JP2006346867A - インクジェットヘッド用の回路部材とその作製方法、及びインクジェットヘッドとその作製方法 - Google Patents

インクジェットヘッド用の回路部材とその作製方法、及びインクジェットヘッドとその作製方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 FPCと、圧電素子とを、異方導電性接着層を介して、この順に、積層したインクジェットヘッド用の回路部材で、FPCの回路の配列の外側、圧電素子領域内の周辺領域にて、圧電素子の欠けの発生がないインクジェットヘッド用の回路部材を提供する。更に、そのようなインクジェットヘッド用の回路部材を用いたインクジェットヘッドを提供する。同時に、そのようなインクジェットヘッド用の回路部材の製作方法、およびインクジェットヘッドの製作方法を提供する。
【解決手段】 FPCの圧電素子駆動用の回路側を圧電素子側にして、異方導電性接着層を介して、FPCと圧電素子とを圧着して、FPCと圧電素子とを電気的に接続して一体的に積層しているものであり、FPCには、前記圧電素子駆動用の回路の配列の外側、かつ、圧電素子領域内の周辺領域に、前記駆動用の回路と同じくして、ダミーパターン部を配設している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インクジェットヘッドに関し、特に、インク圧力室に圧電素子の歪に起因する圧力波を与えることにより、該インク圧力室に接続するオリフィスからインクを吐出するピエゾ圧電方式のインクジェットヘッド用の回路部材とその作製方法に関する。
近年、PC(personal Computer)等の電子製品及びデジタル製品の普及により、インクジェットプリンターの市場が急成長しており、このインクジェット方式には種々あるが、解像性の面、高速性の面からは、DOD(Dot On Demand)型であるピエゾ圧電方式が採られている。
そして、この方式のインクジェットプリンターには、そのインキ噴出部に、インキを吐出するオリフィス開口とオリフィス開口にインキを流す流路構造体を備えたインクジェット用へッドと呼ばれる部材が使用されている。
DOD(Dot On Demand)型であるピエゾ圧電方式のインクジェットヘッドとしては、例えば、図5(a)や図5(b)にその一部断面を示すStemme方式がある。
尚、図5(a)のD1−D2位置における断面状態を示したものが図5(b)で、図5(b)のD3−D4位置における断面状態を示したものが図5(a)である。
図5に示すインクジェットヘッドは、流路211内にインクを供給し、流路211aを通りオリフィス271から吐出させるものであるが、簡単には、圧電素子240を電気信号により駆動し、これに歪を与えることにより、筐体に形成されたインキの流路211aにおいて、振動板220が流路211a側に凸と凹とを周期的に繰り返す変形をさせ、この部分のインクに圧力波が発生し、該圧力波がインキ流路211中を進行して、直径20μ〜100μm開口のオリフィス271に到達し、インキを噴出させるものである。
筐体210には、このようなオリフィス271が複数配列されており、それぞれについて、同様に、インク流路や圧電素子を配している。
尚、振動板220が直接作用する流路211aを、以下、インク圧力室とも言う。
振動板220は、インク圧力室211aに、直接、圧電素子240の歪(振動)を伝達するための板状の部材である。
図5に示す筐体210のインクジェットヘッドの場合、接着材層250を振動板120の全面に配して、FPC230を振動板220に接着固定させている。
FPC(フレキシブルプリント回路)230は、圧電素子240を駆動するための駆動電極が形成されており、圧電素子240に駆動用の電気信号を送るもので、例えば、ポリイミド等の樹脂基材の一面にフォトエッチング法により電極部がパターニングされているものが用いられ、圧電素子240と圧着する際に圧電素子240の電極部とFPCの電極部との導通がとられる。
インク流路211を微細に精度良く形成するために、筐体210は、それぞれ、所定形状にエッチング加工されたステンレスの薄板210aを積層し、拡散接合して形成されている。
図5において、細点線はステンレスの薄板同士の境界部分位置を示しているがステンレスの薄板210a同士は拡散接合されている。
