JP2006346138A - 水抜けの良い食器 - Google Patents

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哲也 兼石
Takayuki Kobayashi
孝幸 小林
Eiji Yamaguchi
英次 山口
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Abstract

【課題】 食器の種類・大きさ、および洗浄後の食器の置き方等に関わらず、足部内側の水切りを適切に実施可能な食器を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明は、底面11aの外側部に足部10を備えた食器1であって、前記足部10が、それぞれ独立した複数の単位足部12を用いて構成され、前記単位足部12間には空隙部13が設けられており、前記単位足部12の内側辺12bが、直線状に構成されていることを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、食器に関し、詳しくは、一般的に高台あるいは糸底と呼ばれる食器底面部に設けられた「足部」に特徴を有する水抜けの良い食器に関するものである。
従来、食器には、安定性や熱さを防ぐ等の理由から、食器の底面部に高台もしくは糸底と呼ばれる「足部」が設けられている。通常、この「足部」は、5mm程度の厚みを有する同心円状に構成されている。
ところで、近年は、自動的に食器の洗浄処理および乾燥処理を行う、いわゆる「食器洗浄乾燥機」が、飲食店のみならず一般の家庭にも普及してきている。
食器洗浄乾燥機を用いて食器の洗浄処理および乾燥処理を行う場合、食器洗浄乾燥機の洗浄機能および内部構成によって、食器の配置可能位置が定まる。例えば、湯飲みやカップ類は伏せた状態で、碗類は横にした状態で、また、薄手の平皿等の皿類は垂直に立てた状態あるいは若干傾斜させた状態で配置するのが一般的である。
上述したように、食器の底面部には通常「足部」が設けられているため、かかる食器を食器洗浄乾燥機内に入れて、洗浄処理および乾燥処理を施した場合には、その「足部」の内側に水がたまりやすいという問題が生ずる。特に、食器洗浄乾燥機内に伏せた状態で入れる必要がある湯飲み等の食器については、この水がたまりやすいという問題が顕著にあらわれる。
また、食器洗浄乾燥機を用いない場合であっても、食器は、洗浄した後に水切りのためにカゴ等に伏せた状態で配置するのが一般的であり、そのような場合には、食器の内面側の水切りは良好であっても、上方に位置することになる食器底面の「足部」内側には水が残留しやすくなる。このように、「足部」内側に水が残留する場合には、一つ一つの食器の「足部」内部の水を拭き取る作業が必要となり、食器を多量に扱う飲食店等においては、この作業に多くの時間と労力を費やさなければならないという問題が生ずる。
以上のような問題点に鑑み、従来から種々の提案がなされている。
例えば、特許文献1においては、洗浄後における水切り対策として、食器本体外側の底面部から足部にかけて傾斜面を有する構成(底面の厚みが変化する構成)が開示されている。
しかしながら、この特許文献1に示すような構成においては、傾斜面を構成するための余肉増加が食器の重量増加を招いてしまう。陶磁器においては、重量の増加や食器本体の厚みの変化(不均一さ)等から、食器内面へのへこみや歪みが生じやすくなるため、この特許文献1の構成は、陶磁器等には採用できないという問題がある。
また、このような構成においては、足部の断熱性が大幅に低下する。
さらに、この構成は、接地面(いわゆる「足部」の接地形状)が鋭角的に狭い上に、「足部」を構成する各部位(特許文献1における「糸底」)の間隔が広いため、食器全体において歪みを引き起こしやすいという問題がある。
加えて、特許文献1にかかる構成においては、食器本体外側の底面部が傾斜面を有し、食器を伏せた状態においては、その底面部に(食器を伏せた状態における上方位置に)「凹み部」が形成されることとなる。したがって、特許文献1の構成によれば、食器を伏せた状態においては、従来からの「足部の内側に水がたまりやすい」という問題を解決することはできない。
