JP2006338610A - レジストリ情報の修復方法および情報処理装置 - Google Patents

レジストリ情報の修復方法および情報処理装置 Download PDF

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Abstract


【課題】 レジストリ情報を短時間にかつより確実に修復することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】 情報処理装置1の電源が切断されるとき、CPU10は、RAM11に記憶されているレジストリ情報をFlash ROM12に退避する。レジストリ情報をFlash ROM12に退避するとき、レジストリ情報を、複数の領域、たとえばA面およびB面のそれぞれの領域に記憶する。情報処理装置1の電源が投入されると、CPU10は、レジストリ情報を記憶したFlash ROM12の領域のうちの1つの領域のレジストリ情報、たとえばA面のレジストリ情報にエラーがあるか否かをチェックする。エラーがないとき、A面のレジストリ情報をRAM11に書き込む。A面のレジストリ情報にエラーがあるとき、B面のレジストリ情報をRAM11に書き込む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理装置における情報の修復方法、より詳細にはプログラムが実行される実行条件を定めるレジストリ情報の修復方法およびその修復方法を用いた情報処理装置に関する。
情報処理装置、たとえばPDA(Personal Digital Assistance)などのモバイル端末、ハンディターミナル、POS(Point Of Sales)端末、およびパーソナルコンピュータなどのコンピュータシステムは、オペレーティングシステム(以下、OSと略す)およびアプリケーションプログラムなどの動作環境の設定情報を、高速アクセス可能なメモリ、たとえば半導体メモリから構成されるRAM(Random Access Memory)に記憶する。一般に用いられる高速アクセス可能なRAMは、揮発性のメモリであり、電源を切断すると記憶していた情報は消失するため、情報処理装置は、電源を切断するとき、これらの設定情報を不揮発性の記憶装置に退避しておき、OS起動時にRAM上に復帰させる。退避しておくための不揮発性の記憶装置には、たとえば磁気ディスク装置などの記憶装置が用いられるが、手に持って操作することができるハンディタイプの小型のコンピュータなどでは、Flash ROM(Flash Read Only Memory)などの半導体メモリが用いられる。
レジストリ情報は、OSおよびアプリケーションプログラムなどのプログラムが実行される実行条件を定める情報であり、OSおよびアプリケーションプログラムなどの動作環境の設定情報を含む。このレジストリ情報が壊れていると、プログラムを正常に実行させることができない。したがって、障害が発生したレジストリ情報の修復は、情報処理装置にとって重要な課題である。
コンピュータシステムの障害を受けた部分を検出して、修復することができる従来技術として、コンピュータシステム障害修復方法がある。このコンピュータシステム障害修復方法は、コンピュータシステムに対する変更を監視し、変更があったことを検出すると、検出した変更と、インストールされているアプリケーション毎の作業定義に含まれる必要条件とを比較することによって、その変更が、各アプリケーションとコンフリクトを生じるか否かを判定する。コンフリクトが生じたときは、既知の有効なバージョンのアプリケーションによって修復する。作業定義に含まれる必要条件は、レジストリ情報であるレジストリ設定などの環境および制約条件を含む(たとえば特許文献1参照)。
特開2001−356914号公報
レジストリ情報を不揮発性の記憶装置に記憶しておく上述した従来技術は、レジストリ情報を記憶しておいた不揮発性の記憶装置に障害が発生して、レジストリ情報を読み出せなくなると、たとえばバックアップ用の記録媒体に別途記憶しておいた初期状態のレジストリ情報を用いて修復する必要がある。
特許文献1に記載された従来技術は、レジストリ情報をアプリケーション毎の作業定義として記憶しておくことによって、コンピュータシステムに対する変更によって、アプリケーションに影響が生じると、記憶しておいた作業定義に含まれるレジストリ情報に基づいて、影響を受けたアプリケーションを修復するものである。作業定義を記憶している記憶装置に障害が発生すると、作業定義の内容を読み出せなくなり、この場合も、初期状態のレジストリ情報を用いて修復する必要がある。
ハンディターミナルなどのハンディタイプのコンピュータを、顧客対応の際に用いているときにレジストリ情報に障害が発生した場合、レジストリ情報を短時間に修復して、コンピュータを使用することができる状態にする必要がある。しかしながら、初期状態のレジストリ情報から、障害が発生する前の状態のレジストリ情報に修復するためには、多大の時間と労力が必要になり、顧客に迷惑を掛けてしまうことがあるという問題がある。
本発明の目的は、レジストリ情報を短時間にかつより確実に修復することができるレジストリ情報の修復方法および情報処理装置を提供することである。
本発明は、プログラムを実行する際の実行条件を定めたレジストリ情報を記憶する記憶手段と、
記憶手段に記憶されたレジストリ情報を退避させる退避手段と、
レジストリ情報のエラーの有無を検出するエラー検出手段とを含み、
記憶手段に記憶されているレジストリ情報に対してエラー検出手段によるエラー検出を行い、エラーが検出された場合、エラーが検出されたレジストリ情報に変えて、退避手段に退避させたレジストリ情報を使用することを特徴とする情報処理装置である。
本発明に従えば、まず記憶手段によって、プログラムを実行する際の実行条件を定めたレジストリ情報が記憶され、退避手段によって、記憶手段に記憶されたレジストリ情報が退避される。
次に、記憶手段に記憶されているレジストリ情報に対してエラー検出手段によるエラー検出が行なわれて、エラーが検出された場合、エラーが検出されたレジストリ情報に変えて、退避手段に退避させたレジストリ情報が使用される。
このように、プログラムを実行する際の実行条件を定めたレジストリ情報を、退避手段に退避させるので、記憶手段に記憶されているレジストリ情報にエラーが検出されても、退避手段に退避させたレジスト情報によって修復することができる。
また本発明は、プログラムを実行する際の実行条件を定めたレジストリ情報を記憶する第1の記憶手段と、
レジストリ情報を複数記憶可能な第2の記憶手段と、
第1の記憶手段に記憶されたレジストリ情報を第2の記憶手段に複数記憶させる退避手段と、
レジストリ情報のエラーの有無を検出するエラー検出手段と、