尚、筐体としては、一体型の筐体を用いても良く、このような拡散接合にて形成された筐体に限定はされない。
そして、異方導電性接着層260を介して、圧電素子240を駆動するための駆動用の回路を配したFPC230を、その回路側を圧電素子240側にして圧電素子240に圧着しており、これにより、圧電素子240とFPC230との電気的な導通をとっている。
図5に示すインクジェットヘッドにおいてはオリフィス271を形成したオリフィス板部270を筐体210に接合して配設している。
例えば、特開2002−283576号公報(特許文献1)には、エッチング加工が施された金属薄板に、オリフィスを形成されたオリフィスプレートとを接着して形成したオリフィス板部(図5の270に相当)、あるいは、オリフィス部をめっき形成により、金属板材の開口部に形成するオリフィス板部270の記載があるが、このようにして形成されたオリフィス板部(図5の270に相当)を筐体210に接合して配設する。
特開2002−283576号公報
図5に示すインクジェットヘッドにおける、FPC230と圧電素子240とは、図6(a)に示す熱圧着方法により、異方導電性接着層260(図6の360の相当)を介し、熱圧着され、電気的に接続されているが、この熱圧着の際に、図6(b)のE1部、E2部に示すように、FPC330の回路の配列の外側、圧電素子領域内の周辺領域にて、圧電素子340の欠け(折れ破損とも言う)345が発生することがあり、問題になっている。
圧電素子340の欠け345が発生した場合には、全ノズルにわたり、均一にインクを吐出することができなくなる。
尚、従来、異方導電性接着層(図5の260、図6の360に相当)としては、エポキシ樹脂等に導電性の粒子を分散させた異方性導電性フィルム(ACF:Anisotropic Condictive Filmをとも言う)が用いられている。
上記のように、近年、インクジェットヘッドとして、DOD(Dot On Demand)型であるピエゾ圧電方式が採られるが、この方式についても、最近の品質的アップ要求に伴い、各オリフィスからのより均一なインク吐出が求められるようになってきたが、このような方式の図5に示す構造のインクジェットヘッドの場合、従来、図6(b)に示すように、FPC330の回路320の配列の外側、圧電素子340領域内の周辺領域にて、圧電素子340の欠けが発生することがあり、この対応が求められていた。
本発明はこれらに対応するもので、具体的には、ピエゾ圧電方式のインクジェットヘッドに供される、FPCと、圧電素子とを、異方導電性接着層を介して、この順に、積層したインクジェットヘッド用の回路部材で、FPCの回路の配列の外側、圧電素子領域内の周辺領域にて、圧電素子の欠けの発生がないインクジェットヘッド用の回路部材を提供しようとするものである。
更に、そのようなインクジェットヘッド用の回路部材を用いたインクジェットヘッドを提供する。
同時に、そのようなインクジェットヘッド用の回路部材の作製方法、およびインクジェットヘッドの製作方法を提供しようとするものである。
本発明のインクジェットヘッド用の回路部材は、インク圧力室に圧電素子の歪に起因する圧力波を与えることにより、該インク圧力室に接続するオリフィスからインクを吐出する、ピエゾ圧電方式のインクジェットヘッドに供せられる、インクジェットヘッド用の回路部材であって、FPCの圧電素子駆動用の回路側を圧電素子側にして、異方導電性接着層を介して、FPCと圧電素子とを圧着して、FPCと圧電素子とを電気的に接続して一体的に積層しているものであり、FPCには、前記圧電素子駆動用の回路の配列の外側、かつ、圧電素子領域内の周辺領域に、ダミーパターン部を配設していることを特徴とするものである。
そして、上記のインクジェットヘッド用の回路部材であって、ダミーパターン部は、複数の円状パターンからなることを特徴とするものである。
そしてまた、上記いずれかのインクジェットヘッド用の回路部材であって、前記圧電素子の外側面に、異方導電性接着層を介して、ダミーのFPCを配設していることを特徴とするものである。
尚、ここでは、インク圧力室とそれに接続するオリフィスからなる複数組みは、いずれも、実質的に同じで、通常は、同じ構造で、同じサイズであるとする。
