JP2006341839A - 車両用報知装置及び車両用警報装置 - Google Patents

車両用報知装置及び車両用警報装置 Download PDF

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Abstract

【課題】左右いずれの側からの振動であるのかを乗員にとって分かり易くさせることと、ビビリ音発生を抑制することとの両立を図る。
【解決手段】振動体13を往復動させて振動を発生させる振動発生装置10を、シート1の座部2の内部にて左右に2つ並べて配置し、左側に位置する振動発生装置10を作動させる左報知状態と、右側に位置する振動発生装置10を作動させる右報知状態を切換制御することで、車外の危険状態が左右のいずれに存在しているのかを報知する車両用報知装置において、左右各々の振動発生装置10を、振動体13の往復動方向が支持フレーム4に対してオフセットする位置関係となるように配置する。これによれば、振動発生装置10の振動が支持フレーム4に伝播してしまうことを、振動発生装置10を支持フレーム4から遠ざけることなく低減できるので、上記課題を解決できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、振動発生装置の作動によりシートに着座した乗員に報知する車両用報知装置に関するものであり、特に、車外の危険状態が左右のいずれに存在しているのかを車両乗員に報知する車両用報知装置に用いて好適なものである。
従来、特許文献1にて記載された車両用報知装置は、車室に設置されて乗員が着座するシートと、シートの左右両側にそれぞれ配置されてシートを支持する支持フレームと、シートの内部にて左右に並べて配置されて振動を発生させる振動発生装置とを備えている。そして、シートの座部の内部に振動発生装置を左右に並べて配置し、左側の振動発生装置を作動させる左報知状態と、右側の振動発生装置を作動させる右報知状態とを切り換えて報知することで、車外の危険状態が左右のいずれに存在しているのかを報知するものである。この報知装置の用途としては、例えば、一般道路や高速道路の走行中、または駐車場に駐車するときの障害物や他の車両の接近を報知することが挙げられる。
特開2000−225877号公報
ここで、上記特許文献1に記載の車両用報知装置では、振動体を回転させることで振動を発生させるタイプの振動発生装置を採用しており、この種の振動発生装置は振動体の回転径方向(回転中心Yに対して垂直の方向)に振動のベクトルが大きくなる特性を有する。
しかしながら、上記特許文献1の振動発生装置は、図16に示す如く、振動体の回転径方向が支持フレームに向かう位置関係となるように配置されている。このため、支持フレーム4に伝播される振動発生装置20からの振動が大きくなってしまい、支持フレーム4や該フレームに接続された各種部品が振動することによるビビリ音の発生が問題となる。
しかも、振動発生装置20を支持フレーム4からできるだけ遠ざけて配置することで上記ビビリ音発生を回避しようとすると、その背反として、左右に配置された両振動発生装置20が互いに近づいてしまい、左右いずれの側からの振動であるのかが乗員にとって分かり難くなってしまう。
本発明は、上記点に鑑み、左右いずれの側からの振動であるのかを乗員にとって分かり易くさせることと、ビビリ音発生を抑制することとの両立を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、車両内に設置されて乗員が着座するシートと、前記シートの左右両側にそれぞれ配置され、前記車両の前後または上下に延びる形状の支持フレームと、前記シートの内部にて左右に並べて配置され、振動体を往復動させて振動を発生させる少なくとも2つの振動発生装置とを備え、前記両振動発生装置のうちいずれか一方または両方の作動を切り換える車両用報知装置であって、前記振動体が往復動する軸線は、前記支持フレームと交わらない位置関係となっていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用報知装置において、前記両振動発生装置および前記支持フレームは、前記シートの座部に配置されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の車両用報知装置において、前記振動体が往復動する軸線は、前記車両の前後に向けられていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の車両用報知装置において、前記両振動発生装置および前記支持フレームは、前記シートの背もたれ部に配置されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の車両用報知装置において、前記振動体が往復動する軸線は、前記車両の上下に向けられていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