第2の記憶手段に記憶している複数のレジストリ情報に対してエラー検出手段によるエラー検出を行い、エラーが検出されなかった場合、そのレジストリ情報を新たなレジストリ情報として第1の記憶手段に記憶させ、エラーが検出された場合、前記エラーが検出されたレジストリ情報を除く第2の記憶手段のレジストリ情報の1つを、第1の記憶手段に記憶させる復帰手段とを含むことを特徴とする情報処理装置である。
本発明に従えば、まず第1の記憶手段によって、プログラムを実行する際の実行条件を定めたレジストリ情報が記憶され、退避手段によって、第1の記憶手段に記憶されたレジストリ情報が、レジストリ情報を複数記憶可能な第2の記憶手段に複数記憶され、エラー検出手段によって、レジストリ情報のエラーの有無が検出される。
次に、復帰手段によって、第2の記憶手段に記憶されている複数のレジストリ情報に対してエラー検出手段によるエラー検出が行なわれ、エラーが検出されなかった場合、そのレジストリ情報が新たなレジストリ情報として第1の記憶手段に記憶され、エラーが検出された場合、前記エラーが検出されたレジストリ情報を除く第2の記憶手段のレジストリ情報の1つが、第1の記憶手段に記憶される。
このように、レジストリ情報を第2の記憶手段に、複数のレジストリ情報として記憶しておくので、記憶された複数のレジストリ情報のうちの一部のレジストリ情報にエラーが生じても、他のレジストリ情報によって、第1の記憶手段に記憶するレジストリ情報を修復することができる。
また本発明は、前記退避手段は、第2の記憶手段に記憶されている複数のレジストリ情報のエラーの有無を前記エラー検出手段に検出させ、前記複数のレジストリ情報の少なくとも1つのレジストリ情報にエラーが検出された場合、第2の記憶手段に記憶されたすべてのレジストリ情報に対して、第1の記憶手段に記憶されているレジストリ情報を退避させることを特徴とする。
本発明に従えば、第2の記憶手段に記憶された複数のレジストリ情報のうち、いずれか1つのレジストリ情報にエラーが検出されたとき、第2の記憶手段に記憶されているすべてのレジストリ情報を、第1の記憶手段に記憶されているレジストリ情報によって更新するので、第2の記憶手段に記憶されるレジストリ情報を、エラーのないレジストリ情報に更新することができる。
また本発明は、前記退避手段は、第2の記憶手段に退避させた複数のレジストリ情報に対する前記エラー検出手段によるエラーの有無の検出結果に基づき、エラーが検出されたレジストリ情報に対して、第1の記憶手段に記憶されているレジストリ情報を書き込むことを特徴とする。
本発明に従えば、第2の記憶手段に記憶された複数のレジストリ情報うちエラーが検出されたレジストリ情報を、第1の記憶手段に記憶されているレジストリ情報によって更新するので、複数のレジストリ情報のうちエラーが検出されたレジストリ情報を、エラーのないレジストリ情報に更新することができる。
また本発明は、前記退避手段は、電源の切断によって、第1の記憶手段に記憶されたレジストリ情報を、第2の記憶手段に記憶させることを特徴とする。
本発明に従えば、情報処理装置1の電源が切断されるときに、第1の記憶手段に記憶されているレジストリ情報を、第2の記憶手段に記憶するので、情報処理装置1の動作中は、レジストリ情報は第2の記憶手段に記憶されない。
また本発明は、前記退避手段は、第1の記憶手段に記憶されたレジストリ情報の内容が変更された後に、電源が切断されることによって、第1の記憶手段に記憶されたレジストリ情報を第2の記憶手段に記憶させることを特徴とする。
本発明に従えば、第1の記憶手段に記憶されたレジストリ情報が変更された後、電源が切断されるときに、第1の記憶手段に記憶されたレジストリ情報を、第2の記憶手段に記憶するので、レジストリ情報が変更されなかったときは、レジストリ情報は、第2の記憶手段に記憶されない。
また本発明は、前記復帰手段は、OS起動時に、第2の記憶手段に記憶されている複数のレジストリ情報のうち1つのレジストリ情報を、新たなレジストリ情報として第1の記憶手段に記憶させることを特徴とする。
本発明に従えば、OSが起動されて、第2の記憶手段に記憶された複数のレジストリ情報のうちの1つのレジストリ情報を、新たなレジストリ情報として第1の記憶手段に記憶するときに、記憶された複数のレジストリ情報のうちの一部のレジストリ情報にエラーがあると、記憶された他のレジストリ情報によって、第1の記憶手段のレジストリ情報を修復するので、OSの起動処理の一貫としてレジストリ情報の修復を行なうことができる。
また本発明は、前記第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段とは、異なる種類の記憶媒体であることを特徴とする。
本発明に従えば、第2の記憶手段を、第1の記憶手段と異なる種類の記憶媒体で構成しているので、レジストリ情報をバックアップするために必要な特質を有する記憶媒体を、第2の記憶手段として用いることができる。
また本発明は、プログラムが実行される実行条件を定めるレジストリ情報を第1の記憶部に記憶する記憶工程と、
第1の記憶部に記憶されたレジストリ情報を第2の記憶部に複数組記憶する退避工程と、
第2の記憶部に記憶されている複数組のレジストリ情報のうちの1つのレジストリ情報のエラーを検出するエラー検出工程と、
エラー検出工程でエラーが検出されなかったとき、エラーが検出されなかったレジストリ情報を、新たなレジストリ情報として第1の記憶部に記憶させ、エラーが検出されたとき、エラーが検出されたレジストリ情報を除く複数組のレジストリ情報のうちの1つのレジストリ情報を、新たなレジストリ情報として第1の記憶部に記憶させる復帰工程とを含むことを特徴とするレジストリ情報の修復方法である。
本発明に従えば、まず記憶工程では、プログラムが実行される実行条件を定めるレジストリ情報を第1の記憶部に記憶し、退避工程では、第1の記憶部に記憶されたレジストリ情報を第2の記憶部に複数組記憶し、エラー検出工程では、第2の記憶部に記憶されている複数組のレジストリ情報のうちの1つのレジストリ情報のエラーを検出する。
次に、復帰工程では、エラー検出工程でエラーが検出されなかったとき、エラーが検出されなかったレジストリ情報を、新たなレジストリ情報として第1の記憶部に記憶させ、エラーが検出されたとき、エラーが検出されたレジストリ情報を除く複数組のレジストリ情報のうちの1つのレジストリ情報を、新たなレジストリ情報として第1の記憶部に記憶させる。
このように、レジストリ情報を第2の記憶部に、複数組のレジストリ情報として記憶しておくので、記憶された複数組のレジストリ情報のうちの一部のレジストリ情報にエラーが生じても、他のレジストリ情報によって、第1の記憶部に記憶するレジストリ情報を修復することができる。
本発明によれば、記憶手段に記憶されているレジストリ情報にエラーが検出されても、退避手段に退避させたレジスト情報によって修復することができるので、レジストリ情報を短時間にかつより確実に修復することができる。
