JP2006341806A - 適正運転診断システム - Google Patents

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Hiroshi Ishibashi
博 石橋
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Abstract

【課題】車両に進行方向の加速度を検出する加速度センサを設置し、発進や停止の際に適正な運転がなされているかを診断し、急発進や急停車などの運転者の癖に依存する不適切な運転の矯正を行う適正運転診断システムを提供する。
【解決手段】本発明は、加速度データの一次微分値を算出し、当該一次微分値の絶対値が第1の所定値Aを超える場合には緊急停止或いは追突がなされたものと診断し、当該一次微分値の正負を判断し、一次微分値が正の場合には発進状態にあるものとして加速度データが第1の適正運転領域内にあるか否かを判断し、第1の適正運転領域内にない場合には運転が不適正であるものと診断し、一方、一次微分値が負の場合には停止状態にあるものとして加速度データが第2の適正運転領域内にあるか否かを判断し、第2の適正運転領域内にない場合には運転が不適正であるものと診断する適正運転診断部153を備えたセンタ装置1と、を具備することを特徴とする適正運転診断システムである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、加速度センサの出力に基づいて車両の運転状況を診断し、適正運転に導くための支援を行う適正運転診断システムに関する。
従来、加速度センサを用いた異常運転検出方法及び装置については種々の提案がなされている。例えば特許文献1では、車両に進行方向とは直角の横方向の加速度を計測する加速度センサを設置し、横方向加速度データの周波数分析を行い、特有な周波数成分を検出することにより異常運転を検出する技術が開示されている。
特開平6−171393号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、漫然運転時に現れる走行車輛の蛇行を走行中の自動車自体によって生ずる加速度、偏移加速度の変化又はステアリングの舵角変化を用いて判断しているに過ぎず、急発進や急停車等の運転者の癖に依存する不適切な運転の診断、及び矯正を行うことはなされていない。
本発明の目的とするところは、車両に進行方向の加速度を検出する加速度センサを設置し、発進や停止の際に適正な運転がなされているかを診断し、急発進や急停車等の運転者の癖に依存する不適切な運転の矯正を行うことになる。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様では、対象物に装着したセンサユニットとセンタ装置とが通信自在に構成され、当該対象物に係る適正運転を診断する適正運転診断システムであって、加速度センサと、当該加速度センサにより計測された加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する通信手段とを有するセンサユニットと、上記加速度データの一次微分値の正負を判断し、一次微分値が正の場合には発進状態にあるものとして加速度データが第1の適正運転領域内にあるか否かを判断し、当該加速度データが第1の適正運転領域内にない場合には運転が不適正であるものと診断する適正運転診断部を有するセンタ装置と、を具備することを特徴とする適正運転診断システムが提供される。
本発明の第2の態様では、対象物に装着したセンサユニットとセンタ装置とが通信自在に構成され、当該対象物に係る適正運転を診断する適正運転診断システムであって、加速度センサと、当該加速度センサにより計測された加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する通信手段とを有するセンサユニットと、上記加速度データの一次微分値の正負を判断し、一次微分値が負の場合には停止状態にあるものとして加速度データが第2の適正運転領域内にあるか否かを判断し、当該加速度データが第2の適正運転領域内にない場合には運転が不適正であるものと診断する適正運転診断部を有するセンタ装置と、を具備することを特徴とする適正運転診断システムが提供される。
本発明の第3の態様では、対象物に装着したセンサユニットとセンタ装置とが通信自在に構成され、当該対象物に係る適正運転を診断する適正運転診断システムであって、加速度センサと、当該加速度センサにより計測された加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する通信手段とを有するセンサユニットと、上記加速度データの一次微分値の正負を判断し、一次微分値が正の場合には発進状態にあるものとして加速度データが第1の適正運転領域内にあるか否かを判断し、当該加速度データが第1の適正運転領域内にない場合には運転が不適正であるものと診断し、一方、一次微分値が負の場合には停止状態にあるものとして加速度データが第2の適正運転領域内にあるか否かを判断し、当該加速度データが第2の適正運転領域内にない場合には運転が不適正であるものと診断する適正運転診断部を有するセンタ装置と、を具備することを特徴とする適正運転診断システムが提供される。
