JP2006340297A - 視聴装置及び視聴システム - Google Patents

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Abstract

【課題】視聴途中で中断したコンテンツを、時間及び空間的な制限を気にすることなく中断箇所から再生を再開することのできる視聴装置及び視聴システムを提供する。
【解決手段】コンテンツ104の中断状況を記録媒体120に格納し、記録媒体120から視聴情報118を取得したり、記録媒体120へ視聴情報118の書き込みを行い、コンテンツ104の再生時に再生対象コンテンツ104が視聴途中であるかどうか判断する視聴情報制御エンジン121を備える。これにより、視聴途中で中断したコンテンツ104を記録媒体120を介して同様の視聴システムが設置されている別の場所で中断途中からの視聴を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像や音楽を含むマルチメディアデータをオンデマンド形式で再生する視聴システムに関し、特に再生途中で中断した後、中断した箇所から再生することができる視聴装置及び視聴システムに関する。
従来、ホテルや図書館などの施設において映像や音楽などのコンテンツを視聴できる視聴システムがある。従来の視聴システムは、ホテルなどの宿泊施設で用いられているVOD(Video On Demand)システムを例に取ると、滞在期間内で選択した映像コンテンツの視聴を一時中断しても同滞在期間中であれば追加料金が発生することなく中断した箇所から視聴再開が可能なサービスが行われている(例えば、特許文献1参照)。その仕組みは、ユーザが視聴を中断した情報をサーバ側で管理し、端末から同ユーザがシステムにアクセスしたときにサーバ側の処理により中断箇所からの再生を行っている。
また、サーバ側で中断情報を管理するのではなく、端末側で管理する提案もあり(例えば、特許文献2参照)、その提案によれば、端末内に設けられた記録装置にコンテンツの識別子と中断情報を格納し、再開時にその情報を元にサーバ側に再生を要求し、サーバは指定された中断箇所から映像を送信する。
また、端末間で継続視聴を実現するケースとして、据置テレビとモバイル端末との間での公知例が2点ある(例えば、特許文献3及び4参照)。その1つはテレビで視聴していたコンテンツを途中で中断し、モバイル端末で再開するというもので、中断情報はサーバ側に持ち、端末を変更しても中断箇所からの継続視聴を可能にしている。もう1つは、各端末にコンテンツの蓄積機能を設け、蓄積したコンテンツの視聴中の中断情報を端末間で無線により送受信し、端末間での継続視聴を可能にしている。
特開平4−10061号公報 特開平8−205121号公報 特開2004−56542号公報 特開2004−48132号公報
しかしながら、従来の視聴システムにおいては、次のような問題がある。すなわち、視聴途中でホテル等の宿泊施設をチェックアウトしてしまうと、視聴コンテンツや中断箇所といった情報はユーザの個人情報として削除されるので、同じ宿泊施設に後日宿泊した場合でも前回視聴途中であったコンテンツも新たに視聴する扱いとなり再度視聴料金が必要である。
また、3時間に及ぶ映画コンテンツ等は1回の滞在中に視聴時間を確保できず、ユーザが視聴を敬遠する要因となり、施設側のVODサービスの売上に結びつけることが困難である。
また、システムの仕組みとしては、サーバ側でユーザ毎に中断情報を管理する構成では、ユーザ数やコンテンツの数が多くなると管理する情報が膨れ上がりサーバ側のスペックを上げる必要がある。また、端末内の記録装置にユーザ毎の中断情報を格納する構成では、ホテルや図書館といった公共施設における据置端末の場合、ユーザの視聴履歴といった個人情報を不特定多数のユーザが使用する端末に格納しておくことは個人情報保護の観点から不適当である。更に、不特定多数のユーザが特定の端末を操作することになるので、利用ユーザ数の増加に伴い管理するデータ量も増加し、端末側のスペックを上げる必要が生じてしまう。端末間における視聴途中のデータのやり取りは無線が有効な近距離であり、公共施設間のような遠距離間におけるやり取りには拠点間のインフラ整備が不可欠となる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ホテル等の宿泊施設への滞在時に視聴途中で中断したコンテンツを、次回滞在時に中断箇所から再開できることを可能とし、更に同じコンテンツを有している系列施設間でも中断の再開を可能とすることのできる視聴装置及び視聴システムを提供することを目的とする。
上記目的は下記構成及びプログラムにより達成される。