また本発明によれば、第2の記憶手段に記憶した複数のレジストリ情報のうちの一部のレジストリ情報にエラーが生じても、他のレジストリ情報によって、第1の記憶手段に記憶するレジストリ情報を修復することができるので、レジストリ情報を短時間にかつより確実に修復することができる。
また本発明によれば、第2の記憶手段に記憶された複数のレジストリ情報のうち、いずれか1つのレジストリ情報にエラーが検出されたとき、第2の記憶手段に記憶されるすべてのレジストリ情報を、エラーのないレジストリ情報に更新するので、第2の記憶手段に退避されるレジストリ情報の信頼性を向上することができる。
また本発明によれば、複数のレジストリ情報のうちエラーが検出されたレジストリ情報のみを、エラーのないレジストリ情報に更新するので、レジストリ情報の退避時間を短縮することができる。
また本発明によれば、情報処理装置1の電源が切断されるときに、レジストリ情報を退避し、情報処理装置1の動作中にはレジストリ情報の退避を行なわないので、動作中の処理性能の低下を回避することができる。
また本発明によれば、情報処理装置1の電源が切断されるときでも、レジストリ情報が変更されたときにのみ、レジストリ情報を退避するので、レジストリ情報が変更されなかったときは、電源切断時のレジストリ情報退避時間を削減することができる。
また本発明によれば、OSが起動されて、退避されたレジストリ情報を、新たなレジストリ情報として第1の記憶手段に記憶するときに、OSの起動処理の一貫としてレジストリ情報の修復を行なうので、レジストリ情報の修復を、ユーザに意識させることなく行なうことができる。
また本発明によれば、第2の記憶手段として、レジストリ情報をバックアップするために必要な特質を有する記憶媒体を用いることができるので、電源が切断されても、記憶している情報を消失しない不揮発性の記憶媒体を、第2の記憶手段として用いることができる。
また本発明によれば、第2の記憶部に記憶した複数組のレジストリ情報のうちの一部のレジストリ情報にエラーが生じても、他のレジストリ情報によって、第1の記憶部に記憶するレジストリ情報を修復することができるので、レジストリ情報を短時間にかつより確実に修復することができる。
図1は、本発明の実施の一形態である情報処理装置1のハードウエアのブロック図である。情報処理装置1は、たとえば人が手にもって操作することができるハンディターミナルであり、プログラムを実行して情報処理装置1全体を制御するCPU(Central
Processing Unit)10と、CPU10によって実行されるOS(Operating System)およびアプリケーションプログラムなどのプログラムならびに処理対象のデータなどを記憶するRAM(Random Access Memory)11と、OSおよびレジストリ情報などの情報をバックアップのために記憶するFlash ROM(Flash Read Only Memory)12と、Flash ROM12に記憶されたOSなどをRAM11にロードするブートローダおよびハードウエアの診断および初期化処理などを行なうプログラムを記憶するBIOS ROM(Basic Input/Output System Read Only Memory)13とを含む。
RAM11は、CPU10から高速にアクセスすることができる半導体メモリなどで構成されるが、揮発性であるために、情報処理装置1の電源が切断されると、記憶していた情報は消失する。RAM11に記憶している情報のうち、情報処理装置1の電源が投入されて、OSが起動されたときに必要な情報は、不揮発性の記憶装置、たとえばFlash ROM12にバックアップ、つまり退避され、情報処理装置1の電源が投入され、OSが起動されたとき、Flash ROM12からRAM11にリストア、つまり復帰される。Flash ROM12は、書き換え可能の不揮発性のフラッシュメモリなどの半導体メモリであり、電源が切断されても記憶している情報は消失しない。一般的には、不揮発性の記憶装置として、磁気ディスク装置が用いられるが、ハンディターミナルなどのハンディタイプの小型のコンピュータでは、磁気ディスク装置に比べて、比較的消費電力が少なく、かつ耐衝撃性に優れたフラッシュメモリが用いられる。
OSおよびアプリケーションプログラムなどのプログラムが実行される実行条件を定めるレジストリ情報は、RAM11に記憶されており、情報処理装置1の電源が切断されるとき、CPU10は、RAM11に記憶しているレジストリ情報をFlash ROM12に退避する。CPU10は、レジストリ情報をFlash ROM12に退避するとき、レジストリ情報に付加情報を付加して、複数の領域のそれぞれに記憶する。付加情報は、たとえばレジストリ情報のエラーの有無を検出するためのチェックサム値などを含む。
情報処理装置1の電源が投入されると、CPU10は、レジストリ情報を記憶したFlash ROM12の領域のうちの1つの領域のレジストリ情報にエラーがあるか否かをチェックする。エラーがないとき、エラーのなかったレジストリ情報をRAM11に書き込む。エラーがあるとき、エラーのチェックを行ったレジストリ情報の領域を除く他の領域のうちの1つの領域のレジストリ情報をRAM11に書き込む。RAM11およびFlash ROM12に記憶される情報の詳細については、後述する。
情報処理装置1は、さらに、情報を表示する表示画面を有する液晶ディスプレイであるLCD(Liquid Crystal Display)14、LCD14をCPU10からの指示によって制御するLCD Controller15、外部メモリであるCF CARD(Compact
Flash Card)28との情報の転送を制御するCard Controller16、画像を取り込むスキャナであるLASER SCANNER29を制御するSCANNER Controller17、音を出力するSP(Speaker)18、音を入力するMIC(
Microphone)19、CPU10からのデジタル情報を音信号に変換してSP18に出力し、かつMIC19からの音信号をデジタル情報に変換してCPU10に入力するCODEC Controller(Coder Decoder Controller)20、ペン入力するためのTOUCH PANEL21a、ペンで押された位置情報をCPU10に入力するTOUCH PANEL Controller21b、情報処理装置1への情報を入力するKEY BOARD22、時刻情報を生成してCPU10に提供するRTC(Real Time
Clock)23、ユーザへの注意を喚起するための音を出力するBuzzer24、無線通信を制御するBluetooth25、赤外線通信を制御するSIR/FIR(Serial
InfraRed/Fast InfraRed)26、および大量の情報を高速に入出力するためのメモリカードであるSD(Secure Digital)27を含む。