本発明の第4の態様では、対象物に装着したセンサユニットとセンタ装置とが通信自在に構成され、当該対象物に係る適正運転を診断する適正運転診断システムであって、加速度センサと、当該加速度センサにより計測された加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する通信手段とを有するセンサユニットと、上記加速度データの一次微分値を算出し、当該一次微分値の絶対値が第1の所定値を超える場合には緊急停止もしくは追突がなされたものと診断し、当該一次微分値の正負を判断し、一次微分値が正の場合には発進状態にあるものとして加速度データが第1の適正運転領域内にあるか否かを判断し、当該加速度データが第1の適正運転領域内にない場合には運転が不適正であるものと診断し、一方、一次微分値が負の場合には停止状態にあるものとして加速度データが第2の適正運転領域内にあるか否かを判断し、当該加速度データが第2の適正運転領域内にない場合には運転が不適正であるものと診断する適正運転診断部を有するセンタ装置と、を具備することを特徴とする適正運転診断システムが提供される。
本発明の第5の態様では、上記第1乃至第4の態様において、上記センタ装置は、上記運転が不適正であると診断した場合に所定の警告をなす警告発生部を更に備えることを特徴とする適正運転診断システムが提供される。
本発明によれば、車両に進行方向の加速度を検出する加速度センサを設置し、発進や停止の際に適正な運転がなされているかを診断し、急発進や急停車などの運転者の癖に依存する不適切な運転の矯正を行う適正運転診断システムを提供することにある。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
この適正運転診断システムは、車両に進行方向の加速度を検出する加速度センサを設置し、発信、停止の際に適正な運転がなされているのかを判定するものであり、急発進、急停車などの運転者の癖に依存する不適正な運転の矯正を目的とする。従って、自動車教習所における無線授業(教官が横に乗車せず、無線で運転内容を指示する授業)の場合、運転者が自主的に運転を練習する場合(仮免許運転)などへの適用が可能である。
具体的には、本実施の形態では、発進、停止の際に変化する加速度センサデータの時間変化について、上限曲線と下限曲線に挟まれる適正運転領域を設定し、この領域に入れば適性、この領域を外れると不適正と判定する。さらに、運転者の習熟度が上昇すると、この適正運転領域の許容幅を狭く設定し運転者の更なる運転レベルの向上を図る。
以下、これをふまえて本発明の一実施の形態を詳述する。
図1には、本発明の第1の実施の形態に係る適正運転診断システムの概念図を示し説明する。この適正運転診断システムでは、診断する対象である車輛等である対象物にセンサユニット2を装着しており、当該センサユニット2がセンタ装置1と無線ネットワーク5を介して通信自在に構成されている。尚、センタ装置1とセンサユニット2とが中継器を介して通信を行うように構成してもよいことは勿論である。
この図1のセンタ装置1は、アンテナ部11と、信号分配部12、受信部13、送信部14、センサデータ収集処理部15、センサ制御部16とで構成されている。
そして、このセンサデータ収集処理部15の詳細な構成は図2に示される。
即ち、センサデータ収集処理部15は、加速度データ記憶部151と、加速度データ平均化処理部152と、適正運転診断部153、警告発生部154からなる。
このような構成において、アンテナ部11は、センサ制御部16からの制御信号を送信する送信アンテナ機能とセンサユニット2からのセンシング信号を受信する受信アンテナ機能とを有する。この両機能の切り換えはアンテナ部11に接続されたサーキュレータ等からなる信号分配部12が行う。受信部13は、センサユニット2から無線ネットワークやアンテナ部11を介して送信された無線信号を受信した後、当該無線信号を復調し、この復調により得られるセンシング信号をセンサデータ収集処理部15へ出力する。
送信部14は、センサ制御部16から出力された制御信号を変調した後、無線信号に変換し、この無線信号をアンテナ部11から無線ネットワークを介してセンサユニット2に向けて送信することになる。このセンサ制御部16は、例えばCPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)を備えたものであり、センサユニット2によるセンシング開始やセンシング周期に関する指令を含む制御信号を出力する。
センサデータ収集処理部15は、受信したセンシング信号から対象物の状態を判定する部分である。本実施の形態では、対象物の状態を検出することで適正運転がなされているか否かを診断することが目的なので、センタ装置1は、センサユニット2からのセンシング信号を継続して受信する。受信部13から加速度データとしてのセンシング信号を受信すると、センサデータ収集処理部15内では、この加速度データを加速度データ記憶部151に一時記憶する。次に、記憶されている加速度データを適宜読み出し、加速度データ平均化処理部152において移動平均等の手法によりデータの平均化を行う。ここでの平均化処理は不要な成分を除外するために行われるものであり、状態の検出に必須の処理ではないことは勿論である。次に、平均化された加速度データに基づいて、適正運転診断部153が詳細は後述するようにして、対象物の状態より適正運転がなされているか否かを判定する。そして、適正運転がなされていない、例えば急発進や急停車等がなされていると判断された場合には、後段の警告発生部154が音声等により警告を行う。