(1) 映像や音楽を含むマルチメディアデータをオンデマンド形式で再生する視聴装置において、視聴したコンテンツの情報である視聴情報を生成すると共に、コンテンツの再生中に視聴が中断された場合に中断箇所を前記視聴情報として登録する視聴情報生成手段と、前記視聴情報生成手段にて生成された前記視聴情報を記録媒体に記録し、また前記記録媒体から前記視聴情報を読み出す媒体制御手段と、コンテンツの再生時に該コンテンツの視聴情報が前記記録媒体に視聴中断状態にあると記録されているかどうかを確認する視聴状況確認手段と、再生しようとするコンテンツが視聴中断状態のものであれば前記中断箇所から再生する再生制御手段と、を備える。
この構成によれば、視聴途中で中断したコンテンツを記録媒体を介して同様の視聴システムが設置されている別の場所で中断途中からの視聴を行うことができる。
(2) 上記(1)に記載の視聴装置において、前記視聴情報生成手段は、前記中断箇所を示す情報として中断時の日時を使用し、前記視聴状況確認手段は、中断日時から一定期間内のコンテンツのみ確認する。
この構成によれば、中断後の一定期間内でのみ継続視聴サービスを享受することができる。
(3) 上記(1)又は(2)に記載の視聴装置において、前記視聴情報生成手段は、最後まで再生されたコンテンツに対する前記視聴情報として、最後まで再生されたことを示す符号を登録し、前記視聴状況確認手段は、最後まで再生されたことを示す符号のあるコンテンツを確認するとユーザに対して以前に視聴したことがあることを通知する。
この構成によれば、ユーザに対して以前に視聴したことがあることを通知することができる。
(4) 映像や音楽を含むマルチメディアデータを配信するサーバと、前記サーバからのマルチメディアデータをオンデマンド形式で再生するクライアントとを備える視聴システムにおいて、前記クライアントとして、上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の視聴装置を備える。
この構成によれば、視聴途中で中断したコンテンツを記録媒体を介して同様の視聴システムが設置されている別の場所で中断途中からの視聴を行うことができる。
(5) 映像や音楽を含むマルチメディアデータをオンデマンド形式で再生するためのプログラムにおいて、コンテンツを再生することで該コンテンツの情報である視聴情報を生成し、更にコンテンツの再生中に視聴が中断された場合には中断箇所を前記視聴情報として登録するステップと、生成された前記視聴情報を記録媒体に記録し、また前記記録媒体から前記視聴情報を読み出すステップと、コンテンツの再生時に該コンテンツの視聴情報が前記記録媒体に視聴中断状態にあると記録されているかどうかを確認するステップと、再生しようとするコンテンツが視聴中断状態のものであれば前記中断箇所から再生するステップと、を備え、コンピュータに前記各ステップを実行させる。
このプログラムによれば、視聴途中で中断したコンテンツを記録媒体を介して同様の視聴システムが設置されている別の場所で中断途中からの視聴を行うことができる。
本発明の視聴装置によれば、視聴途中で中断したコンテンツを記録媒体を介して同様の視聴システムが設置されている別の場所で中断途中からの視聴を行うことができる。
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る視聴システムの概略構成を示すブロック図である。この図において、本実施の形態に係る視聴システムは、VOD端末(視聴装置)101と、VODサーバ102と、コンテンツ管理サーバ103とを備えて構成される。VOD端末101には、記録媒体120が挿入可能となっている。VODサーバ102には、視聴対象となるコンテンツ104が格納されており、VOD端末101からの再生要求に応じてVOD端末101に映像ストリームが流される。
コンテンツ管理サーバ103は、コンテンツ情報DB(データベース)105と、プレイリストファイル106と、GUI(Graphical User Interface)構築部107と、通信部108とを備えている。コンテンツ情報DB105は、VODサーバ102に登録されているコンテンツ104の一覧を付加情報(タイトル名等)として管理する。GUI構築部107は、コンテンツ情報DB105の情報を元にコンテンツ104の一覧画面といったVOD端末101側で表示するGUI画面を構築する。このGUI画面により、ユーザはVODサーバ102に格納されているコンテンツ104を選択することができる。プレイリストファイル106は、コンテンツ104毎に用意され、コンテンツ104の格納先情報をURL(Uniform Resource Locator)形式で記述している。通信部108は、VOD端末101とのデータ送受信の窓口であり、プレイリストファイル106やGUI構築部107で構築したHTML(Hypertext Markup Language)をVOD端末101へ送信する。