また、他の例として、特許文献2および特許文献3に示すように、洗浄後における水切り対策として、足部(特許文献2における「糸敷部」、特許文献3における「高台部」)に複数の「欠除部」(特許文献2参照)あるいは「水抜き穴」(特許文献3参照)(以下、これらを総称して「水抜き部」という。)を設ける構成が開示されている。
しかしながら、これらの構成においては、水抜き部と水抜き部との間の部分(いわゆる「足部」の構成要素)の内側が凹状(食器底面の中央部に対して凹状)に湾曲した形状となっている。したがって、食器の種類・大きさ、足部の高さ、水抜き部の間隔等によって、足部内面に洗浄後の水が残ることがある。つまり、この特許文献2および特許文献3においても、従来からの「足部の内側に水がたまりやすい」という問題を抜本的に解決することはできない。
実公平3−32288号公報 実開平5−39373号公報 特開2000−139660号公報
そこで、本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであって、食器の種類・大きさ、および洗浄後の食器の置き方等に関わらず、足部内側の水切りを適切に実施可能な食器を提供することを課題とする。
また、本発明は、食器の種類・大きさ、および洗浄後の食器の置き方等に関わらず、足部内側の水切りを適切に実施可能であると共に、陶磁器に採用可能な食器を提供することを課題とする。つまり、成形や焼成による凹みや歪みを起こしにくい形状を有する、足部内側の水切りを適切に実施可能な、食器を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、底面の外側部に足部を備えた食器であって、前記足部が、それぞれ独立した複数の単位足部を用いて構成され、前記単位足部間には空隙部が設けられており、前記単位足部の内側辺が、直線状あるいは内側に向かって凸状に湾曲していることを特徴としている。
このように構成された食器であれば、食器の種類・大きさ、および洗浄後の食器の置き方等に関わらず、足部内側の水切りを適切に実施することができる。より具体的には、前記足部は独立した複数の単位足部を用いて構成され、前記単位足部の内側辺が直線状あるいは内側に向かって凸状に湾曲しているため、洗浄後の食器をどのような方向に置いたとしても、足部内側の水は、前記単位足部の内側辺に沿って流れ、前記単位足部間に設けられた空隙部から排出されることとなる。
また、本発明にかかる食器は、前記足部が設けられている前記底面の厚みが、略均一である構成が好ましい。
この好ましい構成によれば、前記食器の底面が略均一の厚さに構成されているため、陶磁器として適切に採用可能となる。つまり、特許文献1のように厚さに変化がなく、余肉増加もないため、重量の増加や食器本体の厚みの変化が殆どなく、成形、焼成においても、食器のへこみや歪みが生じにくい。
また、本発明にかかる食器は、前記足部が設けられている前記底面が、平面状あるいは外側に向かって凸状に湾曲している構成であることが好ましい。
この好ましい構成によれば、前記食器の底面が平面状あるいは外側に向かって凸状に湾曲しているため、洗浄後の前記食器を伏せた状態で置いた場合であっても、上方に位置する前記底面から前記単位足部間の前記空隙部を介して、足部内側の水は適切に排出されることとなる。
また、本発明にかかる食器は、前記単位足部の内側辺の延長線によって、多角形が構成されることが好ましい。
この好ましい構成によれば、前記足部の内側が全体として「多角形」となるため、食器の種類や大きさによって、三角形、四角形、五角形等を自由に選択可能となる。また、この際に前記足部を構成する前記単位足部の大きさおよび形状を同一とすれば、食器全体(複数の食器から成る食器セット)としてのデザイン上の統一を図ることができる。さらに、前記足部内側が多角形を構成するため、前記足部内側の水は多角形を構成する各内側辺に沿って効果的に前記足部外に排出されることとなる。
また、本発明にかかる食器は、前記単位足部の形状が、円形あるいは楕円形である構成が好ましい。
