JP2006343626A - 擬似模型を用いた観賞用水槽及びこれに用いる擬似模型 - Google Patents

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Abstract

【課題】 観賞用水槽における擬似模型の動作をより現実に近いものとして、その鑑賞価値を高める。
【解決手段】 1次コイルを巻回した観賞用水槽で使用される擬似模型であって、魚体を模した第1本体部材と第2本体部材を気密状に組み合せて形成され、内部に窪部を設けると共に、後方部に受溝を有する本体と、前記久窪部内に収納した2次コイル及びその誘起電流を低周波電流に変換する周波数変換器と、前記本体の受溝内へ嵌合固定した箱型の尾部受枠体と、前記尾部受枠体内に配置され、前記周波数変換器からの低周波電流によ励磁される電磁石コイルと、前記受溝内へ先端部を挿入して当該受枠体に左右方向へ揺動可能に軸支した魚の尾に模した揺動体と、受溝内へ挿入した揺動体の先端部に固定した継鉄板及びその両端部に前記電磁石コイルの交番磁極と対向状に固定した永久磁石とから擬似模型を構成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、擬似模型を用いた観賞用水槽とこれに用いる擬似模型の改良に関するものであり、水槽内の水流や気泡流のみによって熱帯魚等に似せた擬似模型を遊泳させるものではなく、尾びれ等に相当する揺動体の運動により、恰かも生きた熱帯魚が泳いでいるような高度で複雑な遊泳運動の現出を可能とした擬似模型を用いた観賞用水槽と、これに用いる擬似模型に関するものである。
一般に、観賞用水槽内で飼育する金魚や熱帯魚の管理には多くの手数を必要とする。そのため、生きた熱帯魚等に代えてこれ等の所謂擬似模型を使用することが多く行われている。
図10は、従前のこの種模擬模型を用いた観賞用水槽の一例を示すものであり、本願出願人が先に特開平7−230257号として公開しているものである。
即ち、水槽Aの内部には水が張られ、この中に熱帯魚等の擬似模型Bが入れられている。水槽Aの底部には空気噴出体Cが設けられており、空気ポンプDからの空気が空気噴出体Cから噴出されることにより、水槽A内に複雑な水流が形成されている。
一方、模擬模型(熱帯魚)Bは、その比重を1.002〜0.998位の値に調整されており、その結果、水槽A内に形成された水流に乗って、模擬模型Bは上下及び左右方向へ恰も生きた魚が泳いでいるような状態で遊動する。
しかし、前記模擬模型Bの遊泳は、水槽A内に発生している水流のみに支配されているため、どうしても遊泳の姿勢や軌跡が単純で決まった状態のものとなり、単調で意外性に欠け、所謂鑑賞上の面白味が乏しくて飽き易いと云う難点がある。
また、空気ポンプDの送気能力が低下すると、必然的に水槽A内の水流が弱まるために模擬模型Bの遊動性が低下し、その結果、模擬模型Bの遊泳範囲が水槽A内の極く一部分に限られるようになり、観賞用水槽としての価値が大幅に低下する。
特開平7−230257号 特開平7−281624号 実登第3018555号
本発明は、従前のこの種熱帯魚等の擬似模型を用いた観賞用水槽における上述の如き問題、即ち、イ.擬似模型の遊泳姿勢や遊泳軌跡が単純過ぎ、面白味に欠けて飽き易いこと及びロ.空気ポンプDの送気能力が低下すると、擬似模型の遊泳範囲が小領域に限られるようになり、擬似模型の移動範囲が狭くなること等の問題を基本的に解決せんとするものであり、擬似模型の一部、例えば熱帯魚の尾びれに相当する部分を所謂2次誘導による電磁力を用いて所定のサイクルで上下又は左右方向へ揺動させることにより擬似模型自体を前方へ推進させるようにし、これによって生きた実際の鑑賞魚の遊泳運動により近い状態を現出できるようにした擬似模型を用いた観賞用水槽と、これに用いる擬似模型を提供することを発明の主たる目的とするものである。