尚、警告発生部154に通信機能をもたせ、外部の教習官控え室に通信で警告信号を発し、当該外部にてあわせて警告を行うようにしてもよい。また、この警告は、上記音声出力以外にランプ等の点灯、表示モニタ上での警告表示等でもよい。
一方、図1に示されるように、対象物に装着されるセンサユニット2は、アンテナ部21とセンサ駆動制御部22、センシング信号送信部23、アンテナ部24、センサ駆動信号受信部25、警告発生部26を備える。
尚、図3に示されるように、図1の構成からセンサ駆動信号受信部25を削除し、センサユニットが自立的に駆動するセンサユニット3の如き構成としてもよい。この場合にはセンサユニット3は、図3のセンサ31、センサ駆動制御部32、センシング信号送信部33、アンテナ部34、警告発生部35、バッテリ36からなる。
さらに、図4に示されるように、図1の構成からセンシング信号送信部23、アンテナ部24、センサ駆動信号受信部25を削除し、センタ装置1と通信することなくセンサユニット2が単独で自立的に適正運転がなされているか否かを診断、その結果に応じて警告等の出力を行うような構成としてもよい。この場合には、センサユニット4は、センサ41、センサ駆動制御部42、警告発生部43、バッテリ44からなる。
以下、この一実施の形態では、先に図1に示されるような構成のセンサユニット2を採用することを前提に更なる説明を進める。
ここで、図5にはセンサユニット2の構成要素であるセンサ駆動制御部22とセンサ本体21との詳細な構成を示し説明する。この図5に示すように、センサ本体21は加速度センサ211を有する。一方、センサ駆動制御部22は、中央処理装置(CPU)223と、記憶部222、クロック信号発生部225、AD変換部221、サーバ・プログラミング・インターフェース(SPI)224とで構成されている。
このような構成において、クロック信号発生部225は、CPU223のクロック制御信号に基づいて所定周期のクロック信号を発生する。記憶部222は、CPU223により実行されるプログラムや設定データ等を記憶している。CPU223は、センサ本体21の加速度センサ211を始めとして、センシング信号送信部23、センサ駆動信号受信部25を駆動制御するもので、上述したセンタ装置1から送られてくるセンシング開始及び終了、センシング周期等の指令の内容を不図示のメモリに記憶する。
CPU223は、この保存された指令と記憶部222に記憶された設定データに基づいてクロック制御信号を生成してクロック信号発生部225に出力する。クロック信号発生部225より発生されるクロック信号により、駆動信号として、センシング開始及び終了、センシング周期に関する信号を生成する。AD変換部221は、CPU223からの制御信号により駆動される加速度センサ211からの加速度データをデジタル信号に変換するもので、CPU223よりSPI224を介してセンシング信号として出力する。
なお、CPU223から加速度センサ211に供給する駆動信号としてはスタンバイ信号が用いられる。加速度センサ211は、スタンバイ信号が“H”レベルになるとセンシングを行う動作状態となり、”L“レベルになると非動作状態、つまり電力消費量の少ないスタンバイ状態となる。バッテリ27は、例えばボタン型リチウム電池からなり、DC電圧を、センサ本体21、センサ駆動制御部22、センシング信号送信部23、及びセンサ駆動信号受信部25に駆動電源として供給する。
図6にはセンサユニット2の構成要素であるセンシング信号送信部23とセンサ駆動信号受信部25の詳細な構成を示し説明する。
この図6に示すように、センシング信号送信部23は、SPI231とデジタル信号制御部232、信号変調部233、混合部234、電力増幅部235、送受信信号分配部236とを備えている。また、センサ駆動信号受信部25は、水晶発振器252と位相安定化回路253、電圧制御型発振器254、低雑音増幅部256、混合部255、信号復調部257、デジタル信号制御部258、SPI251とを備えている。
このような構成において、センシング信号送信部23は、センサ駆動制御部22からのセンシング信号をSPI231を介してデジタル信号制御部232に取り込み、信号変調部233でデジタル変調、例えばQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調し、混合部234にて電圧制御型発信器254の出力と混合した所定周波数に変換してセンシングデータを作成し、当該センシングデータを電力増幅部235で電力増幅し、送受信信号分配部236よりアンテナ部24を介して、センタ装置1に向け送信させる。
一方、センサ駆動信号受信部25は、センタ装置1から送られた無線信号をアンテナ部24で受信すると、送受信信号分配部236で分配し、低雑音増幅部256でフィルタリングした後、混合部255に取り込む。そして、当該混合部255にて、無線信号を電圧制御型発振器254の出力と混合した所定周波数に変換した後、信号復調部257でデジタル復調し、このデジタル復調により得られた制御信号をデジタル信号制御部258よりSPI251を介してセンサ駆動制御部22に供給する。