VOD端末101は、VOD制御部(再生制御手段)111と、GUI制御部113と、処理判定部115に、コンテンツの視聴状況を記録した視聴情報118を制御する視聴情報制御エンジン121を追加した構成である。視聴情報制御エンジン121は、視聴状況確認部116と、視聴情報生成部117と、媒体制御部119とを備えて構成される。
VOD制御部111は、VODサーバ102に対してユーザが選択したコンテンツ104の再生要求や、入力装置109からの停止/早送り/巻き戻し/一時停止といったトリックプレイ要求を行い、VODサーバ102から得られたコンテンツ104のストリーム情報を出力装置110上に再生する。また、再生対象のコンテンツ104が視聴中断状態であることを視聴状況確認部116から通知された場合は、中断箇所からの再生をVODサーバ102に要求する。GUI制御部113は、Webブラウザに相当し、コンテンツ管理サーバ103で構築したHTML形式のGUI画面を出力装置110上に出力する。また、GUI画面上で選択されたコンテンツ104に対するプレイリストファイル106をコンテンツ管理サーバ103から受信する。
処理判定部115は、入力装置109からの信号を受け付けて、信号を処理するブロックに振り分ける。例えば、VOD再生状態でトリックプレイ操作が行われた場合は、VOD制御部111にトリックプレイ操作の信号を渡し、GUI画面上での操作が行われた場合は、GUI制御部113へ操作信号を渡す。視聴状況確認部116は、ユーザによって選択されたコンテンツ104の再生時にVOD制御部111が起動し、選択されたコンテンツ104が視聴情報118に視聴中断状態として記録されていないかどうか判定し、その結果をVOD制御部111に伝える。視聴情報生成部117は、コンテンツ104の再生を中断した場合に処理判定部115が起動し、視聴情報118として出力する。
媒体制御部119は、記録媒体120に格納されている視聴情報を読み出し、視聴情報118としてVOD端末101内に展開する。この場合、展開とはVOD端末101内の不図示のメモリあるいはRAM等の記憶装置上にデータを出力することを意味する。また、ユーザが記録媒体120を抜き取る際に、VOD端末101内に展開されている視聴情報118を記録媒体120へ格納する。読み出しと書き込みはユーザのGUI操作を契機として処理判定部115より起動する。
ここで、図2は、本実施の形態で扱うファイルの構成を示す。図2の(a)は、視聴情報118の内部を、図2の(b)はプレイリストファイル106を示している。視聴情報118には、コンテンツID201、中断ポイント202が格納される。コンテンツID201はコンテンツ104の識別子であり、コンテンツ104毎に用意されているプレイリストファイル106内に記載されているものと同一の情報であり、視聴情報118のレコードとプレイリストファイル106を対応付けている。中断ポイント202は、コンテンツ104の再生を中断した時のコンテンツ104の先頭からの経過時間である。プレイリストファイル106には、コンテンツID201、URL203が格納される。コンテンツID201はコンテンツ104の識別子である。URL203は、コンテンツ104の格納先を示す情報である。
以上のように構成された視聴システムについて、図3〜図5に示すフローチャートを用いてその動作を説明する。処理は、記録媒体120から視聴情報118を展開する処理と、視聴情報118を生成する処理と、継続視聴を実行する処理と、視聴情報118を記録媒体120に格納する処理とに分かれる。
図3に示すフローチャートにおいて、記録媒体120から視聴情報118を展開する処理は、記録媒体120をVOD端末101に接続することで起動する。媒体制御部119は記録媒体120が接続されたことを検知し(ステップS301)、VOD端末101内に既に視聴情報118が展開されていないか確認する(ステップS302)。展開されていない場合は、記録媒体120に格納されているコンテンツID201と中断ポイント202の組み合わせをVOD端末101内の視聴情報118に展開する(ステップS304)。展開されている場合は、記録媒体120を接続する前にVOD操作を行い再生を中断した場合に該当する。まず、記録媒体120からコンテンツID201と中断ポイント202のデータを1レコード分読み出し(ステップS303)、展開されている視聴情報118内に同じコンテンツID201のものが存在しないか確認する(ステップS305)。存在する場合は、VOD端末101内に展開済みのデータを使用するため、上記で読み出したレコードの情報は破棄し、次のレコードを記録媒体120から読み出す。存在しない場合は、展開済みの視聴情報118に追記する形で上記レコードの情報を展開する(ステップS306)。この操作を記録媒体120内の全レコードについて行う(ステップS307)。
