JP2006343137A - 容積式ポンプの体積流量算出装置 - Google Patents

容積式ポンプの体積流量算出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 体積流量を適切に算出する。
【解決手段】 エンジンの上流圧(コレクタ圧)をコレクタモデルにより検出し、コレクタ圧、大気圧およびエンジン回転数Neに基づいて体積流量の算出に用いられるポンプ体積効率ηを算出する(ポンプ体積効率算出手段44)。そして、ポンプ体積効率ηとエンジン回転数Neとに基づいて体積流量dVを算出する(dV=η×Veng×Ne/120、体積流量算出手段45)。コレクタ圧が大気圧より低いほどポンプ体積効率ηを小さくし、体積流量dVを少なくする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、容積式ポンプの体積流量算出装置に関する。
従来、内燃機関のシリンダに吸入される流体の体積流量を算出する場合、シリンダによる吸排気作用を容積式ポンプと見なして算出することが知られている(特許文献1)。この場合、モデルにより体積流量dV[m/s]を効率η、排気量Veng[m]およびエンジン回転数Ne[rpm]に基づいて算出していた(dV=η×Veng×Ne/120)。なお、効率ηはエンジン回転数に対する関数として予め設定した値を用いていた。
特表2001−516840号公報
しかしながら、内燃機関のシリンダには燃焼室が存在しており、この部分に流体が残存するため、運転状態によってはモデルによる体積流量の算出精度が低下してしまうという問題があった。
ここで、一般的な内燃機関の圧縮比εは10程度で排気側の圧力は略大気圧程度であり、吸気行程中にピストンが最下部の位置にあってもシリンダ内の最低圧力は大気圧の略1/10程度までしか低下しない。吸気側の圧力(ポンプ上流圧)が大気圧の略1/10程度まで低下するとシリンダ内に流入する流体の体積流量は略ゼロになる。
一方、運転状態がアイドリングや減速時である場合には、ポンプ上流圧が大気圧の略1/3〜1/10に変化するため、体積流量の補正・演算をしなければ実際の体積流量との間に誤差が生じてしまい、モデルによる体積流量の算出精度が悪化してしまうという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、体積流量を適切に算出することを目的とする。
そのため本発明では、容積式ポンプの上流圧を検出し、少なくともポンプ上流圧を含むパラメータに基づいて容積式ポンプの体積流量を算出する。
本発明によれば、ポンプ上流圧を含むパラメータに基づいて体積流量を算出するため、実際の体積流量との間の誤差を抑制して体積流量を適切に算出することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明のエンジン1の体積流量算出装置の構成図である。本発明では、エンジン1の吸排気作用を容積式ポンプとみなして説明する。
エンジン1の各気筒のシリンダ2及びピストン3により画成される燃焼室4には、点火プラグ5を囲むように、吸気バルブ6と排気バルブ7とを備えている。8は排気通路、9は吸気通路である。これによりシリンダ2(燃焼室4)内には、流体の吸排の際に、排気通路8に排出されない流体が残る。
吸気通路9には、上流側からエアクリーナ12および電制スロットルバルブ(バタフライバルブ)13が配設されており、電制スロットルバルブ13のバルブ開口面積に応じて空気をシリンダ2内に導入する。電制スロットルバルブ13は、エンジン制御装置(ECU)30からの開度信号に基づいてバルブ開度が決定される。
吸気通路9のコレクタ11の下流のマニホールドブランチ部には、燃料噴射弁10が配設されている。
また、ECU30には、エアフロメータ23、スロットル開度センサ24、ブーストセンサ(圧力センサ)25、温度センサ26、クランク角センサ27及び大気圧センサ28からの信号が入力される。なお、ブーストセンサ25からの圧力信号は、後述するコレクタモデル51により推定(算出)したコレクタ圧を用いてもよい。
エアフロメータ23は、電制スロットルバルブ13より上流の吸気通路9に設けられた熱線式流量計であり、電制スロットルバルブ13を通過する空気量に応じた信号を出力する。
スロットル開度センサ24は、電制スロットルバルブ13の開度に応じた信号を出力する。