、車両内に設置されて乗員が着座するシートと、前記シートの左右両側にそれぞれ配置され、前記車両の前後または上下に延びる形状の支持フレームと、前記シートの内部にて左右に並べて配置され、振動体を回転運動させて振動を発生させる少なくとも2つの振動発生装置とを備え、前記両振動発生装置のうちいずれか一方または両方の作動を切り換える車両用報知装置であって、前記振動体の回転径方向に延びる面は前記支持フレームと交わらないことを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の車両用報知装置において、前記両振動発生装置および前記支持フレームは、前記シートの座部に配置されていることを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の車両用報知装置において、前記両振動発生装置は、前記振動体を回転させる電動モータと、該電動モータを支持する支持体とを有することを要旨とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の車両用報知装置において、前記支持体は、前記車両の前後方向の剛性および上下方向の剛性に比べて前記車両の左右方向の剛性が高くなるように構成されていることを要旨とする。
請求項10に記載の発明は、請求項8または9に記載の車両用報知装置において、支持体は、前記車両の前後方向の剛性に比べて上下方向の剛性が高くなるように構成されていることを要旨とする。
請求項11に記載の発明は、請求項6に記載の車両用報知装置において、前記両振動発生装置および前記支持フレームは、前記シートの背もたれ部に配置されていることを要旨とする。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の車両用報知装置において、前記両振動発生装置は、前記振動体を回転させる電動モータと、該電動モータを支持する支持体とを有することを要旨とする。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の車両用報知装置において、前記支持体は、前記車両の前後方向の剛性および上下方向の剛性に比べて前記車両の左右方向の剛性が高くなるように構成されていることを要旨とする。
請求項14に記載の発明は、請求項12または13に記載の車両用報知装置において、前記支持体は、上下方向の剛性に比べて前記車両の前後方向の剛性が高くなるように構成されていることを要旨とする。
請求項15に記載の発明は、請求項6ないし14のいずれか1つに記載の車両用報知装置において、前記振動発生装置を構成する電動モータよりも前記振動体が左右方向の外側に位置するように前記振動発生装置を配置したことを要旨とする。
請求項16に記載の発明は、請求項1ないし15のいずれか1つに記載の車両用報知装置と、車両ドアの開閉状態を検出するドア状態検出手段と、後方からの接近車両を検出する後方監視手段と、前記ドア状態検出手段及び前記後方監視手段の検出結果に基づいて、警報を発するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果に基づいて、前記車両用報知装置を制御する制御手段とを備えたことを要旨とする。
請求項17に記載の発明は、請求項16に記載の車両用警報装置において、前記判断手段により警報を発すると判断されたとき、前記制御手段は、前記両振動発生装置のうち前記車両ドア側の振動発生装置を作動させるように前記車両用報知装置を制御することを要旨とする。
ここで、振動体を往復動させて振動を発生させるタイプの振動発生装置では、その往復動の方向に振動のベクトルが大きくなる特性を有する。そして、請求項1〜5に記載の発明によれば、振動体を往復動させて振動を発生させる振動発生装置を採用し、振動体が往復動する軸線を支持フレームと交わらないようにしているので、振動発生装置の振動が支持フレームに伝播してしまうことを、振動発生装置を支持フレームから遠ざけることなく低減できる。よって、左右いずれの側からの振動であるのかを乗員にとって分かり易くさせることと、ビビリ音発生を抑制することとの両立を図ることができる。
なお、請求項2、7に記載の如く振動発生装置をシートの座部の内部に配置した場合には、前述の「支持フレーム」は座部を支持するフレーム(図1の符号4参照)に相当し、請求項4、11に記載の如く第1および第2振動発生装置をシートの背もたれ部の内部に配置した場合には、前述の「支持フレーム」は背もたれ部を支持するフレーム(図1の符号6参照)に相当する。
また、振動体を回転運動させて振動を発生させるタイプの振動発生装置では、振動体の回転径方向に振動のベクトルが大きくなる特性を有する。そして、請求項6〜14に記載の発明によれば、振動体を回転運動させて振動を発生させる振動発生装置を採用し、振動体の回転径方向に延びる面を支持フレームと交わらないようにしているので、振動発生装置の振動が支持フレームに伝播してしまうことを、振動発生装置を支持フレームから遠ざけることなく低減できる。よって、左右いずれの側からの振動であるのかを乗員にとって分かり易くさせることと、ビビリ音発生を抑制することとの両立を図ることができる。