第1の記憶手段および記憶手段は、たとえばRAM11であり、第2の記憶手段は、たとえばFlash ROM12であり、退避手段、エラー検出手段、および復帰手段は、たとえばCPU10で実行されるプログラムの機能である。
このように、第2の記憶手段であるFlash ROM12を、第1の記憶手段であるRAM11と異なる種類の記憶媒体とするので、第2の記憶手段として、レジストリ情報をバックアップするために必要な特質を有する記憶媒体を用いることができる。レジストリ情報をバックアップするために必要な特質を有する記憶媒体、たとえば不揮発性の記憶媒体としては、フラッシュメモリを用いることができる。
すなわち、第2の記憶手段を、第1の記憶手段と異なる種類の記憶媒体で構成しているので、レジストリ情報をバックアップするために必要な特質を有する記憶媒体を、第2の記憶手段として用いることができる。したがって、第2の記憶手段として、レジストリ情報をバックアップするために必要な特質を有する記憶媒体を用いることができるので、電源が切断されても、記憶している情報を消失しない不揮発性の記憶媒体を、第2の記憶手段として用いることができる。
図2は、図1に示したFlash ROM12のメモリ領域の割り当てを示す図である。Flash ROM12は、たとえば64MB(メガバイト)のメモリ容量を有し、32MBのOSイメージ格納領域、1MBのレジストリ保存領域、および31MBのFlash Disk領域から構成される。OSイメージ格納領域は、RAM11にロードするためのOSを記憶する領域であり、デフォールトのレジストリ情報、つまり初期状態のレジストリ情報も記憶する。
レジストリ保存領域は、A面およびB面の2つの領域に分割され、それぞれ512KBのメモリ容量を有する。A面およびB面は、同じデータ構造であり、それぞれヘッダ部および実データ部を有する。ヘッダ部には、レジストリ情報を管理するためのフラグ情報、実データ部のデータ長を示す実データのサイズ、レジストリ情報のエラーの有無をチェックするためのサムチェック値、およびレジストリ情報をレジストリ保存領域に書き込んだ書き込み回数などの付加情報が記憶される。実データ部には、レジストリ情報が記憶される。図2に示した実施の形態では、レジストリ保存領域をA面およびB面の2面として説明したが、3面以上の領域を確保して、レジストリ情報を3つ以上退避することも可能である。
Flash Disk領域は、磁気ディスク装置をエミュレートするFlash Diskとして構成され、OSから磁気ディスク装置としてアクセスされる領域である。このFlash Disk領域には、レジストリ情報のバックアップファイルが記憶される。
図3は、図1に示したRAM11に記憶されるレジストリ情報のバックアップおよびリストアの動作を説明するための図である。RAM11は、たとえば64MBのメモリ容量を有し、プログラム実行用メモリの領域と、データ記憶用メモリの領域とに分けられる。プログラム実行用メモリの領域には、OSおよびアプリケーションプログラムなどのプログラムを記憶する。データ記憶用メモリの領域は、磁気ディスク装置をエミュレートするRAM Diskとして構成され、OSから磁気ディスク装置としてアクセスされる領域である。データ記憶用メモリの領域には、レジストリ情報および処理対象であるデータなどが記憶される。
図3に示した矢印B1は、情報処理装置1に組み込まれているレジストリバックアップツールによって、RAM11のデータ記憶用メモリの領域に記憶されたレジストリ情報を、Flash ROM12のFlash Disk領域にバックアップする場合を示している。レジストリ情報は、OSが動作しているとき、RAM11のデータ記憶用メモリの領域に記憶されている。レジストリバックアップツールは、レジストリ情報をバックアップするためのプログラムからなるツールであり、ユーザは、必要に応じて、そのレジストリバックアップツールを用いて、レジストリ情報をバックアップすることができる。レジストリバックアップツールを用いて、RAM11のデータ記憶用メモリの領域に記憶されたレジストリ情報をバックアップすると、Flash ROM12のFlash Disk領域に、レジストリ情報のバックファイルファイルが生成される。
図3に示した矢印B2は、RAM11のデータ記憶用メモリに記憶されたレジストリ情報を、Flash ROM12のレジストリ保存領域にバックアップ、つまり退避する場合を示している。情報処理装置1の電源が切断されるとき、情報処理装置1は、データ記憶用メモリの領域に記憶されたレジストリ情報を、Flash ROM12のレジストリ保存領域のA面およびB面のそれぞれに記憶する。
このように、情報処理装置1の電源が切断されるときに、第1の記憶手段であるRAM11に記憶されているレジストリ情報を、第2の記憶手段であるFlash ROM12のレジストリ保存領域に記憶して退避するので、レジストリ情報の退避は、情報処理装置1の動作中には行なわれない。
すなわち、情報処理装置1の電源が切断されるときに、第1の記憶手段に記憶されているレジストリ情報を、第2の記憶手段に記憶するので、情報処理装置1の動作中は、レジストリ情報は第2の記憶手段に記憶されない。したがって、情報処理装置1の電源が切断されるときに、レジストリ情報を退避し、情報処理装置1の動作中にはレジストリ情報の退避を行なわないので、動作中の処理性能の低下を回避することができる。
あるいは、電源が切断されるときに、無条件に、RAM11のデータ記憶用メモリの領域に記憶されたレジストリ情報を、Flash ROM12のレジストリ保存領域のA面およびB面のそれぞれに記憶するのではなく、RAM11のデータ記憶用メモリに記憶されたレジストリ情報が変更された後電源が切断されるときに、データ記憶用メモリの領域に記憶されたレジストリ情報を、レジストリ保存領域のA面およびB面のそれぞれに記憶するようにしてもよい。
このように、第1の記憶手段であるRAM11のデータ記憶用メモリに記憶されたレジストリ情報が変更された後、情報処理装置1の電源が切断されるときに、RAM11のデータ記憶用メモリに記憶されたレジストリ情報を、第2の記憶手段であるFlash ROM12のレジストリ保存領域のA面およびB面に記憶するので、レジストリ情報が変更されなかったときは、RAM11のデータ記憶用メモリに記憶されたレジストリ情報は、Flash ROM12に記憶されない。
すなわち、第1の記憶手段に記憶されたレジストリ情報が変更された後、電源が切断されるときに、第1の記憶手段に記憶されたレジストリ情報を、第2の記憶手段に記憶するので、レジストリ情報が変更されなかったときは、レジストリ情報は、第2の記憶手段に記憶されない。したがって、情報処理装置1の電源が切断されるときでも、レジストリ情報が変更されたときにのみ、レジストリ情報を退避するので、レジストリ情報が変更されなかったときは、電源切断時のレジストリ情報退避時間を削減することができる。