本発明のインクジェットヘッドは、インク圧力室に圧電素子の歪に起因する圧力波を与えることにより、該インク圧力室に接続するオリフィスからインクを吐出する、ピエゾ圧電方式のインクジェットヘッドであって、インク圧力室とそれに接続するオリフィスの組みを、複数有し、且つ、その1面側にインク圧力室を揃えて配列し、別の1面側にオリフィスを配列させた、筐体を備え、該筐体のインク圧力室側の面に、直接あるいは振動板を介して、FPCと、圧電素子とを、この順に、積層配設しており、異方導電性接着層を介して、圧電素子駆動用の回路を配した前記FPCを、その回路側を圧電素子側にして圧電素子に圧着して、FPCと圧電素子とを電気的に接続しているものであり、且つ、前記FPCには、その圧電素子駆動用の回路の配列の外側、かつ、圧電素子領域内の周辺領域に、ダミーパターン部を配設していることを特徴とするものである。
そして、上記のインクジェットヘッドであって、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド用の回路部材を用いていることを特徴とするものである。
本発明のインクジェットヘッド用回路部材の作製方法は、インク圧力室に圧電素子の歪に起因する圧力波を与えることにより、該インク圧力室に接続するオリフィスからインクを吐出する、ピエゾ圧電方式のインクジェットヘッドに供せられる、インクジェットヘッド用の回路部材で、且つ、FPCの圧電素子駆動用の回路側を圧電素子側にして、異方導電性接着層を介して、FPCと圧電素子とを圧着して、FPCと圧電素子とを電気的に接続して一体的に積層しているインクジェットヘッド用の回路部材を、作製する、回路部材の作製方法であって、順に、(a)その圧電素子駆動用の回路の配列の外側、かつ、圧電素子領域内の周辺領域に、ダミーパターン部を配設して、FPCを作製するFPC作製工程と、(b)作製されたFPCの圧電素子駆動用の回路側を圧電素子側にして、FPCを異方導電性接着層を介して、圧電素子に圧着して、FPCと圧電素子とを電気的に接続する熱圧着工程とを、行うことを特徴とするものである。
本発明のインクジェットヘッドの作製方法は、インク圧力室に圧電素子の歪に起因する圧力波を与えることにより、該インク圧力室に接続するオリフィスからインクを吐出するピエゾ圧電方式のインクジェットヘッドで、且つ、インク圧力室とそれに接続するオリフィスの組みを、複数有し、その1面側にインク圧力室を揃えて配列し、別の1面側にオリフィスを配列させた、筐体を備え、該筐体のインク圧力室側の面に、直接あるいは振動板を介して、FPCと、圧電素子とを、この順に、積層配設しているインクジェットヘッドの作製方法であって、FPCの圧電素子駆動用の回路側を圧電素子側にして、異方導電性接着層を介して、FPCと圧電素子とを圧着して、FPCと圧電素子とを電気的に接続して一体的に積層しているインクジェットヘッド用の回路部材を形成し、該インクジェットヘッド用の回路部材を、筐体のインク圧力室側の面に、直接あるいは振動板を介して、接着材により、固定するもので、前記インクジェットヘッド用の回路部材の作製を、前記請求項6に記載のインクジェットヘッド用の回路部材の作製方法にて行うものであることを特徴とするものである。
(作用)
発明のインクジェットヘッド用回路部材は、このような構成にすることにより、ピエゾ圧電方式のインクジェットヘッド(図5参照)に供せられる、FPCと、圧電素子とを、異方導電性接着層を介して、この順に、積層したインクジェットヘッド用の回路部材で、FPCの回路の配列の外側、圧電素子領域内の周辺領域にて、圧電素子の欠けの発生がない、インクジェットヘッド用の回路部材の提供を可能とするものである。
具体的には、FPCの圧電素子駆動用の回路側を圧電素子側にして、異方導電性接着層を介して、FPCと圧電素子とを圧着して、FPCと圧電素子とを電気的に接続して一体的に積層しているものであり、FPCには、前記圧電素子駆動用の回路の配列の外側、圧電素子領域内の周辺領域に、ダミーパターン部を配設していることにより、これを達成している。
詳しくは、FPCと圧電素子とを、異方導電性接着層を介して圧着し、FPCと圧電素子とを電気的に接続する際、圧電素子の周縁部、FPCの回路の配列の外側領域に、ダミーパターンを配設してあるため、圧電素子の周縁部をダミーパターンで支え、全体を均一に圧力をかけることを可能としている。