以下、図7のフローチャート及び図8の判定基準概念図を参照して、本発明の一実施の形態に係る適正運転診断システムによる特徴的な動作を説明する。
尚、図8(a)は発進基準パターンを示しており、図8(b)は停止基準パターンを示している。両図共に、横軸は時間、縦軸は加速度データを示しており、第1及び第2の適正運転領域に加速度データが位置する場合には運転が適正なものと判断する。これら第1及び第2の適正運転領域は上限曲線と下限曲線により規定される。つまり、この実施の形態において、適正運転がなされているか否かを判断する基準に相当する。
さて、センタ装置1は、アンテナ部11を介して車両等の対象物に装着されたセンサユニット2からの加速度データをセンシング信号として受信すると(ステップS1)、この加速度データをセンサデータ収集処理部15の加速度データ記憶部151が一時的に記憶して(ステップS2)、加速度データ平均化処理部152が当該加速度データを平均化する(ステップS3)。この平均化された加速度データを不図示の記憶部が記憶する。
続いて、適正運転診断部153が、この平均化された加速度データを読み出し、一時微分値を算出し、当該一次微分値の絶対値が第1の所定値A(予め定められた緊急停止を判断する基準値)を超えるか否かを判断する(ステップS5)。ここで、一次微分値の絶対値が第1の所定値Aを超える場合には、緊急停止若しくは追突がなされたものと判断し、適正運転診断を停止する(ステップS6)。この場合に警告発生部154から音声ガイダンス等により対応を指示してもよい。
上記ステップS5にて、一次微分値の絶対値が第1の所定値Aを超えない場合には、適正運転診断部153は、一次微分値が正の値か負の値かを判断し(ステップS7)、当該一次微分値が正の値である(加速度データの時間変化が増加の傾向にある)と判断した場合には、発進状態であると判断し(ステップS8)、図8(a)に示されるような発進基準パターンと平均化された加速度データとを比較して運転が適正か否かを判断する(ステップS9)。具体的には、適正運転診断部153は、加速度データが図8(a)に示した第1の適正運転領域内にあるか否かを判断することになる。
ここで、適正であれば(ステップS10)、上記ステップS2に戻り、上記動作を繰り返してモニタリングを継続し、不適正であれば(ステップS11)、警告発生部154にて警告を発生する(ステップS12)。
一方、一次微分値が負の値である(加速度データの時間変化が減少の傾向にある)と判断した場合には、適正運転診断部153は停止状態であると判断し(ステップS13)、図8(b)に示されるような停止基準パターンと平均化された加速度データとを比較して適性か否かを診断する(ステップS14)。具体的には、適正運転診断部153は、加速度データが図8(a)に示した第1の適正運転領域内にあるか否かを判断する。
この判断の結果、運転が適正であれば(ステップS15)、上記ステップS2に戻り、上記動作を繰り返してモニタリングを継続し、不適正であれば(ステップS16)、警告発生部154にて警告を発生する(ステップS18)。
以上説明したように、本発明の一実施の形態によれば、例えば教習車等の車両である対象物に装着したセンサユニット2とセンタ装置1が通信自在に構成され、当該対象物に係る適正運転を診断する適正運転診断システムであって、加速度センサ211と、当該加速度センサ211により計測された加速度データをセンシング信号として上記センタ装置1に送信する通信手段(この通信手段とは、例えば図1のアンテナ部24、センシング信号送信部23、センサ駆動信号受信部25の少なくともいずれかに相当する)とを有するセンサユニット2と、上記加速度データの一次微分値を算出し、当該一次微分値の絶対値が第1の所定値Aを超える場合には緊急停止若しくは追突がなされたものと診断し、当該一次微分値の正負を判断し、一次微分値が正の場合には発進状態にあるものとして図8(a)に示す発進基準パターンと加速度データとを更に比較して第1の適正運転領域内にない場合には運転が不適正であるものと診断し、一方、一次微分値が負の場合には停止状態にあるものとして図8(b)に示す停止基準パターンと加速度データとを更に比較して第2の適正運転領域内にない場合には運転が不適正であるものと診断する適正運転診断部153を備えたセンタ装置1と、を具備することを特徴とする適正運転診断システムが提供される。尚、この診断の結果、運転が不適正であると診断した場合に、警告発生部154より所定の警告、例えば音声ガイダンスや警告表示等をするようにしてもよい。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能である。
例えば、センサユニット2の内部に加速度データを記憶する記憶部を設け、事後的に当該記憶部に記憶されている加速度データを読み出し、適正運転の診断を事後的に確認するようにしてもよいことは勿論である。さらに、2軸、3軸の加速度センサを採用し、当該2軸、3軸の加速度センサの出力を処理し、適正運転診断が可能なように構成することは可能であることは勿論である。