ところで、振動発生装置をシートの座部に配置した場合においては、振動発生装置にて発生する振動のベクトルを上下方向に大きくするよりも前後方向に大きくした方が、左右いずれの側からの振動であるのかを乗員にとって分かり易くできることが本発明者らの各種試験により明らかになった。すなわち、図3に例示される如く、乗員の着座姿勢によっては乗員の太腿が振動体の直上にてシートの着座面に接触していない場合(図3中の空間Lを有する場合)があり、このような場合において、振動のベクトルが上下方向に大きくなるように振動発生装置を配置すると乗員への振動伝播が少なくなってしまう。
これに対し、請求項3、10に記載の発明によれば、振動のベクトルが前後方向に大きくなるので、乗員の太腿が振動体の直上にて着座面に接触していない場合であっても、乗員への振動伝播が少なくなってしまうことを抑制できる。よって、左右いずれの側からの振動であるのかを乗員にとって分かり易くさせることと、ビビリ音発生を抑制することとの両立を図ることを、より一層確実にできる。
また、振動発生装置をシートの背もたれ部に配置した場合においては、振動発生装置にて発生する振動のベクトルを前後方向に大きくするよりも上下方向に大きくした方が、左右いずれの側からの振動であるのかを乗員にとって分かり易くできることが本発明者らの各種試験により明らかになった。すなわち、乗員の着座姿勢によっては乗員の背中が振動体の直前方にてシートの背もたれ部に接触していない場合があり、このような場合において、振動のベクトルが前後方向に大きくなるように振動発生装置を配置すると乗員への振動伝播が少なくなってしまう。
これに対し、請求項5、14に記載の発明によれば、振動のベクトルが上下方向に大きくなるので、乗員の背中が振動体の直前方にて背もたれ部に接触していない場合であっても、乗員への振動伝播が少なくなってしまうことを抑制できる。よって、左右いずれの側からの振動であるのかを乗員にとって分かり易くさせることと、ビビリ音発生を抑制することとの両立を図ることを、より一層確実にできる。
また、請求項9、13に記載の発明によれば、振動のベクトルが左右方向に小さくなるので、ビビリ音発生をより一層抑制できる。
ところで、振動体を回転運動させて振動を発生させる振動発生装置においては、振動発生装置の全体が振動することとなるが、振動発生装置のうち振動体の部分の振動が大きくなるといった特性を有する。そこで、この特性を鑑みた請求項15に記載の発明によれば、右側の振動発生装置のうち振動が大きい部分と左側の振動発生装置のうち振動が大きい部分との間隔を広げることができるので、左右いずれの側からの振動であるのかを乗員にとってより一層分かり易くできる。
請求項16に記載の発明によれば、前記ドア状態検出手段及び前記後方監視手段により、例えば乗員の降車時など車両ドアが開作動される場合において、自車両に対する後方からの接近車両(自動車、二輪車等)の有無が検出される。そして、この検出結果に基づいて、前記判断手段により警報を発すると判断された場合には、前記制御手段による前記車両用報知装置の制御により、前記振動発生装置が作動される。従って、乗員には、前記振動発生装置からの振動が体感され、乗員に対し、前記車両ドアの開操作にあたっての注意喚起を行うことができる。
請求項17に記載の発明によれば、乗員には、前記車両ドア側の振動発生装置からの振動が体感され、乗員に対し、該振動と車両ドアの開操作とをより関連付けて注意喚起を行うことができる。
以下、本発明の各実施形態を図1〜図15に従って説明する。なお、本明細書中において使用する「前後、左右、上下」の方向は車両のそれを基準として記述し、図中の前後、左右、上下を示す矢印は、車両用報知装置を車両に搭載した状態における向きを示す。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る車両用報知装置を車両の運転席のシート1に搭載した状態を模式的に示す斜視図であり、図2は図1の断面図、図3は図1のシート1にドライバー(乗員)が着座した状態を模式的に示す側面図である。
図1に示すように、車両用報知装置は、シート1のうち座部2の内部に左右に2つ並べて配置された1組の振動発生装置10から構成されており、左右各々の振動発生装置10は同じ構造の装置である。また、図2に示すように、これらの振動発生装置10は座部2の前方部に配置されている。そして、シート1のクッション材(例えばウレタンフォーム)3の下側には凹部3aが形成されており、この凹部3aに振動発生装置10は挿入配置されている。