請求項1の発明は、水を満たすための槽本体2と、槽本体2の外側面に上下方向に間隔Hを置いて巻回した少なくとも二つの1次コイル8a、8bと、前記1次コイル8a、8bへ交番電流を供給する電源・制御装置9と、槽本体2内に配設した空気噴出口13を備えた空気噴出パイプ12と、当該空気噴出パイプ12へ空気パイプ11を通して空気を供給する空気ポンプ10と、本体15とこれに上下又は左右方向へ揺動自在に軸支した揺動体16とから成り、前記本体15の内部に2次コイル17aとこれに接続した電磁石コイル23を設けると共に、前記揺動体16の軸支側の端部に前記電磁石コイル23と対向状に永久磁石24a、24bを固定した比重が0.98〜1.02の槽本体2内へ入れる擬似模型14とから構成され、前記1次コイル8aの交番磁束φ との鎖交による2次コイル17aの誘起起電力により電磁石コイル23に交番磁極を発生させ、当該交番磁極と永久磁石24a、24bとの間の磁力により揺動体16を揺動させて擬似模型14に推進力を与えることを発明の基本構成とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、擬似模型14を魚類模型とすると共に、揺動体16を魚類の尾部の形状としてこれを左右方向に揺動させるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、槽本体2の底部をベース台3により支持すると共に、ベース台3に立設したサポート体5a、5bに固定したサポートリング6により槽本体2の上方外側部を支持し、また、前記サポートリング6内に上部1次コイル8aを収納すると共にベース台3内に下部1次コイル8bを収納する構成としたものである。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、ベース台3の底部下方の空間部に電源・制御装置9及び空気ポンプ10を収納する構成としたものである。
請求項5の発明は、魚体を模した第1本体部材19と第2本体部材20を気密状に組み合せて形成され、内部に窪部18を設けると共に、後方部に受溝21を有する本体15と、前記久窪部18内に収納した2次コイル17a及びその誘起電流を低周波電流に変換する周波数変換器17bと、前記本体15の受溝21内へ嵌合固定した箱型の尾部受枠体22と、前記尾部受枠体22内に配置されて前記周波数変換器17bからの低周波電流によ励磁される電磁石コイル23と、前記受溝21内へ先端部を挿入して当該受枠体22に左右方向へ揺動可能に軸支した魚の尾に模した揺動体16と、受溝21内へ挿入した揺動体16の先端部に固定した継鉄板25及びその両端部に前記電磁石コイル23の交番磁極と対向状に固定した永久磁石24a、24bとから構成したことを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、電磁石コイル23へ供給する交番電流の周波数を0.5〜2Hzとするようにしたものである。
本発明に係る擬似模型を用いた観賞用水槽にあっては、擬似模型が所謂本物の魚のような遊泳を行うために鑑賞用水槽としての価値が上昇し、所謂面白味が飛躍的に向上すると共に看者に飽きが来ないと云う効用がある。
また、擬似模型の揺動体(尾部)の駆動力を電磁誘導を利用して得る構成としているため、擬似模型そのものを比較的小型に、しかもより簡単且つ安価に製造することができるうえ、故障等の発生も少なく、メンテナンスフリー化が可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。図1は本発明に係る擬似模型を用いた鑑賞用水槽の側面図であり、図2は図1のイ−イ視断面概要図で、図3は図2のロ−ロ視断面概要図である。
図1〜図3に於いて、1は観賞用水槽、2は槽本体、2aは上蓋体、3はベース台、3aはベース台底板、4はカバー体、5a・5bはサポート体、6はサポートリング、7aは上部1次コイル収納部、7bは下部1次コイル収納部、8aは上部1次コイル、8bは下部1次コイル、8cはコイル接続線、9は電源・制御装置、10は空気ポンプ、11は空気パイプ、11a、11bはベンド接手、12は空気噴出パイプ、13は空気吹出口である。
観賞用水槽1は、槽本体2と、槽本体2を支持するベース台3と、槽本体2の上方部外側面を支持するサポートリング6と、サポートリング6をベース台3に支持固定するサポート体5a・5bと、サポートリング6の内部に収納した上部1次コイル8aと、ベース台3の上部の収納部7bの内部に収納した下部1次コイル8bと、槽本体2の底面に配設した空気噴出パイプ12と、空気噴出パイプ12へ送気する空気ポンプ10及び空気パイプ11と、コイル接続用リード線8cと、空気パイプ11のカバー体4等から形成されている。
前記槽本体2は透明な合成樹脂材により形成されており、断面形状は略楕円形であって、上方部は開放されており、上蓋体2aが着脱自在に装着されている。
前記ベース台3は、槽本体2を支持するためのものであり、上方部に槽本体2の下方部を挿着するための凹部を備えた台型に形成されており、また、その下方空間部の内方には電源・制御装置9及び空気ポンプ10等が収納されている。