本発明の一実施の形態に係る適正運転診断システムの概念図である。 センタ装置1のセンサデータ収集処理部15の詳細な構成を示す図である。 センサユニット2の他の構成例を示す図である。 センサユニット2の他の構成例を示す図である。 センサユニット2の構成要素であるセンサ駆動制御部22とセンサ本体21との詳細な構成を示す図である。 センサユニット2の構成要素であるセンシング信号送信部23とセンサ駆動信号受信部25の詳細な構成を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る適正運転診断システムによる特徴的な動作を説明するためのフローチャートである。 (a)は発進基準パターンを示す図であり、(b)は停止基準パターンを示す図である。
符号の説明
1…センタ装置、2…センサユニット、5…無線ネットワーク、11…アンテナ部、12…信号分配部、13…受信部、14…送信部、15…センサデータ収集処理部、16…センサ制御部、21…アンテナ部、22…センサ駆動制御部、23…センシング信号送信部、24…アンテナ部、25…センサ駆動信号受信部、26…警告発生部、27…バッテリ。

Claims (5)

  1. 対象物に装着したセンサユニットとセンタ装置とが通信自在に構成され、当該対象物に係る適正運転を診断する適正運転診断システムであって、
    加速度センサと、当該加速度センサにより計測された加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する通信手段とを有するセンサユニットと、
    上記加速度データの一次微分値の正負を判断し、一次微分値が正の場合には発進状態にあるものとして加速度データが第1の適正運転領域内にあるか否かを判断し、当該加速度データが第1の適正運転領域内にない場合には運転が不適正であるものと診断する適正運転診断部を有するセンタ装置と、
    を具備することを特徴とする適正運転診断システム。
  2. 対象物に装着したセンサユニットとセンタ装置とが通信自在に構成され、当該対象物に係る適正運転を診断する適正運転診断システムであって、
    加速度センサと、当該加速度センサにより計測された加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する通信手段とを有するセンサユニットと、
    上記加速度データの一次微分値の正負を判断し、一次微分値が負の場合には停止状態にあるものとして加速度データが第2の適正運転領域内にあるか否かを判断し、当該加速度データが第2の適正運転領域内にない場合には運転が不適正であるものと診断する適正運転診断部を有するセンタ装置と、
    を具備することを特徴とする適正運転診断システム。
  3. 対象物に装着したセンサユニットとセンタ装置とが通信自在に構成され、当該対象物に係る適正運転を診断する適正運転診断システムであって、
    加速度センサと、当該加速度センサにより計測された加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する通信手段とを有するセンサユニットと、
    上記加速度データの一次微分値の正負を判断し、一次微分値が正の場合には発進状態にあるものとして加速度データが第1の適正運転領域内にあるか否かを判断し、当該加速度データが第1の適正運転領域内にない場合には運転が不適正であるものと診断し、一方、一次微分値が負の場合には停止状態にあるものとして加速度データが第2の適正運転領域内にあるか否かを判断し、当該加速度データが第2の適正運転領域内にない場合には運転が不適正であるものと診断する適正運転診断部を有するセンタ装置と、
    を具備することを特徴とする適正運転診断システム。
  4. 対象物に装着したセンサユニットとセンタ装置とが通信自在に構成され、当該対象物に係る適正運転を診断する適正運転診断システムであって、
    加速度センサと、当該加速度センサにより計測された加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する通信手段とを有するセンサユニットと、
    上記加速度データの一次微分値を算出し、当該一次微分値の絶対値が第1の所定値を超える場合には緊急停止もしくは追突がなされたものと診断し、当該一次微分値の正負を判断し、一次微分値が正の場合には発進状態にあるものとして加速度データが第1の適正運転領域内にあるか否かを判断し、当該加速度データが第1の適正運転領域内にない場合には運転が不適正であるものと診断し、一方、一次微分値が負の場合には停止状態にあるものとして加速度データが第2の適正運転領域内にあるか否かを判断し、当該加速度データが第2の適正運転領域内にない場合には運転が不適正であるものと診断する適正運転診断部を有するセンタ装置と、
    を具備することを特徴とする適正運転診断システム。
  5. 上記センタ装置は、上記運転が不適正であると診断した場合に所定の警告をなす警告発生部を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の適正運転診断システム。
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