特に、圧電素子駆動用の回路と同じくして、ダミーパターン部を配設していることにより、回路部と同じ厚さのダミーパターンで、圧電素子の周縁部を支えるため、欠けが発生しずらいものとしている。
また、異方導電性接着層を圧着する際、熱をかけてフィルム部を溶かすこととなるが、FPCのダミーパターンは、圧電素子の周縁部においても、極端にその部分にかかる曲げ応力を他に比べ大きくすることはないものとし、結果、圧電素子の周縁部の欠けを防止している。
ダミーパターン部としては、複数の円状パターンからなる形態が挙げられるが、これに限定はされない。
尚、複数の円状パターンとした場合には、均一な配置を簡単に達成できる。
圧電素子の周縁部領域の異方導電性接着層のはみ出し量を抑えることができると共に圧電素子の周縁部において、極端にその部分にかかる曲げ応力を他に比べ大きくしないものとし、圧電素子の周縁部の欠けを防止できれば良い。
また、更に、圧電素子の外側面に異方導電性接着層を介して、ダミーのFPCを配設している形態の場合には、FPC、圧電素子、ダミーFPCが積層された積層構造体は、圧電素子を中心に対称な積層構造体であり、この構造体自体はソリが発生し難く、FPCと振動板あるいは、筐体面との境で剥れが発生し難い。
本発明のインクジェットヘッドは、このような構成にすることにより、圧電素子の周縁部における欠けの発生のないピエゾ圧電方式のインクジェットヘッドの提供を可能としている。
ここで、筐体のインク圧力室側の面に、直接、インクジェットヘッド用の回路部材を積層配設する場合は、FPCに振動板の機能を持たせる。
尚、上記インクジェットヘッドにおいて、筐体を、所定形状にエッチング加工された金属板材を積層して形成する形態とすることにより、インク流路の作製を高い精度で微細に形成することが可能である。
そして、金属板材としてはステンレス材とした場合、振動板をステンレス材とすることで、筐体のインク圧力室側の面に、振動板を拡散接合することができ、好ましい。
本発明のインクジェットヘッドの用の回路部材の作製方法は、このような構成にすることにより、ピエゾ圧電方式のインクジェットヘッドに供される、FPCと圧電素子とを異方導電性接着層を介して、この順に、積層したインクジェットヘッド用の回路部材で、且つ、FPCの回路の配列の外側、圧電素子領域内の周辺領域にて、圧電素子の欠けの発生がないインクジェットヘッド用の回路部材を、作製することができる、インクジェットヘッド用の回路部材の製作方法の提供を可能としている。
本発明のインクジェットヘッドの作製方法は、このような構成にすることにより、圧電素子の周縁部における欠けの発生のないインクジェットヘッドを作製することができる、インクジェットヘッドの作製方法の提供を可能としている。
本発明は、上記のように、本発明は、ピエゾ圧電方式のインクジェットヘッド(図5参照)に供される、FPCと圧電素子とを異方導電性接着層を介して、この順に、積層したインクジェットヘッド用の回路部材で、且つ、FPCの回路の配列の外側、圧電素子領域内の周辺領域にて、圧電素子の欠けの発生がないインクジェットヘッド用の回路部材の提供を可能とした。
そして、このようなインクジェットヘッド用の回路部材の作製方法の提供を可能とした。
更に、このような、インクジェットヘッド用の回路部材を用いたインクジェットヘッドや、その作製方法の提供を可能にした。
本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1(a)は本発明のインクジェットヘッド用の回路部材の実施の形態の1例の断面図で、図1(b)は図1(a)のA1−A2における断面を示した断面図で、図2は図1に示すインクジェットヘッド用の回路部材の作製方法の工程断面図で、図3は図1に示すインクジェットヘッド用の回路部材を用いたインクジェットヘッドの1例を示した断面図で、図4は図3に示すインクジェットヘッドの作製方法の1例を示した工程フロー図である。
尚、図1(a)は図1(b)のA3−A4における断面図である。
また、図3(a)は図3(b)のB3−B4における断面図であり、図3(b)は図3(a)のB1−B2における断面図である。
図4中のS11〜S16は処理ステップを示している。