図4に示すフローチャートにおいて、視聴情報118を生成する処理は、ユーザがVODを再生中に停止する場合とVOD端末101の別の機能へ切替を行った時に発生する。この場合、別の機能とは、メニュー画面を呼び出したり、TV視聴画面へ切り替える等、VODの再生状態から切り替えることを意味する。上記切替は入力装置109を用いてユーザが操作することで発生する。入力装置109上での操作内容は処理判定部115で内容を解析し、上記のVODを中断する操作の場合はVOD制御部111に対してVODの中断を指示する。VOD制御部111はVODの中断をVODサーバ102に要請し、中断対象となったコンテンツ104のコンテンツID201と中断ポイント202を処理判定部115に返す。処理判定部115はコンテンツID201と中断ポイント202を視聴情報生成部117に渡す。
視聴情報生成部117は、視聴情報118が既にVOD端末101内に展開されているか確認する(ステップS321)。展開されていない場合は、新規に展開し(ステップS322)、処理判定部115から送られてきたコンテンツID201と中断ポイント202の組を書き込む(ステップS323)。展開されている場合は、視聴情報118内に処理判定部115から送られてきたコンテンツID201の記録の有無を確認する(ステップS324)。既に記録されている場合は、そのレコードを今回の中断ポイント202で更新する(ステップS326)。存在しない場合は、新たなレコードとしてコンテンツID201と中断ポイント202の組を書き込む(ステップS325)。
図5に示すフローチャートにおいて、継続視聴を実行する処理では、ユーザがVOD再生操作を行った場合に発生する。再生操作は出力装置110上に表示されているコンテンツ一覧などの画面上でコンテンツ104を入力装置109により選択することで開始する。入力装置109による操作信号は処理判定部115に送られ、コンテンツ104選択の操作であることを検知するとGUI制御部113に操作信号を伝える。GUI制御部113は選択されたコンテンツ104に対応するプレイリストファイル106を通信部108を介してコンテンツ管理サーバ103へ要求し、コンテンツ管理サーバ103からプレイリストファイル106をダウンロードする。ダウンロード完了後、GUI制御部113は処理判定部115に処理完了を伝え、処理判定部115は、VOD制御部111にVOD再生を指示する。VOD制御部111は、プレイリストファイル106からコンテンツID201とコンテンツの格納先のURL203を取得し、視聴状況確認部116にコンテンツID201を渡し、該当するコンテンツ104が視聴途中であるか確認する。
視聴状況確認部116は、渡されたコンテンツID201で視聴情報118を検索し(ステップS341)、該当するレコードの有無を確認し(ステップS342)、該当レコードが有る場合は、中断ポイント202の情報を取得し(ステップS343)、VOD制御部111に送る(ステップS344)。VOD制御部111は、中断ポイント202の位置から再生するようVODサーバ102へ要求する。該当レコードが無い場合は、視聴状況確認部116は該当しないことをVOD制御部111に通知し(ステップS344)、VOD制御部111はコンテンツ104を先頭から再生するようにVODサーバ102へ要求する。VODサーバ102は要求された位置からコンテンツ104のストリームをVOD端末101に送信する。コンテンツ104のストリームはVOD制御部111を介して出力装置110に表示される。
図6に示すフローチャートにおいて、視聴情報118を記録媒体120に格納する処理は、記録媒体120を取り出す際に発生する。取り出す場合は、PC上でUSB機器を取り外す操作と同様に、GUI上で取り外し可能とするための操作を行う。入力装置109で取り外しの操作を行うと、操作信号が処理判定部115に送られる。処理判定部115は媒体制御部119へ取り外し指示を行うと、媒体制御部119は視聴情報118の内容を読み込み(ステップS361)、記録媒体120に上書き保存する(ステップS362)。保存完了後、媒体制御部119は処理判定部115に取り外し完了の信号を送り(ステップS363)、処理判定部115はGUI制御部113に取り外し完了を伝える。GUI制御部113は取り外し完了であることをGUI上に反映させ出力装置110に表示する。
このように、本実施の形態の視聴システムによれば、コンテンツ104の中断状況を記録媒体120に格納し、記録媒体120から視聴情報118を取得したり、記録媒体120へ視聴情報118の書き込みを行い、コンテンツ104の再生時に再生対象コンテンツ104が視聴途中であるかどうか判断する視聴情報制御エンジン121を備えたので、視聴途中で中断したコンテンツ104を記録媒体120を介して同様の視聴システムが設置されている別の場所で中断途中からの視聴を行うことができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る視聴システムについて説明する。図7は、本実施の形態の視聴システムにおけるファイルの構成を示す図である。上述した実施の形態1で示した視聴情報118に対し、図7の(a)に示すように、中断ポイント202を登録した日時を示す中断日時204の項目を設けている。また、図7の(b)に示すように、プレイリストファイル106には継続視聴を許可する期間を示す規定時間205の項目を追加している。
