A (zh) * | 2017-08-29 | 2018-01-26 | 北京汽车股份有限公司 | 接油板装置、加油口与车辆 |
-
2005
- 2005-06-13 JP JP2005202217A patent/JP2006347518A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102922986A (zh) * | 2012-10-30 | 2013-02-13 | 安徽誉丰汽车技术有限责任公司 | 一种汽车用加油口结构及其安装方法 |
CN107627836A (zh) * | 2017-08-29 | 2018-01-26 | 北京汽车股份有限公司 | 接油板装置、加油口与车辆 |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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