JP2006344627A - 吸着治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子部品の部品実装側への実装時に、吸着治具の先端側の外周部が挿入された部品実装側に付着した埃を吸引可能な吸着治具を提供する。
【解決手段】 内筒300は、先端24に部品400を吸着する保持部28を有し、後端に空気を吸引する吸引口22を有する。外筒200は、先端14側の外周部10から内部空間12に貫通し、軸長方向に延在する複数の外溝部16を有し、内筒300の先端24側の外周部20に摺動自在に挿入される。内筒300は、外周部20から内部空間22に貫通し、外筒200の内筒300への挿入時に外溝部16の少なくとも一部と一致する複数の内溝部26を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子部品等を吸着して部品実装側に実装する吸着治具に関する。
従来の吸着治具は、例えば、電子部品を吸着するために先端に設けられた吸着穴と、この吸着穴の外周側に設けられた吹き出し穴とを有し、円筒状に形成されている。そして、吸着治具の後端から空気を吸引することによって、電子部品を吸着穴に吸着させる(例えば、特許文献1参照)。吸着治具に吸着された電子部品は、吸着治具とともに所定の位置に移動され、部品実装側に実装される。この種の吸着治具では、電子部品の吸着治具への吸着時に、吸着治具の後端から先端に向けて吹き出し穴を通って吹き出した空気が吸着穴に吸い込まれるため、吹き出した空気と共に電子部品の吸着治具側の面に付着した埃を吸引できる。
特開2004−25330号公報
しかしながら、特許文献1の手法では、電子部品を部品実装側に実装するために、例えば吸着治具の先端側の外周部が部品実装側の凹部等に挿入された場合、部品実装側と吸着治具の先端側の外周部との間に形成された空間と、吸着治具の吸着穴との間に空気の経路を形成できない。このため、吸着治具の先端側の外周部が挿入された部品実装側に付着した埃を吸着治具の後端から吸い込めないという問題があった。
本発明の目的は、電子部品の部品実装側への実装時に、吸着治具の先端側の外周部が挿入された部品実装側に付着した埃を吸引可能な吸着治具を提供することである。
請求項1の吸着治具では、内筒は、先端に部品を吸着する保持部を有し、後端に空気を吸引する吸引口を有する。外筒は、先端側の外周部から内部空間に貫通し、軸長方向に延在する複数の外溝部を有し、内筒の先端側の外周部に摺動自在に挿入される。
内筒は、外周部から内部空間に貫通し、外筒の内筒への挿入時に外溝部の少なくとも一部と一致する複数の内溝部を備える。したがって、外筒の外溝部と内筒の内溝部とを介して、外筒の外周部と内筒の内部空間との間に空気の経路を形成できる。このため、例えば部品を部品実装側に実装する際に外筒の先端側の外周部が部品実装側の凹部等に挿入された場合にも、部品実装側と外筒の先端側の外周部との間に形成された空間と、内筒の内部空間との間に空気の経路を形成できる。この結果、形成された空気の経路を介して、外筒の先端側が挿入された部品実装側に付着した埃を内筒の吸引口から吸引できる。
請求項2の吸着治具では、外筒の各外溝部は、外筒の軸長方向に対して斜めに形成されている。このため、外筒が内筒に対して所定の角度だけ回転して挿入された場合にも、外溝部の一部を内溝部に確実に一致させることができる。
請求項3の吸着治具では、外筒の各外溝部は、外筒の軸長方向に対して螺旋状に形成されている。したがって、外筒の内筒への挿入時に一致した外溝部及び内溝部を介して、外筒の外部から流れ込んだ空気は渦を巻きながら内筒の後端に向けて流れる。この渦巻き状の空気は、周辺の空気を広い範囲から吸い上げながら流れることができる。このため、例えば外筒の先端側の外周部が部品実装側の凹部等に挿入された場合に、外溝部及び内溝部を介して内筒の吸引口に向けて空気が流れることで、この空気と共に、外筒の先端側が挿入された部品実装側に付着したより多くの埃を内筒の吸引口から吸引できる。
請求項4の吸着治具では、外筒の各外溝部は、外筒の先端から切り込まれたスリット形状を有する。切り込まれたスリットにより外筒の先端を窄ませることができる。したがって、部品を部品実装側に実装するために、例えば、部品実装側の挿入穴に外筒を挿入する際に、部品実装側の挿入穴の内径の大きさに合わせて、外筒の先端側の外周部の外経を調整できる。このため、外筒の先端を部品実装側に挿入しやすくできる。この結果、部品の部品実装側への実装作業を効率良く行うことができる。