また、ベース台3の側壁上方部には断面が四角状の下部1次コイル収納部7bがリング状に形成されており、当該収納部7b内へ下部1次コイル8bが収納されている。
更に、ベース台3の上方には、サポート体5a・5bを介して断面四角状の楕円形のサポートリング6が支持されている。
即ち、当該サポートリング6は、内方の上部コイル収納部7a内に上部1次コイル8aを収容すると共に、サポートリング6の内壁面により槽本体2の上部側壁面を支持固定する。
又、サポートリング6の上端部外周面は所謂波形6aに形成されており、これによって内部に収容した水の外表面が、波打ち状に見えることとなる。
尚、両コイル8a、8bは、約1mmφのエナメル線を25〜30回巻回することにより形成されており、電源・制御装置9から約20〜30KHZの高周波電流が供給される。
前記上部1次コイル7aと下部1次コイル7bとはカバー兼用の一方のサポート体5a内に収納したリード線8cを介して直列に接続されている。
また、前記空気パイプ11の往路側は断面が半円形のカバー体4によって覆われており、外部から目視できないようになっている。
尚、本願発明で使用する前記鑑賞用水槽1は、槽本体2の外周面に約90〜100cmの間隔Hを置いて上部1次コイル8aと下部1次コイル8bを配置すると共に、両コイル8a・8bを直列に接続してこれに電源・制御装置9から後述するように高周波電流(1次励磁電流)を流す構成とした点が、従前のこの種観賞用水槽の槽本体と構造上大きく異なる点であり、槽本体2やその支持用ベース台3及びサポート台5a・5bの構成は、任意に選択可能なものである。
また、本実施例では1次コイルを2ヶとし且つこれを直列状に連結する構成としているが、1次コイルの数は2個以上であってもよく、更に、各コイルを並列状に接続することも可能である。更に、1次コイルの巻数や励磁電流の周波数は任意に選定可能であり、槽本体2内の水中に所定の磁束密度の交番磁束φを形成することが出来さえすれば良い。
図4は本発明で使用する擬似模型14の一例を示す正面図であり、金魚を模した擬似模型が使用されている。尚、擬似模型14の魚種や形態は自由に選定されるものであり、通常は小型金魚や熱帯魚を模したものが多く利用される。
当該擬似模型14はその比重が約0.998〜1.002となるように内部に組み込む部品や模型本体15等の重量及び空間容積が選定されており、槽本体2内では、水流や気泡流によって従前の擬似模型の場合と同様に自由に遊泳することができる。
前記擬似模型14は魚体に対応する本体15と、魚の尾部に対応する揺動体16とから形成されている。即ち、揺動体16は、本体15の後端部へその前端部が支持ピン16aにより回動可能に軸支されており、その結果、揺動体16の後方部は後述するように、あたかも魚の尾部のように上下又は左右方向へ揺動する。
前記本体15は図5に示す如く電気関係部材17を収容するための窪部18を設けた第1本体部材19と、第1本体部材19へ気密状に組み付けられて本体15及びその窪部18を形成する第2本体部材20とから形成されており、何れも合成樹脂材を用いて成型されている。
また、前記本体15の内部空間、即ち第1本体部材19と第2本体部材20により形成された窪部18内には、電気関係部材17が収納されている。当該電気関係部材17には2個の直列に接続された2次コイル17a・17a、2次コイル17a・17aの高周波誘起電流を0.5〜2.5(好ましくは1〜1.5)Hzの低周波電流に変換するための周波数変換器17b、周波数変換器17b等を構成する各種部品を形成したボード17c等が含まれており、前記窪部18内に収納・組付けされている。
尚、図5の実施例では、電気関係部材の全重量は8gr及び窪部18の容積は10ccとされている。
更に、前記揺動体(尾部)16は、図5に示すように前記第1本体部材19及び第2本体部材20の後部に形成した受溝21内へ挿入固定した尾部受枠体22を介して、本体15の後端部へ左右方向に揺動自在に軸支されている。
即ち、図5及び図6に示すように、前記第1本体部19の受溝21には嵌合溝21a、21aが形成されており、この嵌合溝21a、21a内へ尾部受枠体22の前端部の上・下面に形成した嵌合突部22aを嵌着することにより、尾部受枠体22が受溝21内へ写密状に固定される。