この好ましい構成によれば、前記単位足部の全ては、前記単位足部の内側辺が内側に向かって凸状に湾曲した構成となる。したがって、この好ましい構成によれば、洗浄後の食器をどのような方向に置いたとしても、足部内側の水は、前記単位足部間に設けられた空隙部から排出されることとなる。すなわち、前記単位足部の形状を円形あるいは楕円形とすれば、本発明の趣旨に即した、食器の種類・大きさ、および洗浄後の食器の置き方等に関わらず、足部内側の水切りを適切に実施可能な食器を得ることができる。
また、本発明にかかる食器は、陶磁器である構成が好ましい。
この好ましい構成によれば、後加工の必要がなく、簡単な工程(例えば、ローラーマシンによる内鏝成形等)によって成形可能である。したがって、安価に反復生産を行うことができる。また、成形のための石膏型作成において、前記単位足部の幅を広くとることによって型抜けを良くし、石膏型作製をスムースに行うことができる。さらに、素地成形においても、スムースに脱型できる。
本発明によれば、食器の種類・大きさ、および洗浄後の食器の置き方等に関わらず、足部内側の水切りを適切に実施可能な食器を得ることができる。
また、本発明によれば、食器の種類・大きさ、および洗浄後の食器の置き方等に関わらず、足部内側の水切りを適切に実施可能であると共に、陶磁器に採用可能な食器を得ることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態について説明する。
<第一実施形態>
図1は、本発明の第一実施形態にかかる食器を伏せた状態の概略斜視図を示したものである。また、図2は、本実施形態にかかる食器を伏せた状態の上面図を示したものである。さらに、図3は、図2のIII−III線に沿う概略断面図を示したものである。
これらの図に示すように、本実施形態にかかる食器1は、本体11と、この本体11底面11aの外側部に設けられた足部10とを用いて構成されている。ここで、足部10とは、一般的に高台あるいは糸底と呼ばれるものであって、安定性や熱さを防ぐ等の理由から設けられている。この図1においては、食器1が伏せた状態で置かれた状態が示されているので、図1における食器1の上方位置が、食器1の底面11a外側部である。
本実施形態にかかる食器1は、これらの図に示すように、本体11底面11aの外側部に足部10を備えており、この足部10は、それぞれ所定の間隔(空隙部13)を有して独立した複数の単位足部12を用いて構成されている。本実施形態においては、四つの単位足部12を用いて足部10が構成されている。また、これらの各単位足部12間には、空隙部13が設けられている。
それぞれの単位足部12は、図1〜図3に示すように、上面部12a、内側辺12b、外側辺12c、および下面部12dから成り、本実施形態においては、内側辺12bが直線状に形成され、外側辺12cが本体11底面11aの中心部から外側に凸状に湾曲して形成されている。
また、本実施形態においては、各単位足部12の最大幅は5〜10mm程度(好ましくは7mm程度)に構成されている。これは、本実施形態にかかる食器1を陶磁器として構成する場合には、成形、焼成において収縮しやすく、この際の変形や素地の厚みによるへこみ等(食器1の本体11内面に対するへこみ等)を防止するためには、上述した寸法が適当であるからである。各単位足部12の最大幅を7mm程度とすれば、成形、焼成上も問題なく、型への陶土の着肉および型からの抜けもよく、食器1の反復生産を安定的に実施することが可能となる。また、このような構成(幅寸法)によれば、焼成品は安定して接地し、従来から使用されている一般的な食器等と同様に、違和感なく日用に供することができる。
さらに、足部10を構成する各単位足部12は、成形において無理なく型離れ可能な高さとして、足部10および食器1全体として歪みを抑える構造とすることが好ましい。この際の高さとしては、例えば、5mm〜10mm程度であることが好ましい。
なお、この「高さ」と先述した「最大幅」とは、共に食器1全体の大きさによって変化するものであり、本実施形態においては、食器1底面11aの足部設置可能領域の大きさが、碗等の中程度の場合(40mm〜55mm程度)を想定して、上記好ましい値を例示している。すなわち、本発明においては、食器1の大きさに応じて、この好ましい「高さ」と「最大幅」は適宜変更可能である。