ブーストセンサ25は、電制スロットルバルブ13より下流のコレクタ11に設けられ、コレクタ11内の圧力に応じた信号を出力する。
温度センサ26は、コレクタ11に設けられ、吸気温度に応じた信号を出力する。なお、温度センサ26は、エアフロメータ23またはブーストセンサ25に一体的に設けられるものであってもよい。
クランク角センサ27は、エンジン1に設けられ、エンジン1のクランク角に応じた信号を出力する。このクランク角センサ27の信号によりエンジン回転数を検出可能である。
大気圧センサ28は、大気圧に応じた信号を出力する。
ECU30は、各種センサの出力信号に基づいて各種演算および制御を行う。例えば、各種演算では、吸入空気量、スロットル開度、コレクタ圧力、吸気温度、エンジン回転数、大気圧などの演算を行う。各種制御では、電制スロットルバルブ13の開度制御、燃料噴射弁10からの燃料噴射時期および燃料噴射量の制御、点火プラグ5の点火時期制御などを行う。
次に、本発明の流体(気体)の体積流量算出について図2のモデルブロック図を用いて説明する。これらの算出はECU30内で行われる。なお、図2では、コレクタ圧をブーストセンサ25によらず、コレクタモデル51により推定した値を用いる。
ここで図1に示す通り、吸気通路9においては、コレクタ11が電制スロットルバルブ13とシリンダ2との間に配置されているため、図2のモデルでは、コレクタ11を基準として、コレクタ11に流入する空気流量(電制スロットルバルブ13を通過する空気量)と、コレクタ11から流出する空気流量(シリンダ2に流入する空気量)との収支を考慮する。
スロットルモデル31は、スロットルバルブ13の開度、大気圧、およびコレクタモデル(ポンプ上流圧検出手段)51により推定されたコレクタ圧に基づいてスロットルバルブ13を通過する空気流量を算出する。
シリンダモデル(体積流量算出手段)41は、エンジン回転数、大気圧、およびコレクタモデル51により算出されたコレクタ圧に基づいて流体の体積流量を算出する。
コレクタモデル51は、スロットル通過空気流量、大気圧、吸気温度、エンジン回転数、および体積流量に基づいてコレクタ圧(ポンプ上流圧)を推定する。コレクタモデル51により推定したコレクタ圧は、サイクリック計算を行うため次回の計算においては前回値としてスロットルモデル31およびシリンダモデル41に入力される。
またコレクタモデル51は、推定したコレクタ圧に基づいてコレクタ11内の流体の密度を算出する。この密度は、予め設定しておいた流体密度算出テーブルに推定コレクタ圧を割り当てることで求める。なお、流体密度算出テーブルは、推定コレクタ圧が低ければ流体密度が低くなるように設定されている。
シリンダ吸気量算出手段61は、シリンダモデル41により算出した体積流量と、コレクタモデル51により求めた流体密度とを乗算することでシリンダ吸気量(質量流量)を算出する。これにより算出されたシリンダ吸気量は、例えばECU30により、燃料噴射弁5から噴射する燃料噴射量や、目標吸気量(電制スロットルバルブ13の目標開度)の算出に用いられる。
図3には、シリンダモデル41により流体の体積流量を推定するブロック図について示している。
シリンダモデル41は、基準ポンプ体積効率算出手段42、ポンプ体積効率補正係数算出手段43、ポンプ体積効率算出手段44、および体積流量算出手段45を含んで構成されている。
基準ポンプ体積効率算出手段42は、予め設定しておいた基準ポンプ体積効率テーブルを参照してエンジン回転数に応じた基準ポンプ体積効率を決定する。基準ポンプ体積効率テーブルは、エンジン回転数が所定値まで高くなりそれを越えると効率が低下する用に設定されている。
ポンプ体積効率補正係数算出手段43は、予め設定しておいたポンプ体積効率補正係数算出テーブルを参照して圧力比に応じたポンプ体積効率補正係数を決定する。ポンプ体積効率補正係数算出テーブルは、コレクタ圧が大気圧より低くなると補正係数が小さくなるように設定されている。圧力比は、コレクタモデル51により推定したコレクタ圧(前回値)を大気圧で除算して求める(圧力比=コレクタ圧/大気圧)。
ポンプ体積効率算出手段44は、基準ポンプ体積効率とポンプ体積効率補正係数とを乗算することでポンプ体積効率η(=基準ポンプ効率×ポンプ体積効率補正係数)を算出する。図4には、ポンプ体積効率算出手段44により算出したポンプ体積効率ηを示しており、コレクタ圧が大気圧より低いほどポンプ体積効率が小さくなる。