請求項5の吸着治具では、外筒は透明な部材により形成されている。保持部に吸着される部品の方向を外筒の外部から確認できるため、例えば部品の部品実装側への実装作業を効率良く行うことができる。この結果、部品を実装するための工数を削減できる。
請求項6の吸着治具では、外筒の先端は、面取りされている。したがって、部品を部品実装側に実装するために、例えば、部品実装側の挿入穴に外筒を挿入する際に、部品実装側の挿入穴の開口端と外筒の先端が互いに突き当たることを防止できる。このため、部品実装側の挿入穴に外筒を容易に挿入できる。この結果、部品の部品実装側への実装作業を効率良く行うことができる。
請求項7の吸着治具では、内筒は、内溝部の先端側の外周部から後端側に向けて内部空間に貫通する通気穴を備える。通気穴の外周部側の開口端は、外筒の挿入時に、外筒の先端から露出する位置に形成されている。外筒の先端が、例えば部品実装側の凹部等に挿入された場合に、部品実装側に付着した埃を、外溝部及び内溝部と、露出した通気穴との両方を介して内筒の内部空間に流すことができる。このため、部品実装側に付着したより多くの埃を吸引できる。
請求項8の吸着治具では、外筒の後端側に配置され、外筒の軸長方向に弾性を有する弾性部材を備える。内筒は、外筒の挿入時に、弾性部材を外筒の軸長方向に収縮させるために、弾性部材の外筒と反対側の端が当接された当接部を外周部に備えている。例えば内筒の保持部に吸着させた部品を部品実装側に実装するために、内筒を外筒に対して部品実装側に向けて摺動させた場合、弾性部材は外筒の軸長方向に撓む。この撓みによる反力によって内筒の当接部が部品実装側と反対方向に押されることで、部品を部品実装側に実装した後、内筒を元の位置に自動的に戻すことができる。このため、部品の部品実装側への実装作業を効率良く行うことができる。
請求項9の吸着治具では、内筒は、外筒が所定の長さだけ挿入された時に、外筒の後端と当接する突起部を外周部に備えている。例えば内筒の保持部に吸着させた部品を部品実装側に実装するために、内筒を外筒に対して部品実装側に向けて摺動させた場合に、部品の部品実装側への実装に合わせて内筒の突起部が外筒の後端に当接することで、実装作業が完了したことを確認できる。
請求項10の吸着治具では、外筒の先端側の内面は、外筒の軸長方向に対して外筒の後端側に窄んだ漏斗状に形成されている。したがって、外筒の内筒への挿入時に、内筒の後端から空気を吸引することで、外筒の外部から外筒の先端側の内面に流れ込んだ空気を内筒の先端に向けて集中して流すことができる。この空気の流れにより部品が内筒に向けて移動することで、部品を内筒の保持部に確実に吸着させることができる。
本発明では、電子部品の部品実装側への実装時に、吸着治具の先端側の外周部が挿入された部品実装側に付着した埃を吸引できる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の吸着治具の一実施形態を示している。吸着治具100は、外筒200と内筒300とで構成されている。外筒200及び内筒300は、例えば、透明なアクリル等を用いて構成されている。このため、複雑な形状を有する外筒200及び内筒300を樹脂成形により簡易に形成できる。
外筒200は、円筒状に形成され、外周部10と内部空間12とを有している。外筒200には、先端14の外周部10から内部空間12に貫通し、軸長方向Lに対して螺旋状に延在する複数の外溝部16が形成されている。
内筒300は、円筒状に形成され、外周部20及び内部空間22(吸引口)を有している。なお、図1では内筒300の先端24側のみを示し、後端側は図示を省略している。内筒300の後端側には、後述する図4に示すバキューム装置600が接続されている。
内筒300は、外周部20から内部空間22に貫通する複数の内溝部26を有している。この例では、内溝部26は、軸長方向Lに沿って形成されている。外周部20の開口端28側には、外周部20から内部空間22に貫通する一対の通気穴30が形成されている。この例では、開口端28(保持部)の外径bは、外筒200の先端14の開口端18の内径aよりわずかに小さく形成されている。このため、外筒200を、内筒300の先端24側の外周部20に摺動自在に挿入可能である。
スリーブ400は、光ケーブルコネクタのハウジング500の内部で一対の光ファイバケーブルを互いに接続するための部品である。スリーブ400は、円筒状に形成され、鍔部32、柱部34、36を有している。スリーブ400には、挿入穴38が形成されている。挿入穴38には、スリーブ400のハウジング500への実装後、ハウジング500内で一対の光ファイバケーブルの先端に設けられた光ファイバフェルールが挿入される。