また、本実施形態にかかる足部10は、それぞれの単位足部12の内側辺12bの延長線によって、足部10の内側に四角形が形成されるべく構成されている。つまり、足部10の全体としては、この四角形の各頂点部分が切り離されて空隙部13が構成され、切り離されたそれぞれの部位によって単位足部12が構成されている。さらに、各単位足部12は、それぞれ食器1底面11aに接し、空隙部13は食器1底面11a上方に構成されている。
このように構成された足部10を有する食器1によれば、洗浄後の食器をどのような状態に配置しても(伏せても、横にしても、斜めに立てても、垂直に立てても)、足部10内部から水を完全に排出することができる。より具体的には、本実施形態にかかる足部10を構成する単位足部12は、その内側辺12bが直線状に構成されているため(すなわち、食器1底面11aの中心部に対して凹状に湾曲しているわけではないため(凹状に湾曲した形状としては、特許文献2等参照))、どのように食器1を配置しても、足部10の内側に存在する水は、内側辺12bを沿って流れ出し、空隙部13を介して、足部10内部から完全に排出されることとなる。
また、本実施形態においては、足部10が設けられている本体11底面11aの厚みが、略均一に構成されている。このように本体11の厚みが略均一に構成されていれば、上述したように、成形、焼成においても、食器1のへこみや歪みが生じにくい。
さらに、本実施形態においては、足部10が設けられている食器1本体11の底面11aが、外側に向かって凸状に湾曲している。つまり、図1に示すように、食器1を伏せた状態における上方(すなわち、食器1本体11の底面11a)が、外側(上方)に向かって凸状に構成されている。換言すれば、本実施形態にかかる食器1を構成する食器本体底面11aは、特許文献1のように食器内側に凹状に湾曲していない。
したがって、本実施形態によれば、洗浄後の食器1を伏せた状態で置いた場合であっても、上方に位置する底面11aに水が残留することはなく、足部10内部の水は、底面11aから内側辺12bを沿って流れ出し、空隙部13を介して、完全に排出されることとなる。
さて、先にも説明した通り、近年は、自動的に食器の洗浄処理および乾燥処理を行う、いわゆる「食器洗浄乾燥機」が、飲食店のみならず一般の家庭にも普及してきており、この食器洗浄乾燥機においては、水あるいは熱湯があらゆる方向からシャワー状態で噴出されて食器の洗浄が行われ、従来から使用されている食器では、足部の内側に水が残留する。このため、最近の食器洗浄乾燥機においては、乾燥時間を長くするためのメニューが付いているものもある。ところが、このように乾燥時間を長くしても、全ての処理を終了した後に食器を取り出してみると、足部内側に溜まった水がこぼれることがある。特に、食器洗浄乾燥機内に伏せた状態で入れる食器については、この現象が顕著にあらわれる。
しかしながら、図1〜図3に基づき説明した、本実施形態にかかる食器1であれば、上述した種々の特徴を有することから、上記従来技術の問題点を全て解決することができる。すなわち、本実施形態にかかる食器1は、足部10がそれぞれ独立した複数の単位足部12を用いて構成され、単位足部12間には空隙部13が設けられており、単位足部12の内側辺12bが、直線状に構成されている。したがって、本実施形態によれば、足部10を構成する単位足部12は、その内側辺12bが直線状に構成されているため(すなわち、特許文献2等のように、食器1底面11aの中心部に対して凹状に湾曲しているわけではないため)、洗浄後の食器をどのような状態に配置しても(伏せても、横にしても、斜めに立てても、垂直に立てても)、足部10の内側に存在する水は、内側辺12bを沿って流れ出し、空隙部13(単位足部12間)を介して、足部10内部から完全に排出されることとなる。加えて、足部10が設けられている食器1本体11の底面11aが外側に向かって凸状に湾曲して構成されているため、食器1を伏せた状態で配置したとしても、足部10内部の水は空隙部13を介して完全に排出されることとなる。