図1〜図4中、10はフィルム基材(ここではポリイミドフィルム)、20は回路、30はダミーパターン、40は圧電素子、60は異方導電性層(ここではACF)、80はプレス上部、85はプレス下部、110は筐体、110aは(加工された)ステンレス薄板、110bは加工部、111はインク流路、111aはインク圧力室、120は振動板、130はFPC、140はピエゾ圧電素子(単に圧電素子とも言う)、150は接着材、160は異方導電性接着層、170はオリフィス板部、171はオリフィスである。
はじめに、本発明のインクジェットヘッド用の回路部材の実施の形態の1例を図1に基づいて説明する。
第1の例のインクジェットヘッド用の回路部材は、インク圧力室に圧電素子の歪に起因する圧力波を与えることにより、該インク圧力室に接続するオリフィスからインクを吐出する、ピエゾ圧電方式のインクジェットヘッドに、供せられる、フィルム基材10とその一面に配設された回路20とダミーパターン10とからなるFPC130と、圧電素子40とを、異方導電性接着層60を介して、この順に、積層したインクジェットヘッド用の回路部材である。
そして、FPC130の圧電素子駆動用の回路20側を圧電素子40側にして、異方導電性接着層60を介して、圧電素子40に圧着して、FPC130と圧電素子40とを電気的に接続しているもので、特に、FPC130には、その圧電素子駆動用の回路20の配列の外側、かつ、圧電素子40領域内の周辺領域に、前記駆動用の回路20と同じ素材で、ダミーパターン部30を配設している。
本例では、ダミーパターン部30は、複数の円状パターンからなる。
また、FPC130は、その圧電素子駆動用の回路20を、互いに配線部が平行になるように、前記複数個分配列させている。
本例においては、FPC130と圧電素子40とを、異方導電性接着層60を介して熱圧着し、FPC130と圧電素子40とを電気的に接続する際、圧電素子40の周縁部、FPC130の回路20の配列の外側領域に、複数の円状のダミーパターン30を配設してあるため、圧電素子40の周縁部を、これらのダミーパターン30で支え、全体を均一に圧力をかけることを可能とし、また、熱圧着し、FPC130と圧電素子40とを電気的に接続する際、異方導電性接着層60としてACFを用いた場合において、圧電素子40の周縁部において、溶融したACFが外側に流出することをダミーパターン30により防止できるものとし、結果、圧電素子の周縁部での欠けの発生をなくすことができるものとしている。
異方導電性接着層60を介して、圧電素子40を駆動するための回路20を配したFPC130を、その回路側を圧電素子側にして圧電素子40に圧着しており、これにより、圧電素子とFPCとの電気的な導通をとれるものとしているが、FPCと圧電素子との圧着は、異方導電性接着層160の硬化温度(例えば150°〜170°)に合わせて加熱して行う。
ここでは、FPC130のフィルム基材として、ポリイミドフィルム基材を用いたが、他には液晶ポリマーフィルム基材やアラミドフィルム基材、ポリエステルフィルム基材等が挙げられる。
その厚さは、通常、25μm〜200μmである。
また、異方導電性接着層60は、エポキシ樹脂等の樹脂中に、導電性の粒子(例えば、CuコアAu粒子)を分散させているが、これに限定はされない。
また、圧電素子40としては、例えば、厚さ10μm〜50μmチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を分極処理したものが挙げられる。
回路20、ダミーパターン30を形成する素材としては、銅箔等が用いられる。
ここでは、エッチングにより所定形状に形成されている。
また、圧電素子40側の電極はスパッタ等により形成された、金等からなる。
本例のインクジェットヘッド用の回路部材が供せられるインクジェットヘッドとしては、例えば、図3に示すようなインクジェットヘッドが挙げられる。
尚、以下の説明を以って、本発明のインクジェットヘッドの実施の形態の1例の説明に代える。