以上のように構成された視聴システムについて、図8に示すフローチャートを用いてその動作を説明する。なお、前述した図5に示すフローチャートと共通する部分の説明は省略する。図8において、継続視聴を実行する処理で、視聴状況確認部116が再生対象となるコンテンツ104の中断状況を確認する際、現在の時刻と中断日時204を比較し(ステップS501)、その差が規定時間205を超える場合は中断対象コンテンツとして扱わず、先頭からの再生を行うようにする。規定時間205はサービスを提供する側(例えばホテル事業者)が設定し、プレイリストファイル106に「1年」や「3ヶ月」といった有効期間として記載しておく。プレイリストファイル106はコンテンツ再生時にVOD制御部111にて読み込まれるため、VOD制御部111から視聴状況確認部116に規定時間205として渡し、視聴状況確認部116内で規定時間205内にあるか判定する。
このように、本実施の形態の視聴システムによれば、視聴情報118に中断日時204の項目を設け、視聴状況確認部116に中断状態にあるコンテンツについて規定時間205の超過を判定するので、中断後の一定期間内でのみ継続視聴サービスを提供し、期間限定による顧客の囲い込みを可能とすることができる。継続視聴可能期限を設けることで、一度視聴したコンテンツが永久に無料視聴できる状況を防止し、コンテンツ提供側の利益を保証する一方で、一定期間内であればユーザにとって有利なサービスとなる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3に係る視聴システムについて説明する。図9は、本実施の形態の視聴システムの概略構成を示すブロック図である。本実施の形態では、実施の形態1で示した視聴情報制御エンジン121に対し、表示情報加工部601を有し、視聴情報118の中断ポイント202で最後まで視聴したコンテンツ104については、視聴済みであることを示す記号を登録する機能を視聴情報生成部117に追加した。表示情報加工部601は、コンテンツ一覧などのGUI画面をGUI制御部113が出力装置110に表示する際、その元となるHTML114を取り込む。そして、HTML114内に記載されているコンテンツID201を元に視聴情報118から視聴済みコンテンツを検索し、視聴済みを示す記号をHTML114内に埋め込む。
以上のように構成された視聴システムについて、図10に示すフローチャートを用いてその動作を説明する。図10において、GUI制御部113がHTML114を表示する際、一旦処理判定部115に信号を送り、処理判定部115が表示情報加工部601に対し加工処理を依頼する。表示情報加工部601は、HTML114を読み込みコンテンツID201の記載部分を検出する(ステップS701)。そして、検出したコンテンツID201を元に視聴情報118を検索し(ステップS702)、該当するレコードの有無を確認する(ステップS703)。該当レコードが存在しない場合は、HTML114からのコンテンツID201の検出(ステップS701)に戻る。該当レコードが存在する場合は、最後まで視聴済みである事を示す符号が中断ポイント202に記載されていないか確認し(ステップS704)、記載されていない場合は、HTML114からのコンテンツID201の検出に戻る(ステップS701)。記載されている場合は、視聴済みであることを示す表示記号をHTML114内に埋め込む(ステップS705)。以上の処理をHTML114内に記載されている全てのコンテンツID201について実施し(ステップS706)、完了後出力装置110へHTML114に表示する(ステップS707)。
このように、本実施の形態の視聴システムによれば、コンテンツ一覧画面に対して視聴済みであることを示す記号を埋め込む表示情報加工部601を設けることにより、ユーザに対して以前に視聴したことがあることを通知することができる。
本発明は、特定施設に滞在している期間内という時間と空間的な制限を気にすることなくコンテンツの視聴サービスを享受できるといった効果を有し、ホテルや図書館・博物館等におけるオンデマンド型の視聴システム等への適用が可能である。