また、前記尾部受枠体22は、後方部が開口した四角状の箱型に形成されており、箱型の尾部受枠体22の内方の下面側には電磁石コイル23のコイル受溝22cが設けられており、ここに電磁石コイル23が嵌合固定されている。
一方、当該尾部受枠体22の後方開口部へは、揺動体(尾部)16の尾部支持突起16bが挿入されており、支持ピン16aを尾部受枠体22の上壁22bに形成したピン支持孔22dへ嵌合固定することにより、揺動体(尾部)16が左右方向へ揺動自在に尾部受枠体22へ軸支されている。
また、前記揺動体16の支持突起16bには、図6及び図7に示すように長方形状の高透磁率の継鉄板(高透磁率ステンレス鋼)25が固定されており、その両端部の下面側には下方向へ向けて永久磁石24a・24bが固定されている。
尚、前記各永久磁石24a、24bは、図6及び図7に示すように電磁石コイル23の形成する交番磁極と対向するように配置されており、後述するようにリード線23aを通して前記2次コイル17aの高周波2次誘起電流を低周波(0.5〜2HZ)に変換した励磁電流を電磁石コイル23へ供給することにより、0.5〜2HZでもって電磁石の極性が反転することになる。
その結果、継鉄板25の両端に前記電磁石コイル23と対向状に配置した両永久磁石24a、24bには、電磁石コイル23の磁極が交番することにより交互に逆方向の反発・吸引力が作用をし、揺動体(尾部)16は図8及び図9に示す状態に左右方向へ交互に揺動される。
尚、擬似模型14そのものは水中に侵漬されるため、電気関係部材17内へ水が侵入しない構成としてあることは勿論であり、電磁石コイル23の上面には合成樹脂製の防水膜
(図示省略)が設けられている。又、本実施例では永久磁石24a、24bを2個設けるようにしているが、1個のみにすることも可能である。
次に、本発明に係る擬似模型を用いた鑑賞用水槽の作動について説明する。
図2に示す如く、槽本体2内へ所定量の水を充満させ、これに複数個の擬似模型14を浮かべる。又、空気ポンプ10から空気を供給し、空気噴出口13から水内へ空気を噴出させる。
前記空気の噴出により、槽本体2内には複雑な水流が形成され、当該水流により擬似模型14は上下、左右及び前後方向へ任意に移動をする。尚、擬似模型14の比重は0.98〜1.02の間に、また、その重心は、魚型の擬似模型がほぼ水平姿勢となる位置に予め設定されていることは勿論である。
電源・制御装置9から下部1次コイル8b、コイル接続線8c、上部1次コイル8aを通して高周波電流(約20〜30KHZ)を供給すると、上・下1次コイル8a、8bにより槽本体2内部には1次交番磁界φ1 が矢印方向に発生する。
又、この1次交番磁界φ1 は擬似模型14の本体15の内部に配設した2次コイル17a・17aと鎖交し、当該2次コイル17a・17aに高周波の2次誘起電力が誘導される。
更に、直列状に接続された2次コイル17a・17aに誘起した高周波誘起電流(20〜30KHZ)は、整流回路と低周波発生回路等の組み合せから成る周波数変換器17bにより0.5〜2HZの低周波電流に変換され、この0.5〜2HZの低周波電流が電磁石用リード線23aを通して電磁石コイル23へ供給され電磁石の極性が0.5〜2HZの周波数で交番することになる。
一方、前記電磁石コイル23の上方には、尾部支持突起16bの端部に固定した二つの永久磁石24a・24bがこれと対向状に配置されており、電磁石コイル23の極性が交番することにより、両永久磁石24a・24bとの間に吸引及び反発力が交互に作用する。
これにより、擬似模型14の揺動体(尾部)16は支持ピン16aを軸支点として左右方向へ1〜2HZのサイクルでもって揺動され、結果として擬似模型14は尾部を振りつつ、恰も魚が遊泳するような状態で前方へ進行する。
そのため、擬似模型14の遊泳状態は従前の水流や気泡流のみによって遊泳する場合に比較して極めて複雑な動きをすることになり、看者の興味を強くひきつけることができると共に、所謂飽きが来ない状態となる。
尚、擬似模型の種類は如何なるものであってもよく、また、揺動体16の揺動方向も実施例のように左右方向とせず、上下方向に揺動する構成とすることも可能である。
本発明は、擬似模型を用いた観賞用水槽に広く用いることができ、且つ擬似模型は魚類のみならず、潜水艇やその他のものであってもよい。
本発明の擬似模型を用いた鑑賞用水槽の側面図である。 図1のイ−イ視断面概要図である。 図2のロ−ロ視断面図である。 擬似模型の一例を示す正面図である。 図4の擬似模型の分解説明図である。 擬似模型の尾部の拡大縦断面概要図である。 擬似模型の尾部の作動説明図(中間位置)である。 擬似模型の尾部の一方への作動説明図である。 擬似模型の尾部の他方への作動説明図である。 従前の擬似模型を用いた観賞用水槽の斜面図である。