振動発生装置10は、駆動部材11を電磁力により往復動させる電動モータ12(例えばソレノイド)と、往復動する駆動部材11の先端に取り付けられた振動体13とから構成された、所謂リニア式の振動モータである。そして、左右各々の前記振動発生装置10は、電動モータ12の往復動方向が前後方向となるように配置されている。これにより、振動発生装置10にて発生する振動は、前後方向に大きく振動するようにクッション材3に伝播され、クッション材3を介してドライバーの太腿部から尻部にかけて伝播される。
ここで、図3に示すようにドライバーの着座姿勢によってはドライバーの太腿が振動体13の直上にてシート1の着座面に接触しておらず、符号Lに示す如く空間を有する場合がある。このような場合には、太腿部のうち着座面に接触する部分(符号Pに示す部分)から振動が伝播される。
因みに、図1中の符号4は、座部2の左右両側にて前後に延びて座部2を支持するクッションフレーム(シート支持フレーム)を示している。このクッションフレーム4はシート1の座部2を支持するものであり、図示しないアッパレールを備え、車両の床に固定されたロアレールに対して摺動可能に組み付けられている。また、図1中の符号5はシート1の背もたれ部を示し、符号6は、背もたれ部5の左右両側にて上下に延びるシートバックフレーム(シート支持フレーム)を示している。このシートバックフレーム6はシート1の背もたれ部5を支持するものであり、クッションフレーム4に対して回動可能に組み付けられている。
次に、車両用報知装置の作動例を説明すると、一般道路や高速道路を走行中に自車前方に障害物が存在した場合にその障害物が左右のいずれに存在するかを、振動発生装置10のうち左側に位置する振動発生装置からの振動と右側に位置する振動発生装置からの振動の大きさの違いを車両乗員に体感させることで、車外の危険状態が左右のいずれに存在しているのかをドライバーに報知するように車両用報知装置は作動する。
具体的には、撮影装置による画像の解析や、赤外線センサ等による障害物探知装置により障害物が前方右側に存在することが判定された場合には、右側に位置する振動発生装置10を作動させるとともに左側に位置する振動発生装置10を停止させる右報知状態とすることで、ドライバーに対して障害物が前方右側に存在することを報知する。一方、障害物が前方左側に存在することが判定された場合には、左側に位置する振動発生装置10を作動させるとともに右側に位置する振動発生装置10を停止させる左報知状態とすることで、ドライバーに対して障害物が前方左側に存在することを報知する。
すなわち、障害物が左右いずれの側に存在するかの判定結果に応じて、右報知状態と左報知状態とを切換制御する。因みに、このような用途の車両用報知装置は、夜間等の視界が悪い際に用いて好適な装置である。
以上により、上記構成の本実施形態によれば、リニア式の振動モータを振動発生装置10として採用し、その振動発生装置10を、振動体13の往復動方向が前後方向となるように配置しているので、左右方向への振動を小さくし、前後方向への振動を大きくできる。換言すれば、左右方向への振動の指向性を弱め、前後方向への振動の指向性を強めることができる。そして、振動体13が往復動する軸線(往復動方向に延びる駆動部材11の軸線)はクッションフレーム4と交わらない。従って、振動体13の振動がクッションフレーム4に伝播してしまうことを、振動発生装置10をクッションフレーム4から遠ざけることなく低減できるため、左右からの振動の大きさの違いをドライバーに確実に体感させることと、ビビリ音発生を抑制することとの両立を図ることができる。
しかも、振動発生装置10にて発生する振動は、前後方向に大きく振動するようにクッション材3に伝播されるので、ドライバーの太腿が振動体の直上にて着座面に接触していない場合であっても、ドライバーへの振動伝播が少なくなってしまうことを抑制できる。
(第2実施形態)
図4は本実施形態に係る振動発生装置20を運転席のシート1に搭載した状態を模式的に示す斜視図であり、図5は振動発生装置20単体を示す斜視図、図6は図4の断面図である。そして、上記第1実施形態では、振動発生装置10にリニア式の振動モータを採用しているが、本実施形態では振動発生装置20に回転式の振動モータを採用している。
振動発生装置20は、回転軸21を回転運動させる電動モータ22と、回転軸21の先端に取り付けられた振動体としての分銅23とから構成されている。ここで、回転式の振動モータは、分銅23の回転中心方向(図5のY軸方向)の振動が小さく、Y軸に垂直な方向(Z軸およびX軸方向)の振動が大きいといった特性を有する。この特性を鑑みて、本実施形態の振動発生装置20は、前記Y軸方向が車両の左右を向くように配置されている。
これにより、左右方向への振動の指向性を弱め、左右方向に対して垂直の方向への振動の指向性を強めることができる。そして、分銅23の回転径方向に延びる面はクッションフレーム4と交わらない。よって、分銅23の振動がクッションフレーム4に伝播してしまうことを、振動発生装置20をクッションフレーム4から遠ざけることなく低減できる。よって、左右からの振動の大きさの違いをドライバーに確実に体感させることと、ビビリ音発生を抑制することとの両立を図ることができる。