ハウジング500は、挿通穴40と、この挿通穴40の反対側に形成され、円柱状に窪んだ凹部42とを有している。凹部42の開口端の内径dは、外筒200の先端14の外周部10の外径cよりわずかに大きく形成されている。このため、外筒200の先端14側を、凹部42に挿入可能である。
図2は、外筒200の内部空間12に内筒300が挿入された状態を示している。外筒200の先端14側に形成された各外溝部16は、外筒200の軸長方向に対して螺旋状に形成されている。したがって、内筒300の後端側に形成されたバキューム装置から空気を吸引することで、外筒200の外部から各外溝部16を介して内筒300の内部空間22に流れ込んだ空気は、図のように渦を巻きながらバキューム装置に向けて流れる。この渦巻き状の空気は、周辺の空気を広い範囲から吸い込みながら流れる。
図3は、外筒200の外溝部16と内筒300の内溝部26との詳細を示している。図1でも述べたように、各外溝部16は、外筒200の軸長方向に対して斜めに(螺旋状に)形成されている。このため、外筒200が内筒300に対して所定の角度だけ回転して挿入された場合にも、外溝部16の一部を内溝部26のいずれかに常に一致させることができる。この結果、外溝部16と内溝部26とを介して、外筒200の外周部10と内筒300の内部空間22(図1)との間に空気の経路を常に形成できる。
図のように、外筒200の先端14は面取りされている。したがって、ハウジング500の凹部42に外筒200の先端14を挿入する際に、凹部42の開口端42aと外筒200の開口端18とが互いに突き当たることを防止できる。このため、凹部42に外筒200の先端14を容易に挿入できる。
また、外筒200の各外溝部16は、外筒200の先端から切り込まれたスリット形状を有する。切り込まれたスリットにより外筒200の先端14を窄ませることができる。したがって、ハウジング500の凹部42に外筒200の先端14を挿入する際に、開口端42aの内径の大きさに合わせて、外筒200の先端14側の外周部10の外径を調整できる。このため、外筒200の先端14をハウジング500に挿入しやすくできる。
図4、図6、図7は、本発明の吸着治具100を用いて、ハウジング500にスリーブ400を取り付ける状態を示している。図4において、内筒300には、先端24の脇の外周部20から後端側に向けて内部空間22に貫通する一対の通気穴30が形成されている。
内筒300の外周部20の周囲には、断面L字状の突起部44(当接部)が形成されている。突起部44の先端24側には、コイルスプリング46(弾性部材)が配置されている。コイルスプリング46は、外筒200の軸長方向に弾性を有している。
内筒300の後端側の外周部20には、雄ねじ部48が形成されている。雄ねじ部48には、ナット部材50(突起部)が取り付けられる。ナット部材50を回動により内筒300の軸長方向に移動させることで、ナット部材50から外筒200の後端52までの距離を調整できる。すなわち、内筒300が外筒200に対して移動する距離を調整できる。
内筒300の後端には、内部空間22とバキューム装置600とを接続するためのホース54が取り付けられている。ホース54を介してバキューム装置600から空気が吸引されることで、スリーブ400は内筒300の先端24側に吸着される。スリーブ400は、先端24に吸着された状態でハウジング500に実装される。この例では、スリーブ400の先端24への吸着時、スリーブ400の柱部36は、内筒300の開口端28に当接する。
図1で述べたように、外筒200は透明な部材により構成されている。このため、内筒300の先端24に吸着されるスリーブ400の方向を外筒200の外部から確認できる。このため、スリーブ400のハウジング500への実装作業を効率良く行うことができる。この結果、スリーブ400を実装するための工数を削減できる。
外筒200の先端14側の内面56と内筒300の先端24側の開口端28は、外筒200の軸長方向に対して外筒200の後端52側に窄んだ漏斗状に形成されている。したがって、バキューム装置600により内筒300内の空気を吸引することで、外筒200の外部から内面56に流れ込んだ空気を内筒300の開口端28側に集中して流すことができる。この空気の流れによりスリーブ400が、内面56、開口端28の斜面に沿って内筒300側に吸い込まれることで、スリーブ400の柱部36を内筒300の開口端28に確実に吸着させることができる。