図3に示すインクジェットヘッドは、インク圧力室111aに圧電素子140の歪に起因する圧力波を与えることにより、該インク圧力室111aに接続するオリフィス171からインクを吐出する、ピエゾ圧電方式のインクジェットヘッドで、インク圧力室111aとそれに接続するオリフィス171の組みを、複数有し、且つ、その1面側にインク圧力室111aを揃えて配列し、別の1面側にオリフィス171を配列させた、筐体110を備え、該筐体110のインク圧力室111a側の面に、振動板120を介して、FPC130と、圧電素子140とを、この順に、積層配設しており、異方導電性接着層160を介して、圧電素子140を駆動するための回路を配したFPC130を、その回路側を圧電素子140側にして圧電素子140に圧着して、FPC130と圧電素子140とを電気的に接続しているものであり、ここでは、FPC130と、圧電素子140と、異方導電性接着層160とを併せた部分を、図1に示すインクジェットヘッド用の回路部材としている。
そして、勿論、FPC130には、その圧電素子駆動用の回路(図1の20に相当)の配列の外側、圧電素子(図1の40に相当)領域内の周辺領域に、前記駆動用の回路と同じ素材で、ダミーパターン部を配設している。
本例では、インク流路111を微細に精度良く形成するために、筐体110は、それぞれ、所定形状にエッチング加工されたステンレスの薄板110aを積層して拡散接合により形成されている。
図3において、細点線はステンレスの薄板同士の境界部分位置を示しているがステンレスの薄板110a同士は拡散接合されている。
オリフィス板部170として、エッチング加工により開口が形成れたステンレス薄板とオリフィスが形成されたオリフィスプレートとを接着しているものを用いているが、これに限定はされない。
尚、図3に示すインクジェットヘッドは振動板120を設けているが、これを設けずにFPCのフィルム基材に振動板の役割を持たせる形態も挙げられる。
また、筐体110に、インク流路111の他、例えば、インクチャンバー(溜め)等を設けても良い。
なおまた、圧電素子140の外側面に、更に、異方導電性接着層を介して、ダミーのFPCを配設しても良い。
この場合、FPC、圧電素子、ダミーFPCが積層された積層構造体は、圧電素子を中心に対称な積層構造体であり、この構造体自体はソリが発生し難く、FPC130と振動板あるいは、筐体面との境で剥れが発生し難い。
次に、本例のインクジェットヘッド用の回路部材の作製方法の1例を、図2に基づいて、簡単に説明しておく。
予め、回路(図1の20)とダミーパターン(図1の30)とをフィルム基材の一面に形成したFPCを作製しておく。
例えば、フィルム基材(図1の10に相当)の一面に銅箔を貼り合わせた積層基材を用意しておき、銅箔面にレジストを配設した後、形成する回路の絵柄に対応した原版マスクを用いて、レジストを露光、現像し、所定形状の開口を有するレジストパターンを形成し、該レジストパターンを耐エッチングマスクとして、銅箔をエッチングして、回路(図1の20)とダミーパターン(図1の30)とをフィルム基材の一面に形成したFPCを作製する。
レジストとして、所望の解像性があり、耐エッチング性があり、処理性が良いものが好ましいが特に限定はされない。
エッチング液としては、塩化第二鉄溶液等が用いられる。
次いで、図2(a)に示すように、フィルム基材10の一面に回路20とダミーパターン30を配設したFPC(図1の130に相当)を、回路20側を上側としてプレス下部85に載せ、またプレス上部80には圧電素子40配し、その間にACFからなる異方導電性接着層を配した状態で、FPCと、圧電素子40とを位置合わせして、熱圧着する。(図2(a))
異方導電性接着層の硬化温度(例えば、150°〜170°)に合わせて加熱して圧着を行う。
尚、図2(a)においては、熱によりACFからなる異方導電性接着層60が溶融している。
次いで、更に、プレス下部85とプレス上部80との間隔が狭められると、しだいにFPCの回路20と圧電素子40との間隔が狭くなり、回路20と圧電素子40とはACFの導電性微粒子により電気的に接続する。(図2(b))
この後、冷却し、プレス上部80、プレス下部の間隔を離し、ACFの樹脂が固化した状態で、取り出して、図1に示す本例のインクジェットヘッド用の回路部材を得る。
本例のインクジェットヘッド用の回路部材は、このようにして作製される。
次いで、更に、このようにして作製された図1に示す本例のインクジェットヘッド用の回路部材を用いたインクジェットヘッドの作製方法の1例を図4に基づいて、簡単に説明しておく。
形成する筐体110のインク流路111にしたがい、これを積層形成するためのステンレス薄板110aを、それぞれ、所定形状にエッチング加工しておく。(S11)