さらに、本実施形態では電動モータ22よりも左右方向の外側に分銅23が位置するように振動発生装置20を配置しているので、右側の振動発生装置20のうち振動が大きい部分と左側の振動発生装置20のうち振動が大きい部分との間隔を広げることができる。よって、左右からの振動の大きさの違いをより確実に体感させることができる。
因みに、上記振動発生装置20以外に関する本実施形態の構成は第1実施形態の構成と同じであるため、図4、6にて第1実施形態と同様の符号を付し、それらの構成の説明を援用する。
(第3実施形態)
本実施形態では、上記第2実施形態と同様に回転式の振動モータを振動発生装置20として採用し、かつ、この振動発生装置20のクッション材3への組み付け構造に以下の工夫を凝らしたものである。すなわち、本実施形態では振動発生装置20を図7に示すブラケット(支持体)24に固定しており、このブラケット24は、上下、左右方向の剛性に比べて前後方向の剛性が低くなるように構成されている。
具体的には、ブラケット24は金属製の板部材が凹状に曲げられた形状であり、凹部24aには振動発生装置20が固定され、フランジ部24bはクッション材3に埋め込まれて保持されている。このような凹状に曲げられた形状にすることで、ブラケット24の長手方向(図7中の符号Wに示す方向)回りにはブラケット24は弾性変形し難くなり、前後方向には弾性変形しやすくなり、ひいては、前後方向の剛性が低くなる。なお、ブラケット24は、ブラケットの長手方向Wが分銅23の回転中心方向(図5のY軸方向)を向くように配置されている。以上により、振動発生装置20による振動が前後方向に大きくなることを促進できる。
また、図8に示すように、前後方向において振動発生装置20とクッション材3との間には空間3bが設けられている。これにより、振動発生装置20による振動が前後方向に大きくなることを促進できる。
また、クッション材3のうちフランジ部24bと凹部24aを連結する連結部に対向する部分を別体のクッション材3cにて形成し、クッション材3cにはクッション材3よりも低剛性の材質を採用している。これにより、振動発生装置20による振動が左右方向に小さくなることを促進できるので、前述のビビリ音をより一層低減できる。
(第4実施形態)
上記第3実施形態では、振動発生装置20を支持する支持体に金属製の板状ブラケット24を採用しているのに対し、本実施形態では樹脂製の支持体25を採用している。この支持体25は、図9および図9のA−A断面を示す図10に示すように、左右方向に延びる棒状の本体部25aと、本体部25aから前方に延びる一対の保持部25bとから構成されている。これらの本体部25aおよび保持部25bは樹脂にて一体に形成されている。
振動発生装置20は、電動モータ22を一対の保持部25bに嵌め込むことで本体部25a上に保持されている。そして、本体部25aの両端はクッション材3に埋め込まれて保持されている。また、支持体25は、本体部25aの長手方向が分銅23の回転中心方向(図5のY軸方向)と直交する向きに配置されている。以上により、支持体25を、上下方向の剛性に比べて車両の前後方向の剛性が低くなるように構成することができるので、振動発生装置20による振動が前後方向に大きくなることを促進できる。
(第5実施形態)
上記第4実施形態では、支持体25の保持部25bを前方に延びる形状に形成して該保持部25bに電動モータ22を嵌め込むように構成しているのに対し、本実施形態の支持体25は、図11および図11のB−B断面を示す図12に示すように、前記保持部25bに替えて筒状体25cを備えている。そして、この筒状体25c内部に振動発生装置20を挿入して保持させている。以上により、支持体25を、上下方向の剛性に比べて車両の前後方向の剛性が低くなるように構成することができるので、振動発生装置20による振動が前後方向に大きくなることを促進できる。
また、筒状体25cの先端には分銅23の回転軌跡を覆う保護部材25dが一体に形成されている。この保護部材25dによれば、ドライバーが着座してクッション材3がたわんだ場合であっても、分銅23がクッション材3と干渉してしまうことを、安価で簡素な構造にて防止できる。
(第6実施形態)
本実施形態は、前記第1〜第5実施形態の車両用報知装置を、ドア開操作時の注意換気用の車両用警報装置に適用したものである。図13に模式的な平面図で示したように、車両30の運転席のシート1の内部には、2つの振動発生装置31が左右に並べて配置されている。なお、これら振動発生装置31は、振動発生装置10又は20と同一構造を有する。
運転席の車両ドア32の近傍には、その開閉状態を検出するドア状態検出手段としてのカーテシスイッチ33が設置されている。また、上記車両ドア32に設置されたドアミラー34には、後方監視手段としての後方視界撮影用の後方カメラ35が内蔵されている。なお、車両ドア32は、ヒンジを支点に車外側に押し開かれる、所謂スウィングドアである。