また、上述した効果は、食器洗浄乾燥機を用いる場合のみの効果ではなく、手洗いの場合であっても、本実施形態にかかる食器1は、従来の食器と比較してより効果的な乾燥に寄与することができる。
つまり、食器は、手洗いした後に水切りのためにカゴ等に伏せた状態で配置するのが一般的であるが、そのような場合であっても、本実施形態にかかる食器1であれば、上述した同様の作用によって、足部10内側の水切りを効果的に行うことが可能となる。すなわち、足部10内側に水が残留することがなくなり(あるいは残留が僅かとなり)、一つ一つの食器の足部10内部の水を拭き取る作業が不要となり(あるいは簡略化されることとなり)、食器を多量に扱う飲食店等においては、この作業に多くの時間と労力を費やすことがなくなる。
さらに、本実施形態によれば、特許文献3のように、「穴を開ける」等の成形後の加工処理を行うことなく、足部10からの水切りを良好に行うことが可能な食器1を得ることができる。したがって、特許文献3等と比較して、本実施形態にかかる食器1は、より簡単に低コストで製造することができる。
<第二実施形態>
次に、本発明の第二実施形態について説明する。図4は、本発明の第二実施形態にかかる食器を伏せた状態の概略斜視図を示したものである。本実施形態にかかる食器4の基本的な構成要素(特に足部の特徴部分)は、先に説明した第一実施形態と略同様である。そこで、以下においては、第一実施形態と同様の部分についてはその説明を割愛し、主に第二実施形態の特徴部分について説明する。なお、第一実施形態の説明で使用した上面図(図2)および断面図(図3)は、この第二実施形態においては省略する。
図4に示すように、本実施形態にかかる食器4は、本体41と、この本体41底面41aの外側部に設けられた足部40とを用いて構成されている。この図4においては、食器4が伏せた状態で置かれた状態が示されているので、図4における食器4の上方位置が、食器4の底面41a外側部である。
本実施形態にかかる食器4は、この図4に示すように、本体41底面41aの外側部に足部40を備えており、この足部40は、それぞれ所定の間隔(空隙部43)を有して独立した複数の単位足部42を用いて構成されている。本実施形態においては、三つの単位足部42を用いて足部40が構成されている。また、これらの各単位足部42間には、空隙部43が設けられている。
それぞれの単位足部42は、図4に示すように、上面部42a、内側辺42b、外側辺42c、および下面部42dから成り、本実施形態においては、内側辺42bが直線状に形成され、外側辺42cが本体41底面41aの中心部から外側に凸状に湾曲して形成されている。
また、本実施形態にかかる足部40は、それぞれの単位足部42の内側辺42bの延長線によって、足部40の内側に三角形が形成されるべく構成されている。つまり、足部40の全体としては、この三角形の各頂点部分が切り離されて空隙部43が構成され、切り離されたそれぞれの部位によって単位足部42が構成されている。さらに、各単位足部42は、それぞれ食器4底面41aに接し、空隙部43は食器4底面41a上方に構成されている。
さらに、本実施形態においては、足部40が設けられている食器4本体41の底面41aが、外側に向かって凸状に湾曲している。つまり、図4に示すように、食器4を伏せた状態における上方(すなわち、食器4本体41の底面41a)が、外側(上方)に向かって凸状に構成されている。換言すれば、本実施形態にかかる食器4を構成する食器本体底面41aは、特許文献1のように食器内側に凹状に湾曲していない。
さて、本実施形態と第一実施形態との違いは、食器自体の種類(本実施形態は湯飲み等、第一実施形態は碗等)と、この種類の違いに基づく食器の大きさ(径)と、足部の形状(本実施形態は三角形、第一実施形態は四角形)および足部を構成する単位足部の数である。
本実施形態にかかる食器4の径は、第一実施形態にかかる食器1と比べれば小さいものである。したがって、自ずとその底面部分の面積も小さいものとなる。そうすると、仮に同一形状(大きさ)の単位足部を用いて足部を構成するとすれば、足部を構成する単位足部の数は、第一実施形態よりも第二実施形態の方が少なくなるのは当然のことである。本実施形態にかかる食器4は、かかる理由のもと、三つの単位足部42を用いて足部40が構成されている。つまり、本実施形態は、比較的小さい食器に対して本発明を適用した状態を示している。