体積流量算出手段45は、ポンプ体積効率η、エンジン回転数Ne、エンジン排気量Vengに基づいて体積流量dVを算出する(dV=η×Veng×Ne/120)。
以上により、コレクタ圧が低い場合にはポンプ体積効率ηが小さくなるように算出でき(図4)、ポンプ体積流量dVは効率η、排気量Vengおよびエンジン回転数Neに基づいて算出されるため(dV=η×Veng×Ne/120)、ポンプ体積効率ηが小さければポンプ体積流量dVはポンプ体積効率ηに比例して少なくなるように算出される。
図5には、本発明の体積流量算出処理を含むフローチャートを示している。
ステップ1(図では「S1」と示す。以下同様)では、運転状態を検出する。運転状態としては、電制スロットルバルブ13の開度、コレクタ圧、コレクタ11内(吸気通路9内)の吸気温度、エンジン回転数、および大気圧力を検出対象とする。なお、コレクタ圧は、前述のコレクタモデル51により推定した値を用いる。
ステップ2では、ポンプ体積効率ηを算出する。効率ηは、図3のブロック図によりエンジン回転数に基づいて基準ポンプ体積効率を算出する一方、推定コレクタ圧および大気圧によりポンプ体積効率補正係数を算出し、これらの算出値を乗算することで求める(η=基準ポンプ体積効率×ポンプ体積効率補正係数)。
ステップ3では、シリンダモデル41(体積流量算出手段45)によりエンジン1の流体の体積流量dVを算出する。体積流量dVは、効率η、排気量Vengおよびエンジン回転数Neに基づいて算出する(dV=η×Veng×Ne/120)。図3のポンプ体積効率補正係数算出テーブルでは、コレクタ圧が大気圧より低いほど、ポンプ体積補正係数を小さく設定することでポンプ体積効率ηを小さくし、体積流量を少なくするようにしている。
なお、図3のポンプ体積効率補正係数は、更に、エンジン1のシリンダ2(燃焼室4)内に残る流体の量が多いほど、小さく設定することでポンプ体積効率ηを小さくし、体積流量を少なくするようにしてもよい。また同様にして、シリンダ2内に残る流体の流体温度が低いほど、若しくはシリンダ2内の圧力(筒内圧力)が高いほど、ポンプ体積補正係数を小さく設定することでポンプ体積効率ηを小さくし、体積流量を少なくするようにしてもよい。
これは、図6に示すように車両が高回転から減速(燃料カット)した状態の場合には、コレクタ圧の低下が大きいが、シリンダ2内の流体の状態は高温・大気圧の状態から排気バルブ7の開閉により低温・大気圧となり、流体の密度が増加(残留流体が増加)するため、シリンダ2内の圧力が大気圧から下がりにくくなり、吸気バルブ6を開いてもコレクタ11(吸気通路9)からシリンダ2に流れる流体の体積流量が減少することを意味する。この結果、図6では本発明におけるコレクタ圧が、増加した状態となり、計測値(ブーストセンサ25により検出した値)に近づくことを示している。
一方、同じ条件であっても従来(特許文献1)では、体積流量dVの算出においてはコレクタ圧を考慮しておらず、ポンプ効率ηはエンジン回転数の関数として算出し(η≒1)、これにより体積流量dVを算出しており(dV=η×Veng×Ne/120)、体積流量を少なくするようなことは行っていないため、コレクタ圧において本発明との差異が生じる。
これらにより、本発明では、シリンダ2内に残る流体の量、流体温度、若しくは筒内圧力に応じて体積流量を補正し、体積流量の算出精度を向上させることができる。なお、シリンダ2内に残る流体の量、流体温度、若しくは筒内圧力は、検出可能であれば検出値を用いてもよいが、運転状態から推定した値を用いてもよい。
ステップ4では、体積流量に基づいて各種演算・制御を行う。例えば、図2に示すように、ECU30は、シリンダモデル41(体積流量算出手段45)により算出した体積流量と、コレクタモデル51により算出した流体密度に基づいてシリンダ吸気量算出手段61によりシリンダ吸気量(質量流量)を算出し、このシリンダ吸気量に基づいて燃料噴射量、燃料噴射時期、および目標吸気量を適切に演算する。更に、これらの演算値を実現するようECU30は、燃料噴射弁10に所定の燃料噴射信号(噴射量および噴射時期を制御する信号)を出力する一方、電制スロットルバルブ13の開度を目標開度にするよう信号を出力する制御を行う。
なお、これまではコレクタ圧は、コレクタモデル51により推定した値を用いていたが、この値の代わりにブーストセンサ25の出力信号に基づいて算出した値(コレクタ圧)を用いてもよい。