図14は、上述した構成を有する車両用警報装置の電気的構成を模式的に示すブロック図である。同図に示したように、前記カーテシスイッチ33、後方カメラ35及び各振動発生装置31には、ECU(電子制御装置)36が電気的に接続されている。このECU36は、デジタルコンピュータを主体に構成されており、前記カーテシスイッチ33及び後方カメラ35の検出信号等を入力するとともに、前記各振動発生装置31に駆動信号を出力する。
すなわち、ECU36は、上記カーテシスイッチ33からの検出信号に基づいて、例えば乗員としてのドライバーの降車時などにおける車両ドア32の開作動を検出する。また、ECU36は、上記後方カメラ35からの映像信号(画像)を解析して、自車両30に対する後方からの接近車両(自動車、二輪車等)の有無を検出する。そして、ECU36は、車両ドア32の開作動時であり、且つ、後方からの車両接近時であることが検出されると、警報を発するべきと判断して、前記振動発生装置31に駆動信号を出力してこれを作動させ、振動を発生させる。これにより、ドライバーには、前記振動発生装置31からの振動が体感され、ドライバーに対し、前記車両ドア32の開操作にあたっての注意喚起を行うことができる。
特に、本実施形態では、ECU36は、両振動発生装置31のうち車両ドア32側の振動発生装置31を作動させるように当該振動発生装置31のみに駆動信号を出力する。従って、ドライバーには、前記車両ドア32側の振動発生装置31からの振動が体感され、ドライバーに対し、同振動と車両ドア32の開操作とをより関連付けて注意喚起を行うことができる。
図15は、本実施形態における車両ドア32の開作動時のストロークを示すタイムチャートである。なお、車両ドア32のストロークとは、その開作動に伴う幅方向外側への突出幅である。同図において、車両ドア32のドアロックが解除された時点を原点としている。そして、車両ドア32の開作動に伴い、前記カーテシスイッチ33がオフからオンに切り替わる時刻をt1、ドアロック解除に伴う半ドア状態への移行完了の時刻をt2、ドライバーによる車両ドア32の押し開きが開始される時刻をt3としている。また、本実施形態では、接近車両に対する車両ドア32のストロークの安全域として、図13に示したドアミラー34の突出幅WLまでの範囲を設定しており、車両ドア32のストロークが上記突出幅WLに達したときの時刻をt4としている。換言すれば、時刻t1〜t4の期間は、車両ドア32のストロークが上述した安全域に収まる期間に相当する。
同図から明らかなように、車両ドア32の開作動に伴う半ドア状態への移行は、カーテシスイッチ33がオンする時刻t1よりも遅れて完了する(時刻t2)。そして、ドライバーによる車両ドア32の押し開きは、時刻t2よりも更に遅れて開始する(時刻t3)。従って、時刻t1における車両ドア32のストロークをW1とすると、安全域にあるストロークW1の時点(時刻t1)から前記振動発生装置31を作動させれば、時間的な余裕をもってドライバーへの注意喚起を行うことができる。なお、振動発生装置31のその後の作動停止は、時刻t1から所定時間後に自動的に行ってもよく、あるいは半ドア状態からの更なる車両ドア32の開作動を検出できるのであれば、当該開作動の開始に合わせて行ってもよい。
(他の実施形態)
上記第1〜第5実施形態に係る車両用報知装置は、走行中に自車前方に障害物が存在した場合に、その障害物が左右のいずれに存在するかをドライバーに報知する前方走行車接近報知装置に用いられているが、このように車両前方の障害物に対する報知に替えて、以下の用途に用いるようにしてもよい。すなわち、(1) 所定の駐車場に駐車するとき等における車両後方の障害物に対する報知を行う、駐停車車両接近報知装置やクリアランスソナー装置に用いる。(2) 障害物の接近を報知することに替えて、歩行者や他の車両の接近を報知する装置に用いる。(3) ドライバーの居眠りを検知して警告する居眠り検知警告装置に用いる。(4) 自車が走行レーンから逸脱して走行している場合にその旨を警告するレーン逸脱警告装置に用いる。(5) 自車が一時停止すべき場所で一時停止していなかった場合にその旨を警告する、或いは、一時停止すべき場所に自車がまもなく到達する旨を報知する、一時停止警告装置に用いる。(6) ナビゲーション装置による前後左右方向の音声案内に連動させて振動発生装置10、20による右報知および左報知を行うナビゲーション報知装置に用いる。
また、上記各実施形態では振動発生装置10、20、31を座部2の内部に配置しているが、本発明の実施にあたり、振動発生装置10、20、31を背もたれ部5の内部に配置してもよい。