符号の説明
H コイルの間隔
φ 1次交番磁束
1 観賞用水槽
2 槽本体
2a 上蓋体
3 ベース台
3a ベース台底板
4 カバー体
5a・5b サポート体
6 サポートリング
7a 上部1次コイル収納部
7b 下部1次コイル収納部
8a 上部1次コイル
8b 下部1次コイル
8c コイル接続線
9 電源・制御装置
10 空気ポンプ
11 空気パイプ
11a・11b ベンド接手
12 空気噴出パイプ
13 空気噴出口
14 擬似模型(擬似金魚)
15 本体
16 揺動体
16a 支持ピン
16b 尾部支持突起
17 電気関係部材
17a 2次コイル
17b 周波数変換器
17c ボード
17d 電源電池
18 窪部
19 第1本体部材
20 第2本体部材
21 受溝
21a 嵌合孔
22 尾部受枠体
22a・22a 突部
22b 上壁
22c コイル受溝
22d ピン支持孔
23 電磁石コイル
23a 電磁石用リード線
24a・24b 永久磁石
25 継鉄板

Claims (6)

  1. 水を満たすための槽本体(2)と、槽本体(2)の外側面に上下方向に間隔(H)を置いて巻回した少なくとも二つの1次コイル(8a)、(8b)と、前記1次コイル(8a)、(8b)へ交番電流を供給する電源・制御装置(9)と、槽本体(2)内に配設した空気噴出口(13)を備えた空気噴出パイプ(12)と、当該空気噴出パイプ(12)へ空気パイプ(11)を通して空気を供給する空気ポンプ(10)と、本体(15)とこれに上下又は左右方向へ揺動自在に軸支した揺動体(16)とから成り、前記本体(15)の内部に2次コイル(17a)とこれに接続した電磁石コイル(23)を設けると共に、前記揺動体(16)の軸支側の端部に前記電磁石コイル(23)と対向状に永久磁石(24a)、(24b)を固定した比重が0.98〜1.02の槽本体(2)内へ入れる擬似模型(14)とから構成され、前記1次コイル(8a)の交番磁束(φ )との鎖交による2次コイル(17a)の誘起起電力により電磁石コイル(23)に交番磁極を発生させ、当該交番磁極と永久磁石(24a)、(24b)との間の磁力により揺動体(16)を揺動させて擬似模型(14)に推進力を与えることを特徴とする擬似模型を用いた観賞用水槽。
  2. 擬似模型(14)を魚類模型とすると共に、揺動体(16)を魚類の尾部の形状としてこれを左右方向に揺動させるようにした請求項1に記載の擬似模型を用いた観賞用水槽。
  3. 槽本体(2)の底部をベース台(3)により支持すると共に、ベース台(3)に立設したサポート体(5a)、(5b)に固定したサポートリング(6)により槽本体(2)の上方外側部を支持し、また、前記サポートリング(6)内に上部1次コイル(8a)を収納すると共にベース台(3)内に下部1次コイル(8b)を収納する構成とした請求項1に記載の擬似模型を用いた観賞用水槽。
  4. ベース台(3)の底部下方の空間部に電源・制御装置(9)及び空気ポンプ(10)を収納する構成とした請求項1に記載の擬似模型を用いた観賞用水槽。
  5. 魚体を模した第1本体部材(19)と第2本体部材(20)を気密状に組み合せて形成され、内部に窪部(18)を設けると共に後方部に受溝(21)を有する本体(15)と、前記久窪部(18)内に収納した2次コイル(17a)及びその誘起電流を低周波電流に変換する周波数変換器(17b)と、前記本体(15)の受溝(21)内へ嵌合固定した箱型の尾部受枠体(22)と、前記尾部受枠体(22)内に配置されて前記周波数変換器(17b)からの低周波電流により励磁される電磁石コイル(23)と、前記受溝(21)内へ先端部を挿入して当該受枠体(22)に左右方向へ揺動可能に軸支した魚の尾に模した揺動体(16)と、受溝(21)内へ挿入した揺動体(16)の先端部に固定した継鉄板(25)及びその両端部に前記電磁石コイル(23)の交番磁極と対向状に固定した永久磁石(24a)、(24b)とから構成したことを特徴とする、観賞用水槽に用いる擬似模型。
  6. 電磁石コイル(23)へ供給する交番電流の周波数を0.5〜2Hzとするようにした請求項6に記載の観賞用水槽に用いる擬似模型。
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