以上のように、構成上、若干の違いはあるものの、本実施形態にかかる食器4も第一実施形態と同様に、足部40がそれぞれ独立した複数の単位足部42を用いて構成され、単位足部42間には空隙部43が設けられている。加えて、第一実施形態と同様の他の構成も有している(底面41a形状等)。
したがって、本実施形態にかかる食器4は、以上のような構成に基づき、第一実施形態にて説明した作用効果を全て得ることができる。
<第三実施形態>
次に、本発明の第三実施形態について説明する。図5は、本発明の第三実施形態にかかる食器を伏せた状態の概略斜視図を示したものである。本実施形態にかかる食器5の基本的な構成要素(特に足部の特徴部分)は、先に説明した第一実施形態と略同様である。そこで、以下においては、第一実施形態と同様の部分についてはその説明を割愛し、主に第三実施形態の特徴部分について説明する。なお、第一実施形態の説明で使用した上面図(図2)および断面図(図3)は、この第三実施形態においては省略する。
図5に示すように、本実施形態にかかる食器5は、本体51と、この本体51底面51aの外側部に設けられた足部50とを用いて構成されている。この図5においては、食器5が伏せた状態で置かれた状態が示されているので、図5における食器5の上方位置が、食器5の底面51a外側部である。
本実施形態にかかる食器5は、この図5に示すように、本体51底面51aの外側部に足部50を備えており、この足部50は、それぞれ所定の間隔(空隙部53)を有して独立した複数の単位足部52を用いて構成されている。本実施形態においては、六つの単位足部52を用いて足部50が構成されている。また、これらの各単位足部52間には、空隙部53が設けられている。
それぞれの単位足部52は、図5に示すように、上面部52a、内側辺52b、外側辺52c、および下面部52dから成り、本実施形態においては、内側辺52bが直線状に形成され、外側辺52cが本体51底面51aの中心部から外側に凸状に湾曲して形成されている。
また、本実施形態にかかる足部50は、それぞれの単位足部52の内側辺52bの延長線によって、足部50の内側に六角形が形成されるべく構成されている。つまり、足部50の全体としては、この六角形の各頂点部分が切り離されて空隙部53が構成され、切り離されたそれぞれの部位によって単位足部52が構成されている。さらに、各単位足部52は、それぞれ食器5底面51aに接し、空隙部53は食器5底面51a上方に構成されている。
さらに、本実施形態においては、足部50が設けられている食器5本体51の底面51aが、平面状あるいは外側に向かって凸状に湾曲して構成されている。つまり、図5に示すように、食器5を伏せた状態における上方(すなわち、食器5本体51の底面51a)が、平面状かあるいは外側(上方)に向かって凸状に構成されている。換言すれば、本実施形態にかかる食器5を構成する食器本体底面51aは、特許文献1のように食器内側に凹状に湾曲していない。
さて、本実施形態と第一実施形態との違いは、食器自体の種類(本実施形態は中程度の平皿等、第一実施形態は碗等)と、この種類の違いに基づく食器の大きさ(径)と、足部の形状(本実施形態は六角形、第一実施形態は四角形)および足部を構成する単位足部の数である。
本実施形態にかかる食器5の径は、第一実施形態にかかる食器1と比べれば大きいものである。したがって、自ずとその底面部分の面積も大きいものとなる。そうすると、仮に同一形状(大きさ)の単位足部を用いて足部を構成するとすれば、足部を構成する単位足部の数は、第一実施形態よりも第三実施形態の方が多くなるのは当然のことである。本実施形態にかかる食器5は、かかる理由のもと、六つの単位足部52を用いて足部50が構成されている。つまり、本実施形態は、比較的大きい食器に対して本発明を適用した状態を示している。
以上のように、構成上、若干の違いはあるものの、本実施形態にかかる食器5も第一実施形態等と同様に、足部50がそれぞれ独立した複数の単位足部52を用いて構成され、単位足部52間には空隙部53が設けられている。加えて、第一実施形態と同様の他の構成も有している(底面51a形状等)。