また、上記各実施形態では運転席のシート1に振動発生装置10、20、31を配置してドライバーに対して報知するようにしているが、運転席以外のシートに振動発生装置10、20、31を配置してドライバー以外の乗員に対して報知するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では振動発生装置10、20、31を左右に1個ずつ配置して合計2個の振動発生装置を用いているが、前後左右に1個ずつ配置して合計4個の振動発生装置を用いてもよいし、左右に1個ずつ配置しつつ前後方向に3個並べて合計6個の振動発生装置を用いてもよい。
また、上記第1〜第5実施形態の右報知状態では、右側の振動発生装置10を作動させるとともに左側の振動発生装置10を停止させているが、左側の振動発生装置10を停止させることに替えて、右側の振動発生装置10よりも弱い振動を発生させるように左側の振動発生装置10を作動させるようにしてもよい。左報知状態についても同様である。
また、上記第6実施形態において、車両ドア32側となる右側の振動発生装置31を作動させる際、左側の振動発生装置31を停止させているが、右側の振動発生装置31よりも弱い振動を発生させるように左側の振動発生装置31を作動させるようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、左右各々の振動発生装置10は、電動モータ12の往復動方向が前後方向となるように配置されているが、往復動方向が上下方向となるように配置してもよい。また、本発明は往復動方向を前後方向または上下方向と厳密に一致させる場合に限られるものではなく、
振動体13の往復動する軸線がクッションフレーム4と交わらない位置関係となっていればよく、例えば、往復動方向を前後方向または上下方向に対して45度以内の範囲で傾斜させた状態で振動発生装置10を配置するようにしてもよい。
また、上記第2実施形態では、左右各々の振動発生装置20は、分銅23の回転中心方向(図5のY軸方向)が車両の左右を向くように配置されているが、本発明はY軸方向を左右方向と厳密に一致させる場合に限られるものではなく、
分銅23の回転径方向に延びる面が支持フレーム(4、6)と交わらない位置関係となっていればよく、例えば、Y軸方向を左右方向に対して45度以内の範囲で傾斜させた状態で振動発生装置20を配置するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では車両シート1の内部のうち左右の支持フレーム(4、6)に挟まれた部分に振動発生装置10、20、31を配置しているが、振動体13の往復動する軸線がクッションフレーム4と交わらない位置関係、或いは分銅23の回転径方向に延びる面が支持フレーム(4、6)と交わらない位置関係となるように振動発生装置10、20、31を配置しさえすれば、例えば、支持フレーム(4、6)の外側に振動発生装置10、20、31を配置するようにしてもよい。
また、振動発生装置10、20、31を座部2の内部に配置した場合において、上記各実施形態では左右のクッションフレーム4と同じ高さに振動発生装置10、20、31を位置させているが、振動体13の往復動する軸線がクッションフレーム4と交わらない位置関係、或いは分銅23の回転径方向に延びる面が支持フレーム(4、6)と交わらない位置関係となるように振動発生装置10、20、31を配置しさえすれば、例えば、クッションフレーム4よりも高い位置または低い位置に振動発生装置10、20、31を配置するようにしてもよい。
また、上記第6実施形態において、後方カメラ35に代えて、例えば赤外線センサ等による後方監視用の障害物検知装置を設置してもよい。
本発明の第1実施形態に係る車両用報知装置をシート1に搭載した状態を模式的に示す斜視図である。 図1の断面図である。 図1のシート1にドライバーが着座した状態を模式的に示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用報知装置をシート1に搭載した状態を模式的に示す斜視図である。 第2実施形態に係る振動発生装置20単体を示す斜視図である。 図4の断面図である。 本発明の第3実施形態に係る車両用報知装置をシート1に搭載した状態を模式的に示す斜視図である。 図7の断面図である。 本発明の第4実施形態に係る車両用報知装置をシート1に搭載した状態を模式的に示す斜視図である。 図9の断面図である。 本発明の第4実施形態に係る車両用報知装置をシート1に搭載した状態を模式的に示す斜視図である。 図11の断面図である。 本発明の第6実施形態を模式的に示す平面図である。 同実施形態の電気的構成を模式的に示すブロック図である。 車両ドアの開作動時のストロークを示すタイムチャートである。 従来の車両用報知装置を模式的に示す断面図である。
符号の説明
1…シート
2…シートの座部
10…リニア式の振動発生装置
12…ソレノイド(電動モータ)
13、23…振動体
20…回転式の振動発生装置
22…電動モータ
31…振動発生装置
32…車両ドア