外筒200の後端52の脇には、内側に向けて突出するストッパ58が形成されている。ストッパ58は、突起部44の後端52側に当接する。この当接により、外筒200がコイルスプリング46からの弾力を受けて内筒300の先端24側に移動することを防止できる。すなわち、外筒200が内筒300から外れることを防止できる。
ハウジング500の凹部42は、側部42bと底部42cとを有している。底部42cには、スリーブ400の柱部34に対応する位置に、凹部60が形成されている。凹部60には、スリーブ400のハウジング500への実装時にスリーブ400の鍔部32と当接する当接面60aが形成されている。
図5は、図4の吸着治具100のA−A’線の断面を示している。内筒300には、突起部44を切り欠いて軸長方向に延在する矩形状の切欠部44aが形成されている。切欠部44aは、ストッパ58の断面積より大きい。本吸着治具の組み立て工程において、内筒300を外筒200に挿入する場合、切欠部44aをストッパ58に合わせ、内筒300が外筒200の後端52から開口端42aに挿入される。切欠部44aをストッパ58よりも先端14側に移動させた後、内筒300を回動することにより切欠部44aは図示した位置まで移動し、ストッパ58が突起部44の後端52側に当接する。このため、内筒300が外筒200から外れることが防止される。
図6において、外筒200及び内筒300をハウジング500側に押圧することで、先端14側の開口端18は、凹部42の底部42cに当接する。当接時、外溝部16と内溝部26とにより形成された空気Airの経路により、凹部42の側部42bと外筒200の先端14側の外周部10との間に形成された空間と、内筒300の内部空間22との間に空気Airの経路を形成できる。
この時、ハウジング500の挿通穴40から外筒200側に流入した空気Airの一部は、スリーブ400の挿入穴38を介してバキューム装置600に向けて流れる。その他の空気Airは、外溝部16を介して側部42b側に流入する。そして、この空気Airは、側部42bに沿って流れた後、外溝部16と内溝部26とを介してバキューム装置600に向けて流れる。
図2で述べたように、側部42bと外周部10との間に形成された空間から外溝部16及び内溝部26を介して内部空間22に流れ込んだ空気Airは、周辺の空気Airを広い範囲から吸い込みながら流れることができる。したがって、この空気Airによって側部42bに付着したより多くの埃をバキューム装置600から吸引できる。
図7において、外筒200及び内筒300を更にハウジング500側に押圧すると、スリーブ400は、鍔部32が当接面60aに当接する位置まで移動する。この当接により、スリーブ400は凹部60に固定され、スリーブ400はハウジング500に実装される。スリーブ400のハウジング500への実装に合わせて、ナット部材50が外筒200の後端52に当接する。この当接により、スリーブ400の実装作業が完了したことを確認できる。
図7の状態で、通気穴30の外筒200側の開口端が、外筒200の内側から露出する。この露出により、通気穴30と外溝部16とを結ぶ空気Airの経路が形成される。形成された経路により、側部42bに付着した埃をバキューム装置600に向けて流すことができる。このため、外溝部16と内溝部26とから形成された空気の経路と、外溝部16と通気穴30とから形成された空気の経路との両方を介して側部42bに付着した埃をバキューム装置600に向けて流すことができる。この結果、側部42bに付着したより多くの埃を吸引できる。
この摺動により、コイルスプリング46は、外筒200の軸長方向に撓む。この撓みによる反力によって内筒300の突起部44がハウジング500と反対側に押されることで、スリーブ400をハウジング500に実装した後、外筒200及び内筒300をハウジング500から引き出すだけで、内筒300を元の位置(図6の状態)に自動的に戻すことができる。このため、スリーブ400のハウジング500への実装作業を効率良く行うことができる。
以上、この実施形態では、外溝部16と内溝部26とにより形成された空気Airの経路により、凹部42と外周部10との間に形成された空間と、内部空間22との間に空気Airの経路を形成できる。この結果、形成された空気Airの経路を介してバキューム装置600から空気Airを吸引することで,この空気Airにより凹部42に付着した埃を内筒300の内部空間22から吸引できる。
なお、上述した第1の実施形態では、外筒200及び内筒300に、外溝部16及び内溝部26がそれぞれ形成される例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。外筒200は、外溝部16の後端52側に、外周部10から内部空間12に貫通する空気の導入路を備え、内筒300は、外周部20から内部空間22に貫通し、外筒200の挿入時に上述の導入路と一致する貫通路を備えるものでもよい。