したがって、本実施形態にかかる食器5は、以上のような構成に基づき、第一実施形態にて説明した作用効果を全て得ることができる。
<第四実施形態>
次に、本発明の第四実施形態について説明する。図6は、本発明の第四実施形態にかかる食器を伏せた状態の概略斜視図を示したものである。本実施形態にかかる食器6の基本的な構成要素(特に足部の特徴部分)は、先に説明した第一実施形態と略同様である。そこで、以下においては、第一実施形態と同様の部分についてはその説明を割愛し、主に第四実施形態の特徴部分について説明する。なお、第一実施形態の説明で使用した上面図(図2)および断面図(図3)は、この第四実施形態においては省略する。
図6に示すように、本実施形態にかかる食器6は、本体61と、この本体61底面61aの外側部に設けられた足部60とを用いて構成されている。この図6においては、食器6が伏せた状態で置かれた状態が示されているので、図6における食器6の上方位置が、食器6の底面61a外側部である。
本実施形態にかかる食器6は、この図6に示すように、本体61底面61aの外側部に足部60を備えており、この足部60は、それぞれ所定の間隔(空隙部63)を有して独立した複数の単位足部62を用いて構成されている。本実施形態においては、八つの単位足部62を用いて足部60が構成されている。また、これらの各単位足部62間には、空隙部63が設けられている。
それぞれの単位足部62は、図6に示すように、上面部62a、内側辺62b、外側辺62c、および下面部62dから成り、本実施形態においては、内側辺62bが直線状に形成され、外側辺62cが本体61底面61aの中心部から外側に凸状に湾曲して形成されている。
また、本実施形態にかかる足部60は、それぞれの単位足部62の内側辺62bの延長線によって、足部60の内側に八角形が形成されるべく構成されている。つまり、足部60の全体としては、この八角形の各頂点部分が切り離されて空隙部63が構成され、切り離されたそれぞれの部位によって単位足部62が構成されている。さらに、各単位足部62は、それぞれ食器6底面61aに接し、空隙部63は食器6底面61a上方に構成されている。
さらに、本実施形態においては、足部60が設けられている食器6本体61の底面61aが、平面状に構成されている。つまり、図6に示すように、食器6を伏せた状態における上方(すなわち、食器6本体61の底面61a)が、平面状に構成されている。換言すれば、本実施形態にかかる食器6を構成する食器本体底面61aは、特許文献1のように食器内側に凹状に湾曲していない。
さて、先に説明した第二および第三実施形態と同様に、本実施形態と第一実施形態との違いは、食器自体の種類(本実施形態は比較的大きめの平皿等、第一実施形態は碗等)と、この種類の違いに基づく食器の大きさ(径)と、足部の形状(本実施形態は八角形、第一実施形態は四角形)および足部を構成する単位足部の数である。
本実施形態にかかる食器6の径は、第一実施形態にかかる食器1と比べればかなり大きいものである。したがって、自ずとその底面部分の面積も大きくなる。そうすると、仮に同一形状(大きさ)の単位足部を用いて足部を構成するとすれば、足部を構成する単位足部の数は、第一実施形態よりも本実施形態の方が多くなるのは当然のことである。本実施形態にかかる食器6は、かかる理由のもと、八つの単位足部62を用いて足部60が構成されている。つまり、本実施形態は、大きい食器に対して本発明を適用した状態を示している。
以上のように、構成上、若干の違いはあるものの、本実施形態にかかる食器6も第一実施形態等と同様に、足部60がそれぞれ独立した複数の単位足部62を用いて構成され、単位足部62間には空隙部63が設けられている。加えて、第一実施形態と同様の他の構成も有している(底面61a形状等)。
したがって、本実施形態にかかる食器6は、以上のような構成に基づき、第一実施形態にて説明した作用効果を全て得ることができる。