さらに、RAM11のデータ記憶用メモリに記憶されたレジストリ情報が変更されないで電源が切断されるとき、Flash ROM12のレジストリ保存領域のA面およびB面に記憶されたレジストリ情報にエラーがあるか否かを、それぞれA面およびB面のヘッダ部に記憶されたチェックサムを用いてチェックする。そして、いずれかの面に記憶されたレジストリ情報にエラーが検出されたときは、Flash ROM12のレジストリ保存領域のA面およびB面に記憶されたレジストリ情報を、データ記憶用メモリの領域に記憶されたレジストリ情報によって更新し、いずれの面のレジストリ情報にもエラーが検出されなかったときは、Flash ROM12のレジストリ保存領域のA面およびB面に記憶されたレジストリ情報を、更新しないようにしてもよい。
このように、第2の記憶手段であるFlash ROM12に記憶されたレジストリ情報のうち、いずれか1つのレジストリ情報にエラーが検出されたとき、第1の記憶手段であるRAM11に記憶されているレジストリ情報を、Flash ROM12のA面およびB面に記憶されたレジストリ情報によって更新するので、Flash ROM12に記憶されたレジストリ情報を、エラーのないレジストリ情報に更新することができる。
すなわち、第2の記憶手段に記憶された複数のレジストリ情報のうち、いずれか1つのレジストリ情報にエラーが検出されたとき、第2の記憶手段に記憶されているすべてのレジストリ情報を、第1の記憶手段に記憶されているレジストリ情報によって更新するので、第2の記憶手段に記憶されるレジストリ情報を、エラーのないレジストリ情報に更新することができる。したがって、第2の記憶手段に記憶された複数のレジストリ情報のうち、いずれか1つのレジストリ情報にエラーが検出されたとき、第2の記憶手段に記憶されるすべてのレジストリ情報を、エラーのないレジストリ情報に更新するので、第2の記憶手段に退避されるレジストリ情報の信頼性を向上することができる。
あるいは、いずれかの面のレジストリ情報にエラーを検出したとき、A面およびB面とも更新するのではなく、エラーを検出した面のレジストリ情報のみを更新するようにしてもよい。具体的には、データ記憶用メモリに記憶されたレジストリ情報が変更されないで電源が切断されるとき、まず、Flash ROM12のレジストリ保存領域のA面に記憶されたレジストリ情報にエラーがあるか否かを、A面のヘッダ部に記憶されたチェックサムを用いてチェックする。エラーがあると、レジストリ保存領域のA面に記憶されたレジストリ情報を、データ記憶用メモリの領域に記憶されたレジストリ情報によって更新する。エラーがないと、レジストリ保存領域のA面に記憶されたレジストリ情報は更新しない。
次に、Flash ROM12のレジストリ保存領域のB面に記憶されたレジストリ情報にエラーがあるか否かを、B面のヘッダ部に記憶されたチェックサムを用いてチェックする。エラーがあると、レジストリ保存領域のB面に記憶されたレジストリ情報を、データ記憶用メモリの領域に記憶されたレジストリ情報によって更新する。エラーがないと、レジストリ保存領域のB面に記憶されたレジストリ情報は更新しない。
このように、第2の記憶手段であるFlash ROM12のA面に記憶されたレジストリ情報にエラーが検出されたとき、A面に記憶されたレジストリ情報を、第1の記憶手段であるRAM11に記憶されているレジストリ情報によって更新し、さらにFlash ROM12のB面に記憶されたレジストリ情報にエラーが検出されたとき、B面に記憶されたレジストリ情報を、RAM11に記憶されているレジストリ情報によって更新するので、エラーが検出された面のレジストリ情報を、エラーのないレジストリ情報に、更新することができる。
すなわち、第2の記憶手段に記憶された複数のレジストリ情報うちエラーが検出されたレジストリ情報を、第1の記憶手段に記憶されているレジストリ情報によって更新するので、複数のレジストリ情報のうちエラーが検出されたレジストリ情報を、エラーのないレジストリ情報に更新することができる。したがって、複数のレジストリ情報のうちエラーが検出されたレジストリ情報のみを、エラーのないレジストリ情報に更新するので、レジストリ情報の退避時間を短縮することができる。
図3に示した矢印R2は、Flash ROM12のレジストリ保存領域にバックアップ、つまり退避されていたレジストリ情報を、RAM11のデータ記憶用メモリにリストア、つまり復帰する場合を示している。OSが起動されたとき、たとえば情報処理装置1の電源が投入されたとき、Flash ROM12のレジストリ保存領域のA面に記憶されたレジストリ情報にエラーがあるか否かを、A面のヘッダ部に記憶されたサムチェック値を用いてチェックする。エラーがないと、A面に記憶されたレジストリ情報を、RAM11のデータ記憶用メモリに記憶する。エラーがあると、B面に記憶されたレジストリ情報を、RAM11のデータ記憶用メモリに記憶する。
図3に示した実施の各形態では、レジストリ保存領域をA面およびB面の2面として説明したが、3面以上の領域を確保して、レジストリ情報を3つ以上退避することも可能である。
このように、複数のレジストリ情報を第2の記憶手段であるFlash ROM12に記憶して退避しておくので、退避された複数のレジストリ情報のうちのいずれかにエラーが生じても、退避された他のレジストリ情報によって、第1の記憶手段であるRAM11に記憶するレジストリ情報を修復することができる。
すなわち、レジストリ情報を第2の記憶手段に、複数のレジストリ情報として記憶しておくので、記憶した複数のレジストリ情報のうちの一部のレジストリ情報にエラーが生じても、他のレジストリ情報によって、第1の記憶手段に記憶するレジストリ情報を修復することができる。したがって、第2の記憶手段に記憶された複数のレジストリ情報のうちの一部のレジストリ情報にエラーが生じても、他のレジストリ情報によって、第1の記憶手段に記憶するレジストリ情報をレジストリ情報を修復することができるので、レジストリ情報を短時間にかつより確実に修復することができる。
さらに、OSが起動されて、第2の記憶手段であるFlash ROM12に記憶されたレジストリ情報を、第1の記憶手段であるRAM11にリストア、つまり復帰するときに、退避された複数のレジストリ情報の一部のレジストリ情報にエラーがあると、退避された他のレジストリ情報によって、RAM11のレジストリ情報を修復するので、OSの起動処理の一貫としてレジストリ情報の修復を行なうことができる。