エッチング加工としては、例えば、耐エッチング性のレジストを基材の両面に塗布し、原版マスクを介して選択的に露光し、現像し、乾燥等を行い所定形状の開口を有するレジストをマスクとして、塩化第二鉄溶液によりエッチングして外形加工し、レジストの剥離、洗浄するフォトエッチング加工法が挙げられるが、これに限定はされない。
次いで、エッチング加工された各ステンレス薄板110aを位置合わせして、拡散接合して筐体110を作製する。(S12)
一方、両面平坦なステンレス薄板からなる振動板120を用意しておく。(S13)
次いで、筐体110と振動板120を拡散接合し、さらに、振動板120面上に接着材150を平坦に塗膜しておく。(S14)
ここでは、筐体110と振動板120とが一体となり、接着材150を配設した状態のものを、第2の構造体と言う。
一方、先に説明した、図3に示す作製工程により、本例のインクジェットヘッド用の回路部材を作製しておく。(S15)
次いで、該インクジェットヘッド用の回路部材を、筐体110のインク圧力室111側の面に、振動板120を介して、接着材150により、固定し、インクジェットヘッドを得る。(S16)
このようにして、図1に示すインクジェットヘッド用の回路部材を用いたインクジェットヘッドは作製される。
図1(a)は本発明のインクジェットヘッド用の回路部材の実施の形態の1例の断面図で、図1(b)は図1(a)のA1−A2における断面を示した断面図である。 図1に示すインクジェットヘッド用の回路部材の作製方法の工程断面図である。 図1に示すインクジェットヘッド用の回路部材を用いたインクジェットヘッドの1例を示した断面図である。 図3に示すインクジェットヘッドの作製方法の1例を示した工程フロー図である。 従来のピエゾ圧電方式のインクジェットヘッドを説明するための概略構成図である。 従来のインクジェットヘッド用の回路部材の作製方法を説明するための作製工程図である。
符号の説明
10 フィルム基材(ここではポリイミドフィルム)
20 回路
30 ダミーパターン
40 圧電素子
60 異方導電性層(ここではACF)
80 プレス上部
85 プレス下部
110 筐体
110a (加工された)ステンレス薄板
110b 加工部
111 インク流路
111a インク圧力室
120 振動板
130 FPC
140 ピエゾ圧電素子(単に圧電素子とも言う)
150 接着材
160 異方導電性接着層(ここではAFC)
170 オリフィス板部
171 オリフィス
210 筐体
210a ステンレス薄板
211 (インクの)流路
211a インク圧力室(インクの流路でもある)
220 振動板
230 FPC
240 圧電素子
250 接着材層
260 異方導電性接着層
270 オリフィス板部
271 オリフィス
310 ポリイミド層
320 回路
330 FPC
340 圧電素子
345 (圧電素子の)欠け
360 異方導電性接着層(ACF)
380 プレス上側部
385 プレス下側部

Claims (7)

  1. インク圧力室に圧電素子の歪に起因する圧力波を与えることにより、該インク圧力室に接続するオリフィスからインクを吐出する、ピエゾ圧電方式のインクジェットヘッドに供せられる、インクジェットヘッド用の回路部材であって、FPCの圧電素子駆動用の回路側を圧電素子側にして、異方導電性接着層を介して、FPCと圧電素子とを圧着して、FPCと圧電素子とを電気的に接続して一体的に積層しているものであり、FPCには、前記圧電素子駆動用の回路の配列の外側、かつ、圧電素子領域内の周辺領域に、ダミーパターン部を配設していることを特徴とするインクジェットヘッド用の回路部材。
  2. 請求項1に記載のインクジェットヘッド用の回路部材であって、ダミーパターン部は、複数の円状パターンからなることを特徴とするインクジェットヘッド用の回路部材。
  3. 請求項1ないし2のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド用の回路部材であって、前記圧電素子の外側面に、異方導電性接着層を介して、ダミーのFPCを配設していることを特徴とするインクジェットヘッド用の回路部材。