33…ドア状態検出手段としてのカーテシスイッチ
35…後方監視手段としての後方カメラ
36…判断手段及び制御手段を構成するECU

Claims (17)

  1. 車両内に設置されて乗員が着座するシートと、
    前記シートの左右両側にそれぞれ配置され、前記車両の前後または上下に延びる形状の支持フレームと、
    前記シートの内部にて左右に並べて配置され、振動体を往復動させて振動を発生させる少なくとも2つの振動発生装置とを備え、
    前記両振動発生装置のうちいずれか一方または両方の作動を切り換える車両用報知装置であって、
    前記振動体が往復動する軸線は、前記支持フレームと交わらないことを特徴とする車両用報知装置。
  2. 前記両振動発生装置および前記支持フレームは、前記シートの座部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用報知装置。
  3. 前記振動体が往復動する軸線は、前記車両の前後に向けられていることを特徴とする請求項2に記載の車両用報知装置。
  4. 前記両振動発生装置および前記支持フレームは、前記シートの背もたれ部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用報知装置。
  5. 前記振動体が往復動する軸線は、前記車両の上下に向けられていることを特徴とする請求項4に記載の車両用報知装置。
  6. 車両内に設置されて乗員が着座するシートと、
    前記シートの左右両側にそれぞれ配置され、前記車両の前後または上下に延びる形状の支持フレームと、
    前記シートの内部にて左右に並べて配置され、振動体を回転運動させて振動を発生させる少なくとも2つの振動発生装置とを備え、
    前記両振動発生装置のうちいずれか一方または両方の作動を切り換える車両用報知装置であって、
    前記振動体の回転径方向に延びる面は前記支持フレームと交わらないことを特徴とする車両用報知装置。
  7. 前記両振動発生装置および前記支持フレームは、前記シートの座部に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の車両用報知装置。
  8. 前記両振動発生装置は、前記振動体を回転させる電動モータと、該電動モータを支持する支持体とを有することを特徴とする請求項7に記載の車両用報知装置。
  9. 前記支持体は、前記車両の前後方向の剛性および上下方向の剛性に比べて前記車両の左右方向の剛性が高くなるように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の車両用報知装置。
  10. 前記支持体は、前記車両の前後方向の剛性に比べて上下方向の剛性が高くなるように構成されていることを特徴とする請求項8または9に記載の車両用報知装置。
  11. 前記両振動発生装置および前記支持フレームは、前記シートの背もたれ部に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の車両用報知装置。
  12. 前記両振動発生装置は、前記振動体を回転させる電動モータと、該電動モータを支持する支持体とを有することを特徴とする請求項11に記載の車両用報知装置。
  13. 前記支持体は、前記車両の前後方向の剛性および上下方向の剛性に比べて前記車両の左右方向の剛性が高くなるように構成されていることを特徴とする請求項12に記載の車両用報知装置。
  14. 前記支持体は、上下方向の剛性に比べて前記車両の前後方向の剛性が高くなるように構成されていることを特徴とする請求項12または13に記載の車両用報知装置。
  15. 前記振動発生装置を構成する電動モータよりも前記振動体が左右方向の外側に位置するように前記両振動発生装置を配置したことを特徴とする請求項6ないし14のいずれか1つに記載の車両用報知装置。
  16. 請求項1ないし15のいずれか1つに記載の車両用報知装置と、
    車両ドアの開閉状態を検出するドア状態検出手段と、
    後方からの接近車両を検出する後方監視手段と、
    前記ドア状態検出手段及び前記後方監視手段の検出結果に基づいて、警報を発するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段の判断結果に基づいて、前記車両用報知装置を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする車両用警報装置。
  17. 請求項16に記載の車両用警報装置において、
    前記判断手段により警報を発すると判断されたとき、前記制御手段は、前記両振動発生装置のうち前記車両ドア側の振動発生装置を作動させるように前記車両用報知装置を制御することを特徴とする車両用警報装置。
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