すなわち、OSが起動されて、第2の記憶手段に記憶された複数のレジストリ情報のうちの1つのレジストリ情報を、新たなレジストリ情報として第1の記憶手段に記憶するときに、記憶された複数のレジストリ情報のうちの一部のレジストリ情報にエラーがあると、記憶された他のレジストリ情報によって、第1の記憶手段のレジストリ情報を修復するので、OSの起動処理の一貫としてレジストリ情報の修復を行なうことができる。したがって、OSが起動されて、退避されたレジストリ情報を、新たなレジストリ情報として第1の記憶手段に記憶するときに、OSの起動処理の一貫としてレジストリ情報の修復を行なうので、レジストリ情報の修復を、ユーザに意識させることなく行なうことができる。
あるいは、レジストリ保存領域のA面に記憶されたレジストリ情報にエラーがあると、無条件に、B面に記憶されたレジストリ情報を、RAM11のデータ記憶用メモリに記憶するのではなく、B面に記憶されたレジストリ情報にエラーがあるか否かを、B面のヘッダ部に記憶されたサムチェック値を用いてチェックした後に、B面に記憶されたレジストリ情報を、RAM11のデータ記憶用メモリに記憶してもよい。すなわち、B面に記憶されたレジストリ情報にエラーがあるか否かを、B面のヘッダ部に記憶されたサムチェック値を用いてチェックして、エラーがないとき、B面に記憶されたレジストリ情報を、RAM11のデータ記憶用メモリに記憶する。
A面およびB面に記憶されたレジストリ情報にエラーがあるときは、図3に示した矢印R1のように、Flash ROM12のFlash Disk領域のレジストリ情報のバックアップファイルを用いて、RAM11のデータ記憶用メモリのレジストリ情報を復帰する。Flash Disk領域にレジストリ情報のバックアップファイルがあるか否かをチェックし、バックアップファイルがあるとき、Flash Disk領域のレジストリ情報を、RAM11のデータ記憶用メモリに記憶する。Flash Disk領域にレジストリ情報のバックアップファイルがないとき、Flash ROM12のOSイメージ格納領域に記憶されているデフォールトのレジストリ情報を、RAM11のデータ記憶用メモリに記憶する。
このように、レジストリ格納領域のA面およびB面のレジストリ情報にエラーが検出されても、Flash Disk領域に記憶されたレジストリ情報のバックアップファイルがあれば、そのバックアップファイルによって、RAM11のレジストリ情報を修復することができるので、より信頼性を向上することができる。
図4は、図3に示したレジストリ情報のバックアップの処理手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、CPU10が、レジストリ情報をFlash Disk領域にバックアップする処理手順を示すものである。まだ情報処理装置1にアプリケーションプログラムなどがインストールされていない状態で、情報処理装置1の電源が投入されたとき、ステップS1に移る。
ステップS1では、BIOS ROM13に記憶されたプログラムによって、情報処理装置1のハードウエアの初期化処理が行なわれ、Flash ROM12のOSイメージ格納領域に記憶されたOSをRAM11のプログラム実行用メモリの領域にロードする。ステップS2では、OSがRAM11のプログラム実行用メモリの領域にロードされると、ロードされたOSが起動される。このとき、Flash ROM12のOSイメージ格納領域に記憶されていたデフォールトのレジストリ情報、つまり初期状態のレジストリ情報が、RAM11のデータ記憶用メモリの領域にロードされる。
ステップS3では、アプリケーションプログラムのインストールを行なう。ステップS4では、システム、つまりOSおよびインストールされたアプリケーションプログラムなどの動作環境の設定を行なう。設定された動作環境は、RAM11のデータ記憶用メモリの領域にロードされたレジストリ情報に登録され、レジストリ情報は初期状態から変更される。ステップS5では、レジストリバックアップツールを実行し、ユーザが操作する指示に従って、RAM11のデータ記憶用メモリの領域に記憶されているレジストリ情報を、Flash ROM12のFlash Disk領域に、レジストリ情報のバックアップファイルとして記憶し、処理を終了する。
このように、Flash ROM12のFlash Disk領域へのレジストリ情報のバックアップファイルの生成は、ユーザからの指示によって行なわれ、ユーザによっては、Flash ROM12のFlash Disk領域に、レジストリ情報のバックアップファイルが生成されない場合もある。レジストリ情報のバックアップファイルが、Flash ROM12のFlash Disk領域に生成されている場合は、レジストリ保存領域のA面およびB面のレジストリ情報にエラーが検出されても、このレジストリ情報のバックアップファイルを用いて、RAM11のレジストリ情報を復帰することができる。
図5は、図3に示したレジストリ情報のバックアップの処理手順の他の例を示すフローチャートである。このフローチャートは、CPU10が、RAM11に記憶されているレジストリ情報を、Flash ROM12のレジストリ保存領域にバックアップする処理手順を示すものである。情報処理装置1の電源が切断されるとき、ステップT1に移る。
ステップT1では、RAM11のデータ記憶用エリアの領域に記憶されているレジストリ情報が変更されたか否かを判定する。レジストリ情報が変更されたか否かは、たとえばレジストリ情報の変更を行なったときに、レジストリ情報の変更が行なわれたことを示す変更情報を、RAM11のデータ記憶用エリアの領域に記憶しておき、その変更情報を参照することによって、変更が行なわれたか否かを判定することができる。レジストリ情報の変更が行なわれたとき、ステップT8に進み、レジストリ情報の変更が行なわれなかったとき、ステップT2に進む。
ステップT2では、Flash ROM12のレジストリ保存領域のA面にレジストリ情報が記憶されているか否かを判定する。レジストリ保存領域のA面にレジストリ情報が記憶されているか否かは、たとえばA面に記憶されているヘッダ部のフラグ情報を参照することによって、判定することができる。A面にレジストリ情報が記憶されていないとき、ステップT6に進み、A面にレジストリ情報が記憶されているとき、ステップT3に進む。ステップT3では、レジストリ保存領域のA面に記憶されているレジストリ情報にエラーがあるか否かを、ヘッダ部に記憶されているサムチェック値を用いてチェックする。エラーがあるとき、ステップT6に進み、エラーがないとき、ステップT4に進む。
ステップT4では、Flash ROM12のレジストリ保存領域のB面にレジストリ情報が記憶されているか否かを判定する。レジストリ保存領域のB面にレジストリ情報が記憶されているか否かは、たとえばB面に記憶されているヘッダ部のフラグ情報を参照することによって、判定することができる。B面にレジストリ情報が記憶されていないとき、ステップT7に進み、B面にレジストリ情報が記憶されているとき、ステップT5に進む。ステップT5では、レジストリ保存領域のB面に記憶されているレジストリ情報にエラーがあるか否かを、ヘッダ部に記憶されているサムチュック値を用いてチェックする。エラーがあるとき、ステップT7に進み、エラーがないとき終了する。