以上、本発明について詳細に説明してきたが、上記の実施形態及びその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
本発明は、電子部品等を吸着して部品実装側に実装する吸着治具に適用される。
本発明の吸着治具の第1の実施形態を示す側面図である。 外筒の先端に内筒が挿入された状態を示す正面図である。 外筒の外溝部と内筒の内溝部との詳細を示す側面図である。 本発明の吸着治具を用いてハウジングにスリーブを取り付ける状態を示す断面図である。 図4のA−A’線に沿う断面図である。 本発明の吸着治具を用いてハウジングにスリーブを取り付ける状態を示す断面図である。 本発明の吸着治具を用いてハウジングにスリーブを取り付ける状態を示す断面図である。
符号の説明
10 外周部
12 内部空間
14 先端
16 外溝部
18 開口端
20 外周部
22 内部空間
24 先端
26 内溝部
28 開口端
30 通気穴
32 鍔部
34、36 柱部
38 挿入穴
40 挿通穴
42 凹部
42a 開口端
42b 側部
42c 底部
44 突起部
44a 切欠部
46 コイルスプリング
48 雄ねじ部
50 ナット部材
52 後端
54 ホース
56 内面
58 ストッパ
60 凹部
60a 当接面
100 吸着治具
200 外筒
300 内筒
400 スリーブ
500 ハウジング
600 バキューム装置

Claims (10)

  1. 先端に部品を吸着する保持部を有し、後端に空気を吸引する吸引口を有する内筒と、
    先端側の外周部から内部空間に貫通し、軸長方向に延在する複数の外溝部を有し、前記内筒の先端側の外周部に摺動自在に挿入される外筒とを備え、
    前記内筒は、外周部から内部空間に貫通し、前記外筒の前記内筒への挿入時に前記外溝部の少なくとも一部と一致する複数の内溝部を備えることを特徴とする吸着治具。
  2. 請求項1記載の吸着治具において、
    前記外筒の前記各外溝部は、前記外筒の軸長方向に対して斜めに形成されていることを特徴とする吸着治具。
  3. 請求項2記載の吸着治具において、
    前記外筒の前記各外溝部は、前記外筒の軸長方向に対して螺旋状に形成されていることを特徴とする吸着治具。
  4. 請求項1記載の吸着治具において、
    前記外筒の前記各外溝部は、前記外筒の先端から切り込まれたスリット形状を有することを特徴とする吸着治具。
  5. 請求項1記載の吸着治具において、
    前記外筒は透明な部材により形成されていることを特徴とする吸着治具。
  6. 請求項1記載の吸着治具において、
    前記外筒の先端の外周部は、面取りされていることを特徴とする吸着治具。
  7. 請求項1記載の吸着治具において、
    前記内筒は、内溝部の先端側の外周部から後端側に向けて内部空間に貫通する通気穴を備え、
    前記通気穴の外周部側の開口端は、前記外筒の挿入時に、前記外筒の先端から露出する位置に形成されていることを特徴とする吸着治具。
  8. 請求項1記載の吸着治具において、
    前記外筒の後端側に配置され、前記外筒の軸長方向に弾性を有する弾性部材を備え、
    前記内筒は、前記外筒の挿入時に、前記弾性部材を前記外筒の軸長方向に収縮させるために、前記弾性部材の前記外筒と反対側の端が当接された当接部を外周部に備えていることを特徴とする吸着治具。
  9. 請求項1記載の吸着治具において、
    前記内筒は、前記外筒が所定の長さだけ挿入された時に、前記外筒の後端と当接する突起部を外周部に備えていることを特徴とする吸着治具。
  10. 請求項1記載の吸着治具において、
    前記外筒の先端側の内面は、前記外筒の軸長方向に対して前記外筒の後端側に窄んだ漏斗状に形成されていることを特徴とする吸着治具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013049097A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Fuji Mach Mfg Co Ltd 部品装着ヘッド
JPWO2015111156A1 (ja) * 2014-01-22 2017-03-23 富士機械製造株式会社 電子部品装着用吸着ノズル

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