本実施形態によれば、容積式ポンプ(エンジン1)の上流圧(コレクタ圧)を検出するポンプ上流圧検出手段(コレクタモデル51、ステップ1)と、少なくともポンプ上流圧を含むパラメータ(エンジン回転数)に基づいて容積式ポンプの体積流量を算出する体積流量算出手段(シリンダモデル41、ステップ3)と、を備える。このため、コレクタ圧を含むパラメータにより体積流量を算出し、実際の体積流量との間の誤差を抑制して、より高精度に体積流量を算出できる。
また本実施形態によれば、体積流量算出手段は、少なくともポンプ上流圧(コレクタ圧)を含むパラメータ(エンジン回転数)に基づいて体積流量の算出に用いられるポンプ体積効率ηを算出するポンプ体積効率算出手段44を備え(ステップ2)、ポンプ体積効率ηを含むパラメータ(エンジン回転数)に基づいて体積流量dVを算出する(dV=η×Veng×Ne/120、ステップ3)。ポンプ体積効率算出手段(ステップ2)は、ポンプ上流圧(コレクタ圧)が大気圧より低いほどポンプ体積効率ηを小さくする。このため、コレクタ圧が低いほど体積効率ηを小さく補正することで体積流量dVを適切に算出することができる。
また本実施形態によれば、体積流量算出手段は、ポンプ上流圧(コレクタ圧)が大気圧より低いほど体積流量dVを少なくする(ステップ3)。このため、コレクタ圧に応じて適切に体積流量を算出できる。
また本実施形態によれば、容積式ポンプ1は、流体の吸排の際にポンプ(シリンダ2,燃焼室4)内部に流体が残るものであり、シリンダ2、ピストン3、吸入バルブ(吸気バルブ6)及び排出バルブ(排気バルブ7)を含んで構成される内燃機関である。このため、燃焼室4があっても流体の体積流量を適切に算出できる。
また本実施形態によれば、体積流量算出手段は、容積式ポンプ1内に残る流体量が多いほど、容積式ポンプ1内に残る流体の温度が低いほど、若しくは容積式ポンプ1内の圧力が高いほど、容積式ポンプ1の体積流量を少なくする(ステップ3)。このため、シリンダ2内の流体の状態に応じて精度良く体積流量を算出できる。
また本実施形態によれば、体積流量算出手段は、内燃機関1の吸気系の流れモデル(スロットルモデル31、シリンダモデル41、コレクタモデル51)を用いて体積流量dVを算出する(ステップ3)。このため、体積流量の算出を簡略化できる。
また本実施形態によれば、流れモデル(スロットルモデル31、シリンダモデル41、コレクタモデル51)により算出した体積流量に基づいて燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出手段を備える(ステップ4)。このため、適量の燃料噴射量が算出でき、燃費が向上する。
また本実施形態によれば、流れモデル(スロットルモデル31、シリンダモデル41、コレクタモデル51)により算出した体積流量に基づいて内燃機関1の目標吸気量を算出する目標吸気量算出手段(シリンダ吸気量算出手段61)と、目標空気量になるようスロットルバルブ13の開度を制御する開度制御手段(ステップ4)と、を備える。このため、エンジン1を適切に制御することができる。
また本実施形態によれば、ポンプ上流圧検出手段は、コレクタモデル51であるため、エンジン1の各運転状態に応じて適切なポンプ上流圧(コレクタ圧)を検出することができる。なお、ポンプ上流圧検出手段(ステップ1)は、圧力センサ(ブーストセンサ25)でもよいため、センサ出力値を用いて簡単に体積流量を算出できる。
本発明のエンジンの体積流量算出装置の構成図 モデルブロック図 シリンダモデルにより流体の体積流量を算出するブロック図 本ブロックにより算出したポンプ体積効率 本発明の体積流量算出処理を含むフローチャート 車両が高回転から減速した状態を示す図
符号の説明
1 エンジン
2 シリンダ
3 ピストン
4 燃焼室
5 点火プラグ
9 吸気通路
10 燃料噴射弁
11 コレクタ
13 電制スロットルバルブ
23 エアフロメータ
24 スロットル開度センサ
25 ブーストセンサ
26 温度センサ
27 クランク角センサ
28 大気圧センサ
30 ECU
31 スロットルモデル
41 シリンダモデル
42 基準ポンプ体積効率算出手段
43 ポンプ体積効率補正係数算出手段
44 ポンプ体積効率算出手段
45 体積流量算出手段
51 コレクタモデル
61 シリンダ吸気量算出手段

Claims (16)

  1. 容積式ポンプの上流圧を検出するポンプ上流圧検出手段と、