ステップT6では、RAM11のデータ記憶用エリアの領域に記憶されているレジストリ情報を、Flash ROM12のレジストリ保存領域のA面に記憶して、ステップT4に進む。ステップT7では、RAM11のデータ記憶用メモリの領域に記憶されているレジストリ情報を、Flash ROM12のレジストリ保存領域のB面に記憶して、処理を終了する。ステップT8では、RAM11のデータ記憶用エリアの領域に記憶されているレジストリ情報を、Flash ROM12のレジストリ保存領域のA面に記憶した後、ステップT7に進む。
図5に示した処理手順では、レジストリ保存領域のA面およびB面に記憶されているレジストリ情報を、それぞれ個別にチェックを行い、エラーが検出されたレジストリ情報を、RAM11のデータ記憶用メモリの領域に記憶されているレジストリ情報によって更新しているが、レジストリ保存領域のA面およびB面に記憶されているレジストリ情報のいずれかにエラーが検出されたとき、A面およびB面のレジストリ情報を、RAM11のデータ記憶用メモリの領域に記憶されているレジストリ情報によって更新してもよい。
図6は、図3に示したレジストリ情報のリストアの処理手順の一例を示す図である。このフローチャートは、CPU10が、レジストリ情報をRAM11にリストア、つまり復帰する処理手順を示すものである。すでに情報処理装置1にアプリケーションプログラムなどがインストールされている状態で、情報処理装置1の電源が投入されたとき、ステップU1に進む。
ステップU1では、BIOS ROM13に記憶されたプログラムによって、情報処理装置1のハードウエアの初期化処理が行なわれ、Flash ROM12のOSイメージ格納領域に記憶されたOSがRAM11のプログラム実行用メモリの領域にロードされる。ステップU2では、レジストリ情報が、Flash ROM12のレジストリ保存領域のA面に記憶されているか否かを判定する。レジストリ保存領域のA面にレジストリ情報が記憶されているか否かは、たとえばA面に記憶されているヘッダ部のフラグ情報を参照することによって、判定することができる。A面にレジストリ情報が記憶されていないとき、ステップU5に進み、A面にレジストリ情報が記憶されているとき、ステップU3に進む。
ステップU3では、レジストリ保存領域のA面に記憶されているレジストリ情報にエラーがあるか否かを、ヘッダ部に記憶されているサムチェック値を用いてチェックする。A面に記憶されているレジストリ情報にエラーがあるとき、ステップU5に進み、A面に記憶されているレジストリ情報にエラーがないとき、ステップU4に進む。ステップU4では、Flash ROM12のレジストリ保存領域のA面に記憶されているレジストリ情報を、RAM11のデータ記憶用メモリの領域にコピーして、処理を終了する。
ステップU5では、レジストリ情報が、Flash ROM12のレジストリ保存領域のB面に記憶されているか否かを判定する。レジストリ保存領域のB面にレジストリ情報が記憶されているか否かは、たとえばB面に記憶されているヘッダ部のフラグ情報を参照することによって、判定することができる。B面にレジストリ情報が記憶されていないとき、ステップU8に進み、B面にレジストリ情報が記憶されているとき、ステップU6に進む。
ステップU6では、レジストリ保存領域のB面に記憶されているレジストリ情報にエラーがあるか否かを、ヘッダ部に記憶されているサムチェック値を用いてチェックする。B面に記憶されているレジストリ情報にエラーがあるとき、ステップU8に進み、B面に記憶されているレジストリ情報にエラーがないとき、ステップU7に進む。ステップU7では、Flash ROM12のレジストリ保存領域のB面に記憶されているレジストリ情報を、RAM11のデータ記憶用メモリの領域にコピーして、処理を終了する。
ステップU8では、Flash Disk領域に、レジストリ情報のバックアップファイルがあるか否かを判定する。バックアップファイルがあるか否かは、レジストリ情報のバックアップファイルのファイル名が、Flash Disk領域にあるか否かを検索することによって、判定することができる。Flash Disk領域にレジストリ情報のバックアップファイルがあるとき、ステップU9に進み、Flash Disk領域にレジストリ情報のバックアップファイルがないとき、ステップU10に進む。
ステップU9では、Flash Disk領域に記憶されているバックアップファイルのレジストリ情報を、RAM11のデータ記憶用メモリの領域にコピーして終了する。ステップU10では、Flash ROM12のOSイメージ格納領域に記憶されているデフォールトのレジストリ情報、つまり初期状態のレジストリ情報を、RAM11のデータ記憶用メモリの領域にコピーして終了する。デフォールトのレジストリ情報をコピーした場合は、情報処理装置1の電源を切断する前のレジストリ情報と同じ内容ではないので、たとえば図4に示したフローチャートと同じ処理手順で、レジストリ情報を修復する必要がある。
図4〜図6に示した実施の各形態では、レジストリ保存領域をA面およびB面として説明したが、3面以上の領域を確保して、レジストリ情報を3つ以上退避することも可能である。第1の記憶部は、たとえばRAM11であり、第2の記憶部は、たとえばFlash ROM12である。
このように、複数のレジストリ情報を第2の記憶部であるFlash ROM12に記憶して退避しておくので、退避された複数のレジストリ情報のうちのいずれかにエラーが生じても、退避された他のレジストリ情報によって、第1の記憶部であるRAM11に記憶するレジストリ情報を修復することができる。
すなわち、レジストリ情報を第2の記憶部に、複数のレジストリ情報として記憶しておくので、記憶した複数のレジストリ情報のうちの一部のレジストリ情報にエラーが生じても、他のレジストリ情報によって、第1の記憶部に記憶するレジストリ情報を修復することができる。したがって、第2の記憶部に記憶された複数のレジストリ情報のうちの一部のレジストリ情報にエラーが生じても、他のレジストリ情報によって、第1の記憶部に記憶するレジストリ情報を修復することができるので、レジストリ情報を短時間にかつより確実に修復することができる。
さらに、情報処理装置1が、レジストリ情報を自動的に修復して、RAM11にロードするので、ユーザが手動操作で修復した場合に発生する可能性のある誤操作を回避することができ、誤操作に起因する障害を防止することができる。さらにまた、自動的に修復を行ったことを、障害回復ログ、つまり障害回復を行った履歴情報として残しておくことによって、障害原因を早く究明することができるので、保守効率を向上することができ、情報処理装置1のメンテナンスのコストを低減することもできる。