上述したように、本発明にかかる各実施形態は、足部がそれぞれ独立した複数の単位足部を用いて構成され、単位足部間には空隙部が設けられ、各単位足部の内側辺が直線状に構成されている。したがって、上述した各実施形態に示したように、食器の大きさに関わらず、各単位足部の大きさおよび形状を同一とし、食器の大きさ・形状・種類等に応じて、単位足部の数(換言すれば、多角形を構成する画数)を適宜変更すれば、食器の大きさ・形状・種類等が変わっても、デザイン上の統一を得ることができる。つまり、食器底面に設けられる足部の形状を三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、あるいはそれ以上の多角形に自由に変化させることによって、同一コンセプトの統一したデザインを有する食器セット等を構成することができる。
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて、種々の変更を行うことが可能である。
上記各実施形態においては、足部を構成する各単位足部が円周状に配設され、円周状に配設された各単位足部の内側辺にて多角形を構成する場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。
したがって、例えば、独立した複数(二つ以上)の単位足部を有し、これらの単位足部間に空隙部が設けられており、各単位足部の内側辺が直線状あるいは食器底面の内側(中心側)に向かって凸状に湾曲している構成であれば、その配設位置は、円周状に限定されず、並行配置であっても、またある程度アバウトに配置されていてもよい。
また、円周状に配設された各単位足部の形状も上述した各実施形態のものに限定されず、単位足部の内側辺が、直線状あるいは食器底面の内側(中心側)に向かって凸状に湾曲している(ふくらみを有する)構成であればよい。換言すれば、単位足部の内側辺が、食器底面の内側(中心側)に向かって凹状に湾曲していなければよい。
したがって、本発明にかかる足部を構成する際には、例えば、円形あるいは楕円形等の形状を有する単位足部を用いてもよい。かかる構成であっても、先に説明した各実施形態と同様の効果を得ることができる。また、他の構成としては、それぞれの単位足部の形状を多角形としてもよい。
本発明の第一実施形態にかかる食器を伏せた状態の概略斜視図を示したものである。 本発明の第一実施形態にかかる食器を伏せた状態の上面図を示したものである。 図2のIII−III線に沿う概略断面図を示したものである。 本発明の第二実施形態にかかる食器を伏せた状態の概略斜視図を示したものである。 本発明の第三実施形態にかかる食器を伏せた状態の概略斜視図を示したものである。 本発明の第四実施形態にかかる食器を伏せた状態の概略斜視図を示したものである。
符号の説明
1,4,5,6…食器
10,40,50,60…足部
11,41,51,61…本体(食器本体)
12,42,52,62…単位足部
12a,42a,52a,62a…上面部
12b,42b,52b,62b…内側辺
12c,42c,52c,62c…外側辺
12d,42d,52d,62d…下面部
13,43,53,63…空隙部

Claims (6)

  1. 底面の外側部に足部を備えた水抜けの良い食器であって、
    前記足部が、それぞれ独立した複数の単位足部を用いて構成され、前記単位足部間には空隙部が設けられており、
    前記単位足部の内側辺が、直線状あるいは内側に向かって凸状に湾曲している
    ことを特徴とする水抜けの良い食器。
  2. 前記足部が設けられている前記底面の厚みが、略均一である
    請求項1に記載の水抜けの良い食器。
  3. 前記足部が設けられている前記底面が、平面状あるいは外側に向かって凸状に湾曲している
    請求項1または2に記載の水抜けの良い食器。
  4. 前記単位足部の内側辺の延長線によって、多角形が構成される
    請求項1から3のいずれか1項に記載の水抜けの良い食器。
  5. 前記単位足部の形状が、円形あるいは楕円形である
    請求項1から3のいずれか1項に記載の水抜けの良い食器。
  6. 陶磁器である請求項1から5のいずれか1項に記載の水抜けの良い食器。
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