本発明の実施の形態1に係る視聴システムの概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る視聴システムで扱うファイルを示し、(a)は視聴情報の構成図、(b)はプレイリストファイルの構成図 本発明の実施の形態1に係る視聴システムにおける記録媒体から視聴情報を展開する場合の媒体制御部の処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態1に係る視聴システムにおける視聴情報生成部の処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態1に係る視聴システムにおける視聴状況確認部の処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態1に係る視聴システムにおける記録媒体へ視聴情報を格納する場合の媒体制御部の処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態2に係る視聴システムで扱うファイルを示し、(a)は視聴情報の構成図、(b)はプレイリストファイルの構成図 本発明の実施の形態2に係る視聴システムの動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態3に係る視聴システムの概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る視聴システムの動作を説明するためのフローチャート
符号の説明
101 VOD端末
102 VODサーバ
103 コンテンツ管理サーバ
104 コンテンツ
105 コンテンツ情報DB
106 プレイリストファイル
107 GUI構築部
108 通信部
109 入力装置
110 出力装置
111 VOD制御部
113 GUI制御部
114 HTMLファイル
115 処理判定部
116 視聴状況確認部
117 視聴情報生成部
118 視聴情報
119 媒体制御部
120 記録媒体
121 視聴情報制御エンジン
201 コンテンツID
202 中断ポイント
203 URL
204 中断日時
205 規定時間
601 表示情報加工部

Claims (5)

  1. 映像や音楽を含むマルチメディアデータをオンデマンド形式で再生する視聴装置において、
    視聴したコンテンツの情報である視聴情報を生成すると共に、コンテンツの再生中に視聴が中断された場合に中断箇所を前記視聴情報として登録する視聴情報生成手段と、
    前記視聴情報生成手段にて生成された前記視聴情報を記録媒体に記録し、また前記記録媒体から前記視聴情報を読み出す媒体制御手段と、
    コンテンツの再生時に該コンテンツの視聴情報が前記記録媒体に視聴中断状態にあると記録されているかどうかを確認する視聴状況確認手段と、
    再生しようとするコンテンツが視聴中断状態のものであれば前記中断箇所から再生する再生制御手段と、
    を備える視聴装置。
  2. 前記視聴情報生成手段は、前記中断箇所を示す情報として中断時の日時を使用し、
    前記視聴状況確認手段は、中断日時から一定期間内のコンテンツのみ確認する請求項1に記載の視聴装置。
  3. 前記視聴情報生成手段は、最後まで再生されたコンテンツに対する前記視聴情報として、最後まで再生されたことを示す符号を登録し、
    前記視聴状況確認手段は、最後まで再生されたことを示す符号のあるコンテンツを確認するとユーザに対して以前に視聴したことがあることを通知する請求項1又は請求項2に記載の視聴装置。
  4. 映像や音楽を含むマルチメディアデータを配信するサーバと、
    前記サーバからのマルチメディアデータをオンデマンド形式で再生するクライアントとを備える視聴システムにおいて、
    前記クライアントとして、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の視聴装置を備える視聴システム。
  5. 映像や音楽を含むマルチメディアデータをオンデマンド形式で再生するためのプログラムにおいて、
    コンテンツを再生することで該コンテンツの情報である視聴情報を生成し、更にコンテンツの再生中に視聴が中断された場合には中断箇所を前記視聴情報として登録するステップと、
    生成された前記視聴情報を記録媒体に記録し、また前記記録媒体から前視聴情報を読み出すステップと、
    コンテンツの再生時に該コンテンツの視聴情報が前記記録媒体に視聴中断状態にあると記録されているかどうかを確認するステップと、
    再生しようとするコンテンツが視聴中断状態のものであれば前記中断箇所から再生するステップと、
    を備え、コンピュータに前記各ステップを実行させるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009130504A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Sharp Corp コンテンツ配信システム、情報端末、コンテンツ配信サーバ、およびプログラム

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