レジストリ保存領域に3面以上の領域を確保して、レジストリ情報を3つ以上退避すると、情報処理装置1の電源を切断するときに、RAM11上のレジストリ情報をFlash ROM12に記憶するためのバックアップ時間が増加する。バックアップ時間が増加すると、ユーザが、電源切断のスイッチを押してから、実際に電源が切断されるまでの時間が伸びることになり、操作性に問題が出てくる。レジストリ情報を修復することができる確率を増やすと共に、電源切断時の操作性を確保するには、レジストリ保存領域を2面で構成することが好ましい。
上述した実施の各形態では、レジストリ情報のFlash ROM12への退避を、情報処理装置1の電源切断時に行なったが、たとえばユーザが指示したときにレジストリ情報を退避するようにしてもよいし、定期的に、たとえば12時間毎あるいは48時間毎などの時間間隔でレジストリ情報を退避するようにしてもよい。
上述した情報処理装置1は、ハンディターミナルを例に説明したが、PDAなどのモバイル端末、POS端末、パーソナルコンピュータ、およびバックアップシステムなど、レジストリ情報、つまりOSなどの設定情報を用いて動作するコンピュータに対して本発明を好適に実施することができる。
本発明の実施の一形態である情報処理装置1のハードウエアのブロック図である。 図1に示したFlash ROM12のメモリ領域の割り当てを示す図である。 図1に示したRAM11に記憶されるレジストリ情報のバックアップおよびリストアの動作を説明するための図である。 図3に示したレジストリ情報のバックアップの処理手順の一例を示すフローチャートである。 図3に示したレジストリ情報のバックアップの処理手順の他の例を示すフローチャートである。 図3に示したレジストリ情報のリストアの処理手順の一例を示す図である。
符号の説明
1 情報処理装置
10 CPU
11 RAM
12 Flash ROM
13 BIOS ROM
14 LCD
15 LCD Controller
16 Card Controller
17 SCANNER Controller
18 SP
19 MIC
20 CODEC Controller
21a TOUCH PANEL
21b TOUCH PANEL Controller
22 KEY BOARD
23 RTC
24 Buzzer
25 Bluetooth
26 SIR/FIR
27 SD
28 CF CARD
29 LASER SCANNER

Claims (9)

  1. プログラムを実行する際の実行条件を定めたレジストリ情報を記憶する記憶手段と、
    記憶手段に記憶されたレジストリ情報を退避させる退避手段と、
    レジストリ情報のエラーの有無を検出するエラー検出手段とを含み、
    記憶手段に記憶されているレジストリ情報に対してエラー検出手段によるエラー検出を行い、エラーが検出された場合、エラーが検出されたレジストリ情報に変えて、退避手段に退避させたレジストリ情報を使用することを特徴とする情報処理装置。
  2. プログラムを実行する際の実行条件を定めたレジストリ情報を記憶する第1の記憶手段と、
    レジストリ情報を複数記憶可能な第2の記憶手段と、
    第1の記憶手段に記憶されたレジストリ情報を第2の記憶手段に複数記憶させる退避手段と、
    レジストリ情報のエラーの有無を検出するエラー検出手段と、
    第2の記憶手段に記憶している複数のレジストリ情報に対してエラー検出手段によるエラー検出を行い、エラーが検出されなかった場合、そのレジストリ情報を新たなレジストリ情報として第1の記憶手段に記憶させ、エラーが検出された場合、前記エラーが検出されたレジストリ情報を除く第2の記憶手段のレジストリ情報の1つを、第1の記憶手段に記憶させる復帰手段とを含むことを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記退避手段は、第2の記憶手段に記憶されている複数のレジストリ情報のエラーの有無を前記エラー検出手段に検出させ、前記複数のレジストリ情報の少なくとも1つのレジストリ情報にエラーが検出された場合、第2の記憶手段に記憶されたすべてのレジストリ情報に対して、第1の記憶手段に記憶されているレジストリ情報を退避させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記退避手段は、第2の記憶手段に退避させた複数のレジストリ情報に対する前記エラー検出手段によるエラーの有無の検出結果に基づき、エラーが検出されたレジストリ情報に対して、第1の記憶手段に記憶されているレジストリ情報を書き込むことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記退避手段は、電源の切断によって、第1の記憶手段に記憶されたレジストリ情報を、第2の記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記退避手段は、第1の記憶手段に記憶されたレジストリ情報の内容が変更された後に、電源が切断されることによって、第1の記憶手段に記憶されたレジストリ情報を第2の記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記復帰手段は、OS起動時に、第2の記憶手段に記憶されている複数のレジストリ情報のうち1つのレジストリ情報を、新たなレジストリ情報として第1の記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  8. 前記第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段とは、異なる種類の記憶媒体であることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  9. プログラムが実行される実行条件を定めるレジストリ情報を第1の記憶部に記憶する記憶工程と、
    第1の記憶部に記憶されたレジストリ情報を第2の記憶部に複数組記憶する退避工程と、
    第2の記憶部に記憶されている複数組のレジストリ情報のうちの1つのレジストリ情報のエラーを検出するエラー検出工程と、
    エラー検出工程でエラーが検出されなかったとき、エラーが検出されなかったレジストリ情報を、新たなレジストリ情報として第1の記憶部に記憶させ、エラーが検出されたとき、エラーが検出されたレジストリ情報を除く複数組のレジストリ情報のうちの1つのレジストリ情報を、新たなレジストリ情報として第1の記憶部に記憶させる復帰工程とを含むことを特徴とするレジストリ情報の修復方法。
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