  4. インク圧力室に圧電素子の歪に起因する圧力波を与えることにより、該インク圧力室に接続するオリフィスからインクを吐出する、ピエゾ圧電方式のインクジェットヘッドであって、インク圧力室とそれに接続するオリフィスの組みを、複数有し、且つ、その1面側にインク圧力室を揃えて配列し、別の1面側にオリフィスを配列させた、筐体を備え、該筐体のインク圧力室側の面に、直接あるいは振動板を介して、FPCと、圧電素子とを、この順に、積層配設しており、異方導電性接着層を介して、圧電素子駆動用の回路を配した前記FPCを、その回路側を圧電素子側にして圧電素子に圧着して、FPCと圧電素子とを電気的に接続しているものであり、且つ、前記FPCには、その圧電素子駆動用の回路の配列の外側、かつ、圧電素子領域内の周辺領域に、ダミーパターン部を配設していることを特徴とするインクジェットヘッド。
  5. 請求項4に記載のインクジェットヘッドであって、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド用の回路部材を用いていることを特徴とするインクジェットヘッド。
  6. インク圧力室に圧電素子の歪に起因する圧力波を与えることにより、該インク圧力室に接続するオリフィスからインクを吐出する、ピエゾ圧電方式のインクジェットヘッドに供せられる、インクジェットヘッド用の回路部材で、且つ、FPCの圧電素子駆動用の回路側を圧電素子側にして、異方導電性接着層を介して、FPCと圧電素子とを圧着して、FPCと圧電素子とを電気的に接続して一体的に積層しているインクジェットヘッド用の回路部材を、作製する、回路部材の作製方法であって、順に、(a)その圧電素子駆動用の回路の配列の外側、かつ、圧電素子領域内の周辺領域に、ダミーパターン部を配設して、FPCを作製するFPC作製工程と、(b)作製されたFPCの圧電素子駆動用の回路側を圧電素子側にして、FPCを異方導電性接着層を介して、圧電素子に圧着して、FPCと圧電素子とを電気的に接続する熱圧着工程とを、行うことを特徴とするインクジェットヘッド用の回路部材の作製方法。
  7. インク圧力室に圧電素子の歪に起因する圧力波を与えることにより、該インク圧力室に接続するオリフィスからインクを吐出するピエゾ圧電方式のインクジェットヘッドで、且つ、インク圧力室とそれに接続するオリフィスの組みを、複数有し、その1面側にインク圧力室を揃えて配列し、別の1面側にオリフィスを配列させた、筐体を備え、該筐体のインク圧力室側の面に、直接あるいは振動板を介して、FPCと、圧電素子とを、この順に、積層配設しているインクジェットヘッドの作製方法であって、FPCの圧電素子駆動用の回路側を圧電素子側にして、異方導電性接着層を介して、FPCと圧電素子とを圧着して、FPCと圧電素子とを電気的に接続して一体的に積層しているインクジェットヘッド用の回路部材を形成し、該インクジェットヘッド用の回路部材を、筐体のインク圧力室側の面に、直接あるいは振動板を介して、接着材により、固定するもので、前記インクジェットヘッド用の回路部材の作製を、前記請求項6に記載のインクジェットヘッド用の回路部材の作製方法にて行うものであることを特徴とするインクジェットヘッドの作製方法。
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JP2012045883A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Kyocera Corp 液体吐出ヘッド用圧電アクチュエータユニット、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置
US8345437B2 (en) 2010-09-21 2013-01-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Connection structure and connection method of wiring board
US8944568B2 (en) 2009-12-08 2015-02-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printhead and method of manufacturing printhead
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