    少なくとも前記ポンプ上流圧を含むパラメータに基づいて前記容積式ポンプの体積流量を算出する体積流量算出手段と、
    を備えることを特徴とする容積式ポンプの体積流量算出装置。
  2. 前記体積流量算出手段は、少なくとも前記ポンプ上流圧を含むパラメータに基づいて前記体積流量の算出に用いられるポンプ体積効率を算出するポンプ体積効率算出手段を備え、前記ポンプ体積効率を含むパラメータに基づいて前記体積流量を算出することを特徴とする請求項1記載の容積式ポンプの体積流量算出装置。
  3. 前記ポンプ体積効率算出手段は、前記ポンプ上流圧が大気圧より低いほど前記ポンプ体積効率を小さくすることを特徴とする請求項2記載の容積式ポンプの体積流量算出装置。
  4. 前記体積流量算出手段は、前記ポンプ上流圧が大気圧より低いほど前記体積流量を少なくすることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の体積流量算出装置。
  5. 前記容積式ポンプは、流体の吸排の際に前記ポンプ内部に流体が残るものであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに容積式ポンプの体積流量算出装置。
  6. 前記容積式ポンプは、シリンダ、ピストン、吸入バルブ及び排出バルブを含んで構成されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の容積式ポンプの体積流量算出装置。
  7. 前記容積式ポンプは、内燃機関であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の容積式ポンプの体積流量算出装置。
  8. 前記体積流量算出手段は、前記容積式ポンプ内に残る流体量が多いほど前記容積式ポンプの体積流量を少なくすることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の容積式ポンプの体積流量算出装置。
  9. 前記体積流量算出手段は、前記容積式ポンプ内に残る流体の温度が低いほど前記容積式ポンプの体積流量を少なくすることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載の容積式ポンプの体積流量算出装置。
  10. 前記体積流量算出手段は、前記容積式ポンプ内の圧力が高いほど前記容積式ポンプの体積流量を少なくすることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1つに記載の容積式ポンプの体積流量算出装置。
  11. 前記体積流量算出手段は、内燃機関の吸気系の流れモデルを用いて前記体積流量を算出することを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1つに記載の容積式ポンプの体積流量算出装置。
  12. 前記流れモデルにより算出した体積流量に基づいて燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出手段を備えることを特徴とする請求項11記載の容積式ポンプの体積流量算出装置。
  13. 前記流れモデルにより算出した体積流量に基づいて内燃機関の目標吸気量を算出する目標吸気量算出手段と、
    前記目標空気量になるようスロットルバルブの開度を制御する開度制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項11または請求項12記載の容積式ポンプの体積流量算出装置。
  14. 前記ポンプ上流圧検出手段は、コレクタモデルであることを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれか1つに記載の容積式ポンプの体積流量算出装置。
  15. 前記ポンプ上流圧検出手段は、圧力センサであることを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれか1つに記載の容積式ポンプの体積流量算出装置。
  16. 前記体積流量は、気体の体積流量であることを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれか1つに記載の容積式ポンプの体積流量算出装置。
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